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2,699.54 -10.32 07/26
マザーズ
642.91 +2.35 07/26
NYダウ平均
39,935.07 +81.20 07/26
ナスダック総合
17,181.73 -160.69 07/26


05月01日 マーケットコメント

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05月27日 マーケットコメント


     
    グロース株市場が安値圏でのもみ合いを続けている。出来高は増加傾向にあるものの、手掛かり材料不足の中で浮上のきっかけをつかめずにいる。
    決算シーズンの通過や米国市場の落ち着きなどはあるものの、積極的な買いが入るほど、投資マインドは改善していない。
     
    マザーズ指数は650ポイントを軸としたもみ合い相場が継続。5月に入ってから丸々1カ月間、この価格帯の狭いレンジ内での推移を続けている。
    力強い値動きとなっている銘柄もあるが、グロース株全般はまだ元気のない相場展開を続けている。
     
    様子見商状はまだ続きそうだが、来週からはIPO(新規上場)もスタート。トピックスの増加で投資家のグロース株への関心が高まるシナリオに期待したい。

    「3連休前に大幅続伸」

    週末のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅続伸。
    「FRBが景気後退を回避しつつ、金融引き締めを進めることが可能」。
    楽観的な見方が拡大したという都合の良い解釈だ。
    「市場はネガティブなニュースやFRBの行動を消化し、企業決算シーズンもほぼ終了」。
    そんな声も聞こえる。
    アップルやマイクロソフト、テスラが上昇。
    美容品販売アルタ・ビューティーとデル・テクノロジーズはともに12%超急伸。
    下方修正を受け、アパレル大手のアメリカン・イーグル・アウトフィッターズは6.6%安。
    NYダウは9週間ぶりに反発。
    S&P500とNAASDAQは8週間ぶりに反発。
    S&Pは週間で6.6%上昇。
    2020年11月以来の大きさとなった。
    4月の個人消費支出(PCE)価格指数は、前年同月比6.3%上昇。
    伸び率は1982年以来の高水準となった前月の6.6%から縮小。
    前月比で0.2%上昇と3月の0.9%上昇から減速。
    2020年11月以来、最小の伸びにとどまった。
    半日立ち合いとなった10年債利回りは6週間ぶりの低水準。
    FF金利先物は6月と7月、9月に0.5%利上げを織り込み。
    ただ、最終的な利上げ幅についての予想は縮小。
    来年3月時点の金利水準は2.89%。
    23日には3.03%の見通しだった。
    10年国債利回りは2.741%。
    2年国債利回りは2.477%。
    ドル円は127円台前半。
    WTI原油7月物は前日比0.98ドル(0.86%)高の1バレル=115.07ドル。
    3月8日以来約2カ月半ぶりの高値水準。
    ビットコインは2.59%安の2万8426ドル
    SKEW指数は122,96→118.85→122.28→121.25。
    恐怖と欲望指数は13→21。
    週明けはメモリアルデーで休場。
    来週末に水星の逆行が終わる。

    週末のNYダウは575ドル(1.76%)高の33212ドルと6日続伸。
    高値33213ドル、安値32682ドル。
    5月17日戻り高値32654ドルを上抜けた。
    サイコロは9勝3敗。
    NASDAQは390ポイント(3.33%)高の12131ポイントと3日続伸。
    高値12131ポイント、安値11856イント。
    サイコロは7勝5敗。
    S&P500は100ポイント(2.47%)高の4158ポイントと3日続伸。
    高値4158ポイント、安値4077ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    ダウ輸送株指数は302ポイント(2.14%)高の14444ポイントと3日続伸。
    SOX指数は4.03%高の3115ポイントと3日続伸。
    VIX指数は25.72。
    3市場の売買高は109.2億株(前日は114.2億株、直近20日平均131.3億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比330円高の27140円。
    ドル建ては大証日中比335円高の27145円。
    ドル円は127.10円。
    10年国債利回りは2.743%。
    2年国債利回りは2.484%。

    「27000円の壁を越えて」

    週末の日経平均は寄り付き343円高。
    終値は176円(△0.66%)高の26791円と4日ぶりに反発。
    日足は4日連続陰線。
    週間では42円上昇。
    週足は陰線(陽線基準は27001円、前週末終値は26739円)。
    TOPIXは9.72ポイント(△0.52%)高の1887ポイントと続伸。
    プライム市場指数は5.00ポイント高の970.90と続伸。
    東証マザーズ指数は0.33%安と反落。
    プライム市場の売買代金は2兆9671億円(前日は2兆7142億円)。
    6日連続で2兆円台。
    値上がり1228銘柄(前日1036銘柄)。
    値下がり548銘柄(前日184銘柄)。
    新高値67銘柄(前日56銘柄)。
    新安値68銘柄(前日68柄)。
    日経平均の騰落レシオは99.31(前日92.22)。
    グロース市場の騰落レシオは77.04。
    NTレシオは14.19倍(前日14.17倍)。
    サイコロは7勝5敗で58.33%。
    横這いの25日線(26686円)からは▲0.36%(前日▲0.31%)。
    3日ぶりに上回った。
    下向きの75日線は26800円。
    4日連続で下回った。
    下向きの200日線(27946円)からは▲4.17%(前日▲4.81%)。
    90日連続で下回った。
    上向きの5日線は26762円。
    3日ぶりに上った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.761%(前日▲12.064%)。
    買い方▲10.794% (前日▲11.267%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲1.628%(前日▲1,874%)。
    買い方▲32.050% (前日▲32.032%)。
    空売り比率は43.7%(前日44.7%。3月24日から43日連続で40%超)。
    空売り規制なしの比率は8.3%(前日8.1%)。
    日経VIは21.45(前日23.01)。
    日経平均採用銘柄の予想PERは12.92倍(前日12.87倍)。
    4日連続で12倍台。
    前期基準では13.02倍。
    EPSは2072円(前日2067円)。
    225のPBRは1.16倍。
    BPSは23087円(前日22935円)
    日経平均の益回りは7.74%。
    10年国債利回りは0.225%。
    プライム市場の予想PERは13.60倍。
    前期基準では13.92倍。
    PBRは1.17倍。
    プライム市場の単純平均は14円高の2378円。
    プライム市場の売買単価は2539円(前日2499円)。
    プライム市場の時価総額は683兆円(前日680億円)。
    ドル建て日経平均は211.18(前日209.08)。
    週末のシカゴ225先物円建て終値は大証日中比330円高の27140円。
    高値27165円、安値2673円。
    大証先物夜間取引終値は日中比350円高の27160円。
    気学では「目先のポイントを作る注意日」。
    火曜は「人気の反対に動く日。逆張り方針良し」。
    水曜は「変化日にして不時の高下を見せる日」。
    木曜は「初め強いと後安の日。吹き値売り良し」。
    金曜は「人気に逆行して前後場歩調を変える日」。
    ボリンジャーのプラス1σが27054円。
    プラス2σが27422円。
    マイナス1σが26318円。
    マイナス2σが25950円。
    一目均衡の雲の上限が26789円。
    下限が26510円。
    4日連続で雲の中。
    月曜のNYはメモリアルデーで休場。
    アノマリー的には火曜が「リーマンショック以降株高の日、変化日」。
    月足陽線基準は26828円。

    《今日のポイント5月30日》

    (1)週末のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅続伸。
       NYダウは9週間ぶりに反発。
       S&P500とNAASDAQは8週間ぶりに反発。
       10年国債利回りは2.741%。
       2年国債利回りは2.477%。
       ドル円は127円台前半。
       SKEW指数は122,96→118.85→122.28→121.25。
       恐怖と欲望指数は13→21。
       週明けはメモリアルデーで休場。
       来週末に水星の逆行が終わる。

    (2)ダウ輸送株指数は302ポイント(2.14%)高の14444ポイントと3日続伸。
       SOX指数は4.03%高の3115ポイントと3日続伸。
       VIX指数は25.72。
       3市場の売買高は109.2億株(前日は114.2億株、直近20日平均131.3億株)。
       225先物CME円建ては大証日中比330円高の27140円。

    (3)プライム市場の売買代金は2兆9671億円(前日は2兆7142億円)。
       6日連続で2兆円台。
       値上がり1228銘柄(前日1036銘柄)。
       値下がり548銘柄(前日184銘柄)。
       新高値67銘柄(前日56銘柄)。
       新安値68銘柄(前日68柄)。
       日経平均の騰落レシオは99.31(前日92.22)。
       NTレシオは14.19倍(前日14.17倍)。
       サイコロは7勝5敗で58.33%。

    (4)横這いの25日線(26686円)からは▲0.36%(前日▲0.31%)。
       3日ぶりに上回った。
       下向きの75日線は26800円。
       4日連続で下回った。
       下向きの200日線(27946円)からは▲4.17%(前日▲4.81%)。
       90日連続で下回った。
       上向きの5日線は26762円。
       3日ぶりに上った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.761%(前日▲12.064%)。
       買い方▲10.794% (前日▲11.267%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲1.628%(前日▲1,874%)。
       買い方▲32.050% (前日▲32.032%)。

    (6)空売り比率は43.7%(前日44.7%。3月24日から43日連続で40%超)。
       空売り規制なしの比率は8.3%(前日8.1%)。
       日経VIは21.45(前日23.01)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.92倍(前日12.87倍)。
       4日連続で12倍台。
       EPSは2072円(前日2067円)。
       225のPBRは1.16倍。
       BPSは23087円(前日22935円)
       日経平均の益回りは7.74%。
       10年国債利回りは0.225%。

    (8)プライム市場の単純平均は14円高の2378円。
       プライム市場の時価総額は683兆円(前日680億円)。
       ドル建て日経平均は211.18(前日209.08)。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが27054円。
       プラス2σが27422円。
       マイナス1σが26318円。
       マイナス2σが25950円。
       一目均衡の雲の上限が26789円。
       下限が26510円。
       4日連続で雲の中。
       月曜のNYはメモリアルデーで休場。
       アノマリー的には火曜が「リーマンショック以降株高の日、変化日」。
       月足陽線基準は26828円。

    今年の曜日別勝敗(5月27日まで)

    月曜7勝11敗
    火曜11勝9敗
    水曜11勝8敗
    木曜9勝11敗
    金曜10勝9敗

    米国株を中心に世界の株式ファンドへの資金流入が増加。
    流入額は過去10週間で最大となっている。
    「割安感から再び買いの動きが拡大」との解釈だ。
    5月25日までの1週間に世界の株式には約200億ドル(約2兆5400億円)が流入。
    流入が最も多かったのは現金で約280億ドル。
    市場参加者が引き続き逃避先を求めている。
    一方で債券ファンドからは58億ドルが流出した。
    「サマーラリー(夏の上昇相場)の傾向は強まっている」という声も聞こえる。

    経済産業省は「電気使用制限」の発令を検討。
    違反すれば罰金が科される強制的な措置となる。
    必要なら計画停電も円滑に発動できるよう準備するという。
    安定的な電力供給には、余力を表す供給予備率が3%。
    来年1月に東京電力管内でマイナス0.6%。
    中部、北陸、関西、中国、四国、九州電力で1.33%に陥ると予測。
    今年の冬は供給不足が懸念されている。
    原発再稼働に対する布石とも見える。

    大和のレポートは「配当の再投資」

    6月は配当再投資による株式需給が好転しやすい時期。
    TOPIX構成銘柄の6月配当合計額は7.0兆円。
    昨年の5.7兆円を上回る。
    配当が集中する月末にかけては株高の特異日が集中。
    ただし、需給が良好なのは6月末だけではなく、配当が始まる来週から勝率も高い。
    まずは5月27日にはトヨタ)が約4000億円程度の配当を支払う。
    再投資の効果だろうか昨年のトヨタ株は配当支払いを契機に株価が上昇していた。
    なお、決算発表後ー株主総会前は自社株買いが進むケースも多い。

    コード 略称 配当日 額(億円) 
    7203 トヨタ 5月27日  3,858
    8035 東エレク 5月31日 1,444 
    7267 ホンダ 6月6日 1,026 
    8411 みずほ 6月6日 1,014 
    9434 ソフトバンク 6月9日 2,024 
    7182 ゆうちょ 6月17日 1,874 
    6178 日本郵政 6月20日 1,776
    9104 商船三井 6月22日 1,082 
    9101 郵 船 6月23日 2,112 
    9433 KDDI 6月23日 1,551
    8031 三井物 6月23日 961
    9432 NTT 6月27日 2,125
    8058 三菱商 6月27日 1,107
    8766 東京海上 6月28日 1,017
    8306 三菱UFJ 6月30日 2,018
    8316 三井住友 6月30日 1,508
    4502 武 田 6月30日 1,395
    4063 信越化 6月30日 1,039

    スケジュールを見てみると・・・。

    5月30日(月)メモリアルデーでNY休場、バンクホリデーでロンドン休場
    5月31日(火) 株高の日L、変化日。MSCI日本株指数パッシブ売買インパクト

    【6月】6勝4敗、(勝率60%、4位)
        気学では「夏至前後の安値は底入れとみて駆け引きすべき」。


     6月1日(水)法人企業統計、米ISM製造業景況感、JOLT求人件数、ベージュブック、中国製造業PMI
     6月2日(木)マネタリーベース、米ADP雇用レポート、製造業受注、英国休場
     6月3日(金)米雇用統計、米ISM非製造業景況感、水星順行、中国端午節(→5日)
     6月6日(月)米アップルの世界開発者会議、韓国休場、株安の日、変化日
     6月7日(火)家計調査、景気動向指数、米貿易収支、消費者信用残高
            東証REITCORE指数年次リバランスの発表
     6月8日(水)GDP確定値、景気ウオッチャー調査
     6月9日(木)マネーストック、ECB定例理事会、中國貿易収支、株安の日L
    6月10日(金)メジャーSQ、国内企業物価指数、米消費者物価、中国消費者・生産者物価天赦日、一粒万倍日
    6月13日(月)変化日
    6月14日(火)鉱工業生産、米FOMC(→15日)、生産者物価、製造業売上高
    6月15日(水)機械受注、米小売り売上高、NY連銀景況観、NAHB住宅市場指数、中国各種経済指標
    6月16日(木)日銀金融政策決定会合(→17日)、株安の日L
    6月17日(金)変化日、FTSE日本株指数パッシブ売買インパクト
    6月20日(月)ジューンティーンス(奴隷解放記念日)でNY休場
    6月21日(火)上げの特異日
    6月23日(木)変化日
    6月24日(金)米個人所得支出
    6月26日(日)G7(→28日)ドイツ
    6月27日(月)米耐久財受注
    6月28日(火)大幅高の特異日
    6月29日(水)失業率、上げの特異日、変化日、東証REITCORE指数パッシブ売買インパクト
    6月30日(木)鉱工業生産



    (兜町カタリスト櫻井)

     
    27日のNYダウ工業株30種平均は6日続伸し、前日比575ドル77セント(1.8%)高の3万3212ドル96セントで終えた。
     
    ダウ平均は週間で1951ドル高と、9週ぶりに上昇した。週間の上昇率は6.2%と2020年11月2〜6日(6.9%)以来の大きさ。
     
    朝方発表の4月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比6.3%上昇と、依然記録的な高水準だったものの、前月(6.6%上昇)から減速した。減速は約1年半ぶり。インフレが鈍化の兆しを見せているとの期待が広がり、寄り付きから買いが先行した。
     
    インフレにかかわらず米経済を支える消費は底堅いとの見方から、消費減速への過度な懸念が和らいだ。映画・娯楽のウォルト・ディズニーが4%高となり、スポーツ用品のナイキやクレジットカードのアメリカン・エキスプレス、同業のビザも高い。航空機のボーイングも4%高で終え、化学のダウや建機のキャタピラーなど景気敏感株も買いが優勢だった。
     
    連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制のために急速に利上げを行い、景気後退を招くとの懸念から、株はこのところ大きく売られていた。このため、インフレ指標の鈍化が買いにつながったほか、安値拾いの買いも入った。今週発表の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、FRBが市場の想定を超えた利上げ意向を示さなかったことも、投資家の安心感につながっている。
    秋以降に想定したほど金融引き締めを加速せずに済むとの見方が市場の一部で広がり、投資家心理の改善につながった」との声が聞かれた。
     
    米長期金利は前日比0.01%低い(債券価格は高い)2.74%で終えた。今月は米長期金利が3%を超える場面もあったが、上昇に一服感が出ていることも株買いを支えた。スマートフォンのアップルが4%高、ソフトウエアのマイクロソフトが3%高で終えた。
     
    一方、午前に米ミシガン大が発表した5月の米消費者景況感指数(確報値)は58.4と、暫定値や市場予想を下回り、2011年8月以来、約11年ぶりの低水準に沈んだ。また、インフレについても「ピークを過ぎたか否かは継続的に指標を確認しなければ断定できない」との指摘も上がる。株価は、今週上昇したものの、底打ちしたかどうかは見通せない状況だ。
     
    来週30日はメモリアルデーの祝日で休場となる。3連休を控えて調整のための買いも入り、終盤に向けて株価は上げ幅を拡大した。
     
    ナスダック総合株価指数は3日続伸し、前日比390.481ポイント(3.3%)高の1万2131.131で終えた。主力株が軒並み買われ、検索サイトのアルファベットとネット通販のアマゾン・ドット・コムは4%高となった。電気自動車のテスラは7%高、画像処理半導体のエヌビディアは5%高で終えた。
    ナスダック総合株価指数は週間では776.514ポイント(6.8%)高となり、8週ぶりに上昇した。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    33,212.96+575.77
    S&P500種
    4,158.24+100.40
    ナスダック
    12,131.131+390.481
    FTウィルシャー5000
    42,197.53+1,043.33
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,857.30+3.40
    NY原油(ドル/バレル)
    115.07+0.98
    円・ドル
    127.08 - 127.10+0.49
     
     
     


     

    【シカゴ日本株先物概況】

    27日のシカゴ日経平均先物は続伸した。6月物は前日比180円高の2万7140円で引け、27日の大取終値を330円上回った。
    27日発表の4月の米個人消費支出(PCE)物価指数を手掛かりにインフレへの警戒感がやや薄れ、投資家心理が上向いた。引けにかけては米株につれて一段高になり、日経平均先物はこの日の高値近くで取引を終えた。
     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    27140 ( +330 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    27145 ( +335 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数

    27日のFTSE100種総合株価指数は3日続伸した。前日に比べ20.54ポイント(0.27%)高の7585.46と、約1カ月ぶりの高値で引けた。非鉄金属相場の上昇で資源株に買いが入った。英政府による家計への経済支援が消費を支えるとの期待が続き、消費関連株の一角も買われた。個別銘柄を見ると、英金融大手HSBCホールディングスが1.4%高、同バークレイズも1.6%高と締まった。
     
     


    ■ドイツ・フランクフルト株価指数

    27日のFTSE100種総合株価指数は3日続伸した。前日に比べ20.54ポイント(0.27%)高の7585.46と、約1カ月ぶりの高値で引けた。非鉄金属相場の上昇で資源株に買いが入った。英政府による家計への経済支援が消費を支えるとの期待が続き、消費関連株の一角も買われた。個別銘柄を見ると、英金融大手HSBCホールディングスが1.4%高、同バークレイズも1.6%高と締まった。
     
     



    ■フランス・パリ株価指数

    フランスCAC40種指数は1.64%高となった。CACでは仏複合企業LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)が3.9%高と買われた。
     

05月28日 毎日コラム
【注目】健康志向でヨーグルト市場拡大
・・・続き



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    《マーケットストラテジーメモ》 5月 第4週

    23日(月):
    週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。NYダウは反発。NASDAQ続落。S&P500はほぼ変わらず。「弱気相場入りを辛うじて回避した」との見方だ。NYダウは90年ぶりに8週続落。1932年の世界大恐慌以来の最長を記録した。S&P500とNASDAQは7週続落。ドットコム・バブルがはじけた2001年以来最長となった。S&P500は一時、1月3日の最高値から20%超落ち込む場面もあった。ただ引けにかけ1月3日の終値から約18%安の水準まで戻した。NASDAQは21年11月の終値での最高値から約27%下落した水準。
    日経平均株価は262円高の27001円と続伸。上昇幅は一時300円を越えた場面があった。東証ブライム市場の売買代金は2兆6714億円。川船、東京海上が上昇。東ソー、日揮が下落。上向きの5日線は一応25日線を上抜きゴールデンクロス。

    24日(火):
    週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。ほぼ全面高となった。NYダウは2%近く続伸。前週まで8週連続で下落。その間の下落幅は3600ドル近くに達したことからの押し目買いとの解釈。JPモルガンは222年12月期通期の純金利収入の見通しを上方修正し6%高。連想買いでゴールドマン・サックスなど銀行株は軒並み上昇した。

    バイデン大統領が「中国製品に課している制裁関税の引き下げを検討している」とコメント。これも好材料視された。アップルが4%、マイクロソフトが3%上昇。「5月に入ってから相場は下落、株式市場には月末にかけ年金基金の資産配分見直しに伴う買いが入る」との観測もある。

    日経平均株価は253円安の27648円と3日ぶりに反落。前日のNY株式は大幅上昇だったが引け後のNASDAQ100先物が大幅安。後場下落幅を拡大した。東証プライム市場の売買代金は2兆6381億円。板硝子が上昇。リクルート、リコーが下落。

    25日(水):
    火曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。NYダウは続伸。NASDAQとS&P500は午後の取引で下げ幅を縮小したが反落。「積極的なインフレ対応策で経済がリセッションに陥るとの懸念」が台頭した。
    業績予想を下方修正したスナップが43.1%急落。ソーシャルメディア関連株にも下げが波及。メタ・プラットフォームズ、アルファベット、ツイッターが下落。4月の新築一戸建て住宅販売戸数は年率換算で前月比16.6%減の59万1000戸。減少は4カ月連続で2020年4月以来2年ぶりの低水準。
    住宅ローン金利と住宅価格の上昇が重しとなり、市場予想の75万戸を大きく下回った。30年物固定金利の住宅ローンは4月、2011年2月以来初めて5%を突破。5月19日までの1週間の平均は5.25%に急上昇した。

    日経平均株価は70円安の26677円と小幅続落。前日の米株式市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が2%超下落。ハイテク株の一角に売りが出た。25日移動平均(26726円)を下回る水準では押し目買いも入りやすかった。東証プライムの売買代金は2兆7190億円。三菱地所、第一三共が上昇。電通グループ、リクルートが下落。

    26日(木):
    水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。5月3─4日のFOMC議事要旨通過。「大半の参加者が6月と7月の会合でそれぞれ0.50 %ポイントの追加利上げを行うことが適切。参加者全員が、米経済は非常に強く、労働市場は極めてタイトで、インフレ率は非常に高いという点で一致した。インフレリスクは上向きに偏っている」との見解。
    アマゾンが2.6%、テスラが4.9%上昇。百貨店のノードストロムは14.0%急伸。第2四半期の売上高見通しが市場予想を下回ったエヌビディアは時間外取引で8%超下落。
    4月の耐久財受注統計で民間設備投資の先行指標とされるコア資本財受注は前月比0.3%増。伸び率は市場予想の0.5%を下回った。3月の1.1%増からは減速。

    日経平均株価は72円安の26604円と小幅に3日続落。東エレクとアドテストの2銘柄で日経平均を70円ほど押し下げた。TOPIXは33日ぶりに小幅反発。東証プライムの売買代金は2兆7142億円。5営業日連続で3兆円を下回った。川船、ANAが上昇。DeNA、三菱電が下落。

    27日(金):
    木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅続伸。主要3指数はいずれも過去数十年で最長の下げに終止符を打つ見通し。3指数は週間で3月半ば以来の大幅な上げとなる可能性がある。アップル、テスラ、アマゾンが上昇。ツイッターは6.4%上昇。アリババ・グループの米上場株は14.8%高。第1四半期の実質国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期比1.5%減。4月に発表された速報値(1.4%減)から下方修正。第4四半期は6.9%増だった。「FRBは9月に引き締めを一時停止。政策金利を1.75─2%のレンジにとどめる可能性が高い」と言う声もある。

    日経平均株価は176円高の26781円と4日ぶりに反発。半導体セクターなどへの買い戻し優勢の展開となったが27000円の壁は厚かった。TOPIXは続伸。東証プライム市場の売買代金は2兆9671億円。東エレ、アドバンテストが上昇。ファーストリテ、オリンパスが下落。ドル円は127円台前半。

    (2) 欧米動向

    JPモルガンのリポート。
    バランス型投信による5月末までのリバランスで、株式の買い需要を340−560億ドルと見込んだ。直近の株価下落が5月に入って加速。
    今月末に向けて月次のリバランスと四半期末に迎えたリバランスも一部発生すると予想している。
    6月末までの潜在的な株式購入フローとして、ノルウェー中央銀行や年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)といった公的年金で400億ドル。米確定給付年金で最大1670億ドルとそれぞれ推計した。

    (3)新興国動向

    週末の中国・上海株式相場は3日続伸した。
    米中対立への懸念後退や中国当局による政策期待が相場の支え。
    ただ一部地域で新型コロナウイルス対応の行動規制は継続。
    中国景気をめぐる不透明感は根強い。

    【展望】

    スケジュールを見てみると・・・。

    5月30日(月)メモリアルデーでNY休場、バンクホリデーでロンドン休場
    5月31日(火) 株高の日L、変化日。MSCI日本株指数パッシブ売買インパクト

    【6月】6勝4敗、(勝率60%、4位)
        気学では「夏至前後の安値は底入れとみて駆け引きすべき」。

     6月1日(水)法人企業統計、米ISM製造業景況感、JOLT求人件数、ベージュブック、中国製造業PMI
     6月2日(木)マネタリーベース、米ADP雇用レポート、製造業受注、英国休場
     6月3日(金)米雇用統計、米ISM非製造業景況感、水星順行、中国端午節(→5日)
     6月6日(月)米アップルの世界開発者会議、韓国休場、株安の日、変化日
     6月7日(火)家計調査、景気動向指数、米貿易収支、消費者信用残高、東証REITCORE指数年次リバランスの発表
     6月8日(水)GDP確定値、景気ウオッチャー調査
     6月9日(木)マネーストック、ECB定例理事会、中國貿易収支、株安の日L
    6月10日(金)メジャーSQ、国内企業物価指数、米消費者物価、中国消費者・生産者物価天赦日、一粒万倍日
    6月13日(月)変化日
    6月14日(火)鉱工業生産、米FOMC(→15日)、生産者物価、製造業売上高
    6月15日(水)機械受注、米小売り売上高、NY連銀景況観、NAHB住宅市場指数、中国各種経済指標
    6月16日(木)日銀金融政策決定会合(→17日)、株安の日L
    6月17日(金)変化日、FTSE日本株指数パッシブ売買インパクト
    6月20日(月)ジューンティーンス(奴隷解放記念日)でNY休場
    6月21日(火)上げの特異日
    6月23日(木)変化日
    6月24日(金)米個人所得支出
    6月26日(日)G7(→28日)ドイツ
    6月27日(月)米耐久財受注
    6月28日(火)大幅高の特異日
    6月29日(水)失業率、上げの特異日、変化日、東証REITCORE指数パッシブ売買インパクト
    6月30日(木)鉱工業生産

    世界経済フォーラム(WEF)が終了。
    来年の年次総会(ダボス会議)を来年は従来通りの1月開催に戻すことになった。
    過去2年は新型コロナウイルス流行で中止や延期。
    来年は1月15─20日の日程で開催する予定。
    ひとつのイベントが元に戻る。

    (兜町カタリスト 櫻井英明)



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