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日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


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    [概況]

    25日東京時間の外国為替市場において、米ドル円は上値の重い展開となった。昨日NY時間に米ドル全面高の展開となるなかで、上値の重かった112.00円の大台を突破したものの、その勢いを保持できずに再度111円台へと押し戻されたことで、テクニカル的な観点から弱気な見方が優勢となった模様。
     
    正午過ぎには日銀金融政策決定会合の結果が公表され、これまで「当分の間」としていた現在の緩和的な金融環境の期間を「少なくとも2020年の春ごろまで」とする等、フォワードガイダンスに変更が加えられていた。
     
    その他、三ヶ月に一度まとめられる展望レポートは、GDP見通しや物価見通しが軒並み下方修正され、全体的にはハト派寄りの結果であった。ただ、それも市場予測の範囲内のものととられたようで、米ドル円の動意には結びつかなかった。今週ここまでの推移は112.00円の大台における上値の重さが際立たせるものとなっており、引き続き同水準では戻り圧力が強まることが予想される。
     

    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    日経平均株価の終値は2万2258円と、昭和の末(1989年1月6日)から26%下落した。平成はバブル崩壊に始まり、長引くデフレ、リーマン・ショック、その後のアベノミクスなどを経た波瀾(はらん)万丈の30年だった。
     
    今週は、堅調となった。
    大型連休を控えて模様眺めムードは強かったものの、業績関連のニュースが出始めたことで個別物色が活況だった。
    米国株も高値圏を維持する中、底堅い展開が続いた。日銀の金融政策決定会合では、フォワードガイダンスが修正されたことなどがサプライズとなり、日経平均は年初来高値を更新。一方、日米で決算を材料に大きく下げるものも散見されたことから、後半は市場の空白リスクを意識した売りにも押された。
    日経平均は週間では58円の上昇となり、週足では2週連続で陽線を形成した。
     
    7日(火)から5月相場がスタートする。
    休場の間に中国4月製造業PMIや米アップル決算、FOMC、米4月雇用統計など、多くの注目材料を海外で消化するスケジュール。
    好材料、悪材料はある程度相殺されるだろうが、連休明けはそれなりに振れ幅の大きい展開が予想される。ただし、空白を埋めた後は、比較的強い動きになると予想する。
    改元で祝賀ムードも高まりやすい中、連休中の消費活況などのニュースが多く出てくれば、市場の楽観ムードが高まる展開も期待できる。海外市場が暴落するようなことがなければ、連休明けも上昇トレンドには変化なしと考える。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(26日現在)
     
    23043.66  ボリンジャー:+3σ(13週)
    23004.05  ボリンジャー:+3σ(25日)
    22789.03  ボリンジャー:+2σ(26週)
    22710.00  均衡表雲上限(週足)
    22606.98  ボリンジャー:+2σ(25日)
    22503.39  ボリンジャー:+2σ(13週)
    22397.78  均衡表雲下限(週足)
     
    22258.73  ★日経平均株価26日終値
     
    22240.75  6日移動平均線
    22210.66  均衡表転換線(日足)
    22209.91  ボリンジャー:+1σ(25日)
    22169.11   新値三本足陰転値
    22034.22  ボリンジャー:+1σ(26週)
    21963.13  ボリンジャー:+1σ(13週)
    21884.79  200日移動平均線
    21812.84  25日移動平均線
    21637.25  均衡表転換線(週足)
    21637.25  均衡表基準線(日足)
    21422.87  13週移動平均線
    21415.77  ボリンジャー:-1σ(25日)
     
     
    ローソク足は下ヒゲを出して底値での買い需要を確認した後に、陽線を引いて終了。終値ベースは上向きの5日移動平均線を超過し、短期上昇トレンドの継続を示唆した。
     
    5日線が再び上向くなか、25日線による200日線超えも視野に入って来ている。
    日足の一目均衡表では、三役好転の形状を維持しながら、転換線レベルを終値ベースで確保したほか、ボリンジャーバンド(25日ベース)では、ザラ場で+1σを下回ったが大引けでは+1σ上に復帰し、買い手優位の形状を維持した
     
     
     
    【株式分割】
     (26日大引け後 発表分)
     
    ■DTS <9682>
    6月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
     

    【大引け概況】
    平成最後の取引となった26日の日経平均株価は反落した。前日比48円85銭安の2万2258円73銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:39 容量:14.55M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    明日27日からの10連休を目前にして全般買い手控え姿勢が強まるなか、半導体関連銘柄への売りが全体相場の足を引っ張るかたちとなった。
     
    主な半導体銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下落や、売上高予想を下方修正したインテル株が時間外取引で大幅安となったのをきっかけに、半導体関連株の先行き不透明感が意識された。今期5割を超える営業減益見通しを示したアドテストが急落したほか、東エレク、スクリンやSUMCOなど関連株に売りが出た。ファナックや安川電といった中国関連株にも売りが出て、日経平均は下げ幅を200円あまりに広げる場面があった。
     
    日経平均は大引けにかけて下げ渋った。午前の相場下落を受けて日銀が株価指数連動型上場投資信託(ETF)の買い入れに動くとの観測が浮上。連休前に日計りで取引する個人など一部の投資家が株価指数先物などの売り持ちを手じまう買い戻しを入れ、相場の支えとなった。
     
    JPX日経インデックス400は小幅に反落した。終値は前日比10.68ポイント安の1万4390.83だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、2.35ポイント安の1617.93で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆5756億円、売買高は13億1805万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1325と、全体の約6割だった。値上がりは731、変わらずは84だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)はその他製品、電気機器、小売業が下落し、情報・通信業、医薬品、卸売業は上昇した。
     
    個別銘柄では、次世代通信規格「5G」関連のアンリツは12%あまり下落した。また、20年3月期の連結業績予想で2ケタ減益予想を発表したMARUWAが一時ストップ安に売られた。このほか、任天堂のほか、ユニファミマやZOZO、オリエンタルランド、昭和電工、オムロン、シャープ、JR東海が売られた。
     
    半面、19年3月期の連結最終利益予想を上方修正した森永乳業が大幅高し、川崎汽船、日本郵船、商船三井の海運株も堅調に推移した。富士電機、京セラ、ヤフー、第一三共など医薬品の一部が上昇した。日野自動車、ファンケルが個別に買われた
     
    東証2部株価指数は3日続伸した。前日比16.25ポイント高の6911.33ポイントだった。出来高4126万株。値上がり銘柄数は186、値下がり銘柄数は232となった。
     
    個別ではトリニティ工業がストップ高となった。ASTIは一時ストップ高となった。エプコ、スリープログループ、北日本紡績、鶴弥、大興電子通信など8銘柄は年初来高値を更新した。平和紙業、大丸エナウィン、セーラー万年筆、あかつき本社、浜井産業が買われた。
     
    一方、KHC、クレアホールディングス、テクノ菱和、ワイズテーブルコーポレーション、ファーマフーズなど19銘柄が年初来安値を更新した。アクロディア、エスティック、天昇電気工業、キャピタル・アセット・プランニング、東邦化学工業が売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比4円63銭高の3453円10銭だった。
    前日の米国市場におけるNYダウ下落や為替の円高推移を背景に利益確定の売りが先行したものの、26日の日経平均株価が下げ渋ったのに歩調を合わせ新興企業株には押し目買いが入った。10連休を翌日に控えて手じまい感が広がる中、新興企業市場では決算発表などを踏まえた個別物色が目立った。
    市場では「新規株式公開(IPO)がひとまず一巡し、資金が回りやすくなった面もある」との声があった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で379億円、売買高は7450万株だった。
    値上がり銘柄数は305、値下がり銘柄数は292となった。

    個別では、タツミが一時ストップ高となった。ウエストホールディングス、UTグループ、Shinwa Wise Holdings、No.1、GMOペパボなど18銘柄は年初来高値を更新した。大塚久美子社長が、お家騒動で決裂して以降初めて、父・勝久氏に和解を求める方針を固めたと一部メディアで報じられた大塚家具11%高となり、値上がりトップとなったほか、西川計測、日邦産業、ABホテル、愛光電気が買われた。
     
    一方、環境管理センターが一時ストップ安と急落した。太洋基礎工業、地域新聞社、博展、ブロッコリー、ナフコなど21銘柄は年初来安値を更新した。エイアンドティー、プラマテルズ、リーダー電子、GMOフィナンシャルホールディングス、日本アンテナが売られた。


    東証マザーズ指数は4日続伸した。前日比0.50ポイント高の944.63ポイントだった。
    前日の米株式市場でNYダウが134ドル安と続落するなか、為替相場が前日の取引時間中に比べて円高方向に振れていることも重しとなり、朝方からマザーズ市場には利益確定の動きが先行した
    その後、押し目買いの動きがみられた。ただ、値動きのある個別銘柄に売り買いが集中する方向感のない展開が続いた。投資家が連休前でポジション整理を進めているため、総じて売買は膨らまなかった。
    市場関係者からは「東証1部の決算発表も本格化しているので、個人投資家の資金がそちらに流れた」との指摘も出た。
    売買代金は概算で929.58億円。騰落数は、値上がり124銘柄、値下がり140銘柄、変わらず18銘柄となった。

     
    25日に新規上場し、きょうが上場2日目だったトビラシステは公募・売り出し(公開)価格2400円の約2.3倍となる5420円の初値を付けた。終値は初値を上回る5600円だった。
     
    個別では、カオナビが一時ストップ高となった。リックソフトなど2銘柄は年初来高値を更新した。エードット、霞ヶ関キャピタル、リネットジャパングループ、チームスピリット、Amaziaが買われた。
     
    一方、アズーム、ユナイテッド&コレクティブ、ビリングシステム、アクセルマーク、Aimingなど15銘柄が年初来安値を更新した。グッドスピード、ソケッツ、AppBank、SOU、グローバルウェイが売られた。

     

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比172円61銭安の2万2134円97銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、13.32ポイント安の1606.96で始まった。
    前日の米国株安や円高を嫌気し下落した前場の流れを引き継ぎ、輸出株などに売りが続いている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はともに軟調となっている。
     
    外国為替市場では、1ドル=111円60銭近辺で推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調な値運びとなっている。
     
    ゴールデンウィークの大型連休を前に積極的な押し目買いの動きは乏しかった。東証1部の値下がり銘柄は前場は全体の8割弱、対して値上がり銘柄は2割弱となっている。
    平成最後の取引での株高に期待する向きもあったが、ひとまずは海外市場の動向、個別の決算への対応と持ち高調整に専念せざるを得まい。
     
    個別では、任天堂に売りが膨らみ、アンリツ、アドバンテスも下押している。キーエンス、ファナック、ソニーがさえない。ZOZOが値を下げ、ソフトバンクGは安値圏でもみ合っている。
    半面、京セラがしっかり。SMCは小幅高。ファーストリテが強含み。ヤフーは堅調。
     
    ランチバスケットは360億円、差し引き50億円の売り越しとの観測。
     


    「名作の錦湧兆で平成の最後の場」
     
    1989年1月9日にスタートした平成相場。
    日経平均終値は前日比469円高の30678円。
    前場の日経平均終値は22155円。
    結局30年あまりの時間をかけて約8500円という大きな陰線となる。
    因みに昭和の日経平均のスタートは1949年5月16日の採用銘柄の単純平均株価176円21銭。
    ということは40年かけて約3万円の大きな陽線。
    この違いは大きい。
     
    そんな平成最後の日の日経朝刊の見出しは「野村、10年ぶりの赤字。大和なども4割超減益」。
    証券会社が平成時代に栄枯盛衰を迎えた歴史にふさわしい見出しだ。
    「対面販売の事業モデルを改革できなかった」という解釈が登場している。
    平成の最初の頃には「社会人1年生の娘さんのボーナスが100万を超えて父親が嘆いた」なんて声もあった。
    「ものを作らず汗を流さず、お金を右から左に動かすだけで高給を取っている」と批判されたこともあった。

    そんなことは今は昔。
    昭和にあったものの多くが平成にはなくなってしまった。
    「飲み会は交際費、飲み会の帰りのタクシーチケット、万札振って捕まえるタクシー、深夜残業、休日出社あたりまえ」。
    高給の裏側ではそれなりに皆激務に耐えていたのだが、今では見える現象ばかりがクローズアップされる。
     
    一方で日陰者の存在だった罫線屋さんが「チャーチスト」とか「テクニカルアナリスト」と改名。
    インターネット証券の画面に写すものがなかったからチャートを出していたおかげで今ではそれなりの地位を得た。
    せいぜい財務部の御用達程度の仕事しかなかった両替商は今はFX業者として市場の中核。
    間違いなく時代の変化と風景の変化だ。
    なかなか渡りきれない鎧橋でなんとか隔たっていた人形町・蛎殻町。
    まもなく兜町と一緒になる気配。
    まさに変遷だ。
     
    結局1997年の金融ビッグバンは何だったんだろうというのが平成の歴史でもある。
    閉鎖的だった東京金融市場を開放し、そこで外資マネーを儲けさせただけ。
    低金利で国民金融資産が伸びなくなった代償も国家や銀行を救っただけ。
    シニカルに見ればそんなところだろう。
    もしも平成を通じて金利が6%だったと仮定すると・・・。
    預貯金金利だけで国民の資産は32倍になっている計算だ。
     
    平成相場の最後にはやはり永遠の名作「寿司処 ?錦湧兆?」。
    平成時代の市場での投資家像と環境の変化を見事に移している。
    初めてお目にかかってからはもう20年近くの時間が経過した。

    店主 へい!らっしゃい!
     
    お客 変わった名前のお店だね、なんと読むんだい?
     
    店主 へい、錦湧兆(きんゆうちょう)と申しましてね、これは字はちょっと違うんですけれど、オカネがどんどん湧いてきて、兆単位までたまるような景気のいい名前をつけてやれということで、こういう名前にさせていただいております。
     
    お客 わかったよ。おやじ、今日のおすすめは何だい?
     
    店主 へい、今日はマグロ、イカ、タコ、ハマチにアナゴ、エビ、イクラ、アジ、アカガイにシマアジ、ってところですね。
     
    お客 ずいぶんいっぱい言ってくるね。迷っちゃうじゃねえかよ。
     
    店主 すいませんねぇ。今度からお上の指導でどれが一番良いかなんてことをお勧めしちゃいけないんですよ。
     
    お客 しょうがねぇなぁ。それでもすし屋かよ。じゃ握りの並でももらおうか。これならプロが選んだお勧めになってんだろ。
     
    店主 へい、こちらご覧ください。「並」の注意書きです。
     
    お客 なんだい、こりゃ?
     
    店主 へい、お上の指導で。
     
    お客 すごい厚さだなぁ。しかも字、小せぇし。こんなの誰が読むんだぃ?
     
    店主 もちろんお客さんですよ。あと、ちょっとこちらの下の方のリスクのとこをお読みいただきたいんですが。
     
    お客 リスクねぇ。おいおい、ここの「鮮度が落ちたネタを使った場合、食中毒になり死亡する恐れがあります」って書いてあるけど大丈夫かよ、これ。
     
    店主 いや〜お客さん、そういうつもりじゃないんだけど、お上の指導で、すべてのリスクを全部十分に説明しなきゃいけないってことになっちゃったんですよ。
     
    お客 おまけに、なんだいこりゃ。「使用しているイカのなかには体長15メートルを超える種類もあり、巻き付かれると死亡する恐れがあります」
     
    店主 いや、そうじゃなくて、イカにはそういう種類もあるし、万が一そういう事もあるかもしれないからちゃんと説明しておけって、お上の指導で・・・
     
    お客 わかったよ、「並」はもういいから、じゃ「ちらし」もらおうか。
     
    店主 はい、こちらがちらしの注意書きです。
     
    お客 あ〜、こっちもかよ。とにかく、ちらしね。
     
    店主 じゃ、注意書きの受領書に印鑑をお願いします。
     
    お客 なんだよ、印鑑って。
     
    店主 いやぁ、あとで読んでないって、トラブルになるケースがあるからってんで、うちのかかあがハンコもらっとけって・・・。うちの責任じゃないってことをお客さんも承知しているってことで。
     
    お客 まったくいちいちうるせえなぁ。じゃ、おまかせで握ってもらおうか。しかし、向かいの回転寿司は流行ってるね。
     
    店主 あっちのお店は職人がおりませんで、機械が自動的に注文をさばくようになってるんですよ。集まってんのは、毎日朝から晩まで居る連中ばかりですよ。まぁ、旬のもの、今どこの産地のがうまいか、わかる人にはいいかもしれませんけどね。近頃はいろんな情報がインターネットってやつで流れてますからね。
    けどね、回ってる皿のなかにゃ腹こわしそうなとんでもねぇのも混じってるわけで、それを見てる暇のある人ならいいんですけどね。普通の勤め人にはそこまでやる暇はないでしょ。それに、ネタを卸してるやつがいいかげんな噂話を流してるってこともあるみたいですけど。
     
    お客 あっちの店は注意書はないのかよ。説明するやつがいないじゃないか。
     
    店主 いえ、店の入り口に注意書きの張り紙ってものがありまして。んで店を入る時にボタンを押して入ると。ボタンを押したら、注意書きを読んだってことになるって寸法らしいんですよ。
     
    お客 なんだそりゃ。
     
    店主 さぁ〜てねぇ。お上があれでいいって言ってるから、仕方ないですよ。
     
    お客 こっちはハンコまで押さなきゃなんないの?
     
    店主 ええ、すし屋はうそつきが多いってんでね、世間様の評判ですから。
     
    お客 うそついてちゃ、次からお客さんが来ねぇだろ。
     
    店主 たしかに、店によっちゃ食中毒出したりした店も、ありますから。でも全部のすし屋が同じだと思われちゃ、困ったもんですよ。
     
    お客 まったくなぁ、じゃトロ握って。
     
    店主 サビはどうします?
     
    お客 入れるに決まってんだろ。サビ抜きなんて、ガキじゃねぇんだから。
     
    店主 いや、お上の指導で、これからは注文の際に、数、ネタの量、ワサビの有無、細かいところまで正確に言ってくれないと握れなくなっちゃったんですよ。
     
    お客 か〜っ、しょうがねぇなぁ。
     
    ──そんなこんなで、ようやく寿司が出てまいりました。
     
    お客 うまいね!いいネタだ。腕もいいね。もう1個、トロお願い。
     
    店主 すみませんね、お客さん。あまり同じもんばっかり注文してもらうと、大量推奨販売じゃないかって調査が来ちゃうんですよ。カンベンしてください。
     
    お客 なに?
     
    店主 ほら、あそこに監視カメラがあるじゃないですか。あれで見てるんですよ。
     
    お客 なんだかなぁ。もう食う気しねぇよ。じゃ、上がり。
     
    店主 へい、毎度ありがとうございます。お客さん、ところで来月から席料3000円いただくことになりましたんで。
     
    お客 おい、なんだそりゃ。
     
    店主 いえね、お上の指導で、ラップなんたらというやつで、お客さんの健康管理に気を配った出し方しろってんですよ。おまかせにしちゃうと食い切れねぇ量を出すすし屋が多いんで、食べる量に関係なくお勘定をいただく。するってぇとお客さんが注文を出さなくても、ウチはそこそこ儲かるって寸法で。
     
    お客 それじゃ、まるでぼったくりじゃねぇか。
     
    店主 でもね、お客さんが昨日何を食べたのか、体調はどうか、あと何年生きたいのか、明日の予定も聞いて握りますから。健康管理にはもってこいですよ。
     
    お客 ばかやろう、余計なお世話だい。すし屋はな、何がいま美味しいのか教えてくれて、上手に握ってくれりゃいいんだよ。まずけりゃ二度と来ねぇんだから。
     
    店主 ところでお客さん、お仕事なんでしたっけ?
     
    お客 おれは漁師だよ。
     
    店主 あ〜早く言ってくれなくちゃ。まさかマグロ漁師じゃないでしょうね。いえね、お上の指導で内部者登録って今度から必要になったんで、注文するときには、自分の産地の魚じゃないって書類にハンコをもらうことになってるんですよ。
     
    お客 わかったよ、この店とは縁切りだよ。
     

    (櫻井)

    26日前引けの日経平均株価は反落した。前日比152円34銭安の2万2155円24銭で取引を終了した。東証株価指数(TOPIX)は12.68ポイント安の1607.60だった。
     
    明日27日からの10連休を目前にして全般買い手控え姿勢が強まるなか、米半導体株安が嫌気され、東エレクなどの関連株に売りが波及した。中国で景気対策への期待が後退したとして上海株式相場が軟調に推移していることも投資家心理を冷やした。
     
    25日に主な半導体銘柄で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落したほか、取引終了後に四半期決算を発表したインテルが時間外取引で大幅安となった。
    半導体関連銘柄に安いものが目立っている。今期業績の大幅減益予想が嫌気されアドバンテストが一時前日比10%超と急落したほか、東京エレクトロンやSCREENホールディングス、SUMCO、信越化学工業などが値を下げ、日経平均は下げ幅を一時200円あまりに広げた。
     
    ただ、前引けにかけ下げ渋った。外国為替市場で円相場が1ドル=111円台後半まで伸び悩んだことに歩調を合わせて、株価指数先物に断続的な買いが入った。市場では「10連休前とあって日計り取引が多く、下値が堅いとみた個人やヘッジファンドなどの一部が先物を買い戻したようだ」との声が聞かれた。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆2073億円、売買高は6億3255万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1692と、全体の8割弱を占めた。値上がりは384、変わらずは63だった。
     
    JPX日経インデックス400も反落した。
     
    業種別では33業種中30業種が下落し、上昇は海運、精密機器、医薬品の3業種にとどまった。値下がり1位は非鉄金属で、以下、鉄鋼、金属製品、証券・商品、石油・石炭、電気機器と並んだ。
     
    個別銘柄では、次世代通信規格「5G」関連とされるアンリツは15%あまり急落した。ファナックや安川電、日立建機といった中国関連が下げたほか、任天堂も売りが優勢だった。
    ZOZO、オリエンタルランド、昭和電工、オムロン、シャープが売られている。
     
    半面、19年3月期の連結最終利益予想を上方修正した森永乳業をはじめ、京セラ、ヤフー、第一三共、日野自動車が堅調な推移となっている。郵船や商船三井が高い。第一三共、ファストリが上昇した。
     
    東証2部株価指数は3日ぶり反落した。前日比24.77ポイント安の6870.31ポイントだった。
    出来高2587万株。値上がり銘柄数は127、値下がり銘柄数は262となった。
     
    個別ではKHC、クレアホールディングス、ワイズテーブルコーポレーション、ファーマフーズ、ケー・エフ・シーなど18銘柄が年初来安値を更新した。アクロディア、エスティック、キャピタル・アセット・プランニング、天昇電気工業、東邦化学工業が売られた。
     
    一方、エプコ、スリープログループ、北日本紡績、鶴弥、ASTIなど7銘柄が年初来高値を更新した。ICDAホールディングス、大丸エナウィン、浜井産業、マイスターエンジニアリング、日本精鉱が買われた。

     


    日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比8円16銭安い3440円31銭だった。日経平均株価が下落したことで新興市場でもリスクを回避する動きが優勢となった。
    大型連休を目前に、時価総額の大きい銘柄を中心にポジション調整の売りが多い。
    市場からは「大型連休を前に押し目を拾おうとの意欲も薄い」との声が聞かれた。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で195億円、売買高は3870万株
    値上がり銘柄数は216、値下がり銘柄数は361となった。
     
    個別では、環境管理センターが一時ストップ安と急落した。太洋基礎工業、地域新聞社、博展、ブロッコリー、ナフコなど17銘柄は年初来安値を更新。プラマテルズ、エイアンドティー、医学生物学研究所、レイ、santecが売られた。
     
    一方、タツミが一時ストップ高となった。ウエストホールディングス、GMOペパボ、環境管理センター、GMOアドパートナーズ、小田原エンジニアリングなど12銘柄は年初来高値を更新した。西川計測、ナガオカ、タカギセイコー、カーディナル、佐藤渡辺が買われた。
     


    東証マザーズ指数は4日ぶり反落した。前日比9.51ポイント安の934.62ポイントだった。
    大型連休を目前にしたポジション調整の売りが膨らみやすく、全般は軟調な展開だった。値動きの軽い低位株や直近IPO銘柄など指数に直接影響の少ない銘柄を中心にした個別物色となっている。
    値上がり銘柄数は61、値下がり銘柄数は211となった。

     
    個別ではアズーム、ユナイテッド&コレクティブ、ビリングシステム、アクセルマーク、Aimingなど15銘柄が年初来安値を更新した。ハウテレビジョン、グッドスピード、SOU、ソケッツ、AppBankが売られた。
     
    一方、リックソフト、カオナビが年初来高値を更新した。霞ヶ関キャピタル、シリコンスタジオ、エードット、アセンテック、ネットイヤーグループが買われた。

     

    【寄り付き概況】

    26日の日経平均株価は、前日比140円10銭安の2万2167円48銭と反落してスタート。
    前日の米株式市場でNYダウ平均株価が続落したことや、外国為替市場での円高・ドル安進行を嫌気して東京株式市場は売りが優勢となっている。
     
    また、前日の米株式市場で、主な半導体関連銘柄で構成される米フィラデルフィア半導体指数(SOX)が1.8%下落していることを受け、東京株式市場の半導体関連銘柄にも売り圧力が強まっている。午前9時時点の東京外国為替市場では、1ドル=111円50銭近辺での推移となっている。
     
    経済産業省が、取引開始前に発表した3月鉱工業指数(速報)は、生産が前月比0.9%低下し、市場予想平均の前月比変わらずを下回った。
     
    寄り付き時点で業種別では、値下がりで目立つのは石油・石炭、証券商品先物、その他製造、非鉄、電機、保険、パルプ・紙、機械、化学などとなっている。一方、値上がりは医薬品の1業種となっている。
     
    個別では、アドバンテス、ソニー、村田製、任天堂が売りに押され、ソフトバンクGも値下がり。トヨタが下落し、ホンダは小安く、ブリヂストンは軟調となっている。
    半面、ファーストリテが高く、KDDI、リクルートHDは堅調。武田が買われ、第一三共はしっかり。三井不が上げ、菱地所も締まっている。
     
    225先物は、みずほ・SBI・野村・GS・クレディ・ドイツが買い越し。
    アムロ・バークレイズ・ソジェン・三菱・シティが売り越し。
    TOPIX先物はSBI・クレディ・バークレイス・UBSが買い越し。
    ソジェン・パリバ・みずほ・野村・メリル・JPが売り越し。
     
    テクニカル的には、ヒノキヤ(1413)、日清粉(2002)、日ハム(2282)、キューブシス(2335)、ティア(2485)、Vコマース(2491)、ハウス食(2810)、神戸物産(3231)、野村不(3231)、フィックスター(3687)、デンカ(4061)、日立化成(4217)、ネクシーズ(4346)、参天(4536)、ツムラ(4540)、ソフトバンクテク(4726)、サイバーエ(4751)、エステー(4951)、藤コンボ(5121)、東京製鐵(5423)、東洋機(6210)、アマノ(6436)、モリタ(6455)、山洋電(6516)、船場(6540)、エレコム(6750)、ネットワン(7518)、インタアク(7725)、バンナム(7832)、象印(7965)、ブラインド(7989)、内田洋(8057)、キング(8118)、ミツウロコ(8131)、京急(9006)、京成(9009)、京阪(9045)、ドーム(9681)が動兆。
     

     


    「宇宙規模」
     
    NY株式市場で主要3指数はまちまちの動き。
    NYダウは続落。
    NASDAQは反発し史上最高値を更新した。
    前日に決算発表を行ったファイスブック、マイクロソフトが上昇。
    素材の3M、半導体のザイリンクスが下落。
    アマゾンは引け後に発表した第1四半期決算は利益が市場予想を上回り時間外で1.7%上昇。
    インテルは第2四半期の売上高見通しがアナリスト予想を下回り、株価は時間外で7%下落。
    新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比3万7000件増の23万件。
    2017年9月上旬以来の大幅な増加。
    耐久財受注はコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が前月比1.3%増。
    2018年7月以来の大幅な伸びで着地。
    金額ベースでは700億ドルと過去最高水準となった。
    週末のGDP速報値を待っているのが債券市場。
    10年国債利回りは2.56%水準と小幅に上昇。
    ドル円は111円台後半での推移。
    英国のEU離脱を巡るメイ英首相と労働党との協議が行き詰まったとの報道でポンドは下落。
    恐怖と欲張り指数は71に低下。
     
     
    木曜の日経平均は反発。
    寄り付き17円安、終値107円高で日足は陽線。
    日銀金融政策決定会合は通過。
    「当分の間」としていた低金利政策を「少なくとも2020年春ごろまで」と明確化。
    金融政策に対する不透明感が後退し後場一段高となった。
    株安の木曜の今年5勝目。
    日経平均は終値ベースの年初来高値を更新した。
    東証1部の売買代金は2兆2781億円と2兆円台キープ。
    値上がり1578銘柄、値下がり489銘柄。
    新高値86銘柄、新安値88銘柄。
    ココが今ひとつだ。
    騰落レシオは94.99。
    NT倍率は13.77倍。
    25日線からは2.4%、200日線からは1.9%のプラスかい離。
    残念なのが今週中のゴールデンクロスはなかった。
    その差は約95円。25日線は1日25円程度上昇しているのでもう少しだ。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.903%。買い方▲9.804%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.100%。
    買い方▲16.470%。
    空売り比率は46.1%で37日連続の40%超。
    日経HVは10.0。日経VIは15.86。
    日経平均のPERは12.65倍でEPSは1763円に低下。
    PBRは1.14倍。
    シカゴ225先物終値は大証日中比150円安の22200円。
    高値22355円、安値22150円。
    ダウ輸送株指数の大幅安とSOX指数の下落がやや効いている格好。
    月足陽線基準は21509円。
    週足陽線基準は22217円。
    週足陽線かどうかの瀬戸際だ。
    昨日同様ボリンジャーのプラス1σ(22175円)がサポート。
    プラス2σは22563円と高い。
    名実ともに平成最後の取引日。
    令和の時代へのバトンタッチ、ペイ・フォワードの日。
    気学では「安値にある時は小底入れを見る日」。
     
    東証投資主体別売買動向4月第3週
    外国人3週連続買い越し(5534億円)
    個人3週連続売り越し(3116億円)
    信託銀行4週連続買い越し(239億円)
    海外勢が3週連続で日本株を買い越すのは昨年9→10月以来およそ7カ月ぶり。
    東証マザーズ投資主体別売買動向、
    外国人3週ぶり買い越し(29億円)
    個人3週連続買い越し(19億円)
    ジャスダック投資主体別売買動向
    外国人2週ぶり買い越し(37億円)
    個人2週ぶり売り越し(24億円)
     
    日銀黒田総裁が打ち出した新基軸が興味深い。
    現状は日銀が国債もETFも保有額が増大。
    国債は60兆円、ETFは28兆円。
    そこで出たテーマが(1)金融機関への資金供給の円滑化(2)市場機能の確保。
    奇妙なのは「銀行が自己査定で正常先としている企業向け債権も担保可能」。
    「銀行が「大丈夫です」といえばそれを担保にするというのだからすごい。
    コソ泥が警官を兼ねたようだ、といっては言葉は悪いが、そんな印象だ。
    そしてETFを証券会社に貸出して値付けをしやすくするという方向。
    ETFの最大の持ち手がそのETFを貸してマーケットメイク。
    ETFの循環取引みたいな印象だ。
    もっとも「低下した流動性を回復させよう」という趣旨は悪くない。
     
    米軍は「UFO(未確認飛行物体」を目撃したら報告」という指針を作るという。
    不可解な現象として無視するのではなく、公式に記録を残す方向。
    最近UFOを目撃するパイロットが増えているからだという。
    コメントは「過去に米軍兵士が宇宙人が乗る飛行物体と遭遇したと認めるわけではない」。
    ということは「認めないわけではない」とも読み替えられるのだろうか。
    火星での地震波を発見したり、UFOの公式記録化が行われたり・・・。
    話は地球規模から宇宙規模になってきた。
     
     
    NYダウは134ドル安の26462ドルと続落。
    NASDAQは168ポイント高の8118ポイントと反発。
    過去最高値を更新した。
    S&P500は1ポイント安の2926ポイントと続落。
    ダウ輸送株指数は253ポイント安の10845ポイントと大幅安。
    SOX指数は1.81%の下落。
    VIX指数は13.23。
    3市場の売買高は66.4億株。
    225先物CME円建ては大証日中比150円安の22200円。
    ドル建ては大証比130ポイント安の22220ポイント。
    大証夜間取引終値は日中比140円安の22210円。
    ドル円は112.62円。
    10年国債利回りは2.534%。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    フロイント産業(6312)・・・動兆
     
    フロイント産業に注目する。
    同社は製薬向け造粒・コーティング装置大手。
    栄養補助食品・医薬添加剤も手がける。
    高薬理活性製剤向けが拡大基調。
    医薬添加剤の需要が急回復。
    今期は減益見通しだが医薬添加剤増勢でリバウンド期待。  
     

    (兜町カタリスト櫻井)

     

    26日の東京株式市場は、軟調な展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2100円-2万2400円。
    現地25日のNYダウが続落した一方、ナスダック総合指数は反発するなど、まちまちの動きだった。東京株式市場は大型連休前で動きづらく、為替もアゲインストの環境下では、ダウ平均の下落を嫌気する流れが強まりそう。
    国内できのう決算を発表した銘柄でも任天堂や野村HDなどがADRで大幅安となっており、楽観ムードが修正されそうだ。大きく下げるようなら押し目では買いが入ると考えるが、水準を下げて始まった後は上値の重い展開が続くと予想する。短期資金による値動きの軽い中小型株への物色が中心になるとみられる。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の半ば(25日終値は111円83−84銭)、ユーロ・円が1ユーロ=124円台の前半(同124円73-77銭)と円高に振れている。対ドルでの円高進行に神経質な動きとなることも予想される。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所終値比150円安の2万2200円だった。
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■スリープログループ <2375>
    上期経常を31%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額。
     
    ■ダイワボウホールディングス <3107>
    前期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も70円増額。
     
    ■リボミック <4591>
    科学技術振興機構と「人工知能技術を用いた革新的アプタマー創薬システムの開発」の委託研究契約、日本医療研究開発機構による難治性疾患実用化研究事業の19年度委託研究開発契約をそれぞれ締結。
     
    ■CIJ <4826>
    今期経常を5%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額。発行済み株式数(自社株を除く)の1.20%にあたる20万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施。また、100万株の自社株を消却する。
     
    ■ナガオカ <6239>
    中国子会社がスクリーン・インターナル(プラント内部装置)を大口受注。受注金額は7.2億円、20年6月期に製造する予定。
     
    ■メディアリンクス <6659>
    前期経常が上振れ着地・今期は58%増益へ。
     
    ■ASTI <6899>
    前期経常を一転8%増益に上方修正・2期ぶり最高益、未定だった配当は10円増配。
     
    ■平和不動産 <8803>
    今期経常は7%増で3期ぶり最高益、前期配当を3円増額・今期は2円増配へ。発行済み株式数(自社株を除く)の2.07%にあたる80万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。また、120万株の自社株を消却する。
     
    ■カワチ薬品 <2664>
    発行済み株式数(自社株を除く)の3.07%にあたる70万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。今期経常は16%増益へ。
     
    ■じげん <3679>
    前期最終を7%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■アカツキ <3932>
    前期経常は29%増で7期連続最高益、今期業績は非開示。
     
    ■ソルクシーズ <4284>
    1-3月期(1Q)経常は2.5倍増益で着地。
     
    ■ブロードメディア <4347>
    前期経常を56%上方修正。
     
    ■ネットワンシステムズ <7518>
    今期経常は13%増益、前期配当を3円増額・今期は5円増配へ。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】

    【国内】
    26(金)
    3月完全失業率(8:30)
    3月有効求人倍率(8:30)
    4月都区部消費者物価指数(8:30)
    3月鉱工業生産指数(8:50)
    3月商業動態統計(8:50)
    3月住宅着工統計(14:00)

    《決算発表》
    ソニー、NTTドコモ、日立、JAL、伊藤忠、村田製、大東建、ヒューリック、豊田織機、デンソー、邦ガス、JPX、CTC、ガイシ、ジェイテクト、三菱電、アイシン精、三井物、小田急、日通、東武、京成、東ガス、M&A、JT、MonotaRO、信越化、コーセー、ポーラオルHD、TOTO、コマツ、マキタ、NEC、エプソン、TDK、アルプスアル、東エレク、京王、JR西日本、ヤマトHD、SGHD、ANA、SCSK、日東電、豊通商、中部電、富士通、SBI
     
    【海外】
    米1-3月期GDP(21:30)
    日米首脳会談(ワシントン)
    《米決算発表》
    エクソンモービル、シェブロン、アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド、ウェアーハウザー、インターパブリック・グループ・オブ・カンパニーズ、エーオン、フランクリン・テンプルトン・インベストメンツ、コルゲート・パーモリーブ
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
     

    [概況]

    NY市場に入り発表された新規失業保険申請件数は予想より増加したが、3月耐久財受注は予想を上回ってドルは若干買われたが、3Mの決算を受けてNYダウが続落して始まるとドルも売られて急落した。
    ドルはNY市場序盤に111円半ばを割れて当日安値111.350円まで下げたが、下値は買われて直ぐに111円後半を回復した。
     
    其の後は株価の下げ幅縮小などにドルも買われて終盤に111.685円まで反発したが、急落前の水準まで戻す事は出来ず、最後は前日比-57.5銭の111.640円と112円を割れて引けた。特段のドル売り材料は無かったが、これから日本が10連休に入るという事もあって、112円台では早めにドルを売っておこうという動きが出たのかも知れない。1月の様な下げか来たら買いのチャンスだと見ている


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    [株価材料]
     
    ■コーセー(4922)
    国内で42年ぶりとなる工場を山梨県に新設する方針を決める 化粧水など主力製品を増産
     
    ■エンビプロ(5698)
    産業設備の処分事業に取り組む新会社を設立 三井住友ファイナンス&リースと共同出資
     
    ■東洋製缶(5901)
    ドローン搭載用スプレー缶を受託製造 噴射機構を開発
     
    ■DMG森精(6141)
    10月に中国で大寸法部品の加工に向く工作機械の生産を開始
     
    ■日立(6501)
    スタートアップ企業に出資するコーポレートベンチャーキャピタルを設立 約160億円の規模で開始
     
    ■日産自動車(7201)
    経営統合で応じぬ場合はルノーが西川氏続投を拒否
     
    ■トヨタ(7203)
    愛知県内に建設していた新テストコースの運用開始 2023年度の本格稼働までに約3000億円を投資
     
    ■三井物(8031)
    米国で燃料電池車向けの水素スタンド事業に参画 トヨタなども協力する米大手企業に13億円融資 スタンド展開を支援
     
    ■三井不(8801)
    海外で物流施設事業に進出 タイ最大級の財閥TCCグループ傘下のデベロッパーと共同事業契約


    25日のNYダウ工業株30種平均は続落し、前日比134ドル97セント安の2万6462ドル08セントで終えた。
     
    工業製品・事務用品のスリーエム(3M)が朝方発表した1〜3月期決算は、中国などで販売が振るわず、1株当たり利益が市場予想を下回った。同社は2019年通期の業績予想を引き下げたほか、2000人の人員削減を発表。ダウ構成銘柄の3Mが寄り付きから急落したことで、ダウ平均も続落して始まった。株価は13%安と急落し、1銘柄でダウ平均を192ドルあまり押し下げた。決算が市場予想を下回ったユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)などにも売りが出た。
     
    ダウ平均は朝方に286ドル安まで下げたが、マイクロソフトのほか、航空機のボーイングなどが買われ下げ幅を縮めた。
    マイクロソフトが前日夕に発表した決算は市場予想を上回る増収増益となり、25日は目標株価を引き上げるアナリストが相次いだ。株価は上場来高値を更新し、時価総額は一時1兆ドルを上回った。
     
    セクター別では、メディアや医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で運輸や自動車・自動車部品が下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は反発し、同16.667ポイント高の8118.682で終えた。マイクロソフトのほか、前日夕発表の決算を受けてアナリストが目標株価を引き上げたフェイスブックなどが買われ23日に付けた過去最高値(8120.822)を上回る場面があった。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    26,462.08−134.97
    S&P500種
    2,926.17−1.08
    ナスダック
    8,118.682+16.667
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,279.70+0.30   
    NY原油(ドル/バレル)
    65.14−0.07
    円・ドル
    111.57 - 111.58−0.26
     

     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は小幅に続落した。
    6月物は前日比20円安の2万2200円で終え、大阪取引所の終値を150円下回った。25日の米株式市場でダウ工業株30種平均が続落し、相場を下押しした。米東部時間の夜間取引では日銀が金融政策決定会合で金融緩和の継続姿勢を明確にし、買われる場面があった。
    安値は2万2150円、高値は2万2355円だった。

     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    22200 ( -150 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    22220 ( -130 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7434.13(-37.62)
    FTSE100種総合株価指数は続落した。前日の終値に比べ37.62ポイント安の7434.13で引けた。
    1〜3月期の企業決算を踏まえ、業績がさえない銘柄を売る動きが中心となった。英通貨ポンドは対ドルで弱含んだが、株式相場の下支えにはならなかった。
    指数構成銘柄全体の約7割が下落した。銀行株が総じて軟調だった。
     
    個別銘柄では、業績を嫌気された金融大手バークレイズは3.6%安を筆頭に、同ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)2.6%安、同ロイズ・バンキング・グループ1.8%安などの銀行株が売られた。
    住宅建設株も売られるなか、テイラー・ウィンピーは5%超下がった。同社は、コスト増を理由に通期の利益率が前年をやや下回るとの見通しを示した。配当権利落ちで保険のリーガル・アンド・ゼネラル(L&G)と鉱業のアントファガスタ、資源商社のグレンコアはそれぞれ大幅安となった。スーパーマーケットのセインズベリーも4%超下落した。英競争当局が25日に、同社と同業アズダの経営統合を阻止すると発表したことが響いた。
     
    半面、航空機エンジン製造大手ロールス・ロイスは1.3%高と締まった。製薬大手グラクソ・スミスクラインも1.0%高と堅調だった。包装のDSスミスと日用品のレキットベンキーザーも買われた。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12282.60(-30.56)
    ドイツ株式指数(DAX)は10営業日ぶりに反落した。終値は前日と比べて30.56ポイント安の12282.60だった。
    個別では、オンライン決済サービスのワイヤーカードは、前日に大幅上昇した反動で、3%超下がった。ドイツ銀行の値下がりも目立った。同行とコメルツ銀行が3月から続けていた統合交渉を打ち切る見通しとなった。タイヤのコンチネンタルも売られた。
     
    一方で、第1四半期の決算を発表した医薬・農薬大手のバイエルは上昇した。鉄鋼のティッセン・クルップも買われた。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5557.67(-18.39)
     

04月26日 毎日コラム
長年の社会経験が相場を見抜く
・・・続き



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