【市況一覧】
日経平均株価
38,701.90 -111.68 12/20
TOPIX
2,701.99 -11.84 12/20
マザーズ
624.89 -5.96 12/20
NYダウ平均
42,342.24 +15.37 12/20
ナスダック総合
19,372.77 -19.92 12/20


05月01日 マーケットコメント

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05月10日 マーケットコメント


     
    11日の日経平均株価は、前日比4円54銭高の2万9126円72銭と小反発して取引を終えた。手がかり材料に乏しく、動意薄の展開を強いられた。
    米国動向からはバリュー株からグロース株への資金シフトが進むかと思われたが、物色の変化を感じさせるような動きはあまり見られなかった。
     
    12日の日経平均株価は、方向感に欠ける展開で、小動きとなりそう。
    1000を超える企業が決算発表を行い、ピークとなることから、決算を手がかりに個別銘柄に物色の矛先が向かうとみられ、「森(全体)よりも木(個別)」の傾向が強まるだろう。
    また、5月限株価指数先物・オプションSQ(特別清算指数)値の算出日にあたることから、SQの市場推定値が意識されることも想定される。
     
    市場では「米国の債務上限問題で、米国債のデフォルト(債務不履行)は考えにくいが、米景気の先行きも不透明な部分もあり、手控えムードが広がる可能性もある」との声が聞かれた。
     
    きょうはプラスで終えた上に、終値(29126円)ではきっちり5日線(29119円、11日時点)を上回った。グロース株は相場の主役になりそこねたものの、日本株全体ではまだ上を試しに行けるとの期待が高まった1日であった。企業決算は15日(月)まででほぼ出そろうため、週末のあすは先を見越せば利益確定売りが出やすい日になる。言い換えれば、あすの動きが良ければ今の日本株に逆らうのは分が悪いということになる。先週末の終値は29157円。5日線にも近いことから、これらを上回って週を終えることができるかに注目したい。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(11日現在)
     
    30236.75  ボリンジャー:+3σ(26週)
    30040.48  ボリンジャー:+3σ(13週)
    30009.74  ボリンジャー:+3σ(25日)
    29500.51  ボリンジャー:+2σ(25日)
    29399.19  ボリンジャー:+2σ(13週)
    29368.66  ボリンジャー:+2σ(26週)
     
    29126.72  ★日経平均株価11日終値
     
    29120.46  6日移動平均線
    28991.27  ボリンジャー:+1σ(25日)
    28856.44   新値三本足陰転値
    28760.24  均衡表転換線(日足)
    28757.89  ボリンジャー:+1σ(13週)
    28500.56  ボリンジャー:+1σ(26週)
    28482.04  25日移動平均線
    28353.23  均衡表基準線(日足)
    28116.60  13週移動平均線
    27972.81  ボリンジャー:-1σ(25日)
    27955.86  均衡表転換線(週足)
    27864.30  75日移動平均線
    27700.56  均衡表雲上限(日足)
    27632.47  26週移動平均線
    27610.44  200日移動平均線
    27475.31  ボリンジャー:-1σ(13週)
    27473.32  均衡表雲下限(日足)
    27470.35  均衡表基準線(週足)
    27463.58  ボリンジャー:-2σ(25日)
    27244.12  均衡表雲上限(週足)
     
    2万9000円を上回って推移し、終値は5日移動平均線をわずかに上回った。ローソク足は小陽線を描いたが、高値と安値はともに前日水準を下回り、上値は重かった。東証プライム市場の騰落レシオは124.01%(昨日132.21%)と、本日まで15営業日連続で120%を上回っており、潜在的な利益確定売り圧力の強さも窺える。
     

    【大引け概況】

    11日の日経平均株価は横ばいとなり、前日比4円54銭(0.02%)高の2万9126円72銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:00 容量:13.72M

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    きょうは模様眺めムードで方向感の見えにくい展開だった。前日の米国株市場では、発表された4月の米消費者物価指数(CPI)が事前予測とほぼ合致したことから、主要株価指数が高く始まったものの、その後は軟化傾向を示した。
    米長期金利の低下を背景にナスダック総合株価指数が上昇した一方、NYダウは小幅ながら3日続落となり、東京株式市場でも慎重なムードが漂った。
    外国為替市場でドル安・円高に振れたことも向かい風となっている。ただ、好決算銘柄が相次いで人気化し全体相場を支えた。半導体関連が総じて底堅い動きをみせたことも安心感を誘った。
     
    米長期金利の低下で前日の米市場でナスダック総合株価指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇したことを受け、東京株式市場でも半導体関連などハイテク株に買いが入った。好決算を発表した銘柄への買いも支えとなった。
     
    朝方には一時93円安まで下げる場面があった。円高・ドル安が進行したことを嫌気し、輸出関連株の一角に売りが出た。
     
    市場関係者は「企業決算のピークで全体の方向感は出にくかったが、日本株の割安感や企業業績の改善に着目した買いが入り相場を支えた」と話した。
     
    東証株価指数(TOPIX)は続落し、2.82ポイント(0.14%)安の2083.09で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で2兆9627億円。売買高は13億148万株だった。東証プライム市場の値上がり銘柄数は740、値下がりは1021、変わらずは73だった。

     

     
    業種別株価指数(全33業種)では石油・石炭製品、鉱業、サービス業の上昇が目立った。下落は非鉄金属、海運業、倉庫・運輸関連業など。
     
     
    個別では、レーザーテック、東京エレクトロン、アドテストなど半導体主力株がしっかり、パナソニック ホールディングスも上昇した。富士フイルムホールディングス、パナHDが大きく上値を追ったほか、ENEOSホールディングスも高い。オリエンタルランドも買いを集めた。OATアグリオ、セグエグループ、じげん、ミツバ、Sun Asteriskなどがストップ高に買われ、三菱製紙も急騰している。
     
     半面、トヨタ自動車が冴えず、花王が売られた。三菱重工業も軟調。任天堂も売りに押された。住友金属鉱山が急落、ソフトバンクグループも冴えない。セレスが値下がり率トップに売り込まれ、アジアパイルホールディングスも急落。レアジョブ、協和キリン、住友鉱、花王、ホンダなども大幅安となった。

     


     
    東証スタンダード市場は好決算や株主還元強化を発表した銘柄が買われた一方、為替が円高に進んだことから輸出関連株などには利益確定売りが膨らみ、相場全体は方向感に乏しかった。スタンダードTOP20は小幅安。出来高2億8236万株。
    値上がり銘柄数586、値下がり銘柄数656と、値下がりが優勢だった。
     
     個別では岐阜造園、ビューティ花壇、カワタ、三社電機製作所、大田花きがストップ高。SANKO MARKETING FOODS、高田機工は一時ストップ高と値を飛ばした。アクシーズ、中外鉱業、三東工業社、ETSホールディングス、東洋精糖など82銘柄は年初来高値を更新。ヤマウホールディングス、マミヤ・オーピー、クルーズ、堺商事、Abalanceが買われた。
     
    一方、セリア、情報企画、サイトリ細胞研究所、ブロードバンドタワー、サイバネットシステムなど25銘柄が年初来安値を更新。アイサンテクノロジー、ダイトーケミックス、ウイルテック、オリコン、ネポンが売られた。
     
     


     
    東証グロース市場は米国の金利が小幅に低下する中、個人投資家などから買いが入り、しっかりした展開となった。グロースCore、東証マザーズ指数はともに堅調。東証マザーズ指数の終値は前日比4.07ポイント(0.54%)高い756.49だった。日経平均株価が年初来高値圏で推移するなか、新興株は相対的に出遅れ感があるとの見方から、個人投資家などの買いが向かった。
    直近で好決算を発表するなど材料の出た銘柄が上昇したことも、新興株相場を支えた。半面、上値では利益確定売りが目立ち、朝高後は上値の重さも目立った。
     
    東証グロース市場ではカバーやサンウェルズ、MTGが買われた。一方、ピアズやM&A総研、ワクーが売られた。
     
    米金利の低下はバリュエーションの高い新興企業銘柄にとって支援材料となった。プライム市場に比べて為替の影響を受けにくいこともマザーズ指数にはプラスに働いたとみられる。ただ、個人は相変わらず逃げ足も速く、上昇して始まった後に値を保てない銘柄が少なくなかった。
    引き続き業績や株主還元策などに反応した売買は活発だったが、「企業のアクションに少し目が慣れてきた一部の投資家は、再び値動き優先の短期売買に向かった」という。こうした資金の受け皿になったのがカバーや、スタンダード市場のAbalanceで、カバーはグロース市場で売買代金トップ、Abalanceは東証全体(ETFを除く)で売買代金4位の大商いとなった。
    値上がり銘柄数249、値下がり銘柄数245と、売り買いが拮抗した。
     
    個別では、ユナイテッド、ジェイグループホールディングス、アズーム、LeTech、モルフォなど21銘柄が年初来高値を更新。カルナバイオサイエンス、日本電解、セレンディップ・ホールディングス、MTG、INFORICHが買われた。
     
    一方、アマナ、グランディーズ、ティーケーピー、イルグルム、コラボスなど20銘柄が年初来安値を更新。イーエムネットジャパン、フォースタートアップス、Waqoo、レントラックス、スマサポが売られた。
     



    11日午前の日経平均株価は続落し、前日比60円14銭(0.21%)安の2万9062円04銭で前場を終えた。
     
    きょう前場は強弱観対立のなかも、やや利益確定の動きが優勢となり日経平均はマイナス圏で着地、2万9000円トビ台に水準を切り下げた。前日の欧州株市場がほぼ全面安に売られたほか、米国株市場でもNYダウが朝高後に値を崩し3日続落となったことで、これを嫌気する形で軟調な地合いとなった。外国為替市場でドル安・円高に振れていることも買い手控え要因となっている。
     
    ただ、個別では決算発表を絡め人気化する銘柄も多く、値幅制限いっぱいに買われる銘柄も相次いでいる。
    また、米ハイテク株高を受け半導体関連株などに買いが入り、下値は限定的だった。
     
    前日に発表された4月の米消費者物価指数(CPI)はほぼ市場予想通りだったが、上振れ警戒強かったため米長期金利が低下し円高・ドル安が進行した。東京市場では円高を嫌気して輸出関連株の一角に売りが出た。
     
    一方、米長期金利の低下で前日のナスダック総合株価指数や米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇した。半導体関連など電機株の一角には買いが入り、日経平均は上昇に転じる場面もあった。
     
    米債務上限問題を巡る不透明感もあり利益確定売りが優勢だったが、先高観は依然強く下げ幅は限定的だった」と話す。
     
    東証株価指数(TOPIX)は続落した。午前終値は前日比6.31ポイント(0.30%)安の2079.60だった。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆4791億円、売買高は6億3591万株だった。東証プライム市場の値下がり銘柄数は1053、値上がりは698、変わらずは81だった。



     
     
     
    業種別株価指数(33業種)では非鉄金属、海運業、倉庫・運輸関連業の下落が目立った。上昇は石油・石炭製品、鉱業、サービス業など。
     
     
    個別では、花王が安く、三菱重工業も軟調、任天堂も売り優勢となった。協和キリン、住友金属鉱山が大幅安。ソフトバンクグループ、花王、エーザイ、ホンダも値を下げた。アジアパイルホールディングスが急落、セレスも大幅安となっている。
     
    半面、レーザーテックがしっかり、東京エレクトロンもやや買いが優勢。富士フイルムホールディングス、ヤマトHD、東急不HDが上昇した。楽天グループも買いを集めた。OATアグリオ、じげん、ミツバ、スペースなどがストップ高に買われた。


     
    東証スタンダード市場は為替が円高に進み、輸出関連株に利益確定売りが膨らんだ。決算発表の内容が期待を下回ったために売りに押される銘柄も目立った。スタンダードTOP20は小じっかり。出来高1億9173万株。値上がり銘柄数542、値下がり銘柄数643と、値下がりが優勢だった。
     
     個別では、三社電機製作所がストップ高。SANKO MARKETING FOODSは一時ストップ高と値を飛ばした。アクシーズ、岐阜造園、三東工業社、ETSホールディングス、東洋精糖など56銘柄は年初来高値を更新。大田花き、フジタコーポレーション、ヤマウホールディングス、マミヤ・オーピー、ダイワ通信は値上がり率上位に買われた。
     
     一方、セリア、サイトリ細胞研究所、ブロードバンドタワー、サイバネットシステム、応用技術など22銘柄が年初来安値を更新。アイサンテクノロジー、ダイトーケミックス、ネポン、栗林商船、九州リースサービスが売られた。
     


     
    東証グロース市場は、グロースCore、東証マザーズ指数はともに堅調。東証マザーズ指数の前引けは前日比3.98ポイント(0.53%)高い756.40だった。好業績を発表した銘柄など材料の出た銘柄への買いが目立ち、新興株相場全体の地合いを支えた。日経平均株価が年初来高値圏で推移するなか、新興株は相対的に出遅れ感があるとの見方から、個人投資家などの物色も向かいやすかった。
     
    東証グロース市場では、MTGやカバー、サンウェルズが買われた。一方、ピアズやM&A総研、アイビスが売られた。値上がり銘柄数245、値下がり銘柄数238と、売り買いが拮抗した。
     
    個別では、ユナイテッド、ジェイグループホールディングス、アズーム、LeTech、モルフォなど18銘柄が年初来高値を更新。カルナバイオサイエンス、MTG、Waqoo、日本電解、グッドパッチが買われた。
     
    一方、アマナ、グランディーズ、ティーケーピー、コラボス、フィーチャなど16銘柄が年初来安値を更新。イーエムネットジャパン、スマサポ、フォースタートアップス、レントラックス、アイビスが売られた。
     

    【寄り付き概況】


    11日の日経平均株価は小幅続落して始まった。始値は前日比11円39銭安の2万9110円79銭。売り買い交錯もやや軟調なスタート。

    前日の欧州株市場がほぼ全面安に近い状況だったほか、米国株市場でも景気敏感株中心に荒い値動きでNYダウは結局3日続落となった。
    4月の米消費者物価指数(CPI)はインフレの鈍化傾向を示したものの事前の市場予測と一致しており、FRBによる利上げ打ち止めの確証がつかめない状況にある。また、債務上限問題に関する先行き不透明感も嫌気されている。
    ナスダック総合株価指数は上昇したが、外国為替市場でドル安・円高が進んでいることで、東京株式市場ではハイテクセクターに重荷となりやすいだろう。

    一方、米長期金利の低下から主要な半導体銘柄で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は上昇しており、東エレクなどに買いが入り指数を支えている。

    東証株価指数(TOPIX)は続落している。

    個別では、トヨタが高い。アドテスト、富士フイルム、バンナムHD、KDDI、ヤマトHDなども買われている。
    半面、ソフトバンクG、花王、協和キリン、住友鉱は安い。

     


    「予想PERは14.52倍、EPSは2005円(前日2076円)」

    「CPI通過」

    水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
    NASDAQは総合とS&P500は反発。
    NASDAQの日中高値は約8カ月ぶりの高水準。
    一方、NYダウは3日続落。
    4月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年比の伸び率が4.9%。
    2年ぶりに5%を下回り、2021年4月以降で最小となった。
    前月比で0.4%上昇し、伸び率は前月の0.1%から加速。
    市場予想は前月比0.4%上昇、前年比5.0%上昇だった。
    コア指数は前月比上昇率が前月と同じく0.4%。
    アルファベットは傘下グーグルは生成AIを搭載した新たな検索機能を発表。
    株価は4.10%上昇。
    アップルが1.04%、マイクロソフトが1.73%上昇。
    地銀株のパックウエスト・バンコープが0.49%安、ザイオンズ・バンコーポレーションが2.74%安。
    オキシデンタル・ペトロリアムが3.58%下落。
    エアビーアンドビーが10.92%安。
    4月の財政収支は1760億ドルの黒字。
    月間の黒字額として過去最高を記録していた前年同月(3080億ドルの黒字)から1320億ドル(43%)減少。
    バイデン米大統領とマッカーシー下院議長ら議会指導部との債務上限問題について協議は平行線のまま。
    1年物クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)のスプレッドは1.72%と拡大し、過去最大となった。
    6月のFOMCで利上げを停止し金利を据え置く確率は97%。
    10年国債利回りは3.438%。
    2年国債利回りは3.909%。
    ドル円は134円台前半。
    WTI原油先物6月限は前日比1.15ドル(1.56%)安の1バレル=72.56ドル。
    ビッドコインは5ドル高の27775ドル。。
    SKEW指数は132.32→133.88→138.63。
    恐怖と欲望指数は60→60(3月15日が22)。

    水曜のNYダウは30ドル(0.09%)安の33531ドルと3日続落。
    高値33772ドル、安値33239ドル。
    サイコロは3勝9敗。
    騰落レシオは100.54%(前日97.88%)。
    NASDAQは126ポイント(1.04%)高の12306ポイントと反発。
    高値12337ポイント、安値12180ポイント。
    サイコロは6勝6敗。
    騰落レシオは93.44%(前日89.33%)。
    S&P500は18ポイント(0.45%)高の4137ポイントと反発。
    高値4154ポイント、安値4098ポイント。
    サイコロは5勝7敗。
    騰落レシオは104.17%(前日99.57%)。
    ダウ輸送株指数は42ポイント(0.30%)安の13916ポイントと3日続落。
    SOX指数は29ポイント(1.00%)高の2997ポイントと反発。
    VIX指数は16.80と低下。
    NYSE出来高は8.95億株(前日9.15株)。
    3市場合算出来高は110.4億株(前日93.5億株、直近20日平均は107億株)。
    シカゴ225先物円建ては大証日中比85円安の29055円。
    ドル建ては大証日中比75円安の29065円。
    ドル円は134.34円。
    10年国債利回りは3.438%。
    2年国債利回りは3.909%。

    「売買代金3兆円台キープ」

    水曜の日経平均は寄り付き53円安。
    終値は120円(▲0.41%)安の29122円と反落。
    4月28日は28459円→28499円にマド。
    5月1日は28879円→29016円にマドで2空。
    日足は2日ぶりに陰線。
    TOPIXは11.64ポイント(▲0.55%)安の2085ポイントと反落発。
    プライム市場指数は5.98ポイント(▲0.55%)安の1073.25と反落。
    東証マザーズ指数は8.22ポイント(▲1.08%)安の752.42と4日ぶりに反落。
    プライム市場の売買代金は3兆1878億円(前日は3兆2746億円)。
    値上がり436銘柄(前日1497銘柄)。
    値下がり1341銘柄(前日288銘柄)。
    新高値278銘柄(前日398銘柄)。
    新安値17銘柄(前日8銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは132.21(前日143.20)。
    NTレシオは13.96倍(前日13.94倍)。
    3日連続で13倍台。
    サイコロは8勝4敗で66.66%。
    TOPIXは6勝6敗で50.00%。
    マザーズ指数は6勝6敗で50.00%。
    上向きの25日線(28444円)からは△2.38%(前日△2.96%)。
    19日連続で上回った。
    上向きの75日線は27828円。
    32日連続で上回った。
    上向きの200日線(27598円)からは△5.52%(前日△6.01%)。
    30日連続で上回った。
    上向きの5日線は29119円。
    6日連続で上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.939%(前日▲12.107%)
    買い方▲8.077%(前日▲7.349%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.754%(前日▲9.614%)。
    買い方▲22.002% (前日▲21.535%)。
    空売り比率は40.6%(前日42.2%、39日連続で40%超)
    空売り規制なしの銘柄の比率6.1%(前日7.9%)。
    5月2日時点の信用残高の公表はなし。
    4月28日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.29%(前週▲9.27%)。
    2週連続で悪化。
    3週連続で1ケタ。
    5月2日時点の裁定売り残は4327億円減の3414億円。
    3週連続で減少。
    同裁定買い残は986億円増の1兆0198億円。
    2週ぶりに増加。
    当限は売り残が551億円減の3122億円。
    買い残が1098億円増の9764億円。
    翌限以降は売り残が118億円増の291億円。
    買い残が111億円減の433億円。
    日経VIは16.09(前日15.77)。
    2月16日の安値は14.63。
    日経平均採用銘柄の予想PERは14.52倍(前日14.08倍)。
    前期基準では13.49倍。
    EPSは2005円(前日2076円)。
    11月15日の過去最高準は2238円。
    225のPBRは1.24倍(前日1.25倍)。
    BPSは23485円(前日23394円)。
    10年国債利回りは0.410%(前日0.420%)。
    日経平均の予想益回りは6.89%。
    予想配当り利回りは2.13%。
    プライム市場の予想PERは15.02倍。
    前期基準では14.23倍。
    PBRは1.23倍。
    プライム市場の予想益回りは6.65%。
    配当利回り加重平均は2.39%。
    プライム市場の単純平均は13円安の2493円。
    プライム市場の売買単価は2423円(前日2430円)。
    プライム市場の時価総額は747兆円(前日751兆円)。
    ドル建て日経平均は215.13(前日216.87)と3日ぶりに反落。
    水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比85円安の29055円。
    高値29240円、安値28895円。
    大証先物夜間取引終値は大証日中80円安の29050円。
    気学では木曜は「戻り売り方針良し」。
    金曜は「押し目買い方針の日」。
    ボリンジャーのプラス1σが28939円。
    プラス2σが29433円。
    プラス3σが29928円。

    《今日のポイント5月11日》

    (1)水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
       10年国債利回りは3.438%。
       2年国債利回りは3.909%。
       ドル円は134円台前半。
       SKEW指数は132.32→133.88→138.63。
       恐怖と欲望指数は60→60(3月15日が22)。

    (2)ダウ輸送株指数は42ポイント(0.30%)安の13916ポイントと3日続落。
       SOX指数は29ポイント(1.00%)高の2997ポイントと反発。
      VIX指数は16.80と低下。
       NYSE出来高は8.95億株(前日9.15株)。
       3市場合算出来高は110.4億株(前日93.5億株、直近20日平均は107億株)。
       シカゴ225先物円建ては大証日中比85円安の29055円。

    (3)プライム市場の売買代金は3兆1878億円(前日は3兆2746億円)。
       値上がり436銘柄(前日1497銘柄)。
       値下がり1341銘柄(前日288銘柄)。
       新高値278銘柄(前日398銘柄)。
       新安値17銘柄(前日8銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは132.21(前日143.20)。
       NTレシオは13.96倍(前日13.94倍)。
       3日連続で13倍台。
       サイコロは8勝4敗で66.66%。
       
    (4)上向きの25日線(28444円)からは△2.38%(前日△2.96%)。
       19日連続で上回った。
       上向きの75日線は27828円。
       32日連続で上回った。
       上向きの200日線(27598円)からは△5.52%(前日△6.01%)。
       30日連続で上回った。
       上向きの5日線は29119円。
       6日連続で上回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.939%(前日▲12.107%)
       買い方▲8.077%(前日▲7.349%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.754%(前日▲9.614%)。
       買い方▲22.002% (前日▲21.535%)。

    (6)空売り比率は40.6%(前日42.2%、39日連続で40%超)
       空売り規制なしの銘柄の比率6.1%(前日7.9%)。
       5月2日時点の信用残高の公表はなし。
       4月28日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.29%(前週▲9.27%)。
       2週連続で悪化。
       3週連続で1ケタ。
       5月2日時点の裁定売り残は4327億円減の3414億円。
       3週連続で減少。
       同裁定買い残は986億円増の1兆0198億円。
       2週ぶりに増加。
       当限は売り残が551億円減の3122億円。
       買い残が1098億円増の9764億円。
       翌限以降は売り残が118億円増の291億円。
       買い残が111億円減の433億円。
       日経VIは16.09(前日15.77)。
       2月16日の安値は14.63。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは14.52倍(前日14.08倍)。
       EPSは2005円(前日2076円)。
       11月15日の過去最高準は2238円。
       225のPBRは1.24倍(前日1.25倍)。
       BPSは23485円(前日23394円)。
       10年国債利回りは0.410%(前日0.420%)。

    (8)プライム市場の単純平均は13円安の2493円。
       プライム市場の時価総額は747兆円(前日751兆円)。
       ドル建て日経平均は215.13(前日216.87)と3日ぶりに反落。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが28939円。
       プラス2σが29433円。
       プラス3σが29928円。

    今年の曜日別勝敗(5月10日まで)

    月曜11勝6敗
    火曜13勝4敗
    水曜10勝8敗
    木曜8勝8敗
    金曜12勝5敗

    4月28日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.29%(前週▲9.27%)。
    2週連続で悪化。
    3週連続で1ケタ。
    4月28日時点の信用売り残は378億円減の7659億円。
    2週ぶりに減少。
    同信用買い残は164億円減の3兆3119億円。
    3週連続で減少。
    信用倍率は4.32倍(前週4.14倍)。
    5週連続で4倍台。
    5月2日時点の裁定売り残は4327億円減の3414億円。
    3週連続で減少。
    同裁定買い残は986億円増の1兆0198億円。
    2週ぶりに増加。
    当限は売り残が551億円減の3122億円。
    買い残が1098億円増の9764億円。
    翌限以降は売り残が118億円増の291億円。
    買い残が111億円減の433億円。


    「明日は今日の中にある」。
    昨日後場の実況をしながらふと脳裏に浮かんだ。
    今日発表された決算や今日起こった事件が明日の活字や映像となる。
    だから明日の材料は今日のうちに発表済みということになる。
    また、「相場はニュースを食べて成長する」という。
    実際は「ニュースは相場によって優先順位と解釈が変わる」というのも現実だ。
    だからいたずらにスケジュールを追うのは徒労だし、実はニュースへの熟慮が重視されなければならない。

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    萩原工業(7856)・・・動兆

    樹脂繊維製品のほか機械部門も持ち原糸からの一貫生産。
    コンクリート補強繊維回復、
    パラグアイとテキサスの工場稼働。
    野菜や果物の包装資材拡大。


    (兜町カタリスト櫻井)

     

    [株価材料]
     



    ■ENEOS<5020> 
    JX金属を分離へ IPOも視野
    ■首相「生成AI活用、G7で道筋」 単独インタビュー

    ■楽天G<4755> 
    KDDI回線の利用拡大 数千億円の投資抑制

    ■オリックス<8591> 
    東芝<6502>に2000億円拠出 TOBへ計画

    ■TSMC、4月も大幅減収 14.3% 米ITの需要低迷続く

    ■富士通<6702>
    システム停止・点検 マイナカードで証明書、誤交付

    ■NTT<9432>
    ドコモ、手数料値上げ 7月から 新規契約など一律3850円

    ■クボタ<6326>
    とマイクロソフト 水処理施設点検、仮想空間で指示

    ■日立造船<7004>
    陸上風力受注200億円 青森で

    ■富士フイルム<4901>
    米の半導体向け化学品を買収 950億円で

    ■ソフトバンク<9434>
    生成AI活用の新会社設立 3月に

    ■出前館<2484>
    資本金1億円に減額

    ■ヤマトHD<9064> 
    今期3期ぶり営業増益 上限500億円の自社株買い実施

    ■花王<4452>
    1-3月純利益74%減 原料販売が不振

    ■INPEX<1605> 
    今期純利益を3000億円に上方修正 販売単価上昇で

    ■ヤオコー<8279>
    前期純利益3%増 31期連続増益

    ■ソフトバンクG<9984>
    2期連続の通期赤字も きょう決算発表

    ■パナソニック<6752>
    電池生産で米インフレ法補助金が追い風に

     


    11日の東京株式市場は、上値の重い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万8900円−2万9300円を想定。(10日終値2万9122円18銭)

    米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックは上昇。ダウ平均は30ドル安の33531ドルで取引を終えた。米株動向を受けて国内でもグロース株買い、バリュー株売りの流れになるだろう。

    きのう10日の日経平均株価は反落したものの、日中値幅が125円程度にとどまった。決算発表のピークとなる12日を前に、きょうも490社程度の発表が予定されており、個別株物色が中心になるとみられ、指数の動きは限られそう。
    ハイテク株が見直されるであろうから大きく崩れる展開は想定しづらく、やや弱めで上値が重いといった地合いが続くと予想する。

    為替相場は、ドル・円が1ドル=134円台の前半(10日は135円23−25銭)、ユーロ・円が1ユーロ=147円台の半ば(同148円27−31銭)と、円高に振れている。円高方向への動きを受け、輸出関連銘柄は手じまい売りに押される場面もありそう。

    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所清算値比85円安の2万9055円だった。



    【好材料銘柄】

    ■ETSホールディングス <1789> 
    上期経常を一転85%増益に上方修正。

    ■オエノンホールディングス <2533>
    1-3月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。

    ■シュッピン <3179>
    今期経常は27%増益、3円増配へ。

    ■じげん <3679>
    今期最終は25%増で2期連続最高益、1円増配へ。

    ■セグエグループ <3968>
    1-3月期(1Q)経常は49%増益で着地。

    ■Sun Asterisk <4053>
    1-3月期(1Q)経常は3.5倍増益で着地。

    ■エア・ウォーター <4088>
    今期最終は10%増で2期ぶり最高益、前期配当を4円増額・今期も60円継続へ。

    ■タイガースポリマー <4231> 
    今期経常は23%増益、2円増配へ。

    ■JDSC <4418> 
    今期営業を4倍上方修正・2期ぶり最高益更新へ。

    ■OATアグリオ <4979>
    今期経常を一転20%増益に上方修正・最高益、配当も5円増額。

    ■ヤマウホールディングス <5284> 
    今期経常は2%増益、前期配当を7円増額・今期は3円増配へ。

    ■瑞光 <6279> 
    東証が17日付で東証プライムに市場区分を変更する。

    ■イーグル工業 <6486>
    今期経常は1%増益、前期配当を20円増額・今期も70円継続へ。

    ■ヴィスコ・テクノロジーズ <6698> 
    今期経常は2.1倍増益、2円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.58%にあたる22万株(金額で1億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。

    ■パナソニック ホールディングス <6752>
    今期最終は32%増で5期ぶり最高益更新へ。

    ■三社電機製作所 <6882> 
    前期経常が一転増益で上振れ着地・今期は21%増益、前期配当を5円増額・今期は10円増配へ。

    ■ミツバ <7280>
    今期経常は2.5倍増益へ。

    ■セレンディップ・ホールディングス <7318> [東証G]
    前期経常が一転増益で上振れ着地・今期は7%増益へ。

    ■SCREENホールディングス <7735>
    今期経常は6%増で3期連続最高益、前期配当を43円増額・今期は実質増配。また、9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。

    ■アシックス <7936>
    1-3月期(1Q)経常は99%増益で着地。

    ■マミヤ・オーピー <7991> 
    今期経常は16%増益へ。

    ■ヤマトホールディングス <9064>
    今期経常は39%増益へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の6.06%にあたる2200万株(金額で500億円)を上限に自社株買いを実施。取得した自社株は24年3月29日付で全て消却する。

    ■スペース <9622>
    1-3月期(1Q)経常は3.4倍増益で着地。

    ■サックスバー ホールディングス <9990>
    前期経常が上振れ着地・今期は36%増益、前期配当を7.5円増額・今期は7.5円増配へ。



    【主な経済指標・スケジュール】
    11(木)
    【国内】
    4月都心オフィス空室率(11:00)
    4月景気ウォッチャー調査(14:00)
    日銀金融政策決定会合の主な意見(4/27〜28開催分)
    30年国債入札
    G7財務相・中央銀行総裁会議(新潟市、〜5/13)
    《決算発表》
    KDDI、ソフトバンクG、東エレク、武田、ネクソン、NTTデータ、味の素、菱地所、日産自、セコム、キリンHD、塩野義、シスメックス、SUBARU、サントリーBF、住友不、ENEOS、東急、ホトニクス、ミネベアミツミ、日本酸素、コーセー、明治HD、コナミG、トレンド、大林組、GMOPG、栗田工、SUMCO、清水建、空港ビル、博報堂DY、しずおか、東映アニメ、関西ペ、アコム、日油、西武HD、大正薬HD、ニコン、JR九州、日揮HD、名鉄、京阪HD、参天薬、KADOKAWA、神戸鋼、SANKYO、コスモエネHD、コムシスHD、東建物、PALTAC、ダイセル、カシオ、リログループ、日テレHD、日鉄物産、応化工、帝人、太平洋セメ、フジHD、サッポロHD、アンビス、インフロニアHD、ベネ・ワン、東海カ

    【海外】
    中国4月生産者物価指数(10:30)
    中国4月消費者物価指数(10:30)
    英国金融政策発表
    英1-3月期GDP
    米4月生産者物価指数(21:30)
    米30年国債入札

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


     


    10日のNYダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比30ドル48セント(0.1%)安の3万3531ドル33セントで終えた。
    米債務上限問題を巡る不透明感が根強く、株式相場の重荷となった。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め長期化への警戒もあり、ダウ平均の下げ幅は300ドルを超える場面があった。

    この日発表された4月の米消費者物価指数(CPI)で、航空運賃の項目は前月比で2.6%低下し、旅行需要の減速が示された。
    インフレ沈静化には時間がかかり、FRBの引き締めが長期化することへの警戒もあった。
    また、エアビーアンドビーが同日明らかにした今後の業績見通しが弱かったことも影響し、旅行の際に使われやすいクレジットカード関連の銘柄や、ホテル株が下げた。アメリカン・エキスプレスは3.06%安、ビザは0.85%安だった。


    市場関係者は「今夏は新型コロナウイルス禍が明けて本格的に旅行が回復するとの期待が大きかっただけに、需要の弱さを示す材料が出てきて嫌気された」と説明する。

    バイデン米大統領は9日夕に野党・共和党のマッカーシー下院議長らと連邦債務の上限引き上げについて協議したが、目立った進展がなかった。12日に再び協議する。市場では「どのような事態になるか見通しにくく、相場の重荷となっている」との声があった。

    ダウ平均の構成銘柄では、クレジットカードのアメリカン・エキスプレス、スポーツ用品のナイキ、映画・娯楽のウォルト・ディズニーといった消費関連の下げが目立った。

    朝方は買いが先行した。CPIが市場予想より上振れすることへの警戒が強かったため、CPIの発表後は米債券市場で長期金利が低下した。ダウ平均は一時200ドルあまり上昇した。割高感が薄れたとみられた高PER(株価収益率)のハイテク株が買われた。顧客情報管理のセールスフォース、ソフトウエアのマイクロソフト、スマートフォンのアップルが上昇した。

    ナスダック総合株価指数は反発した。前日比126.889ポイント(1.0%)高の1万2306.442で終えた。アルファベットが4%高となった。子会社のグーグルが文章や画像を自動でつくる生成人工知能(AI)を40超の言語で提供すると発表し、買いが入った。


     

    【シカゴ日本株先物概況】

    10日のシカゴ日経平均先物は下落した。6月物は前日比170円安の2万9055円で終えた。
    旅行関連の銘柄などに売りや、米債務上限問題を巡る不透明感などから同日のNYダウ工業株30種平均が下落し、日経平均先物もつれ安となった。


    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    29055 ( -85 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    29065 ( -75 )
    ( )は大阪取引所終値比






    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7741.33(−22.76)

    10日のFTSE100種総合株価指数は続落した。前日に比べ22.76ポイント(0.29%)安の7741.33で終えた。外国為替市場で英ポンドが対ドルで約1年ぶりの高値圏にある。蒸留酒最大手のディアジオや日用品のユニリーバ、製薬のアストラゼネカといった売上高の海外比率の高い輸出企業の下落が指数を押し下げた。長引く高インフレによる消費懸念から、食品・飲料や小売りといった消費者関連セクターの一角にも売りが出た。

    個別では、株式会社メルローズ・インダストリーズが4.78%と上昇率トップ。航空機エンジン製造大手ロールス・ロイスは3.07%、化学大手ジョンソン・マッセイ2.33%と続いた。
    一方、オンライン食品販売オカド・グループ4.21%下落。教育・メディア大手ピアソンは3.56%安だった。




    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 15896.23(−59.25)

    10日のドイツ株価指数(DAX)は反落し、前日に比べ59.25ポイント(0.37%)安の1万5896.23で取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)の利上げ長期化で景気が悪化するとの懸念が投資家心理の重荷となった。金融や消費など景気敏感セクターの一角が売られた。

    ブルームバーグ通信は10日、複数の関係者の話として、ECB当局者らはインフレを完全に抑えるため、9月も利上げを続ける必要があることを受け入れ始めていると伝えた。市場ではECBが6月と7月に2回利上げした後、利上げを停止するとの予想が多い。


    個別では、不動産サービスのヴォノヴィアが3.27%高。自動車部品大手コンチネンタルは3.06%、医療サービス大手フレゼニウス・メディカルケアが2.02%と買われた。反面、シーメンス・ヘルシニアーズは5.66%安、保険大手のミュンヘン再保険とアリアンツがそれぞれ2.53%安、1.64%安となり売られた。



    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 7361.20(−35.97)

    フランスCAC40種指数は0.49%安だった。堅調な米消費者物価指数(CPI)による米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが続くとの見方を背景に、欧州株は下落した。


     

05月11日 毎日コラム
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