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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,239.66 +153.86 04/27
ナスダック総合
15,927.90 +316.14 04/27


03月01日 マーケットコメント

03月02日 マーケットコメント

03月03日 マーケットコメント

03月04日 マーケットコメント

03月05日 マーケットコメント

03月06日 マーケットコメント

03月07日 マーケットコメント

03月08日 マーケットコメント

03月09日 マーケットコメント

03月10日 マーケットコメント

03月11日 マーケットコメント


    12日の日経平均株価は小幅に続落し、終値は前日比22円98銭(0.06%)安の3万8797円51銭だった
    日銀の大規模な金融緩和政策の修正に対する思惑が強まったほか、「日銀は今春闘での賃上げ率が昨年を大きく上回ればマイナス金利を3月にも解除する」などと複数のメディアが報じたこともあって、日経平均の下げ幅は一時500円を超えた。ただ、前場中盤にかけては、朝安のアドバンテスなど半導体関連株の一角がプラスに転じたほか、為替相場が1ドル=147円台へと円高が一服していることもあり、押し目を狙った買いにその後は下げ渋っていた。
     
    日経平均は連日の下げとなったが、マイナス金利解除による下落を織り込む側面もあり、来週の金融政策決定会合待ちだろう。また、注目の米CPIについては、1月に続いて市場予想に比べ上振れリスクが意識されるなか、金融市場にも動揺が走る可能性があるとの指摘が多く、結果に注目が集まっている。
     
    本日発表される米CPIが米国株の買い材料となるかどうかが注目される。米長期金利の低下を促し、エヌビディアなど半導体株に見直し買いが入るようなら、グローバルでリスク選好ムードが高まりやすい。その際に注意しなければいけないのが為替動向で、円高(ドル安)に勢いがついてしまうと日本株には逆風となるだろう
    ローソク足では陽線を形成。終値(3万8797円)では25日線(3万8514円、12日時点)がしっかり意識された。日経平均はひとまず3万9000円台を回復しておきたいところだろう。
     
     
    レジスタンス
    42162.39円 ボリンジャーバンド25日+3σ
    40946.45円 ボリンジャーバンド25日+2σ
    40085.24円 ボリンジャーバンド26週+2σ
    39730.51円 ボリンジャーバンド25日+1σ
    39399.28円 5日線
    39371.75円 一目均衡表転換線
    38841.80円 高値
     
    38797.51円 終値
     
    サポート
    38514.57円 25日線
    38470.39円 寄付
    38271.38円 安値
    38163.37円 一目均衡表基準線
    37787.70円 週足一目均衡表の転換線
    37298.63円 ボリンジャーバンド25日-1σ

    高値と安値も前日から切り下がり、549.11円安まで押されて25日移動平均線を下回った後で急速に下げ幅を縮小し、終値の25日線割れを回避。25日線より下方での押し目買い意欲の強さを確認する形となった。日経平均に加えてTOPIXも陽線を描き、株価上方の5日線が下降する中を上向きの25日線割れまで下げた後で終値は25日線上方に復帰しており、短期的な底値確認を示唆する形となった。
     
     

    【大引け概況】


    12日の日経平均株価は小幅に続落し、終値は前日比22円98銭安の3万8797円51銭だった。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:48 容量:22.5M  ▼音声 VOICEVOX Nemo

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    前日の米ハイテク株安を受け、朝方は半導体関連中心に売り圧力の強い地合いだった。日経平均は先物主導で下値を探る展開で、前場中盤には500円超の下げで3万8200円台まで下押す場面もあった。しかし、その後は徐々に買い戻しや押し目買いが機能する展開となった。外国為替市場での円安・ドル高を受け、輸出関連銘柄を中心に押し目買いが入った。値がさ株のファストリが大きく上昇したこともあり、日経平均は取引終了直前に上昇に転じる場面があった。
    後場は戻り足を鮮明とし、半導体関連の一角などが買い戻され全体相場に浮揚力が働いた。日本時間今晩発表予定の2月の米消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたいとの思惑が買い手控え要因となる一方で、売り方もポジションを高めにくく、一部の銘柄はショートカバーで上昇に転じる銘柄も少なくなかった。下げ渋ったとはいえ日経平均はマイナス圏で着地、TOPIXも続落して引けたが、後場に入ってから切り返す銘柄が多く観測され、値上がり数は1000を超え全体の65%を占めた。
     
    前日の米株式市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下げが目立ち、日本株との連動性が高まっているエヌビディアも2%安となった。東京市場では東エレクなどに売りが波及した。日銀は11日、上場投資信託(ETF)の買い入れを見送った。東証株価指数(TOPIX)の11日午前終了時点の下落率はETF買い発動の基準とみられる「2%」を上回っていた。日銀のETF買いという需給の支えがなくなるという懸念も重荷として意識された。
     
    日銀の植田和男総裁が12日午前の参院財政金融委員会に出席し、3月の政策修正の可能性に関して肯定する姿勢を示さなかった。同日の東京外国為替市場で円相場は円安方向に振れ、輸出採算の悪化懸念が和らいだことが相場を下支えした。相場の先高観は強く、チャート上では25日移動平均(3万8500円前後)を下値支持とみた個人などからの買いも入った。
     
     

    東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は9.59ポイント(0.36%)安の2657.24だった。JPXプライム150指数も続落し、4.34ポイント(0.37%)安の1166.02で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で4兆7860億円、売買高は18億2973万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は529、値上がりは1079、横ばいは48だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では銀行業、保険業、卸売業などの下落が目立った。上昇はパルプ・紙、ガラス・土石製品、繊維製品など。
     
    個別では、レーザーテックが上昇、ディスコ、アドバンテスト、SCREENホールディングス、ソニーGがしっかり、野村マイクロ・サイエンスも買われている。ソシオネクストも高い。ファーストリテイリングが堅調、ダイキン工業も買われた。Fast Fitness Japan、セックがストップ高に買われ、ユーザーローカルも大幅高。バリューコマースも大きく水準を切り上げた。
     
    半面、三井E&Sが商い活況ながら株価は下げ止まらず、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクが下げ、三菱重工業が安く、三井物産の下げも目立つ。さくらインターネットはストップ安、そーせいグループも急落した。ルネサスエレクトロニクスも安い。ソフトバンクグループ(SBG)やKDDI、中外薬が下落した。


     


     
    東証スタンダード市場は米ハイテク株安を受けて利益確定売りが先行、東京市場全般の暴落商状が一旦落ち着いたことで、自律反発狙いの買いが入った。スタンダードTOP20は小幅安。出来高3億9307万株。値上がり銘柄数1011、値下がり銘柄数441と、値上がりが優勢だった。
     
    個別ではサイオス、ユビキタスAIがストップ高。阿波製紙、アズジェント、日本ラッドは一時ストップ高と値を飛ばした。秋川牧園、松井建設、大盛工業、ヤマト、石光商事など27銘柄は昨年来高値を更新。マツモト、ロココ、ギークス、シルバーライフ、加地テックが買われた。
    一方、住石ホールディングス、山大がストップ安。三和油化工業、NEXYZ.Group、日本精鉱、テイツー、東祥は昨年来安値を更新。サノヤスホールディングス、ディー・エル・イー、テクミラホールディングス、トミタ電機、アオイ電子が売られた。
     
     


     
    東証グロース市場は、同日の日経平均株価が軟調に推移したなかでも、新興市場では人工知能(AI)関連銘柄に買いが入り指数を支えた。
    グロースCoreは堅調。東証グロース市場250指数は4営業日ぶりに反発した。終値は前日比14.28ポイント(1.94%)高の751.57だった。市場関係者は「AI関連銘柄は先高観が強く、下がったところで買いを入れたい個人投資家は多かった」と指摘する。
     
    グロース市場ではラボロAIやKudanが上昇した。北米に拠点を開設すると発表したカバーの上げも目立った。一方、GENDAやTWOSTは下げた。
    値上がり銘柄数423、値下がり銘柄数112と、値上がりが優勢だった。
     
     個別では勤次郎、Kudan、Laboro.AIがストップ高。ディジタルメディアプロフェッショナルは一時ストップ高と値を飛ばした。地域新聞社、yutoriは昨年来高値を更新。データセクション、アスカネット、ブレインズテクノロジー、ニューラルグループ、ケイファーマが買われた。
     
     一方、クラスターテクノロジー、サスメド、セーフィー、カオナビ、オープンワークなど14銘柄が昨年来安値を更新。坪田ラボ、TWOSTONE&Sons、GENDA、ジェネレーションパス、日本電解が売られた。
     

     
     
    12日午前の日経平均株価は続落し、午前終値は前日比233円57銭(0.60%)安の3万8586円92銭だった。
     
    きょう前場はリスク回避の地合いが継続し、日経平均は下値模索の動きで一時500円以上の下落で3万8200円台まで水準を切り下げる場面があった。前日の米国株市場でハイテク株が売られた地合いを引き継ぎ半導体セクターなど中心に売りがかさんだ。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.36%下げた。
    東京株式市場でも寄与度が大きい東エレクなどに売りが優勢となり、日経平均を押し下げた。
    日銀の金融政策正常化に向けた動きが前倒し的に行われるのではないかという見方も売りを助長した。ただ、その後は半導体関連や人工知能(AI)関連株に買い戻される銘柄が相次ぎ、全体相場も下げ渋る展開。前日に日銀が上場投資信託(ETF)の買い入れを見送っており、ETF購入を含む大規模緩和策の早期終了への警戒が強まったことも重荷として意識された。日経平均は3万8500円台まで水準を戻して前場の取引を終えている。
     
    国内経済のデフレ脱却期待や堅調な企業業績など、国内株式市場での買い材料は依然として健在との見方は多い。前日の日経平均が一時1100円安と大幅に下落し、短期的な自律反発を狙った買いも入りやすかった。12日午前の東京外国為替市場で円相場が円安方向に振れたことも、輸出関連銘柄への買いを誘った面があった。
     
    午前に開催された参議院財政金融委員会にて、植田和男日銀総裁が「個人消費は価格上昇幅が大きかった食料品など非耐久財への消費に弱めの動きがうかがわれる」と発言したことで、3月の日本銀行による金融政策決定会合での「金融政策の正常化」に踏み出すといった思惑がやや後退した。為替は1ドル147円30銭台と寄付き時点との比較では、60銭ほど円安ドル高に振れている。先週末辺りからやや強まっていた日経平均の下値模索懸念は、いったん25日移動平均線(3万8506円)に到達したことで達成感も意識されたようだ。後場の日経平均は25日移動平均線水準でのもみ合いとなることを想定する。
     
     
     
    TOPIXは続落した。前引けは33.60ポイント(1.26%)安の2633.23だった。JPXプライム150指数も続落し、13.56ポイント(1.16%)安の1156.80で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆4516億円、売買高は9億3642万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1224と全体の7割強を占めた。値上がりは392、横ばいは39だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では卸売業、銀行業、保険業の下落が目立った。上昇はパルプ・紙のみ。
     
    個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やファナックが下落した。
    三井E&Sが売られたほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクの下げが目立つ。三菱重工業が安く、三井物産と丸紅も大きく値を下げた。さくらインターネットはストップ安となった。
     
    半面、レーザーテック、ディスコがしっかり、野村マイクロ・サイエンス、SCREENホールディングスなども買われている。ソシオネクストも上昇した。ファーストリテイリングやアドバンテスト、ダイキンも堅調。セックが大幅高、北越コーポレーションも急騰した。


     
    東証スタンダード市場は、米ハイテク株安を受けて売りが先行した。スタンダードTOP20は軟調。出来高2億5535万株。
    値上がり銘柄数585、値下がり銘柄数808と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では阿波製紙が一時ストップ高と値を飛ばした。秋川牧園、松井建設、大盛工業、ヤマト、焼津水産化学工業など17銘柄は昨年来高値を更新。マツモト、太洋テクノレックス、ユビキタスAI、日本ラッド、ギークスが買われた。
     
     一方、山大が一時ストップ安と急落した。三和油化工業、NEXYZ.Group、日本精鉱、テイツー、東祥は昨年来安値を更新。サノヤスホールディングス、テクミラホールディングス、アオイ電子、ディー・エル・イー、トミタ電機が売られた。
     
     


     
    東証グロース市場は日経平均株価が下落するなど相場が軟調ななか、新興市場では人工知能(AI)関連銘柄などの物色が指数の上昇に寄与したようだ。朝方は売りが先行していたが、前日までの下げもあり材料の出た銘柄を中心に個人投資家の押し目買いも入りやすかった。グロースCoreは小幅高。東証グロース市場250指数は4営業日ぶりに反発した。前引けは前日比4.81ポイント(0.65%)高の742.10だった。
    グロース市場ではラボロAIやKudanは上昇した。一方、GENDAやTWOSTが下落した。
    値上がり銘柄数303、値下がり銘柄数225と、値上がりが優勢だった。
     
     個別では勤次郎、Kudanがストップ高。地域新聞社は昨年来高値を更新。Laboro.AI、ディジタルメディアプロフェッショナル、ピクスタ、データセクション、ニューラルグループが買われた。
     
     一方、サスメド、セーフィー、カオナビ、オープンワーク、マーソなど13銘柄が昨年来安値を更新。TWOSTONE&Sons、坪田ラボ、GENDA、WASHハウス、アイリックコーポレーションが売られた。
     

    【寄り付き概況】
     
    12日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比350円10銭安の3万8470円39銭。
     
    前日の欧州株市場は高安まちまちの展開で、米国株市場でも方向感の見えにくい地合いだった。ただ、米ハイテク株への売り圧力が続いており、NYダウは後半強含みプラス圏で引けたもののナスダック総合株価指数は続落した。半導体関連株への利益確定売りが続いており、東京市場でも同関連銘柄の上値を押さえる背景となっている。
     
    日経平均株価は前日の急落で3万9000円台を割り込んでおり目先値ごろ感も意識されるが、押し目買い意欲は今のところ限定的。日本時間今晩に発表予定の2月の米消費者物価指数(CPI)の内容を見極めたいとの思惑から、足もとで積極的な買いが入りにくい面もあるだろう。
     
    日銀は11日、上場投資信託(ETF)の買い入れを見送った。東証株価指数(TOPIX)の11日午前終了時点の下落率はETF買い発動の基準とみられる「2%」を上回ったが、11日は見送られた。市場ではETF購入を含む大規模緩和策の早期終了への警戒が改めて強まっていることも、相場の重荷となっているようだ。
     
    東証株価指数(TOPIX)は続落している。
     
    個別では、リクルートや信越化、ファナックが下落している。一方、エーザイやオリンパス、王子HDが上昇している。


     



    「初押し」

    「今度はCPIとPPI待ち」

    週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
    S&P500とナスダック総合は小幅続落。
    今度は「消費者物価指数(CPI)と米卸売物価指数(PPI)待ち」との見方。
    ボーイングが3%下落。
    エヌビディアが2%安、AMDが4.3%安、ブロードコムが1.2%安。
    天然ガス採掘会社エクイトランス・ミッドストリームが1.5%上昇。
    ニューヨーク連銀消費者調査では長期インフレ期待が上昇。
    1年先のインフレ期待は3%で横ばい。
    3年先のインフレ率は1月の2.4%から2.7%に。
    5年先のインフレ率は同2.5%から2.9%に上昇した。
    3年先のインフレ期待が前月から上昇したのは昨年9月以来。
    5年先では昨年8月以来となる。
    来週のFOMCで政策金利の据え置きが決定される確率は97%。
    一方、6月利下げの確率は70.2%。
    10年国債利回りは4.098%。
    5年国債利回りは4.088%。
    2年国債利回りは4.538%。
    ドル円は146円台後半。
    4日連続で円高トレンド。
    WTI原油先物4月物は前日比0.08ドル(0.10%)安の1バレル=77.93ドル。
    ビットコインは5.3%高の7万2033ドル。
    一時7万2739ドルまで上昇し、過去最高値を更新した。
    SKEW指数は142.94→141.78→142.27。
    恐怖と欲望指数は71→67。
    (昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

    週明けのNYダウは46ドル(0.12%)高の38769ドルと反発。
    高値38667ドル、安値38483ドル。
    サイコロは6勝6敗。
    騰落レシオは101.62%(前日101.62%)。
    NASDAQは65ポイント(0.41%)安の16019ポイントと続落。
    高値16085ポイント、安値15978ポイント。
    サイコロは5勝7敗。
    騰落レシオは104.55%(前日104.55%)。
    S&P500は5ポイント(0.11%)安の5117ポイントと続落。
    高値5124ポイント、安値5091ポイント。
    サイコロは6勝6敗。
    騰落レシオは126.22%(前日126.22%)。
    ダウ輸送株指数は68ポイント(0.43%)高の15788ポイントと反発。
    SOX指数は67ポイント(1.36%)安の4890ポイントと続落。
    VIX指数は15.22(前日14.74)。
    NYSEの売買高は9.41億株(前日10.21億株)。
    3市場の合算売買高は109億株(前日122.9億株、過去20日平均は120.6億株)。
    週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比30円安の38180円。
    ドル建ては265円安の38265円。
    ドル円は146.94円。
    10年国債利回りは4.098%。
    2年国債利回りは4.538%。

    「日銀はETFを買わなかった」

    週明けの日経平均は寄り付き456円安。
    終値は868円(▲2.19%)安の38820円と反落。
    高値39241円。
    安値38496円。
    日足は3日連続で長い陰線。
    下落幅は一時ほぼ1200円。
    2021年6月以来の下落幅。
    39551円→39241円にマド。
    3月メジャーSQ値39863円に対して0勝2敗。
    3月配当落ちは昨年で日経平均270円程度、TOPIX26ポイント程度。
    TOPIXは59.97ポイント(▲2.20%)安の2666ポイントと反落。
    前場2%超の下落でも日銀はETFを買わなかった。
    過去最高値は1989年12月18日の2884,80ポイント。
    TOPIXコア30指数は反落。
    プライム市場指数は30.83ポイント(▲2.20%)安の1372.49と反落。
    東証スタンダード指数は3日続落。
    東証グロース250指数は17.67ポイント(▲17.67%)安の737.29と3日続落。
    25日移動平均線からの乖離は▲1.06%(前日△1.50%)。
    プライム市場の売買代金は5兆2688億円(前日6兆3949億円)。
    8日連続で5兆円超。
    26日連続で4兆円超。
    売買高は20.28億株。
    値上がり232銘柄(前1118銘柄)。
    値下がり1397銘柄(前日489銘柄)。
    新高値40銘柄(前日193銘柄)。
    11日連続で3ケタ。
    新安値26銘柄(前日26銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは101.17(前日103.80)。
    東証グロース市場の騰落レシオは85.55(前日86.47)。
    NTレシオは14.56倍(前日14.56倍)。
    サイコロは6勝6敗で50.00%。
    TOPIX8勝4敗で66.66%。
    東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
    上向きの25日線(38408円)からは△1.07%(前日△3.64%)。
    50日連続で上回った。
    上向きの75日線は35551円。
    59日連続で上回った。
    上向きの200日線(33594円)からは△15.9%(前日△18.64%)。
    234日連続で上回った。
    下向きの5日線は39659円。
    3日連続で下回った。
    13週線は36643円。
    26週線は34485円。
    いずれも上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.449%(前日▲20.560%)。
    買い方▲2.482%(前日▲0.758%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.182%(前日▲11.808%)。
    買い方▲11.926%(前日▲12.31%)。
    空売り比率は43.2%(前日39.4%、2日ぶりに40%超)。
    10月30日が54.3%。
    22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
    23年3月10日52.7%。
    空売り規制なしの銘柄の比率は8.9%(前日11.3%)。
    8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
    日経VIは21.96(前日21.95)。
    昨年2月16日の安値は14.63。
    日経平均採用銘柄のPERは16.45倍(前日16.86倍)。
    20日連続で16倍台。
    9月19日は16.26倍だった。
    前期基準では18.41倍。
    EPSは2359円(前日2354円)。
    直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
    225のPBRは1.49倍(前日1.52倍)。
    BPSは26054円(前日26111円)。
    日経平均の予想益回りは6.08%。
    予想配当り利回りは1.74%。
    指数ベースではPERは23.88倍(前日23.45倍)。
    EPSは1696円(前日1692円)。
    PBRは2.09倍。
    BPSは18574円(前日18546円)。
    10年国債利回りは0.760%(前日0.730%)。
    プライム市場の予想PERは16.45倍。
    前期基準では18.57倍。
    PBRは1.42倍。
    プライム市場の予想益回りは5.93%。
    配当利回り加重平均は2.01%。
    プライム市場の単純平均は59円安の3032円(前日は3091円)。
    プライム市場の売買単価は2597円(前日2860円)。
    プライム市場の時価総額は944兆円(前日966兆円)。
    ドル建て日経平均は264.12(前日268.24)と反落。
    週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比350円安の38180円。
    高値38830円。安値38085円。
    大証夜間取引終値は日中比350円安の38180円。
    気学では火曜が「初め高いと後安の日。戻り売り方針で駆け引きせよ」。
    水曜が「変化日にして後場にかけてよく動く日」。
    木曜が「気味の急変を見せる日」。
    金曜が「押し目買い方針の日。居所が安いと急伸する」。
    ボリンジャーのプラス1σが39707円。
    プラス2σが41005円。
    プラス3σが42304円。
    週足のプラス1σが38950円。
    プラス2σが41273円。
    プラス3σが43587円。

    《今日のポイント3月12日》

    (1)週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
       10年国債利回りは4.098%。
       5年国債利回りは4.088%。
       2年国債利回りは4.538%。
       ドル円は146円台後半。
       SKEW指数は142.94→141.78→142.27。
       恐怖と欲望指数は71→67。
       (昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

    (2)週明けのダウ輸送株指数は68ポイント(0.43%)高の15788ポイントと反発。
       SOX指数は67ポイント(1.36%)安の4890ポイントと続落。
       VIX指数は15.22(前日14.74)。
       NYSEの売買高は9.41億株(前日10.21億株)。
       3市場の合算売買高は109億株(前日122.9億株、過去20日平均は120.6億株)。
       週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比30円安の38180円。

    (3)プライム市場の売買代金は5兆2688億円(前日6兆3949億円)。
       8日連続で5兆円超。
       26日連続で4兆円超。
       売買高は20.28億株。
       値上がり232銘柄(前1118銘柄)。
       値下がり1397銘柄(前日489銘柄)。
       新高値40銘柄(前日193銘柄)。
       11日連続で3ケタ。
       新安値26銘柄(前日26銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは101.17(前日103.80)。
       東証グロース市場の騰落レシオは85.55(前日86.47)。
       NTレシオは14.56倍(前日14.56倍)。
       サイコロは6勝6敗で50.00%。

    (4)上向きの25日線(38408円)からは△1.07%(前日△3.64%)。
       50日連続で上回った。
       上向きの75日線は35551円。
       59日連続で上回った。
       上向きの200日線(33594円)からは△15.9%(前日△18.64%)。
       234日連続で上回った。
       下向きの5日線は39659円。
       3日連続で下回った。
       13週線は36643円。
       26週線は34485円。
       いずれも上回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.449%(前日▲20.560%)。
       買い方▲2.482%(前日▲0.758%)。
       東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.182%(前日▲11.808%)。
       買い方▲11.926%(前日▲12.31%)。

    (6)空売り比率は43.2%(前日39.4%、2日ぶりに40%超)。
       空売り規制なしの銘柄の比率は8.9%(前日11.3%)。
       日経VIは21.96(前日21.95)。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは16.45倍(前日16.86倍)。
       20日連続で16倍台。
       9月19日は16.26倍だった。
       前期基準では18.41倍。
       EPSは2359円(前日2354円)。
       直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
       225のPBRは1.49倍(前日1.52倍)。
       BPSは26054円(前日26111円)。
       日経平均の予想益回りは6.08%。
       予想配当り利回りは1.74%。
       指数ベースではPERは23.88倍(前日23.45倍)。
       EPSは1696円(前日1692円)。
       PBRは2.09倍。
       BPSは18574円(前日18546円)。
       10年国債利回りは0.760%(前日0.730%)。

    (8)プライム市場の単純平均は59円安の3032円(前日は3091円)。
       プライム市場の時価総額は944兆円(前日966兆円)。
       ドル建て日経平均は264.12(前日268.24)と反落。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが39707円。
       プラス2σが41005円。
       プラス3σが42304円。
       週足のプラス1σが38950円。
       プラス2σが41273円。
       プラス3σが43587円。

    今年の曜日別勝敗(3月11日まで)

    月曜6勝2敗
    火曜4勝5敗
    水曜2勝7敗
    木曜5勝7敗
    金曜8勝1敗

    日銀は11日の東京株式市場で、通常のETF(上場投資信託)の買い入れを見送った。
    11日前場のTOPIXは2.25%安の2665.37ポイント。
    市場では、TOPIXの前場終値の下落率が2.0%を超えた場合、日銀がETF買いに動くとの観測がある。
    しかし買い入れを実施しなかった。
    日銀が最後にETFを買い入れたのは2023年10月4日で。
    買い入れ額は701億円だった。
    J━REITや、設備・人材投資に積極的に取り組んでいる企業のETF買い入れも見送った。

    昨日後場、日経先物やTOPIX先物が一段安となる中、現物指数のNT倍率が14.58倍まで拡大。
    日銀のETF買いが入る場合、通常ならTOPIXが強含む。
    だから午後にNT倍率が低下する経験則がある。
    市場では後場から「TOPIXが相対的に弱い状況下、きょうは日銀のETF買いが入らず。
    それを見込んだ加重型のプレポジの投げが出ている」との声。

    野村証券の11日付リポート。
    「ディーラーのガンマポジションがショートガンマに転じる株価水準を、日経平均で3万8500円と見込んだ」。
    ショートガンマ時はディーラーのデルタヘッジにより相場トレンドが増幅されやすい傾向がある。
    また、商品投資顧問(CTA)のポジショニングについて
    「日経平均が3万8000円を下回るとロング縮小に転じる」と推計。
    CTAのロング縮小タイミングでは「少なくとも500億円程度のロスカットが生じる可能性が高い」との見方。
    先週火曜日以降、中国株市場に海外投資家から小幅ながらも資金流入が生じていると指摘。
    当面の弱気材料が既に織り込み済みとの見方を強める中、
    海外投資家による中国株の押し目買い意欲が持続した場合、
    中国マネーによる日本株買いが小休止となる可能性も挙げた。


    日経平均の主な節目と主な証券会社の予想は以下の通り。
          
           【日経平均の主な節目一覧】
           ・4万5000円 シティグループ証券の2024年末までの高値予想
           ・4万3500円 BofA証券の24年末時点の予想
           ・4万3000円 大和証券とシティの24年末時点の予想、野村証券の24年末までの高値予想
           ・4万2000円 SMBC日興証券とみずほ証券の24年末までの高値予想
           ・4万1912円 5日移動平均の5%上方乖離(8日大引け時点)
           ・4万円   野村とみずほ証の24年末時点の予想
           ・3万9917円 5日移動平均(8日大引け時点)
           ・3万9000円 SMBC日興の24年末時点の予想
           ・3万8915円 1989年12月29日につけた高値
          
           ◎3万8710円(11日9時56分時点)
          
           ・3万8296円 25日移動平均(8日大引け時点)
           ・3万7921円 5日移動平均の5%下方乖離(8日大引け時点)
           ・3万5479円 75日移動平均(8日大引け時点)
           ・3万4466円 25日移動平均の10%下方乖離(8日大引け時点)
           ・3万3753円 23年の高値(7月3日)
           ・3万3464円 23年の終値
           ・3万0858円 日銀が長短金利操作を再修正。長期金利の上限は1%をめどに。1%を一定程度超えることを容認
           (23年10月31日)
           ・2万9332円 22年の高値(1月5日)
           ・2万6094円 22年の終値
           ・2万5716円 23年の安値(1月4日)


    アノマリー(経験則)に従えば、S&P500株価指数は米大統領選挙イヤーの3月に中旬にかけて下落しやすい傾向。
    月間では上昇が11回、下落は7回。
    累積リターンベースではプラス0.36%とやや堅調だった。
    ただ年初から2月末までのリターンがプラスだった年に限定してみると、
    緩やかな右肩下がりの軌跡を描き、リターンはマイナス0.34%で3月末を迎えている。
    全体としては3月以降、本選挙前の10月までリターンを順調に積み上げていく傾向があるため、
    これまで3月はエントリーポイントとして良い時機になることが多かった。

    BMOキャピタル・マーケッツの27日付リポートで示した分析。     
    「今年は10%程度の押し目を期待できるかもしれない。
    S&P500は過去13回の強気相場で2年目の平均上昇率が12.7%だった。
    もっとも、強気相場2年目には必ずどこかでテクニカルな調整を経験してきた。
    巻き戻しの期間としては3カ月、平均損失はマイナス9.6%に及んだ。
    巻き戻しが一巡するとその後は平均14.5%上昇。
    見事な反発を見せる傾向にあった」。

    日本株相場では3月の年度末に関連して機関投資家が利益を確定する売り。
    年金基金のリバランス(資産配分の調整)に伴う売りが膨らむ可能性が意識される。

    みずほ証券は8日付のクオンツリポート。
    5月のMSCIの指数定期見直しにおける入れ替え銘柄を予想した。

    ・採用候補
             銘柄略称        パッシブ需要(千株) 売買日数
      7936 アシックス             6,308         4.06
      6361 荏 原                 3,609         5.47
    ・次点候補
            銘柄略称        パッシブ需要(千株) 売買日数
      2651 ローソン               1,764         1.64
      2875 東洋水産               3,467         9.92
      6525 KOKUSAI         4,075         1.24

    ・除外候補
            銘柄略称        パッシブ需要(千株) 売買日数
      6753 シャープ              -10,168       -2.44
    ・次点候補
            銘柄略称        パッシブ需要(千株) 売買日数
      3291 飯田GHD            -6,027          -5
      6806 ヒロセ電              -1,133        -5.72
      7951 ヤマハ                -5,124        -3.07
      7276 小糸製                -11,730       -4.59
     
     
    また、日本株の銘柄数削減に伴う除外を11銘柄と予想。
    次点候補も含めた各銘柄の想定パッシブ需要は下記の通り。

    ・銘柄数削減の優先除外候補
            銘柄略称        パッシブ需要(千株) 売買日数
      6753 シャープ              -10,168       -2.44
      3291 飯田GHD            -6,027          -5
      6806 ヒロセ電              -1,133        -5.72
      7951 ヤマハ                -5,124        -3.07
      7276 小糸製                -7,820        -3.06
      3281 GLP                 -183         -7.07
      6845 アズビル              -4,701        -7.02
      8972 KDX不動             -162         -7.97
      8953 都市ファント           -273          -9.1
      9962 ミスミG              -11,130       -6.07
      3462 NMF                 -157         -8.44
      4732 ユー・エス・エス      -8,035        -8.51
      1803 清水建                -20,346       -3.78
      6448 ブラザー              -9,067         -8.4
      9147 NXHD              -2,833         -4.8
      3283 プロロジス              -89         -11.19
      3231 野村不HD            -4,296        -5.14
      3064 MonotaRO      -9,797        -3.49
      6465 ホシザキ              -4,247        -10.59
      9684 スクエニHD          -3,352        -3.02


    (兜町カタリスト櫻井)

    [株価材料]
     
    ■三井住友<8316>
    三井住友リース シンガポールの不動産投資事業を買収
     
    ■インテル、先端半導体量産で挽回へ 米で補助金活用、6兆円投資
     
    ■TOPPAN<7911>
    英で日本文化イベント 現地運営を買収
     
    ■セブン&アイ<3382>
    ヨーカ堂、首都圏4店閉鎖 主力地域で採算改善急ぐ
     
    ■ルネサス<6723>
    定期昇給を半年延期 人員削減も実施
     
    ■イオンFS<8570>
    大卒初任給17%上げ 26万5000円に
     
    ■藤田観光<9722>
    ROE急回復 構造改革で投資抑制 「30%超え」
     
    ■王子HD<3861>
    70億円増益要因 NZ工場、年間で完全復旧なら
     
    ■GENDA<9166>
    前期最終益20%増 娯楽施設、都市部など好調
     
    ■三協立山<5932>
    特損20億円 今期、能登地震で修繕費発生
     
    ■合成ゴム7~8%高 2~4月、国内大口 原燃料高転嫁、タイヤ値上げ圧力に
     
    ■新築戸建て、2月0.8%安 東京23区 高額物件の売り出し減る
     
    ■日銀ETF購入、異例の見送り 11日前場にTOPIX2%安でも
     
    ■トヨタ<7203>
    ダイハツ2車種、安全確認 国交省、出荷停止指示解除
     
    ■ビットコイン最高値更新、7万2000ドル超え 熱狂的な買い続く
     
    ■JR東日本<9020>
    鉄道版生成AIの開発着手 拡張技術で専門知識補足
     
    ■ライフドリンク<2585>
    静岡・御殿場に新工場 清涼飲料を増産
     
    ■日本産ホタテ、EUに売り込み 中国禁輸受け販路開拓
     
    ■エヌビディア続落 2%安 利益確定売り、時価20兆円消失


     


    12日の東京株式市場は、続落後も弱含みか。
    日経平均株価の予想レンジは、3万8400円-3万9000円を想定(11日終値3万8820円49銭)
    米国株はまちまち。ダウ平均が上昇した一方、S&P500とナスダックは下落した。ダウ平均は46ドル高の38769ドルで取引を終えた。
     
    きのう11日の日経平均株価は大幅に反落し、今年最大の下げ幅となった。弱い地合いが継続するとみられ、落ち着きどころを探る展開となりそう。25日移動平均線(11日時点で3万8408円)が意識される場面も想定される。
    センチメントが悪化する中、米CPIの発表を前にリスク回避姿勢の強い動きが続くだろう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=146円台の後半(11日は146円73-75銭)、ユーロ・円が1ユーロ=160円台の半ば(同160円54-58銭)と小動き。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所清算値比350円安の3万8180円だった。
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■ITbookホールディングス <1447> 
    国土交通省のグリーンインフラ創出促進事業に採択。
     
    ■若築建設 <1888> 
    今期経常を一転5%増益に上方修正・2期ぶり最高益、配当も20円増額。
     
    ■バリューコマース <2491> 
    発行済み株式数の31.01%にあたる1068万9990株(金額で110億6749万9710円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施する。公開買い付け期間は3月12日から4月9日まで。買い付け価格は1029円。
     
    ■焼津水産化学工業 <2812> 
    Jump Lifeが実施中のTOB価格を1株1350円から1438円に引き上げるとともに、買い付け期間を3月26日まで(従来は21日まで)に延長する。
     
    ■勤次郎 <4013> 
    6月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。また、中期経営計画を策定。26年12月期に営業利益12.1億円(23年12月期実績は5.7億円)を目指す。
     
    ■キッズウェル・バイオ <4584> 
    米国FDA基準に準拠した乳歯歯髄幹細胞(SHED)のマスターセルバンクの製造を完了。
     
    ■Fast Fitness Japan <7092> 
    今期経常を一転3%増益に上方修正・最高益、配当も15円増額。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    12(火)
    【国内】
    2月国内企業物価指数(8:50)
    1-3月期法人企業景気予測調査(8:50)
    5年国債入札
    《決算発表》
    三井ハイテ、くら寿司、アイモバイル、ポールHD、ジャパM&A

    【海外】
    米2月消費者物価指数(CPI)(21:30)
    米2月財政収支(3/13 3:00)
    米10年国債入札


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    11日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前週末比46ドル97セント(0.12%)高の3万8769ドル66セントで終えた。
     
    この日は、これまで相場を主導した米半導体大手エヌビディアやIBMなどハイテク銘柄が利益確定の売りに押され、相場が軟調に推移。ダウの下げ幅は一時240ドルを上回った。一方、12日の2月の米消費者物価指数(CPI)の内容を見極めたいとの思惑や、米景気を巡る楽観論が改めて意識され、ダウは引けにかけて上昇した。
     
    ダウ平均は下げて始まった後、主力株への売り一巡後に下げ渋り、上昇に転じた。今週は2月のCPIや米卸売物価指数(PPI)、同小売売上高などが発表される。1月分の指標と同様に根強いインフレ圧力や消費減速を示すとの警戒感があった。一方、インフレ鈍化や消費の底堅さが確認されて投資家心理を支える可能性も意識された。

    ダウ平均ではユナイテッドヘルス・グループやナイキ、ウォルト・ディズニーなど業績不透明感から今年に入って下げている銘柄や相場上昇に出遅れ感のある銘柄が買われた。アップルやインテルも高かった。
     
    ダウ平均の構成銘柄ではないがエヌビディアが一時4%弱下げた。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やメタプラットフォームズも売られた。ダウ平均の構成銘柄ではIBMやアマゾン・ドット・コムなどの下げが目立った。

    ボーイングの下落もダウ平均の重荷となった。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが9日、1月に起こったアラスカ航空の運航するボーイング機の事故を巡って米司法省が捜査を開始したと報じた。

    ナスダック総合株価指数は続落した。前週末比65.839ポイント(0.40%)安の1万6019.274で終えた。メタとAMDがともに4%あまり下落した。一方、アルファベットとテスラは上げた。
     
     


    【シカゴ日本株先物概況】
     
    11日のシカゴ日経平均先物は下落した。6月物は前週末比605円安の3万8180円で終えた。この日は日経平均株価が800円あまり急落し、2021年6月以来の下げ幅を記録した。
    12日に2月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控える中、NYダウ平均は反発した。
    ただ、エヌビディアなど米半導体株の下げが続き、シカゴ市場で日経平均先物には売りが優勢となった。
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    38180 ( -350 )

    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    38265 ( -265 )
     
    ( )は大阪取引所終値比





    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7669.23(+9.49)
     
    11日のFTSE100種総合株価指数は反発し、前週末比9.49ポイント(0.12%)高の7669.23で終えた。

    FTSE100種指数は朝方は下げて始まった。重荷となっていた英豪リオティントなどの資源株やエネルギー株が下げ幅を縮めたのも、指数の支えとなった。

    FTSEの構成銘柄では、前週公表した2023年12月通期決算を踏まえて一部金融機関が目標株価を引き上げた自動車保険のアドミラル・グループが4.86%高と上昇率トップ。アントファガスタが3.14%高、製薬会社ヒクマ・ファーマシューティカルズが2.94%高と続いた。

    一方、保険会社セント・ジェームズ・プレイスは3.55%安、エネルギー大手SSEは2.24%安だった。

    FTSE100種指数の構成銘柄以外では、家電量販の英カリーズ株の下落が目立った。カリーズに買収を提案していた米投資ファンドのエリオット・マネジメントが、買収への取り組みから撤退すると11日に公表したことが売り材料となった。
     
     
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 17746.27(-68.24)

    11日のドイツ株価指数(DAX)は続落し、前週末比68.24ポイント(0.38%)安の1万7746.27で終えた。米半導体株安を受け、半導体大手の独インフィニオンテクノロジーズ株が下落した。ソフトウエアのSAP株も下げるなど、テクノロジー関連の銘柄に売りが優勢だった。

    一部金融機関が目標株価を引き下げたと伝わった自動車部品のコンチネンタルの株価下落も目立った。一方で、不動産関連株には買いが入った。 

    個別では、自動車部品大手コンチネンタルが4.53%安、化学品商社ブレンタークが2.76%安、通販大手ザランドが2.52%安と売られた半面、不動産大手ボノビアが2.79%高、製薬大手バイエルが2.07%高と買われた。

     

     

    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 8019.73(-8.28)

    フランスCAC40種指数は0.10%安だった。米消費者物価指数(CPI)の発表を12日に控えて動きづらい展開となった。





     

03月12日 毎日コラム
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