【市況一覧】
日経平均株価
38,701.90 -111.68 12/20
TOPIX
2,701.99 -11.84 12/20
マザーズ
624.89 -5.96 12/20
NYダウ平均
42,342.24 +15.37 12/20
ナスダック総合
19,372.77 -19.92 12/20


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    今週は、大幅高となった。週前半は決算を材料とした個別物色が盛り上がった。決算発表一巡後も、半導体株買いが盛り上がったほか、円安がサポートとなったことなどから、日本株の強い基調が崩れなかった。17日は前日の米国株が下落する中でも買いが入り、日経平均は3万円の大台に到達。翌18日に400円を超える大幅上昇となると、19日には2021年9月の高値を上回り、バブル崩壊以降の高値を更新した。
    今週の日経平均は5営業日すべてで200円以上の上昇となり、週間では約1420円の上昇。週足では6週連続で陽線を形成した。
     
    東証のPBR革命(資本効率を上げるために投資を促すこと。投資先は自社株にも向かっている面も)、バフェットの日本株推奨、金融緩和策の維持と円安、3期連続最高益予想など材料は揃っています。PERも14倍台半ばであと1000円程度の上げは許容範囲かもしれません。来週も上放れの勢いそのままに株高は続くでしょう。ひとまず3万1000円台に乗せて、その後はスピードが緩んでくる可能性があるだろう。
     
    来週は軟調展開か。日経平均は19日まで7日続伸となり、12日以降の6営業日はすべて3桁の上昇。さすがに高値警戒感が出てきて、17日や19日はプライム市場で値上がりよりも値下がり銘柄の方が多かった。
    来週は国内で材料が少ないこともあり、いったん上昇にはブレーキがかかり、クールダウンの週になると予想する。
    ただ、今週はハイテクを中心に大型株がすこぶる強く、指数の上昇に乗り切れなかった銘柄も少なくない。日経平均が下げたとしても出遅れ銘柄が見直されやすく、リスク選好ムードの強い地合いが大きく変化することはないと考える。日経平均も3万円を下回るようなら、押し目を待っていた投資家からの買いが期待できる。やや水準を切り下げるも、3万円近辺で値を固める週になると予想する。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(19日現在)
     
    31254.61  ボリンジャー:+3σ(13週)
    31098.78  ボリンジャー:+3σ(25日)
    30980.76  ボリンジャー:+3σ(26週)
     
    30808.35  ★日経平均株価19日終値
     
    30409.00  ボリンジャー:+2σ(25日)
    30299.80  ボリンジャー:+2σ(13週)
    30055.58  6日移動平均線
    29972.60  均衡表転換線(日足)
    29905.31  ボリンジャー:+2σ(26週)
    29842.99   新値三本足陰転値
    29719.22  ボリンジャー:+1σ(25日)
    29389.70  均衡表基準線(日足)
    29345.00  ボリンジャー:+1σ(13週)
    29029.43  25日移動平均線
    28935.12  均衡表転換線(週足)
    28829.85  ボリンジャー:+1σ(26週)
    28390.20  13週移動平均線
    28339.65  ボリンジャー:-1σ(25日)
    28293.23  均衡表基準線(週足)
    28096.76  75日移動平均線
    27770.70  均衡表雲上限(日足)
    27754.40  26週移動平均線
    27687.87  200日移動平均線
    27683.86  均衡表雲下限(日足)
     
    2021年9月高値30795.78円を超えて30924.57円まで買われた後、上げ幅をやや縮めてローソク足は陰線で終了した。25日移動平均線との上方乖離率は日経平均で6.13%(昨日5.74%)に拡大したが、TOPIXでは4.54%(昨日4.70%)に縮小して過熱ラインの5%を下回っており、上値余地を残して週末を迎えた。
     
     

    【大引け概況】


    19日の日経平均株価は7日続伸し、前日比234円42銭(0.77%)高の3万0808円35銭で終えた。7日続伸はおよそ1カ月ぶり。
     
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    前日のNYダウが、米債務上限問題の合意期待で115ドル高と続伸したことも追い風となり、東京株式市場も値を上げてスタート。21年9月14日の終値3万670円を抜き、一時1990年8月以来、約33年ぶりとなる3万900円台まで上昇した。買い一巡後は上昇幅が縮小する場面もあったが、下値を拾う動きは強く、相場は堅調に推移した。バブル後の高値を更新したことで、東京株式市場は新たなトレンドに入ったとの見方からの買いが強まった。
    外国為替市場では1ドル=138円台まで円安・ドル高が進み、輸出関連にも追い風となった。19日の米株価指数先物が堅調に推移したことも、海外勢による日本株買いにつながった。日経平均の上げ幅は寄り付き直後に300円を超える場面があった。
     
    日経平均は伸び悩む場面もあった。日本株はこのところ急ピッチで上昇してきたため、短期的な過熱感を警戒した売りが出た。市場では「国内の年金基金や銀行勢からはリバランスや持ち高調整に絡んだ売り注文が出ている」との声があった。
     
    日経平均の騰勢は衰えることはない。関係者からは22年11月高値(2万8502円)から今年1月の安値(2万5661円)までの下げ幅の倍返しにあたる3万1343円など3万1300円近辺が次なる上値のめどとの声が多く聞かれる。日本株の上昇が鮮明となっているだけに、運用成績を向上させるために海外勢の買いは今後も続く可能性が高いとみる向きが多い。日経平均は長期的にみても新たな上昇トレンドに入ったと考える投資家も増え始めている。
     
    東証株価指数(TOPIX)は6日続伸し、3.84ポイント(0.18%)高の2161.69で終えた。1990年8月以来の高値。
     

    東証プライムの売買代金は概算で3兆4097億円。売買高は12億7383万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は812と、全体の4割にとどまった。値下がりは945、変わらずは78銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では精密機器、サービス業、機械などが上昇。銀行業、パルプ・紙、陸運業などは下落した。
     
    個別銘柄では、ファーストリテイリングが8日続伸し、1銘柄で日経平均を70円超押し上げた。レーザーテックや東京エレクトロン、信越化、SUMCO、ディスコといった半導体関連株が高く、ファナックやキーエンスが値を上げた。オリンパスと安川電も高い。為替の円安進行を受けトヨタ自動車や日産自動車、SUBARUなど自動車株が高い。リクルートホールディングスやコマツ、ダイフク、安川電機が堅調だった。
     
    半面、アドテストやソニーG、ソフトバンクグループ、任天堂など足元で上昇が目立っていた主力株の一角には利益確定売りが出た。三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループが安く、日本製鉄や日本郵船、JR東海が軟調だった。KDDIも下落した。

     


     
    東証スタンダード市場は米国株高や外国為替市場の円安進行で良好な投資家心理が保たれる中、買いや売方の買い戻しが入った。スタンダードTOP20は反発。出来高2億2242万株。値上がり銘柄数617、値下がり銘柄数649と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、Abalance、ヤマザキ、ジオコードがストップ高。サンユー建設、ダントーホールディングス、東京機械製作所は一時ストップ高と値を飛ばした。第一建設工業、テノックス、中央ビルト工業、東洋精糖、東北新社など43銘柄は年初来高値を更新。Shinwa Wise Holdings、ASIAN STAR、明治機械、大水、ハーモニック・ドライブ・システムズが買われた。
     
    一方、ベクター、三ツ知、南海化学、田中化学研究所、アズジェントなど29銘柄が年初来安値を更新。ビューティ花壇、イクヨ、シダー、ポプラ、住石ホールディングスが売られた。
     
     
     


     
    東証グロース市場は個人投資家の買いが支える堅調な展開となり、東証マザーズ指数、グロースCoreは堅調。東証マザーズ指数の終値は前日比8.55ポイント(1.16%)高の747.55だった。前日の米株式相場の上昇を支えに買いが優勢だった。午後に強含む場面もあったが、週末とあって上値では売りも出やすかった。
     
    この日、プライム市場の売買代金が前日比で減少する一方、グロース市場の売買代金は増加。日経平均や東証株価指数(TOPIX)に比べてグロース市場指数やマザーズ指数の上昇率が大きくなった。日経平均株価は連日の高値更新となったが、朝高後はもみ合い状態になるなどプライム市場には頭重さも見られ、「ボラティリティー重視の個人投資家は新興企業市場に戻ってきたようだ」という。
    グロース市場ではカバー、エニーカラー、BASEが上昇した。一方、スカイマーク、ライフネットが下落した。
    値上がり銘柄数305、値下がり銘柄数186と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では、ファンデリー、アララ、EduLab、Welbyがストップ高。ユナイテッド、ランディックス、海帆、モルフォ、オークファンなど20銘柄は年初来高値を更新。アンジェス、ビープラッツ、リニューアブル・ジャパン、プロジェクトカンパニー、Rettyが買われた。
     
     一方、Aimingが一時ストップ安と急落した。アミタホールディングス、アマナ、富士山マガジンサービス、霞ヶ関キャピタル、コラボスなど30銘柄は年初来安値を更新。CaSy、ベルトラ、セカンドサイトアナリティカ、デジタルプラス、キャンバスが売られた。
     



    19日午前の日経平均株価は続伸し、前日比318円54銭(1.04%)高の3万0892円47銭で前場を終えた。
    前日のNYダウが、米債務上限問題の合意期待で115ドル高と続伸したことも追い風となり、東京市場も値を上げてスタート。21年9月14日の終値3万670円を抜きバブル後高値を上回って始まった。日経平均株価は7日連続高となるなか一時、1990年8月以来、約33年ぶりとなる3万900円台まで上昇した。機械など景気敏感株を中心に買いが優勢となった。
    買い一巡後は上昇幅が縮小する場面もあったが、下値を拾う動きは強く前引けにかけ値を戻す展開となった。
     
    外国為替市場では1ドル=138円台後半まで円安・ドル高が進み、主力の輸出関連を中心に追い風となった。
     
    日経平均は伸び悩む場面もあった。日本株はこのところ急ピッチで上昇してきたため、短期的な過熱感を警戒した売りに押された。国内の機関投資家から利益確定や持ち高調整の売りが出たとの見方もあった。
     
    今週から、現物主体の動きから先物主体の動きに切り替わっているとすれば、3月末以降から進んできた日本株の独歩高基調はやはり一旦は小休止の域に入るのではないだろうか。日経平均が本日バブル崩壊後の最高値を更新したことでさすがに上昇一服感や達成感もこれまで以上に強まってくると考えられる。
     
    ここまでの強い基調から大幅な値崩れは想定しづらいが、2万9000円台半ばあたりまでの調整は十分にありえるだろう。海外勢の日本株に対する見方が変化しつつあるとはいえ、世界景気の先行き不透明感が強いなか、日本株だけがいつまでも独歩高を続けるとは想定しづらい。ここからは、これまで指数をけん引してきた半導体関連などのハイテク株よりは、指数対比で出遅れ感の強い銘柄などに着目した方がよさそうだ。



     
     
    東証株価指数(TOPIX)も続伸で前場を終えた。前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆7903億円、売買高は6億3767万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1044と、全体の6割を占めた。値下がりは699、変わらずは92銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)ではサービス業、精密機器、機械などが上昇。陸運業、銀行業、空運業などは下落した。
     
     
    個別銘柄では、レーザーテックや東京エレクトロンといった半導体関連株が高く、三菱商事や三井物産など商社株もしっかり。ファストリ、ソフトバンクグループやリクルートホールディングスが値を上げた。ファナックやダイキン、信越化も高い。
     
    一方、ソニーGは下げた。アドバンテスト、ルネサスなど高値警戒感の強い半導体株の一角は利益確定売りで下落した。三井住友、りそなHDの銀行、T&DHD、第一生命HDの保険が冴えない。ほか、郵船、川崎汽船の海運、JR西、JR東海の陸運、JAL、ANAの空運などが軟調に推移した。

     


     
    東証スタンダード市場は米国で債務上限問題への楽観的な見方が広がって株価が上昇したことや、外国為替市場の円安進行を受け、輸出株などに買いが入った。スタンダードTOP20は反発。出来高1億3916万株。値上がり銘柄数650、値下がり銘柄数552と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では、Abalance、ジオコードがストップ高。ダントーホールディングス、東京機械製作所は一時ストップ高と値を飛ばした。第一建設工業、サンユー建設、東洋精糖、東北新社、極楽湯ホールディングスなど34銘柄は年初来高値を更新。ゼネテック、パレモ・ホールディングス、Shinwa Wise Holdings、大水、ヘリオス テクノ ホールディングが買われた。
     
    一方、ベクター、南海化学、田中化学研究所、ダイトーケミックス、田谷など21銘柄が年初来安値を更新。イクヨ、ビューティ花壇、うかい、シダー、住石ホールディングスが売られた。
     


     
    東証グロース市場は、東証マザーズ指数、グロースCoreは堅調。東証マザーズ指数の前引けは前日比9.29ポイント(1.26%)高の748.29だった。前日の米株式相場の上昇を支えに新興市場でも買いが優勢だった。
     
    グロース市場ではカバーの上昇が目立った。QDレーザ、フリーも高い。一方、ビジョナル、スカイマークが下落した。値上がり銘柄数335、値下がり銘柄数161と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では、Welbyがストップ高。ファンデリーは一時ストップ高と値を飛ばした。ユナイテッド、ランディックス、海帆、モルフォ、オークファンなど15銘柄は年初来高値を更新。アララ、イオレ、EduLab、ティアンドエス、アンジェスが買われた。
     
     一方、アミタホールディングス、霞ヶ関キャピタル、コラボス、はてな、ジィ・シィ企画など25銘柄が年初来安値を更新。ベルトラ、キャンバス、セカンドサイトアナリティカ、シェアリングテクノロジー、関通が売られた。
     

    【寄り付き概況】



    19日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比273円43銭高の3万0847円36銭。2021年9月に付けた高値(3万0670円)を上回り、1990年7月以来およそ33年ぶり高値圏まで上昇した。

    前日の米株式市場は、NYダウが115ドル高と続伸。米債務上限問題の合意期待が膨らみ値を上げた。東京株式市場は、前日までの連日高の流れを引き継ぎ、上昇してスタート。為替は1ドル=138円60銭前後と前日夕方に比べ円安で推移している。

    ただ、買い一巡後は伸び悩んでいる。日本株はこのところ急ピッチで上昇してきたため、短期的な過熱感を警戒した売りが出ている。

    寄り付き時点で業種別では33業種中、23業種が高く、値上がりは精密、機械、電気機器など。値下がりは紙パ、海運、陸運など。


    東証株価指数(TOPIX)も続伸して始まった。

    個別では、キーエンスやソフトバンクグループ(SBG)、三菱商が高い。一方、アドテストとソニーGが下落している。三菱UFJも安い。

     


    「なんくるないさー」

    「SOX指数は98ポイント(3.16%)高の3223ポイントと続伸」

    木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
    NYダウは200ドル近い下落から切り返した。
    S&P500は年初来高値を更新した。
    債務上限問題を巡る楽観的な見方が拡大。
    小売大手ウォルマートが通期予想を引き上げたことも支援材料。
    ウォルマートは1.30%上昇。
    市場予想を上回る第1四半期決算を発表。
    2024年1月期の売上高と利益の予想も引き上げたことを好感。
    10年債利回りの上昇にもかかわらず、金利に敏感なグロース(成長)株は1.03%上昇。
    決算と業績見通しを発表した半導体設計支援ソフト製造のシノプシスが8.65%急騰しグロース株をけん引した。
    ネットフリックスも9.22%の大幅高。
    マイクロン・テクノロジーは4.08%上昇。
    日本国内で今後数年に最大5000億円を投資し次世代半導体を生産すると発表した。
    SOX指数は98ポイント(3.16%)高の3223ポイントと続伸。
    5月のフィラデルフィア連銀製造業業況指数はマイナス10.4。
    4月のマイナス31.3から改善。
    ただ9カ月連続のマイナスとなった。
    5月の新規受注指数はマイナス8.9と4月のマイナス22.7から改善。
    一方、雇用指数はマイナス0.2からマイナス8.6に悪化した。
    支払い価格指数は10.9と4月の8.2から上昇。
    今後の6カ月業況予測はマイナス10.3と4月のマイナス1.5から悪化。
    今後6カ月の設備投資予測は2.5。
    4月はマイナス5.4だった。
    4月米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比3.4%減の428万戸。
    減少は2カ月連続。
    市場予想の430万戸も下回った。
    フレディマックによると、先週の30年固定型住宅ローン金利の平均は6.35%。
    1年前の5.30%を大きく上回る水準。
    週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週から2万2000件減少し24万2000件。
    減少幅は2021年11月20日の週以来最大。
    労働市場がなお逼迫している。
    市場予想は25万4000件だった。
    国債利回りはが数カ月ぶりの高水準に上昇。
    FF金利先物市場が織り込む6月FOMCでの金利据え置きの可能性は64%。
    1週間前の確率は90%だった。
    10年国債利回りは3.651%。
    2年国債利回りは4.260%。
    ドルは対円で6カ月ぶりの高値を更新。
    一時138.74円と6カ月ぶりの高値を更新。
    一方、中国人民元は対ドルで6カ月ぶり安値を更新。
    ドル円は138円台後半。
    WTI原油先物6月限は前日比0.97ドル(1.3%)安の71.86ドル。
    ビッドコインは650ドル安の26780ドル。
    SKEW指数は137.32→137.53→138.06。
    恐怖と欲望指数は61→66(3月15日が22)。

    木曜のNYダウは115ドル(0.34%)高の33535ドルと続伸。
    高値33579ドル、安値33212ドル。
    サイコロは4勝8敗。
    騰落レシオは85.61%(前日89.37%)。
    NASDAQ188ポイント(1.51%)高の12688ポイントと続伸。
    高値12698ポイント、安値12512ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは90.53%(前日93.27%)。
    S&P500は39ポイント(0.94%)高の4198ポイントと続伸。
    高値4202ポイント、安値4153ポイント。
    サイコロは6勝6敗。
    騰落レシオは95.86%(前日97.31%)。
    ダウ輸送株指数は63ポイント(0.46%)高の14003ポイントと続伸。
    SOX指数は98ポイント(3.16%)高の3223ポイントと続伸。
    VIX指数は16.05と低下。
    NYSE出来高は9.14億株(前日9.58億株)。
    3市場合算出来高は104.9億株(前日103.5億株、直近20日平均は106.2億株)。
    シカゴ225先物円建ては大証日中比315円高の30905円。
    ドル建ては大証日中比335円高の30925円。
    ドル円は138.71円。
    10年国債利回りは3.651%。
    2年国債利回りは4.260%。

    「日足のプラス3σが30775円、週足のプラス3σが31102円」

    木曜の日経平均は寄り付き339円高。
    高値は30667円。
    終値は480円(△1.60%)高の30573円と6日続伸。
    6日間での上昇幅は1451円。
    4月は8日続伸で1186円上昇していた。
    4月28日は28459円→28499円にマド。
    5月1日は28879円→29016円にマドで2空。
    15日は29426円→29476円にマド。
    16日は29629円→29779円にマドで2空。
    18日は30115円→30381円にマド。
    日足は6日連続で陽線。
    5月オプションSQ値は29235円28銭なので5勝。
    21年9月14日高値はザラバが30795円、終値が30670円。
    ここを上抜ければ「33年ぶりに高値更新」。
    ちなみに1990年7月(月初が321600円で30日が30442円)。
    TOPIXは24.14ポイント(△1.14%)高の2157ポイントと5日続伸。
    21年9月14日終値2118ポイントを上抜けてコロナ後高値を更新中。
    1990年8月3日(2174ポイント)以来33年ぶりの高値水準。
    TOPIXコア30は1070ポイント。
    2007年10月以来15年ぶりの高値を更新中。
    TOPIXバリュー株指数は2329ポイントまで上昇。
    08年11月以降の最高値を4日連続で更新。
    プライム市場指数は12.51ポイント(△1.14%)高の1110.42と5日続伸。
    東証マザーズ指数は8.28ポイント(▲1.11%)高の739.00と反落。
    プライム市場の売買代金は3兆8007億円(前日は3兆3543億円)。
    値上がり956銘柄(前日758銘柄)。
    値下がり808銘柄(前日1007銘柄)。
    新高値260銘柄(前日273銘柄)。
    12日連続で3ケタ。
    2月24日→3月9日までの10日以来の記録を越し今年最長。
    新安値40銘柄(前日49銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは138.22(前日143.31)。
    NTレシオは14.17倍(前日14.10倍)。
    5日連続で14倍台。
    サイコロは10勝2敗で83.33%。
    TOPIXは8勝4敗で66.66%。
    マザーズ指数は7勝5敗で58.33%。
    上向きの25日線(28914円)からは△5.74%(前日△4.50%)。
    25日連続で上回った。
    上向きの75日線は28051円。
    38日連続で上回った。
    上向きの200日線(27672円)からは△10.49%(前日△8.80%)。
    36日連続で上回った。
    上向きの5日線は29905円。
    12日連続で上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.283%(前日▲13.059%)
    買い方▲7.547%(前日▲7.817%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.823%(前日▲7.433%)。
    買い方▲23.338% (前日▲22.779%)。
    空売り比率は39.8%(前日40.3%、2日ぶりに40%割れ)
    空売り規制なしの銘柄の比率7.6%(前日7.6%)。
    日経VI20.47(前日17.78)。
    2月16日の安値は14.63。
    日経平均採用銘柄のPERは14.37倍(前日14.21倍)。
    前期基準では14.39倍。
    EPSは2127円(前日2117円)。
    5月10日は2005円(前日2005円)まで低下。
    11月15日の過去最高準は2238円。
    225のPBRは1.27倍(前日1.26倍)。
    BPSは24073円(前日23883円)。
    10年国債利回りは0.380%(前日0.360%)。
    日経平均の予想益回りは6.96%。
    予想配当り利回りは2.06%。
    プライム市場の予想PERは15.15倍。
    前期基準では15.09倍。
    PBRは1.26倍。
    プライム市場の予想益回りは6.59%。
    配当利回り加重平均は2.37%。
    プライム市場の単純平均は17.83円高の2545円。
    プライム市場の売買単価は2664円(前日2348円)。
    プライム市場の時価総額は772兆円(前日764兆円)。
    ドル建て日経平均は222.37(前日219.93)と3日続伸。
    木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比315円高の30905円。
    高値30935円、安値30380円。
    大証先物夜間取引終値は大証日中320円高の30910円。
    気学では「吹き値売りの日、但し安値にあれば小戻しする」。
    月曜は「高いと下押しをみせる。安寄りは買い狙え」。
    火曜は「押し目買いの日。悪目にある時は急伸する」。
    水曜は「押し目買い方針良し」。
    木曜は「上寄り売り、下寄り買い」。
    金曜は「変化日にして不時の高下をみせる日」。
    ボリンジャーのプラス1σが29534円。
    プラス2σが30154円。
    プラス3σが30775円。
    週足ボリンジャーのプラス2σが30192円。
    4月21日の週からプラス2σでバンドウオーク中。
    プラス3σが31102円。
    週足陽線基準が29626円。
    月足陽線基準は29123円。
    広島ではG7首脳会議(広島→21日)。
    NYは先物決済のウィッチング。


    《今日のポイント5月18日》

    (1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
       S&P500は年初来高値を更新した。
       10年国債利回りは3.651%。
       2年国債利回りは4.260%。
       ドル円は138円台後半。
       SKEW指数は137.32→137.53→138.06。
       恐怖と欲望指数は61→66(3月15日が22)。

    (2)ダウ輸送株指数は63ポイント(0.46%)高の14003ポイントと続伸。
       SOX指数は98ポイント(3.16%)高の3223ポイントと続伸。
       VIX指数は16.05と低下。
       NYSE出来高は9.14億株(前日9.58億株)。
       3市場合算出来高は104.9億株(前日103.5億株、直近20日平均は106.2億株)。
       シカゴ225先物円建ては大証日中比315円高の30905円。

    (3)プライム市場の売買代金は3兆8007億円(前日は3兆3543億円)。
       値上がり956銘柄(前日758銘柄)。
       値下がり808銘柄(前日1007銘柄)。
       新高値260銘柄(前日273銘柄)。
       12日連続で3ケタ。
       2月24日→3月9日までの10日以来の記録を越し今年最長。
       新安値40銘柄(前日49銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは138.22(前日143.31)。
       NTレシオは14.17倍(前日14.10倍)。
       5日連続で14倍台。
       サイコロは10勝2敗で83.33%。
     
    (4)上向きの25日線(28914円)からは△5.74%(前日△4.50%)。
       25日連続で上回った。
       上向きの75日線は28051円。
       38日連続で上回った。
       上向きの200日線(27672円)からは△10.49%(前日△8.80%)。
       36日連続で上回った。
       上向きの5日線は29905円。
       12日連続で上回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.283%(前日▲13.059%)
       買い方▲7.547%(前日▲7.817%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.823%(前日▲7.433%)。
       買い方▲23.338% (前日▲22.779%)。

    (6)空売り比率は39.8%(前日40.3%、2日ぶりに40%割れ)
       空売り規制なしの銘柄の比率7.6%(前日7.6%)。
       日経VI20.47(前日17.78)。
       2月16日の安値は14.63。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは14.37倍(前日14.21倍)。
       EPSは2127円(前日2117円)。
       5月10日は2005円(前日2005円)まで低下。
       11月15日の過去最高準は2238円。
       225のPBRは1.27倍(前日1.26倍)。
       BPSは24073円(前日23883円)。
       10年国債利回りは0.380%(前日0.360%)。

    (8)プライム市場の単純平均は17.83円高の2545円。
       プライム市場の時価総額は772兆円(前日764兆円)。
       ドル建て日経平均は222.37(前日219.93)と3日続伸。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが29534円。
       プラス2σが30154円。
       プラス3σが30775円。
       週足ボリンジャーのプラス2σが30192円。
       4月21日の週からプラス2σでバンドウオーク中。
       プラス3σが31102円。
       週足陽線基準が29626円。
       月足陽線基準は29123円。
       広島ではG7首脳会議(広島→21日)。
       NYは先物決済のウィッチング。


    今年の曜日別勝敗(5月18日まで)

    月曜12勝6敗
    火曜14勝4敗(火曜8連勝中)
    水曜11勝8敗
    木曜10勝8敗(木曜5連勝中)
    金曜13勝5敗(金曜2連勝中)

    5月第2週(5月8日─5月12日)の週間海外投資家動向。
    現物5658億円億円買い越し(7週連続で買い越し)。
    先物2185億円買い越し(2週連続で買い越し)。
    合計7844億円買い越し(6週連続で買い越し)。
    7週連続の買い越しは2020年11ー12月以来、約2年半ぶり。
    7週間の買越額は累計で2兆8842億円。
    個人は現物3054億円売り越し。
    先物860億円売り越し。
    合計3914億円売り越し。
    信託銀行は現物1473億円売り越し(7週連続で売り越し)。
    先物257億円売り越し。
    合計1731億円売り越し(6週連続で売り越し)。

    5月第1週(5月1日─5月2日)の週間海外投資家動向。
    現物1602億円億円買い越し(6週連続で買い越し)。
    先物3074億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
    合計4677億円買い越し(5週連続で買い越し)。
    個人は現物2815億円売り越し。
    先物366億円売り越し。
    合計3181億円売り越し。
    信託銀行は現物346億円売り越し(6週連続で売り越し)。
    先物11億円売り越し。
    合計358億円売り越し(5週連続で売り越し)。

    5月12日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.45%(前週▲9.27%)。
    3週連続で悪化。
    4週連続で1ケタ。
    5月12日時点の信用売り残は784億円増の8443億円。
    2週ぶりに増加。
    同信用買い残は646億円減の3兆2456億円。
    4週連続で減少。
    信用倍率は3.85倍(前週4.32倍)。
    6週ぶりに3倍台。
    5月12日時点の裁定売り残は2480億円減の934億円。
    4週連続で減少。
    同裁定買い残は511億円減の9686億円。
    2週ぶりに減少。
    当限は売り残が2864億円減の258億円。
    買い残が485億円減の9278億円。
    翌限以降は売り残が384億円増の675億円。
    買い残が25億円減の408億円。

    相場が急騰してきて「怖い」という人も多い。
    そういう人に贈った言葉。
    「なんくるないさー。
    相場は時として上にも下にも爆発するもの。
    そして一定の時間はテクニックが役に立たなくなります。
    歴史の証拠として目に焼き付けておくといいです。
    上げの最大の理由は「過去と違ってアメリカが例えば半導体や自動車など日本の政策や企業動向に反対していないこと」だと思います。
    アメリカと貿易摩擦が生じない日本経済への期待感です」。

    日経では「日本企業の業績が逆風下でも伸びる」の見出し。
    2024年3月期の純利益は前期比2%増。
    3期連続で最高益を更新する見通し。
    供給網の改善で自動車生産が回復する。
    資源高などの一服で前期に好調だった商社や海運は落ち込むため稼ぎ頭が交代することになる。
    景気後退懸念でスマートフォンやパソコン出荷が低迷し、設備投資関連業種は苦戦が続く。
    欧米の利上げを引き金に主要国の景気は減速するとみて慎重な業績見通しを出す企業が目立つ。
    こうした中で日本企業が増益を確保するのは自動車産業の回復が主因。
    非製造業の利益率(6.1%)は直近で最も高かった18年3月期(6%)も上回る。
    鉄道・バスや空運などの収益改善策が実を結んでいる。

    株式時価総額1兆円以上の日本企業は過去最多の157社。
    「1兆円クラブ」の拡大は株高の持続力を左右する。

    ・評価を高めた主な「1兆円企業」
     値上げ力で稼ぐ力拡大:オリエンタルランド <4661> [終値5342円]時価総額9.71兆円 増加率39%
     味の素 <2802> [終値5160円]2.73兆円 26%
     日清食品HD <2897> [終値12400円]1.27兆円 19%
     資本政策で効率化:ソニーグループ <6758> [終値13720円]17.30兆円 37%
     大日印刷 <7912> [終値4115円]1.20兆円 43%
     凸版印刷 <7911> [終値2978円]1.04兆円 52%
     M&Aで成長:日立 <6501> [終値8285円]70077兆円 24% 
     マツキヨココカラ&カンパニー <3088> [終値7760円]1.10兆円 18%

    昨日を打って変わって「強気の見出し」が増えてきた印象。
    「強気相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、陶酔の中で消えていく」。
    テンプルトンの言葉を借りれば「懐疑→楽観」の時期だろうか。

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    プライムストラテジー(5250)・・・動兆

    Webサイトを高速、安全に稼働させる保守・運用サービスが中核。
    クラウドで月額課金提供。
    DX需要受け新規客の獲得順調。
    レンタルサーバー向けWeb高速化ライセンス販売が急成長。
    RPAの次世代データ自動化システム外販検討。


    (兜町カタリスト櫻井)

     

    [株価材料]
     
    ■半導体、対日投資2兆円超 米韓台大手が事業拡大

    ■リコー<7752>と東芝<6502>
    事務機の生産部門統合 世界最大手に

    ■丸紅<8002>や住商<8053>
    英に3兆円 洋上風力など投資 スナク首相表明

    ■野村HD<8604>
    来期利益目標下げ 主要3部門、経費500億円削減

    ■三井住友<8316>
    IT投資2割増 今後3年で 4000人分の業務減

    ■みずほFG<8411>
    政策株3000億円削減 資本効率高める

    ■伊藤ハム米久<2296>
    IoT導入、生産能力2倍に 食肉加工の新工場

    ■大塚HD<4578>
    大塚製薬 行動障害の薬が米で承認 アルツハイマー向け

    ■松竹<9601>
    NFT新興と提携 来場特典に活用検討

    ■IIJ<3774> 
    KDDI<9433>が1割出資 NTT<9432>から取得

    ■丸紅<8002>とパナソニック<6752>
    物流のEV化支援会社を6月設立

    ■パナソニック<6752>
    設備投資7000億円 今期2.3倍 EV向け電池に重点

    ■コマツ<6301>
    純現金収支最高 今期9.5倍の3500億円

    ■ベネッセHD<9783>
    戦略投資3割増の500億円 中計見直し

    ■IHI<7013>
    前期決算修正 印LCC破産法申請、債権回収に懸念

    ■メルコHD<6676>
    シマダヤ上場を来年度中に申請 スピンオフで

    ■参天製薬<4536>
    伊藤社長、2度撤退の米国に再参入意向


     



    19日の東京株式市場は、堅調な展開が続きそう。
    日経平均株価予想レンジは、3万400円−3万1000円を想定。(18日終値3万573円93銭)
    米国株は上昇。ダウ平均は115ドル高の33535ドルで取引を終えた。

    日経平均株価は連日で年初来高値を更新した強い動きや、現地18日の米国株式が続伸した動きから、買い先行スタートとなろう。

    外国為替市場で、ドル・円が1ドル=138円台の半ば(18日は137円81−83銭)と円安方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=149円台の前半(同149円06−10銭)と小動き。対ドルでの円安を評価し、輸出関連銘柄を中心に堅調な値動きが期待される。
    ただ、後場の取引終了前の時間帯では、週末要因や急ピッチな上昇に対する警戒から、ポジション調整の売りで、上値が重くなることもありそう。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所清算値比315円高の3万905円だった。



    【好材料銘柄】

    ■パレモ・ホールディングス <2778> 
    「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消。また、営業店舗の賃貸借契約の解約等に伴う補償として24年2月期第3四半期に受取補償金1.6億円を特別利益に計上する。

    ■テンポイノベーション <3484> 
    発行済み株式数(自社株を除く)の1.47%にあたる25万株(金額で2億7225万円)を上限に、5月19日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

    ■フライトホールディングス <3753> 
    前期経常が上振れ着地・今期は96%増益へ。

    ■フジ・メディア・ホールディングス <4676> 
    発行済み株式数(自社株を除く)の4.4%にあたる1000万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施する。また、中期経営計画を策定。26年3月期に営業利益400億円(23年3月期実績は314億円)を目指す。

    ■アーレスティ <5852> 
    今期経常は17倍増益、5円増配へ。

    ■スルガ銀行 <8358> 
    クレディセゾン <8253> [東証P]と資本業務提携。クレセゾンを割当先とした第三者割当による自己株式の処分を行う。クレセゾンは15.7%を保有する筆頭株主になる予定。また、発行済み株式数(自社株を除く)の18.58%にあたる3500万株(金額で220億円)を上限に自社株買いを実施する。



    【主な経済指標・スケジュール】

    19(金)
    【国内】
    4月全国消費者物価指数(8:30)
    G7広島サミット(〜5/21)
    《決算発表》
    東京海上、MS&AD、SOMPOHD、東北新社、TYK

    【海外】
    パウエルFRB議長とバーナンキ元FRB議長が討論会に参加
    アラブ連盟首脳会議

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     



    18日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前日比115ドル14セント(0.3%)高の3万3535ドル91セントで終えた。米債務上限問題への懸念が後退しつつあり、ハイテク株などへの買いが広がった。半面、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め長期化が米景気を冷やすとの見方は重荷となり、ダウ平均は下げる場面もあった。

    利上げに積極的な「タカ派」姿勢を明確にするFRB高官らによる発言が相次ぎ、利上げ継続への警戒感から、ダウは寄り付きから売りが先行した。ただ、債務上限問題を巡り、「共和、民主両党が折り合いデフォルト(債務不履行)には陥らない」との見方に加え、米経済指標が好調だったことから、景気に対する安心感が広がり、引けにかけて上昇した。

    米連邦政府の債務上限引き上げについて野党・共和党のマッカーシー下院議長が18日、「合意に至る道筋がみえる」と述べ、来週にも下院で採決できるとの見通しを示した。関係者が協議を重ねており、6月にも米政府の資金繰り策が尽きて債務不履行(デフォルト)に陥る最悪の事態は避けられるとの見方が広がりつつある。

    ダウ平均は200ドルあまり下げる場面もあった。ダラス連銀のローガン総裁が18日の講演で「ここ数週間の指標はまだ利上げ見送りが適切だとは示していない」と述べた。タカ派で知られるセントルイス連銀のブラード総裁も18日のインタビューで、「インフレ抑制を確実にするための保険としていくらかの追加利上げが正当化されるかもしれない」との見解を示した。FRBが利上げを続ける可能性が意識され、景気懸念につながった。

    ダウ平均の構成銘柄では半導体のインテルが上昇。顧客情報管理のセールスフォースやソフトウエアのマイクロソフトなどハイテク株も買われた。18日発表の23年2〜4月期決算が市場予想以上で、通期の業績見通しを引き上げた小売りのウォルマートも高い。

    一方、不動産やヘルスケア、生活必需品など業績が景気に左右されにくいディフェンシブ株は売られた。ダウ平均ではアナリストが投資判断を引き下げた日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が下落。医療保険のユナイテッドヘルス・グループも安い。

    ナスダック総合株価指数は続伸し、前日比188.272ポイント(1.5%)高の1万2688.838と2022年8月以来、およそ9カ月ぶりの高値で終えた。広告付きプランの利用者拡大が好感された動画配信のネットフリックスが大幅高だった。18日に日本の工場への5000億円の投資を発表した半導体メモリーのマイクロン・テクノロジーなど半導体関連株の上昇も目立った。

     

    【シカゴ日本株先物概況】

    18日のシカゴ日経平均先物は上昇した。6月物は前日比375円高の3万0905円で終えた。米債務上限問題への懸念が後退し、同日の米株式相場が上昇。投資家心理が強気に傾き、日経平均先物にも買いが波及した。

    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    30905 ( +315 )

    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    30925 ( +335 )
    ( )は大阪取引所終値比
     





    【欧州株式市場】



    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7742.30(+19.07)

    18日のFTSE100種総合株価指数は3日ぶりに反発した。前日に比べ19.07ポイント(0.25%)高の7742.30で終えた。米連邦政府の債務上限問題を巡り、与野党で合意するとの期待が投資家心理を押し上げた。金融や資本財など景気敏感セクターの一角が上昇した。

    個別では、小売り大手JDスポーツファッションが5.92%高で上昇率トップ。医療機器会社コンバテックが5.02%高、建機レンタルのアシュテッド・グループが3.35%高で続いた。一方、高級衣料のバーバリーは5.20%安、通信大手BTは5.00%安、オンライン食品販売大手オカド・グループは3.07%安だった。





    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 16163.36(+212.06)

    18日のドイツ株価指数(DAX)は続伸した。前日に比べ212.06ポイント(1.33%)高の1万6163.36と、2022年1月以来1年4カ月ぶりの高値で取引を終えた。米連邦政府の債務上限問題を巡り、与野党が合意できるとの楽観的な見方が広がった。17日の米株高や18日のアジア株高の流れを引き継ぎ、朝方から高値圏で推移した。自動車やテクノロジー、金融など幅広いセクターが上昇した。

    個別では、コメルツ銀行が4.38%高と最も大きく上昇したほか、高級車メーカーのポルシェと半導体大手インフィニオンもそれぞれ4.06%高、3.95%高と買われた。半面、エネルギー大手イーオンは6.88%安、不動産大手ボノビアは5.32%安、ヘルスケアのフレゼニウスは1.85%安となった。



    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 7446.89(+47.45)

    フランスCAC40種指数は0.64%高だった。
    堅調な米経済指標も材料視され、小売りや自動車関連など景気敏感株を中心に買いが入った。



     

05月19日 毎日コラム
株式投資で重要は
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