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【市況一覧】
日経平均株価
40,369.44 +201.37 03/29
TOPIX
2,768.62 +17.81 03/29
マザーズ
746.45 +11.66 03/29
NYダウ平均
39,807.37 +47.29 03/29
ナスダック総合
16,379.46 -20.06 03/29


05月01日 マーケットコメント

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05月05日 マーケットコメント

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05月17日 マーケットコメント


    18日の日経平均株価は、前日比480円34銭高の3万573円93銭と大幅に6日続伸し、連日で年初来高値を更新して取引を終えた。きのう17日、終値ベースで心理的なフシ目の3万円を回復したことから、朝方からカラ売りの買い戻しが先行。終日、堅調に推移した。
     
    業種別では電気機器、精密機器、機械などが上昇した一方、電気・ガス、パルプ・紙、陸運などが下落した。売買代金上位では、海外の有力半導体メーカーが日本国内で投資を拡大するとの期待や米SOX指数の大幅高を受け、東京エレクやアドバンテストを筆頭に信越化学やディスコなどの半導体関連が相対的に堅調。ソニーフィナンシャルグループの上場を前提としたスピンオフ検討開始を材料にソニーGが大幅上昇となった。一方、ソフトバンクGが下げたほか、NTTやKDDI、JR各社が売られた。
     
     
    明日は短期的な過熱感から上値が抑えられる展開が予想される。
    米国市場次第では引き続き買い先行も想定されるが、高値警戒感の方が優勢となりそうだ。先物主導の追い風となるドル円相場も円安方向への戻りのピッチが速い。GW中に付けた高値付近からドル買い一服が予想され、円高に振れれば売り材料になる。 
     
    日経平均の25日移動平均線からの乖離率は7.6%(5/18現在)まで拡大、東証プライムの騰落レシオ(25日)は138.22%と直近ピークから2日続けて低下した。3/16安値から一目均衡表でいう基本数値「42」日目が経過したことで、その前後では上げ一服に注意が必要となる。 また、日経平均やTOPIXの上昇について行けないマザーズ指数が終値ベースで直近安値に迫る弱い動きになっており、保ち合いを下放れると相場全体の短期的な調整サインになることも考えられる。
     
    市場では、内需系やPBR1倍割れ銘柄のグループと、グローバル製造業銘柄との間で「交互に物色される展開が期待される」との見方があった。一方、「米国景気の先行きに不透明感があるなか、経済の安定が評価され日本株が物色されているが、短期的な過熱感が意識される場面もありそう」との慎重な声が聞かれた。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(18日現在)
     
    31102.56  ボリンジャー:+3σ(13週)
    30896.90  ボリンジャー:+3σ(26週)
    30775.09  ボリンジャー:+3σ(25日)
     
    30573.93  ★日経平均株価18日終値
     
    30192.43  ボリンジャー:+2σ(13週)
    30154.74  ボリンジャー:+2σ(25日)
    29846.40  ボリンジャー:+2σ(26週)
    29799.47  均衡表転換線(日足)
    29775.31  6日移動平均線
    29626.34  新値三本足陰転値
    29534.39  ボリンジャー:+1σ(25日)
    29282.30  ボリンジャー:+1σ(13週)
    29132.16  均衡表基準線(日足)
    28914.04  25日移動平均線
    28806.40  均衡表転換線(週足)
    28795.89  ボリンジャー:+1σ(26週)
    28372.17  13週移動平均線
    28293.68  ボリンジャー:-1σ(25日)
    28164.51  均衡表基準線(週足)
    28051.08  75日移動平均線
    27770.70  均衡表雲上限(日足)
    27745.39  26週移動平均線
    27683.86  均衡表雲下限(日足)
    27673.33  ボリンジャー:-2σ(25日)
     
     
    2021年9月高値30795.78円に迫る30667.13円まで上ヒゲを伸ばした。ローソク足はマドを空けて陽線を引き、終値と高値と安値がいずれも連日で前日株価を超える「赤三兵」が4日連続で出現した。25日線との上方乖離率は5.74%と昨年3月30日の5.77%以来の高水準となって短期的な過熱状態を示唆している。TOPIXも陽線ローソク足のマド空けを伴う上昇が続いて「三空」ならぬ「四空」を示現しており、スピード調整圧力の増大に留意が必要となろう。
     
     
     

    【大引け概況】


    18日の日経平均株価は6日続伸し、前日比480円34銭(1.60%)高の3万0573円93銭と、連日で1年8カ月ぶりの高値を更新した。
     
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    きょうはリスクオンの流れが加速、日経平均は一時上げ幅を570円超に広げ、2021年9月14日の高値(3万0670円)に迫る場面もあった。
    前日の米国株市場では債務上限問題に対する過度な不安心理が後退し、NYダウが400ドル超の大幅高に買われたほか、ナスダック総合株価指数も大幅高で年初来高値を更新した。これを受け、東京市場も先物主導で上値追いに拍車がかかった。外国為替市場で円安が進んだこともあり輸出株が買われ、特に半導体関連株に大きく上値を伸ばす銘柄が相次ぎ、全体相場を押し上げた。このほか機械株や海運株なども円安メリット企業として買いが入った。ただ、値上がり銘柄数は全体の52%にとどまった。売買代金は3兆8000億円台で、オプションSQ算出日を除くと3月14日以来の高水準となっている。
     
    バイデン米大統領が野党・共和党のマッカーシー下院議長と会談し、債務上限問題について合意に近づいたと受け止められた。株式相場には買い安心感が広がり、前日の米株式相場が大幅上昇した流れを受けて18日の東京市場でも主力の値がさ株を中心に買いが優勢となった。
     
    外国為替市場で円相場が1ドル=137円台後半と円安・ドル高に傾いていることも、輸出関連株には追い風となった。4月以降、日本株には海外投資家の買いが続く。市場では「低ボラティリティー(変動率)のデフェンシブセクターなどもしっかり上昇し、主力の大型株一辺倒の買いではない。中長期でロング運用を目指す機関投資家の買いが入ってきているようだ」との指摘があった。
     
    日経平均は一段と騰勢を強めている。外国人投資家が出遅れ感や運用成績向上のため出遅れている日本株に資金を振り向ける動きが続いており、関係者からは「90年7月以来となる31000円を目指す動きになってこよう」との声が聞かれるなど、先高期待が高まっている。ただ、急ピッチの上昇に対する過熱感が台頭しているのも事実だ。日経平均が一段と上昇するには、海外景気の安定に加え、国内企業が成長持続のための構造改革を一段と推し進めるなどして業績予想の大幅な改善につながる追加的な材料が不可欠との声も聞かれる。

     

     

    東証株価指数(TOPIX)は5日続伸し、24.24ポイント(1.14%)高の2157.85と、連日で1990年8月以来およそ33年ぶりの高値を更新した。
     
    東証プライムの売買代金は概算で3兆8007億円。売買高は14億2633万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は956と、全体の約5割にとどまった。値下がりは808、変わらずは71銘柄だった。

    業種別株価指数(33業種)は電気機器、精密機器、機械、海運業などが上昇した。下落は電気・ガス業、パルプ・紙、陸運業など。
     
     
    個別では、群を抜く売買代金をこなしたレーザーテックが上昇したほか、東京エレクトロンやアドバンテストなども大商いで株価を急伸させた。ソニーグループは売買代金で2位に食い込み大幅高。任天堂、キーエンスも値を上げた。また、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井物も買われた。クオールホールディングスが値上がり率トップに買われ、芝浦メカトロニクスも急伸。JCRファーマ、フェイスネットワークも値を飛ばした。
     
     半面、ソフトバンクグループが冴えず、東京電力ホールディングスも下落した。JR東海が安く、アサヒグループホールディングスなども軟調。ヤクルト本社、エーザイ、サイバー、楽天グループも値を下げた。チェンジホールディングスは急落。ギフティが大幅安、アイスタイル、ひらまつも売られた。


     


     
    東証スタンダード市場は、米連邦政府の債務上限問題を巡り悲観的な見方が和らぎ、売方の買い戻しが膨らんだが、東証プライム市場に上場する銘柄が堅調でスタンダードTOP20は弱含み。出来高2億4282万株。
    値上がり銘柄数556、値下がり銘柄数719と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、シダー、白鳩、ダントーホールディングス、ヤマザキ、ジオコードがストップ高。CSSホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。田辺工業、テノックス、中央ビルト工業、日東富士製粉、東洋精糖など57銘柄は年初来高値を更新。イクヨ、テラプローブ、ディー・エル・イー、伊豆シャボテンリゾート、山王が買われた。
     
    一方、Abalanceが一時ストップ安と急落した。クックパッド、CAICA DIGITAL、ベクター、エフティグループ、日本食品化工など39銘柄は年初来安値を更新。ソケッツ、ポプラ、明治機械、シダックス、enishが売られた。
     


     
    東証グロース市場は、戻り待ちや利益確定の売りが優勢の展開となった。
    東証マザーズ指数、グロースCoreは反落。東証マザーズ指数の終値は前日比8.28ポイント(1.11%)安い739.00だった。東証プライム市場に上場する銘柄が堅調で、個人投資家のグロース銘柄への関心が薄れているとの指摘が市場で出ていた。幅広い銘柄が売りに押された。
     
    市場関係者は「堅調な東証プライム市場の大型株についていけていない」と指摘。「本来、米国で利上げ停止の観測が出て物色の目が向いても良さそうではあるが、これだけプライムの主力株が強いと厳しいようだ」と話していた。
    東証グロース市場では、ウネリーが大幅に下落した。バンクオブイやドリコムも売られた。一方、プログリットは上場来高値まで買われた。
    値上がり銘柄数159、値下がり銘柄数339と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、アララ、ROBOT PAYMENTが一時ストップ高と値を飛ばした。ユナイテッド、海帆、BRUNO、アンビション DX ホールディングス、ディジタルメディアプロフェッショナルなど19銘柄は年初来高値を更新。Waqoo、プログリット、Photosynth、トレンダーズ、フォースタートアップスが買われた。
     
     一方、ケアネット、アマナ、サンワカンパニー、霞ヶ関キャピタル、イルグルムなど45銘柄が年初来安値を更新。リビングプラットフォーム、うるる、unerry、Welby、コアコンセプト・テクノロジーが売られた。
     


     
    18日午前の日経平均株価は続伸し、前日比440円05銭(1.46%)高の3万0533円64銭、東証株価指数(TOPIX)が21.96ポイント高の2155.57と、いずれも続伸で前場を終えた。
     
    前日の米国株市場でNYダウが400ドルを超える上昇を示すなどリスクオンの流れが強まったことで、主力株を中心に買いが集中した。先物を絡めたインデックス買いで日経平均は一時3万670円近辺まで上昇し、21年9月のバブル後の最高値を目前に捉える場面があった。売買代金も急増、前引け時点で2兆円台に乗せている。特に大型株への資金流入が活発で、売買代金上位の銘柄群は軒並み高い一方、中小型株は軟調な銘柄も多い。プライム市場の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数は拮抗している。
     
    米債務上限問題を巡る過度な警戒感が和らぎ、17日の米株式相場が上昇した。東京株式市場でも投資家が運用リスクを取りやすくなり、値がさのグロース(成長)株が買われて日経平均を押し上げた。
     
    バイデン米大統領が野党・共和党のマッカーシー下院議長と債務上限を巡り協議に臨み、両党ともに合意に前向きな姿勢を示したと受け止められた。買い安心感が広がり、17日の米株式市場では主要な株価指数が大きく上昇した。18日の東京市場では半導体関連株に買いが集まり、相場をけん引している。
     
    海外投資家のアロケーション(資産配分)見直しによる日本株買いが続いている。市場では「3万円近辺で売り持ちを積み上げた個人投資家が、買い戻しを迫られているようだ」との指摘もあった。
     
    後場の日経平均の動きにいつも以上に注目したい。ここ数週間、日本株の独歩高ともいえる強い動きが続いてきたが、概ね共通していえることは後場が強いことだ。前場からの勢いがより加速する場合や前場にやや押されても後場は前場の高値を上回ってくることがよく見られた。上述したように日経平均が目先のピークを付けたとする予想が正しいのであれば、本日の後場の日経平均はこれまでとは異なり、前場高値を上回れず、前場よりも騰勢を弱める動きが見られるだろう。逆にそうならずに前日までと同様、後場に強い動きが見られれば、足元の日本株独歩高の状況はもう少し延長されることになりそうだ。ただ、仮に後者になった場合でも、日経平均がバブル崩壊後の高値を更新すればやはり目先のピークを迎えた可能性が高いと考える。
     
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆0988億円、売買高は7億7311万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は887、値下がりは866、変わらずは82銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では電気機器、精密機器、機械などの上昇が目立った。下落は電気・ガス業、パルプ・紙など。
     
    個別では、きょうも断トツの売買代金をこなしているレーザーテックが大きく買い優勢となったほか、東京エレクトロンやアドバンテストが大幅上昇した。ソニーグループが高く、キーエンスも値を上げた。また、三菱UFJフィナンシャル・グループも物色人気。クオールホールディングスが値上がり率トップに買われ、フェイスネットワークも値を飛ばしている。
     
    半面、ソフトバンクグループが冴えず、東京電力ホールディングス、サイバーも売りに押された。JR東海なども軟調。ギフティが急落、クレディセゾン、ひらまつも売られた。
     


     
    東証スタンダード市場では、プライム市場は順調だが、スタンダード、グロース市場はさえない。プライム市場は、米連邦政府の債務上限問題を巡る悲観的な見方が和らいだことや、為替が円安に進んだことが好感された。スタンダードTOP20は軟調。出来高1億4508万株。
    値上がり銘柄数500、値下がり銘柄数746と、値下がりが優勢だった。
     
    個別ではダントーホールディングス、ヤマザキがストップ高。白鳩は一時ストップ高と値を飛ばした。田辺工業、日東富士製粉、東洋精糖、カンロ、CSSホールディングスなど45銘柄は年初来高値を更新。シダー、伊豆シャボテンリゾート、イクヨ、ディー・エル・イー、ジオコードが買われた。
     
    一方、Abalanceが一時ストップ安と急落した。クックパッド、CAICA DIGITAL、エフティグループ、日本食品化工、歯愛メディカルなど31銘柄は年初来安値を更新。ポプラ、明治機械、ソケッツ、大水、シダックスが売られた。


     
    東証グロース市場は、グロースCoreは小じっかり。東証マザーズ指数はさえない。東証マザーズ指数の前引けは前日比6.39ポイント(0.86%)安い740.89だった。東証プライム市場に上場する銘柄が堅調に推移するなか、個人のグロース市場に上場する銘柄への関心が薄れているとの声があった。
     
    市場では「個人の投資余力は改善傾向にあるが、当面の関心は自社株買いなどを発表した東証プライム市場に上場する銘柄に向かう状況がしばらく続きそうだ」との指摘があった。
     
    東証グロース市場ではカバーやアイスペースが安い。一方、ロボペイは一時、制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われた。値上がり銘柄数150、値下がり銘柄数339と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、アララ、ROBOT PAYMENTが一時ストップ高と値を飛ばした。BRUNO、アンビション DX ホールディングス、ディジタルメディアプロフェッショナル、オークファン、プラスアルファ・コンサルティングなど14銘柄は年初来高値を更新。Waqoo、フォースタートアップス、トレンダーズ、プログリット、プロジェクトカンパニーが買われた。
     
    一方、ケアネット、アマナ、サンワカンパニー、霞ヶ関キャピタル、イルグルムなど33銘柄が年初来安値を更新。うるる、リビングプラットフォーム、unerry、Birdman、triplaが売られた。
     
     

    【寄り付き概況】

    18日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比338円95銭高の3万0432円54銭。

    前日の米国株市場では米債務上限問題に対する過度な不安心理が後退したことで、空売りの買い戻しなどを交えNYダウが400ドルを超える大幅高となったほか、ハイテク系グロース株にも買いが波及し、ナスダック総合株価指の上昇はNYダウの上昇率を上回った。

    バイデン米大統領は17日、債務上限問題について「米国はデフォルト(債務不履行)しない」と述べた。野党・共和党のマッカーシー下院議長も合意できるとの認識を示した。与野党が合意に向けて前向きな姿勢を見せたことで投資家心理が改善した。

    これを受け東京株式市場でもリスクオンの流れが加速している。日経平均は前日に1年8カ月ぶりに3万円大台乗せを果たしたが、きょうは外国為替市場で円安が進行していることも追い風となり、上値追いに一段と弾みがついている。

    東エレクやファストリなど主力の値がさ株が買われて相場を押し上げている。外国為替市場で円相場が1ドル=137円台後半と、円安・ドル高に傾いていることも輸出関連株の支えとなっている。

    東証株価指数(TOPIX)は続伸。

    個別では、アドバンテスト、ソニーGが買われている。三井物、三菱商が年初来高値を更新した。一方、サイバーが売られている。ニチレイ、ニッスイも安い。



     


    「日本株は消去法でしか買われないのか」

    「慎重な楽観論という珍妙な解釈で急反発」

    水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って1%超の急反発。
    主要株価3指数はそろって、5月5日以来の大幅上昇。
    バイデン大統領は「債務上限問題を巡り議会指導部の間で合意が成立すると確信」とコメント。
    楽観的な見方につながった。
    ウエスタン・アライアンス・バンコープは5月12日までの3カ月間に預金残高が20億ドル余り増加したと発表。
    KBW地銀株指数は7.28%上昇。
    2021年1月6日以来の大幅高となった。
    S&P銀行指数も4.46%上昇。
    昨年11月10日以来の大幅高。
    S&P500は最近の取引レンジの上限(約4160)に再び接近。
    同水準はこのところ抵抗線となっている。
    4月の一戸建て住宅着工件数(季節調整済み)は前月比1.6%増。
    年率換算で84万6000戸となった。
    一方、3月の一戸建て住宅着工件数は当初発表の86万1000戸から83万3000戸に大幅に下方修正された。
    国債利回りは上昇(価格は低下)。
    「連邦債務上限引き上げに向けた協議を巡る慎重な楽観論」という珍妙な解釈。
    FF金利先物市場で6月FOMCでFRBが金利を据え置く確率は77%。
    1週間前のほぼ100%から低下した。
    9月に利下げが行われる確率は39%。
    先週は53%だった。
    10年国債利回りは3.571%。
    2年国債利回りは4.160%。
    ドル円は137円台後半。
    WTI原油先物6月限は前日比1.97ドル(2.8%)高の72.83ドル。
    ビッドコインは465ドル高の27430ドル。
    SKEW指数は138.57→137.32→137.53。
    恐怖と欲望指数は55→61(3月15日が22)。

    水曜のNYダウは408ドル(1.24%)高の33420ドルと反発。
    高値33472ドル、安値33050ドル。
    サイコロは3勝9敗。
    騰落レシオは89.37%(前日85.61%)。
    NASDAQ157ポイント(1.28%)高の12500ポイントと反発。
    高値12514ポイント、安値12335ポイント。
    サイコロは6勝6敗。
    騰落レシオは93.27%(前日88.21%)。
    S&P500は48ポイント(1.19%)高の4158ポイントと反発。
    高値4164ポイント、安値4113ポイント。
    サイコロは5勝7敗。
    騰落レシオは97.31%(前日90.77%)。
    ダウ輸送株指数は2994ポイント(2.16%)高の13939ポイントと反発。
    SOX指数は75ポイント(2.49%)高の3124ポイントと反発。
    VIX指数は16.87と低下。
    NYSE出来高は9.58億株(前日8.51億株)。
    3市場合算出来高は103.5億株(前日93.6億株、直近20日平均は105.8億株)。
    シカゴ225先物円建ては大証日中比470円高の30530円。
    ドル建ては大証日中比485円高の30545円。
    ドル円は137.67円。
    10年国債利回りは3.571%。
    2年国債利回りは4.160%。

    「プライム市場指数は3.33ポイント(△0.30%)高で日経平均3万円乗せ」

    水曜の日経平均は寄り付き70円高。
    終値は250円(△0.84%)高の30093円と5日続伸。
    終値での3万円台回復は2021年9月28以来1年8か月ぶり。
    5日間での上昇幅は971日。
    4月は8日続伸で1186円上昇していた。
    4月28日は28459円→28499円にマド。
    5月1日は28879円→29016円にマドで2空。
    15日は29426円→29476円にマド。
    16日は29629円→29779円にマドで2空。
    日足は5日連続で陽線。
    5月オプションSQ値は29235円28銭なので4勝。
    TOPIXは6.43ポイント(△0.30%)高の2133ポイントと4日続伸。
    21年9月14日終値2118ポイントを上抜けてコロナ後高値を更新。
    1990年8月3日(2174ポイント)以来33年ぶりの高値水準。
    TOPIXコア30は1049ポイント。
    2007年10月以来15年ぶりの高値を更新。
    TOPIXバリュー株指数は2304ポイントまで上昇。
    08年11月以降の最高値を3日連続で更新。
    プライム市場指数は3.33ポイント(△0.30%)高の1097.91と4日続伸。
    東証マザーズ指数は0.82ポイント(△0.11%)高の747.28と反発。
    プライム市場の売買代金は3兆3543億円(前日は3兆5529億円)。
    値上がり758銘柄(前日995銘柄)。
    値下がり1007銘柄(前日767銘柄)。
    新高値273銘柄(前日334銘柄)。
    11日連続で3ケタ。
    2月24日→3月9日までの10日以来の記録を越し今年最長。
    新安値49銘柄(前日54銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは143.31(前日148.86)。
    NTレシオは14.10倍(前日14.03倍)。
    4日連続で14倍台。
    サイコロは10勝2敗で83.33%。
    TOPIXは8勝4敗で66.66%。
    マザーズ指数は7勝5敗で58.33%。
    上向きの25日線(28796円)からは△4.50%(前日△4.01%)。
    24日連続で上回った。
    上向きの75日線は28008円。
    37日連続で上回った。
    上向きの200日線(27659円)からは△8.80%(前日△7.94%)。
    35日連続で上回った。
    上向きの5日線は29615円。
    11日連続で上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.059(前日▲13.106%)
    買い方▲7.817%(前日▲7.842%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.433%(前日▲8.414%)。
    買い方▲22.779% (前日▲22.930%)。
    空売り比率は40.3%(前日39.6%、2日ぶりに40%超)
    空売り規制なしの銘柄の比率7.6%(前日7.3%)。
    5月12日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.45%(前週▲9.27%)。
    3週連続で悪化。
    4週連続で1ケタ。
    5月12日時点の裁定売り残は2480億円減の934億円。
    4週連続で減少。
    同裁定買い残は511億円減の9686億円。
    2週ぶりに減少。
    当限は売り残が2864億円減の258億円。
    買い残が485億円減の9278億円。
    翌限以降は売り残が384億円増の675億円。
    買い残が25億円減の408億円。
    日経VIは17.78(前日17.24)。
    2月16日の安値は14.63。
    日経平均採用銘柄のPERは14.21倍(前日14.17倍)。
    前期基準では14.20倍。
    EPSは2117円(前日2106円)。
    5月10日は2005円(前日2005円)まで低下。
    11月15日の過去最高準は2238円。
    225のPBRは1.26倍(前日1.25倍)。
    BPSは23883円(前日237874円)。
    10年国債利回りは0.360%(前日0.390%)。
    日経平均の予想益回りは7.04%。
    予想配当り利回りは2.09%。
    プライム市場の予想PERは15.02倍。
    前期基準では14.93倍。
    PBRは1.24倍。
    プライム市場の予想益回りは6.65%。
    配当利回り加重平均は2.39%。
    プライム市場の単純平均は0.91円安の2527円。
    プライム市場の売買単価は2348円(前日2214円)。
    プライム市場の時価総額は764兆円(前日762兆円)。
    ドル建て日経平均は219.93(前日219.54)と続伸。
    水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比470円高の30530円。
    高値30540円、安値29865円。
    大証先物夜間取引終値は大証日中460円高の30520円。
    気学では「買い方針。大相場のスタートとなる」。
    金曜は「吹き値売りの日、但し安値にあれば小戻しする」。
    ボリンジャーのプラス1σが29367円。
    プラス2σが29939円。
    プラス3σが30510円。
    週足ボリンジャーのプラス2σが29936円。
    4月21日の週からプラス2σでバンドウオーク中。
    プラス3σが30312円。
    月足陽線基準は29123円。
    15日に水星は順行に戻った。


    《今日のポイント5月18日》

    (1)水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って1%超の急反発。
       10年国債利回りは3.571%。
       2年国債利回りは4.160%。
       ドル円は137円台後半。
       SKEW指数は138.57→137.32→137.53。
       恐怖と欲望指数は55→61(3月15日が22)。

    (2)ダウ輸送株指数は2994ポイント(2.16%)高の13939ポイントと反発。
       SOX指数は75ポイント(2.49%)高の3124ポイントと反発。
       VIX指数は16.87と低下。
       NYSE出来高は9.58億株(前日8.51億株)。
       3市場合算出来高は103.5億株(前日93.6億株、直近20日平均は105.8億株)。
       シカゴ225先物円建ては大証日中比470円高の30530円。

    (3)プライム市場の売買代金は3兆3543億円(前日は3兆5529億円)。
       値上がり758銘柄(前日995銘柄)。
       値下がり1007銘柄(前日767銘柄)。
       新高値273銘柄(前日334銘柄)。
       11日連続で3ケタ。
       2月24日→3月9日までの10日以来の記録を越し今年最長。
       新安値49銘柄(前日54銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは143.31(前日148.86)。
       NTレシオは14.10倍(前日14.03倍)。
       4日連続で14倍台。
       サイコロは10勝2敗で83.33%。
     
    (4)上向きの25日線(28796円)からは△4.50%(前日△4.01%)。
       24日連続で上回った。
       上向きの75日線は28008円。
       37日連続で上回った。
       上向きの200日線(27659円)からは△8.80%(前日△7.94%)。
       35日連続で上回った。
       上向きの5日線は29615円。
       11日連続で上回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.059(前日▲13.106%)
       買い方▲7.817%(前日▲7.842%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.433%(前日▲8.414%)。
       買い方▲22.779% (前日▲22.930%)。

    (6)空売り比率は40.3%(前日39.6%、2日ぶりに40%超)
       空売り規制なしの銘柄の比率7.6%(前日7.3%)。
       5月12日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.45%(前週▲9.27%)。
       3週連続で悪化。
       4週連続で1ケタ。
       5月12日時点の裁定売り残は2480億円減の934億円。
       4週連続で減少。
       同裁定買い残は511億円減の9686億円。
       2週ぶりに減少。
       当限は売り残が2864億円減の258億円。
       買い残が485億円減の9278億円。
       翌限以降は売り残が384億円増の675億円。
       買い残が25億円減の408億円。
       日経VIは17.78(前日17.24)。
       2月16日の安値は14.63。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは14.21倍(前日14.17倍)。
       EPSは2117円(前日2106円)。
       5月10日は2005円(前日2005円)まで低下。
       11月15日の過去最高準は2238円。
       225のPBRは1.26倍(前日1.25倍)。
       BPSは23883円(前日237874円)。
       10年国債利回りは0.360%(前日0.390%)。

    (8)プライム市場の単純平均は0.91円安の2527円。
       プライム市場の時価総額は764兆円(前日762兆円)。
       ドル建て日経平均は219.93(前日219.54)と続伸。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが29367円。
       プラス2σが29939円。
       プラス3σが30510円。
       週足ボリンジャーのプラス2σが29936円。
       4月21日の週からプラス2σでバンドウオーク中。
       プラス3σが30312円。
       月足陽線基準は29123円。
       15日に水星は順行に戻った。

    今年の曜日別勝敗(5月17日まで)

    月曜12勝6敗
    火曜14勝4敗(火曜8連勝中)
    水曜11勝8敗
    木曜9勝8敗 (木曜4連勝中)
    金曜13勝5敗(金曜2連勝中)

    5月12日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.45%(前週▲9.27%)。
    3週連続で悪化。
    4週連続で1ケタ。
    5月12日時点の信用売り残は784億円増の8443億円。
    2週ぶりに増加。
    同信用買い残は646億円減の3兆2456億円。
    4週連続で減少。
    信用倍率は3.85倍(前週4.32倍)。
    6週ぶりに3倍台。
    5月12日時点の裁定売り残は2480億円減の934億円。
    4週連続で減少。
    同裁定買い残は511億円減の9686億円。
    2週ぶりに減少。
    当限は売り残が2864億円減の258億円。
    買い残が485億円減の9278億円。
    翌限以降は売り残が384億円増の675億円。
    買い残が25億円減の408億円。

    日本株は「消去法」でしか買われないのか。
    この自虐的な表現が使われている限り、上昇は継続する可能性が高い。
    ある時「消去法の買い」→「持たざるリスク」に変わることは多い。
    これらの20世紀的表現が使用されていること自体、市場認識と現実のズレの証拠。
    特にマスコミに顕著だ。
    3兆円台の売買代金をは決して「買戻し」ではなく「新規買い」を巻き込んだものだろう。
    言い換えれば市場が大好きな「意図的な」買いという表現が正しい。
    「意図的な売り」を盛んに喧伝してきたのだから、意図的な買いはその反対でしかない。
    でも使われないことば。
    消去法ではなく積極的なのだ。

    加えれば・・・。
    日経1面トップは「世界経済、強まる懸念」。
    そして3面が「日経平均3万円台回復」。
    バランス感覚で「景気懸念」をトップにもってきたのだろう。
    でもそうするとつじつまは合わない。
    「景気後退懸念」の中での「株高」。
    景気後退は1−3月の過去のこと。
    そして「日経平均3万円」は夢でもなんでもなく現実。
    ニュースは過去を追うもの。
    相場は未来志向。
    この180度違うベクトルに由来する違いだ。
    もっとも「NY株は慎重な楽観論で急反発」ほどの違和感はないが・・・。

    1週間分の新聞を続けて読み返してみると、ニュースを咀嚼せずに読み散らしていることに気が付く。
    消化するのではなくただ通過して排出もせず、忘却しているだけ。
    これではいけない。
    消化と咀嚼こそが重要だと思うし、活字の解釈のいい加減さに気が付くことも多い。

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    ヘッドウオータース(4011)・・・動兆

    AIを活用したソリューションを提供。
    業務分析から開発、保守・運用まで一気通貫。
    マイクロソフトの協業案件が続伸。
    小売り・建設業向けに好採算のAIのラボ型案件も増勢。
    現場と実務を重視した大型案件が増加。
    エヌビディアやソニーとの協業も拡大。



    (兜町カタリスト櫻井)

    [株価材料]
     
    ■クレディセゾン<8253>
    スルガ銀行<8358>を持ち分会社に 15%取得へ

    ■日米、AIで技術協力 きょう首脳会談 経済安保の裾野拡大

    ■三菱UFJ<8306>
    三菱UFJ銀、円金利上昇で収益500億円増

    ■三井住友<8316>とNEC<6701> 決済子会社2社を合併 電子化を推進

    ■あおぞら銀行<8304>
    前期純利益75%減 外債売却損計上で

    ■非鉄金属に供給過剰感 亜鉛、2年7カ月ぶり安値 中国の需要回復下振れ

    ■マツキヨココカラ<3088>
    宣伝も売る サイト・アプリに取引先の広告

    ■キユーピー<2809>
    ブラジルから鶏卵輸入 国産供給減に対応

    ■パナソニック<6752>
    在庫半減 欠品ゼロへ 家電、量販店とデータ共有

    ■ルネサス<6723>
    マイコン生産能力拡大 1割増、3工場480億円

    ■サンリオ<8136>
    ピューロランド パレード3年ぶり再開 来月17日から

    ■米債務上限合意、バイデン氏「確信」

    ■日立造船<7004>
    陸上養殖を事業化 水処理技術で大規模に

    ■日本ケミコン<6997>
    宮城でハイブリッドコンデンサー増産

    ■内田洋行<8057>
    欧VB買収 教育「CBT」ソフト開発など

    ■出光興産<5019>
    ポリカーボネート事業が成長回帰 光学関連など強み

    ■UBE<4208>
    医薬事業売上高400億円へ

    ■セブン&アイ<3382>
    株主が社長らを提訴 そごう・西武の売却めぐり

    ■IRジャパン<6035>
    インサイダー取引関与疑いで元副社長に事情聴取

     



    18日の東京株式は堅調展開か。
    米国株は上昇。ダウ平均は408ドル高の33420ドルで取引を終えた。きょうは米株高と円安という後押しもある。米国株と同様にディフェンシブ株の一部には軟調な動きがみられそうだが、ほぼ全面高となり、終日堅調に推移すると予想する。
    日経平均株価の予想レンジは、3万円−3万600円を想定。(17日終値3万93円59銭)


    日経平均はきのう17日、心理的なフシ目の3万円を終値ベースで回復。投資家心理の好転が見込まれ、買い優勢の動きとなりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=137円台の半ば(17日は136円98−99銭)、ユーロ・円が1ユーロ=149円台の前半(同148円37−41銭)と、円安方向に振れており、輸出関連銘柄の支えになるとみられる。
    ただ、連騰前の10日終値(2万9122円)から、きのう17日まで約3.3%上昇していることから、買い一巡後には、短期的な過熱感が浮上する可能性もあり、注意したい。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比470円高の3万530円だった。



    【好材料銘柄】 

    ■柿安本店 <2294> 
    株主優待制度を再開。毎年4月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、株主優待利用券(保有株数に応じて1000〜8000円)や「柿安グルメフリーチョイス券」(保有株数1000株以上/1万円または2万相当)を贈呈する。2年以上継続保有する株主には、株主優待利用券500円券1枚を追加する。24年4月末から適用開始。

    ■ROBOT PAYMENT <4374> 
    ヘッドウォータース <4011> [東証G]と連携し、スマートシティやスマートストア向け認証基盤プラットフォームに「決済+α」のソリューション提供を行う。

    ■タメニー <6181> 
    京都府から婚活支援業務を2年連続で受託。

    ■プログリット <9560> 
    6月30日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。



    【主な経済指標・スケジュール】


    18(木)
    【国内】
    4月貿易収支(8:50)
    4月首都圏マンション発売(14:00)
    《決算発表》
    うかい、アーレスティ、イチケン

    【海外】
    米5月フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)
    米4月中古住宅販売(23:00)
    《米決算発表》
    ウォルマート、アプライド・マテリアルズ



    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


     



    17日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前日比408ドル63セント(1.2%)高の3万3420ドル77セントで終えた。

    米連邦政府の借入限度額である「債務上限」問題を巡り、バイデン米大統領とマッカーシー下院議長(野党共和党)ら議会指導部が16日協議したものの、物別れに終わった。だが、バイデン氏はこの日「合意に達することを確信している」と強調した。
     また、ロイター通信によると、マッカーシー氏も17日、債務上限問題で21日までに合意することが可能との見通しを表明。これらを受けて債務不履行に対する悲観的な見方が後退して買いが強まり、ダウは取引中盤以降、上げ幅を拡大する展開となった。

    ダウ平均の構成銘柄ではないが、小売り大手のターゲットが17日発表した2023年2〜4月期決算は市場予想を上回る内容だった。前日にホームセンターのホーム・デポが低調な決算を発表したことで高まった消費の先行き不安が和らいだ。ホーム・デポが買い直されて4%高で終えたほか、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスなど他の消費関連株にも買いが広がった。航空機のボーイングも上昇した。

    半面、製薬のメルクや日用品のプロクター・アンド・ギャンブルといったディフェンシブ株の一部には売りが目立った。

    ナスダック総合株価指数は反発した。前日比157.513ポイント(1.3%)高の1万2500.566で終えた。株主総会で新型車の開発に言及があった電気自動車のテスラが上昇した。半導体のエヌビディアも買われた。


     

    【シカゴ日本株先物概況】

    17日のシカゴ日経平均先物は上昇した。6月物は前日比660円高の3万530円で終えた。米債務上限問題について与野党が近く合意に達するとの期待感から同日の米株式相場が上昇した。投資家心理が強気に傾き、日経平均先物にも買いが広がった。

    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    30530 ( +470 )

    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    30545 ( +485 )
    ( )は大阪取引所終値比
     





    【欧州株式市場】


    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7723.23(−27.85)

    17日のFTSE100種総合株価指数は続落した。前日に比べ27.85ポイント(0.36%)安の7723.23で終えた。米連邦政府の債務上限問題を巡り、ひとまず過度な警戒感が和らぐ中、17日の米株式相場が上昇。医薬品や生活必需品、公益事業などディフェンシブセクターを売る動きが出た。半面、エネルギーや資源、銀行など景気敏感セクターが買われ、下値は堅かった。

    個別では、不動産大手ブリティッシュ・ランドが5.66%安で下落率が最大。特殊化学品大手クローダ・インターナショナルと小売り大手JDスポーツファッションがそれぞれ5.06%安、4.26%安で続いた。一方、投資会社メルローズ・インダストリーズは4.41%高、航空機エンジン製造大手ロールス・ロイスは3.17%高、会計ソフト大手セージは2.66%高だった。



    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 15951.30(+53.37)

    17日のドイツ株価指数(DAX)は反発し、前日に比べ53.37ポイント(0.34%)高の1万5951.30で取引を終えた。17日発表の2023年1〜3月期決算で、23年9月期通期の利益率見通しを上方修正したシーメンスが大幅高となった。エアバスなど資本財セクターの一角に買いが波及したほか、テクノロジーセクターも上昇した。

    個別では、総合電機大手シーメンスが2.55%高、素材化学大手コベストロが2.02%高、航空機大手エアバスが1.71%高と相場をけん引した。半面、コメルツ銀行は3.80%安、ドイツ取引所は3.70%安、香料大手シムライズは2.93%安と売られた。


    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 7399.44(−6.57)

    フランスCAC40種指数は0.09%安だった。
    米債務上限問題の先行き懸念などを背景に売りが優勢だった。


     

05月18日 毎日コラム
【ヒ・ミ・ツ】迷った時のおまじない
・・・続き



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