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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,239.66 +153.86 04/27
ナスダック総合
15,927.90 +316.14 04/27


03月01日 マーケットコメント

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03月14日 マーケットコメント


    今週は軟調となった。日経平均は週明けの11日に一時1200円近く下げて終値でも800円を超える下落をした。米国でエヌビディア株が大きく値を崩したことが警戒材料となり、楽観ムードが急速に萎んだ。この日に3万9000円を割り込むと、水曜13日まで3日続落。12日には3万8200円台まで水準を切り下げた。3万8500円より下では押し目を拾う動きも見られた。
    ただ、米国では消費者物価指数(CPI)に続いて生産者物価指数(PPI)も市場予想を上回り、長期金利が上昇。週間では大幅安となった。
    日経平均は週間では続落し、約981円の下落。週足では2週連続で陰線を形成した。
     
     
    来週は不安定な展開か。
    水曜20日が休場で、前半に日銀金融政策決定会合を消化し、休場明けの木曜21日にFOMCの結果を消化する。
    日銀会合に関しては、直近でマイナス金利解除観測などが出てきており、会合後の植田総裁会見まで含めて、どういったメッセージが市場に届けられるかが大きく注目される。
    ただ、事前にマイナス金利解除をかなり織り込んでいるためよほどのことでなければ大きな下振れはないと考える。
     
    FOMCでは政策金利の据え置きが濃厚で、この点でのサプライズはないと思われるが、声明文やパウエルFRB議長の会見が相場をかく乱する展開も想定される。両イベントとも通過すれば先行き不透明感の払しょくにはつながる。
    ただ、反応は読みづらく、片方が買い材料、もう片方が売り材料となったり、買い(売り)となった翌日に逆の動きが出てくることもあり得る。債券市場や為替市場の振れ幅も大きくなると思われ、日々荒い動きが続くと予想する。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(15日現在)
     
    40555.67  ボリンジャー:+2σ(25日)
    40025.20  ボリンジャー:+2σ(26週)
    39910.82  新値三本足陽転値
    39686.64  ボリンジャー:+1σ(25日)
    39371.75  均衡表転換線(日足)
    38941.54  ボリンジャー:+1σ(13週)
    38919.66  6日移動平均線
    38817.62  25日移動平均線
     
    38707.64  ★日経平均株価15日終値
     
    38163.37  均衡表基準線(日足)
    37948.60  ボリンジャー:-1σ(25日)
    37921.68  均衡表転換線(週足)
    37253.20  ボリンジャー:+1σ(26週)
    37079.58  ボリンジャー:-2σ(25日)
    36634.68  13週移動平均線
    36210.55  ボリンジャー:-3σ(25日)
    35834.62  75日移動平均線
    35479.89  均衡表基準線(週足)
    35454.47  均衡表雲上限(日足)
    34594.95  均衡表雲下限(日足)
    34481.20  26週移動平均線
    34327.82  ボリンジャー:-1σ(13週)
    33651.79  200日移動平均線
    32020.96  ボリンジャー:-2σ(13週)
    31709.20  ボリンジャー:-1σ(26週)
     
     
    終値は25日移動平均線を下回ったほか、5日線は25日線を上から下に抜けており、地合い悪化のサインとして警戒が必要となろう。ローソク足は小陽線を描いたが、昨日に続いて5日線処を上値抵抗帯しており、上値での売り圧力の強さを窺わせた。ただ、一目均衡表では三役好転下の買い手優勢の形状を維持し、基準線と転換線はともに横ばいで引けている。東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)が106.77%(昨日105.73%)と本日も中立ゾーンの90-110%レンジにとどまったこともあり、もみ合い延長の可能性にも留意が必要だろう。
     

    【大引け概況】


    15日の日経平均株価は反落し、終値は前日比99円74銭(0.26%)安の3万8707円64銭だった。

     
    本日のマーケット動画
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    前日の米株式市場は、NYダウは137ドル安と4日ぶりに反落。14日発表の米2月卸売物価指数(PPI)が予想を上回り米利下げ期待が後退した。
    2月のPPIは前月比0.6%上昇と市場予想(0.3%)を上回り、エネルギー・食品を除くコア指数も市場予想を上回った。FRBが早期の利下げに慎重になるとの見方から米市場では長期金利が上昇し、ハイテク株を中心に売りが出た。
    これを受け、日経平均株価は軟調にスタート。半導体関連株などが下落し一時280円を超す下落となった。東京エレクトロンやアドバンテスト、スクリンといった値がさの半導体関連株が総じて軟調だった。3月期末を前に国内機関投資家がリバランス(資産配分の調整)を目的とした売りを出しているとの声も聞かれた。
     
    売り一巡後は先物へのまとまった買いをきっかけに日経平均は小幅ながら上昇に転じる場面もあった。しかし、その後は売り直され日経平均株価は軟調に推移した。一方、商社や自動車、石油株などは堅調でTOPIXは上昇しており、全体的には高安まちまちの展開となった。
     
    日銀は来週の金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除するとの見方が広がっている。ただ、市場関係者は「重要イベントを前に投資家の様子見姿勢は強かったが、日銀がマイナス金利政策を解除しても、利上げは時間をかけて進める可能性が高く、当面は緩和的な金融環境が続くとの見方は日本株相場の支えになっていた」と話した。外国為替市場で円相場は円安・ドル高基調で推移し、輸出関連株の支えとなった。

    投資家の最大の関心は来週前半に予定される日米の金融政策決定会合の行方だ。各メディアからこれまで、日銀は3月会合でマイナス金利政策解除など金融正常化を進めると伝えられており、相場には織り込まれている。会合後にはいったん、円高・金利上昇・株安で反応すると見込まれている。

    ただし、中銀イベントを波乱なく通過すれば、再び日本株に注目が戻ってくるとの見方もでている。TOPIXのザラバ高値を付けた昨年9月の信用期日であるきょう以降、値動きが軽くなる可能性があり、来週はバリュー株優位の展開が一段と強まりそうだ。

     

    東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は9.21ポイント(0.35%)高の2670.80だった。JPXプライム150指数も続伸し、0.46ポイント(0.04%)高の1165.21で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で5兆7934億円、売買高は23億6898万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は632。値上がりは977、横ばいは47だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では海運業、銀行業、電気機器などが下落した。上昇は鉱業、石油・石炭製品、電気・ガス業など。
     
    個別銘柄では、レーザーテックや東京エレクトロン、アドバンテスト、ディスコといった半導体関連株は軒並み安となった。商船三井や川崎汽船も軟調。キーエンス、ダイキン、中外薬、資生堂、味の素が値を下げた。ヤマハ、荏原、楽天グループ、Jパワーも売られた。
     
     半面、三菱商事や三井物産が高く、トヨタ自動車やホンダ、日産自動車もしっかり。デンソー、INPEXやENEOSホールディングスが値を上げた。東京電力ホールディングスが連日の大幅高となり、ファーストリテイリングやソフトバンクグループ(SBG)やさくらインターネットが買われた。





     


     
    東証スタンダード市場は、為替の円安進行が輸出株などを下支えしたため、方向感は乏しかった。スタンダードTOP20は小幅安。出来高4億0720万株。
    値上がり銘柄数752、値下がり銘柄数689と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では、Abalance、エヌリンクス、山大がストップ高。日本精蝋は一時ストップ高と値を飛ばした。ヤマト、アルバイトタイムス、石光商事、ストリーム、ジオリーブグループなど30銘柄は昨年来高値を更新。光・彩、ピクセルカンパニーズ、トミタ電機、シーズメン、大丸エナウィンが買われた。
     
    一方、かんなん丸がストップ安。丸善CHIホールディングス、三和油化工業、ガーラ、アルチザネットワークス、ジャパンクラフトホールディングスは昨年来安値を更新。住石ホールディングス、アウンコンサルティング、サノヤスホールディングス、コーセーアールイー、クシムが売られた。
     


     
    東証グロース市場は買いの勢いが鈍る中で手じまい売りに押される展開となった。
    米長期金利の上昇に加えて、来週に日銀がマイナス金利政策を解除するとの観測が広がるなか、国内の長期金利に上昇圧力がかかっている。金利上昇に弱いとされる新興銘柄には見切り売りが膨らみ、後場に下げ幅を拡大した。
    新興企業銘柄にとっては逆風になった。エヌビディア株の下落を受けてAI関連銘柄も売りが膨らんだ。「きょうは決算を受けて売られる銘柄も散見されるなど、ちょっとした悪材料が重なった」といい、軟調な1日だった。
    グロースCoreは軟調。東証グロース市場250指数は3日続落した。終値は前日比16.72ポイント(2.26%)安の721.48だった。
     
    グロース市場ではマクビープラ、フリー、JTOWERが下落した。一方、エヌピーシー、うるるが上昇した。
    値上がり銘柄数149、値下がり銘柄数385と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、ブレインズテクノロジー、アジアクエスト、デリバリーコンサルティングがストップ高。フィット、Institution for a Global Society、サークレイス、笑美面は一時ストップ高と値を飛ばした。さくらさくプラスなど3銘柄は昨年来高値を更新。メディア工房、リベロ、アウトルックコンサルティング、Waqoo、エヌ・ピー・シーが買われた。
     
     一方、地域新聞社がストップ安。アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、Macbee Planet、INTLOOP、GLOEは一時ストップ安と急落した。アマガサ、データホライゾン、Aiming、ハイブリッドテクノロジーズ、セーフィーなど16銘柄は昨年来安値を更新。Laboro.AI、ジャパンM&Aソリューション、ナレルグループ、シャノン、Kudanが売られた。
     
     


     
    15日午前の日経平均株価は反落し、午前終値は前日比55円84銭(0.14%)安の3万8751円54銭だった。
     
    朝安後、下げ渋る展開となった。前日の米株式市場は、NYダウは137ドル安と4日ぶりに反落。主要3指数がそろって下落した。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ時期が想定よりも遅くなるとの見方から、14日発表された米2月卸売物価指数(PPI)が予想を上回り米利下げ期待が後退した。2月のPPIは前月比0.6%上昇と市場予想(0.3%)を上回り、エネルギー・食品を除くコア指数も市場予想を上回った。インフレの沈静化に時間がかかり、FRBが早期の利下げに慎重になるとの見方から米市場では長期金利が上昇し、株価が下落した。
     
    これを受け、日経平均株価は前日に比べ259円安でスタートした。半導体関連株などが下落し一時280円を超す下落となった。株式の相対的な割高感が意識されたほか、3月期末を前に国内機関投資家がリバランス(資産配分の調整)を目的とした売りを出しているとの声も聞かれた。
     
    ただ、売り一巡後は下値に買いが入り下げ幅は縮小した。外国為替市場で円相場が円安・ドル高基調で推移し、輸出関連株の一角には採算改善を期待した買いが入った。根強い株価の先高観から短期目線の投資家による断続的な押し目買いも入り、前引けにかけて下げ幅を縮小した。銀行や商社株、石油株などが買われた。TOPIXは上昇している。
     
    日本銀行による金融政策決定会合を前に、為替は1ドル148円台半ばとやや円安ドル高が進行している。市場では「マイナス金利の解除が議論される」との見方が強まっている一方、日本株への影響を予想しにくいことから、株式市場は売買代金が減少するなど様子見ムードが強まっている。後場の日経平均は切り返す場面が見られるかもしれないが、値がさ半導体株が弱いことから、一気に3万9000円台回復という展開は難しいだろう
     
     

     
    東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは15.36ポイント(0.58%)高の2676.95だった。JPXプライム150指数も続伸し、3.21ポイント(0.28%)高の1167.96で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆1538億円、売買高は8億8965万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は525。値上がりは1067、横ばいは64だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では海運業、繊維製品、その他金融業などが下落した。上昇は鉱業、石油・石炭製品、卸売業など。
     
     
    個別銘柄では、レーザーテックや東京エレクトロン、ディスコ、アドバンテスト、スクリンが安く、ダイキン工業、TDK、日本郵船が値を下げた。楽天グループ、中外薬、資生堂、川崎汽も軟調だった。
     
    半面、三菱商事や三井物が高く、三井住友フィナンシャルグループやみずほフィナンシャルグループが値を上げ、INPEXや東京電力ホールディングスが買われた。ホンダやトヨタ、デンソーが上昇した。東京海上や三井不も買われた。
     
     


     
    東証スタンダード市場は為替が円安に進んだことで輸出株などは堅調で、全体では売り買い交錯だった。プライム市場では半導体関連株が売られ、相場の重しとなった。
    スタンダードTOP20は小幅高。出来高2億6089万株 。値上がり銘柄数677、値下がり銘柄数663と、売り買いが拮抗した。
     
    個別では、日本精蝋、エヌリンクスがストップ高。ヤマト、アルバイトタイムス、石光商事、ストリーム、Cominixなど26銘柄は昨年来高値を更新。光・彩、ジャパンエンジンコーポレーション、愛眼、サインポスト、サニーサイドアップグループが買われた。
     
     一方、丸善CHIホールディングス、三和油化工業、ガーラ、アルチザネットワークス、ジャパンクラフトホールディングスが昨年来安値を更新。住石ホールディングス、かんなん丸、アウンコンサルティング、日本アンテナ、コーセーアールイーが売られた。
     


     
    東証グロース市場は根強い米インフレ圧力を背景に前日の米長期金利が上昇し、国内の金利上昇も促した。これが高PER(株価収益率)銘柄が多い新興市場にとって逆風となった。
    グロースCoreは軟調。
    東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比12.56ポイント(1.70%)安の725.64だった。グロース市場ではマクビープラ、アイスペース、カバーが下落した。一方、インテグラル、ライフネットが上昇した。
    値上がり銘柄数151、値下がり銘柄数371と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、デリバリーコンサルティングがストップ高。フィット、笑美面は一時ストップ高と値を飛ばした。さくらさくプラスなど2銘柄は昨年来高値を更新。メディア工房、免疫生物研究所、アジアクエスト、クリアル、うるるが買われた。
     
     一方、地域新聞社がストップ安。アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、INTLOOP、GLOEは一時ストップ安と急落した。アマガサ、Aiming、ハイブリッドテクノロジーズ、セーフィー、CINCなど13銘柄は昨年来安値を更新。Macbee Planet、Laboro.AI、Kudan、ジャパンM&Aソリューション、ナレルグループが売られた。
     
     

    【寄り付き概況】
     
    15日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比259円22銭安の3万8548円16銭。
     
    前日の米株式市場は、NYダウは137ドル安と4日ぶりに反落。米2月卸売物価指数(PPI)が予想を上回る上昇となり米利下げ期待が後退した。米国株が下落した流れを受け、東京株式市場も値を下げて始まった。また、為替は1ドル=148円30銭前後と前日夕方に比べ円安で推移している。
     
    米市場では主要な半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.75%下落し、日本株相場を大きく左右するエヌビディアが3%安で終えた。きょうの東京株式市場でも東エレクやアドテストなど半導体関連株に売りが先行し、日経平均の押し下げ要因となっている。
     
     
    東証株価指数(TOPIX)も反落している。

    個別では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、ダイキンが安い。資生堂や中外薬が下落した。一方、三菱商が高い。ホンダやデンソー、トヨタが上昇した。
     
     
     




     



    「信託銀行は9週連続で売り越し」

    「クアドラプル・ウィッチングを控えたポジション調整」

    木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って下落。
    半導体株の売りは継続。
    「卸売物価指数(PPI)の伸びが加速。
    利下げ開始時期が後ずれするのではないかとの懸念が浮上」との解釈。
    もし上昇していたら別の解釈が効かれていたことだろう。
    エヌビディアが3.2%下落。
    フィラデルフィア半導体指数(SOX)は1.8%安。
    今週に入り3.5%下落。
    ラッセル2000は2%安。
    明日の先物決済「クアドラプル・ウィッチング 」を控えたポジション調整という見方の方が正しいだろう。
    2月のPPIは前月比0.6%上昇と1月の0.3%上昇から加速。
    市場予想(0.3%上昇)を上回った。
    2月の小売売上高は前月比0.6%増加。
    市場予想(0.8%増)を下回った。
    週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1000件減の20万9000件。
    市場予想は21万8000件だった。
    1月の企業在庫は前月から横ばい。
    小売業の在庫が増えた一方、製造業と卸売業の在庫が減少。
    市場予想は0.2%増だった。
    6月に少なくとも0.25%の利下げが実施される確率は62.9%。
    1週間前の81.7%から低下した。
    10年国債利回りは4.192%。
    5年国債利回りは4.292%。
    2年国債利回りは4.693%。
    ドル円は148円台前半。
    WTI原油先物4月物は前日比1.54ドル高の1バレル=81.26ドル。
    ビットコインは5%超下落し6万9381ドル。
    一時7万3803ドルと過去最高値を付けた。、
    SKEW指数は142.27→142.23→144.17→143.95。
    恐怖と欲望指数は73→73。
    (昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

    木曜のNYダウは137ドル(0.35%)安の38905ドルと4日ぶりに反落。
    高値39160ドル、安値3804ドル。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは104.37%(前日113.11%)。
    NASDAQは49ポイント(0.30%)安の16128ポイントと続落。
    高値16245ポイント、安値16039ポイント。
    サイコロは5勝7敗。
    騰落レシオは102.13%(前日105.23%)。
    S&P500は14ポイント(0.29%)安の5150ポイントと続落。
    高値5176ポイント、安値5123ポイント。
    サイコロは5勝7敗。
    騰落レシオは125.44%(前日133.99%)。
    ダウ輸送株指数は212ポイント(1.34%)安の15607ポイントと続落。
    SOX指数は85ポイント(1.75%)安の4783ポイントと続落。
    VIX指数は14.40(前日13.75)。
    NYSEの売買高は12.55億株(前日11.74億株)。
    3市場の合算売買高は131億株(前日111.2億株、過去20日平均は121億株)。
    木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比300円安の38290円。
    ドル建ては225円安の38365円。
    ドル円は148.32円。
    10年国債利回りは4.292%。
    2年国債利回りは4.693%。

    「大引けはFTSE日本株パッシブ売買インパクト」

    木曜の日経平均は寄り付き104円安。
    終値は111円(△0.29%)高の38807円と4日ぶりに反発。
    高値38840円。
    安値38400円。
    日足は2日ぶりに陽線。
    3月メジャーSQ値39863円に対して0勝5敗。
    3月配当落ちは昨年で日経平均270円程度、TOPIX26ポイント程度。
    TOPIXは13.08ポイント(△0.49%)高の2661ポイントと4日ぶりに反発。
    過去最高値は1989年12月18日の2884,80ポイント。
    TOPIXコア30指数は4日ぶりに反発。
    プライム市場指数は6.73ポイント(△0.49%)高の1369.80と4日ぶりに反発。
    東証スタンダード指数は反発。
    東証グロース250指数は0.91ポイント(▲0.12%)安の738.20と続落。
    25日移動平均線からの乖離は▲1.42%(前日▲1.18%)。
    プライム市場の売買代金は4兆3375億円(前日4兆4429億円)。
    29日連続で4兆円超。
    売買高は16.60億株。
    値上がり1236銘柄(前日468銘柄)。
    値下がり382銘柄(前日1141銘柄)。
    新高値61銘柄(前日72銘柄)。
    新安値11銘柄(前日9柄)。
    プライム市場の騰落レシオは105.74(前日97.17)。
    東証グロース市場の騰落レシオは81.90(前日81.90)。
    NTレシオは14.58倍(前日14.61倍)。
    サイコロは4勝8敗で33.33%。
    TOPIX6勝6敗で50.00%。
    東証グロース市場指数は5勝7敗で41.66%。
    上向きの25日線(38714円)からは△0.24%(前日△0.23%)。
    53日連続で上回った。
    上向きの75日線は35764円。
    62日連続で上回った。
    上向きの200日線(33611円)からは△15.46%(前日△15.261%)。
    237日連続で上回った。
    下向きの5日線は38962円。
    6日連続で下回った。
    13週線は36642円。
    26週線は34485円。
    いずれも上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.195%(前日▲19.240%)。
    買い方▲3.612%(前日▲3.791%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲18.828%(前日▲21.828%)。
    買い方▲16.266%(前日▲15.507%)。
    空売り比率は39.2%(前日43.4%、2日ぶりに40%割れ)。
    10月30日が54.3%。
    22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
    23年3月10日52.7%。
    空売り規制なしの銘柄の比率は7.5%(前日7.0%)。
    8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
    日経VIは20.57(前日21.36)。
    昨年2月16日の安値は14.63。
    日経平均採用銘柄のPERは16.38倍(前日16.31倍)。
    前期基準では18.33倍。
    EPSは2369円(前日2371円)。
    直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
    225のPBRは1.48倍(前日1.48倍)。
    BPSは26221円(前日26145円)。
    日経平均の予想益回りは6.11%。
    予想配当り利回りは1.74%。
    指数ベースではPERは22.88倍(前日22.82倍)。
    EPSは1696円(前日1695円)。
    PBRは2.09倍。
    BPSは18568円(前日18514円)。
    10年国債利回りは0.775%(前日0.755%)。
    プライム市場の予想PERは16.42倍。
    前期基準では18.53倍。
    PBRは1.42倍。
    プライム市場の予想益回りは6.08%。
    配当利回り加重平均は2.02%。
    プライム市場の単純平均は16円高の3047円(前日は3031円)。
    プライム市場の売買単価は2612円(前日2694円)。
    プライム市場の時価総額は942兆円(前日938兆円)。
    ドル建て日経平均は262.39(前日262.31と4日ぶりに反発。
    木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比300円安の38290円。
    高値38670円。安値38080円。
    大証夜間取引終値は日中比260円安の38330円。
    気学では「押し目買い方針の日。居所が安いと急伸する」。
    月曜が「安値にある時は急伸す。押し目買い」。
    火曜が「目先のポイントをつくる注意日」。
    木曜が「人気の反対に動く日。逆張り方針良し」。
    金曜が「流行に逆行して動く。逆張り方針良し」。
    ボリンジャーのプラス1σが39731円。
    プラス2σが40748円。
    週足のプラス1σが38956円。
    プラス2σが41270円。
    アノマリー的には「3月最強の日、天赦日、株高の日」。
    週足陽線基準は38820円。
    大引けはFTSE日本株パッシブ売買インパクト。

    《今日のポイント3月15日》

    (1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って下落。
       10年国債利回りは4.192%。
       5年国債利回りは4.292%。
       2年国債利回りは4.693%。
       ドル円は148円台前半。
       SKEW指数は142.27→142.23→144.17→143.95。
       恐怖と欲望指数は73→73。
       (昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

    (2)木曜のダウ輸送株指数は212ポイント(1.34%)安の15607ポイントと続落。
       SOX指数は85ポイント(1.75%)安の4783ポイントと続落。
       VIX指数は14.40(前日13.75)。
       NYSEの売買高は12.55億株(前日11.74億株)。
       3市場の合算売買高は131億株(前日111.2億株、過去20日平均は121億株)。
       木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比300円安の38290円。

    (3)プライム市場の売買代金は4兆3375億円(前日4兆4429億円)。
       29日連続で4兆円超。
       売買高は16.60億株。
       値上がり1236銘柄(前日468銘柄)。
       値下がり382銘柄(前日1141銘柄)。
       新高値61銘柄(前日72銘柄)。
       新安値11銘柄(前日9柄)。
       プライム市場の騰落レシオは105.74(前日97.17)。
       東証グロース市場の騰落レシオは81.90(前日81.90)。
       NTレシオは14.58倍(前日14.61倍)。
       サイコロは4勝8敗で33.33%。

    (4)上向きの25日線(38714円)からは△0.24%(前日△0.23%)。
       53日連続で上回った。
       上向きの75日線は35764円。
       62日連続で上回った。
       上向きの200日線(33611円)からは△15.46%(前日△15.261%)。
       237日連続で上回った。
       下向きの5日線は38962円。
       6日連続で下回った。
       13週線は36642円。
       26週線は34485円。
       いずれも上回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.195%(前日▲19.240%)。
       買い方▲3.612%(前日▲3.791%)。
       東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲18.828%(前日▲21.828%)。
       買い方▲16.266%(前日▲15.507%)。

    (6)空売り比率は39.2%(前日43.4%、2日ぶりに40%割れ)。
       空売り規制なしの銘柄の比率は7.5%(前日7.0%)。
       日経VIは20.57(前日21.36)。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは16.38倍(前日16.31倍)。
       EPSは2369円(前日2371円)。
       225のPBRは1.48倍(前日1.48倍)。
       BPSは26221円(前日26145円)。
       日経平均の予想益回りは6.11%。
       予想配当り利回りは1.74%。
       10年国債利回りは0.775%(前日0.755%)。

    (8)プライム市場の単純平均は16円高の3047円(前日は3031円)。
       プライム市場の時価総額は942兆円(前日938兆円)。
       ドル建て日経平均は262.39(前日262.31と4日ぶりに反発。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが39731円。
       プラス2σが40748円。
       週足のプラス1σが38956円。
       プラス2σが41270円。
       アノマリー的には「3月最強の日、天赦日、株高の日」。
       週足陽線基準は38820円。
       大引けはFTSE日本株パッシブ売買インパクト。

    今年の曜日別勝敗(3月14日まで)

    月曜6勝2敗
    火曜4勝6敗
    水曜2勝8敗
    木曜6勝5敗
    金曜7勝1敗


    3月第1週(3月4日─3月8日)の週間海外投資家動向。
    現物1763億円買い越し(2週連続で買い越し)。
    先物5億円売り越し(2週連続で売り越し)。
    合計158億円買い越し(2週連続で買い越し)。
    個人は現物3274億円買い越し(4週ぶりに買い越し)。
    先物213億円買い越し(2週連続で買い越し)。
    合計3288億円買い越し(4週ぶりに買い越し)。
    信託銀行は現物6865億円売り越し(9週連続で売り越し)。
    先物1457億円買い越し(4週連続で買い越し)。
    合計5408億円売り越し(9週連続で売り越し)。

    2月第4週(2月26日─3月1日)の週間海外投資家動向。
    現物3834億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
    先物3173億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
    合計661億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
    個人は現物905億円売り越し(3週連続で売り越し)。
    先物464億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
    合計411億円売り越し(3週連続で売り越し)。
    信託銀行は現物2589億円売り越し(8週連続で売り越し)。
    先物1565億円買い越し(3週連続で買い越し)。
    合計1024億円売り越し(8週連続で売り越し)。

    対面・ネット証券10社の新NISA口座を経由した投信・株式の購入額は2月単月で2兆3949億円。
    うち5割がNTTなど個別株だった。
    1-2月の累計では3兆円を超え旧制度だった前年の約3倍のペース。
    2月の投信購入額の首位は1月に続き「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」で1892億円。
    2位は同シリーズの「米国株式(S&P500)」で1415億円。

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    森六(4249)・・・動兆

    1663年創業で樹脂加工製品と化学品商材の2本柱。
    製品はホンダ向け9割。
    来期まで3年間の戦略投資枠100億円。

    (兜町カタリスト櫻井)

    [株価材料]
     
     
    ■次世代装備に民間技術 今年度30件、日立製作所<6501>や三菱電機<6503>と
     
    ■NTT<9432>
    NTT法改正、全国一律の固定通信前提 有識者会議が一致
     
    ■第一生命HD<8750>
    米運用会社に380億円出資 代替資産分野を強化
     
    ■パナソニック<6752>
    中国でZ世代向け白物家電 上海で家電見本市開幕
     
    ■ニコン<7731>
    業務カメラ米社を買収 映画向け市場開拓
     
    ■日立製作所<6501>
    エレベーター設置工事 時間3割短縮 24年問題で
     
    ■パソナG<2168>
    米サービスナウと提携
     
    ■神戸物産<3038>
    11-1月営業益35%増 「業務スーパー」節約志向で人気
     
    ■ビジョナル<4194>
    8-1月純利益74%増 「ビズリーチ」の利用堅調
     
    ■車載半導体、在庫が滞留 10-12月、コロナ禍上回る 中国景気減速で
     
    ■ヤーマン<6630>
    今期純利益76%減 中国で美容家電が低調
     
    ■東京の建築費、上昇一服 2月、マンションや工場 軽油安を反映
     
    ■分譲マンション賃料、4カ月連続上昇 東京23区、2月0.2%高
     
    ■ソフトバンクG<9984>
    仏ミストラルAIへの投資を検討中
     
    ■日銀、来週会合でのマイナス金利解除で調整
     
    ■日本製鉄<5401>
    バイデン氏、USスチール買収に否定的な考え示す
     
    ■2月米PPIは予想上回る大幅上昇 小売売上高は予想下回る

     


    15日の東京株式は反落後、もみ合い展開か。

    日経平均株価の予想レンジは、3万8500円-3万8900円を想定。(14日終値3万8807円38銭)

    米国株は下落。ダウ平均は137ドル安の38905ドルで取引を終えた。

    きのう14日の日経平均株価は、朝安後に上げ転換して取引を終えたが、現地14日の米国株式が下落したこともあり、売り優勢スタートとなりそう。

    売り一巡後は、手がかり材料に乏しいなか、週末要因や、来週18-19日に開催される日銀金融政策決定会合を控え、様子見姿勢が強まる場面も想定される。

    日銀がマイナス金利政策を解除する可能性が高まっており、上値の重しとして意識されそう。週末を前にリスク回避姿勢の強い地合いが続くだろう。

    為替相場は、ドル・円が1ドル=148円台の前半(14日は147円86-88銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=161円台の前半(同161円69-73銭)と、やや円高方向にある。

    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所清算値比300円安の3万8290円だった。

     

    【好材料銘柄】 

    ■太洋基礎工業 <1758>
    今期経常は61%増益、15円増配へ。

    ■ダイダン <1980>
    今期経常を20%上方修正、配当も15円増額。

    ■ストリーム <3071>
    今期経常は3.3倍増益へ。

    ■Abalance <3856>
    上期経常が88%増益で着地・10-12月期も40%増益。

    ■ブレインズテクノロジー <4075>
    上期経常が黒字浮上で着地・11-1月期も黒字浮上。

    ■免疫生物研究所 <4570>
    イタリアの303 Pharma社に遺伝子組み換えカイコで生産した「ヒト型コラーゲンI」のOEM提供を開始。

    ■レナサイエンス <4889>
    ニプロ <8086> と共同開発契約を締結。「慢性透析患者の透析治療時における除水量などの最適値を予測する人工知能(AI)を活用したプログラム医療機器(SaMD)」の事業化に向けて、医療現場で稼働させるためのシステム開発を行う。

    ■オカモト <5122>
    今期配当を25円増額修正。

    ■アイダエンジニアリング <6118>
    発行済み株式数(自社株を除く)の3.59%にあたる230万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月1日から6月30日まで。取得した自社株は7月31日付で全て消却する。

    ■鎌倉新書 <6184>
    今期経常は35%増で2期連続最高益更新へ。また、中期経営計画を策定。27年1月期に営業利益25億円(24年1月期実績は8.1億円)を目指す。

    ■ジェイ・イー・ティ <6228>
    3月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。

    ■アオイ電子 <6832>
    発行済み株式数(自社株を除く)の8.33%にあたる100万株(金額で24億4900万円)を上限に、3月15日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

    ■ダイワ通信 <7116>
    今期は初配当10円を実施へ。

    ■鴻池運輸 <9025>
    今期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も11円増額。

    ■笑美面 <9237>
    11-1月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。

    ■デリバリーコンサルティング <9240>
    今期経常を80%上方修正。

     

    【主な経済指標・スケジュール】

    15(金)
    【国内】
    1月第3次産業活動指数(13:30)
    《決算発表》
    アスクル、トリケミカル、エイチ・アイエス、ギフトHD、ACCESS、スマレジ、丹青社、モロゾフ、Eインフィニティ、売れるネ

    【海外】
    米3月ニューヨーク連銀景気指数(21:30)
    米2月輸出物価指数(21:30)
    米2月輸入物価指数(21:30)
    米2月鉱工業生産(22:15)
    米3月ミシガン大学消費者態度指数(23:00)
    《米決算発表》
    ジェイビル

     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    14日のNYダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前日比137ドル66セント(0.35%)安の3万8905ドル66セントで終えた。
    この日発表の2月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を大幅に上回り、インフレのしつこさが示された。米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ開始が後ずれするリスクのほか、米長期金利の上昇が嫌気され、半導体関連など多くの銘柄が値下がりした。
     
    一方で同日公表された2月の米小売売上高は事前予想を下回り、消費の減速を印象付けた。「インフレは強く、消費は弱いという最悪の組み合わせ」だったことで、株を手放す動きが拡大。ダウは一時300ドル超安となったが、終盤に押し目買いが入り、下げ幅を縮めた。
     
    2月のPPIの前月比の上昇率は0.6%と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.3%)を上回った。エネルギー・食品を除くコア指数も市場予想以上だった。今週発表された2月の米消費者物価指数(CPI)も市場予想より上振れし「米連邦準備理事会(FRB)が今後数回の会合で(利下げの判断を)見送ることを後押しするだろう」と受け止められた。
     
    米長期金利は4.3%ちょうど付近と前日終値(4.19%)を大きく上回る場面があった。米原油先物相場が上昇し、一時は1バレル81ドル台半ばと期近物として昨年11月以来の高値を付けた。「原油高はインフレ抑制の足かせになる」との見方も誘った。
     
    朝方発表の2月の米小売売上高は前月比0.6%増と、市場予想(0.8%増)に届かなかった。1月分は下方修正された。「インフレの根強さが残る一方、消費は想定ほど伸びず先行きの景気減速への懸念もくすぶった」との声も聞かれた。 
     
    朝方は高く始まった。主力ハイテク株の一部が相場を押し上げ、ダウ平均は2月23日に付けた最高値(3万9131ドル)を上回る場面があった。ただ、買い一巡後は急速に伸び悩んだ。
     
    JPモルガン・チェースやIBM、ハネウェル・インターナショナルが安い。ナイキやアメリカン・エキスプレスなど消費関連株も売られた。半面、マイクロソフトが2%強高となった。アマゾン・ドット・コムやアップルも高い。原油高を受け、シェブロンも買われた。
     
    ナスダック総合株価指数は続落した。前日比49.236ポイント(0.30%)安の1万6128.530で終えた。エヌビディアが3%強安となった。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やマイクロン・テクノロジーなど他の半導体株の一角も下落した。アナリストが目標株価を引き下げた電気自動車のテスラの下げも目立った。
     

    【シカゴ日本株先物概況】

    14日のシカゴ日経平均先物は下落した。6月物は前日比85円安の3万8290円で終えた。

    NYダウ平均は、インフレの根強さを示す米経済指標を受け、4営業日ぶりに反落した。同日は米株式相場が下落し、日経平均先物にも売りが波及した。
     

    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    38290 ( -300 )

    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    38365 ( -225 )
     
    ( )は大阪取引所終値比






    【欧州株式市場】
     
    ■イギリス・FTSE100
    7743.15(-29.02)
     
    14日のFTSE100種総合株価指数は4営業日ぶりに反落し、前日比29.02ポイント(0.37%)安の7743.15で終えた。市場予想を上回る米物価指標や米長期金利の上昇を背景に、14日の米株式市場で主要な株価指数が下げ幅を広げると、FTSE100種指数も水準を切り下げた。

    英長期金利の上昇を背景に、金利動向に敏感なセグロなど不動産投資信託(REIT)が下げた。英アングロ・アメリカンといった資源株に売りが優勢だったほか、英ナットウエスト・グループなど銀行株にも売りが出た。他方、英シェルなどエネルギー株には買いが入った。

    FTSEの構成銘柄では、鉱業大手アングロ・アメリカンが5.34%安と下落幅トップ。金融大手ナットウエストが5.06%安、物流施設大手セグロが3.69%安と続いた。一方、ビジネス情報会社インフォーマは2.46%高、段ボール大手スマーフィット・カッパは1.69%高だった。

     
     

    ■ドイツ・DAX
    17942.04(-19.34)


    14日のドイツ株価指数(DAX)は小幅に続落し、前日比19.34ポイント(0.10%)安の1万7942.04で終えた。14日発表の2月の米卸売物価指数(PPI)の上昇率が市場予想以上だったことなどを材料に米国の利下げ開始時期が遅れる可能性が意識され、投資家心理の重荷となった。ただ、下値は限られた。

    個別では、電力大手RWE(3.53%安)や自動車大手BMW(3.04%安)、前日に大幅高となっていた通販大手ザランド(2.90%安)が売られた半面、今期の良好な業績見通しが発表された防衛大手ラインメタル(5.29%高)や、エネルギー大手シーメンス・エナジー(3.48%高)が買われた。

     

    ■フランス・CAC40
    8161.42(+23.84)

    欧州株式市場で、フランスの主要な株価指数であるCAC40は3日続伸し、連日で最高値を更新した。エネルギー株や高級ブランド株に買いが入った。午後に入るとCAC40も上げ幅を縮めた。

     



     

03月15日 毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【い行】
・・・続き



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