【市況一覧】
日経平均株価
38,701.90 -111.68 12/20
TOPIX
2,701.99 -11.84 12/20
マザーズ
624.89 -5.96 12/20
NYダウ平均
42,342.24 +15.37 12/20
ナスダック総合
19,372.77 -19.92 12/20


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    28日の日経平均株価は大幅反落し、2万6173円(前日比397円安)引けとなった。27日の米国株式市場でNYダウが連日で年初来安値を更新した流れを受け、売りが先行した。米アップルの新型iPhoneの増産計画断念報道や、アジア株安なども重しとなり、下げ幅は一時630円を超えた。ただ、売り一巡後は権利取りの動きもあって引けにかけて下げ渋った。市場では、海外株安を横目に外国人投資家の日本株売りが指摘されており、その流れに歯止めが掛かるかどうかが注視される。
     
     
    あす29日の東京株式市場は、米国株にらみの展開に変わりはないが、9月末配当銘柄の権利落ち日であり、配当落ち分(推定220円超)を埋められるかどうかが注目される。
    28日の日経平均株価は大幅反落したが、終値で心理的なフシ目となる2万6000円を死守した。
    本日の米国株は下落するかもしれないが、そのことを先んじて消化している分、明日は押し目買いが入りやすい地合いを予想する。なお、きょうの終値は2万6173円。配当落ち分が220円程度あるとみられており、外部環境がニュートラルなら2万6000円近辺からのスタートとなるだろう。
    ただ、欧米の金利上昇、景気後退への警戒感は根強く、投資家心理の悪化が続けば、下値探りの展開も予想される。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(28日現在)
     
    27738.76  均衡表雲上限(週足)
    27698.27  13週移動平均線
    27580.57  均衡表転換線(週足)
    27434.70  75日移動平均線
    27383.29  均衡表基準線(日足)
    27371.50  均衡表雲下限(日足)
    27371.50  均衡表基準線(週足)
    27368.56  200日移動平均線
    27313.13  新値三本足陽転値
    27270.70  26週移動平均線
    27114.19  ボリンジャー:-1σ(25日)
    27040.14  均衡表転換線(日足)
    26915.81  均衡表雲下限(週足)
    26888.80  6日移動平均線
    26887.67  ボリンジャー:-1σ(13週)
    26465.45  ボリンジャー:-2σ(25日)
    26457.64  ボリンジャー:-1σ(26週)
     
    26173.98  ★日経平均株価28日終値
     
    26077.07  ボリンジャー:-2σ(13週)
    25816.71  ボリンジャー:-3σ(25日)
    25644.58  ボリンジャー:-2σ(26週)
    25266.47  ボリンジャー:-3σ(13週)
    24831.52  ボリンジャー:-3σ(26週)
     
    ローソク足は2万6000円割れまで下ヒゲを伸ばし、陰線で終了した。株価上方では下降中の25日移動平均線下を走る5日線に届く場面もなく、下落基調の強さを窺わせた。週足ではパラボリックが今週に入って陰転し、3本連続陰線で高値と安値が連続して切り下がる「黒三兵」を形成中で中長期ベースの下落基調継続が警戒される。
    ただ、25日線とのマイナス乖離率は本日ザラ場安値で6.57%と売られ過ぎラインの5%を超えており、短期的には急落後の反動高が期待できよう。
     
     
     

    【大引け概況】


    28日の日経平均株価は大幅反落した。前日比397円89銭(1.5%)安の2万6173円98銭と、7月6日以来の安値水準で終えた。
     
    本日のマーケット動画
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    きょうの東京株式市場はリスクオフ一色となり、前引け時点では全体の9割の銘柄が値を下げる展開だった。日経平均は一時600円以上の下げを見せフシ目の2万6000円台を割り込む場面もあった。
    ただ、後場は引けにかけインデックス的な買いが入り下げ渋った。前日の米国株市場ではNYダウが一時大幅高に買われた後に失速し、結局6日続落で年初来安値更新という引け味の悪い展開となり、朝方は東京株式市場もこの地合いを引き継ぐ格好となった。
    米長期金利の上昇を受けリセッション懸念が高まったことで、景気敏感株やハイテク株など幅広い銘柄に売りが顕在化した。iPhone14の売れ行き不振で増産が断念されたとの報道でアップル関連株への売りも全体相場を押し下げた。引けにかけては配当再投資による買い需要が下値を支えたとみられ、下げ幅を縮小し、日経平均は2万6000円台を維持した。
     
     
    27日の米市場で長期金利が約12年ぶりの水準まで上昇し、ダウ平均は連日で年初来安値を更新した。28日の東京市場も景気下押し懸念から海運株や鉄鋼株、自動車株といった景気敏感株を中心に売りが広がった。市場では「これまで相対的に堅調に推移してきた日本株には、現金を確保したい海外投資家の売りが出やすい」との指摘があった。
     
    午前に米アップルを巡る不安材料が出ると、日経平均は下げ足を速めた。アップルが新型スマートフォン「iPhone」の増産計画を断念したと一部メディアが伝え、電子部品株が一段安に沈んだ。
     
    本日は権利付最終売買日で、配当などの権利取りを意識した買いも散見されたが、海外短期筋による仕掛け的な売りを強めているほか、内外の機関投資家はキャッシュポジションを高めているとの声も聞かれるなど、投資家心理は大きく悪化している。このため、欧米でのインフレ動向の落ち着きを確認するまでは、積極的にリスク資産に資金を振り向けるのは難しそうで、調整局面は長引く可能性もありそうだ。
     
    東証株価指数(TOPIX)は反落し、前日比17.86ポイント(0.95%)安の1855.15で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で3兆7248億円と、6月29日以来およそ3カ月ぶりの高水準。売買高は15億5474万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1011、値上がりは760、変わらずは66だった。
     
     


    業種別株価指数(全33業種)では海運業、不動産業、鉄鋼の下落が目立った。上昇はパルプ・紙、医薬品、精密機器の3業種のみ。
     
    指数インパクトの大きいところでは、エーザイ、中外薬、ヤマハ、富士フイルム、塩野義がしっかりだった半面、ファーストリテの1社で日経平均を約120円押し下げたほか、ファナック、ソフトバンクG、東エレク、TDKが軟調となっている。
     
    個別では、レーザーテックや東京エレクトロンなど半導体製造装置の主力株が売られたほか、ファーストリテイリングも商いを伴い大幅安となった。日経平均の銘柄入れ替えに伴い引け際に大量の売り買いをこなし売買代金トップとなった日本電産も安い。ソフトバンクグループも軟調で5000円台割れ。任天堂が値を下げ、三菱自やマツダが大幅安となったほか、日本郵船、商船三井や川崎汽が売られた。メルカリが売られ、gumiは値下がり率トップ。スギホールディングスも大幅安。アルプスアルやTDKの下落も目立った。
     
     半面、塩野義製薬が高く、HOYAも堅調。富士フイルムホールディングスも買いが優勢だった。認知症薬の開発で好材料の出たエーザイに買いが殺到した。シスメックスも全体に逆行し大幅高。トピー工業が値を飛ばし、MS−Japanも買いを集めた。オンワードホールディングス、日本紙やヤマハが高い。
     
     


     
    東証スタンダード市場は、欧米で長期金利の上昇を受けて景気後退懸念が広がり、投資家のリスク回避姿勢が強まった。スタンダードTOP20は軟調。出来高1億8786万株。値上がり銘柄数413、値下がり銘柄数877と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、アースインフィニティがストップ高。大本組、クルーズ、湖池屋、エヌアイデイ、大戸屋ホールディングスなど22銘柄は年初来高値を更新。タカトリ、Abalance、元旦ビューティ工業、ライフドリンク カンパニー、ラサ商事が買われた。
     
     一方、トミタ電機がストップ安。カネコ種苗、ホクリヨウ、日本電技、三井住建道路、錢高組など189銘柄は年初来安値を更新。ジェイホールディングス、ナカボーテック、プラコー、ジェクシード、桂川電機が売られた。
     
     

     
    東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数は大幅安。東証マザーズ指数の終値は前日比12.81ポイント(1.83%)安い688.46と、7月19日以来およそ2カ月ぶりの安値を付けた。足元の米長期金利が一段高となるなか、高PER(株価収益率)株の割高感が意識され売られた。日経平均株価が午前に下げ幅を広げると、新興市場の幅広い銘柄に売りが出た。
    「海外投資家が運用リスクを避けて東証プライム銘柄に売りを出している。大型株の下落が一部の個人投資家の資金余力を圧縮し、グロース市場にも売りが波及している」との見方が市場にあった。
    ウェルスナビやライフネット、アンジェスが下落した。一方、サンウェルズやフリー、そーせいが上昇した。
    値上がり銘柄数76、値下がり銘柄数391と、値下がりが優勢だった。
     
    きょう東証グロース市場に新規上場したグラッドCは、公開価格(960円)を上回る1500円で初値を付け、終値は1280円だった。同日に新規上場したファインズは公開価格(1800円)を上回る2703円で初値を付け、制限値幅の下限となる2203円で終えた。
     
    個別ではフォーライフ、ドリコム、ハイブリッドテクノロジーズ、アドベンチャー、ジャパンワランティサポートが年初来高値を更新。Kids Smile Holdings、松屋アールアンドディ、サマンサタバサジャパンリミテッド、FPパートナー、サンウェルズが買われた。
     
     一方、ファインズがストップ安。トランスジェニック、ジェイグループホールディングス、cotta、ピクスタ、CRI・ミドルウェアなど65銘柄は年初来安値を更新。VALUENEX、キャンバス、ジャパニアス、HANATOUR JAPAN、サイバー・バズが売られた。
     


     
    28日午前の日経平均株価は大幅反落し、前引けは前日比587円36銭(2.21%)安の2万5984円51銭だった。取引時間中に心理的な節目の2万6000円を下回るのは7月4日以来。
    きょう前場の東京株式市場は朝方から売りに押される地合いだったが、前場後半になると先物主導で下げ足が一気に加速した。世界的なインフレを背景にFRBをはじめ各国中央銀行の金融引き締め策が長期化するとの懸念が、リスク回避目的の売りを誘発し、先物を絡めた仕掛け的な売りで日経平均は一気にフシ目の2万6000円大台を割り込む展開に。下げ幅は600円を超える場面があった。
     
    27日のNYウ平均は0.4%安の2万9134ドルと連日で年初来安値を更新した。金融引き締め観測を背景に長期金利が約12年ぶりの水準まで上昇し、景気下押し懸念が高まった。東京市場でも海運株や自動車株といった景気敏感株を中心に売りが強まった。
     
    朝方は下げ渋る場面もあったが、次第に下げ足が加速した。一部メディアが米アップルの新型スマートフォン「iPhone」の増産計画撤回のニュースを伝えたのも投資家心理を冷やした。期待された需要が実現しなかったためといい、電子部品株が一段安となった。
     
    市場からは「これほどの下げは予想していなかったが、ユーロ安、米長期金利上昇、アップルの新型iPhoneの増産計画断念報道、さらにアジア株安など複合的な下げ要因が響いたようだ。配当再投資期待で買った向きの投げも出ているのではないか。ただ、短期的には今週がボトムになるとみている」との声が聞かれた。
     
    東証株価指数(TOPIX)は大幅に反落した。午前終値は前日比32.23ポイント(1.72%)安の1840.78だった。

     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆6003億円、売買高は6億9935万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1627と、全体の約9割を占めた。値上がりは166銘柄、変わらずは43銘柄だった。
     
    業種別株価指数は33業種全てが下落した。海運業、不動産業、倉庫・運輸関連業の下げが大きかった。
     
     
    個別では、レーザーテック、ファーストリテ、ソフトバンクG、東エレク、ファナックなどの主力株、値がさ株が大幅安。郵船、商船三井、三菱UFJ、第一生命HD、日本製鉄、IHI、住友鉱など市況関連株も大きく下落。トヨタ自、日産自、三菱自、マツダなどの自動車関連、西武HD、JR東、JAL、三越伊勢丹、高島屋、マツキヨココ、エアトリのインバウンド関連も安い。スギHDは調剤事業の下振れ、アルプスアルやTDKも売られた。
     
     一方、三井物産、富士通、中外製薬が小幅ながら逆行高。上半期黒字見通しや中間配当の実施が好感されたトピー工業、業績予想の上方修正を発表したオンワードHDなどが大幅に上昇。アルツハイマー病治療薬「レカネマブ」の臨床試験で良好な進展が確認されたエーザイはストップ高買い気配のまま終え、同社と非独占的包括契約を締結しているシスメックスは急伸した。キーエンス、メルカリも売られた。


     
    東証スタンダード市場は景気後退懸念を背景に欧米株の多くが軟調となり、投資家心理が悪化した。インバウンド関連株などが売られた。スタンダードTOP20は軟調。出来高1億1256万株。値上がり銘柄数215、値下がり銘柄数1020と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、アースインフィニティがストップ高。クルーズ、エヌアイデイ、日本調理機、ラサ商事、朝日印刷など16銘柄は年初来高値を更新。ライフドリンク カンパニー、安江工務店、マツモト、元旦ビューティ工業、フジタコーポレーションが買われた。
     
    一方、カネコ種苗、ホクリヨウ、日本電技、錢高組、佐田建設など158銘柄が年初来安値を更新。ジェイホールディングス、AIメカテック、ジェクシード、ナカボーテック、パレモ・ホールディングスが売られた。
     


     
    東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数はともに大幅安。東証マザーズ指数の前引けは前日比15.02ポイント(2.14%)安い686.25だった。一時2.4%安の684.43まで下落し、取引時間中としては約2カ月ぶりの安値を付けた。欧米の主要中央銀行が積極的な金融引き締めを続けるなか、米長期金利の先高観が強くグロース(成長)株の重荷となった。日経平均株価が下げ幅を大きく広げたことで、新興市場の銘柄にも売りが出た。
    ウェルスナビやジーエヌアイ、メドレーが下落した。一方、そーせいやビジョナル、フリーは上昇した。
    値上がり銘柄数60、値下がり銘柄数408と、値下がりが優勢だった。
     
    きょうグロース市場に上場したグラッドCは公開価格(960円)の約1.6倍にあたる1500円で初値を付けた。午前終値は1301円だった。同じく、グロース市場に上場したファインズは公開価格(1800円)の1.5倍にあたる2703円で初値を付けた。午前終値は2510円だった。
     
    札証のアンビシャス市場に上場したキットアは公開価格(1410円)を256円(18%)上回る1666円で初値を付けた。午前終値は1400円だった。
     
    個別では、ドリコム、ハイブリッドテクノロジーズ、アドベンチャー、ジャパンワランティサポートが年初来高値を更新。Unipos、松屋アールアンドディ、INCLUSIVE、ラストワンマイル、ビーブレイクシステムズが買われた。
     
    一方、トランスジェニック、ジェイグループホールディングス、cotta、ピクスタ、CRI・ミドルウェアなど53銘柄が年初来安値を更新。キャンバス、ジャパニアス、VALUENEX、SKIYAKI、スペースマーケットが売られた。
     

    【寄り付き概況】


    28日午前の日経平均株価は、前営業日比149円01銭安の2万6422円86銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、11.49ポイント安の1861.52で始まった。

    前日の欧州株市場はドイツをはじめ主要国の株価指数が総じて軟調だったほか、米国株市場でもナスダック総合株価指数は小反発したものの、NYダウが6日続落で連日の年初来安値更新と下げ止まらなかった。

    これを受けて東京株式市場でもリスク回避目的の売りが優勢となっている。世界的なインフレ懸念が根強いなか、米長期金利の上昇が続き投資家心理を冷やしている。小売株や海運株の下げが目立っている。


    東京株式市場では前日に突っ込み警戒感からの買い戻しが顕在化し日経平均は反発に転じたが、上値を買い進む勢いはなかった。
    ただ、きょうは権利付き最終日で駆け込みでの配当取り狙いの買いや配当再投資に伴う買いが見込まれ、下値抵抗力も発揮しそうだ。

    個別では、Jフロントや高島屋、三越伊勢丹が売られている。住友不や三井不も下落している。郵船や商船三井も安い。

    一方で新薬の臨床試験結果が良好だったと発表したエーザイ  には買いが殺到し、ストップ高の水準で特別買い気配となっている。SUMCOやエムスリー、東エレクが高い。


     
    「入れ替え」
     
    「NASDAQだけが6日ぶりに反発」
     
    火曜のNY株式市場で主要3指数は日中値幅が大きくマチマチの動き。
    序盤は上昇し連日の売りは一服したが引けは軟調となった。
    NYダウは6日続落。
    6連敗は今年1月、5月と今回で3回。
    S&Pは1月3日の過去最高値から約24%下落。
    6日続落は20年2月以来最長。
    テスラが2.5%、エヌビディアが1.5%高。
    これを受けNASDAQ総合は反発。。
    セントルイス地区連銀のブラード総裁は追加利上げの正当性を主張。
    シカゴ連銀のエバンズ総裁は「年内に少なくとも、さらに1%ポイントの利上げが必要」とコメント。
    8月の耐久財受注統計でコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注は前月比1.3%増。
    増加率は市場予想の0.2%を上回った。
    7月は0.7%増だった。
    「第3四半期に企業の設備投資が回復することを示唆した」との解釈。
    コンファレンス・ボード(CB)消費者信頼感指数は108.0と前月の103.6から上昇。
    上昇は2カ月連続。
    市場予想の104.5も上回った。
    新築一戸建て住宅販売戸数は年率換算で前月比28.8%増の68万5000戸。
    市場予想の50万戸を上回った。
    8月の新築住宅価格の中央値は43万6800ドルで前年同月比8.04%上昇。
    8月末時点の新築住宅の在庫は46万1000戸。
    7月の45万9000戸から増加した。
    在庫のうち建設中が66.4%、未着工が23%。
    8月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は8.1カ月。
    7月は10.4カ月だった。
    30年物住宅ローン固定金利は6.29%。
    2008年10月以来の高水準。
    30年債利回りは一時3.847%と14年1月以来の高水準まで上昇。
    10年国債利回りは3.949%。
    一時3.992%と2010年4月5日以来の高水準まで上昇。
    2年国債利回りは4.287%。
    ドル円は144円台後半。
    WTI原油先物11月限は前日比1.79ドル(2%)高の78.50ドル。
    ビットコインは一時2万ドルを上抜けたもののが0.6%安の19118ドル。
    SKEW指数は118.99→120,01→120.39。
    恐怖と欲望指数は17→17。
     
    火曜のNYダウは125ドル(0.43%)安の29134ドルと6日続落。
    高値29659ドル、安値28958ドル。
    日中値幅は601ドル。
    サイコロは3勝9敗。
    6日間の下落幅は約1882ドル。
    NASDAQは26ポイント(0.25%)高の10829ポイントと6日ぶりに反発。
    高値11044ポイント、安値10741ポイント。
    日中値幅は303ポイント。
    サイコロは4勝8敗。
    S&P500は7ポイント(0.21%)安の3547ポ゚イントと6日続落。
    高値3717ポイント、安値3623ポイント。
    日中値幅は94ポイント。
    サイコロ3勝9敗。
    6日間の下落幅は約301ポイント。
    ダウ輸送株指数は153ポイント(1.28%)高の12153ポイントと6日ぶりに反発。
    SOX指数は1.04%高の2398ポイントと5日ぶりに反発。
    VIX指数は32.60と上昇。
    3市場の合算売買高は117億株(前日119億株。過去20日平均は113億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比135円安の26185円。
    ドル建ては大証日中比125円安の26195円。
    ドル円は144.76円。
    10年国債利回りは3.949%。
    2年国債利回りは4.287%。
     
    27日時点での騰落レシオ。
    NYダウの騰落レシオ(25日)は62.75(前日59.15)。
    20日だと61.79(前日59.47)、5日だと21.14(前日13.64)。
    NASDAQの騰落レシオ(25日)は70.90(前日67.65)。
    20日だと67.97(前日65.19)。5日だと42.90(前日33.88)。
    S&P500の騰落レシオ(25日)は62.16。
    20日だと59.78、5日だと11.90。
     
    「配当の再投資で商いは膨らむ可能性」
     
    火曜の日経平均は寄り付き154円高。
    終値は140円(△0.53%)安の26571円と4日ぶりに反発。
    日足は2日連続で陰線。
    水曜に空けたマドは27627円ー27467円。
    木曜は27297円ー27197円にまたマドが空いて2空。
    月曜は26995円ー26779円。
    マドは3つ空いたが陰線3本で真ん中が陽線。
    三空は陰線3本でのマドなので、厳密には「三空」ではない。
    TOPIXは8.73イント(△0.47%)高の1873ポイントと4日ぶりに反発。
    日銀は6月17日以来68日間ETFを買っていない。
    プライム市場指数は4.50ポイント(△0.47%)高の963.82と4日ぶりに反発。
    東証マザーズ指数は0.47%高の701.27と3日ぶりに反発。
    プライム市場の売買代金は2兆6737億円(前日は3兆3420億円)。
    値上がり1093銘柄(前日124銘柄)。
    値下がり636柄(前日1687銘柄)。
    新高値9銘柄(前日14銘柄)。
    新安値84銘柄(前日156銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは80.58(前日80.47)と上昇。
    今年直近最低は5月16日の79.25だった。
    最低値は20年3月16日の40.12。
    日経平均の騰落レシオは80.58(前日80.47)。
    NTレシオは14.19倍(前日14.18倍)。
    サイコロは7勝5敗で58.33%。
    下向きの25日線(27867円)からは▲4.65%(前日▲5.47%)。
    第一次限界水準。
    3月9日の▲7.45%以来のマイナスかい離以来。
    8日連続で下回った。
    下向きの75日線は27462円。
    4日連続で下回った。
    下向きの200日線(27376円)からは▲2.94%(前日▲3.48%)。
    4日連続で下回った。
    下向きの5日線は27031円。
    8日連続で下回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.815%(前日▲9.509%)
    買い方▲11.945%(前日▲12.284%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.263%(前日▲7.115%)。
    買い方▲29.752% (前日▲30.030%。2月24日が40.739%)。
    空売り比率は46.7%(前日50.4%。8日連続で40%超)。
    6月29日が53.0%、9月1日が51.2%、
    空売り規制なしの比率9.4%(前日13.3%)。
    9月14日が10.8%、9月9日が11.3%、8月29日が12.9%
    21年3月12日が16.2%。
    9月22日時点の信用売り残は5億円増の8566億円。
    3週連続で増加。
    同信用買い残は117億円減の3兆1934億円。
    2週ぶりに減少。
    信用倍率は3.73倍(前週3.74倍)。
    10週連続で3倍台。
    日経VIは24.48(前日25.13)。
    日経平均採用銘柄の予想PERは12.17倍(前日12.11倍)。
    24日連続で12倍台。
    前期基準では12.76倍。
    EPSは2183円(前日2182円)。
    225のPBRは1.11倍。
    BPSは23938円(前日24028円)。
    10年国債利回りは0,250%。
    プライム市場の予想PERは13.17倍。
    前期基準では13.77倍。
    PBRは1.14倍。
    プライム市場の予想益回りは7.59%。
    日経平均の予想益回りは8.22%。同配当利回りは2.58%。
    配当り利回り加重平均は2.57%。
    プライム市場の単純平均は10円高の2412円。
    プライム市場の売買単価は2333円(前日2189円)。
    プライム市場の時価総額は681兆円(前日678兆円)。
    ドル建て日経平均は183.99(前日183.79)と4日ぶりに反発。
    8日連続で200ドル割れ。
    火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比135円安の26185円。
    高値26450円、安値26045円。
    大証先物夜間取引終値は日中比120円安の26200円。
    気学では「押し目買い。悪目悪目と買い仕込む日」。
    木曜は「不時の高下を演ずる日」。
    金曜は「吹き値売り方針の日」。
    ボリンジャーのマイナス1σが27274円。
    マイナス2σが26682円。
    マイナス3σが26089円。
    水星の逆行は10月2日に終わる。
    アノマリー的には「変化日」。
    明日は「リーマンショック以降株高の日」。
    プライム市場の騰落レシオ(25日)は80.58%(前日80.47)と下げ止まり。
    70%台が欲しかったがそこそこ底の水準だ。
    また今日は権利付き最終日。
    ETF等のパッシブファンドは配当分の約2カ月のヘッジと価格連動のために先物を買い建てる。
    市場では「引け際と明日の寄付きで1兆円近く期待できる」との声がある。
     
     
    《今日のポイント9月28日》
     
    (1)火曜のNY株式市場で主要3指数は日中値幅が大きくマチマチの動き。
       10年国債利回りは3.949%。
       2年国債利回りは4.287%。
       ドル円は144円台後半。
       SKEW指数は118.99→120,01→120.39。
       恐怖と欲望指数は17→17。
     
    (2)ダウ輸送株指数は153ポイント(1.28%)高の12153ポイントと6日ぶりに反発。
       SOX指数は1.04%高の2398ポイントと5日ぶりに反発。
       VIX指数は32.60と上昇。
       3市場の合算売買高は117億株(前日119億株。過去20日平均は113億株)。
       225先物CME円建ては大証日中比135円安の26185円。
     
    (3)プライム市場の売買代金は2兆6737億円(前日は3兆3420億円)。
       値上がり1093銘柄(前日124銘柄)。
       値下がり636柄(前日1687銘柄)。
       新高値9銘柄(前日14銘柄)。
       新安値84銘柄(前日156銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは80.58(前日80.47)と上昇。
       今年直近最低は5月16日の79.25だった。
       最低値は20年3月16日の40.12。
       日経平均の騰落レシオは80.58(前日80.47)。
       NTレシオは14.19倍(前日14.18倍)。
       サイコロは7勝5敗で58.33%。
     
    (4)下向きの25日線(27867円)からは▲4.65%(前日▲5.47%)。
       第一次限界水準。
       3月9日の▲7.45%以来のマイナスかい離以来。
       8日連続で下回った。
       下向きの75日線は27462円。
       4日連続で下回った。
       下向きの200日線(27376円)からは▲2.94%(前日▲3.48%)。
       4日連続で下回った。
       下向きの5日線は27031円。
       8日連続で下回った。
     
    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.815%(前日▲9.509%)
       買い方▲11.945%(前日▲12.284%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.263%(前日▲7.115%)。
       買い方▲29.752% (前日▲30.030%。2月24日が40.739%)。
     
    (6)空売り比率は46.7%(前日50.4%。8日連続で40%超)。
       6月29日が53.0%、9月1日が51.2%、
       空売り規制なしの比率9.4%(前日13.3%)。
       9月14日が10.8%、9月9日が11.3%、8月29日が12.9%
       21年3月12日が16.2%。
       9月22日時点の信用売り残は5億円増の8566億円。
       3週連続で増加。
       同信用買い残は117億円減の3兆1934億円。
       2週ぶりに減少増加。
       信用倍率は3.73倍(前週3.74倍)。
       10週連続で3倍台。
       日経VIは24.48(前日25.13)。
     
    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.17倍(前日12.11倍)。
       EPSは2183円(前日2182円)。
       225のPBRは1.11倍。
       BPSは23938円(前日24028円)。
       10年国債利回りは0,250%。
     
    (8)プライム市場の単純平均は10円高の2412円。
       プライム市場の時価総額は681兆円(前日678兆円)。
       ドル建て日経平均は183.99(前日183.79)と4日ぶりに反発。
       8日連続で200ドル割れ。
     
    (9)ボリンジャーのマイナス1σが27274円。
       マイナス2σが26682円。
       マイナス3σが26089円。
       水星の逆行は10月2日に終わる。
       アノマリー的には「変化日」。
       明日は「リーマンショック以降株高の日」。
       プライム市場の騰落レシオ(25日)は80.58%(前日80.47)と下げ止まり。
       70%台が欲しかったがそこそこ底の水準だ。
       また今日は権利付き最終日。
       ETF等のパッシブファンドは配当分の約2カ月のヘッジと価格連動のために先物を買い建てる。
       市場では「引け際と明日の寄付きで1兆円近く期待できる」との声がある。
     
     
    今年の曜日別勝敗(9月27日まで)
    月曜17勝17敗
    火曜21勝17敗
    水曜18勝18敗
    木曜20勝16敗
    金曜19勝15敗
     
    火曜が4連勝、水曜が5連敗
     
     
    大和のクオンツレポート。
    秋の日経平均株価の定期銘柄入替えが今日の日終値から10月3日終値にかけて3段階で実施される。
    今回の銘柄入替えでは、値嵩株が採用、低位株が除外。
    除外銘柄以外の日経平均採用銘柄についても広く薄く売却して、採用銘柄の買入資金を捻出する必要が生じる。
    新規採用のSMC(6273)、日本電産(6594)、HOYA(7741)。
    除外のマルハニチロ(1333)ユニチカ(3103)、沖電気(6703)。
    加えて、静岡銀行(8355)が持ち株会社化によって、しずおかFG(5831)となる変更も合わせて実施。
    第1段階となる9月28 日終値ベースで、日本電産が採用、静岡銀行が除外。
    第2段階となる9月30日終値ベースで、SMCとHOYAが採用。
    ユニチカと沖電気が除外。
    第3段階となる10月3日終値ベースで、しずおかFGが採用、マルハニチロが除外。
    各段階の資金捻出に伴う売り金額は第1段階が約1600億円。
    第2段階が約3300億円。
    第3段階が約160 億円。
    合計で約5000億円と推定
    第 2 段階の影響が相対的に大きいと見られる。
    なお9月28日終値ベースで日経平均の配当落ちに伴い、パッシブ連動資産は先物を中心に約1500億円の買い需要を予想。
    第1段階のタイミングでの指数への影響は限定的となる可能性がある。
     
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    ペルセウス(4882)・・・動兆
     
    東大発バイオベンチャー。
    高機能抗体の取得に強み。
    企業・研究機関向けに研究用試薬拡大。
    PPMX−T003の真性多血症向け治験に期待。
     


    (兜町カタリスト櫻井)

    [株価材料]
     
    ■SOMPO<8630>
    海外持ち株会社CEO 海外利益5割に引き上げ

    ■三井住友<8316>
    SMBC日興、コンプラを副社長担当、相場操縦事件受け

    ■川崎重工<7012>
    マイクロソフトと組み産業用メタバース参入へ

    ■三菱商事<8058>
    米でアンモニア製造検討 最大年1000万トン

    ■帝人<3401>
    再生医療用細胞の生産拠点新設

    ■昭和電工<4004>
    プリント基板材料の生産倍増 100億円投資

    ■ダイヘン<6622>
    EV蓄電池を再利用 太陽光発電設備に

    ■日本板硝子<5202>
    天然ガス高騰を懸念 CFO「価格転嫁の姿勢貫く」

    ■ソフトバンクG<9984>
    出資のグラブ、来年増収率鈍化へ

    ■日立<6501>
    米印にクラウド支援拠点新設 エンジニア600人以上雇用

    ■日立<6501>
    日立ハイテク 韓国・台湾に半導体の協創拠点新設

    ■DIC<4631>
    顔料事業を合理化 25年度めど売上高1500億円

    ■アイスタイル<3660>
    化粧品事業拡充で三井物産<8031>と提携

    ■AGC<5201> 銅張積層板次世代品を増強、PTFE系倍増・新樹脂も

     



    28日の東京株式市場は、弱含みの展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万6200円−2万6700円を想定。(27日終値2万6571円87銭)
    米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落し、ナスダックが上昇。

    日経平均株価はきのう27日、4日ぶりに反発したものの、上値を追う動きは限られた。現地27日の米国株式が、まちまちの動きだったこともあり、手控えムードのなか、軟調な動きとなりそう。ただ、9月末の配当金・株主優待の権利付き最終売買日にあたり、権利取りの動きから、底堅く推移する場面もありそう。

    為替相場は、ドル・円が1ドル=144円台の後半(27日は144円26−28銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=138円台の後半(同139円16−20銭)と円高に傾いている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所清算値比135円安の2万6185円だった。

    【好材料銘柄】 

    ■ラサ商事 <3023> 
    上期経常を2.5倍上方修正、通期も増額、配当も8円増額。

    ■キッズウェル・バイオ <4584> 
    昭和電工マテリアルズとの間で、ヒト乳歯歯髄幹細胞(SHED)の特徴を生かした再生医療等製品の実用化に向けた製法開発および治験薬製造に関する基本取引契約を締結。

    ■トピー工業 <7231>
    非開示だった上期経常は黒字浮上、上期配当も20円実施。

    ■オンワードホールディングス <8016>
    上期経常を一転黒字に上方修正、通期も増額。

    ■J.フロント リテイリング <3086>
    今期最終を39%上方修正。

    ■レッド・プラネット・ジャパン <3350> 
    Web3やブロックチェーン、NFTなどの先端技術を活用した事業を展開する子会社を2社設立する。

    ■アエリア <3758> 
    子会社サイバードがオリジナルIP開発の協業サービス「CYBIRD IP CREATIVE STUDIO」を提供開始。



    【主な経済指標・スケジュール】

    28(水)
    【国内】
    日銀金融政策決定会合議事要旨(7/20〜7/21開催分)
    配当・優待権利付き最終日
    《決算発表》
    西松屋チェ、ハローズ、NaITO、岡山製紙

    【海外】
    米8月NAR仮契約住宅販売指数(23:00)
    米7年国債入札


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    27日のNYダウ工業株30種平均は6日続落し、前日比125ドル82セント(0.4%)安の2万9134ドル99セントで終えた。年初来安値を3営業日連続で更新し、2020年11月以来の安値で終えた。

    ダウ平均はこのところ売り込まれていた反動で、序盤はプラス圏で推移した。ただ、消費関連株主導で売り優勢に転じ、中盤にマイナス圏に沈んだ。FRBによる積極的な利上げが景気悪化を招くとの懸念が、引き続き相場の重しとなった。
    米長期金利の上昇も株価を圧迫。長期金利の指標である10年物米国債利回りは一時3.99%と、約12年半ぶりの高水準を付けた。

    インフレ抑制のため、欧米の主要中央銀行が大幅利上げを続けるとの見方から欧米で長期金利の上昇が続いている。金融引き締めが景気を冷やすとの懸念や、ドル高が外需企業の収益を圧迫するとの見方も株式相場の重荷だった。

    ただ、ダウ平均は前日までの5日続落で1800ドル近く下げた後とあって、ハイテク株の一角などが買い直され、ダウ平均は午前に一時398ドル高まで上げた。ただ、買い一巡後は売りが優勢になり昼ごろに下げに転じた。下げ幅は302ドルに達し、2万9000ドルを割り込む場面もあった。

    投資家心理を測る指標となる米株の変動性指数(VIX)は小幅に上昇して32.60で終えた。不安心理が極めて高まった状態とみなされる30を超え、投資家の先安観は依然として強い。

    アナリストが目標株価を引き下げた外食のマクドナルドが売られ、最近の株安局面で値持ちのよかった日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)や飲料のコカ・コーラなどディフェンシブ株の下げが目立った。映画・娯楽のウォルト・ディズニーやクレジットカードのビザなど消費関連株も安い。一方、顧客情報管理のセールスフォースとスマートフォンのアップルは上昇した。

    ナスダック総合株価指数は6営業日ぶりに反発し、前日比26.582ポイント(0.2%)高の1万0829.504で終えた。半導体のマイクロン・テクノロジーが3%超上げ、電気自動車のテスラも買われた。S&P500種株価指数は6日続落し、前日比7.75ポイント(0.2%)安の3647.29と連日で年初来安値を更新した。




    【シカゴ日本株先物概況】

    27日のシカゴ日経平均先物は続落した。12月物は前日比150円安の2万6185円で引けた。27日のNYダウ工業株30種平均とS&P500種株価指数が連日で年初来安値を更新し、日経平均先物にも売りが及んだ。
    米10年債利回りが一時3.99%まで上昇したことが警戒された。NYダウは朝方400ドル近い上昇となったが、買い一巡後は売りに押された。


    シカゴ日経225先物12月限 (円建て) 
    26185 ( -135 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て) 
    26195 ( -125 )
    ( )は大阪取引所終値比






    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 6984.59(−36.36)
    27日のFTSE100種総合株価指数は反落した。前日に比べ36.36ポイント(0.52%)安の6984.59と約半年ぶりの安値で引けた。英政権の大規模な減税策に対し、英イングランド銀行が大幅な利上げで対応するとの観測が強い。大幅利上げが減税効果を相殺し、景気を冷やすとの警戒感から株式に売りが出た。
    FTSEでは、不動産サイト大手ライトムーブが8.9%安と下落率トップ。ロイズ・バンキング・グループ(3.2%安)やバークレイズ(3.1%安)など金融関連株も売られた。




    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12139.68(−88.24)
    27日のドイツ株価指数(DAX)は4日続落した。前日に比べ88.24ポイント(0.72%)安の1万2139.68で終えた。主要中央銀行による大幅利上げの長期化観測からドイツの金利が上昇しており、金利上昇がドイツ景気を冷やすとの懸念から幅広いセクターに売りが出た。
    DAXではドイツ銀行が4.3%安と売り込まれた。




    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5753.82(−15.57)
    フランスCAC40種指数は0.27%安だった。



     

09月28日 毎日コラム
株式投資はギャンブルではない
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