【市況一覧】
日経平均株価
38,635.62 +83.56 10/04
TOPIX
2,694.07 +10.36 10/04
マザーズ
647.20 -3.13 10/04
NYダウ平均
42,011.59 -184.93 10/04
ナスダック総合
17,918.48 -6.65 10/04


05月01日 マーケットコメント


    今週は堅調展開となった。
    5月相場に突入したが、GWの谷間で立ち合いは2日間。週明け1日の日経平均は、米国株高や円安進行を追い風に大幅上昇。寄り付きから節目の29000円を上回ると、終日同水準より上で推移した。この日にTOPIXは年初来高値を更新した。2日は米国株安を受けても上昇スタート。29200円台に乗せ、昨年8月の高値を上回った。大型連休を前に利食い売りに押されてマイナス圏に沈む場面もあったが、押し目では買いが入ってプラスで終了。年初来高値更新基調が続いた。日経平均は週間では約301円の上昇となり、週足では4週連続で陽線を形成した。
     
     
    来週は波乱含みの展開か。東京株式市場が休場の間、海外ではFOMC、ECB理事会、米アップル決算、米4月雇用統計など、多くの材料を消化する。5月のFOMCで米国の利上げ打ち止めを織り込みに行く流れとなるかが大きな注目点ではあるが、FOMCの結果発表後に米雇用統計を消化するスケジュールでもあり、連休明けの日経平均がどの位置からスタートするのかが非常に読みづらい。月曜にこれらの材料を消化した後も、水曜10日には米4月消費者物価指数の発表があることから、この結果がグローバルマーケットを大きくかく乱する可能性もある。
     
    ただ、国内は引き続き決算発表ラッシュとなる。任天堂、トヨタ、ソフトバンクGなどの注目度の高い企業の発表も多く予定されており、週末の12日にもまだ発表企業数が多い。外部環境が多少不安定になったとしても、決算を吟味しながらの個別物色は活況が続く。米国株が弱かった場合でもある程度は耐性を示し、逆に米国株が強ければ、リスクオンの流れが加速するだろう。外部環境に神経質となりやすい週にはなるが、押し目があれば買いは入りやすく、下値は堅いと予想する。
     
    決算発表予定の社数は、8日が80社程度、9日が約150社、10日が280社強、11日が490社強、12日が1100社超と日を追って増加してくる。業績にらみで短期的な売買が活発化するとみられる。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(2日現在)
     
    30076.64  ボリンジャー:+3σ(26週)
    29742.30  ボリンジャー:+3σ(13週)
    29663.25  ボリンジャー:+3σ(25日)
    29250.85  ボリンジャー:+2σ(26週)
    29208.91  ボリンジャー:+2σ(25日)
    29163.08  ボリンジャー:+2σ(13週)
     
    29157.95  ★日経平均株価2日終値
     
    28771.97  6日移動平均線
    28760.24  均衡表転換線(日足)
    28754.57  ボリンジャー:+1σ(25日)
    28658.83   新値三本足陰転値
    28583.85  ボリンジャー:+1σ(13週)
    28425.06  ボリンジャー:+1σ(26週)
    28353.23  均衡表基準線(日足)
    28300.23  25日移動平均線
    28004.62  13週移動平均線
    27955.86  均衡表転換線(週足)
    27845.89  ボリンジャー:-1σ(25日)
    27713.84  75日移動平均線
    27599.28  26週移動平均線
    27559.59  200日移動平均線
    27470.35  均衡表基準線(週足)
    27425.40  ボリンジャー:-1σ(13週)
    27401.02  均衡表雲上限(日足)
    27391.55  ボリンジャー:-2σ(25日)
    27321.34  均衡表雲上限(週足)
    27256.18  均衡表雲下限(週足)
    27241.45  均衡表雲下限(日足)
     
    昨年8月17日ザラ場高値29222.77円を上回る29278.80円で高寄りした後は前日終値前後で小動きが続いた。日足ローソク足は上ヒゲのない「陰の寄り付き坊主」を示現して上げ一服を示唆。東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は137.99%と3営業日連続で警戒ラインの130%を超え、短期的な過熱状態を窺わせている。しかし、25日移動平均線や一目均衡表の基準線は上向きをキープして上昇トレンド継続の形状。25日線との乖離率は3.03%と買われ過ぎの目安となる5%を下回っており、スピード調整圧力は限られよう。
     
     
     

    【大引け概況】


    2日の日経平均株価は4日続伸し、大引けは前日比34円77銭(0.12%)高の2万9157円95銭だった。3日連続で年初来高値を更新し、2022年8月17日(2万9222円)以来約8カ月ぶりの高値水準を付けた。

     
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    朝方は広範囲にリスクを取る動きが優勢だったが、その後はいったん軟化し前引け時点では日経平均が前日終値を下回っていた。大型連休を控え、東京株式市場では来週まで取引が行われないことから買いポジションを高める動きは限定的。2〜3日の日程で行われる米FOMCを目前に、この結果を見極めようとの思惑も上値を重くした。
     
    外国為替市場で円相場が1ドル=137円台後半まで下落した。円安進行で輸出採算が改善するとの見方から、東京株式市場では電気機器や精密機器などが買われた。指数寄与度の高い東エレクやアドテストの上昇も日経平均の押し上げ要因となった。
     
    買い一巡後は伸び悩んだ。東京市場が5連休の間、海外では米連邦公開市場委員会(FOMC)や欧州中央銀行(ECB)の理事会の結果が公表される。重要イベントを控えているうえ、日経平均は前日までの3営業日で700円あまり上昇していたため、いったん利益を確定するための売りも出やすかった。東証プライム市場では6割の銘柄が下落し、日経平均は小幅ながら下げに転じる場面もあった。
     
    東証株価指数(TOPIX)は4日ぶりに反落した。終値は前日比2.53ポイント(0.12%)安の2075.53だった。
     
    東証プライムの売買代金は概算で2兆6675億円。売買高は10億3952万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は623と、全体の3割強にとどまった。値下がりは1115銘柄、変わらずは96銘柄だった。

     
     

     
    業種別株価指数(33業種)は精密機器、医薬品などが上昇した。下落は不動産業、証券・商品先物取引業、海運業、その他金融業など。
     
    個別では、TOTO、サイバー、高島屋、Jフロント、丸井Gが売られた。三菱UFJ、第一生命HDの銀行・保険、三井不動産、三菱地所の不動産、JR東日本、JR東海の陸運、商船三井、郵船の海運などが軟調。MSOL、インフォマート、ラクスルなどグロース(成長)株が大きく下落。日本M&Aセンター、M&Aキャピタルの下落率も目立った。今期の増益率鈍化見通しを受けて利益確定売りが強まったニッカトー、リケンテクノスは大幅安となり、東証プライム市場の下落率上位に並んだ。前場引け後に決算を発表した双日、三井物産は利食い売りから下落。ほか、レーティング格下げが確認された東邦HDが売られた。
     
    一方、ディスコ、アドバンテスト、ルネサスの半導体株が軒並み大きく上昇。今期減益見通しが保守的とされ、前期上振れ着地が安心感につながったイビデンが急伸。ローム、太陽誘電などハイテクが堅調。HOYA、キーエンス、信越化学など値がさ株もしっかり。第1四半期が好決算となった大塚商会が買われ、月次既存店売上が好感されたKeePer技研は大幅高だった。第一三共など医薬品株の上昇、三井E&Sやルネサスも買われた。


     


     
    東証スタンダード市場はドル高・円安に振れた為替相場が日本株の下支えとなった。連休を前に利益確定売りも出た。スタンダードTOP20は小幅高。出来高2億5948万株。
    値上がり銘柄数674、値下がり銘柄数564と、値上がりが優勢だった。
     
     個別では、GMBがストップ高。アクシーズ、キャンディル、土屋ホールディングス、ヤマト、湖池屋など78銘柄は年初来高値を更新。ジー・スリーホールディングス、テラプローブ、東北新社、ユークス、ノバシステムが買われた。
     
    一方、ANAP、日東製網、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート、チエル、南海化学など19銘柄が年初来安値を更新。インタースペース、トミタ電機、太洋基礎工業、日本製罐、光・彩が売られた。
     


     
    東証グロース市場は売りが先行したものの、時価総額上位の銘柄を中心に値頃感の買いが入り、底堅く推移した。
    東証マザーズ指数、グロースCoreは反発。東証マザーズ指数の終値は前日比2.43ポイント(0.33%)高の744.15だった。前日の米長期金利の上昇を受けて朝方は安く始まったが、一部の主力株に値動きの軽さに着目した物色が向かって上げに転じた。もっとも、連休を控えて積極的な売買を手控える投資家が多かった。
     
    東証グロース市場では、M&A総研やカバー、エニーカラーが上げた。一方でアイスペースやセルシード、リッジアイが下げた。
    値上がり銘柄数228、値下がり銘柄数264と、値下がりが優勢だった。
    グロース市場の売買代金は2日連続で減少した。市場関係者は「連休の谷間で物色意欲は弱い」と話していた。
     
    個別では、ストリームメディアコーポレーション、jig.jp、Fusic、アクアラインがストップ高。ファンデリーは一時ストップ高と値を飛ばした。バルニバービ、コラボス、Aiming、GMOフィナンシャルゲート、Chatworkなど13銘柄は年初来高値を更新。ギックス、ビズメイツ、デジタルプラス、日本ナレッジ、メドレックスが買われた。
     
    一方、ケアネット、トランスジェニック、サンワカンパニー、霞ヶ関キャピタル、ソフトマックスなど29銘柄が年初来安値を更新。セルシード、Welby、AIAIグループ、カイオム・バイオサイエンス、アジャイルメディア・ネットワークが売られた。
     
     


     
    2日午前の日経平均株価は小幅に反落し、前引けは前日比18円35銭(0.06%)安の2万9104円83銭だった。
     
    朝方は買い優勢で日経平均株価は高く始まったものの、買い一巡後は上値の重い展開となり、前引け時点ではマイナス圏に沈んでいる。大型連休を控え手控えムードが強い。いっぽう、日経平均の下げ幅は小さいものの、値下がり銘柄数は全体の74%を占めるなど売り圧力の強い地合いだった。
     
    外国為替市場での円安・ドル高進行を受けて高く始まった、円相場が1ドル=137円台半ばとおよそ2カ月ぶりの円安・ドル高水準を付け、株式市場では輸出採算の改善期待から電気機器など輸出関連株の一角に買いが先行した。値がさの東エレクやアドテストの上昇が指数の支えとなった。
    買いは続かず小幅ながら下げに転じた。前日まで年初来高値を更新していたこともあり、国内の5連休を控えて次第に利益確定売りが優勢となった。
     
    国内の連休中、海外では米連邦公開市場委員会(FOMC)や欧州中央銀行(ECB)理事会の結果が公表される。5日には4月の米雇用統計の発表も控える。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘氏は「イベント通過後にこのところの日本の株高トレンドが変わる可能性もあり、上値ではいったん目先の利益を確定する売りが出ている」と指摘した。
     
    ここのところ、グロース(成長)株の上値の重さが目立つ。景気後退懸念がくすぶる中、景気循環との連動性の高い電気機器セクターなどの上値が重いことは分かるが、景気動向との連動性の低い情報・通信といった内需系セクターのグロース株については、FRBの利上げ停止期待や日本銀行の緩和政策の維持を背景に相対的な強さが見られてもいいと思うが、実際は軟調な銘柄が多い。
     
     
    東証株価指数(TOPIX)は反落した。午前終値は前日比7.64ポイント(0.37%)安の2070.42だった。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆3020億円、売買高は5億922万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1348、値上がりは423銘柄、変わらずは62銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は証券・商品先物取引業、不動産業、海運業、銀行業などが下落した。上昇は精密機器、医薬品など。
     
    個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが安く、日立製作所、メルカリなども軟調。TOTOやサイバー、野村が下落した。東急不HDや住友不など不動産株も売られた。ニッカトー、リケンテクノスなどが急落した。
     
    半面、レーザーテックが朝安後にプラス圏に切り返したほか、イビデンが大幅高となり、アドバンテストなども上昇した。KeePer技研、ルネサスエレクトロニクスなども物色人気、HOYA、パナHDは買われた。


     


     
    東証スタンダード市場は上値追いの材料が見当たらない中、高値警戒感の売りなどが出て株価の重しとなった。スタンダードTOP20は軟調。出来高1億6881万株。
    値上がり銘柄数487、値下がり銘柄数715と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、土屋ホールディングス、ヤマト、湖池屋、東北新社、ティアなど61銘柄が年初来高値を更新。ポプラ、元旦ビューティ工業、GMB、ジー・スリーホールディングス、ノバシステムが買われた。
     
    一方、ANAP、日東製網、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート、チエル、応用技術など17銘柄が年初来安値を更新。インタースペース、トミタ電機、日本製罐、トラスト、ゲームカード・ジョイコホールディングスが売られた。
     


     
    東証グロース市場は、東証マザーズ市場は小幅安。グロースCoreは小幅高。
    東証マザーズ指数の前引けは前日比2.09ポイント(0.28%)安い739.63だった。前日の米長期金利の上昇を受けて、グロース(成長)株が中心の新興市場でも主力銘柄に売りが優勢となった。
     
    東証グロース市場では、アイスペースやセルシード、Arentが下げた。一方でM&A総研やAiming、カバーは上げた。
    値上がり銘柄数158、値下がり銘柄数321と、値下がりが優勢だった。
     
    個別ではファンデリー、Fusic、アクアラインがストップ高。バルニバービ、Aiming、GMOフィナンシャルゲート、AnyMind Group、モンスターラボホールディングスなど10銘柄は年初来高値を更新。jig.jp、ギックス、ビズメイツ、トランザクション・メディア・ネットワークス、フーディソンが買われた。
     
     一方、ケアネット、トランスジェニック、サンワカンパニー、霞ヶ関キャピタル、ソフトマックスなど28銘柄が年初来安値を更新。セルシード、アズーム、AIAIグループ、モダリス、ジーニーが売られた。
     

    【寄り付き概況】

    2日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比155円62銭高の2万9278円80銭。

    前日の米国株市場では売り買い交錯のなか、NYダウは後半に値を消しマイナス圏で着地したほか、ナスダック総合株価指数も小安く引けた。前日に日経平均が2万9000円台を回復した東京株式市場だが、足もと外国為替市場で急速な円安が進んでいることなどを背景にリスクを取る動きが継続している。

    1ドル=137円台半ばまで進んだ円安・ドル高を受け、輸出採算がさらに上向くとの見方から、機械など輸出関連株の一角に買いが入っている。指数寄与度の高い半導体関連株やファストリの上昇も日経平均を押し上げている。

    買い一巡後の上値は重い。日経平均は前日までの3営業日で700円超上昇している。あすから国内は5連休となるうえ、2〜3日の米連邦公開市場委員会(FOMC)など海外の重要イベントも控え、利益確定目的の売りも出やすくなっている。

    東証株価指数(TOPIX)は小動きとなっている。

    個別では、ルネサスやパナHDが上昇している。第一三共など医薬品株も高い。一方、サイバーやエムスリーは下落している。デンソーやリクルート、コマツも下げている。

     


    [株価材料]
     
    ■米地銀FRC破綻 JPモルガンが買収 資産規模 過去2番目

    ■三菱商事<8058>
    国内最大級の脱炭素ファンド 新興に計10億ドル

    ■ベルギー半導体研究機関のimec、日本に拠点

    ■ソフトバンクG<9984>
    MBOに現実味 アーム上場申請

    ■パナソニック<6752>
    中国家電事業で売上高5割増へ 25年度、Z世代に的

    ■清水建設<1803>
    劇場内「見えやすさ」分析、3Dデータ活用

    ■NXHD<9147>
    熊本に半導体倉庫 TSMC工場近く、供給網再編に商機

    ■脱ロシア需要、チタン増産 東邦チタニウム<5727>が航空機用1割超

    ■ダイキン<6367>
    米で省エネ商品 家庭用2割安く、規制で環境性能を重視

    ■三越伊勢丹<3099>
    など百貨店5社増収 4月、訪日客増

    ■イビデン<4062>
    今期純利益37%減へ データセンターへの投資縮小

    ■住友ベークライト<4203>
    前期事業益5%減に 半導体関連が低迷

    ■伊藤忠商事<8001>
    米蓄電システムと提携 20年代半ば日本展開

    ■レンゴー<3941>
    ドイツに新工場 246億円投資、ロボで自動化

    ■投資会社3D、東北新社<2329>株保有で「重要提案行為の可能性」追加

    ■ZHD<4689>
    PayPay、他社クレジットカード利用停止 8月から


     


    2日の東京株式市場は、堅調な展開が続きそう。
    日経平均株価の予想レンジは、2万9000円−2万9400円を想定。(1日終値2万9123円18銭)
    米国株は下落。ダウ平均は46ドル安の34051ドルで取引を終えた。中盤までは概ね堅調に推移していたが、終盤に値を崩した。米国株の下落はそれほどネガティブ視されないだろう。

    日経平均株価はきのう1日、終値ベースで約8カ月半ぶりに心理的なフシ目の2万9000円に乗せている。投資家心理の好転が期待されるものの、現物市場はあす3日から7日まで5連休となることから、取引時間の後半には、様子見姿勢が強まる場面も想定される。

    為替相場は、ドル・円が1ドル=137円台の半ば(1日は136円72−73銭)、ユーロ・円が1ユーロ=150円台の後半(同150円42−46銭)と円安方向に振れている。引き続き、輸出関連銘柄には支えとなりそう。

    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比170円高の2万9330円だった。


    【好材料銘柄】

    ■ブライトパス・バイオ <4594> 
    Artisan BioのSTAR-CRISPR遺伝子編集技術を導入するための共同研究及びライセンス契約を締結。

    ■大塚商会 <4768> 
    1-3月期(1Q)経常は22%増益で着地。

    ■ニチダイ <6467> 
    今期経常は黒字浮上、2円増配へ。

    ■GMB <7214> 
    前期経常を40%上方修正・20期ぶり最高益更新へ。

    ■ダイイチ <7643> 
    上期経常を一転21%増益に上方修正。

    ■ヨンキュウ <9955> 
    前期経常を一転7%増益に上方修正・21期ぶり最高益更新へ。



    【主な経済指標・スケジュール】


    2(火)
    【国内】
    4月マネタリーベース(8:50)
    《決算発表》
    三井物、JT、JAL、双日、ジョイ本田、アクシアル、プレミアG、イチネンHD、アドウェイズ、TOA、フジ住、テクノフレックス、アルイン

    【海外】
    FOMC(〜5/3)
    米3月製造業受注(23:00)
    米3月JOLTS求人件数(23:00)
    アジア開発銀行(ADB)年次総会(韓国、〜5/5)
    《米決算発表》
    ファイザー、フォード・モーター、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ、デュポン、マリオット・インターナショナル、スターバックス


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    「プライム市場の時価総額は745兆円」

    「小幅反落」

    週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って小幅反落。
    「FOMC待ち」の様相で方向感に欠けた薄商い。
    NYダウは前週末に2カ月半ぶりの高値水準まで上昇。
    「主力銘柄の一部には利益確定の売りも出やすかった」との見方。
    ファースト・リパブリック銀行は公的管理下に置かれ資産をJPモルガン・チェース銀行に売却。
    これを受け、KBW地域銀行指数は2.7%下落。
    一方、JPモルガン・チェースは2.1%上昇。
    ISM製造業総合指数は47.1。
    2020年5月以来の低水準だった前月の46.3から上昇。
    市場予想の46.8も上回った。
    「FRBが5月だけでなく、6月以降も利上げを続ける懸念が強まった」との見方。
    10年国債利回りは3.570%。
    2年国債利回りは4.140%。
    ドル円は137円台半ば。
    WTI原油先物6月限は前日比1.12ドル(1.5%)安の75.66ドル。
    SKEW指数は130.50→138.44→135.66。
    恐怖と欲望指数は59→61(3月15日が22)。

    週明けのNYダウは46ドル(0.14%)安の34051ドルと3日ぶりに反落。
    高値34257ドル、安値34030ドル。
    サイコロは5勝7敗。
    騰落レシオは152.19%(前日154.76%)。
    NASDAQは13ポイント(0.11%)安の12212ポイントと4日ぶりに反落。
    高値12261ポイント、安値12181ポイント。
    サイコロは6勝6敗。
    騰落レシオは98.88%(前日100.56%)。
    S&P500は1ポイント(0.04%)安の4167ポイントと3日ぶりに反落。
    高値4186ポイント、安値4164ポイント。
    サイコロは6勝6敗。
    騰落レシオは135.84%(前日140.98%)。
    ダウ輸送株指数は141ポイント(1.00%)高の14162ポイントと3日続伸。
    SOX指数は24ポイント(0.80%)高の3019ポイントと3日続伸。
    VIX指数は16.08と上昇(前日15.78)。
    NYSE出来高は8.35億株(前日11.03億株)。
    3市場合算出来高は102.4億株(前日113.2億株、直近20日平均は103.7億株)。
    シカゴ225先物円建ては大証日中比170円高の29330円。
    ドル建ては大証日中比200円高の29360円。
    ドル円は137.48円。
    10年国債利回りは3.570%。
    2年国債利回りは4.140%。

    「2空」

    週明けの日経平均は寄り付き202円高。
    終値は266円(△0.92%)高の29123円と3日続伸。
    28459円→28499円にマド。
    28879円→29016円にマドで2空。
    日足は3日連続の陽線。
    昨年8月17日以来の29000円台乗せ。
    TOPIXは20.58ポイント(△1.00%)高の2078ポイントと3日続伸。
    プライム市場指数は10.59ポイント(△1.00%)高の1069.27と3日続伸。
    東証マザーズ指数は3.52ポイント(▲0.47%)安の741.72と反落。
    プライム市場の売買代金は3兆1184億円(前日は3兆7751億円)。
    値上がり1355銘柄(前日1659銘柄)。
    値下がり417銘柄(前日155銘柄)。
    新高値430銘柄(前日280銘柄)。
    新安値11銘柄(前日19銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは138.85(前日137.49)。
    NTレシオは14.01倍(前日14.04倍)。
    サイコロは9勝3敗で75.00%。
    TOPIXは8勝4敗で66.66%。
    マザーズ指数は5勝7敗で41.66%。
    上向きの25日線(28234円)からは△5.72%(前日△4.51%)。
    15日連続で上回った。
    上向きの75日線は27673円。
    28日連続で上回った。
    上向きの200日線(27546円)からは△3.15%(前日△2.44%)。
    26日連続で上回った。
    上向きの5日線は28694円。
    2日連続で上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.952%(前日▲11.858%)
    買い方▲8.536%(前日▲8.799%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.576%(前日▲4.738%)。
    買い方▲23.403% (前日▲23.455%)。
    空売り比率は42.4%(前日41.7%、36日連続で40%超)
    空売り規制なしの銘柄の比率9.2%(前日8.1%)。
    日経VIは15.62(前日15.22)。
    2月16日の安値は14.63。
    日経平均採用銘柄の予想PERは13.90倍(前日13.69倍)。
    前期基準では13.75倍。
    EPSは2095円(前日2107円)。
    11月15日の過去最高準は2238円。
    225のPBRは1.24倍(前日1.22倍)。
    BPSは23486円(前日23460円)。
    10年国債利回りは0.400%(前日0.455%)。
    日経平均の予想益回りは7.30%。
    予想配当り利回りは2.17%。
    プライム市場の予想PERは14.53倍。
    前期基準では14.44倍。
    PBRは1.23倍。
    プライム市場の予想益回りは6.88%。
    配当利回り加重平均は2.40%。
    プライム市場の単純平均は18円高2481円。
    プライム市場の売買単価は2536円(前日2378円)。
    プライム市場の時価総額は745兆円(前日738兆円)。
    ドル建て日経平均は212.66(前日213.75)と続落。
    週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比170円高の29330円。
    高値29355円、安値29015円。
    大証先物夜間取引終値は大証日中100円高の29260円。
    気学では「後場高のこと多し。前場安ければ買い狙い」。
    来週月曜は「よく動く日。寄り付き後の阿曽鳥につき駆け引き」。
    火曜は「目先の天底を知る」。
    水曜は「押し込んでも戻す日」。
    木曜は「戻り売り方針良し」。
    金曜は「押し目買い方針の日」。
    ボリンジャーのプラス1σが28575円。
    プラス2σが29149円。
    プラス3σが29728円。
    アノマリー的には「水星逆行(→5月15日)」。
    5月5日まで「八専」。

    《今日のポイント5月2日》

    (1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って小幅反落。
       「FOMC待ち」の様相で方向感に欠けた薄商い。
       10年国債利回りは3.570%。
       2年国債利回りは4.140%。
       ドル円は137円台半ば。
       SKEW指数は130.50→138.44→135.66。
       恐怖と欲望指数は59→61(3月15日が22)。

    (2)ダウ輸送株指数は141ポイント(1.00%)高の14162ポイントと3日続伸。
       SOX指数は24ポイント(0.80%)高の3019ポイントと3日続伸。
       VIX指数は16.08と上昇(前日15.78)。
       NYSE出来高は8.35億株(前日11.03億株)。
       3市場合算出来高は102.4億株(前日113.2億株、直近20日平均は103.7億株)。
       シカゴ225先物円建ては大証日中比170円高の29330円。

    (3)プライム市場の売買代金は3兆1184億円(前日は3兆7751億円)。
       値上がり1355銘柄(前日1659銘柄)。
       値下がり417銘柄(前日155銘柄)。
       新高値430銘柄(前日280銘柄)。
       新安値11銘柄(前日19銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは138.85(前日137.49)。
       NTレシオは14.01倍(前日14.04倍)。
       サイコロは9勝3敗で75.00%。
       
    (4)上向きの25日線(28234円)からは△5.72%(前日△4.51%)。
       15日連続で上回った。
       上向きの75日線は27673円。
       28日連続で上回った。
       上向きの200日線(27546円)からは△3.15%(前日△2.44%)。
       26日連続で上回った。
       上向きの5日線は28694円。
       2日連続で上回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.952%(前日▲11.858%)
       買い方▲8.536%(前日▲8.799%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.576%(前日▲4.738%)。
       買い方▲23.403% (前日▲23.455%)。

    (6)空売り比率は42.4%(前日41.7%、36日連続で40%超)
       空売り規制なしの銘柄の比率9.2%(前日8.1%)。
       日経VIは15.62(前日15.22)。
       2月16日の安値は14.63。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.90倍(前日13.69倍)。
       EPSは2095円(前日2107円)。
       11月15日の過去最高準は2238円。
       225のPBRは1.24倍(前日1.22倍)。
       BPSは23486円(前日23460円)。
       10年国債利回りは0.400%(前日0.455%)。

    (8)プライム市場の単純平均は18円高2481円。
       プライム市場の時価総額は745兆円(前日738兆円)。
       ドル建て日経平均は212.66(前日213.75)と続落。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが28575円。
       プラス2σが29149円。
       プラス3σが29728円。
       アノマリー的には「水星逆行(→5月15日)」。
       5月5日まで「八専」。

    今年の曜日別勝敗(5月1日まで)

    月曜11勝5敗
    火曜11勝4敗
    水曜10勝7敗
    木曜8勝8敗
    金曜12勝5敗

    S&P500は4月に1.46%高。
    2カ月連続で上昇した。
    5月最初の営業日のNY株のアノマリー。
    S&P500は1998年以降の25年間で、上昇18回、下落7回、上昇確率は72%。
    平均騰落率は0.37%高。
    NYダウとS&P500は21年と22年の2年連続で上昇している。

    ゴールドマン・サックス証券の4月30日付のリポート。
    同社が27日に東証の担当者を招いて2回顧客向けに行ったセミナーの内容を紹介した。

    ○東証が最近、こうしたイベントを通じて企業と投資家の両方と積極的に対話する姿勢を示していることはきわめて心強い。
    加えて、この1週間にNOK(7240)、清水建(1803)、東ガス(9531)などからコーポレートガバナンス関連のニュースが発表された。
    日本企業が6月の年次株主総会シーズンを前に、これまでよりはるかに主体的に改革に取り組んでいることがうかがえる。

    ○東証のプレゼンテーション資料によると、市場合計時価総額の増加に伴い、プライム上場銘柄数が長期的に大幅削減される可能性がある。
    東証プライムの目標として掲げられているのは「すべての上場企業の企業価値向上」。
    銘柄を絞り込むことで東証プライム全体のクオリティが向上するという。
    当初は株価純資産倍率(PBR)1倍未満の企業数を減らすことに重点が置かれている。
    しかしこれは長期的プロセスの第一歩にすぎない。

    ○東証の上場基準に適合していない企業に対する圧力は、この2〜3カ月に徐々に強まっている。
    特に不適合項目に関する不十分な情報開示と説明や、上場基準達成に関する切迫感の欠如は懸念事項。
    しかし現段階で東証は、自社の業績や資本効率、投資家との対話の改善に最終的に責任を負うべきは個々の企業である。

    ○投資家、特に外国人投資家からの質問の多くは、上場基準に抵触したままの企業に対して東証が具体的にどのような措置を講じるのかという点に集中。
    投資家は、企業経営陣が東証のガイドラインを無視し続けた場合、東証からどの程度の具体的な支援が得られるのかに強い関心を抱いていた。


    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    セック(3741)・・・動兆
     
    リアルタイムソフトウェア技術が中核。
    宇宙分野や車両自動走行含むロボットで開発受託。
    XR開発、宇宙関連、自動運転が拡大。
    ロボット分野に期待。


    (兜町カタリスト櫻井)


     

    1日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前週末比46ドル46セント(0.1%)安の3万4051ドル70セントで終えた。米景気の底堅さを示す経済指標の発表を受け、米長期金利が上昇した。金利上昇で相対的な割高感が意識されやすい株式に売りが出た。半面、経営破綻した米中堅銀行のファースト銀行印を買収した米銀最大手のJPモルガン・チェースが上昇。ダウ平均の支えとなった。

    ファースト銀が1日に大規模な預金流出を背景に経営破綻したことで、資産規模が全米40位のウエスタン・アライアンス銀行の親会社など地方銀行株が売られた。
    ただ、JPモルガン・チェースが1日、ファースト銀の大部分の資産を買収し、全預金を引き取ると表明するなど円滑な対応に踏み切ったことで、金融システム不安は後退。市場では、「(他の地銀に対して)しばらく様子見の状態が続く」(邦銀)との見方が広がった。

    午前発表の4月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は47.1と、市場予想(46.7)を上回った。「米連邦準備理事会(FRB)が5月だけでなく、6月以降も利上げを続ける懸念が強まった」との見方があった。週内に米連邦公開市場委員会(FOMC)や欧州中央銀行(ECB)の理事会を控えていることもあり、米債券市場では長期金利が上昇した。

    ダウ平均は前週末に2カ月半ぶりの高値を付けた。今年は3万4000ドル台で上値の重さが目立っていたこともあり、主力銘柄の一部には利益確定の売りも出やすかった。

    金利上昇を受け、相対的な割高感が意識されたハイテク株の一角に売りが出た。ソフトウエアのマイクロソフトや顧客情報管理のセールスフォースが下落した。クレジットカードのアメリカン・エキスプレスと航空機のボーイングも安い。

    一方、FRCの買収が利益押し上げにつながるとの期待からJPモルガンは2%上昇した。スポーツ用品のナイキ、製薬のメルクが買われた。

    ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落した。前週末比13.986ポイント(0.1%)安の1万2212.598で終えた。電気自動車のテスラが下げる一方、半導体のエヌビディアが4%上げた。



     

    【シカゴ日本株先物概況】

    1日のシカゴ日経平均先物は上昇した。6月物は前週末比265円高の2万9330円で終えた。
    NYダウは、米国の利上げが長引くとの見方から長期金利が上昇し、ハイテク株が売られて反落した。ただし、同日の日本株が上昇した流れを引き継いだ。



    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    29330 ( +170 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    29360 ( +200 )
    ( )は大阪取引所終値比






    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数

    休場



    ■ドイツ・フランクフルト株価指数

    休場



    ■フランス・パリ株価指数

    休場




     

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