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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,239.66 +153.86 04/27
ナスダック総合
15,927.90 +316.14 04/27


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04月23日 マーケットコメント


    明日(25日)の東京株式市場は、19年3月期決算と20年3月期業績見通しの発表が本格化することから、企業の収益内容を吟味しながらの個別銘柄物色が活発化しそうだ。
    米中貿易摩擦のマイナス影響などを織り込んで、保守的な業績予想が目立った場合には売り優勢となる可能性もある。
    大型連休まではあと2営業日を残すのみ。連休後も決算発表が多数控えていることから、弱い動きが出てきたとしても期間限定と考える。
    市場の空白はリスクではあるため、あえて買い急ぐ必要もないが、押し目があるなら買いで臨みたい局面だ。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(24日現在)
     
    23018.72  ボリンジャー:+3σ(13週)
    22882.66  ボリンジャー:+3σ(25日)
    22781.07  ボリンジャー:+2σ(26週)
    22710.00  均衡表雲上限(週足)
    22508.32  ボリンジャー:+2σ(25日)
    22485.26  ボリンジャー:+2σ(13週)
    22397.78  均衡表雲下限(週足)
    22207.72  6日移動平均線
     
    22200.00  ★日経平均株価24日終値
     
    22133.98  ボリンジャー:+1σ(25日)
    22030.82  均衡表転換線(日足)
    22029.11  ボリンジャー:+1σ(26週)
    21951.81  ボリンジャー:+1σ(13週)
    21879.94  200日移動平均線
    21870.56   新値三本足陰転値
    21759.63  25日移動平均線
    21637.25  均衡表転換線(週足)
    21637.25  均衡表基準線(日足)
    21418.35  13週移動平均線
    21385.29  ボリンジャー:-1σ(25日)
     
    ローソク足は陰線を引いた。日足の一目均衡表では、株価は雲上で推移するとともに転換線の上向きと基準線の横ばいに変化はなく、大勢では買い手優位が継続している。
    しかし、遅行線は下向きとなり、株価との上方乖離幅を若干縮小させた。終値ベースでは、5日移動平均線上をキープしたものの、5日線は下降に転じ、短期上昇トレンドの一服を示唆した。
     
    ボリンジャーバンド(25日ベース)では、昨日に続いて+1σと+2σで形成するレンジの下半分で推移。一時+1σに接近してスピード調整の形状となった。
     
     
     

    【大引け概況】
    24日の日経平均株価は4営業日ぶりに反落した。前日比59円74銭安の2万2200円00銭で終えた。
    本日のマーケット動画
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     朝方、前日の米株高を背景に続伸し、取引時間中の年初来高値を上回った。しかし、その後は利益確定売りに押され、2万2200円前後でもみ合う展開となった。
     
    ただ、日本の10連休や主要企業の2019年3月期決算の発表などを控え、買い控えムードが強まった。政府による景気刺激策への期待が後退し、中国・上海総合指数が軟調に推移したことが投資家心理を冷やした。
    値がさ株のファーストリテが堅調で、日経平均の下支えとなった一方、中国株安から輸出関連株の一角が売られ、全体を押し下げた。
    日経平均は4月に入り前日までの17営業日のうち13営業日が高く、その間に1000円以上水準を切り上げていたこともあって、買い疲れ感も意識された。
     
    市場からは「ゴールデンウイークを控え、基本的に様子見だ。若干、ポジション調整の動きは出ているが、リスクを取りたい者はいない。主要企業の決算を控えていることもあり、連休前まではもみ合い継続だろう」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比90.31ポイント安の1万4334.40だった。東証株価指数(TOPIX)も4日ぶりに反落し、10.92ポイント安の1612.05で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆3229億円、売買高は12億1358万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1510、値上がりは547、変わらずは79だった。
    業種別株価指数(33業種)は、電気・ガス業、証券・先物取引業、輸送用機器などが下落し、サービス業、その他製品、医薬品などは上昇した。
     
    個別では、ユニファミマ、ソニーが売られ、トヨタ自動車、ホンダも安い。東京エレクトロン、安川電機なども値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも売りが優勢だった。シマノが急落、関西電力が大幅安となったのをはじめ電力株の下げも目立つ。ルネサスエレクトロニクスが下落、ロック・フィールドも大きく値を下げた。
     
    半面、断トツの売買代金をこなす任天堂が上昇、ファーストリテイリングも1000円を超える上昇となった。2020年3月期に過去最高益となる見通しを示した日本電産は堅調だった。リクルートホールディングスが買いを集め、資生堂、武田薬品工業も値を上げた。りらいあコミュニケーションズが大幅高、石塚硝子、エイトレッドも値を飛ばした。キヤノンマーケティングジャパンも買われた。
     
    東証2部株価指数は前日比4.86ポイント高の6889.22ポイントと反発した。
    出来高5123万株。値上がり銘柄数は216、値下がり銘柄数は194となった。
     
    個別では、KIホールディングスがストップ高。北日本紡績、キャピタル・アセット・プランニング、東邦化学工業、明星電気、三谷商事など8銘柄は年初来高値を更新。カーチスホールディングス、サイオス、ネポン、JMACS、サンユウが買われた。
     
    一方、KHC、テクノ菱和、ダイショー、ケー・エフ・シー、山喜など15銘柄が年初来安値を更新。梅の花、ハイレックスコーポレーション、アクロディア、セントラル総合開発、東京衡機が売られた。

     

    日経ジャスダック平均株価は5営業日ぶりに反発した。終値は前日比1円16銭高い3436円07銭だった。
    前日の米国株の上昇を映して、日経平均も続伸して始まったことから、朝方は買いが先行した。前日まで4営業日連続して下落していたことも買い戻しを誘い、ジャスダック平均は一時前日比8円21銭高の3443円12銭まで上昇した。ただ、10連休を控えて積極的な売買は手控えられているほか、日経平均が午前終盤にマイナスに転じ、午後に入り、下げ幅を拡大させると、ジャスダック市場でも目先の利益を確保する動きが増えた。
    市場では「終日、短期志向の個人投資家の買いが多かった」との声が聞かれた。

    個別では、ビーマップ、医学生物学研究所、環境管理センターがストップ高。タツミは一時ストップ高と値を飛ばした。ETSホールディングス、SHINWA Wise Holdings、アトムリビンテック、No.1、ニッポン高度紙工業など16銘柄は年初来高値を更新。リーダー電子、鉱研工業、エフアンドエム、フューチャーベンチャーキャピタル、NFKホールディングスが買われた。
     
    一方、クルーズ、博展、カネ美食品、カルラ、ナフコなど18銘柄が年初来安値を更新。ベルグアース、マツモト、東和フードサービス、テンポスホールディングス、サンオータスが売られた。

     


    東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比.5.90ポイント高い933.40だった。
    24日のマザーズ指数は続伸となった。前日の米株式市場でハイテク比率の高いナスダック総合指数が過去最高値を更新するなか、テクノロジー関連の多いマザーズ市場にも朝方から買いが先行した。その後は国内10連休を控えて、上値追いの動きは限られたことから短期資金は材料株に向かう格好になった。時価総額の大きいメルカリの上昇が指数をけん引した。
     
    売買代金は概算で1023.53億円。騰落数は、値上がり138銘柄、値下がり133銘柄、変わらず9銘柄となった。
     
    マザーズ市場に上場したハウテレは、買い気配のまま取引を終えた。気配値は公募・売り出し価格(公開価格、1210円)の2.3倍にあたる2783円に切り上げた。
     
    個別では、エリアリンクがストップ高。ソケッツは一時ストップ高と値を飛ばした。インタースペース、ティーケーピー、串カツ田中ホールディングス、アイ・ピー・エス、システムサポートなど8銘柄は年初来高値を更新。リックソフト、アイリックコーポレーション、AmidAホールディングス、AppBank、ポートが買われた。
     
    一方、アクセルマーク、トレンダーズ、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ、神戸天然物化学、フロンティア・マネジメントが年初来安値を更新。日本ホスピスホールディングス、アクトコール、識学、はてな、オンコリスバイオファーマが売られた。

    【後場寄り付き概況】

    日経平均株価は、前営業日比28円50銭安の2万2231円24銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、6.80ポイント安の1616.17で始まった
     
    日経平均株価は小動き。中国株安が嫌気され、輸出関連株の一角に売りが出ている。一方、内需関連の値がさ株は堅調で、売りと買いが交錯している。
    TOPIXは弱含み。午前のTOPIXの下落率は0.34%だった。前引け時点の下落率は日銀が上場投資信託(ETF)を買い入れしなかった18日(0.46%)よりも小さく、日銀がETF購入に動かないとの見方が浮上していることも相場の重荷になっている。
     
    個別では、トヨタがじり安となり、日産自、ソニー、東エレク、安川電もさえない。三菱UFJ、三井住友が軟調で、7&iHDも売り優勢となっている。
    半面、ZOZO、楽天が値を上げ、ファーストリテ、ソフトバンクG、任天堂、日本電産、キーエンスが堅調で、資生堂、武田も買われている。
     
    ランチバスケットは13件、292.67億円、40億買い越し。

     

    24日前引けの日経平均株価は4日ぶりに反落した。前日比5円32銭安の2万2254円42銭で取引を終了した。東京株価指数(TOPIX)は5.44ポイント安の1617.53だった。
     
    朝方は前日の米株高を引き継いだリスク選好の流れで高く始まった。しかし、日経平均は前週来急速に水準を切り上げてきたこともあって、目先買い疲れ感から上値も重かった。
    10連休が近づき、その前に持ち高を整理するための売りが優勢になった。
     
    日経平均は取引開始直後に103円高の2万2362円と17日に付けた年初来高値(2万2277円)を上回る場面もあった。だが、その後は次第に伸び悩み、小幅安に転じた。
    主力株などを中心にポジション調整の売りが出て、前場後半から値を消す形となった。
     
    市場では「主要企業の決算発表を前に、株価が好調だった中国関連株などの持ち高を減らす動きが優勢となり、日経平均の重荷になっている」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400も反落した。
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆839億円、売買高は5億6322万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1200、値上がりは823、変わらずは113だった。
    業種別では33業種中7業種が値上がり。1位はサービスで、以下、その他製品、医薬品、海運が続いた。値下がり上位には電気・ガス、証券・商品、輸送用機器が並んだ。
     
    個別では、任天堂が引き続き断トツの売買代金をこなすなか上昇、ファーストリテイリングも高い。日本電産が物色人気となり、キーエンスも上値を追った。資生堂、武田薬品工業、ダイキンも値を上げた。りらいあコミュニケーションズが大幅高、キヤノンマーケティングジャパンも値を飛ばした。リクルートや太陽誘電も高い。
     
    半面、ソニーが軟調、ユニファミマや日産自動車、日揮も安い。東京エレクトロンも冴えない。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも売りに押された。野村やシマノ、ルネサスの下げも目立った。ロック・フィールドも大幅安となった。
     
     
    東証2部株価指数は前日比16.31ポイント高の6900.67ポイントと反発した。
    出来高3230万株値上がり銘柄数は234、値下がり銘柄数は151となった。
     
    個別では、北日本紡績、キャピタル・アセット・プランニング、東邦化学工業、明星電気、三谷商事など6銘柄が年初来高値を更新。自重堂、サンユウ、マーチャント・バンカーズ、サイオス、テクノアソシエが買われた。
     
    一方、テクノ菱和、ダイショー、ケー・エフ・シー、山喜、パスなど12銘柄が年初来安値を更新。梅の花、Jトラスト、ハイレックスコーポレーション、アクロディア、アゼアスが売られた。
     


     
    日経ジャスダック平均は前日比3円36銭高の3438円27銭と5日ぶり反発した。
    前日の米国株高の流れを受け堅調に始まった日経平均株価だが、10連休前で手仕舞いムードが強く東証1部の主力株に買いが入りにくいなか、好材料がある中小型株に個人投資家の資金が向かった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で215億円、売買高は4200万株
    値上がり銘柄数は303、値下がり銘柄数は235となった。
     
    個別では、タツミがストップ高。環境管理センターは一時ストップ高と値を飛ばした。ETSホールディングス、No.1、ニッポン高度紙工業、エフアンドエム、ザインエレクトロニクスなど11銘柄は年初来高値を更新。フューチャーベンチャーキャピタル、前田製作所、ビーマップ、鉱研工業、昭和真空が買われた。
     
    一方、カルラ、ナフコ、マックスバリュ九州、テリロジー、ハビックスなど8銘柄が年初来安値を更新。ベルグアース、マツモト、テンポスホールディングス、東和フードサービス、サンオータスが売られた。


    東証マザーズ指数は前日比8.86ポイント高の936.36ポイントと続伸。
    前日の米国市場では、良好な企業決算を受けてNYダウが145ドル高と反発し、ナスダック総合指数は約8カ月ぶりに史上最高値を更新した。こうした流れを引き継いで、個人投資家を中心とした投資家心理が上向きマザーズ市場も買いが波及している時価総額の大きいメルカリの上昇が指数をけん引した。
    ただ、連休前とあって資金の足が速まっており、マザーズ指数も上値追いの展開までは期待しづらい状況だった。
    値上がり銘柄数は150、値下がり銘柄数は113となった。
     
    24日にマザーズ市場に上場したハウテレは買い気配のまま午前を終えた。気配値は公募・売り出し(公開)価格の1210円を71%上回る2064円に切り上げた。

    個別では、インタースペース、ティーケーピー、串カツ田中ホールディングス、ソケッツ、アイ・ピー・エスなど6銘柄が年初来高値を更新。AppBank、AmidAホールディングス、アイリックコーポレーション、ベルトラ、ポートが買われた。
     
    一方、アクセルマーク、トレンダーズが年初来安値を更新。はてな、カオナビ、シャノン、アクトコール、識学が売られた。


     

    【寄り付き概況】

    24日の日経平均株価は、前日比97円09銭高の2万2356円83銭と4日続伸してスタート。
    前日の米国株市場では、好調な主要企業の決算を背景にリスク選好ムードが高まり、主要指数がいずれも上昇、ナスダック総合指数、S&P500指数ともに過去最高値を更新、これを受けて東京株式市場でも主力株をはじめ広範囲に買いが及んでいる。
     
    半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も最高値を更新しており、相対的に出遅れる日本の半導体関連株にもこれに追随する動きが予想される。
     
    一方、日経平均は4月に入ってから急速に水準を切り上げ買い疲れ感もあるなか、目先は国内企業の決算発表本格化加え、10連休を控えて買いポジションを積み上げる動きも限定的。買い一巡後は上値が重くなる可能性もある。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、23業種が高く、値上がり上位に医薬品、紙パルプ、情報通信、海運、精密機器など。
     
    個別では、日本電産、村田製、ファナックが買われ、キーエンスは上伸。武田、塩野義が堅調で、任天堂、ソニー、ファーストリテ、楽天は値を上げ、NTT、リクルートHDも締まっている。
    半面、トヨタ、日産自が売られ、三菱UFJ、三井住友、かんぽ、第一生命は値を下げた。
     
    225先物は、SBI・三菱・バークレイズ・ソジェン・ドイツ・GSが買い越し。
    UBS・クレディ・野村・三菱・メリル・アムロが売り越し。
    TOPIX先物はドイツ・クレディ・メリル・アムロが買い越し。
    野村・ソジェン・パリバ・JPが売り越し。
     
    テクニカル的には、ファーストコーポ(1430)、国際帝石(1605)、博報堂(2433)、インフォマート(2492)、キャンドゥ(2698)、クスリアオキ(3549)、サイボウズ(4776)、ネツレン(5976)、ベル24(6183)、丸紅(8002)、三菱倉庫(9301)、MTI(9438)、東宝(9602)、トラコス(9715)、進学会(9760)が動兆。


     




    「孫さんも損をする」
     
    NY株式は大幅続伸。
    S&P500とNASDAQは終値ベースの過去最高値を更新した。
    S&P500の最高値更新は昨年9月20日以来。
    「FRBのハト派姿勢や米中貿易協議の進展期待。
    第1四半期企業決算の好スタートなどが背景」との解釈。
    年初来では17%上昇。
    予想よりも悪くない決算が景気減速感を打ち消した格好だ。
    「市場は新たな高値に期待している。
    今後の決算にむしろ期待だ」という心理も大きい。
    上昇の牽引役は今週決算発表予定のアマゾン。
    ツイッターや玩具のハスプロ、ロッキードなどが上昇。
    ヘルスケアセクターも反発した。
    新築一戸建て住宅販売戸数が約1年半ぶりの高水準となったことも好感。
    10年国債利回りは2.56%水準。
    2年債と10年債の利回り格差は拡大した。
    第1四半期のGDPは26日発表予定。
    米経済の堅調推移期待からドル買いが優勢。
    原油先物相場の上昇のドルへの追い風となった。
    「原油価格の上昇がインフレにつながれば利下げに関する議論は排除されるだろう」という声もある。
    ドル円は111円台後半。
    連休明けロンドン株式市場は7カ月近くぶりの高値に反発。
    原油高に伴い石油セクターが上昇。
    ポンド安が輸出銘柄の追い風となった。
    独仏市場は8日続伸。
     
    日経平均は3日続伸。
    寄り付き24円高、一時100円近く下落して大引け41円高で日足は2日連続陽線。
    受け渡し日ベースでの平成最終取引は通過した。
    逆日歩忌避と逆日歩争奪戦は受け渡し日の10連休越えで終了。
    水曜分の受け渡しは5月7日だから無駄な逆日歩を気にせずに売り方は動けることになる。
    東証1部の売買代金は1兆9461億円と今年20回目の2兆円割れの薄商い。
    今月6回目だ。
    「25日にはTOPIXのリバランスが予定されている。
    あとは盛り上がりへの期待薄」という見方だ。
    「平成最後の記録的閑散」という声も聞こえる。
    値上がり1234銘柄。値下がり779銘柄。
    新高値75銘柄、新安値37銘柄。騰落レシオは93.89。
    NT倍率は13.72倍。
    25日線(21734円)からは2.4%、200日線(21880円)からは1.7%のプラスかい離。
    200日線は横ばいになり微かに上向いた。
    上向きは昨年10月10日以来だ。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.388%。
    買い方▲9.847%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.902%。
    買い方▲16.804%。
    空売り比率は43.0%で35日連続40%超。
    4月19日時点の信用買残は652億円減の2兆1190億円。
    2週連続の減少。
    同信用売残は431億円増の9771億円。
    3週連続の増加。
    昨年の最大値9月下旬の1兆673億円に近づいてきた。
    2015年のピークは8683億円。
    そう考えると結構売り残は高水準だ。
    「信用売り残のピークは急落のシグナル」という嫌な経験則は忘れたいところ。
    日経HVは11.4、日経VIは15.56。
    日経平均のPERは12.59倍でEPSは1771円。
    PBRは1.14倍。
    シカゴ225先物終値は大証日中日95円高の22335円。
    高値22340円、安値22115円。
    週足のボリンジャーのプラス2σが22503円。
    日足のボリンジャーのプラス2σが22464円。
    プラス1σが22099円でサポート。
    5日線は22209円だ。
    いずれにしても「雲」の上での展開。
    受け渡しベースでの「令和取引の初日」。
    日本電産の今期決算は26%営業増益の見通し。
    やたらネガに見た向きが多いがさてというところ。
    月変わりで売り方がフリーハンドになる点が読めないところだ。
    もっともこれは買い方も同様。
    気学では「上寄りしたら売り方針の日、逆なら見送れ」。
    木曜は「戻り売り方針の日。但し急落したら利入れせよ」。
    金曜は「安値にある時は小底入れを見る日」。
    NYではS&P500とNASDAQは終値ベースの過去最高値を更新。
    NYが咳をしたのなら東京は風邪とはいわないが熱くらいは出るだろう。
    そのS&P500のシャープレシオは昨年9月以来のプラス圏。
    シャープレシオとは・・・。
    リスク(標準偏差)1単位当たりの超過リターン(リスクゼロでも得られるリターンを上回った超過収益)を測るもの。
    この数値が高いほどリスクを取ったことによって得られた超過リターンが高いこと(効率よく収益が得られたこと)を意味する。
    「10連休中にNY株が新高値を更新すれば連休明けの日本株への外国人買い期待」とのレポートもある。
    世界の大型株で運用するファンドの日本株組入比率は3月時点で7.16%。
    2014年4月以来約5年ぶりの低水準だ。
    日経朝刊ではNYダウと日経平均の比率の「NDレシオ」を持ち出してきた。
    3月末の値が0.82倍で13年1月以来の低水準。
    2002年以降は0.8〜1.5倍前後のレンジが平均だ。
    「閑散にウリなし」という格言もある。
     
     
    日経「市場点描」では「信用買い、10年ぶり低水準」の見出し。
    東証1部の時価総額に対する信用買残の比率は4月5日時点で0.33%。
    19日時点では0.35%。
    2009年4月10日の0.353%以来の水準。
    その後2013年6月には0.82%まで上昇したのが歴史。
    「買い残の少ない銘柄は売り圧力が少ない」というのがセオリー。
    だとするならば売り残は高水準、買い残はスカスカ、逆日歩オンパレードというのは悪くない。
    平成の時代に染み付いた「株は上がらない」という心理。
    これを掃除するのにいい機会が訪れたのかも知れない。
    因みに・・・。
    貸株超過数(貸株が融資残高を上回り過去25日の売1日あたり平均売買高で割った数値)。
    これが1日あたりの売買高に匹敵するほど貸株が積み上がっている銘柄群。
    キーエンス(6861)、ファーストリテ(9983)、SMC(6273)、コーセー(4922)、ディスコ(6146)、ファナック(6954)、大東建(1878)、シマノ(7309)、東エレ(8035)、日電産(6594)、OLC(4661)、小林製薬(4967)、ZOZO(3092)、資生堂(4911)、明治(2269)、GMOPG(3769)、スズケン(9987)、京王(9008)、ABCマート(2670)。
     
    孫さんが損をした話。
    ウオールストートジャーナルの報道。
    ソフトバンクの孫正義氏は仮想通貨ビットコインへの投資で約1.3億ドルの損をしたという。
    145億円など資産2兆円を超える人には大したことでもなかろう。
    しかし不損神話は崩壊した。
    「孫さんも損をする」と解釈するか
    あるいは「仮想通貨は孫さんでも思い通りにならない」と解釈するか。
    できれば後者の方と考えたい。
    しかも高値の絶頂の2017年に投資し急落した18年に売却。
    素人っぽい動きに見えてならない。
    実像が虚像に変わらなければ良いが・・・。
     
     
    NYダウは145ドル高の26656ドルと反発。
    NASDAQは105ポイント高の8120ポイントと3日続伸。
    S&P500は25ポイント高の2933ポイントと3日続伸。
    ダウ輸送株指数は26ポイント高の11003ポイント。
    SOX指数は1.01%の上昇。
    VIX指数は12.32。
    3市場の売買高は67.5億株とあいかわらずの薄商い。
    225先物CME円建ては大証日中比95円高の22335円。
    ドル建ては大証比115ポイント高の22355ポイント。
    大証夜間取引終値は日中比110円高の22350円。
    ドル円は111.86円。
    10年国債利回りは2.568%。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    京写(6837)・・・動兆
     
     
    京写に注目する。
    同社は片面プリント配線板で世界首位。
    国内の自動車やLED照明関連堅調。
    業績は復調。
    今期はリバウンド期待。


    (兜町カタリスト櫻井)


     

    24日の東京株式市場は続伸後、もみ合いとなりそう。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2200円-2万2400円。
     
    現地23日の米国株式市場で、NYダウが反発し、ナスダック総合指数は史上最高値を更新したことで、買いが先行するとみられる。国内でも日本電産が今期の2桁営業増益計画を出してきており、企業決算への警戒を和らげる材料が多い。
     
    ただ、手掛かり材料難のなか、10連休を控えることから、積極的な売買は手控えられるとみられ、買い一巡後は上値が重そうだ。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台後半(23日終値は111円84-86銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の半ば(同125円76-80銭)とやや円高で推移している。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所終値比95円高の2万2335円だった。

     
    【好材料銘柄】
     
    ■細谷火工 <4274>
    前期経常を32%上方修正、配当も1円増額。
     
    ■医学生物学研究所 <4557>
    今期経常は81%増で2期連続最高益更新へ。
     
    ■明星電気 <6709>
    前期経常を21%上方修正、配当も5円増額。
     
    ■KIホールディングス <6747>
    親会社の小糸製作所 <7276> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株455円で、買い付け期間は4月24日から6月12日まで。TOBが成立した場合、同社株は上場廃止となる見通し。
     
    ■生化学工業 <4548>
    前期経常を24%上方修正。
     
    ■クボテック <7709>
    前期経常を赤字縮小に上方修正。
     
    ■ピー・シー・エー <9629>
    今期経常は17%増益へ。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    24(水)
    日銀金融政策決定会合(〜4/25)
    2月全産業活動指数(13:30)
    《決算発表》
    キヤノン、LINE、花王、サイバエージ、日立建、ジャフコ、キッコーマン、積水樹、エムスリー、イビデン、JSR、アマノ、オムロン、航空電、スタンレ電、ファナック、コメリ、KABU.COM、富通ゼネ、キーエンス、大ガス、中外薬
     
    【海外】
    独4月Ifo景況感指数(17:30)
    《米決算発表》
    マイクロソフト、キャタピラー、Facebook、バイオジェン、Visa、PayPal、アンフェノール、ノースロップ・グラマン、エアー・プロダクツ・アンド・ケミカルズ、ジェネラル・ダイナミクス、AT&T、ザイリンクス、シトリックス・システムズ
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [概況]

    東京時間に当日安値111.640円まで下げたドルは其の後値を戻し、NY市場で発表された2月住宅価格指数は予想を下回ったがドルはそれまでの高値を上抜き、NY株式市場が上昇で始まると序盤に当日高値112.045円まで上昇した。
     
    しかし大台を維持出来ず、続いて発表された3月新築住宅販売件数は予想を上回ってドルは買われたが112円を回復する事は出来なかった一方、4月ユーロ圏消費者信頼感指数の予想を下回る結果にユーロはNY市場序盤に当日安値125.300円まで下落した。
     
    ドルは中盤に欧米市場安値となる111.765円まで反落したが下値も堅く、其の後は買い戻されて最後は前日比-7銭の111.885円と小幅安で引け、ドル以外の主要通貨も値下がりして引けた。
    米国の経済指標や企業の決算は良好で米経済は好調を維持しており、ドルの下値は堅いが上値も重い状況が続いている。しかしこの日発表されたユーロ圏経済指標を見ればユーロは買いづらく、ドル買いが一番無難ではないか。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    [株価材料]
     
     
    ■伊藤園(2593)
    西光エンジニアリングに出資 資本提携
     
    ■セブン&アイ(3382)
    傘下のセブン・イレブンが即席麺で仕入れルールを緩和 食品ロス削減や返品抑制
     
    ■薬王堂(3385)
    AIを活用した無人レジの実証実験を仙台市内の店舗で実施
     
    ■塩野義(4507)
    「ゾフルーザ」で日本感染症学会が使用方針を策定 「通常」での使用避けて
     
    ■グリーンズ(6547)
    主力のコンフォートホテルに新しいフロントシステムを導入
     
    ■ミマキエンジ(6638)
    衣料品などの印刷に使う服飾用デジタルプリンターの事業を拡大
     
    ■プレス工(7246)
    IoT活用で生産効率化 宇都宮工場の設備を増強
     
    ■京急(9006)
    訪日外国人向けに4言語対応の観光案内スマホアプリを開発
     
    ■京成(9009)
    千葉市の建設会社「式田建設工業」を完全子会社化 京成建設と合併で建設事業強化
     
    ■ソフトバンクG(9984)
    孫正義会長兼社長がビットコインへの個人的な投資で1億3000万ドル(約145億円)あまりの損失。
     

     
    23日のNYダウ工業株30種平均は反発した。前日比145ドル34セント高の2万6656ドル39セントで終えた。
     
    米主要企業の2019年1〜3月期決算シーズンが佳境を迎える中、この日は総合電機大手ユナイテッド・テクノロジーズや防衛大手ロッキード・マーチンなどが良好な決算を発表。インターネット短文投稿サイトを運営するツイッターや玩具大手ハズブロも市場予想を大幅に上回る利益を確保した。ツイッターは一時、17%高と急騰した。
    各社の好決算や楽観的な業績見通しを受け、市場では景気減速懸念が後退、幅広い銘柄に買いが入った。
     
    また、米商務省が午前中に発表した3月の新築一戸建て住宅販売件数は、季節調整済みで前月比4.5%増の69万2000戸(年換算)となった。プラスは3カ月連続で市場予想も上回り、住宅市場に対する過度の懸念が後退したことも、投資家に買い安心感を与えた。
     
    「内需型や外需型に関係なく予想より良い決算が目立った」との声が聞かれた。今週に決算発表を控えるフェイスブック、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなど大型ハイテク株も決算を先回りした買いで上げた。
     
    ヘルスケア株が幅広く上昇し、相場を支えた。米民主党の「国民皆保険案」導入への過度の懸念から直近まで売られていたが、市場で「法案成立の可能性は低い」との見方が広がったようだ。
     
    ナスダック総合株価指数は105.556ポイント高の8120.822、S&P500種株価指数は25.71ポイント高の2933.68で終えた。ナスダックは8カ月ぶり、S&P500は7カ月ぶりに過去最高値を更新した。ダウ平均も昨年10月に付けた過去最高値にあと172ドルに迫った。
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    26,656.39+145.34
    S&P500種
    2,933.68+25.71
    ナスダック
    8,120.822+105.556
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,273.20−4.40   
    NY原油(ドル/バレル)
    66.10−0.20
    円・ドル
    111.85 - 111.86    +0.01

     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は上昇した。
    6月物は前日比95円高の2万2335円で引け、23日の大取終値を95円上回った。
    企業の好決算を背景に米株高が進み、日経平均先物は買われた。
    23日の米株式市場でハイテク株を中心にするナスダック総合株価指数や、S&P500種株価指数が過去最高値を更新した。
    この日の6月物高値は2万2355円、安値は2万2115円。
     

    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    22335 ( +95 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    22355 ( +115 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7523.07(+63.19)
    FTSE100種総合株価指数は。前営業日18日の終値に比べ63.19ポイント高の7523.07と、終値ベースで2018年9月下旬以来、ほぼ7カ月ぶりの高値で引けた。構成銘柄の約6割が上昇した。
    原油高を背景に石油株が株価上昇をけん引。1〜3月期の企業業績も比較的好調で、買い安心感につながった。米国株の堅調な推移も相場を後押しした。
    午後に入り、多国籍企業の医薬品関連株やたばこ株、酒類のディアジオが値上げ幅を拡大した。
     
    個別銘柄では、石油大手BPが2.6%高、同ロイヤル・ダッチ・シェルのA株が2.2%高、B株が2.3高と買われた。総合ヘルスケアのNMCヘルスと自動車売買ウェブサイトのオート・トレーダー・グループが大幅高で引けた。
     
    半面、航空株が大幅に下落した。原油高による燃料費高騰の思惑が売り材料視された。
    格安航空大手イージージェットが3.9%の大幅安。航空大手インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)も3.3%安と売られた。金属相場の下落を背景にフレスニージョなど鉱業株は売りが先行した。銀行株も軟調だった。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12235.51(+13.12)
    ドイツ株式指数(DAX)は8日続伸した。終値は前営業日の18日と比べて13.12ポイント高の12235.51だった。
    午前は売りが先行していたが、上昇に転じた。
    個別では、医療機器のフレゼニウスとオンライン決済サービスのワイヤーカードの上げが目立った。一方で鉄鋼のティッセン・クルップが大幅安だった。

     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5591.69(+11.31)


     

04月24日 毎日コラム
期待が高まる先進医療
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