【市況一覧】
日経平均株価
38,701.90 -111.68 12/20
TOPIX
2,701.99 -11.84 12/20
マザーズ
624.89 -5.96 12/20
NYダウ平均
42,342.24 +15.37 12/20
ナスダック総合
19,372.77 -19.92 12/20


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    今週は、日経平均は週明け23日に強い上昇となり、終値で2万7000円台を回復。
    しかし、24日から26日までは3日続落とさえない動きが続いた。米国でスナップ株が暴落したことで、グロース株に対する懸念が再燃。ダウ平均の上昇が続く中でも、米株先物の動向などに神経質となり、場中に上値が重くなることが多かった。米小売株の多くが決算を受けて大幅高となったことを好感して、金曜27日は3桁の上昇。ただ、この日も2万7000円に接近したところでは上値が抑えられた。
    週を通して方向感は定まらなかったものの、日経平均は週間では約42円の上昇。週初の発射台が高く、週足では陰線を形成した。
     
     
    来週は横ばい展開か。上値が重く下値は堅い展開が続く可能性がある。
    6月相場に入り、週末には米5月雇用統計の発表が控えている。
    基本的には雇用統計前で様子見姿勢が強まる展開を想定。週明け5月30日は戦没者追悼記念日で米国が休場ということもあり、早いうちから閑散相場に突入する可能性もある。
    米国の決算発表も一巡し、個別の材料は少ない一方、月末月初で日米の経済指標の発表は多い。指標に対する一喜一憂が続き、方向感が定まらないと思われる。
     
    米国の長期金利は足元では低下傾向にある。また、米国株にはようやく下げ止まり感が出てきており、これらの点は相場を下支えする。一方、雇用統計の結果次第では改めて米国の金融引き締め強化が意識されることから、高くなれば戻り売りが上値を抑えることになるだろう。
     
    日経平均株価は、年初からの価格帯別累積売買代金で2万6500円−2万7000円のゾーンが多く、上値では戻り売りが出やすいだろう。半面、バリュエーション的には売り込みにくいとの見方もあり、下値拾いの買いも入りやすい。特段の材料が浮上しなければ、「戻り売り・押し目買いの流れに変わりはない」との声が聞かれる。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(27日現在)
     
    28221.83  ボリンジャー:+2σ(13週)
    27946.58  200日移動平均線
    27790.82  ボリンジャー:+3σ(25日)
    27525.36  ボリンジャー:+1σ(13週)
    27422.67  ボリンジャー:+2σ(25日)
    27343.85  26週移動平均線
    27054.51  ボリンジャー:+1σ(25日)
    27034.95  均衡表基準線(週足)
    26984.78  均衡表転換線(週足)
    26828.89  13週移動平均線
    26800.99  75日移動平均線
    26789.77  均衡表雲上限(日足)
     
    26781.68  ★日経平均株価27日終値
     
    26758.84  6日移動平均線
    26686.36  25日移動平均線
    26634.38  均衡表基準線(日足)
    26601.64  均衡表転換線(日足)
    26510.28  均衡表雲下限(日足)
    26460.52  ボリンジャー:-1σ(26週)
    26318.21  ボリンジャー:-1σ(25日)
    26132.42  ボリンジャー:-1σ(13週)
    25950.06  ボリンジャー:-2σ(25日)
     
    終値は25日移動平均線を再び上回り、下値不安は後退した格好となった。反面、節目の2万7000円近くで高寄りした後は上げ幅を縮小。ローソク足は陰線を描いて上値の重さを再確認する形にもなった。一目均衡表では雲上限抜けで寄り付いたが、終値は雲中へ押し戻された。本日終値近辺では、上方に75日線(26800.98円)、下方には5日線(26762.79円)や25日線(26686.36円)と狭い値幅に主要線が並んで膠着感の強まりを示しており、来週は持ち合い放れのタイミングを窺う相場になりそうだ。
     
     

    【大引け概況】

    27日の日経平均株価は4日ぶりに反発し、前日比176円84銭(0.66%)高の2万6781円68銭で終えた。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:54 容量:12.06M

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    前日の米株式相場の上昇が投資家心理の支えとなり、半導体関連などに買い戻しが優勢だった。海運株の上昇も目立った。半面、戻り待ちの売りも出やすく、相場の上値は重かった。
     
    朝方は、26日の欧米株高を受け、買いが先行した。前日に3日続落した反動もあり、前場早々に2万6996円70銭(前日比391円86銭高)まで上昇した。ただ、フシ目の2万7000円を前に戻り売りも出やすく、買い一巡後は上げ幅を縮小し、後場前半には2万6731円60銭(前日比126円76銭高)まで押し戻された。
    その後持ち直したが、戻りは限定された。なかで、電気ガスなどのディフェンシブ銘柄が売られたが、値がさ半導体関連株などが堅調で指数を支えた。
     
    市場からは「国内に目新しい材料はなく、米国株にらみで主体性のない動きだ。個別株物色で局地戦があっても、全体は先物・インデックス売買で動いている。上は重いが下は堅く、戻り売り・押し目買いの流れに変わりはない」との声が聞かれた。
     
    東証株価指数(TOPIX)は続伸し、前日比9.72ポイント高の1887.30で終えた。
    東証プライムの売買代金は概算で2兆9671億円。売買高は11億6839万株だった。
     
    東証プライムの値上がり銘柄数は1228と、全体の約67%だった。値下がりは548、変わらずは61銘柄だった。
     
     

    業種別株価指数(33業種)では海運業、保険業、鉄鋼などが上昇。電気・ガス業、ゴム製品、食料品などは下落。
     
    個別銘柄では、1:3の株式分割を発表した日本郵船が6%を超える上昇し、川崎汽船や商船三井も上昇した。岸田首相が26日に外国人観光客の新規入国を6月10日から再開すると発表したことから、インバウンドへの期待で日本航空やANAホールディングスが買われ、エイチ・アイ・エスやパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスも値を上げた。レーザーテックや東京エレクトロン、アドテスト、信越化といった半導体製造装置株が堅調で、ソフトバンクグループ(SBG)やソニーグループが上昇。日本製鉄やジェイ エフ イー ホールディングスが買われた。
     
    半面、任天堂やファーストリテイリング、キーエンスが安く、KDDIや三菱商事、エムスリー、ファストリ、オリンパスが値を下げた。塩野義製薬やデンソー、SMCが軟調だった。
     


     
    東証スタンダード市場は、スタンダードTOP20は反発。出来高1億8669万株。
    値上がり銘柄数738、値下がり銘柄数480と、値上がりが優勢だった。
    米株高を好感し値がさの半導体関連株などを中心に買いが広がった。個人投資家の関心がインバウンド関連株や海運株などに向かっていた。ただ、上値では戻り売りに抑えられ、伸び悩んだ。
     
    個別では、明治海運がストップ高。キャンディル、工藤建設、協和日成、プラップジャパン、ライフドリンク カンパニーなど35銘柄は年初来高値を更新。東京機械製作所、セイヒョー、Mipox、フェローテックホールディングス、エージーピーが買われた。
     
    一方、SDSホールディングス、ナカボーテック、錢高組、日本基礎技術、クックパッドなど34銘柄が年初来安値を更新。MITホールディングス、ランシステム、日本アビオニクス、富士ソフトサービスビューロ、さいか屋が売られた。
     
     
     


     
    東証グロース市場ではグロースCore、マザーズ指数は反落。東証マザーズ指数の終値は前日比2.14ポイント(0.33%)安い645.11だった。
    寄り付き直後は前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した流れを受け、新興銘柄にも買いが先行した。その後は幅広い銘柄に戻り待ちの売りが出たことで、指数全体が押し下げられた。
    フリーやJTOWER、データHRが下げた。一方、フロンテオやメディネットは上げた。
    市場では「米国でのインフレ懸念は拭えず、米金利は高止まりしている。高PER(株価収益率)銘柄に買いを入れにくい局面が続いている印象だ」との声も聞かれた。
    値上がり銘柄数180、値下がり銘柄数264と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、クラスターテクノロジー、エクストリームがストップ高。メディネット、アイリッジ、シェアリングテクノロジー、日本情報クリエイト、くふうカンパニーなど15銘柄は年初来高値を更新。スポーツフィールド、TORICO、スリー・ディー・マトリックス、アドバンスト・メディア、FRONTEOが買われた。
     
    一方、ベガコーポレーション、クリーマ、Sun Asterisk、プレイド、ココペリなど19銘柄が年初来安値を更新。データホライゾン、ステラファーマ、ヘリオス、サークレイス、CaSyが売られた。
     

     
    27日午前の日経平均株価は反発し、前日比168円00銭(0.63%)高の2万6772円84銭、東証株価指数(TOPIX)は7.65ポイント高の1885.23と続伸して午前の取引を終えた。
     
    前日の米株式市場の大幅高を受け、買い先行でスタート。
    前日の米株式市場では小売りの一角や、半導体関連の上昇が目立った。東京株式市場でも東エレクやアドテストなどが買い戻され、相場のけん引役になった。ソフトバンクグループ(SBG)の上昇も目立った。一時400円近い上昇となり2万7000円に迫ったが、上値は重く買い一巡後は伸び悩んだ。海運や空運株が高く、半導体製造装置関連株なども上昇した。
    一方、医薬品株は利益確定売りに押され、相場の重荷になった。
     
    日経平均は2万7000円に届かず失速した。18、23、24日に続いて2万7000円台定着に失敗しており、戻り待ちの売りの強さが窺える。先週までは東京株式市場の海外市場と比べた相対的な強さを指摘する声が聞かれ、先物も日中取引の底堅さなどが目立っていたが、今週に入ってからは朝方の上昇から失速するケースが多く見られ、相対的な強さとやらは過去の話になったようだ。

     

    市場では「このところ米長期金利の上昇が一服しているのはグロース(成長)株にとって支えだが、米金融政策や景気の先行きには不透明感が強く、持ち高を一方向には傾けにくい」という声が出ていた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆6199億円、売買高は5億9908万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1018と、全体の約55%だった。値下がりは739、変わらずは80銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では海運業、保険業、鉱業などが上昇。電気・ガス業、食料品、医薬品などは下落。
     
    個別銘柄では、株式分割を発表した日本郵船が急伸し、川崎汽船や商船三井が買われた。日本航空やANAホールディングスもしっかり。レーザーテックや東京エレクトロンも値を上げ、信越化、豊田通商、テルモ、ソフトバンクグループやソニーグループが高い。
     
    半面、任天堂やキーエンス、ファーストリテイリングが安く、エムスリー、KDDI、オリンパス、ベイカレント・コンサルティングが売られた。
     

    [概況]


     
    【NY外為ドル円概況】
     
    26日のNY為替市場は、米国の1-3月期GDP改定値の下方修正を受けてドル売りになりましたが、新規失業保険申請件数の低下を好感してドル買いに転じました。また、米国株の大幅続伸を手掛かりにした円売りも進み、一時127.42円まで上昇。その後、米7年債入札の強めの結果を受けて長期金利が低下し、127円台前半まで上げ幅を縮小して取引を終えました。
     
    【東京外為ドル円概況】
     
    27日の東京外国為替市場でドル円は、前日の海外市場で米国株上昇を受けたリスクオンの買いに上昇した流れを受け、127.21円まで上昇しました。その後、本邦勢の本格参入を前に127円を挟んでもみ合いとなっています。今朝の日経平均のしっかりとした動きを受けてリスク警戒感が後退。ドル円、クロス円の支えとなり、127円近辺の推移となっています。(カネツ商事提供)


    [提供:AIゴールド証券株式会社]

    【寄り付き概況】

    27日午前の東京株式市場は、前日の米国株高を好感して買いが先行。日経平均株価は前日比342円96銭高の2万6947円80銭と4日ぶりに反発して始まった。一時は2万6996円と、節目の2万7000円に接近した。
     
    前日の米株式市場は、NYダウが516ドル高と大幅に5日続伸。小売り企業の決算が好調だったことが好感された。
     
    また、東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=127円前後(26日は1ドル=126円59−61銭)、1ユーロ=136円台の前半(同135円30−34銭)で取引されている。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、31業種が高く、値上がりは海運、空運、金属製品、精密機器、機械など。値下がりは、電力・ガス、食料品。
     
    東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
     
    値がさ株を中心に買いが先行している。米市場で半導体関連をはじめハイテク株が大きく上昇した流れで、東京市場でも東エレクやアドテストの上昇が目立つ。ソフトバンクグループ(SBG)も大幅高となり、日経平均を押し上げている。
    ファストリ、ソニーG、ファナックが高い。一方、塩野義、アステラス、JTが安い。

     


    「大幅続伸」

    木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅続伸。
    NASDAQ総合は2.7%高。
    主要3指数はいずれも過去数十年で最長の下げに終止符を打つ見通し。
    3指数は週間で3月半ば以来の大幅な上げとなる可能性がある。
    アップル、テスラ、アマゾンが上昇。
    ツイッターは6.4%上昇。
    アリババ・グループの米上場株は14.8%高。
    第1四半期の実質国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期比1.5%減。
    4月に発表された速報値(1.4%減)から下方修正。
    第4四半期は6.9%増だった。
    4月の中古住宅販売仮契約指数は前月比3.9%低下の99.3。
    2020年4月以来2年ぶりの低水準となった。
    低下は6カ月連続。
    「住宅ローン金利の上昇と住宅価格の上昇が住宅需要の減衰の背景」との解釈。
    市場予想は2.0%低下だった。
    週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比8000件減の21万件。
    市場予想は21万5000件だった。
    10年国債利回りは2.741%。
    一時2.706%まで低下する場面があった。
    2年国債利回りは2.477%。
    FRBが年後半に引き締めサイクルを減速あるいは一時停止する可能性が焦点。
    「FRBは9月に引き締めを一時停止。
    政策金利を1.75─2%のレンジにとどめる可能性が高い」と言う声もある。
    ドル円は127円台前半。
    WTI原油7月物は前日比3.76ドル(3.4%)高の114.09ドル
    ビッドコインはビットコインが0.17%安の2万9459ドル。
    イーサは4.68%安の1850ドル。
    SKEW指数は122,96→118.85→122.28。
    恐怖と欲望指数は11→17。
    週明けはメモリアルデーで休場。
    来週末に水星の逆行が終わる。

    木曜のNYダウは516ドル(1.61%)高の32637ドルと5日続伸。
    高値32774ドル、安値32248ドル。
    一時650ドル以上上昇した場面もあった。
    サイコロは8勝4敗。
    NASDAQは305ポイント(2.68%)高の11740ポイントと続伸。
    高値11511ポイント、安値11211ポイント。
    サイコロは6勝6敗。
    S&P500は79ポイント(1.99%)高の4057ポイントと続伸。
    高値4075ポイント、安値3984ポイント。
    サイコロは6勝6敗。
    ダウ輸送株指数は397ポイント(2.89%)高の14141ポイントと続伸。
    SOX指数は3.87%高の2994ポイントと続伸。
    VIX指数は27.50。
    3市場の売買高は114.3億株(前日は111.9億株、直近20日平均132.2億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比350円高の26960円。
    ドル建ては大証日中比365円高の26975円。
    ドル円は127.14円。
    10年国債利回りは2.741%。
    2年国債利回りは2.477%。

    「雲の上に出たい」

    木曜の日経平均は寄り付き8円高。
    終値は72円(▲0.27%)安の26604円と3日続落。
    日足は3日連続陰線。
    TOPIXは10.37ポイント(△1.00%)高の1877ポイントと小幅反発。
    プライム市場指数は0.54ポイント高の965.90とこはばに3日ぶりに反発。
    東証マザーズ指数は1.63%高と3日ぶりに反発。
    プライム市場の売買代金は2兆7142億円(前日は2兆7191億円)。
    5日連続で2兆円台。
    値上がり1036銘柄(前日640銘柄)。
    値下が7184銘柄(前日1114銘柄)。
    何かアンバランス。
    新高値56銘柄(前日31銘柄)。
    新安値68銘柄(前日115柄)。
    日経平均の騰落レシオは92.22(前日87.75)。
    グロース市場の騰落レシオは74.75。
    直近安値は62.78(1月17日)
    最安値は49.27(22年1月17日)。
    NTレシオは14.17倍(前日14.22倍)。
    サイコロは7勝5敗で58.33%。
    下向きの25日線(26687円)からは▲0.31%(前日▲0.11%)。
    2日連続で下回った。
    下向きの75日線は26811円。
    3日連続で下回った。
    下向きの200日線(27949円)からは▲4.81%(前日▲4.57%)。
    89日連続で下回った。
    上向きの5日線は26754円。
    2日連続で下回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.0645%(前日▲12.105%)。
    買い方▲11.267% (前日▲10.066%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲1.874%(前日▲0,009%)。
    買い方▲32.032% (前日▲33.016%)。
    空売り比率は44.7%(前日43.7%。3月24日から40日連続で40%超)。
    空売り規制なしの比率は8.1%(前日6.5%)。
    日経VIは23.01(前日24.30)。
    日経平均採用銘柄の予想PERは12.87倍(前日12.84倍)。
    3日連続で12倍台。
    前期基準では12.97倍。
    EPSは2067円(前日2077円)。
    225のPBRは1.16倍。
    BPSは22935円(前日22998円)
    日経平均の益回りは7.77%。
    10年国債利回りは0.230%。
    プライム市場の予想PERは13.54倍。
    前期基準では13.86倍。
    PBRは1.16倍。
    プライム市場の単純平均は10円安の2363円。
    プライム市場の売買単価は2499円(前日2334円)。
    プライム市場の時価総額は680兆円(前日680億円)。
    ドル建て日経平均は209.08(前日210.04)。
    木曜のシカゴ225先物円建て終値は大証日中比350円高の26960円。
    高値27025円、安値26590円。
    大証先物夜間取引終値は日中比31円高の26920円。
    気学では「初め高いと下押しを見せるが、安寄りしたら買い狙え」。
    月曜は「目先のポイントを作る注意日」。
    火曜は「人気の反対に動く日。逆張り方針良し」。
    水曜は「変化日にして不時の高下を見せる日」。
    木曜は「初め強いと後安の日。吹き値売り良し」。
    金曜は「人気に逆行して前後場歩調を変える日」。
    ボリンジャーのプラス1σが27055円。
    プラス2σが27428円。
    マイナス1σが26318円。
    マイナス2σが25582円。
    一目均衡の雲の上限が26893円。
    下限が26510円。
    3日連続で雲の中。


    《今日のポイント5月27日》

    (1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅続伸。
       NASDAQ総合は2.7%高。
       主要3指数はいずれも過去数十年で最長の下げに終止符を打つ見通し。
       10年国債利回りは2.741%。
       2年国債利回りは2.477%。
       FRBが年後半に引き締めサイクルを減速あるいは一時停止する可能性が焦点。
       SKEW指数は122,96→118.85→122.28。
       恐怖と欲望指数は11→17。
       週明けはメモリアルデーで休場。
       来週末に水星の逆行が終わる。

    (2)ダウ輸送株指数は397ポイント(2.89%)高の14141ポイントと続伸。
       SOX指数は3.87%高の2994ポイントと続伸。
       VIX指数は27.50。
       3市場の売買高は114.3億株(前日は111.9億株、直近20日平均132.2億株)。
       225先物CME円建ては大証日中比350円高の26960円。

    (3)プライム市場の売買代金は2兆7142億円(前日は2兆7191億円)。
       5日連続で2兆円台。
       値上がり1036銘柄(前日640銘柄)。
       値下が7184銘柄(前日1114銘柄)。
       何かアンバランス。
       新高値56銘柄(前日31銘柄)。
       新安値68銘柄(前日115柄)。
       日経平均の騰落レシオは92.22(前日87.75)。
       NTレシオは14.17倍(前日14.22倍)。
       サイコロは7勝5敗で58.33%。

    (4)下向きの25日線(26687円)からは▲0.31%(前日▲0.11%)。
       2日連続で下回った。
       下向きの75日線は26811円。
       3日連続で下回った。
       下向きの200日線(27949円)からは▲4.81%(前日▲4.57%)。
       89日連続で下回った。
       上向きの5日線は26754円。
       2日連続で下回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.0645%(前日▲12.105%)。
       買い方▲11.267% (前日▲10.066%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲1.874%(前日▲0,009%)。
       買い方▲32.032% (前日▲33.016%)。

    (6)空売り比率は44.7%(前日43.7%。3月24日から40日連続で40%超)。
       空売り規制なしの比率は8.1%(前日6.5%)。
       日経VIは23.01(前日24.30)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.87倍(前日12.84倍)。
       3日連続で12倍台。
       EPSは2067円(前日2077円)。
       225のPBRは1.16倍。
       BPSは22935円(前日22998円)
       日経平均の益回りは7.77%。
       10年国債利回りは0.230%。

    (8)プライム市場の単純平均は10円安の2363円。
       プライム市場の時価総額は680兆円(前日680億円)。
       ドル建て日経平均は209.08(前日210.04)。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが27055円。
       プラス2σが27428円。
       マイナス1σが26318円。
       マイナス2σが25582円。
       一目均衡の雲の上限が26893円。
       下限が26510円。
       3日連続で雲の中。

    今年の曜日別勝敗(5月26日まで)

    月曜7勝11敗
    火曜11勝9敗
    水曜11勝8敗
    木曜9勝11敗
    金曜9勝9敗

    5月第3週の週間海外投資家動向。
    現物336億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
    先物2387億円売り越し(2週連続で売り越し)。
    合計2050億円売り越し(2週連続で売り越し)。
    個人は現物389億円売り越し。
    先物805億円売り越し。
    合計1194億円の売り越し。
    信託銀行は現物566億円買い越し。
    先物35億円売り越し。
    合計531億円の買い越し。


    5月第2週の週間海外投資家動向。
    現物3534億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
    先物3996億円売り越し(2週ぶりに買い越し)。
    合計7530億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
    個人は現物2832億円買い越し。
    先物1037億円買い越し。
    合計3869億円の買い越し。
    信託銀行は現物817億円買い越し。
    先物1156億円買い越し。
    合計1973億円の買い越し。

    世界経済フォーラム(WEF)が終了。
    来年の年次総会(ダボス会議)を来年は従来通りの1月開催に戻すことになった。
    過去2年は新型コロナウイルス流行で中止や延期。
    来年は1月15─20日の日程で開催する予定。
    ひとつのイベントが元に戻る。

    低下している米バイデン大統領の支持率。
    ロイター/イプソスの直近米世論調査では前週から6%ポイント低下して36%。
    就任以来最低となった。
    支持率は昨年8月以降、50%を下回っている。
    ただ2017年12月に記録したトランプ前大統領の最低支持率(33%)は上回っている。

    あるITT企業の創業会長が先週亡くなられた。
    北海道から沖縄までIRと称して駆け巡った記憶が甦る。
    最後にお会いしたのは冬の東京よみうり。
    「少し?せられたかな」と感じたものの、突然の訃報だった。
    「最初の資本金が確か200万円。
    今は時価総額1000億円。
    そんなに難しいことじゃないですよ」と話された。
    そして「最近は正月に訪問するのは銀行の支店長ではなくて証券会社の法人部」とも。
    「RPA」や「DX」という単語を2年ほど先駆けて教えてくれたのもこの会長さんだた。
    ITの第一世代だったから世界のITの進歩の歴史を教えてもらった。
    「ダーウィンの進化論のように当社は変化に対応してきた」。
    その言葉が甦る。
    享年75歳。
    「余命10年」という言葉が迫ってきたような気もする。
    合掌。

    スケジュールを見てみると・・・。

    5月30日(月)メモリアルデーでNY休場、バンクホリデーでロンドン休場
    5月31日(火) 株高の日L、変化日。MSCI日本株指数パッシブ売買インパクト

    【6月】6勝4敗、(勝率60%、4位)
        気学では「夏至前後の安値は底入れとみて駆け引きすべき」。

     6月3日(金)水星順行、中国端午節(→5日)
     6月6日(月)株安の日、変化日
     6月7日(火)東証REITCORE指数年次リバランスの発表
     6月9日(木)株安の日L
    6月10日(金)メジャーSQ、天赦日、一粒万倍日
    6月13日(月)変化日
    6月16日(木)株安の日L
    6月17日(金)変化日、FTSE日本株指数パッシブ売買インパクト
    6月20日(月)ジューンティーンス(奴隷解放記念日)でNY休場
    6月21日(火)上げの特異日
    6月23日(木)変化日
    6月28日(火)大幅高の特異日
    6月29日(火)上げの特異日、変化日、東証REITCORE指数パッシブ売買インパクト



    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    ODK(3839)・・・動兆

    システム開発・運用会社。入試関連支援業務が主力
    システム運用はマイナンバー関連増勢。
    23年3月期は大学生向けの補習サービス等の新事業が拡大。
    既存の入試業務に関連したDX需要も拡大。
    サブスク解約防止ツールはセールスフォース・ジャパンとのデータ連携で機能強化。
    ベクトルとの業務提携発表。


    (兜町カタリスト櫻井)


    27日の日経平均株価は反発後、上値の重い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万6600円−2万7000円を想定。
    NYダウ平均は516ドル高の32637ドルで取引を終えた。
    日経平均株価はきのう26日まで3日続落していた反動や、現地26日の欧米株高から、買い先行スタートとなろう。
    ただ、直近では心理的なフシ目の2万7000円近辺で、戻り待ちの売りに上値を抑えられる状況が続いている。買い手がかり難のなか週末要因も重なり、買い一巡後は、伸び悩み商状となる場面もありそう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=127円台の前半(26日は126円59−61銭)、ユーロ・円が1ユーロ=136円台の前半(同135円30−34銭)と円安方向に振れており、輸出関連銘柄には支えとなりそう。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比350円高の2万6960円だった。
     
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■日本ケミファ <4539>
    今期最終を83%上方修正。
     
    ■レナサイエンス <4889>
    ニプロ <8086> と締結した「血中透析中の低血圧を予測する人工知能(AI)アルゴリズム開発」に関する共同研究契約を2年間延長することで合意。
     
    ■エクストリーム <6033>
    角川ゲームスの会社分割による吸収分割承継会社の第三者割当増資を引受け、特定子会社化する。
     
    ■インフォマート <2492>
    「IT導入補助金2022」のIT導入支援事業者として採択。「BtoBプラットフォーム」シリーズが補助金対象のITツールとして認定。
     
    ■パレモ・ホールディングス <2778>
    5月既存店売上高は前年同月比31.7%増と増収基調が続いた。
     
    ■アルデプロ <8925>
    今期配当を5円増額修正。
     
    ■日本郵船 <9101>
    9月30日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。今期配当を実質0.5%増額修正。
     
    ■東京電力ホールディングス <9501>
    持ち分法適用関連会社であるユーラスエナジーホールディングスの保有株式を豊田通商 <8015> に譲渡。これに伴い、23年3月期に売却益1652億円を特別利益に計上する。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    27(金)
    5月都区部消費者物価指数(8:30)
    《決算発表》
    SBI
     
    【海外】
    米4月個人所得・個人消費支出(21:30)
     
    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     
    26日のNYダウ工業株30種平均は5日続伸し、前日比516ドル91セント(1.6%)高の3万2637ドル19セントで終えた。小売企業で市場予想を上回る四半期決算の発表が相次ぎ、米経済を支える消費は堅調との見方から消費関連株を中心に買いが優勢だった。
     
    この日発表された百貨店大手メーシーズ、ディスカウントストア大手ダラー・ツリー、同ダラー・ゼネラルの2〜4月期決算がいずれも市場予想を上回ったほか、各社は通期業績予想も上方修正した。小売り大手では、高インフレが逆風となる中で前週発表のウォルマートやターゲットの決算が振るわず、個人消費の減退などをめぐり懸念が強まっていた。ただ、一部の小売企業については業績が堅調なことが確認でき、投資家の間に安心感が広がった。
    また、前日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、連邦準備制度理事会(FRB)が市場の想定を上回るほどの急速な利上げ意向を示さなかったことも、引き続き株価を支えた。議事要旨によれば、5月会合の参加者の大半が、今後2回の会合でそれぞれ0.5%の大幅利上げを行うことが適切との見方を示していた。
     
    堅調な消費に伴い、米景気の底堅さが維持されるとの見方から景気敏感株も買われた。航空機のボーイングは5%上昇した。建機のキャタピラー、機械のハネウェル・インターナショナルなども高い。半面、通信のベライゾン・コミュニケーションズや製薬のメルクなど業績が景気の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄の一角は下げた。
     
    ダウ平均は取引終了にかけて強含み、上げ幅を600ドル超に広げる場面もあった。5月に入ってからの相場下落で、月末にかけ年金基金の資産配分見直しに伴う買いが入るとの観測もあり、こうした見方も投資家の買いを後押しした。
     
    ナスダック総合株価指数は続伸した。前日比305.909ポイント(2.7%)高の1万1740.650で終えた。25日夕に発表した2022年5〜7月期の業績見通しが市場予想を下回った半導体のエヌビディアは朝安後、切り返し5%高で終えた。同社株の動きはハイテク株全体の買い安心感につながったとの見方があった。電気自動車のテスラや交流サイトのメタプラットフォームズ、ネット検索のアルファベットなど主力株が軒並み上昇した。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    32,637.19+516.91
    S&P500種
    4,057.84+79.11
    ナスダック
    11,740.650+305.909
    FTウィルシャー5000
    41,154.20+834.58
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,847.60+1.30
    NY原油(ドル/バレル)
    114.31+0.22
    円・ドル
    127.09 - 127.10+0.50


     

    【シカゴ日本株先物概況】



    26日のシカゴ日経平均先物は続伸した。6月物は前日比170円高の2万6960円で引け、26日の大取終値を350円上回った。
    26日の米株式市場で小売り大手の好決算を手掛かりに米株が続伸し、日経平均先物に買いが波及した。
    前日の流れを引き継ぎ、FOMC議事要旨が想定内の内容で連邦準備制度理事会(FRB)による積極的な利上げへの懸念が和らいだことに加え、インフレのピークアウトへの期待も相場のサポート材料となった。
     
     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    26960 ( +350 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    26975 ( +365 )
    ※( )は大阪取引所終値比





    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7564.92(+42.17)
    26日のFTSE100種総合株価指数は続伸し、前日に比べ42.17ポイント(0.56%)高の7564.92で引けた。英政府が26日、エネルギー価格の高騰などで生活危機に直面する家計への財政支援策を発表した。消費を下支えするとの期待から、小売り関連株に買いが入った。個別銘柄を見ると、英オンライン食品販売オカド・グループが11%超の大幅高。英高級衣料バーバリーは4.6%高と締まった。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 14231.29(+222.36)
    26日のドイツ株価指数(DAX)は続伸した。前日に比べ223.36ポイント(1.59%)高の1万4231.29で終えた。前日に公表された5月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が、金融引き締め観測をより強める内容ではなかったと受け止められ、投資家心理の改善につながった。26日の米株式相場が上昇して始まったのを受け、午後に上げ幅を広げた。DAXでは独製薬大手バイエルが3.3%高だった。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 6410.58(+111.94)
    フランスCAC40種指数は1.78%高となった。景気刺激策に対する期待感が広がった。流通・小売株が上昇をけん引した。CACでは仏自動車大手ルノーが3.8%高と買われた。
     

05月27日 毎日コラム
お酒を飲まない人の脂肪肝の方が危険
・・・続き



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