【市況一覧】
日経平均株価
38,701.90 -111.68 12/20
TOPIX
2,701.99 -11.84 12/20
マザーズ
624.89 -5.96 12/20
NYダウ平均
42,342.24 +15.37 12/20
ナスダック総合
19,372.77 -19.92 12/20


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    29日の日経平均株価は、前日比248円07銭高の2万6422円05銭と大幅反発して取引を終えた。
    下げが続いていたNYダウ平均にようやく強い反発が見られたが、米長期金利の上昇にブレーキがかかったことは安心材料。金利低下を促したのは英国要因であるため、これで米金利の上昇が止まると考えるのは気が早いだろう。
    ただ、直近の上がり方がかなり急であったこともあり、短期的には逆回転で金利低下と米国株のリバウンドが続く展開も期待できる。
    日経平均株価はきのう長い下ヒゲをつけてきょうは陽線と、下げ止まりそうな雰囲気が出てきた。5日線(26550円、29日時点)を早々に突破して、戻りに弾みをつけたいところだろう。
     
     
    30日の東京株式市場は、不安定な展開か。
    29日は、日経平均株価が9月権利・配当落ち分(約223円)を埋め大幅高となり、投資家心理にはプラスに働きそう。ただ、手がかり材料に乏しいなか、週末、月末、半期末が重なることもあり、様子見姿勢が強まることも見込まれる。
    市場では、30日に日経平均株価を算出する銘柄の入れ替えが行われる予定で「除外銘柄以外でも広く売りが出ると予想され、影響が大きそうだ」と慎重な声も聞かれた。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(29日現在)

     
    27717.36  13週移動平均線
    27681.70  25日移動平均線
    27580.57  均衡表転換線(週足)
    27416.00  75日移動平均線
    27371.50  均衡表雲下限(日足)
    27371.50  均衡表基準線(週足)
    27365.65  均衡表基準線(日足)
    27360.52  200日移動平均線
    27313.13  新値三本足陽転値
    27280.24  26週移動平均線
    26998.21  ボリンジャー:-1σ(25日)
    26942.28  均衡表転換線(日足)
    26940.65  ボリンジャー:-1σ(13週)
    26915.81  均衡表雲下限(週足)
    26677.74  6日移動平均線
    26478.73  ボリンジャー:-1σ(26週)
     
    26422.05  ★日経平均株価29日終値
     
    26314.73  ボリンジャー:-2σ(25日)
    26163.95  ボリンジャー:-2σ(13週)
    25677.22  ボリンジャー:-2σ(26週)
    25631.25  ボリンジャー:-3σ(25日)
    25387.24  ボリンジャー:-3σ(13週)
    24875.72  ボリンジャー:-3σ(26週)
     
    終値は248.07円高だが、220円強と推計される配当の権利落ちを即日埋めて実質およそ470円高と強い値動きを示した。ローソク足は本日陽線の胴体部分が前日陰線の胴体部分に収まる「陰の陽はらみ」を示現。昨日まで大幅に下落した後であり反転機運の高まりを示唆している。反面、上ヒゲは下降中の5日移動平均線や昨日高値に届かず、一目均衡表では三役逆転下にあって転換線が本日も下向きで引けており、根強い下落圧力を窺わせている。
     

    【大引け概況】

    29日の日経平均株価は反発し、前日比248円07銭高の2万6422円05銭で終えた。
     
    本日のマーケット動画
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    28日のNYダウ平均は548ドル高と7日ぶり大幅反発。英国中銀が長期国債の無制限買取などを発表し金融市場の混乱が緩和したため、安心感から買いが先行。米国内の長期金利も大幅低下したため買戻しが加速し終日堅調に推移した。
    東京株式市場でも買い安心感が広がった。足元の相場の下げが急ピッチだったため、短期的な反発を狙った買いが入りやすかった。上げ幅は一時280円を超えた。
     
    英イングランド銀行(中央銀行)は28日、英国債の一時的な買い入れを発表。欧州だけでなく米国でも長期金利が低下したことで、同日の米株式市場では主要3指数がそろって上昇した。東京市場でも足元で下落していた主力株やグロース(成長)株の一角に買い直しが入った。
     
    日経平均は28日までの4営業日で1100円超下落していた。テクニカル指標では、25日移動平均からの下方乖離(かいり)率が5.7%(28日時点)と、「売られすぎ」の目安とされる5%を上回っていた。短期的な自律反発狙いの買いや売り方の買い戻しが相場を支えた。
     
    きょうは9月末の配当権利落ち日に当たり、配当落ち分の223円程度、日経平均の指数は下押しされた。
     
    東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は前日比13.65ポイント(0.74%)高の1868.80だった。
     

    市場では「米金利の上昇で米企業の業績への影響が警戒されることから、当面は内需系銘柄への物色が中心になりそう」との声が聞かれた。
     
    東証プライム市場の売買高は14億361万株、売買代金は3兆2455億円だった。
    セクターでは医薬品、繊維製品、陸運が上昇率上位となった一方、海運、鉄鋼、銀行が下落率上位となった。東証プライムの値上がり銘柄数は1237と、全体の68%を占めた。値下がりは536、変わらずは42、比較不可は16銘柄だった。
     
    個別では、ヤマハや楽天グループ、塩野義の上げが目立った。主力処では、ファーストリテ、ソフトバンクG、任天堂、HOYA、OLCなどが上昇。JR東海を筆頭に陸運が全般買われた。新型コロナ経口薬で進展が確認され、目標株価の引き上げも観測された塩野義が大幅高となり、住友ファーマ、中外製薬、第一三共など関連株も連れ高。レカネマブの臨床試験で進展が確認されたエーザイは2日連続のストップ高比例配分。欧州関連の一角として直近の下落がきつかったアシックスが急反発し、業績上振れ観測のあったNRIも買われた。三越伊勢丹や小田急も買われた。
     
    一方、配当落ちに伴う処分売りで郵船と商船三井が大きく下落。前日の米ハイテク株高にもかかわらず、レーザーテック、東エレクの半導体関連のほか、ソニーG、日本電産、ファナック、村田製、TDKなどが下落。自動車関連ではマツダが連日の大幅安で、三菱自、デンソー、ホンダなどその他の自動車関連も軟調。日本製鉄、三菱UFJ、丸紅、石油資源開発、IHIなどの市況関連株の一角も下落。西松屋チェは小幅な増配や自社株買いが好感されず、業績予想の下方修正を受けて急落した。

     


     
    東証スタンダード市場は、英国中央銀行の長期国債買い入れ発表を受けて欧米株が上昇したことが好感され、値頃感から買いが入った。スタンダードTOP20は小反発。出来高1億7139万株。値上がり銘柄数703、値下がり銘柄数556と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では、アースインフィニティがストップ高。フライトホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。大本組、ソフトウェア・サービス、スガイ化学工業、ナトコ、東京インキなど16銘柄は年初来高値を更新。プラコー、長野銀行、三菱ロジスネクスト、幸和製作所、アピリッツが買われた。
     
    一方、日本電技、ソネック、錢高組、日本ドライケミカル、日和産業など91銘柄が年初来安値を更新。マツモト、トミタ電機、太洋物産、フォーシーズHD、キャンディルが売られた。
     
     


     
    東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数は上昇。東証マザーズ指数の終値は前日比16.38ポイント(2.38%)高い704.84だった。前日の米株高を背景に投資家心理が改善し、買いが優勢となった。米長期金利の低下が追い風になった。
    マザーズ指数は伸び悩む場面もあった。日経平均株価が上げ幅を縮小したことが重荷となった。
    東証グロース市場の売買代金(概算)は1436億円。エニーカラーやグラッドCが買われた。前日に旧ライブドア事業を買収すると発表したミンカブが買いを集めた。一方、ファインズやプレイドは売られた。
    値上がり銘柄数329、値下がり銘柄数132と、値上がりが優勢だった。
     
    きょう東証グロース市場に新規上場したプログリットは公開価格(730円)を上回る1180円で初値を付け、899円で終えた。同じく新規上場したポーターズは買い注文が膨らみ、きょうは取引が成立しなかった。気配値を公開価格(1570円)の2.3倍にあたる3615円に切り上げた。
     
    個別では、ミンカブ・ジ・インフォノイド、エフ・コード、ラバブルマーケティンググループがストップ高。バルニバービ、ブロードエンタープライズ、EduLab、インティメート・マージャー、グラッドキューブは一時ストップ高と値を飛ばした。クラウドワークス、ワンキャリア、アドベンチャー、レントラックス、リファインバースグループなど7銘柄は年初来高値を更新。ANYCOLOR、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、エアークローゼット、サンバイオ、ウォンテッドリーが買われた。
     
     一方、プログリットが一時ストップ安と急落した。ユナイテッド、夢展望、cotta、アルファクス・フード・システム、コラボスなど16銘柄は年初来安値を更新。アミタホールディングス、Unipos、INCLUSIVE、コアコンセプト・テクノロジー、MTGが売られた。
     

    「過去の足を超えて行け」

    下がらないのなら買われるし、上がらないのなら売られるのが相場。
    目いっぱいに風を孕んだ凧はいつかは落ちるし、叩いても沈まない葉はまた浮かぶ。
    盛者必衰の理でもあるし、諸行無常でもあるし、世間虚仮や会者定離でもある。
    簡単に言えばリズムの問題。
    上がった株はいつかは下がるし、下がった株もいつかは上がる。
    相場が未来永劫に続く以上、これは間違いない。
    これでもかと打ち叩かれたここ数日の日本株でさえ今日はやっと反発。
    何とか息をつないだ格好となった。
    しかも即日は五男権利落ち埋めは久しぶりのことだ。
    「アメリカ発世界同時株安に気をつけよ。
    『売り逃げするなら今しかない』」。
    週刊誌のネガキャンペーンはマーケット底打ちのサイン。
    週刊誌のポジキャンペーンはマーケット天井のサイン。

    そして・・・。
    市場関係者という種族は冷めたピザでもありがたがる傾向があるらしい。
    賞味期限の切れた食品を頂く気持ちにはなかなかなれないが、経済指標は別ということだろうか。

    株式相場の未来は過去の延長線上にあるのか。
    あるいは現在から創造されるものなのか。
    難しい命題だが、それこそCMソングのように「過去の足を超えて行け」であって欲しい。
    過去に饒舌、未来に寡黙ではなく、過去は尊重、未来は創造だ。

    《兜町ポエム》

    「株価体操の歌」

    新しい相場来た希望は株だ
    喜びに高値開け大空あおげ
    株価の声に健やかな板を
    この香る株で儲けよ
    それイチニサン

    新しい朝のもと輝くニューヨーク
    さわやかに高値伸ばせカイ踏みしめよ
    株価とともに健やかな持ち株
    このデカい相場で儲けよ
    それイチニサン


    (櫻井)。

     
     
    29日午前の日経平均株価は反発し、前日比64円34銭(0.25%)高の2万6238円32銭で終えた。
    前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合株価指数など主要株指数が揃って上昇したことを受けリスク選好ムードとなり、日経平均が切り返しに転じた。きょうは配当落ち分で220円あまりの下押し圧力が働いているが、朝方に270円以上の上昇をみせ2万6000円台半ばまで水準を切り上げる場面があった。
    しかし買い一巡後は伸び悩む展開となり、米株価指数先物が軟調に推移するのを横目に前引けは64円強の上昇にとどまり、この日の安値圏で着地している。欧米の景気減速に対する警戒感は根強く、上値では戻り売りが表面化し値動きを重くしている。
     
    イングランド銀行は28日から英国債を買い入れ、10月上旬に予定していた保有国債の売却開始も同月末に延期する。欧米の長期金利が低下したことで、株式の相対的な割高感が薄れ、28日の米株式市場では幅広い銘柄に買い戻しが入った。東京株式市場でも売りが続いていた主力銘柄の一角に買いが入った。
     
    イングランド銀行は10月14日まで残存期間20年超の国債を必要な分だけ金額無制限で購入するとしている。
     
    市場では、足元で続いていたバリュエーション(投資尺度)面での株価調整は一巡した可能性がある」と話した。
    「短期的にはリバウンドに進むとみられるが、積極的な買いは期待しづらく上値は重そう」との声が聞かれた。
     
    きょうは9月末の配当権利落ち日に当たり、配当落ちで日経平均は223円程度下押しされた。
     
    東証株価指数(TOPIX)は続落した。午前終値は前日比1.52ポイント(0.08%)安の1853.63だった。
     
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆5244億円、売買高は6億6829万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1007と、全体の55%を占めた。値下がりは761、変わらずは46、比較不可は16銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では医薬品、繊維製品、その他製品などが上昇。海運業、鉄鋼、銀行業などは下落。
     
    個別では、ファーストリテイリングが高く、ソフトバンクグループも堅調。塩野義製薬が大きく買われた。オリエンタルランドが上昇、リクルートホールディングスもしっかり。アシックスが値を飛ばしたほか、ヤマシンフィルタも物色人気。楽天グループや塩野義、ヤマハの上げが目立った。フィールズも大幅高。三越伊勢丹や高島屋、Jフロントなど百貨店株が買われた。
     
    半面、レーザーテック、東京エレクトロンが下落、商船三井が大幅安、売買代金トップとなった日本郵船も大きく水準を切り下げた。丸紅、日本製鉄、キーエンス、スクリンが下落。三菱UFJフィナンシャル・グループも売られた。西松屋チェーン、ディア・ライフが急落した。

     


     
    東証スタンダード市場は英中央銀行の市場介入策発表で欧米株が上昇した流れを好感し買いが入った。スタンダードTOP20は小幅安。出来高1億1151万株。
    値上がり銘柄数609、値下がり銘柄数571と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では、フライトホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。スガイ化学工業、ナトコ、ヴィス、グリーンズ、テイツーなど11銘柄は年初来高値を更新。プラコー、長野銀行、アースインフィニティ、セキチュー、三菱ロジスネクストが買われた。
     
     一方、日本電技、ソネック、錢高組、日本ドライケミカル、日和産業など75銘柄が年初来安値を更新。トミタ電機、太洋物産、フォーシーズHD、キャンディル、コーアツ工業が売られた。


     
    東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数は反発。東証マザーズ指数の前引けは前日比13.10ポイント(1.90%)高い701.56だった。前日の米株高で投資家心理が改善し、国内の新興企業株に買いが向かった。米長期金利の低下が支援材料となっている。
    午前の取引終了にかけてはやや伸び悩んだ。日経平均株価が上げ幅を縮小したことが重荷となった。
    エニーカラーやグラッドC、主力のビジョナルが買われた。一方、ファインズやプレイドは売られた。
    値上がり銘柄数313、値下がり銘柄数146と、値上がりが優勢だった。
     
    きょう東証グロース市場に新規上場したプログリットは1180円で初値を付け、公開価格(730円)を上回った。同じく新規上場したポーターズは買い注文が膨らみ、午前は取引が成立しなかった。
     
    個別では、エフ・コードがストップ高。バルニバービ、ブロードエンタープライズ、EduLabは一時ストップ高と値を飛ばした。クラウドワークス、ワンキャリア、アドベンチャー、レントラックス、リファインバースグループは年初来高値を更新。ラバブルマーケティンググループ、グラッドキューブ、サンバイオ、ANYCOLOR、キャンバスが買われた。
     
    一方、夢展望、cotta、アルファクス・フード・システム、コラボス、THECOOなど10銘柄が年初来安値を更新。アミタホールディングス、Unipos、コアコンセプト・テクノロジー、アクシージア、MTGが売られた。
     

    【寄り付き概況】

    29日午前の日経平均株価は、前営業日比106円52銭高の2万6280円50銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、0.93ポイント高の1856.08で始まった。

    前日の米国株市場ではNYダウが7日ぶりに大きく切り返しに転じた。イングランド銀行(英中銀)が国債の売却開始を10月31日まで延期し、あわせて国債の買い入れを発表したことから英国の長期金利が急低下、これに歩調を合わせ米長期債利回りも大幅に低下したことが株式市場で好感された。

    米株急反発を受けて東京株式市場でも目先リスクオフの巻き戻しが入り、主力株をはじめ広範囲に買い戻される展開となっている。一時上げ幅は270円を超えた。

    英長期金利が低下した流れで、一時4%台まで上昇していた米長期金利も低下。同日の米株式市場では、ダウ工業株30種平均が7営業日ぶりに反発し、前日比548ドル(1.9%)高い2万9683ドルで終えた。東京市場でも投資家の買い安心感につながっている。

    金融引き締めに積極的な姿勢を示した9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)後、日経平均は28日までの4営業日で1100円超下落していた。短期的な戻りを期待した買いが相場を支えている。

    きょうは9月末の配当権利落ち日に当たり、配当落ち分の223円程度、日経平均の指数は下押しされている。

    個別では、塩野義やファストリ、昭電工が上昇している。三越伊勢丹や日揮HD、Jフロントが買われている。一方、商船三井や東ガス、中部電が下落している。

     

    「水星の逆行も終わる」
     
    「好材料は大西洋の向こうからやって来た」
     
    水曜のNY株式市場で主要3指数は日中値幅が大きくマチマチの動き。
    イングランド銀行が650億ポンド(約694億ドル)に上る長期国債の一時買い入れを開始。
    予定していた国債の売却は延期。
    これを受けて英国30年国債の利回りは1%ポイント超低下。
    1日の低下幅としては1992年以来で最大となった。
    英国債利回り低下→欧州国債利回り低下→米国債利回り低下→金利低下を好感しNY株高。
    大西洋を挟んだシナリオとなった。
    S&P500は7日ぶりに反発。
    上昇率は8月10日以来の大きさ。
    10年債利回りが0.26%ポイント超低下し09年以来最大の低下。
    金利動向に敏感な大型株のマイクロソフト、アマゾン、メタ・プラットフォームズなどが上昇。
    「数週間に持続的に上昇してきた2年債利回りが2日連続で低下。
    株式市場に安心感が広がった」との声がある。
    新型iPhoneの今年の生産拡大を見送る方針のアップルは1.3%安。
    バイオジェンは40%の大幅高。
    イーライリリーが7.5%上昇。
    8月の中古住宅販売仮契約指数は前月比2.0%低下の88.4。
    2020年4月以来の低水準。
    市場予想は1.4%低下だった。
    前年同月比では24.2%低下。
    中古住宅購入契約は3カ月連続で減少した。
    8月の財(モノ)の貿易赤字は前月比3.2%減の873億ドル。
    2021年10月以来の低水準。
    「内需の減速を背景に輸入が減少した」との解釈。
    財の輸入は46億ドル減少し2671億ドル。
    石油を含む工業用品が6.9%減少した。
    資本財は1.8%、消費財は0.2%それぞれ減少。
    食品、自動車などの輸入が増加し小売在庫を押し上げた。
    財の輸出は17億ドル減の1798億ドル。
    自動車が8.9%減、工業用品は3.5%減。
    消費財は8.0%伸び、食品、資本財なども増えた。
    10年国債利回りは3.737%。
    2年国債利回りは4.126%。
    ドル円は144円台前半。
    WTI原油先物11月限は前日比3.65ドル(4.7%)高の82.15ドル。
    ビッドコインは520ドル高の19565ドル。
    SKEW指数は120.39→120.38。
    恐怖と欲望指数は17→19。
     
    水曜のNYダウは548ドル(1.88%)高の29683ドルと7日ぶりに反発。
    高値29811ドル、安値29114ドル。
    日中値幅は約700ドル。
    サイコロは3勝9敗。
    NASDAQは222ポイント(2.05%)高の11051ポイントと続伸。
    高値11101ポイント、安値10776ポイント。
    日中値幅は約340ポイント。
    サイコロは4勝8敗。
    S&P500は74ポイント(2.05%)高の3721ポ゚イントと7日ぶりに反発。
    高値3736ポイント、安値3640ポイント。
    日中値幅は96ポイント。
    サイコロ3勝9敗。
    ダウ輸送株指数は303ポイント(2.50%)高の12457ポイントと続伸。
    SOX指数は1.29%高の2428ポイントと続伸。
    VIX指数は30.18と低下。
    3市場の合算売買高は117億株(前日117億株。過去20日平均は114億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比560円高の26480円。
    ドル建ては大証日中比575円高の26495円。
    ドル円は144.16円。
    10年国債利回りは3.737%。
    2年国債利回りは4.126%。
     
    「権利配当落ち分を即日埋める可能性大」
     
    水曜の日経平均は寄り付き149円安。
    終値は397円(▲1.50%)安の26173円と反落。
    一時600円以上下落し26000円を割れ込んだ。
    日足は3日連続で陰線。
    水曜に空けたマドは27627円ー27467円。
    木曜は27297円ー27197円にまたマドが空いて2空。
    月曜は26995円ー26779円。
    マドは3つ空いたが陰線3本で真ん中が陽線。
    三空は陰線3本でのマドなので、厳密には「三空」ではない。
    水曜に空けたマドは26523円ー26516円。
    TOPIXは17.86イント(▲0.95%)安の1855ポイントと反落。
    日銀は6月17日以来69日間ETFを買っていない。
    プライム市場指数は9.22ポイント(▲0.96%)安の954.60と反落。
    東証マザーズ指数は1.83%安の688.46と反落。
    プライム市場の売買代金は3兆7248億円(前日は2兆6737億円)。
    値上がり760銘柄(前日1093銘柄)。
    値下がり1011柄(前日636銘柄)。
    新高値8銘柄(前日9銘柄)。
    新安値183銘柄(前日84銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは80.28(前日80.58)と低下。
    今年直近最低は5月16日の79.25だった。
    最低値は20年3月16日の40.12。
    NTレシオは14.11倍(前日14.19倍)。
    サイコロは6勝6敗で50.00%。
    下向きの25日線(27762円)からは▲5.72%(前日▲4.65%)。
    3月9日の▲7.45%以来のマイナスかい離以来。
    9日連続で下回った。
    下向きの75日線は27434円。
    5日連続で下回った。
    下向きの200日線(27368円)からは▲4.36%(前日▲3.48%)。
    5日連続で下回った。
    下向きの5日線は26728円。
    9日連続で下回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲7.780%(前日▲9.815%)
    買い方▲14.021%(前日▲11.945%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.256%(前日▲8.263%)。
    買い方▲31.183% (前日▲29.752%。2月24日が40.739%)。
    空売り比率は51.3%(前日46.77%。9日連続で40%超)。
    6月29日が53.0%、9月1日が51.2%、9月25日が50.4%。
    空売り規制なしの比率11.8%(前日9.4%)。
    9月26日が13.3%。
    9月14日が10.8%、9月9日が11.3%、8月29日が12.9%、21年3月12日が16.2%。
    9月22日時点のQuick調査の信用評価損率は▲10.56%(前週▲10.56%)。
    2週連続で悪化。
    9月22日時点の裁定売り残は603億円増の2454億円。
    5週ぶりに増加。
    同裁定買い残は41億円減の1兆4129億円。
    3週ぶりに減少。
    当限は売り残が610億円増の1974億円。
    買い残が14億円減の1兆2306億円。
    翌限以降は売り残が7億円減の480億円。
    買い残が27億円減の1822億円。
    日経VIは26.33(前日24.48)。
    日経平均採用銘柄の予想PERは12.02倍(前日12.17倍)。
    25日連続で12倍台。
    前期基準では12.59倍。
    EPSは2177円(前日2183円)。
    225のPBRは1.09倍。
    BPSは24012円(前日23938円)。
    10年国債利回りは0,245%。
    プライム市場の予想PERは13.04倍。
    前期基準では13.64倍。
    PBRは1.13倍。
    プライム市場の予想益回りは7.66%。
    配当り利回り加重平均は2.60%。
    日経平均の予想益回りは8.32%。
    同配当利回りは2.62%。
    プライム市場の単純平均は14円安の2397円。
    プライム市場の売買単価は2395円(前日2333円)。
    プライム市場の時価総額は675兆円(前日681兆円)。
    ドル建て日経平均は180.91(前日183.99)と反落。
    9日連続で200ドル割れ。
    水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比560円高の26480円。
    高値26540円、安値25685円。
    大証先物夜間取引終値は日中比550円高の26470円。
    気学では「不時の高下を演ずる日」。
    金曜は「吹き値売り方針の日」。
    ボリンジャーのマイナス1σが27114円。
    マイナス2σが26465円。
    マイナス3σが25816円。
    水星の逆行は10月2日に終わる。
    アノマリー的には「リーマンショック以降株高の日」。
    9月配当権利落ちは日経平均で224円、TOPIXで19ポイント。
    配当権利付き最終株価は日経平均で26173円。
    TOPIXで1855ポイント。
    即日埋める可能性が高い。
     
    《今日のポイント9月29日》
     
    (1)水曜のNY株式市場で主要3指数は日中値幅が大きくマチマチの動き。
       10年国債利回りは3.737%。
       2年国債利回りは4.126%。
       ドル円は144円台前半。
       SKEW指数は120.39→120.38。
       恐怖と欲望指数は17→19。
     
    (2)ダウ輸送株指数は303ポイント(2.50%)高の12457ポイントと続伸。
       SOX指数は1.29%高の2428ポイントと続伸。
       VIX指数は30.18と低下。
       3市場の合算売買高は117億株(前日117億株。過去20日平均は114億株)。
       225先物CME円建ては大証日中比560円高の26480円。
     
    (3)プライム市場の売買代金は3兆7248億円(前日は2兆6737億円)。
       値上がり760銘柄(前日1093銘柄)。
       値下がり1011柄(前日636銘柄)。
       新高値8銘柄(前日9銘柄)。
       新安値183銘柄(前日84銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは80.28(前日80.58)と低下。
       今年直近最低は5月16日の79.25だった。
       最低値は20年3月16日の40.12。
       NTレシオは14.11倍(前日14.19倍)。
       サイコロは6勝6敗で50.00%。
     
    (4)下向きの25日線(27762円)からは▲5.72%(前日▲4.65%)。
       3月9日の▲7.45%以来のマイナスかい離以来。
       9日連続で下回った。
       下向きの75日線は27434円。
       5日連続で下回った。
       下向きの200日線(27368円)からは▲4.36%(前日▲3.48%)。
       5日連続で下回った。
       下向きの5日線は26728円。
       9日連続で下回った。
     
    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲7.780%(前日▲9.815%)
       買い方▲14.021%(前日▲11.945%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.256%(前日▲8.263%)。
       買い方▲31.183% (前日▲29.752%。2月24日が40.739%)。
     
    (6)空売り比率は51.3%(前日46.77%。9日連続で40%超)。
       6月29日が53.0%、9月1日が51.2%、9月25日が50.4%。
       空売り規制なしの比率11.8%(前日9.4%)。
       9月26日が13.3%、9月14日が10.8%、9月9日が11.3%。
       8月29日が12.9%、21年3月12日が16.2%。
       9月22日時点のQuick調査の信用評価損率は▲10.56%(前週▲10.56%)。
       2週連続で悪化。
       9月22日時点の裁定売り残は603億円増の2454億円。
       5週ぶりに増加。
       同裁定買い残は41億円減の1兆4129億円。
       3週ぶりに減少。
       当限は売り残が610億円増の1974億円。
       買い残が14億円減の1兆2306億円。
       翌限以降は売り残が7億円減の480億円。
       買い残が27億円減の1822億円。
       日経VIは26.33(前日24.48)。
     
    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.02倍(前日12.17倍)。
       EPSは2177円(前日2183円)。
       225のPBRは1.09倍。
       BPSは24012円(前日23938円)。
       10年国債利回りは0,245%。
     
    (8)プライム市場の単純平均は14円安の2397円。
       プライム市場の時価総額は675兆円(前日681兆円)。
       ドル建て日経平均は180.91(前日183.99)と反落。
       9日連続で200ドル割れ。
     
    (9)ボリンジャーのマイナス1σが27114円。
       マイナス2σが26465円。
       マイナス3σが25816円。
       水星の逆行は10月2日に終わる。
       アノマリー的には「リーマンショック以降株高の日」。
       9月配当権利落ちは日経平均で224円、TOPIXで19ポイント。
       配当権利付き最終株価は日経平均で26173円。
       TOPIXで1855ポイント。
       即日埋める可能性が高い。
     
    今年の曜日別勝敗(9月28日まで)
    月曜17勝17敗
    火曜21勝17敗
    水曜18勝19敗
    木曜20勝16敗
    金曜19勝16敗
     
    9月22日時点のQuick調査の信用評価損率は▲10.56%(前週▲10.56%)。
    2週連続で悪化。
    9月22日時点の信用売り残は5億円増の8566億円。
    3週連続で増加。
    同信用買い残は117億円減の3兆1934億円。
    2週ぶりに減少。
    信用倍率は3.73倍(前週3.74倍)。
    10週連続で3倍台。
    9月22日時点の裁定売り残は603億円増の2454億円。
    5週ぶりに増加。
    同裁定買い残は41億円減の1兆4129億円。
    3週ぶりに減少。
    当限は売り残が610億円増の1974億円。
    買い残が14億円減の1兆2306億円。
    翌限以降は売り残が7億円減の480億円。
    買い残が27億円減の1822億円。
     
    中国の不動産開発会社CIFIホールディングス(旭輝控股集団)が債務不履行を起こしたとの報道。
    CIFIは「金融機関と協議し解決策を探っている」とコメント。
    「今後数カ月で当社のキャッシュフローは前例のない試練に直面する」と同社会長の言。
    先週、大手格付け会社フィッチは流動性の減少や債務拡大を理由に格付けを引き下げていた。
    「業界の流動性危機がついに比較的健全とみられていたCIFIにまで波及した」との解釈。だ。
    昨日の香港市場でCIFI株は32.3%急落し安値引け。
    本土不動産株指数も6.4%超下落。
    上海市場では不動産企業の債券が売られ、CIFI債は一時取引停止となった。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    シノプス(4428)・・・動兆
     
     
    需要予測型の自動発注システム「sinops」を展開。
    1店舗当たりの利用製品数が増加。
    伊藤忠商事との協業プロジェクトは卸・メーカーに小売りデータを連携。
    東京都市大学と食品ロスの環境影響評価を共同研究。

    (兜町カタリスト櫻井)


    [株価材料]
     
    ■三井住友<8316> SMBC日興の相場操縦事件、一部業務停止命令へ

    ■ニコン<7731> 年収最大2割増 医療など高度人材獲得

    ■オミクロン派生型ワクチン承認へ 厚労省、「BA.4」「BA.5」向け

    ■ノルドストリーム ロシアが破壊工作か 需給、来年からひっ迫懸念

    ■子育て支援、正社員以外も 出産一時金の増額、75歳以上に負担案

    ■DIC<4631> 藻類培養の屋外工場 排水ゼロに、12億円投資

    ■NEC<6701> 海外クラウド事業強化 米ソフト大手と提携

    ■NTT<9432> ドコモがメタバース拡大へ新会社 VRゴーグルなど開発

    ■日本製鉄<5401> インドで1兆円投資 ミタルと合弁、高炉2基新設

    ■NRI<4307> 4〜9月営業益3%増へ 金融システム構築好調

    ■ソフトバンクG<9984> 外貨建て社債買い入れ 最大2500億円分

    ■鉄鋼原料、軒並み値下がり 鉄鉱石・原料炭2〜4割安 中国で需要低迷

    ■東芝<6502> 買収提案、JICはベインやMBKと連合で調整

    ■いすゞ<7202> 来春にEVトラック投入 混流生産でコスト低減

    ■KDDI<9433> サステナ債 来月1000億円発行 5G関連に充当



    29日の東京株式市場は反発後、もみ合いとなりそう。
    日経平均株価の予想レンジ:2万6100円−2万6600円を想定。(28日終値2万6173円98銭)
    米国株は上昇。ダウ平均は548ドル高の29683ドルで取引を終えた。
    日経平均株価はきのう28日、一時。心理的なフシ目の2万6000円を割り込む場面もみられたが、下げ渋る動きをみせていたことや、現地28日の米国株式が上昇した動きを受け、買い先行スタートとなるだろう。
    9月配当落ち分は推定で220円超とみられ、即日に埋めることが期待されるが、手がかり材料に欠けることから、買い一巡後は、模様眺めムードが広がる場面も想定される。

    為替相場は、ドル・円が1ドル=144円台の前半(28日は144円55−58銭)と円高方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=140円台の前半(同138円45−49銭)と円安に振れている。

    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所清算値比560円高の2万6480円だった。



     【好材料銘柄】

    ■バルニバービ <3418>
    SBIホールディングス <8473> [東証P]と地方創生事業の強化を目的に資本業務提携。

    ■ブロードエンタープライズ <4415>
    三菱地所 <8802> [東証P]と協業に向けた基本合意書を締結。ブロードEのマンション向け高速インターネット「B-CUBIC」と菱地所が開発したスマートホーム「HOMETACT」を軸にしたIoTサービスの販売パッケージ構築に着手。

    ■デコルテ・ホールディングス <7372> [東証G]
    ミクシィ <2121> [東証P]と資本業務提携。

    ■八十二銀行 <8359>
    長野銀行 <8521> [東証S]と経営統合することで基本合意。

    ■コロプラ <3668>
    事前登録受付中のスマートフォン向けゲーム「白猫GOLF」のリリース時期が22年10月末頃に決定。

    ■ジーニー <6562>
    デジタル屋外広告プラットフォーム「GENIEE DOOH」がグーグルの提供するDSP「ディスプレイ&ビデオ 360」とプログラマティック広告取引の連携を開始。


    【主な経済指標・スケジュール】

    29(木)
    【国内】
    2年国債入札
    日中国交正常化50周年
    《決算発表》
    平和堂、ケーヨー、ハニーズHLD、セキチュー、YE DIGIT

    【海外】
    米4-6月期GDP確定値(21:30)
    《米決算発表》
    ナイキ、マイクロン・テクノロジー

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    28日のNYダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反発し、前日比548ドル75セント(1.9%)高の2万9683ドル74セントで終えた。

    英イングランド銀行(中央銀行)は28日、金融市場安定に向け、一時的に長期国債の買い入れを行うほか、10月上旬に始める予定だった英国債売却も延期すると発表。英国のトラス政権が大型減税案を23日に打ち出し、財政悪化や国債増発への懸念から英国債や通貨ポンドは下落していた。

    この日のイングランド銀行の発表を受けて英国債利回りは低下。世界的な債券市場の動揺がいったん落ち着き、このところ急ピッチで上昇していた米長期金利も急低下し、金利低下の恩恵を受けやすい銘柄などに買いが入った。前日まで6営業日続落していたため安値拾いも入りやすく、ダウは特に取引後半に買いが強まった。

    英長期債利回りが急低下したのにつれ、米長期金利は一時3.69%と前日終値(3.94%)を大きく下回った。外国為替市場ではドルが主要通貨に対して下落し、外需企業の収益を圧迫するとの警戒感が和らいだのも株買いを誘った。市場では「四半期末が近づき、機関投資家による持ち高調整の株買いも入った」との声も聞かれた。

    消費関連株と景気敏感株の上げが目立ち、ホームセンターのホーム・デポ、航空機のボーイング、映画・娯楽のウォルト・ディズニーが大幅高となった。原油先物相場の上昇で石油のシェブロンも高い。

    一方、スマートフォンのアップルは逆行安となった。最新機種のiPhone14の増産計画を見送るようだ」と27日に報じられ、業績下振れが警戒された。世界の主要中銀の金融引き締めによる景気減速が企業業績に響くとの見方がくすぶり、ダウ平均は上値が重くなる場面もあった。

    ナスダック総合株価指数は続伸し、前日比222.132ポイント(2.1%)高の1万1051.636で終えた。アップル以外の主力株は軒並み上昇した。アナリストが投資判断を引き上げた動画配信のネットフリックスが9%高と上げが目立った。

     

    【シカゴ日本株先物概況】

    28日のシカゴ日経平均先物は上昇した。12月物は前日比295円高の2万6480円で引けた。
    28日の米株式市場でダウ工業株30種平均が7営業日ぶりに反発し、日経平均先物にも買いが及んだ。
    英イングランド銀行(中央銀行)が市場安定化に向け、長期国債の一時買い入れを開始すると発表したことで欧米の長期金利が急低下。米10年債利回りは前日の3.9%台から3.7%程度に低下した。前日までの株価下落で値頃感も台頭し買いが膨らんだ。


    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    26480 ( +560 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    26495 ( +575 )
    ( )は大阪取引所終値比






    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7005.39(+20.80)

    28日のFTSE100種総合株価指数は反発した。前日に比べ20.80ポイント(0.30%)高の7005.39で引けた。英イングランド銀行(中央銀行)が28日、英国債を一時的に買い入れると発表した。英中銀が市場安定のための臨時措置に踏み切ったことが安心感につながり、投資家心理を下支えした。
    FTSEでは、商業用不動産大手ランド・セキュリティーズが6.9%高と上昇率トップ。金や銅など商品相場の上昇を受け、産金大手フレスニロ(4.9%高)や鉱業大手アングロ・アメリカン(3.3%高)も堅調だった。



    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12183.28(+43.60)

    28日のドイツ株価指数(DAX)は5営業日ぶりに反発した。前日に比べ43.60ポイント(0.36%)高の1万2183.28で終えた。英イングランド銀行が一時的に英国債を買い入れると発表したのを受け、英国債利回りの低下とともにドイツ国債利回りが低下。金利低下を好感し、不動産株やハイテク株が買い直された。
    DAXでは不動産大手ボノビアが3.6%高と買われた。


    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5765.01(+11.19)

    フランスCAC40種指数は0.19%高だった。
    英イングランド銀行(中央銀行)が市場安定のために英国債の買い入れを公表したのが好感された。


     

09月29日 毎日コラム
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