日経平均株価 | 38,513.02 | +304.99 | 12/02 |
TOPIX | 2,714.72 | +34.01 | 12/02 |
マザーズ | 641.72 | -2.25 | 12/02 |
NYダウ平均 | 44,910.65 | +188.59 | 11/30 |
ナスダック総合 | 19,218.17 | +157.69 | 11/30 |
19日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前週末比197ドル26セント(0.6%)高の3万1019ドル68セントで終えた。
米連邦準備制度理事会(FRB)は20、21の両日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。物価上昇率の高止まりを受け、3会合連続となる0.75%の大幅利上げに踏み切るとの見方が大勢。利上げ幅は1%になると警戒する声もある。FOMC終了後には、参加者の政策金利や物価の見通しを公表する予定で、今後の利上げペースを見極めようと、注目が集まっている。
この日のダウ平均は、米利上げペースが加速するとの観測を背景にした長期金利上昇を嫌気し、下落して取引が始まった。ただ、売りが一巡すると、値ごろ感から買い戻す動きが優勢となり、引けにかけて上昇した。
米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを長期化するとの見方から米長期金利が一時、11年ぶりの高水準を付け、嫌気する売りが先行した。売り一巡後は前週に大幅下落した反動で短期的な戻りを見込む買いが優勢となり、ダウ平均は上昇に転じた。金利上昇で株式の相対的な割高感が高まるとの警戒から、ダウ平均は寄り付き直後に一時263ドル安まで下げた。
ただ、米長期金利はその後3.5%を下回り、前週末終値を小幅に上回る水準で推移した。ダウ平均は前週に1300ドルあまり下げており、下げが目立ったハイテク株を中心に買われた。引けにかけて上げ幅を広げた。「朝方の長期金利上昇で株価指数先物を売り建てた短期筋が、相場が下がらずいったん買い戻した可能性がある」との声があった。
スマートフォンのアップルと顧客情報管理のセールスフォースが上げた。スポーツ用品のナイキやクレジットカードのアメリカン・エキスプレスなど消費関連株も高い。半面、製薬のメルクと医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)などヘルスケア株は下げが目立った。
ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、前週末比86.616ポイント(0.8%)高の1万1535.020で終えた。電気自動車のテスラが上昇した。クアルコムやエヌビディアなど前週に大きく下落した半導体関連が総じて上げた。
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