【市況一覧】
日経平均株価
38,701.90 -111.68 12/20
TOPIX
2,701.99 -11.84 12/20
マザーズ
624.89 -5.96 12/20
NYダウ平均
42,342.24 +15.37 12/20
ナスダック総合
19,372.77 -19.92 12/20


09月01日 マーケットコメント


     
     
    今週は、軟調展開となった。
    パウエルFRB議長がジャクソンホール会合の講演でインフレ抑制に向けた強い姿勢を示したことから、26日のダウ平均は1000ドルを超える下落。これを受けた週明け29日の日経平均は700円を超える下落となった。以降も米国株の下げが止まらず、金融引き締めへの警戒が日増しに高まった。日経平均は8月30日には大幅高となり、31日は大幅安スタートから持ち直すなど、底堅さを発揮する場面もあった。
    しかし、9月相場に入った1日は400円を超える下落となり、2日も買い先行から失速するなど、後半はリスク回避ムードが強まった。日経平均は週間では約990円の下落。週足では、2週連続で陰線を形成した。
     
    日本時間2日夜発表の米8月雇用統計のコンセンサスは、非農業部門雇用者数が前月比約30万人増(前月は52.8万人増)で失業率3.5%(前回3.5%)。劇的に悪化することがあれば別だが、好材料は求めにくいかもしれない。
     
    来週も軟調か。米国は5日がレーバーデーで休場。この日にOPECプラス会合が予定されており、8日にはECB理事会が開催される。原油と長期金利を刺激しそうなイベントがあり、世界的に不安定な地合いが想定される。
    ECB理事会では大幅利上げが決定されるとの見方が強い。
    ジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長発言は株式市場を突き放した印象を与えたが、米国だけでなく欧州の金融引き締めも強く意識される可能性が高く、株式市場には逆風となるだろう。金利に神経質な地合いが続く中で、市場の目線は早くも20日〜21日のFOMCに向かうことになると思われる。買いが入ってもリバウンド程度にとどまり、下振れへの警戒が強い状況が続くと予想する。
     
    一方で、足元で1ドル=140円を突破してきた円安は日本株にとって追い風だ。輸出企業の増額修正要因として、自動車株などの支えとなる。また、資源価格の高騰一服やコンテナ船運賃の下落により、コスト圧力の軟化が視野に入ってきたことも見逃せないだろう。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(2日現在)
     
    28996.24  ボリンジャー:+2σ(26週)
    28871.78  新値三本足陽転値
    28741.31  ボリンジャー:+1σ(25日)
    28459.37  ボリンジャー:+1σ(13週)
    28376.69  均衡表基準線(日足)
    28274.02  25日移動平均線
    28181.84  均衡表転換線(日足)
    28108.39  ボリンジャー:+1σ(26週)
    28019.96  6日移動平均線
    27806.74  ボリンジャー:-1σ(25日)
    27738.76  均衡表雲上限(週足)
     
    27650.84  ★日経平均株価2日終値
     
    27584.30  均衡表転換線(週足)
    27493.69  200日移動平均線
    27475.56  13週移動平均線
    27379.65  75日移動平均線
    27339.45  ボリンジャー:-2σ(25日)
    27243.39  均衡表雲下限(週足)
    27220.54  26週移動平均線
    27111.12  均衡表雲上限(日足)
    26954.99  均衡表雲下限(日足)
    26952.26  均衡表基準線(週足)
    26872.17  ボリンジャー:-3σ(25日)
     
    ローソク足は陰線を引き、高値と安値も前日水準を下回った。下向きの5日移動平均線を週初から5日連続して下回り、下値支持線として意識される200日線の77.05円上まで売られた。本日終値は5週ぶりに52週線を下回ったことに加え、25日線や13週線が下向きで週末を迎え、下落トレンドの強まりが警戒される。
     
    25日線とのマイナス乖離率は2.20%、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は92.93%といずれも中立圏にあって短期的なリバウンドを誘う水準ではなく、株価の下げ余地を残す形となった。
     

    【大引け概況】


    2日の日経平均株価は小幅に3日続落し、前日比10円63銭(0.04%)安の2万7650円84銭で終えた。8月2日以来1カ月ぶりの安値となる。
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    前日のNYダウは145ドル高と5日ぶりに反発した。これを受け、この日の日経平均株価も寄り付きは値を上げてスタートし一時100円を超す上昇となった。ただ、上値は重く買い一巡後は値を消す展開となった。特に、後場にかけて狭いレンジでの一進一退が続いた。今晩の米8月雇用統計の発表を前に様子見姿勢が強まった。
     
    2日の日本時間夜に8月の米雇用統計の公表を控え、米国の経済や金融政策の先行きに対する警戒感を背景とした売りが優勢だった。米長期金利の上昇を受けハイテクなどグロース(成長)株などが売られ指数を押し下げた。東証業種別では鉄鋼、空運業、非鉄金属、鉱業の下げが目立った。
     
    市場関係者は、「外国為替市場で1ドル=140円台半ばまで進んだ円安・ドル高も下値を支える要因になったが、投資家の米金融政策の引き締めに対する警戒感は相当強く上値を抑えた」とみていた。
    「米雇用統計待ちのムードで、動きにくい。雇用統計の結果を受け、マーケットがどう反応するかが注目されるが、最近は悲観的な見方に傾きやすい心理状況でもあり、相場が弱くなる可能性もある」との声が聞かれた。
     
    東証株価指数(TOPIX)は3日続落し、前日比5.32ポイント(0.27%)安の1930.17で終えた。


     

    東証プライムの売買代金は概算で2兆4774億円。売買高は10億3061万株だった。東証プライム市場の値下がり銘柄数は1096と、全体の約6割を占めた。値上がりは650、変わらずは91だった。
     
     
    業種別株価指数(全33業種)では鉄鋼、空運業、非鉄金属の下落が目立った。上昇は証券・商品先物取引業、保険業、パルプ・紙など。
     
     
    個別銘柄では、ネクソンやバンナムHDなどゲーム関連株が売られた。レーザーテックや東京エレクトロン、アドバンテストといった半導体関連株が安く、ソニーグループやキヤノン、富士通などのハイテク株も値を下げた。日本郵船や商船三井が軟調でトヨタ自動車や任天堂が下落した。第一三共、トレンド、エムスリー、INPEX、住友鉱、三菱商、三菱重工業、日本製鉄が売られた。
     
    半面、ファーストリテイリングが値を上げ、ダブル・スコープ、メルカリ、プレイドが買われた。リクルートホールディングスやダイキン工業もしっかり。ホンダやデンソー、セブン&アイも堅調だった。

     

     
     
     
    2日午前の日経平均株価は続落し、前引けは前日比57円10銭(0.21%)安の2万7604円37銭だった。朝方は前日の大幅安を受け自律反発狙いの買いが先行したが、米国の経済や金融政策の先行きに対する警戒感は強く、上値では戻り売りが出て下げに転じた。
     
    米国に倣って、今晩の米8月雇用統計を前に買い戻しが入る可能性も意識されたが、実際は軟調となっている。今の相場の脆弱性と、今晩の米雇用統計に対する警戒感の強さが窺える。8月31日に発表された米8月ADP雇用統計は13万2000人の増加と市場予想(30万人増)を下回った。ただ、ADP雇用統計と米雇用統計の結果の整合性は高くないうえ、8月分からはADP雇用統計の方が新たな統計手法を採用しているため、これをもって労働市場が軟化してきたとは言い切れない。今晩の米8月雇用統計では雇用者数の伸びは30万人の増加と予想されている。ちなみに7月は52万8000人と大幅な増加だった。平均賃金の伸びを含め、少しでも市場予想を上回れば、労働市場の逼迫感が意識され、株式の売りに繋がる可能性があるだろう。
     
    2日の日本時間夜に8月の米雇用統計の発表が予定されており、米経済の動向や米連邦準備理事会(FRB)の金融政策に対する警戒感を受けた売りが出た。前日の原油先物安を背景に、INPEXなど石油関連株も売られた。
     
    日経平均は前日に430円安となったことで、寄り付き直後に自律反発期待の買いが入った。投資家の注目する200日移動線(1日時点で2万7501円)に接近したことから割安感も強まり、上げ幅が一時100円を超える場面があった。
     
    今週だけで日経平均は1000円程も下落している。心理的な節目となる2万7500円近辺に200日移動平均線、75日線が並んでいるが、週明けこれらを割ってしまうと、短期筋は今度買い持ち高の解消だけでなく、新たに売り持ち高の積み上げに回るとみられるため、警戒が必要だろう。
     
    市場関係者は、「前日の原油価格は下落したが以前と比べ高い水準なのは変わりない。米金融引き締めが一段と強化されるとの観測は足元で強くなっており、積極的にリスクを取ろうとする投資家は少ない」と指摘した。
     
     
     
    東証株価指数(TOPIX)は続落し、午前終値は前日比9.44ポイント(0.49%)安の1926.05だった。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆2169億円、売買高は5億735万株だった。東証プライム市場の値下がり銘柄数は1302と、全体の約7割を占めた。値上がりは457、変わらずは78だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)では鉱業、石油・石炭製品、鉄鋼の下落が目立った。上昇は保険業、パルプ・紙、海運業など。
     
     
    個別では、ネクソンやバンナムHDなどゲーム関連株が売られた。レーザーテック、ルネサスなど半導体関連のほか、ソニーG、新光電工のハイテク株が軟調。INPEX、石油資源開発の鉱業、三井物産、住友商事の商社、日本製鉄、JFEの鉄鋼、住友鉱、三井金の鉱業など市況関連株が全般下落。三菱重、IHIの防衛・原発関連も安い。第一三共、資生堂、エムスリーも安い。JMDC、ベイカレント、ラクスなどグロース株も全般冴えない。東証プライム市場の下落率上位にもMSOL、サイボウズなど中小型グロース株が散見される。
     
     一方、ファーストリテ、ダイキンの値がさ株の一角が堅調。市況関連株では郵船、商船三井の海運がしっかり。グロース株ではメルカリが大幅高で、リクルートHDも堅調。1ドル=140円台と24年ぶりの円安水準を記録したことでホンダ、三菱自、スズキなど自動車の一角が買い優勢。中外製薬、塩野義の医薬品もしっかり。百貨店各社の既存店売上高が好調だったことで三越伊勢丹、高島屋が年初来高値を更新し、Jフロント、H2Oリテイル、松屋なども大幅に上昇した。オリンパス、セブン&アイも買われた。

     


     
    東証スタンダード市場は、米国の金融引き締め加速や中国の都市封鎖の広がりによる景気後退が懸念され、売りが優勢となった。スタンダードTOP20はさえない。出来高1億2612万株。値上がり銘柄数286、値下がり銘柄数898と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では大和コンピューター、光・彩がストップ高。オーネックスは一時ストップ高と値を飛ばした。湖池屋、KG情報、アップルインターナショナル、サトウ食品、ジェクシードなど23銘柄は年初来高値を更新。フジタコーポレーション、ソレキア、トミタ電機、タカセ、エヌリンクスが買われた。
     
    一方、植木組、日本基礎技術、第一屋製パン、プラップジャパン、デルソーレなど57銘柄が年初来安値を更新。フジックス、グラフィコ、光陽社、ぷらっとホーム、アルメディオが売られた。


     
    東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数は軟調。東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比10.68ポイント(1.47%)安い718.22だった。前日の米株式市場では米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めが長引くとの見方から、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が5日続落した。国内の新興企業向け市場でもグロース(成長)株の一角に売りが出た。下落率は2%を超える場面があった。
     
    東証グロース市場では、サンウェルズやM&A総研、メドレーが下落した。一方、プレイドやライフネット、Appierは上昇した。
    値上がり銘柄数116、値下がり銘柄数340と、値下がりが優勢だった。
     
    個別ではアーキテクツ・スタジオ・ジャパンがストップ高。地域新聞社は一時ストップ高と値を飛ばした。メルディアDC、バリューゴルフ、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、イードは年初来高値を更新。プレイド、ウェッジホールディングス、東京通信、キッズウェル・バイオ、ジェイフロンティアが買われた。
     
     
     
     

    【寄り付き概況】

    2日午前の日経平均株価は、前営業日比94円13銭高の2万7755円60銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、3.50ポイント高の1938.99で始まった。
     
    前日の米株式市場は、NYダウは145ドル高と5日ぶりに反発。午前中は軟調に推移し、一時300ドル近い下落となったが、前日までの下落で値頃感も台頭し午後に入りプラス圏に浮上した。これを受け、東京株式市場も買いが先行する展開となっている。
     
    米金融政策の先行きに対する警戒感から、戻った場面で利益確定売りが出た。ナスダック総合株価指数が前日までに5日続落したことで東京株式市場でもハイテク関連株などが下落しており、指数の重荷となっている。
     
    日経平均は朝方に上げ幅が一時100円を超えた。前日に430円安の大幅安で終えており、目先の自律反発を狙った買いが入った。
     
    外国為替市場では1998年以来24年ぶりに1ドル=140円台まで円安・ドル高が進んだことで、輸出関連株の一角に採算改善の期待から買いも入った。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、9業種が高く、値上がりは精密、海運、小売りなど。値下がり上位に鉄鋼、鉱業、石油、非鉄など。
     
    個別では、第一三共、三井物、エムスリーが安い。ネクソンや任天堂などゲーム株も売られている。
     
    半面、ファストリやダイキン、KDDI、オリンパス、スズキは買われている。
     

     

    「マチマチ」

    木曜のNY株式市場でNYダウとS&P500が¥は5日ぶりに反発。
    NASDAQは5日続落。
    景気気の底堅さを示す経済指標が投資家心理を支えたとの解釈。
    大幅利上げの根拠になるとの見方から、米国債利回りとドルが上昇した。
    ISM製造業景気指数は52.8と7月から横ばい。
    市場予想は52.0への低下だった。
    先行指標となる新規受注指数は51.3と7月の48.03か月ぶりに上昇。
    仕入れ価格指数は52.5で2020年6月以来の低水準。
    7月は60.0だった。
    コモディティー(商品)価格の急落が全体を押し下げた。
    雇用指数は54.2と5カ月ぶりの高水準。
    7月は49.9だった。
    7月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比0.4%減少。
    週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比5000件減の23万2000件。
    6月下旬以来2カ月ぶりの低水準に改善した。
    市場予想は24万8000件だった。
    失業保険受給総数は8月20日までの1週間に2万6000人増の143万8000人。
    10年国債利回りは3.259%。
    2年国債利回りは3.517%。
    8月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は49.6。
    2カ月連続で50を下回った。
    ドル円は一時140.23円まで上昇し1998年以来24年ぶりに高値水準。
    ドル円は140円台前半。
    24年ぶりに140円台の乗せた。
    WTI原油先物10月限は前日比2.94ドル(3.3%)安の86.61ドル。
    8月までの3カ月で20%余り下落。
    ロシアがウクライナを侵攻した2月下旬以降の上昇分を全て失った。
    ビットコインは370ドル安の19695ドル。
    SKEW指数は121.01→119.71。
    恐怖と欲望指数は48→45。

    木曜のNYダウは145ドル(0.46%)高の31656ドルと5日ぶりに反発。
    高値31966ドル、安値31509ドル。
    サイコロは4勝8敗。
    NASDAQは31ポイント(0.26%)安の11785ポイントと5日続落。
    高値11798ポイント、安値11546ポイント。
    サイコロは3勝9敗。
    S&P500は11ポイント(0.30%)高の3966ポ゚イントと5日ぶりに反発。
    高値3970ポイント、安値3903ポイント。
    サイコロは4勝8敗。
    ダウ輸送株指数は52ポイント(0.38%)高の13913ポイントと5日ぶりに反発。
    SOX指数は1.92%安の2625ポイントと5日続落。
    VIX指数は25.56と低下。
    225先物CME円建ては大証日中比155円高の27785円。
    ドル建ては大証日中比155円高の27785円。
    ドル円は140.20円。
    10年国債利回りは3.259%。
    2年国債利回りは3.517%。

    「空売り比率は51.2%」

    木曜の日経平均は寄り付き294円安。
    終値は430円(▲1.53%)安の27661円と続落。
    日足は3日ぶりに陰線。
    月曜にあけたマドは28608円ー28179円。
    木曜にあけたマドは27906円ー27832円
    TOPIXは27.67ポイント(▲1.78%)安の1935ポイントと続落。
    日銀は6月17日以来52日間ETFを買っていない。
    プライム市場指数は14.26ポイント(▲1.41%)安の995.86と続落。
    東証マザーズ指数は1.78%安の728.90と3日ぶりに反落。
    プライム市場の売買代金は2兆7170億円(前日は3兆2723億円)。
    値上がり195銘柄(前日599銘柄)。
    値下がり1606柄(前日1161銘柄)。
    新高値23銘柄(前日63銘柄)。
    新安値31銘柄(前日9銘柄)。
    日経平均の騰落レシオは97.68(前日102.28)。
    NTレシオは14.29倍(前日14.31倍)。
    サイコロは4勝8敗で33.33%。
    下向きの25日線(28280円)からは▲0.68%(前日▲0.68%)
    4日連続で下回った。
    上向きの75日線は27369円。
    33日連続で上回った。
    下向きの200日線(27501円)からは△2.11%(前日△2.11%)。
    27日連続で上回った。
    下向きの5日線は28093円。
    4日連続で下回った。
    25日線とはデッドクロス。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.117%(前日▲13.095%)
    買い方▲8.108%(前日▲6.854%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲12.997%(前日▲13.267%)。
    買い方▲25.323% (前日▲24.643%)。
    空売り比率は51.2%(前日47.7%。11日連続で40%超)。
    昨年10月28日が54.2%。
    今年6月29日が53.0%。
    1月27日が52.9%。
    だからほぼ限界値。 
    空売り規制なしの比率11.1%(前日6.3%)。
    日経VIは21.42(前日19.91)。

    日経平均採用銘柄の予想PERは12.64倍(前日12.82倍)。
    8日連続で12倍台。
    前期基準では13.23倍。
    EPSは2188円(前日2191円)。
    225のPBRは1.15倍。
    BPSは24053円(前日24216円)。
    10年国債利回りは0.235%。
    プライム市場の予想PERは13.56倍。
    前期基準では14.23倍。
    PBRは1.17倍。
    プライム市場の予想益回りは7.37%。
    配当り利回り(加重平均)は2.50%。
    プライム市場の単純平均は37円安の2479円。
    プライム市場の売買単価は2469円(前日2456円)。
    プライム市場の時価総額は703兆円(前日713兆円)。
    ドル建て日経平均は198.49(前日202.90)と続落。
    7月19日以来30日ぶりに200ドル割れ。
    木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比155円高の27785円。
    高値27880円、安値27550円。
    大証先物夜間取引終値は日中比150円高の27780円。
    気学では「安値にある時は急伸する日」。
    月曜は「初め安いと後高の日。悪目買い方針良し」。
    火曜は「不時の高下を演じる日」。
    水曜は「変化を見せる注意日」。
    木曜は「転換注意日。後場の足取りに注意肝要」。
    金曜は「一方に偏して動く。波動について駆け引きせよ」。
    ボリンジャーのプラス1σが28740円。
    マイナス1σが27821円。
    マイナス2σが27361円。
    週足陽線基準は27879円。
    前週末比プラス基準は28641円。

    《今日のポイント9月2日》

    (1)木曜のNY株式市場でNYダウとS&P500が¥は5日ぶりに反発。
       NASDAQは5日続落。
       10年国債利回りは3.259%。
       2年国債利回りは3.517%。
       恐怖と欲望指数は48→45。

    (2)ダウ輸送株指数は52ポイント(0.38%)高の13913ポイントと5日ぶりに反発。
       SOX指数は1.92%安の2625ポイントと5日続落。
       VIX指数は25.56と低下。
       225先物CME円建ては大証日中比155円高の27785円。

    (3)プライム市場の売買代金は2兆7170億円(前日は3兆2723億円)。
       値上がり195銘柄(前日599銘柄)。
       値下がり1606柄(前日1161銘柄)。
       新高値23銘柄(前日63銘柄)。
       新安値31銘柄(前日9銘柄)。
       日経平均の騰落レシオは97.68(前日102.28)。
       NTレシオは14.29倍(前日14.31倍)。
       サイコロは4勝8敗で33.33%。

    (4)下向きの25日線(28280円)からは▲0.68%(前日▲0.68%)
       4日連続で下回った。
       上向きの75日線は27369円。
       33日連続で上回った。
       下向きの200日線(27501円)からは△2.11%(前日△2.11%)。
       27日連続で上回った。
       下向きの5日線は28093円。
       4日連続で下回った。
       25日線とはデッドクロス。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.117%(前日▲13.095%)
       買い方▲8.108%(前日▲6.854%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲12.997%(前日▲13.267%)。
       買い方▲25.323% (前日▲24.643%)。

    (6)空売り比率は51.2%(前日47.7%。11日連続で40%超)。
       昨年10月28日が54.2%。
       今年6月29日が53.0%。
       1月27日が52.9%。
       だからほぼ限界値。 
       空売り規制なしの比率11.1%(前日6.3%)。
       日経VIは21.42(前日19.91)。


    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.64(前日12.82倍)。
       8日連続で12倍台。
       EPSは2188円(前日2191円)。
       BPSは24053円(前日24216円)。
       10年国債利回りは0.235%。

    (8)プライム市場の単純平均は37円安の2479円。
       プライム市場の時価総額は703兆円(前日713兆円)。
       ドル建て日経平均は198.49(前日202.90)と続落。
       7月19日以来30日ぶりに200ドル割れ。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが28739円。
       マイナス1σが27826円。
       マイナス2σが27369円。

    今年の曜日別勝敗(9月1日まで)

    月曜16勝15敗
    火曜17勝17敗
    水曜18勝15敗
    木曜18勝15敗
    金曜18勝14敗

    8月第4週の週間海外投資家動向。
    現物1212億円売り越し(2週連続で売り越し)。
    先物2544億円売り越し(6週ぶりに売り越し)。
    合計3757億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
    個人は現物1840億円買い越し。
    先物1396億円買い越し。
    合計3237億円売り越し。
    信託銀行は現物19億円売り越し。
    先物141億円買い越し。
    合計121億円の買い越し。

    8月第3週の週間海外投資家動向。
    現物222億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
    先物4263億円買い越し(5週連続で買い越し)。
    合計4040億円買い越し(3週連続で買い越し)。
    個人は現物1871億円売り越し。
    先物850億円買い越し。
    合計1020億円売り越し。
    信託銀行は現物51億円買い越し。
    先物34億円買い越し。
    合計86億円の買い越し。



    (兜町カタリスト櫻井)

     

    [株価材料]
     
    ■ドル円140円台に進行、1998年8月以来24年ぶり
     
    ■曙ブレーキ<7238> パッド製造でCO2半減 工程を見直し
     
    ■清水建設<1803> AI活用で伝統建築の火災防ぐ まず旧渋沢邸で
     
    ■東芝<6502> 太陽光発電を安定供給 新インバーター開発
     
    ■ダイオーズ<4653> MBOで株式非公開化へ TOB価格は1株1500円程度
     
    ■NESIC<1973> AIで危機検知 SNS迅速分析、米社と連携
     
    ■第一三共<4568> コロナワクチン最終治験開始
     
    ■携帯3社、値下げ影響3000億円規模 会社予想超えも 今期利益
     
    ■日本製鉄<5401> UACJ<5741>株をすべて売却
     
    ■ローソン<2651> 店内スムージー 25年度に500店、厨房で果物調理
     
    ■広島ガス<9535> サハリン2新会社と契約 LNG調達、5割依存
     
    ■楽天G<4755> 楽天モバイル、取引先から不正請求 46億円損害か
     
    ■明治HD<2269> シンガポール子会社がサイバー被害
     
    ■千代化<6366>など ヴィーナエナジー、グリーン水素日本供給 豪で連合
     
    ■JFE<5411> 「グリーン鋼材」2年以内に投入 30年度めどCO2を3割減
     
     
     
     



    2日の東京株式市場は反発後、上値は重そう。
    日経平均株価の予想レンジは、2万7500円−2万7800円を想定。(1日終値2万7661円47銭)

    米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が上昇し、ナスダックが下落した。ダウ平均は145ドル高の31656ドルで取引を終えた。
    日経平均株価は、大幅に続落した反動から、朝方は買いが先行するとみられる。
    ただ、現地2日に米8月雇用統計の発表を控えることから、積極的な売買は限られそうで、戻りは限定的となることも想定される。
    強弱感が交錯する中、注目指標を前に様子見姿勢の強い地合いが続くだろう。

    為替相場は、ドル・円が1ドル=140円台の前半(1日は139円28−29銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=139円台の半ば(同139円69−73銭)と小動き。対ドルで140円台に乗せたことを受け、輸出関連銘柄に物色の矛先が向かう場面もありそう。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比155円高の2万7785円だった。


    【好材料銘柄】 

    ■ジェイフロンティア <2934>
    日本航空 <9201> [東証P]と業務提携。オンライン診療・服薬指導アプリ「SOKUYAKU」の普及や両社の会員利用者サービス向上を目指す。

    ■大和コンピューター <3816>
    JETRO「日ASEANにおけるアジアDX促進事業」に、インドネシアにおける「農家の信用スコアリングを軸としたデジタル農協プラットフォーム構築事業」が初採択。

    ■デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 <4576>
    緑内障治療剤「H-1337」の第1/2a相臨床試験の結果が学術雑誌「Ophthalmology Glaucoma」に掲載。

    ■東京通信 <7359>
    ニンテンドースイッチ向けゲームコンテンツ「みんなの!小学生あるある探し」を配信開始。

    ■レナサイエンス <4889>
    ハイレックスコーポレーション <7279> [東証S]とその子会社ハイレックスメディカルとの間で共同研究契約を締結。人工知能(AI)を含む医療機器を開発する。

    ■ピープル <7865>
    上期経常が25倍増益で着地・5-7月期は黒字浮上。7月売上高は前年同月比86.6%増。

    ■松屋 <8237> 
    8月銀座本店売上高は前年同月比42.7%増。


    【主な経済指標・スケジュール】

    2(金)
    【国内】
    8月マネタリーベース(8:50)

    【海外】
    米8月雇用統計(21:30)
    米7月製造業受注(23:00)
    欧州最大級の家電見本市「IFA2022」(独ベルリン、〜9/6)



    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    1日のNYダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発し、前日比145ドル99セント(0.5%)高の3万1656ドル42セントで終えた。

    パウエルFRB議長が先月26日の講演で、米インフレ抑制のため、金融引き締め政策を「しばらくの間」継続する必要があるとの考えを表明。FRB高官からも積極的な利上げを支持する発言が相次いだ。市場では、金融引き締め政策が長期化するとの見方が台頭。景気後退への懸念が強まり、投資家はリスク回避姿勢を強めている。

    朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数が市場予想に反して3週続けて減った。新たに失業する人が減っていることを意味し、労働需給の逼迫がFRBの利上げを促すとみた売りが強まった。ダウ平均は一時290ドル安まで下げ幅を広げた。

    ただ、ダウ平均は午後に入って徐々に下げ幅を縮め、上昇に転じて終えた。8月の雇用統計では雇用者数の増加が前月から減速する半面、失業率は歴史的な低水準が続くとみられている。株式相場の反応が読みにくい中、前週末から急ピッチで下げていたため、持ち高調整の買いが入った。

    前週末以降に景気敏感株と同様に売り込まれてきたディフェンシブ株に押し目買いが入り、相場を支えた。ダウ平均の構成銘柄では医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、バイオ製薬のアムジェンの上げが目立った。米長期金利が約2カ月ぶりの水準に上昇し、利ざや改善期待からJPモルガン・チェースなど金融株も買いが優勢だった。

    半面、航空機のボーイングや化学のダウなど景気敏感株は安い。顧客情報管理のセールスフォースなど、長期金利の上昇局面で相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株の一角も売られた。

    ナスダック総合株価指数は5日続落し、前日比31.077ポイント(0.3%)安の1万1785.126で終えた。米政府が中国とロシアへの先端半導体の販売を制限したのを嫌気し、エヌビディアなど半導体株が総じて売られた。一方、動画配信のネットフリックスとネット通販のアマゾン・ドット・コムは上げた。




    【シカゴ日本株先物概況】


    1日のシカゴ日経平均先物は続落した。9月物は前日比70円安の2万7785円で引けた。堅調な米経済指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの警戒から売りが出た。
    ただ、景気後退の回避が可能との楽観的な見方が強まったほか、雇用統計の発表を控えた買戻しが強まり、引けにかけてダウは上昇に転じた。
     
     
    シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
    27785 ( +155 )
    シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
    27785 ( +155 )
     
    ( )は大阪取引所終値比
     




    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7148.50(−135.65)

    1日のFTSE100種総合株価指数は大幅に4日続落した。前日に比べ135.65ポイント(1.86%)安の7148.50で引けた。中国本土の各地で新型コロナウイルスの感染再拡大に伴う行動制限が強化されている。中国経済の減速懸念から資源株に売りが出た。

    FTSEでは、賭け屋大手エンテインが7.7%安と下落率トップ。資産運用会社インターメディエイト・キャピタル・グループ(7.5%安)や航空機エンジン製造大手ロールス・ロイス(7.4%安)、資源大手グレンコア(6.6%安)も売り込まれた。

     

     

    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12630.23(−204.73)
    1日のドイツ株価指数(DAX)は続落した。前日に比べ204.73ポイント(1.60%)安の1万2630.23で終えた。高インフレと欧米中央銀行の大幅な金融引き締めが景気悪化につながるとの懸念から、幅広い銘柄に売りが出た。

    DAXでは、通販大手ザランドが4.6%安と売られた。

     

    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 6034.31(−90.79)
    フランスCAC40種指数は1.48%安だった。
    米欧の積極的な利上げ観測が重しとなり、売りが優勢となった。


     

09月02日 毎日コラム
自分で気づかないから怖い「口癖」
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