「時間つぶしの悲観論に付き合わずに済んだのがGW効果」
「雇用統計よりもアップルの好決算優先で5日ぶりの反発」
週末のNY株式市場で主要3指数は揃って5日ぶりに反発。
NYダウの上昇率は1月6日以降で最大となった。
好決算のアップルが4.7%超上昇。
昨年11月以降で最大の上昇率。
前日刹那的に下落の主役とされた地銀株は「売られ過ぎ」との見方が拡大。
パックウエスト・バンコープは81.7%高。
ウエスタン・アライアンス・バンコープは49.2%高。
KBW地域銀行指数は4.7%高。
NY市場も市場展開の解釈はいい加減なものだ。
VIX(恐怖)指数は17%台。
3月16日以来の大幅な低下となった。
週間ではNYダウとS&P500種が下落。
NASDAQク総合は小幅続伸。
4月の雇用統計で非農業部門雇用者数は25万3000人増加。
市場予想(18万人増)を大幅に上回った。
失業率は53年ぶりの低水準となる3.4%に改善。
「FRBは当面、利上げを継続する可能性がある」との解釈。
しかし株価は反発。
金利の上昇よりも景気の方を優先したといえば聞こえは良い。
しかしつじつまは合わないがそんなことは問われないようだ。
やはり株価は下がれば上がるし上がれば下がるリズムなのだろう。
10年国債利回りは3.435%。
2年国債利回りは3.918%。
ドル円は134円台後半。
WTI原油先物6月限は前日比2.78ドル(4.05%)高の1バレル=71.34ドル。
週間ベースでは7.09%の下落。
SKEW指数は130.41→130.54→134.32。
恐怖と欲望指数は52→59(3月15日が22)。
週末のNYダウは546ドル(1.65%)高の33674ドルと5日ぶりに反発。
高値33748ドル、安値33248ドル。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは115.23%(前日110.99%)。
NASDAQは269ポイント(2.25%)高の12235ポイントと5日ぶりに反発。
高値12264ポイント、安値12065ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは93.51%(前日90.70%)。
S&P500は75ポイント(1.85%)高の4136ポイントと5日ぶりに反発。
高値4147ポイント、安値4084ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは109.58%(前日106.31%)。
ダウ輸送株指数は294ポイント(2.13%)高の14123ポイントと反発。
SOX指数は66ポイント(2.25%)高の3007ポイントと4日ぶりに反発。
VIX指数は17.19と低下。
NYSE出来高は9.77億株(前日11.44億株)。
3市場合算出来高は105.7億株(前日120億株、直近20日平均は107億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比30円安の29100円。
ドル建ては大証日中比15円安の29115円。
ドル円は134.83円。
10年国債利回りは3.435%。
2年国債利回りは3.918%。
「4日続伸」
火曜の日経平均は寄り付き155円高。
終値は34円(△0.92%)高の29123円と4日続伸。
一時270円超上昇し昨年8月高値29222円を上抜いた場面もあった。
その後マイナス転換もあり結局は小幅高。
ザラ場高値としては2022年1月以来の高水準となった。
28459円→28499円にマド。
28879円→29016円にマドで2空。
日足は4日ぶりに陰線。
週間では301円上昇。
週足は4週連続陽線。
TOPIXは2.53ポイント(▲0.12%)安の2075ポイントと4日ぶりに反落。
プライム市場指数は1.31ポイント(▲0.12%)安の1067.96と4日ぶりに反落。
東証マザーズ指数は2.43ポイント(△0.33%)高の741.72と反発。
プライム市場の売買代金は2兆6676億円(前日は3兆1184億円)。
値上がり623銘柄(前日1355銘柄)。
値下がり1115銘柄(前日417銘柄)。
新高値260銘柄(前日430銘柄)。
新安値17銘柄(前日11銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは138.00(前日138.85)。
NTレシオは14.05倍(前日14.01倍)。
サイコロは9勝3敗で75.00%。
TOPIXは7勝5敗で58.33%。
マザーズ指数は5勝7敗で41.66%。
上向きの25日線(28300円)からは△3.03%(前日△3.15%)。
16日連続で上回った。
上向きの75日線は27713円。
29日連続で上回った。
上向きの200日線(27559円)からは△5.80%(前日△5.72%)。
27日連続で上回った。
上向きの5日線は28802円。
3日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.745%(前日▲11.952%)
買い方▲8.450%(前日▲8.536%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲9.161%(前日▲5.576%)。
買い方▲23.019% (前日▲23.403%)。
空売り比率は42.1%(前日42.4%、37日連続で40%超)
空売り規制なしの銘柄の比率8.7%(前日9.2%)。
4月28日時点の信用売り残は378億円減の7659億円。
2週ぶりに減少。
同信用買い残は164億円減の3兆3119億円。
3週連続で減少。
信用倍率は4.32倍(前週4.14倍)。
5週連続で4倍台。
日経VIは15.81(前日15.62)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.67倍(前日13.90倍)。
前期基準では13.73倍。
EPSは2132円(前日2095円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.24倍(前日1.24倍)。
BPSは23514円(前日23486円)。
10年国債利回りは0.420%(前日0.400%)。
日経平均の予想益回りは7.32%。
予想配当り利回りは2.18%。
プライム市場の予想PERは14.35倍。
前期基準では14.42倍。
PBRは1.22倍。
プライム市場の予想益回りは6.93%。
配当利回り加重平均は2.41%。
プライム市場の単純平均は18円高2481円。
プライム市場の売買単価は2566円(前日2536円)。
プライム市場の時価総額は742兆円(前日745兆円)。
ドル建て日経平均は211.97(前日212.66)と3日続落。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比30円安の29100円。
高値29150円、安値28630円。
大証先物夜間取引終値は大証日中60円安の29070円。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比505円安の28625円。
高値28780円、安値28540円。
大証先物夜間取引終値は大証日中520円安の28610円。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比415円安の28715円。
高値28940円、安値28640円。
大証先物夜間取引終値は大証日中450円安の28680円。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比315円安の28815円。
高値29300円、安値28660円。
大証先物夜間取引終値は大証日中360円安の28770円。
気学では月曜は「よく動く日。寄り付き後の足取りにつき駆け引き」。
火曜は「目先の天底を知る」。
水曜は「押し込んでも戻す日」。
木曜は「戻り売り方針良し」。
金曜は「押し目買い方針の日」。
ボリンジャーのプラス1σが28583円。
プラス2σが29153円。
プラス3σが29742円。
アノマリー的には「水星逆行(→5月15日)」。
5月5日まで「八専」。
アノマリー的には週明けは8日は「リーマンショック以降は株高の日」。
「日経平均は昨年3月、6月、10月、そして今年の1月と約3カ月周期で安値をつけていた。
しかし1月に安値をつけた後は4月は崩れることなく堅調に推移」。
相場は去年とは違う印象。
《今日のポイント5月8日》
(1)週末のNY株式市場で主要3指数は揃って5日ぶりに反発。
10年国債利回りは3.435%。
2年国債利回りは3.918%。
ドル円は134円台後半。
SKEW指数は130.41→130.54→134.32。
恐怖と欲望指数は52→59(3月15日が22)。
(2)ダウ輸送株指数は294ポイント(2.13%)高の14123ポイントと反発。
SOX指数は66ポイント(2.25%)高の3007ポイントと4日ぶりに反発。
VIX指数は17.19と低下。
NYSE出来高は9.77億株(前日11.44億株)。
3市場合算出来高は105.7億株(前日120億株、直近20日平均は107億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比30円安の29100円。
(3)プライム市場の売買代金は2兆6676億円(前日は3兆1184億円)。
値上がり623銘柄(前日1355銘柄)。
値下がり1115銘柄(前日417銘柄)。
新高値260銘柄(前日430銘柄)。
新安値17銘柄(前日11銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは138.00(前日138.85)。
NTレシオは14.05倍(前日14.01倍)。
サイコロは9勝3敗で75.00%。
(4)上向きの25日線(28300円)からは△3.03%(前日△3.15%)。
16日連続で上回った。
上向きの75日線は27713円。
29日連続で上回った。
上向きの200日線(27559円)からは△5.80%(前日△5.72%)。
27日連続で上回った。
上向きの5日線は28802円。
3日連続で上回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.745%(前日▲11.952%)
買い方▲8.450%(前日▲8.536%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲9.161%(前日▲5.576%)。
買い方▲23.019% (前日▲23.403%)。
(6)空売り比率は42.1%(前日42.4%、37日連続で40%超)
空売り規制なしの銘柄の比率8.7%(前日9.2%)。
4月28日時点の信用売り残は378億円減の7659億円。
2週ぶりに減少。
同信用買い残は164億円減の3兆3119億円。
3週連続で減少。
信用倍率は4.32倍(前週4.14倍)。
5週連続で4倍台。
日経VIは15.81(前日15.62)。
2月16日の安値は14.63。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.67倍(前日13.90倍)。
EPSは2132円(前日2095円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.24倍(前日1.24倍)。
BPSは23514円(前日23486円)。
10年国債利回りは0.420%(前日0.400%)。
(8)プライム市場の単純平均は18円高2481円。
プライム市場の時価総額は742兆円(前日745兆円)。
ドル建て日経平均は211.97(前日212.66)と3日続落。
(9)プラス2σが29153円。
プラス3σが29742円。
アノマリー的には「水星逆行(→5月15日)」。
5月5日まで「八専」。
アノマリー的には週明けは8日は「リーマンショック以降は株高の日」。
今年の曜日別勝敗(5月2日まで)
↓
月曜11勝5敗
火曜12勝4敗
水曜10勝7敗
木曜8勝8敗
金曜12勝5敗
パロディのように「そして何もなかったようなGW」を通過。
無意味で条件反射的な時間つぶしの悲観論に付き合わずに済んで良かった。
そういう連休効果はあった。
所詮相場は去来、往来、徘徊。
1日置いて前々日の相場を解釈すると場況の論理の綻びがよく見える。
(兜町カタリスト櫻井)
5日のNYダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発し、前日比546ドル64セント(1.7%)高の3万3674ドル38セントで終えた。
前日にかけて急落した米地域銀行株の一角が上昇し、投資家のリスク回避姿勢が和らいだ。
4日夕にスマートフォンのアップルが前日の引け後に発表した2023年1〜3月期決算は、2四半期連続の減収減益だったものの、売上高や1株当たり利益はいずれも市場予想を上回った。主力のiPhone(アイフォーン)が健闘し、サービス収入も堅調だった。増配や追加の自社株買いなど株主還元も好感された。
この日は5%近く急伸し、市場全体を主導した。
米労働省が5日公表した4月の雇用統計も、失業率の低下や賃金の上昇が明らかになったことで、相場を支援した。「労働市場の強さが示され、景気減速への懸念が後退した」という。
パックウエスト・バンコープが8割、ウエスタン・アライアンス・バンコーポレーションが5割上げるなど、足元で株価が暴落していた地銀株が軒並み急反発した。4日にロイター通信が「米金融当局が銀行株の市場操作の可能性を注視している」と報じ、米証券取引委員会(SEC)による空売り規制の検討や導入が意識された。ヘッジファンドなどが週末を前に地銀株の売り持ち高を手じまったとの指摘もあった。
JPモルガンは5日、ウエスタン・アライアンスとコメリカ、ザイオンズ・バンコーポレーションの3行の投資判断を「買い」に引き上げた。預金残高が安定しているなか、預金保護を巡る制度変更や株取引に関する規制強化の可能性もあるとして株価の戻りを予想した。
5日発表の4月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比25万3000人増と市場予想(18万人増)を上回ったが、過去分は下方修正された。株式市場では「雇用の伸びが続く一方で、労働需給の逼迫は緩和しつつある」(Bライリーのアート・ホーガン氏)と好意的な受け止めが目立った。
ダウ平均は一時620ドル上げた。前日までの4日間で970ドル下げていた。一部銘柄の値ごろ感も意識され、映画・娯楽のウォルト・ディズニーなど消費関連株が上げた。原油相場の上昇を受け、石油のシェブロンも買われた。
ナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反発した。前日比269.015ポイント(2.2%)高の1万2235.413で終えた。電気自動車のテスラやエヌビディアなど半導体株の上げが目立った。
【シカゴ日本株先物概況】
5日のシカゴ日経平均先物は上昇した。6月物は前日比475円高の2万9100円で引けた。堅調なアップルの決算や4月の米雇用統計を受け、5営業日ぶりに反発した。米株式相場が大幅に上昇し、日経平均先物にも買いが及んだ。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
29100 ( -30 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
29115 ( -15 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
5日のFTSE100種総合株価指数は反発した。前日に比べ75.74ポイント(0.98%)高の7778.38で終えた。米景気悪化への過度な懸念が後退し、原油需要に対する警戒感が薄らいだ。原油先物相場が大幅高となっており、エネルギーセクターに買いが入った。5日の米株高で買い安心感が広がるなか、銀行セクターも買われた。
個別では、産銅大手アントファガスタが3.5%高で上昇率トップ。金融大手バークレイズが3.4%高、石油大手BPが3.3%高、鉱業大手アングロ・アメリカンが2.9%高で続いた。一方、インターコンチネンタル・ホテルズ・グループは1.9%安、産金大手エンデバー・マイニングは1.7%安、給食サービス大手コンパス・グループは1.5%安だった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
5日のドイツ株価指数(DAX)は反発した。前日に比べ226.78ポイント(1.44%)高の1万5961.02と、2022年1月中旬以来約1年4カ月ぶり高値で取引を終えた。スポーツ用品大手のアディダスが前日比9%近く上昇し、指数をけん引した。5日発表の2023年1〜3月期決算で、営業損益が市場予想に反して黒字となり好感した買いが入った。5日の米株高も投資家心理を明るくした。コメルツ銀行、ドイツ銀行の上げも目立った。
個別では、スポーツ用品大手アディダスが8.9%高と急伸したほか、素材化学大手コベストロが5.3%高、コメルツ銀行が5.1%高、ドイツ銀行が4.5%高。半面、郵便・物流大手ドイツポストは2.9%安、保険大手アリアンツは2.3%安、電力大手RWEは1.6%安と売られた。
■フランス・パリ株価指数
フランスCAC40種指数は1.26%高だった。
原油価格の上昇を受けてエネルギー株を中心に買いが入った。
05月06日 毎日コラム
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「タイミング投資法」二番煎じ |
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