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【市況一覧】
日経平均株価
37,546.87 -532.83 04/19
TOPIX
2,654.42 -23.03 04/19
マザーズ
652.81 -7.06 04/19
NYダウ平均
37,775.38 +22.07 04/19
ナスダック総合
15,601.50 -81.87 04/19


04月01日 マーケットコメント

04月02日 マーケットコメント

04月03日 マーケットコメント

04月04日 マーケットコメント


    今週は、堅調な展開となった。
    前週末の米国株の上昇や中国の3月製造業PMIの好内容を好感して、週初から日経平均は大幅高。新元号発表を楽観ムードで消化した。米中通商協議の進展期待が高まり海外市場もおおむね堅調となる中、週後半には2万1800円台に乗せ、終値ベースの年初来高値を上回るなど、先高期待が高まった。
    日経平均は週間では約601円の上昇となり、週足では陽線を形成した。
     
    さて、来週も堅調展開を想定する。
    決算発表が多く、中でも安川電機やファーストリテイリングなどが大きな注目を集めるだろう。決算発表が多い時期は個別の売買が活況となりやすいことなどから、好材料への反応が強めに出ることで、リスク選好ムードの強い地合いが続くと予想する。
     
    海外ではECB理事会や3月開催のFOMC議事要旨公表が注目される。直近で欧米の経済指標の弱さを理由にグローバルマーケットが崩れる場面もあっただけに、これら中央銀行イベントに対する反応も大きくなりそうだ。
    一方で、米国株には急ピッチな上昇による高値警戒感があることも事実で、米中交渉進展期待が少しでも削がれるとの印象となれば、日米株式相場ともに調整となる懸念もあるだろう。
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(5日現在)
     
    22397.78  均衡表雲下限(週足)
    22178.87  ボリンジャー:+3σ(25日)
    22072.80  ボリンジャー:+1σ(26週)
    22008.57  ボリンジャー:+2σ(13週)
    21940.02  ボリンジャー:+2σ(25日)
    21911.63  200日移動平均線
    21822.04  新値三本足陽転値
     
    21807.50  ★日経平均株価5日終値
     
    21701.16  ボリンジャー:+1σ(25日)
    21577.64  6日移動平均線
    21541.47  ボリンジャー:+1σ(13週)
    21462.31  25日移動平均線
    21406.69  均衡表転換線(日足)
    21385.98  均衡表基準線(日足)
    21282.55  26週移動平均線
    21268.98  均衡表基準線(週足)
    21223.45  ボリンジャー:-1σ(25日)
     
    ローソク足は陽線を引き、3月4日以来の高値水準で取引を終えた。前日に5日移動平均線が25日線を超過して短期ゴールデンクロスを示現した流れを引き継ぎ、本日の5日線と25日線はともに上昇をキープし、来週の強気トレンド継続を示唆する格好になった。
     
    日足ベースの一目均衡表では、転換線が基準線を上抜いて再び三役好転となり、買い手優位が鮮明になった。
    ボリンジャーバンド(25日ベース)では、昨日に続いて+1σを上回って推移し、中心線が上向きを保っていることもあり、来週以降の上値拡張局面入りが期待されるだろう。
     
     
    【株式分割】
    (5日大引け後 発表分)
    ●エクスM <4394> [東証M]
    5月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
     

    [概況]

    5日の東京外国為替市場は、米ドル円がリスク選好姿勢の強まりによって続伸し、高値を111.810円まで伸ばした。リスク選好が強まった理由は以下の2点が挙げられる。1つ目は、トランプ米大統領が不法入国を防ぐため実施するとしていたメキシコとの国境閉鎖を見合わせるという報道で、これにより両国の緊張が緩和したこと。
     
    そして2つ目は、中国の習近平国家主席の「協議は大幅に進展した」という発言だ。この発言は、本日まで米ワシントンで開催されていた米中閣僚級協議の終了を受けたもので、最終合意へ向けた米中首脳会談の開催期待の増進に寄与することとなった。さて、この後は3月米雇用統計の結果に注目だ。
    結果が予想を上回った場合、リスク選好の流れから米ドル円は素直に上昇すると思われる。本日の高値を上抜けた場合の次の目標は節目112.00円だろう。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    【大引け概況】
    5日の日経平均株価は3日続伸した。前日比82円55銭高の2万1807円50銭で取引を終了した。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:38 容量:5.66M

    過去のマーケット動画はこちら
     
     
    日経平均株価は3月4日以来およそ1カ月ぶりの高値水準となった。
     
    前日の米国株市場では米中貿易協議の合意が近いとの観測を背景にNYダウが半年ぶりの高値に浮上しており、為替のドル高・円安も追い風にこれに追随する展開となった。
    海運や機械、電気機器といった景気敏感株に買いが入った。
     
    トランプ米大統領は4日、貿易協議のために訪米した中国の劉鶴副首相と会談し、合意できた場合は首脳会談を開くと改めて表明。海外メディアによると、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席も劉副首相が持参したメッセージの中で「過去1カ月あまりの交渉で大きな進展があった」との認識を示したと伝わり、合意が近いと意識された。
     
    ただ、朝方の買いが一段落した後は当面の利益を確保する売りが増えた。日経平均は朝方に前日比114円高まで上昇した後、頭打ちとなった。5日夜には3月の米雇用統計が発表される。2月に雇用者数の伸びが急速に鈍化した後とあって、結果を見極めたいとして積極的な買いを見送る投資家が多く、利益確定売りが上値を抑えた。
     
    市場からは「年初来高値に迫り、抜ければ勢い付くが、抑えられればまたやり直しだ。いずれにしろ、米雇用統計の内容を受けて週明けのスタートが決まる。一方、米中貿易交渉の最終合意への期待は織り込みが進んでおり、後は結果待ちだ」との声が聞かれた。
     
    東証株価指数(TOPIX)は5.70ポイント高の1625.75と反発した。
    JPX日経インデックス400も反発した。終値は前日比44.68ポイント高の1万4456.65だった。
     
    東証1部の出来高は11億3774万株、売買代金は1兆9652億円。騰落銘柄数は値上がり1311銘柄、値下がり729銘柄、変わらず100銘柄。
     
    業種別では33業種中20業種が値上がりした。1位は海運で、以下、金属製品、繊維、その他製品が続いた。値下がり上位には水産・農林、小売、その他金融が並んだ。
     
    個別では、売買代金首位の任天堂が大きく買われ、ソニー、トヨタ自動車も上値を伸ばした。日東電やファナック、東京エレクトロン、SUMCOが堅調、安川電機も値を上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ、川崎汽、かんぽ生命も上昇した。ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスがストップ高、レノバも一時値幅制限上限まで買われた。アダストリア、楽天が大幅高となった。
     
    半面、ユニファミマ、セブン&アイ・ホールディングスなど小売株が下落、富士通も売られた。花王や資生堂も冴えない。HOYAが値を下げ、三協立山は急落、安永も利食われ急反落。サムティ、ダイセキなども大幅安。アイフィスジャパン、ベネフィット・ワン、エービーシー・マートも安い。
     
    東証2部株価指数は前日比25.75ポイント高の6970.07ポイントと6日続伸した。
    出来高4359万株。値上がり銘柄数は235、値下がり銘柄数は165となった。
     
    個別では、瑞光、アドテック プラズマ テクノロジーがストップ高となった。
    魚喜、ビューティ花壇、カワサキ、FRACTALE、エス・ディー・エス バイオテックなど12銘柄は年初来高値を更新した。省電舎ホールディングス、ゼット、セーラー万年筆、フルスピード、倉庫精練が買われた。
     
    一方、日本リーテック、福留ハム、タビオ、イサム塗料、ジオスターなど6銘柄が年初来安値を更新した。川口化学工業、京進、ピーエイ、セントラル総合開発、相模ゴム工業が売られた。

     


    日経ジャスダック平均は3日続伸した。前日比18円54銭高い3461円02銭だった
    米中交渉の進展期待など外部環境の落ち着きを背景に、個人を中心とした買いが優勢となった。大引けにかけて一段高となった。
    ジャスダック市場では、中国景気改善が業績に貢献するとの期待から、ハーモニックが連日で年初来高値を更新した。中国関連株のほか、5G関連といったテーマ性のある銘柄や値動きの軽い低位株などを中心に上昇するものが目立っていた。
     
    市場では「好業績株が素直に買われたほか、値頃感が強まったバイオ関連株の一角に押し目買いも入るなど、個人投資家の動きは活発」との声が聞かれた。
     
    売買代金は概算で525億円、売買高は1億3786万株。値上がり銘柄数は361、値下がり銘柄数は239となった。
     
    個別では、前期営業損益が黒字に転換したシーズメン、独自開発の次世代パワー半導体用接合材料増産の前田製作所がストップ高となった。スリー・ディー・マトリックス、サカイホールディングスは一時ストップ高となった。
    アジアゲートホールディングス、ピクセルカンパニーズ、銚子丸、GMOアドパートナーズなど19銘柄は年初来高値を更新した。KeyHolderが急騰したことから値上がり率トップになり、リバーエレテック、ジョルダン、レッド・プラネット・ジャパン、共同ピーアール、オプトエレクトロニクスなどが買われた。
     
    一方、クルーズ、レッド・プラネット・ジャパン、テリロジー、オータケ、ビジョナリーホールディングスなど8銘柄が年初来安値を更新した。今期営業減益見通しを発表した放電精密加工研究所、連日の上昇の反動から利食い売りのルーデン・ホールディングス、セプテーニ・ホールディングス、ANAP、日本一ソフトウェアが売られた。
     


    東証マザーズ指数は前日比6.07ポイント高の916.54ポイントと反発した。
    前日の米国株式市場では、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は6日ぶりに小幅安となった流れから、テクノロジー関連の多いとされるマザーズ市場には朝方からやや利益確定の動きが優勢であった。
    その後は、「貿易協議で大幅な進展」との中国メディアによるニュースが伝わり始め、個人投資家によるセンチメントが改善した。好業績株や値ごろ感のあるバイオ関連などの株に個人の買いが入った。前引けにかけてマザーズ指数はプラスに転じ、この日の高値をつけた。後場は、3月雇用統計発表を控え様子見ムードも見られ、前日終値を挟んでの推移が続いた。
     
    売買代金は概算で1169.79億円。騰落数は、値上がり166銘柄、値下がり103銘柄、変わらず13銘柄となった。
     
    個別では、大正製薬ホールディングス傘下の大正製薬との共同研究の結果、得られたアプタマーに変形性関節症の新規治療薬候補となる可能性が示されたと発表したリボミック、高尿酸血症モデル動物に関する発明で特許登録をしたことが前日から好感されているフェニックスバイオがストップ高となった。
    エムビーエス、窪田製薬ホールディングスは一時ストップ高となった。リーガル不動産、モルフォ、ホットリンク、アイ・ピー・エス、システムサポートなど12銘柄は年初来高値を更新した。Delta-Fly Pharma、中村超硬、フレアス、リネットジャパングループ、みらいワークスが買われた。
     
    一方、FRONTEO、ソーシャルワイヤー、ZUU、東名、アドベンチャーなど8銘柄が年初来安値を更新した。テックポイント・インク、エクストリーム、レアジョブ、マネジメントソリューションズ、テノ.ホールディングスが売られた。

    【後場寄り付き概況】

    日経平均株価は前場終値比で横ばい
     
    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比71円06銭高の2万1796円01銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、5.63ポイント高の1625.68で始まった。
    景気敏感株が買われ堅調となった前場の流れを引き継ぎ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はいずれもしっかり。輸出関連の主力株に買いが続いている。
     
    外国為替市場では、1ドル=111円70銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
     
    個別では、任天堂、SUMCOが一段高。ソニーはじり高。安川電も値を上げている。トヨタは堅調。楽天が高値圏でもみ合い、ファーストリテは小幅高だった。
     
    半面、7&iHDがさえない。ソフトバンクGは小幅安。富士通が値を下げ、キーエンスは軟調。武田、第一三共は弱含みとなっている。
     
    本日は中国市場が休場のため、取引時間中は一段の買い手掛かりに乏しい。
    また米雇用統計の発表を控えた週末とあって、上値では利益確定の売りが出やすいだろう。景気敏感株の買いとともに内需・ディフェンシブ株の売りが続くが、小売業のなかでも勝ち組と目されていた7&iHDで国内コンビニの頭打ち感が強まってきたことも気掛かりだ。後場の日経平均はプラス圏のもみ合いが続き、こう着感を強めるだろう。
     
    ランチバスケットは11件、97.60億円、差し引き30億円の売り越しとの観測。
     

     
    日経平均株価は続伸した。前日比69円42銭高の2万1794円37銭で前場を終えた。
    寄り後早々に上下に大きく振れたが、その後は徐々に下値を切り上げる展開となった。
    貿易問題を巡る米中協議が合意に近づいているとの期待から投資家心理が改善した。
    NYダウ工業株30種平均の上昇や小幅の円安・ドル高で電子部品など輸出関連銘柄を中心に値上がりした。
     
    また、トランプ米大統領は4日、貿易協議のため訪米した中国の劉鶴副首相と会談し、中国と合意できれば首脳会談を開催すると改めて表明した。
    日本時間5日朝には海外メディアが、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席の発言として「米国での貿易協議で大幅な進展があった」と伝えるなど米中の合意が近いとの期待から海運や電気機器、機械といった景気敏感株に景気敏感株を中心に買いが入った。
     
    1カ月ぶりの高値圏とあって2万1800円台では海外投資家からの利益確定を目的とした売りも出て、上値は限られた。特に内需関連株のユニファミマやセブン&アイの売りが優勢だった。
    市場からは「米中貿易問題の解決期待がハヤされ、中国関連株や半導体関連など主力株が買われている。3月の年初来高値(終値で2万1822円04銭、取引時間中高値で2万1860円39銭)をにらみつつも、米雇用統計を控え、200日移動平均線にも迫り、上に行ききれない面もあるようだ」との声が聞かれた。
     
    東証株価指数(TOPIX)は5.86ポイント高の1625.91と上昇した。
    前引けの東証1部の売買代金は概算で9112億円、売買高は5億4895万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1212、値下がりは809、変わらずは119だった。
    業種別では33業種中25業種が値上がり。1位は海運で、以下、金属製品、電気・ガス、空運が続いた。値下がり上位には水産・農林、精密機器、小売が並んだ。
     
    個別では、任天堂が売買代金トップで高く、ファナックや日東電、東エレクが高い。ソニーも買われ、東京エレクトロンが堅調、安川電機も上昇した。かんぽ生命、アダストリアが大幅高となったほか、川崎汽や商船三井が上昇した。ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス、レノバがいずれも一時ストップ高に買われ、双信電機も高い。
     
    半面、セブン&アイ・ホールディングスが安く、キーエンスも軟調。富士通が売られ、エービーシー・マートも安い。ここ人気となっていたサノヤスホールディングスも利食いに押された。中外薬や花王が安い、アサヒやファストリも下落した。
     
    東証2部株価指数は前日比31.45ポイント高の6975.77ポイントと6日続伸した。
    出来高2712万株。値上がり銘柄数は205、値下がり銘柄数は153となった。
     
    個別では魚喜、ビューティ花壇、カワサキ、FRACTALE、フマキラーなど8銘柄が年初来高値を更新した。アドテック プラズマ テクノロジー、フルスピード、セーラー万年筆、TBグループ、技研ホールディングスが買われた。
     
    一方、日本リーテック、福留ハム、タビオ、イサム塗料、ジオスターなど6銘柄が年初来安値を更新した。京進、川口化学工業、リミックスポイント、東京衡機、セントラル総合開発が売られた。

     


    日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。前引けは前日比15円高い3457円48銭となった。
    米中交渉の進展や世界景気の改善期待が引き続き投資家心理を支えている。中国関連株とされるハーモニックは、米運用大手の株保有が明らかになったこともあって買いが続き、連日で年初来高値を更新した。
    ただ、依然として米中協議の進展具合に関する報道内容を確認したいとのムードや米雇用統計に対する警戒感は根強く、次第に模様眺めムードが強まる可能性も同時に意識されよう。また、週末要因に伴うポジション調整の売りも引けにかけて出やすいだろう。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で218億円、売買高は3807万株。
    値上がり銘柄数は335、値下がり銘柄数は214となった。
     
    個別では、シーズメン、前田製作所、サカイホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。アジアゲートホールディングス、ピクセルカンパニーズ、GMOアドパートナーズ、日特エンジニアリング、靜甲など15銘柄は年初来高値を更新。リバーエレテック、多摩川ホールディングス、スリー・ディー・マトリックス、内外テック、ジェイテックが買われた。
     
    一方、クルーズ、レッド・プラネット・ジャパン、オータケ、ビジョナリーホールディングス、マミーマートなど6銘柄が年初来安値を更新。放電精密加工研究所、ルーデン・ホールディングス、オリコン、エージーピー、桂川電機が売られた。

     


    東証マザーズ指数は反発。前引けは前日比8.74ポイント高い919.21だった。
    大正製薬との共同研究成果を特許出願したリボミックがストップ高買い気配となりリスクを取る動きが強まった。直近で下げていたオンコリスやアンジェスなどバイオ関連株がプラスに切り返し指数を押し上げている。
    主力輸出株が手掛けにくい環境にあるが、個人の短期資金は海外情勢や為替の影響を受けにくい銘柄を物色しているようだ。
    値上がり銘柄数は172、値下がり銘柄数は91となった。
     
    個別では、窪田製薬ホールディングス、フェニックスバイオがストップ高。エムビーエスは一時ストップ高と値を飛ばした。モルフォ、ホットリンク、アイ・ピー・エス、システムサポート、ロゼッタなど10銘柄は年初来高値を更新。DELTA-Fly Pharma、MTG、Amazia、リネットジャパングループ、エリアリンクが買われた。
     
     一方、FRONTEO、ソーシャルワイヤー、ZUU、東名、ピアラなど6銘柄が年初来安値を更新。レアジョブ、テックポイント・インク、マネジメントソリューションズ、AmidAホールディングス、はてなはが売られた。

     

    【寄り付き概況】

    5日の日経平均株価は、前日比18円19銭高の2万1743円14銭と小幅に3日続伸してスタート。
     
    前日の米国株市場では米中貿易協議で合意が近いとの思惑が後押しする形でNYダウが続伸、約半年ぶりの高値圏に浮上したことを受け、東京株式市場でも主力株中心にリスクを取る動きが継続している。
    為替がやや円安方向に振れていることもプラス材料。
    東京外国為替市場は、1ドル=111円台の半ば(4日終値は1ドル=111円36-37銭)、1ユーロ=125円台の前半(同125円17-21銭)で取引されている。
     
    ただ、日経平均2万1800円近辺は戻り売り圧力も強く上値の重さも意識される。日本時間今晩に発表される米3月の雇用統計の結果を前に積極的なポジションは取りづらいタイミングにあり、一方通行の上昇は見込みにくい。
     
    総務省が取引開始前に発表した2月消費動向指数は、実質で前年同月比1.7%上昇したが、市場予想平均の同1.9%増には届かなかった。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、22業種が高く、値上がり上位に鉱業、紙パルプ、電力ガス、繊維、その他製品など。
     
    個別では、任天堂が買われ、ソニーも上伸。トヨタ、東エレク、三菱UFJ、三井住友、第一生命は堅調。ZOZOが買われ、楽天も値上がりしている。
     
    半面、キーエンスが甘く、ホンダ、スズキは弱含み。7&iHDが大幅安となり、JT、武田もさえない。
     
     
    225先物は、アムロ・GS・クレディ・SBI・モルスタ・ソジェンが買い越し。
    メリル・パリバ・三菱・JPが売り越し。
    TOPIX先物はモルスタ・JP・日興・GS・SBIが買い越し。
    バークレイズ・野村・パリバ・三菱が売り越し。
     
    テクニカル的には、東建コーポ(1766)、アルコニックス(3036)、帝人(3401)、小松マテーレ(3580)、大日精(4116)、JSR(4185)、応化工(4186)、積水化(4204)、タキロンシーアイ(4215)、日立化成(4217)、ミライアル(4238)、日本コン(5269)、ガイシ(5333)、東京綱(5981)、アマダ(6113)、DMG森(6141)、豊和工(6203)、マルマエ(6264)、コマツ(6301)、ローツェ(6323)、新東工(6339)、明電舎(6508)、QB(6571)、サンケン(6707)、ローム(6963)、日東電(6988)、日ケミコン(6997)、NOK(7240)、小糸製(7276)、豊田合(7282)、ヨロズ(7294)、TSテック(7313)、佐鳥電(7420)、東京精密(7729)、キャノン(7751)、グローブライ(7990)、ビジョン(9416)が動兆。
     

     



    「花は盛りに」


    米国株式市場はNYダウが小幅続伸、S&P総合500が6日続伸。 
    NASDAQは6日ぶりの反落とマチマチの動き。
    ハイテクセクターが下落した一方ボーイングやフェイスブックが上昇。
    トランプ米大統領と訪米中の中国の劉鶴副首相との会談への期待感も台頭した。
    新規失業保険申請件数は21.6万件。
    49年超ぶりの低水準となったことも好感された。
    雇用統計の発表を控えて売買エネルギーは低下。
    雇用統計の市場予想は非農業部門雇用者数は18万人増、失業率は横ばいの3.8%。
    フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は「堅調な米労働市場などをが背景に最大で今年1回、来年に1回の利上げを正当化する」とコメント。
    クリーブランド地区連銀のメスター総裁は「米経済が想定通り推移すれば多少の利上げが必要になる可能性がある」とコメント。
    10年国債利回りは2.5%台。
    ドル円は111円台後半。
    2月のドイツ鉱工業受注指数は前月比4.2%低下と2017年1月以来約2年ぶりの大幅なマイナス。
    欧州株反落の要因となった。
    EU離脱問題の長期化懸念が拡大しポンドは下落。

    木曜の東京株式は日経高TOPIX安と小幅にマチマチの動き。
    日経平均は寄り付き11円高、終値11円高。
    木曜としては今年3回目のプラスとなった。
    「米半導体SOX指数の最高値更新、米S&P500種が5日続伸。
    好環境でも上値を買い進めなかったのは日本株に独自の材料が欠けているから」という見方もある。
    とはいえ高値圏での十字線は変化のポイントと見ることも可能だろう。
    水曜高値(21722円)は抜けた。
    火曜高値(21744円)はヒゲで抜けた。
    3月高値(21860円)も捉えてきた。
    5日線(21531円)が25日線(21445円)を上抜けてミニゴールデンクロスも示現した。
    東証1部の売買代金は2兆1147億円と低下。
    値上がり873銘柄、値下がり1158銘柄。
    しかし新高値210銘柄と増え新安値27銘柄。
    騰落レシオは99.36と低下。
    NT倍率は13.55倍。
    25日線からは1.3%のプラスかい離。
    200日からは0.9%のマイナスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.958%。買い方▲10.365%と再逆転。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率売り方▲9.219%。買い方▲18.959%。
    空売り比率は43.1%と22日連続40%超。
    日経HVは19.4、日経VIは16.18。
    日経平均採用銘柄のPERは12.54倍。EPSは1732円とすこしずつ増加。
    PBRは1.14倍。
    シカゴ225先物終値は大証日中比70円高の21770円。
    高値21780円、安値21660円。
    大証夜間取引終値は日中比80円高の21780円。
    ボリンジャのプラス1σは21673円、プラス2σは21902円。
    先週末終値は21205円、週足月足陽線基準は21509円。
    新月、鬼宿日、清明節。
    日足・週足陽線に期待の週末。
    気学では「変化注意日にして不時安を見ることあり」。
    月曜は「前場安いと後場高の日」。
    東証投資主体別売買動向(週間)3月第4週、外国人9週連続売り越し(744億円)。
    個人3週ぶり買い越し(743億円)。
    信託銀行4週ぶり買い越し(49億円)
    月間で3月は外国人8ヶ月連続売り越し(1兆5280億円)。
    個人5ヶ月ぶり買い越し(1180億円)。


    吉田兼好法師の「徒然草」。
    第137段は「花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは」。
    この続きは「咲きぬべきほどの梢、散りしをれたる庭など見どころ多けれ」となる。
    株式市場も同様で満開のサクラや雲のかからない満月だけが投資対象という訳ではなかろう。
    これから咲き誇る蕾や満開に咲いたものの今は散っているが次の芽を育てている銘柄だって十分に投資対象と考えられよう。
    それにしても・・・。
    草が化ければ花になる。
    木が赤くなれば株になる。
    どんな意味があるのだろうか。

    昨夜の夢。
    ヤマト運輸を960円指値で1万株買いの週間伝票。
    クイックをたたいて「出来た」と確認。
    それを顧客に電話で通すシーンだった。
    「日興の櫻井です」と電話した時に違和感を感じたのは夢だからか。
    あるいは日興というのが違う会社になってしまったからなのか。
    夢だから当然理由は定かではない。
    10万円弱の手数料が埋まってホッとした気分に妙に実感があった。
    しかし「まだまだ手数料が足りない」と思ったところで「なんで今頃セールスを?」との疑問。
    あり得ない、これは夢だと思って目が覚めた。
    なぜヤマト運輸うだったのか、なぜ960円指値だったかも不明。
    それでもあの電話営業の経験は体からは離れないらしい。
    朝、日経を見れば「野村、猛烈営業転機に」の見出し。
    昭和も平成も遠くなっていく。


    NYダウは166ドル高の26384ドルと続伸。
    NASDAQは3ポイント安の7891ポイントと6日ぶりの反落。
    S&P500は5ポイント高の2879ポイントと6日続伸。
    ダウ輸送株指数は46ポイント高の10688ポイント。
    SOX指数は0.12%の上昇。
    VIX指数は13.58。
    3市場の売買高は63.3億株と減少。
    225先物CME円建ては大証日中比70円高の21770円。
    ドル建ては大証比95ポイント高の21795ポイント。
    大証夜間取引終値は日中比40円高の21760円。
    ドル円は111.65円。
    10年国債利回りは2.513%。

    スケジュールを見てみると・・・

    5日(金):家計調査、景気動向指数、米雇用統計、消費者信用残高、中国・香港休場
    週末:統一地方選挙
    8日(月):国際収支、消費動向調査、景気ウォッチャー調査、さくらレポート、米製造業受注
    9日(火):イスラエル総選挙
    10日(水):企業物価指数、機械受注、黒田総裁信託大会で挨拶、5G電波第1弾割当、米消費者物価指数、FOMC議事録、財政収支、ECB定例理事会
    11日(木):マネーストック、都心オフィス空室率、米生産者物価、中国消費者・生産者物価、G20財務省・中央銀行総裁会議、インド総選挙(〜5月19日)、北朝鮮最高人民会議
    12日(金):オプションSQ、米輸出入物価、ミシガン大学消費者信頼感、中貿易収支、IMF世銀世界大会(ワシントン)、英議会EU離脱期限

    【4月】(8勝6敗で6位、陽線確率57.1%)

    5日(金)景気動向指数、家計調査、米雇用統計、消費者信用残高、G7外相会議(仏・ディナール)、新月、鬼宿日、清明節
    7日(日)統一地方選
    9日(火)イスラエル選挙、下げの日
    10日(水)ECB理事会、
    11日(木)G20財務省・中央銀行総裁会議、ゴルフマスターズ開幕、木星逆行、天赦日、株安の日、変化日
    12日(金)SQ、IMF・世銀春季総会(ワシントン〜14日)
    16日(火)上海国際自動車ショー(〜25日)
    17日(水)インドネシア大統領選、下げの特異日
    18日(木)上げの日
    19日(金)NY休場(グッド・フライデー)、変化日、満月、変化日
    21日(日)衆院沖縄3区補選、統一地方選
    22日(月)ロンドン休場(イースター・マンデー)
    23日(火)株高の日
    24日(水)日銀金融政策決定会合(〜25日)
    25日(木)変化日、株安の日
    26日(金)経済同友会通常総会、米GDP速報値発表
    27日(土)10連休開始
    29日(月)昭和の日で休場
    30日(火)天皇陛下が退位、休場 米FOMC(〜1日)、ユーロ圏GDP速報値発表、土星逆行

    ◇━━━ カタリスト━━━◇
    ディップ(2379)・・・動兆
     
    ディップに注目する。
    同社はネットに特化した求人情報提供が中核。
    アルバイトの「バイトル」主力。
    社員求人、派遣、看護師紹介もおこなっている。
    業績は好調で連続最高益。
    20年2月期は収益柱のアルバイト求人が中核の飲食、軽作業を軸に掲載件数順調増。
    AIや自動化関連など人材分野以外への出資、協業に意欲的。
    テレビCMを活用し、宅配便や警備員求人への訴求狙う。
    地方都市への拠点開設にも注力。



    (兜町カタリスト櫻井)

    [株価材料]
     
    ■高砂熱<1969>
    建設現場の空調設備工事で作業省力化 アルミ冷却配管で新工法
     
    ■ヒューマンHD<2415>
    学校向け教育事業を強化 外国人英語講師を派遣
     
    ■DeNA<2432>
    ヘルスケアに本格参入 がんの血液検査やAI使った創薬など
     
    ■クラボウ<3106>
    繊維事業の成長戦略として素材の単体売り中心から脱却へ
    ■フライトHD<3753>
    傘下が決済専用アプリプロセッサー開発 マルチ決済の店舗に
     
    ■IIJ<3774>
    東南アで多言語対応の企業向けチャットサービス AI活用
     
    ■サンコール<5985>
    人体装着型の歩行訓練支援機器を開発 フィルガルリンクと
     
    ■サンケン電<6707>
    次世代型スマート工場を21年3月に稼動 IoTとAIを活用
     
    ■トッパンF<7862>
    2つの通信方式に対応したICタグ開発 利便性を追求
     


     

    [概況]

     NY市場に入り発表された新規失業保険申請件数は予想より減少し、1969年以来、50年ぶりの低水準となった事を受けてドルは買われて111円半ばを上抜いた。米国債利回りも上昇してドルは東京時間の高値を上抜き、NY株式市場の上昇に更に上値を伸ばしたが、其の後は株価の伸び悩みにドルも揉み合いとなった。
     
    しかし終盤に掛けて株価が上昇するとドルも買われ、最後は前日比+18銭高の111.655円と111円後半に乗せて引け、ユーロも小幅高(+1銭)となったが、英国の合意無きEU離脱の可能性が高まったとのEU当局者の発言にポンドは売られ、大幅安(-72銭)で引けるなど、主要通貨はマチマチな動きで引けた。良好な米経済指標の結果にドルは111円後半に乗せる上昇となったが、ここから112円を試すのは本日の雇用統計の結果を見てからではないか。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    5日の東京株式市場は堅調展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1600円-2万1800円。
    4日のNYダウが続伸した動きを受け、買い先行のスタートとなりそう。
    米雇用統計前で積極的な動意は限られるだろうが、ドル円も円安方向に傾いており、プラス圏でしっかりとした動きが続くと予想する。
     
    ただ、週末要因や現地5日には米国で3月雇用統計の発表を控えることから、リスク回避姿勢が強まり売買を手控える動きが出ることも予想され、戻り待ちの売りで上げ幅を縮小する場面もありそうだ。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の半ば(4日終値は111円36-37銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の前半(同125円17-21銭)と小動き。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、4日の大阪取引所終値比70円高の2万1770円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■山王 <3441>
    産総研福島再生可能エネルギー研究所の「2019年度被災地企業等再生可能エネルギー技術シーズ開発・事業化支援事業」に今年も採択。
     
    ■カルナバイオサイエンス <4572>
    新規抗がん剤「CDC7阻害剤SRA141」の導出先であるシエラ社が、米国がん学会年次総会で同化合物の新規メカニズムに関するポスター発表を行った。
     
    ■クリーク・アンド・リバー社 <4763>
    今期経常は48%増で2期ぶり最高益、3円増配へ。
     
    ■毎日コムネット<8908>
    19年5月期第3四半期累計(18年6月-19年2月)の連結経常利益は前年同期比46.8%増の8億円に拡大し、通期計画の17.3億円に対する進捗率は5年平均の39.5%を上回る46.6%に達した。
     
    ■エムビーエス <1401>
    特許を出願していた「コンクリートのコーティング構造、および、コンクリート表面のコーティング方法」について特許査定を受けた。
     
    ■ダイセキ環境ソリューション <1712>
    今期経常は1%増益へ。
     

    【経済指標・スケジュール】

    【国内】
    5(金)
    2月家計調査(8:30)
    2月毎月勤労統計(9:00)
    2月景気動向指数(14:00)
    《決算発表》
    壱番屋、サムティ、サンエー、薬王堂、Fブラザース、大有機、マルゼン、スギHD、マニー、オンワードHD、ワキタ、トーセイ、日本BS放
     
    【海外】
    米3月雇用統計(21:30)
    米2月消費者信用残高(4/6 4:00)
    休場:中国、香港


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    4日のNYダウ工業株30種平均は続伸した。前日比166ドル50セント高の2万6384ドル63セントと2018年10月上旬以来ほぼ半年ぶりの高値で終えた。
     
    米中両政府による閣僚級の貿易協議は4日、ワシントンで2日目の討議を開始。同日夕にはトランプ米大統領と劉鶴副首相の会談が予定される中、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は大統領が同日午後に習近平国家主席との首脳会談の日程を公表する見込みだと報道。米株式市場では早期妥結を期待した買いが優勢となった。
    建機のキャタピラーや航空機・機械のユナイテッド・テクノロジーズなど中国事業の比率が高い銘柄が買われた。化学のダウなど素材銘柄にも買いが入った。
     
    航空機大手ボーイングが3%近く上昇し、1銘柄でダウ平均を75ドルあまり押し上げた。3月に起きたエチオピア航空の737MAX8型機の墜落事故を巡る調査が続いている。事故の詳細や責任の所在については明らかになってないが、足元で株価が大幅に下げていたため値ごろ感に着目した買いが優勢になった
     
    一方、5日発表の米雇用統計を控え様子見ムードも強かった。
    先月下旬に高まった世界経済の減速懸念は、米中の製造業景況関連の指数改善を受けて一時的に和らいでいる。ただ、「2月の米小売売上高など軟調な経済指標も引き続き目立つ中、市場は明日発表の3月の米雇用統計の結果を注視しているとの」声も聞かれた。
     
    ナスダック総合株価指数は小幅ながら6営業日ぶりに反落し、前日比3.769ポイント安の7891.784で終えた。前日に大きく上昇した半導体株などを中心に利益確定を目的とした売りが目立った。
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    26,384.63+166.50
    S&P500種
    2,879.39+5.99
    ナスダック
    7,891.784−3.769
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,294.30−1.00   
    NY原油(ドル/バレル)
    62.16+0.06
    円・ドル
    111.60 - 111.61+0.24


     

    【シカゴ日本株先物概況】


    シカゴ日経平均先物は小幅に続伸した。
    6月物は前日比10円高の2万1770円で終え、大阪取引所の終値を70円上回った。
    米中貿易協議の合意期待からダウ工業株30種平均が続伸し、日経平均先物にも買いが波及した。ワシントンで開催中の閣僚級の米中貿易協議が進展し、4月中に首脳会談を開き最終合意に至るとの思惑が根強い。
    ただ、5日に3月の米雇用統計発表を控えて積極的な取引は手控えられ値動きは限られた。6月物の高値は2万1785円、安値は2万1660円だった。
     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    21770 ( +70 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    21795 ( +95 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7401.94(-16.34)
    FTSE100種総合株価指数は6営業日ぶりに反落した。前日の終値に比べ16.34ポイント安の7401.94で引けた。FT指数は安寄りし、序盤で7367.44まで下落。その後ジリ高に転じ、この日の高値圏で引けた。半数以上の構成銘柄が下落した。
     
    個別銘柄では、シティグループが投資判断を引き下げたソフトウエア開発のマイクロフォーカスは6%近く下がった。この日は配当権利落ちが多いなか、保険のダイレクトライン・インシュアランス・グループと銀行のロイズ・バンキング・グループはともに大幅に下落した。アナリストが株価目標を引き下げたガス供給・販売のセントリカも軟調だった。
     
    半面、たばこ株は買われた。資産運用のシュローダーズと建機・産業機器レンタルのアシュテッド・グループの値上がりも目立った。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11988.01(+33.61)
    ドイツ株式指数(DAX)は6日続伸した。終値は前日と比べて33.61ポイント高の11988.01と、終値ベースで2018年10月上旬以来、6カ月ぶりの高値で引けた。
     
    個別銘柄では、オンライン決済サービスのワイヤーカードと航空のルフトハンザが買われた。
    一方で、鉄鋼のティッセン・クルップは下落した。ドイツ銀行も売られた。同行とコメルツ銀行の合併交渉が物別れになった場合、イタリアの銀行大手ウニクレディトがコメルツ銀への対抗買収案を準備している、と一部で報じられたことが材料視された。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
     CAC40 5463.80(-5.11)


     

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