日経平均株価 | 38,701.90 | -111.68 | 12/20 |
TOPIX | 2,701.99 | -11.84 | 12/20 |
マザーズ | 624.89 | -5.96 | 12/20 |
NYダウ平均 | 42,342.24 | +15.37 | 12/20 |
ナスダック総合 | 19,372.77 | -19.92 | 12/20 |
23日のNYダウ工業株30種平均は4日続落し、前日比486ドル27セント(1.6%)安の2万9590ドル41セントで終えた。6月に付けた年初来安値(2万9888ドル78セント)を下回った。
米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制のために金融引き締めを急速に進めることで、景気後退を招くとの懸念が市場では根強い。景気懸念を背景に、株価は8月半ば以降、下落基調をたどっている。FRBは今週開いた金融政策会合で、0.75%の大幅利上げを3会合連続で決めたほか、利上げへの積極姿勢を改めて示したことから、株式市場で売りが続いている。
23日は欧州の主要株式相場も軒並み大幅に下げ、世界的な株安となった。英政府が23日に大規模な減税策と国債の増発計画を打ち出し、財政悪化やインフレ長期化懸念で英長期金利が急騰した。米国債にも売りが波及し、米10年債利回りは一時3.82%と2010年4月以来、12年ぶりの水準に上昇した。米企業業績の逆風となるドル高も進んだ。
FRBは来年にかけても利上げを継続し、24年も政策金利を高い水準で据え置く方針を示している。欧州中央銀行(ECB)もインフレ抑制を優先する姿勢だ。すでに欧州景気は悪化が見えており、23日発表の9月のユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI)は好不況の分かれ目である50を3カ月連続で下回った。世界景気の悪化を受け、米原油先物相場は一時、1月以来の安値を付けた。
ダウ平均のこの日の下げ幅は、一時800ドルを超えた。ただ、引けにかけて買い戻しが入り、終値ベースでは弱気相場入りは免れた。日系証券関係者は、景気懸念が続く中「株価は引き続き下落基調をたどりやすい」との見方を示した。
市場では先安観も広がり、ゴールドマン・サックスは22日、S&P500種株価指数の年末の予想を従来の4300から3600に引き下げた。「投資家の大多数が経済のハードランディングが避けられないとの見方を受け入れている」と指摘した。投資家心理を測る指標である米株の変動性指数(VIX)は一時3カ月ぶりに30を上回った。
ダウ平均は週間では1232ドル下落した。構成銘柄では航空機のボーイングや建機のキャタピラーなど景気敏感株の売りが目立った。原油安で石油のシェブロンも大幅安。長期金利上昇で相対的な割高感が強まった高PER(株価収益率)のハイテク株も下げた。
S&P500種は前日比64.76(1.7%)安の3693.23で終えた。一時は3647.47まで下落し、年初来安値(3666.77)を下回った。
ナスダック総合株価指数は4日続落し、前日比198.879ポイント(1.8%)安の1万0867.926で終えた。動画配信のネットフリックスや電気自動車のテスラなどの下げが目立った。
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