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【市況一覧】
日経平均株価
37,667.41 -202.10 07/26
TOPIX
2,699.54 -10.32 07/26
マザーズ
642.91 +2.35 07/26
NYダウ平均
39,935.07 +81.20 07/26
ナスダック総合
17,181.73 -160.69 07/26


05月01日 マーケットコメント

05月02日 マーケットコメント

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05月10日 マーケットコメント

05月11日 マーケットコメント


     
    今週は堅調展開となった。大型連休明けとなった8日は、休場の間の米国株が均してみれば弱かったことから、日経平均は200円を超える下落。一方、9日はJFEHDの急騰などもあってバリュー株買いが盛り上がり、前日の下げ分を取り戻して300円近い上昇となった。10日は米国株安を受けて下落したが、11日は場中に下を試しに行っても押し目では買いが入り、小幅ながらプラスで終了。木曜時点では前の週との比較でほぼ横ばいであったが、12日は好決算銘柄や大型株に強い動きが見られたことで200円を超える上昇となり、週間でプラスを達成した。日経平均は週間では約230円の上昇となり、週足では4週連続で陽線を形成した。
     
     
    来週(15−19日)の東京株式市場では、米政府の債務上限問題に注目が集まり、市場心理が揺れる可能性もあるだろう。
    国内では、好決算銘柄への買い人気が指数を押し上げ、日経平均は3万円大台も意識される状況だが、米債務上限問題がマーケットに影を落とし、相場の不安定さにつながるケースも想定される。
     
    米連邦政府の債務残高は、法的に定められた限度額の31.4兆ドルに達している。運転資金が枯渇する6月にもデフォルト(債務不履行)に陥る可能性があり、回避するには早期に上限を引き上げる必要がある。ただ、そのための協議は難航している。
    むろん、米政府は今回もどうにか切り抜けるだろうが、市場に混乱を招くポテンシャルは小さくない。最近の日本株上昇の大きな要因は海外勢の買いとみられるだけに、債務上限問題で米市場が軟化した場合は、影響が避けられない。決算発表の一巡で物色の手掛かりが途絶えてしまうことも予想される。
     
    ただ、日本企業は株主還元姿勢を積極化しており、資本効率の改善を通じた市場価値の高まりへの期待は今後も残る。このため、相対的に割安感が強い日本株を選好する動きは、中期的な支援材料になり得るだろう。
     
    19日金曜日からは広島でG7サミットが開催される。ここで出てくる内容を見極めたいところでもあり、売り急ぎが抑制されて高値圏を維持すると予想する。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(12日現在)
     
    30302.54  ボリンジャー:+3σ(26週)
    30164.25  ボリンジャー:+3σ(13週)
    30138.04  ボリンジャー:+3σ(25日)
    29600.72  ボリンジャー:+2σ(25日)
    29488.41  ボリンジャー:+2σ(13週)
    29415.87  ボリンジャー:+2σ(26週)
     
    29388.30  ★日経平均株価12日終値
     
    29164.64  6日移動平均線
    29123.18   新値三本足陰転値
    29063.40  ボリンジャー:+1σ(25日)
    28833.87  均衡表転換線(日足)
    28812.57  ボリンジャー:+1σ(13週)
    28529.20  ボリンジャー:+1σ(26週)
    28526.08  25日移動平均線
    28426.86  均衡表基準線(日足)
    28136.72  13週移動平均線
    28029.49  均衡表転換線(週足)
    27988.75  ボリンジャー:-1σ(25日)
    27902.10  75日移動平均線
    27707.69  均衡表雲上限(日足)
    27642.53  26週移動平均線
    27623.44  200日移動平均線
     
    ローソク足は陽線を描き、2021年11月以来の高水準に買い進まれた。一目均衡表では三役好転下の強気形状にあって昨日横ばいだった基準線と転換線が本日は上向きで終了。5日や13週など主要移動平均線の上向きキープと併せて上昇トレンド継続を示唆している。3月16日の直近ボトム26632.92円から本日終値まで2755.38円高と短期間で急伸してきたが、25日線との乖離率は3.02%と買われ過ぎの5%ラインに届かず、来週の反動安圧力は限定的とみられる。
     

    【大引け概況】


    12日の日経平均株価は続伸し、前日比261円58銭(0.90%)高の2万9388円30銭で終えた。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:43 容量:9.81M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    前日の米株式市場では、NYダウは4日続落したが、ナスダック指数は続伸と高安まちまちだった。これを受けた、東京株式市場では日経平均株価が値を上げてスタート。海外投資家の買いも意識されるなか、買い優勢の展開。日経平均株価は一時、21年11月以来となる2万9400円台まで上昇し、TOPIXは同年9月以来の水準に値を上げた。
     
    米国と比べた相対的な日本株の投資環境の良好さに目を付けた海外投資家の買いが相場を押し上げた。国内の投資家の心理もさらに上向き、決算に対する市場の評価が良かった銘柄を中心に買いが集まった。
     
    きょうは週末とあって利益確定や持ち高整理を目的とした売りも上値では出たが、勢いは限られた。足元の相場の強さがあらためて意識され、日経平均は大引け前に上げ幅を300円近くまで広げた。
     
    米国では債務上限問題や地域銀行の経営不安などを巡って相場が不安定な動きをしている。一方、日本は日銀が金融政策の修正に慎重なハト派的な姿勢を示すなか、株式市場にとってプラスの環境がしばらくは続くとの見方から逃避的な買いが入りやすくなっているとの見方があった。自社株買いなど株主還元強化の動きも好感された。
     
    東京株式市場は、投資マインドが好転してきているため、日経平均の3万円大台乗せも時間の問題とみている向きが増えている。しかし、米地銀の経営不安に対する警戒感は拭えないうえ、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は「インフレの持続性に驚いている」と述べるなど、物価上昇率の高止まりを懸念する見方もある。来週以降は再び米国のインフレ状況など見極めながらの展開となりそうで、日経平均の騰勢が一服することも想定される。
     

     
    東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反発し、前日比13.30ポイント(0.64%)高の2096.39で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で3兆9587億円と、3月10日以来の高水準だった。売買高は16億6497万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1031と、全体の約56%だった。値下がりは737銘柄、変わらずは66銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では水産・農林業、精密機器、ゴム製品などが上昇。石油・石炭製品、パルプ・紙、鉱業などは下落した。
     
     
    個別銘柄では、レーザーテックや東京エレクトロン、キーエンスが高く、トヨタ自動車やファーストリテイリング、アドテストが値を上げた。好決算の発表を受け神戸製鋼所や日産自動車、ホンダ、コナミグループなどが買われた。住友不動産やニトリホールディングスが上昇した。
     
     半面、前期業績は2期連続で最終赤字となったソフトバンクグループ(SBG)が売られ、同じく前期は最終赤字に転じたシャープが急落した。三菱UFJフィナンシャル・グループやファナック、トレンドも安い。日本電信電話や武田薬品工業、日本製鉄が値を下げ、丸紅やENEOSホールディングス、東レが下落した。


     


     
    東証スタンダード市場は好決算や株主還元強化といった買い材料を発表した個別銘柄に人気が集まり指数の上昇をけん引した。スタンダードTOP20は小反発。出来高3億0107万株。値上がり銘柄数550、値下がり銘柄数740と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では東洋精糖、ビューティ花壇、ジャパンエンジンコーポレーション、三精テクノロジーズ、スターツ出版がストップ高。サイトリ細胞研究所は一時ストップ高と値を飛ばした。アクシーズ、中外鉱業、麻生フオームクリート、三東工業社、テクノ菱和など79銘柄は年初来高値を更新。SANKO MARKETING FOODS、クルーズ、あんしん保証、太洋基礎工業、アイ・ピー・エスが買われた。
     
    一方、和弘食品、セルシス、シキノハイテック、大田花き、栗林商船がストップ安。ヘリオス テクノ ホールディングは一時ストップ安と急落した。SDSホールディングス、高田工業所、ジェイホールディングス、ユタカフーズ、レカムなど39銘柄は年初来安値を更新。岐阜造園、サンユウ、コーアツ工業、大阪油化工業、大水が売られた。
     
     


     
    東証グロース市場は利益確定売りに押される軟調な展開となり、東証マザーズ指数、グロースCoreは反落。東証マザーズ指数の終値は前日比8.79ポイント(1.16%)安い747.70だった。決算発表銘柄を中心に利益確定売りが出て指数を押し下げた。
    「決算や自社株買いで大型株がにぎわっており、新興市場銘柄には目が向きにくかった」とされる。小型株市場でも決算などに反応した動きは見られたが、それ以外の銘柄は利食いや手じまいの売りに押され気味で、マザーズ指数は終日マイナス圏で推移した。
     
    東証グロース市場ではビジョナルやGMO-FGが下落した。一方、フリーやM&A総研は上昇した。
    値上がり銘柄数149、値下がり銘柄数351と、値下がりが優勢だった。
     
    個別ではフレクト、BTM、Arent、みらいワークスがストップ高。ファンデリー、アプリックスは一時ストップ高と値を飛ばした。BRUNO、アンビション DX ホールディングス、LeTech、モルフォ、データセクションなど14銘柄は年初来高値を更新。ブティックス、カイオム・バイオサイエンス、プレイド、マイクロ波化学、レナサイエンスが買われた。
     
     一方、海帆がストップ安。アミタホールディングスは一時ストップ安と急落した。アマナ、サンワカンパニー、ジェネレーションパス、ディジタルメディアプロフェッショナル、ドリコムなど30銘柄は年初来安値を更新。バーチャレクス・ホールディングス、ファインズ、ホープ、ジーニー、ジェノバが売られた。
     
     

     
    12日午前の日経平均株価は続伸し、前日比232円71銭(0.80%)高の2万9359円43銭で前場を終えた。
     
    日経平均株価は続伸。前日の米株式市場で、NYダウは4日続落したが、ナスダック指数は続伸と高安まちまちだった。これを受けた、東京株式市場では日経平均株価が値を上げてスタート。海外投資家の買いも意識されるなか、好決算を発表した銘柄を中心に買いが流入し、日経平均株価は一時、2万9400円まで上昇し年初来高値を更新した。SQ概算値は2万9235円。
     
    日銀が金融政策の修正に慎重なハト派的な姿勢を示すなか、地域銀行の経営不安などに揺れる米国と比べた日本株の投資環境の良好さに目を付けた海外勢の買いが相場を押し上げた。
     
    9日に付けた年初来高値(2万9242円)を朝方に上回った後は利益確定売りも出たが、足元の相場の強さが意識されると断続的に先物に買いが入り、日経平均は次第に上げ幅を拡大した。
    決算発表では業績の強弱感が分かれる内容となっている。ただ、自社株買いなど株主還元の強化を打ち出す企業が多く、投資家心理を支えた。
     
    改めて本日の5月限オプション取引の特別清算指数(SQ)算出を境に需給が転換するリスクについても思い出しておきたい。なお、本日は東レ、AGC、住友電工、NTT、オリンパス、資生堂、クボタ、アサヒグループ、ヤクルト本社などの決算が予定されている。
     
    東証株価指数(TOPIX)は反発した。一時は2098.06と、5月9日に付けた年初来高値(2097.55)を上回った。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆793億円、売買高は8億4592万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は894、値下がりは857で拮抗した。変わらずは81銘柄だった。

     
     
    業種別株価指数(33業種)ではパルプ・紙、精密機器、ゴム製品などが上昇。石油・石炭製品、その他金融業、保険業などは下落した。
     
     
    個別では、ファーストリテ、東エレク、アドテスト、KDDI、ソニーG、キーエンス、任天堂、HOYAなど値がさ株が全般高い。ニチレイ、日清食HD、ヤクルト本社など食料品も堅調。前期実績が計画を上振れ市場予想を大幅に上回る今期計画を発表した神戸製鋼所、増益増配見通しおよび中長期の数値目標が好感された住友不動産が急伸。日産自は増益増配見通し、ホンダは今期計画や自社株買いを材料に大きく上昇。ウシオ電機は今期減益見通しも大規模な自社株買いがサプライズとなり急伸。日本酸素HDは営業増益および増配計画が評価された。
     
    一方、三菱UFJ、東京海上、郵船、川崎汽船、三井物産、ファナック、住友鉱、三菱重工業、INPEXなど景気敏感株で軟調なものが多い。赤字決算となったソフトバンクG(SBG)、今期が想定超の減益見通しとなった武田薬、今期2ケタ営業減益見通しの三菱地所、上半期計画が市場予想を下回ったSUMCOが大きく下落した。カシオ、シャープも下落した。

     


     
    東証スタンダード市場は好決算や株主還元強化を発表した銘柄を中心に買いが広がっているも利益確定売りが優勢した。スタンダードTOP20は小幅安。出来高1億8760万株。値上がり銘柄数478、値下がり銘柄数737と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、三精テクノロジーズがストップ高。アクシーズ、中外鉱業、三東工業社、クルーズ、ヒビノなど53銘柄は年初来高値を更新。SANKO MARKETING FOODS、あんしん保証、名村造船所、新日本理化、アルファが買われた。
     
     一方、シキノハイテックがストップ安。SDSホールディングス、高田工業所、ジェイホールディングス、レカム、メタプラネットなど28銘柄は年初来安値を更新。岐阜造園、サンユウ、セルシス、コーアツ工業、大阪油化工業が売られた。
     


     
     
    東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreはともに軟調。東証マザーズ指数の前引けは前日比8.17ポイント(1.08%)安い748.32だった。決算発表銘柄などを中心に利益確定売りが出て、指数を押し下げた。
    東証グロース市場ではGMO-FGやエニーカラーが下落した。一方、M&A総研やJTOWERは上昇した。
    値上がり銘柄数138、値下がり銘柄数356と、値下がりが優勢だった。
     
    本日の東京株式市場では日経平均や東証株価指数(TOPIX)は為替の円安も寄与して上昇しているが、新興株は売り優勢でマザーズ指数は下落している。インフレ鈍化と金利低下が最も追い風になりそうなところが軟調に推移しているあたり不可解な動きといえ、個人投資家がそれだけ先行きを警戒している証左といえよう。
     
    個別ではアプリックス、Arentがストップ高。ファンデリーは一時ストップ高と値を飛ばした。BRUNO、アンビション DX ホールディングス、LeTech、モルフォ、GMOフィナンシャルゲートなど12銘柄は年初来高値を更新。カイオム・バイオサイエンス、スパイダープラス、データホライゾン、ブティックス、プレイドが買われた。
     
    一方、海帆がストップ安。アミタホールディングスは一時ストップ安と急落した。アマナ、サンワカンパニー、ジェネレーションパス、ドリコム、コラボスなど25銘柄は年初来安値を更新。バーチャレクス・ホールディングス、ジーニー、ホープ、G−FACTORY、ジェノバが売られた。
     
     

    【寄り付き概況】


    12日の東京株式市場で日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比72円58銭高の2万9199円30銭。

    前日の米株式市場は、NYダウが221ドル安と4日続落した。米地銀株の下落などが警戒された。ただ、ナスダック指数は上昇と高安まちまちだった。これを受けた、東京株式市場では下値に買いが入り日経平均株価は続伸して始まった。
    また、為替は1ドル=134円50銭前後で推移している。

    東京証券取引所が11日発表した5月第1週(1〜2日)の投資部門別売買動向(東証、名証2市場)によると、海外投資家は現物株を6週連続で買い越した。
    記録的な買い越しだった4月から5月に入っても海外勢の買いが続いているのが投資家心理を支えている。KDDI、コナミGなど決算を手掛かりにした買いも入っている。

    東証株価指数(TOPIX)は上昇している。

    寄り付き時点で業種別では33業種中、21業種が高く、値上がりは精密、ゴム、紙パ、鉄鋼、食料など。値下がり上位に石油、銀行、海運など。

    個別では、アドテスト、東エレク、HOYAが高い。一方、ソフトバンクグループ(SBG)、武田、カシオが安い。



     

    「日本にもバフェットさんはたくさん存在する」

    「NASDAQはしっかり」

    木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
    NYダウとS&P500は下落。
    会員数の減少を背景にウォルト・ディズニーが8.7%安。
    地銀のパックウエスト・バンコープは22.7%急落。
    5月5日までの週に預金が約9.5%減少。
    FRBからの借り入れ拡大に向け追加担保を差し入れたことを嫌気した。
    KBW地銀株指数は2.4%安。
    アルファベットは4.3%上昇しNASDAQを押し上げた。
    テスラが2.1%高。
    4月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前年同月比2.3%上昇。
    上昇率は前月の2.7%から縮小。
    2021年1月以来最小。
    市場予想の2.4%も下回った。
    前月比では0.2%上昇。
    市場予想は0.3%上昇だった。
    週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週から2万2000件増加し26万4000件。
    2021年10月以来の高水準を付けた。
    市場予想は24万5000件だった。
    4週間移動平均は6000件増の24万5250件。
    2021年11月以来の高水準となった。
    10年国債利回りは3.386%。
    2年国債利回りは3.899%。
    ドル円は134円台前半。
    WTI原油先物6月限は前日比1.69ドル(2.3%)安の70.87ドル。
    ビッドコインは930ドル安の26845ドル。。
    SKEW指数は133.88→138.63→138.18。
    恐怖と欲望指数は60→59(3月15日が22)。

    木曜のNYダウは221ドル(0.66%)安の33309ドルと4日続落。
    高値33389ドル、安値33127ドル。
    サイコロは3勝9敗。
    騰落レシオは94.55%(前日100.54%)。
    NASDAQは22ポイント(0.18%)高の12328ポイントと続伸。
    高値12347ポイント、安値12255ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは94.06%(前日93.44%)。
    S&P500は7ポイント(0.17%)安の4130ポイントと反落。
    高値4132ポイント、安値4109ポイント。
    サイコロは5勝7敗。
    騰落レシオは101.86%(前日104.17%)。
    ダウ輸送株指数は81ポイント(0.58%)安の13834ポイントと4日続落。
    SOX指数は18ポイント(0.63%)安の2978ポイントと反落。
    VIX指数は16.93。
    NYSE出来高は8.91億株(前日8.95株)。
    3市場合算出来高は100.5億株(前日110.4億株、直近20日平均は106.9億株)。
    シカゴ225先物円建ては大証日中比10円高の29130円。
    ドル建ては大証日中比25円高の29145円。
    ドル円は134.53円。
    10年国債利回りは3.386%。
    2年国債利回りは3.899%。

    「週足陽線基準は28949円」

    木曜の日経平均は寄り付き12円安。
    終値は4円(△0.02%)高の29126円と反発。
    日経平均の前日比変動幅が10円未満だったのは今年3回。
    1月、2月、3月にそれぞれ1回。
    これで今年4回目。
    「極小変動の翌日は不思議と株価がそれなりの値幅で下落しているこ」との声もある。
    今年1ー3月はそろって翌日マイナス。
    昨年大納会が0.88円高。
    その翌営業日となる今年の大発会は377円安だった。
    4月28日は28459円→28499円にマド。
    5月1日は28879円→29016円にマドで2空。
    日足は2日ぶりに陽線。
    TOPIXは2.82ポイント(▲0.14%)安の2083ポイントと続落。
    プライム市場指数は1.41ポイント(▲0.13%)安の1071.84と続落。
    東証マザーズ指数は4.07イント(△0.54%)高の756.49と続伸。
    プライム市場の売買代金は2兆9627億円(前日は3兆1878億円)。
    値上がり740銘柄(前日436銘柄)。
    値下がり1021銘柄(前日1341銘柄)。
    新高値146銘柄(前日278銘柄)。
    7日連続で3ケタ。
    2月24日→3月9日までの10日以来の記録。
    新安値25銘柄(前日17銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは132.21(前日132.21)。
    NTレシオは13.98倍(前日13.96倍)。
    3日連続で13倍台。
    サイコロは8勝4敗で66.66%。
    TOPIXは6勝6敗で50.00%。
    マザーズ指数は6勝6敗で50.00%。
    上向きの25日線(28482円)からは△2.26%(前日△2.38%)。
    20日連続で上回った。
    上向きの75日線は27864円。
    33日連続で上回った。
    上向きの200日線(27610円)からは△5.49%(前日△5.52%)。
    31日連続で上回った。
    上向きの5日線は29119円。
    7日連続で上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.055(前日▲11.939%)
    買い方▲10.865%(前日▲8.077%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲9.382%(前日▲8.754%)。
    買い方▲24.467% (前日▲22.002%)。
    空売り比率は42.0%(前日40.6%、40日連続で40%超)
    空売り規制なしの銘柄の比率6.8%(前日6.1%)。
    日経VIは15.62(前日16.09)。
    2月16日の安値は14.63。
    日経平均採用銘柄の予想PERは14.42倍(前日14.52倍)。
    前期基準では13.72倍。
    EPSは2019円(前日2005円)。
    11月15日の過去最高準は2238円。
    225のPBRは1.23倍(前日1.24倍)。
    BPSは23680円(前日23485円)。
    10年国債利回りは0.385%(前日0.410%)。
    日経平均の予想益回りは6.93%。
    予想配当り利回りは2.13%。
    プライム市場の予想PERは14.91倍。
    前期基準では14.38倍。
    PBRは1.22倍。
    プライム市場の予想益回りは6.70%。
    配当利回り加重平均は2.41%。
    プライム市場の単純平均は5円安の2488円。
    プライム市場の売買単価は2276円(前日2433円)。
    プライム市場の時価総額は746兆円(前日747兆円)。
    ドル建て日経平均は216.94(前日215.13)と反発。
    木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比10円高の29130円。
    高値29195円、安値28960円。
    大証先物夜間取引終値は大証日中10円高の29130円。
    気学では金曜は「押し目買い方針の日」。
    月曜は「不時高をみる日。突っ込み買い良し」。
    火曜は「相場の分岐をみる日。足取りにつくが良い」。
    水曜は「波乱激しく人気に逆行して動く日」。
    木曜は「買い方針。大相場のスタートとなる」。
    金曜は「吹き値売りの日、但し安値にあれば小戻しする」。
    ボリンジャーのプラス1σが28991円。
    プラス2σが29500円。
    プラス3σが30009円。
    週足陽線基準は28949円。
    前週比プラス基準は29158円。
    月足陽線基準は29123円。
    5月オプションSQ値は29235円28銭。
    幻は脱却。

    《今日のポイント5月11日》

    (1)木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
       10年国債利回りは3.386%。
       2年国債利回りは3.899%。
       ドル円は134円台前半。
       SKEW指数は133.88→138.63→138.18。
       恐怖と欲望指数は60→59(3月15日が22)。

    (2)ダウ輸送株指数は81ポイント(0.58%)安の13834ポイントと4日続落。
       SOX指数は18ポイント(0.63%)安の2978ポイントと反落。
       VIX指数は16.93。
       NYSE出来高は8.91億株(前日8.95株)。
       3市場合算出来高は100.5億株(前日110.4億株、直近20日平均は106.9億株)。
       シカゴ225先物円建ては大証日中比10円高の29130円。

    (3)プライム市場の売買代金は2兆9627億円(前日は3兆1878億円)。
       値上がり740銘柄(前日436銘柄)。
       値下がり1021銘柄(前日1341銘柄)。
       新高値146銘柄(前日278銘柄)。
       7日連続で3ケタ。
       2月24日→3月9日までの10日以来の記録。
       新安値25銘柄(前日17銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは132.21(前日132.21)。
       NTレシオは13.98倍(前日13.96倍)。
       3日連続で13倍台。
       サイコロは8勝4敗で66.66%。
       
    (4)上向きの25日線(28482円)からは△2.26%(前日△2.38%)。
       20日連続で上回った。
       上向きの75日線は27864円。
       33日連続で上回った。
       上向きの200日線(27610円)からは△5.49%(前日△5.52%)。
       31日連続で上回った。
       上向きの5日線は29119円。
       7日連続で上回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.055(前日▲11.939%)
       買い方▲10.865%(前日▲8.077%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲9.382%(前日▲8.754%)。
       買い方▲24.467% (前日▲22.002%)。

    (6)空売り比率は42.0%(前日40.6%、40日連続で40%超)
       空売り規制なしの銘柄の比率6.8%(前日6.1%)。
       日経VIは15.62(前日16.09)。
       2月16日の安値は14.63。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは14.42倍(前日14.52倍)。
       EPSは2019円(前日2005円)。
       11月15日の過去最高準は2238円。
       225のPBRは1.23倍(前日1.24倍)。
       BPSは23680円(前日23485円)。
       10年国債利回りは0.385%(前日0.410%)。

    (8)プライム市場の単純平均は5円安の2488円。
       プライム市場の時価総額は746兆円(前日747兆円)。
       ドル建て日経平均は216.94(前日215.13)と反発。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが28991円。
       プラス2σが29500円。
       プラス3σが30009円。
       週足陽線基準は28949円。
       前週比プラス基準は29158円。
       月足陽線基準は29123円。

    今年の曜日別勝敗(5月11日まで)

    月曜11勝6敗
    火曜13勝4敗
    水曜10勝8敗
    木曜9勝8敗
    金曜12勝5敗

    5月第1週(5月1日─5月2日)の週間海外投資家動向。
    現物1602億円億円買い越し(6週連続で買い越し)。
    先物3074億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
    合計4677億円買い越し(5週連続で買い越し)。
    個人は現物2815億円売り越し。
    先物366億円売り越し。
    合計3181億円売り越し。
    信託銀行は現物346億円売り越し(6週連続で売り越し)。
    先物11億円売り越し。
    合計358億円売り越し(5週連続で売り越し)。

    4月第4週(4月24日─4月28日)の週間海外投資家動向。
    現物1458億円億円買い越し(5週連続で買い越し)。
    先物125億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
    合計1333億円買い越し(4週連続で買い越し)。
    個人は現物1049億円買い越し。
    先物1100億円買い越し。
    合計51億円売り越し。
    信託銀行は現物994億円売り越し(5週連続で売り越し)。
    先物713億円買い越し。
    合計280億円売り越し(4週連続で売り越し)。

    4月28日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.29%(前週▲9.27%)。
    2週連続で悪化。
    3週連続で1ケタ。
    4月28日時点の信用売り残は378億円減の7659億円。
    2週ぶりに減少。
    同信用買い残は164億円減の3兆3119億円。
    3週連続で減少。
    信用倍率は4.32倍(前週4.14倍)。
    5週連続で4倍台。
    5月2日時点の裁定売り残は4327億円減の3414億円。
    3週連続で減少。
    同裁定買い残は986億円増の1兆0198億円。
    2週ぶりに増加。
    当限は売り残が551億円減の3122億円。
    買い残が1098億円増の9764億円。
    翌限以降は売り残が118億円増の291億円。
    買い残が111億円減の433億円。

    先日伺ったある経営トップの言葉。
    経営で考えている3つのことがあります。
    (1)他人の真似ではなく世の中にないことを生み出す
    (2)世界に必要なものを提供する
    (3)人々から感謝され喜ばれること
    簡単だが相当難しいことだ。
    それでもこれに向かって半世紀以上戦ってきたという。
    今更SDGsなど言われなくたって行ってきたということだ。
    その先にあるのは日本がけん引車になること。
    そして「経営と投資は一緒です。
    この3つのことを考えることです」。
    素晴らしいのはバフェットさんだけではない。
    現実に日本にも存在している。

    もっとも経営と投資という観点ではSBGというのもある。
    2023年3月期の連結決算、最終損益が9701億円の赤字。
    1兆7080億円の赤字だった前期に続いて2期連続で最終赤字を計上。
    背景はビジョン・ファンド事業の苦戦継続。
    ファンドの投資先企業の評価額が下がり、その分を損失として計上。
    21年3期は同事業がけん引役となり国内最大の4兆9879億円の純利益を記録していた。
    経営と投資が同じマインドといっても「風任せ」の経営は前者とは意味が違う。
    そもそも「世の中に必要とされている」という部分にかけている。
    しかもCEOではなくCFOが説明するというのはどうなのだろう。
    「次の波に乗るための準備」という好意的な見方もある。
    しかし良い時はCEO、悪い時はCFOという恣意的な姿勢では納得されないだろう。

    ランドコンピュータ(3924)・・・動兆

    コンサルからシステム導入、保守管理まで行う独立系SI。
    金融系に強み。富士通が主顧客
    ローコード開発や次世代サービス提供に期待。



    (兜町カタリスト櫻井)

     


    [株価材料]
     
    ■日本郵政<6178>
    郵便局の統廃合検討 増田社長「整理が必要」

    ■ソフトバンクG<9984>
    2期連続最終赤字 前期9701億円

    ■中外製薬<4519>
    全社にRPA 自動化で20万時間削減へ

    ■折り畳みスマホ、グーグルが発売 25万円 日本で7月中旬に

    ■伊藤忠商事<8001>
    ブレインパッド<3655>と共同でチャットGPT導入

    ■JR東海<9022>
    東海道新幹線で自動運転 停車位置誤差わずか9ミリ

    ■東京エレクトロン<8035>
    4年ぶり減益 今期最終、半導体投資の低迷響く

    ■キリンHD<2503>
    1-3月は68%最終減益、ミャンマーで為替差損

    ■武田<4502>
    今期純利益55%減 大型薬が特許切れ、15年ぶり増配

    ■住友不動産<8830>と三菱地所<8802>
    最高益 今期最終、配当引き上げ

    ■都心オフィス空室率6.11% 4月、2カ月ぶり低下

    ■シャープ<6753>
    前期最終赤字2608億円 液晶パネル工場で減損

    ■ニコン<7731>
    今期純利益22%減 液晶パネル市況が悪化

    ■西武HD<9024>
    今期営業益62%増 鉄道・ホテル利用回復

    ■味の素<2802>
    前期純利益24%増 自社株買い最大500億円

    ■NTTデータ<9613>
    前期最終一転増益 DXシステム好調 今期は減益へ

    ■東映アニメ<4816>
    今期純利益43%減 前期の反動で

    ■キユーピー<2809> 
    ブラジル産卵輸入へ 業務用商品向けに

     



    12日の東京株式市場は、もみ合いとなりそう。
    日経平均株価の予想レンジは、2万8900円−2万9200円を想定。(11日終値2万9126円72銭)

    決算発表がピークとなることから、決算を手がかりとした個別銘柄に物色の矛先が向かうとみられ、「森(全体)よりも木(個別)を見る」の傾向が強まりそう。
    また、5月限株価指数先物・オプションSQ(特別清算指数)値の算出日にあたることから、SQの市場推定値が意識される場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=134円台の半ば(11日は134円54−56銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=146円台の後半(同147円04−08銭)とやや円高方向にある。

    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所清算値比10円高の2万9130円だった。


    【好材料銘柄】 

    ■ETSホールディングス <1789>
    上期経常を一転85%増益に上方修正。

    ■オエノンホールディングス <2533>
    1-3月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。

    ■シュッピン <3179>
    今期経常は27%増益、3円増配へ。

    ■じげん <3679>
    今期最終は25%増で2期連続最高益、1円増配へ。

    ■セグエグループ <3968>
    1-3月期(1Q)経常は49%増益で着地。

    ■Sun Asterisk <4053>
    1-3月期(1Q)経常は3.5倍増益で着地。

    ■エア・ウォーター <4088>
    今期最終は10%増で2期ぶり最高益、前期配当を4円増額・今期も60円継続へ。

    ■タイガースポリマー <4231>
    今期経常は23%増益、2円増配へ。

    ■JDSC <4418>
    今期営業を4倍上方修正・2期ぶり最高益更新へ。

    ■OATアグリオ <4979>
    今期経常を一転20%増益に上方修正・最高益、配当も5円増額。

    ■ヤマウホールディングス <5284>
    今期経常は2%増益、前期配当を7円増額・今期は3円増配へ。

    ■瑞光 <6279>
    東証が17日付で東証プライムに市場区分を変更する。

    ■イーグル工業 <6486>
    今期経常は1%増益、前期配当を20円増額・今期も70円継続へ。

    ■ヴィスコ・テクノロジーズ <6698>
    今期経常は2.1倍増益、2円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.58%にあたる22万株(金額で1億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。

    ■パナソニック ホールディングス <6752>
    今期最終は32%増で5期ぶり最高益更新へ。

    ■三社電機製作所 <6882>
    前期経常が一転増益で上振れ着地・今期は21%増益、前期配当を5円増額・今期は10円増配へ。

    ■ミツバ <7280>
    今期経常は2.5倍増益へ。

    ■セレンディップ・ホールディングス <7318>
    前期経常が一転増益で上振れ着地・今期は7%増益へ。

    ■SCREENホールディングス <7735>
    今期経常は6%増で3期連続最高益、前期配当を43円増額・今期は実質増配。また、9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。

    ■アシックス <7936>
    1-3月期(1Q)経常は99%増益で着地。

    ■マミヤ・オーピー <7991>
    今期経常は16%増益へ。

    ■ヤマトホールディングス <9064>
    今期経常は39%増益へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の6.06%にあたる2200万株(金額で500億円)を上限に自社株買いを実施。取得した自社株は24年3月29日付で全て消却する。

    ■スペース <9622>
    1-3月期(1Q)経常は3.4倍増益で着地。

    ■サックスバー ホールディングス <9990>
    前期経常が上振れ着地・今期は36%増益、前期配当を7.5円増額・今期は7.5円増配へ。


    【主な経済指標・スケジュール】


    12(金)
    【国内】
    オプションSQ
    4月マネーストック(8:50)
    G7科学技術相会合(仙台市、〜5/14)
    G7教育相会合(富山市、金沢市、〜5/15)
    《決算発表》
    NTT、オリンパス、資生堂、アサヒ、大塚HD、クボタ、大和ハウス、東芝、三住トラスト、ヤクルト、りそなHD、住友電、東レ、いすゞ、三菱ケミG、AGC、大日印、楽天G、マツキヨココカラ、凸版印、ダイフク、大成建、スクエニHD、マクドナルド、マツダ、SBI、NXHD、三井化学、ゼンショーHD、ロート、東洋水産、京王、コンコルディア、東ソー、Gウイン、サンリオ、東センチュリー、王子HD、アズビル、IIJ、京都銀、SBI新生、長谷工、浜ゴム、ふくおか、メディパル、アマダ、クラレ、三浦工、三菱ガス、ニフコ、住友重、ハーモニック、ALSOK、ラクス、めぶきFG、洋缶HD、TBSHD、上組、セブン銀行、堀場製、セイノーHD、コカコーラBJH、三菱マ、フジテック、DOWA

    【海外】
    米5月ミシガン大学消費者信頼感指数(23:00)


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     


    11日のNYダウ工業株30種平均は4日続落し、前日比221ドル82セント(0.7%)安の3万3309ドル51セントで終えた。

    米地銀持ち株会社のパックウエスト・バンコープはこの日、先週に大規模な預金流出が発生したと発表。身売りも含めた「戦略的な選択肢」を検討すると報じられたことがきっかけになり、5日までの1週間で預金が1割近く減少したという。


    市場では、地方銀行の経営不安が再燃し、金融株が下落。景気悪化懸念も強まり、幅広い銘柄が売られた。

    前日に四半期決算を発表した映画・娯楽のウォルト・ディズニーが大幅に下落したのも投資家心理を冷やし、ダウ平均の下げ幅は一時400ドルを超えた。

    ダウ平均の構成銘柄であるディズニーは9%下げ、ダウ平均を下押しした。10日夕に発表した2023年1〜3月期決算で成長分野の動画配信サービスの契約者数が減少したと明らかにし、売りが膨らんだ。

    11日発表の4月の米卸売物価指数(PPI)はエネルギーと食品を除くコア指数の上昇率が前月比0.2%と市場予想に一致し、米国の物価上昇が落ち着くには時間がかかることを示す内容だった。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は同日に「インフレの持続性に驚いている」と述べ、物価上昇率の高止まりに懸念を示したと伝わった。

    半導体のインテルと化学のダウの下げも目立った。半面、飲料のコカ・コーラや航空機のボーイングは上昇した。

    ナスダック総合株価指数は続伸した。前日比22.065ポイント(0.2%)高の1万2328.507で終えた。ネット検索のアルファベットが自社サービスで人工知能(AI)の活用を拡大する方針を示し4%高で終えた。電気自動車のテスラも買われた。

     

    【シカゴ日本株先物概況】

    11日のシカゴ日経平均先物は上昇した。6月物は前日比75円高の2万9130円で終えた。同日の米株式市場では、米地方銀行の経営不安が再燃したことで投資家のリスク回避姿勢が強まり、NYダウ工業株30種平均は下落したが、日経平均先物の反応は限られた。


    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    29130 ( +10 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    29145 ( +25 )

    ( )は大阪取引所終値比




    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7730.58(−10.75)

    11日のFTSE100種総合株価指数は3日続落した。前日に比べ10.75ポイント(0.14%)安の7730.58で終えた。金融の引き締め状態が長期化し、需要が減退するとの懸念から資源やエネルギーセクターに売りが出た。

    イングランド銀行(英中央銀行)は11日、政策金利を0.25%引き上げ4.5%にすると発表した。同時に発表した5月の金融政策報告では、成長率を前回2月の報告時点から大幅に上方修正し、景気後退の予想を取り下げた。加えてインフレが一段と高止まりするとの見通しを示した。市場では英中銀の利上げサイクルの停止は近いが、引き締め状態が長引くとの警戒感が強まった。

    個別では、航空機エンジン製造大手ロールス・ロイスが6.65%安と下落。通信大手のエアテル・アフリカは5.34%安、産銅大手アントファガスタが3.99%安とそれぞれ売られた。

    反面、段ボール大手スマートフィット・カッパが3.71%高と上昇。投資会社メルローズ・インダストリーズが3.08%高、プライベート・エクイティ会社3i(スリーアイ)グループが3.01%高と続いた。

     




    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 15834.91(−61.32)

    11日のドイツ株価指数(DAX)は続落し、前日に比べ61.32ポイント(0.39%)安の1万5834.91で取引を終えた。欧州の取引時間中に米ダウ工業株30種平均の下げ幅が拡大し、投資家心理を冷やした。自動車やヘルスケアの一角に売りが出た。半面、前日に売られていた小売り関連が買い直され、下値を支えた。


    個別では、製薬大手バイエルが7.46%の下落。これに自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が5.56%安、エネルギー大手シーメンス・エナジーが2.48%安と続いた。
    一方、医療大手メルク(2.48%高)やスポーツ用品大手アディダス(2.09%高)が買われた。




    ■フランス・パリ株価指数 
    CAC40 7381.78(+20.58)

    フランスCAC40種指数は0.29%高だった。


     

05月12日 毎日コラム
【必見】株で損する!7大リスク
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