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【市況一覧】
日経平均株価
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マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,239.66 +153.86 04/27
ナスダック総合
15,927.90 +316.14 04/27


03月01日 マーケットコメント



    1日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前日比90ドル99セント(0.23%)高の3万9087ドル38セントで終えた。米長期金利の低下(債券価格は上昇)を追い風に大型ハイテク株に買いが入り、相場を支えた。
    午前に発表された2月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は47.8と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(49.5)を下回った。個別項目では「新規受注」や「雇用」が落ち込んだ。緩やかな景気減速を示す内容だったとの受け止めから、指標発表後には米債券市場で長期金利が低下。前日終値(4.25%)を下回り、4.1%台を付ける場面があった。株式の相対的な割高感が薄れたとみた買いが入りやすかった。
     
    ハイテク株に買いが膨らみ、取引序盤に軟調だったダウは切り返し、プラス圏に浮上した。
    その後は米国産標準油種WTIの1バレル=80ドル乗せなど、原油相場上昇を受けてエネルギー株が値を上げたほか、エヌビディアなど半導体銘柄が活発に買われる中でハイテク株が堅調な値動きを維持し、中盤以降のダウは強含みの展開が続いた。
     
    ダウ平均の構成銘柄では、半導体のインテルや顧客情報管理のセールスフォース、ソフトウエアのマイクロソフトといったハイテク株が買われた。市場では「(2月21日に半導体の)エヌビディアが好決算を発表してから、人工知能(AI)需要に支えられているハイテク株に勢いがある」との見方があった。
     
    米株式相場が最高値圏にあるなか、取引開始直後には主力株の一角に持ち高調整の売りが出て、ダウ平均は下げる場面があった。
     
    ダウ平均の構成銘柄ではないが、地銀のニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(NYCB)が前日に比べ26%弱安で終えた。前日に最高経営責任者(CEO)の交代を発表。米証券取引委員会(SEC)への提出資料で社内のローン審査について「内部統制の重大な脆弱性を特定した」と指摘し、経営先行きへの不安につながった。
    他では、バイオ製薬のアムジェンや建機のキャタピラー、クレジットカードのビザが高かった。原油価格の上昇で石油のシェブロンも上げた。
    一方、スポーツ用品のナイキや化学のダウは売られた。航空機部品のスピリット・エアロシステムズの買収に向けて交渉していると伝わった航空機のボーイングは2%弱下げた。米司法省が反トラスト法(独占禁止法)違反の疑いで調査を始めたと今週伝わった医療保険のユナイテッドヘルス・グループに売りが続き、1%弱下げた。
     
    ナスダック総合株価指数は続伸した。前日比183.020ポイント(1.13%)高の1万6274.942で終え、連日で過去最高値を更新した。交流サイトのメタプラットフォームズなどが買われた。半導体のエヌビディアは4%高となり、終値ベースで初めて時価総額が2兆ドルを超えた。
     
    S&P500種株価指数は続伸した。前日比49.81ポイント(0.80%)高の5137.08と、連日で過去最高値を更新した。
     
    来週は週末に雇用統計発表を控えているが、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言、バイデン米大統領の一般教書演説で「対中強硬姿勢が示されるか」(日系証券)も注目されそうだ。
     
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】
     
    1日のシカゴ日経平均先物は大幅に上昇した。3月物は前日比920円高の4万0220円で終えた。
     
    同日の東京株式市場で日経平均株価が最高値を更新した。米株式市場ではNYダウ平均は、ハイテク株主導で続伸した。ナスダック総合株価指数とS&P500種株価指数が連日で最高値で終え、日経平均先物にも買いが優勢だった。
     
    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    40220 ( +220 )

    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    40220 ( +220 )
     
    ( )は大阪取引所終値比

     






    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数

    1日のFTSE100種総合株価指数は続伸し、前日比52.48ポイント(0.68%)高の7682.50で終えた。1日の日本や中国の株式相場の上昇を受け、投資家心理が上向いた。同日に英住宅金融大手ネーションワイドが公表した2月の住宅価格指数の上昇率が市場予想を上回り、英経済の底堅さが意識されたのも支えとなった。

    原油先物相場の上昇を背景にエネルギー株が買われ、指数を押し上げた。英バラット・ディベロップメンツなど住宅建設株も上昇した。他方、一部金融機関が目標株価を引き下げたと伝わったネットスーパーのオカド・グループの株価下落が目立った。

    FTSEの構成銘柄では、教育・メディア大手ピアソンが5.56%高と上昇率トップ。産金大手のエンデバー・マイニング(3.84%高)や鉱業大手アングロ・アメリカン(3.52%高)も買われた。一方、オンライン食品販売大手オカド・グループ(6.92%安)やホテル大手ウィットブレッド(1.97%安)が売られた。

     



    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
     

    1日のドイツ株価指数(DAX)は8日続伸した。終値は前日比56.88ポイント(0.32%)高の1万7735.07と、連日で最高値を更新した。8日続伸は、2019年9月に8日続伸して以来の長さとなる。

    個別では、1日に2023年12月通期の増収増益決算とあわせて自社株買いと増配の計画を示した商用車大手ダイムラー・トラックが18.10%高と大幅上昇。不動産大手ボノビアが3.60%高、半導体大手インフィニオン・テクノロジーズが2.69%高と続いた。他方、自動車大手フォルクスワーゲンが4.93%安、ミュンヘン再保険が1.30%安だった。



    ■フランス・パリ株価指数

    フランスCAC40種指数は0.09%高(終日では 90.41%安)だった。

    半導体などテクノロジー株がけん引する形で世界的に株高が進行した。


     

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