【市況一覧】
日経平均株価
38,701.90 -111.68 12/20
TOPIX
2,701.99 -11.84 12/20
マザーズ
624.89 -5.96 12/20
NYダウ平均
42,342.24 +15.37 12/20
ナスダック総合
19,372.77 -19.92 12/20


05月01日 マーケットコメント

05月02日 マーケットコメント

05月03日 マーケットコメント

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05月05日 マーケットコメント

05月06日 マーケットコメント

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05月09日 マーケットコメント

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05月14日 マーケットコメント

05月15日 マーケットコメント


     
    16日の日経平均株価は続伸し、2万6547円(前週末比119円高)引けとなった。
    前週末の米国株式の大幅高を受け、前場早々に上げ幅は400円を超えた。ただ、一巡後は、いったん上げ幅を縮小した。時間外取引で米株価指数先物が下げに転じた上、4月の中国経済指標の予想以上の悪化が重しとなり、一時10円高まで押し戻される場面もあった。
    その後、持ち直したが、戻りは限定された。
    ローソク足では陰線を形成。25日線(2万6756円、16日時点)を超えたところで同水準が上値を阻んだ格好となって押し戻された。13日の大幅高が同日の米国株の上昇を先取りしていたようでもあっただけに、失速は残念ではあるが仕方のない側面もあるだろう。
     
    市場では、「日経平均は75日・25日の移動平均線にハネ返され、長めの陰線を描き、上値の重さを印象付けている」との声が聞かれた。
     
     
    あす17日の日経平均株価は上値の重い展開か。
    米金融引き締めによる景気減速リスクなど不透明感が意識される中、引き続き米国株式や時間外取引の米株価指数先物にらみの動きとなろう。
    国内は本日で決算がほぼ一巡するため、米国株が下げ止まらないようだと、ここから先は弱材料に敏感となる展開も想定される。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(16日現在)
     
    27989.16  200日移動平均線
    27981.04  ボリンジャー:+3σ(25日)
    27572.98  ボリンジャー:+2σ(25日)
    27496.68  ボリンジャー:+1σ(13週)
    27412.23  26週移動平均線
    27244.12  均衡表基準線(週足)
    27189.71  均衡表雲上限(日足)
    27164.93  ボリンジャー:+1σ(25日)
    27013.46  均衡表転換線(週足)
    26844.03  75日移動平均線
    26827.03  均衡表基準線(日足)
    26821.52  新値三本足陽転値
    26790.65  13週移動平均線
    26756.87  25日移動平均線
     
    26547.05  ★日経平均株価16日終値
     
    26510.28  均衡表雲下限(日足)
    26490.27  ボリンジャー:-1σ(26週)
    26380.35  均衡表転換線(日足)
    26348.82  ボリンジャー:-1σ(25日)
    26237.25  6日移動平均線
    26084.62  ボリンジャー:-1σ(13週)
    25940.76  ボリンジャー:-2σ(25日)
    25568.32  ボリンジャー:-2σ(26週)
    25532.71  ボリンジャー:-3σ(25日)
    25378.59  ボリンジャー:-2σ(13週)
     
     
    25日移動平均線超えまで上ヒゲを伸ばし、株価下では5日線が上向きに転じた。一目均衡表では終値が雲下限を上回って三役逆転の売り手優位の形状を解消し、相場の局面が「弱気」から「中立」に移った可能性を示唆している。反面、ローソク足は陰線を引き、終値は25日線割れ。4月20日ザラ場と21日終値で25日線超えの後で株価は再び25日線下方に押し込まれており、明日17日以降の25日線超え定着が反転相場入りの成否を判断する上で重要なポイントになりそうだ。
     

    【大引け概況】
    16日の日経平均株価は続伸し、前週末比119円40銭(0.45%)高の2万6547円05銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:00 容量:13.42M

    過去のマーケット動画はこちら
     

     

    きょうの東京株式市場は、日経平均が前週末の大幅高に続き戻り足をみせる展開だったが、上値では売り圧力の強さも確認された。値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回ったほか、TOPIXは小幅ながらマイナス圏で着地している。
     
    前週末の欧米株市場が揃って高く、この流れを引き継ぐ格好となったが、日経平均は欧米株市場に先立って大幅高をみせていたこともあって、きょうは朝高後に上値の重さが意識される相場となった。半導体関連の主力株が買われ全体指数を押し上げる。東エレクやアドテストといった半導体関連銘柄の一部が買われた。ソフトバンクグループやファストリといった値がさ株の上昇も指数を支えた。一方、鉄鋼や非鉄株への売りが目立った。
     
    前場取引時間中に発表された中国の経済指標が市場コンセンサスを下回り、中国景気の減速が警戒されたことが市場のセンチメントを低下させた。米株価指数先物が軟調に推移したことも嫌気され、次第に上げ幅を縮小した。
     
    前週末までに主要企業の3月期決算の発表がほぼ一巡し、好決算や自社株買いなどを発表した銘柄の一部には買いが入った。もっとも、業種など物色の方向が定まらず、積極的に運用リスクを取るムードには乏しかった。東証プライムの値上がり銘柄数は634と、全体の約35%にとどまった。
     
    午前に発表された中国の4月の工業生産高や小売売上高などは市場予想を下回った。上海などで新型コロナウイルス感染が広がり、都市封鎖(ロックダウン)となった影響が出たためで、日本株の上値を抑えた。その後、上海市が都市封鎖を6月に解除すると伝わり、日本株には一定の支援材料となった。
     
     
    市場からは「日経平均は75日・25日の移動平均線にハネ返され、長めの陰線を描き、上値の重さを印象付けている。きょうで決算一巡となり、材料に乏しいなか、下降トレンドを変えるのは難しい」との声が聞かれた。

     

     
    東証株価指数(TOPIX)は小幅に反落した。終値は前週末比0.94ポイント(0.05%)安の1863.26だった。朝方は高く始まったものの、バリュー(割安)株中心に下げ銘柄が多かったことが響いた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で3兆1759億円。売買高は15億49万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1172、変わらずは31だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)では倉庫・運輸関連業、サービス業、情報・通信業などが上昇。非鉄金属、鉄鋼、その他金融業などは下落。
     
    個別では、レーザーテックが大商いで上昇したほか、エムスリー、村田製作所、キーエンス、SUMCOなども買い優勢だった。オリエンタルランドが大きく水準を切り上げ、リクルートホールディングスなども買いを集めた。日本郵政も高い。日東工業がストップ高で値上がり率トップとなり、このほか、ダブルスタンダード、上組、イーレックスなど値幅制限いっぱいまで買われた銘柄が相次いだ。KDDI、日産化、トレンド、リクルートも高かった。
     
    半面、川崎汽船が利食われ、任天堂、DOWAや住友化、日清粉Gが下落した。オリンパスや楽天グループも安かった。ホンダが軟調、オリンパスも利益確定売りに押された。日医工が続急落、ギークス、エン・ジャパン、朝日インテックなどの下げも目立った。メディパルホールディングス、日本CMKも大きく水準を切り下げた。
     


     
    東証スタンダード市場ではスタンダードTOP20は軟調。出来高2億0953万株値上がり銘柄数554、値下がり銘柄数726と、値下がりが優勢だった。
    取引時間中に発表された中国の経済指標が市場コンセンサスを下回り、中国景気の減速が警戒されたことが市場のセンチメントを低下させた。米株価指数先物が軟調に推移したことも嫌気された。
     
    個別では、リミックスポイント、エフアンドエムがストップ高。Shinwa Wise Holdings、三ッ星、ネットマーケティング、一蔵、壽屋など6銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。三東工業社、三晃金属工業、インタースペース、CDS、イーサポートリンクなど40銘柄は年初来高値を更新。Jトラスト、マリオン、東映アニメーション、日本アビオニクス、乾汽船が買われた。
     
    一方、ウルトラファブリックス・ホールディングス、Mipox、セレスポがストップ安。守谷輸送機工業は一時ストップ安と急落した。ホクリヨウ、明豊ファシリティワークス、大成温調、高橋カーテンウォール工業、暁飯島工業など101銘柄は年初来安値を更新。ズーム、シライ電子工業、ワイエスフード、イボキン、ネオマーケティングが売られた。
     


     
    東証グロース市場では、グロースCore、マザーズ指数は堅調。東証マザーズ指数の終値は前週末比9.18ポイント(1.42%)高い657.83だった。前週末の米株式市場では自律反発に期待した買いがハイテク株に集まったのを受け、国内のグロース(成長)株にも買いが優勢だった。もっとも、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めに対する警戒感も強く、朝高後は伸び悩んだ。
    ウェルスナビ、パークシャが上昇した。一方、メルカリは朝高後に下げに転じた。日本電解も下落した。値上がり銘柄数224、値下がり銘柄数226と、売り買いが拮抗した。
     
    個別では、ENECHANGE、Kaizen Platform、アクリート、セカンドサイトアナリティカ、JMCなど14銘柄がストップ高。クリアル、サンワカンパニー、PKSHA Technology、フィーチャ、グローバルセキュリティエキスパートなど6銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。富士山マガジンサービス、アズーム、ネクストジェン、バルテス、I−neなど10銘柄は年初来高値を更新。スポーツフィールド、トレンダーズ、ギックス、Birdman、NexToneが買われた。
     
     一方、THECOO、セーフィー、ZUU、キッズウェル・バイオ、いつもがストップ安。BlueMeme、エンバイオ・ホールディングスは一時ストップ安と急落した。トランスジェニック、タスキ、ファンデリー、FFRIセキュリティ、ディー・ディー・エスなど41銘柄は年初来安値を更新。ユミルリンク、LAホールディングス、BCC、うるる、アルファポリスが売られた。
     

    「条件付きは無責任」


    「戻りを試す」なんて無責任な相場予測も聞こえる
    「ーーならばこうなる」はあくまでも条件付き結論。
    まちがったところで誰にも責められない。
    「ーーだからこうなる」というのが求めれる結論。

    新入社員研修で「日経新聞の読み方」。

    ★38年の時間をかけて行き着いた場所
    ★新聞には過去のことが書いてある
    ★新聞の主役は広告
    ★数字を押さえるには原典にあたること
    ★その日のテーマを見つける
    ★縦に読む、横に読む:因果関係・誰が主役?誰が儲かる?
    ★想像力を働かせる
    ★載る話題と捨てられる話題
    ★歴史と地図
    ★人事欄も面白い
    ★限定空間の争奪戦VS無限空間への脱出
    ★堅い活字を楽しんで読もう
    ★ヒ・ミ・ツの法則
    ★結論が先、A3が1枚の魔法:ワンワード

    2018年に書いていたスイフト。

    一般にはあまり知られていないが資金決済システム担うのが国際銀行間通信協会(スイフト)。
    ベルギーに本拠をおく国際資金決済システムである。
    15年12月に国際送金サービスの改善プログラムを発表。
    加盟行は3営業日ほどかかっていた決済を即日に短縮化。
    不透明だった手数料も開示することになった。
    つまり・・・。
    国際送金システムがスイフトなどだけで捕捉できなくなる可能性を恐れたということだろう。
    マネーが百花繚乱となれば、行方はますます見えなくなる。
    数十カ国のタックスヘイブンなどの話ではない。
    幾千万の魑魅魍魎の資金の行方が消えるのである。
    逆にいえば米国のマネロン、反テロ規制を嫌う決済需要はユーロ振替を選好し始めたと言う現実。
    ECBはこれを意識。
    インフラの整備=決済サービスの充実に努めている。
    それ以上にスピード感を持って出てきたのがブロックチェーン使った新たな国際送金サービス。
    これでは、アメリカも監視できなくなる。
    これは異常事態だし金融決済の無法地帯となる。
    三題話的にいえば「だからこそのパナマ文書」と言えるのかも知れない。
    これがたぶん本質だろう。
    パナマ文書の意図するものは節税・脱税ではなく、おそらくマネロン。
    マネーが政治経済の中心である以上、これは各国の国策と密接な関係がある。
    地政学は軍事だけでなく、マネーの面でも大きな影響を持っているということ。
    ゴシップ的な単なる脱税詮索に呆けている場合ではない。
    大きな流れの本質と考えるべきであろう。
    そしてマイナンバー制の導入この一環と考えるべき。

    東京市場の不毛のスタートはもちろん89年12月のバブル崩壊。
    しかし90年代はまだまだバブルの余韻を残した戦闘意欲があった。
    しかし2000年のITバブルの崩壊以降はこの戦闘意欲すら消滅した。
    その原因の一部はネット証券の台頭とその画面を彩る罫線効果だろうか。
    自己ポジがないのでネット証券そのものに相場と対峙する姿勢はない。
    当然市場と対話しようなんて謙虚な人間らしい体質もなく無機質。
    しかも、そのネット上の画面で眺められるのは罫線。
    昔を知らないと、株は罫線で動くものという錯覚にさえ陥りそうな感じである。
    しかもこの罫線という代物は時系列に沿った値動きだけを売買の根拠とする。
    それを皆が見て投資判断をするのだから、当然動きは一方向になろうし、相場は面白みがなくなる。
    ワクワクドキドキを語るテクニカル分野の人間はすくない。
    「気を付けましょう。注意しましょう。警戒しましょう」のオンパレード。
    株の行方の見間違いの責任を取りたくないから分析は安全安心的。
    リスクなど取れないないほどのネガコメントが満載される。
    株価が上値を追うことは罪悪で下値に叩かれることが安心感みたいな雰囲気。
    そんな分析ばかりを目にして誰が真剣に株式投資を考えるのだろうか。
    滅多にないほどの上昇トレンドは「異常」という言葉で解釈される。
    大化け株など彼らの視点からは生じる可能性は少ないだろう。
    もちろんファンダメンタルズを極めたところで投資パフオーマンスが完璧になる訳ではない。
    「テクニカルは集団心理を利用したもの。
    過去の経験に基づいて将来こうなるだろうの予測の多数決によって決まる」。
    あるいは「テクニカルはファンダをも飲み込む」など罫線至上主義はどんどんはびこってくる。
    15年も経過すると、罫線そのものが既にかつての日蔭者の位置から日あたりの良い場所に潜むようになった。
    これがいいのか悪いのかは不明。
    しかし、誰もが同じ罫線を見て同じ判断をするようになったとき、株価は上値を抑えられる。
    だから軽くは上がらないし、上がれば懐疑だけは増してくる。
    この繰り返しが続くと、株式など投資の対象ではなくなってくるのかも知れない。
    そうなったときに株式相場の逆襲上昇があってくれればよいのだが・・・。
    それがいつかという時間軸が見えないところが哀しさでもある。
    逆に、罫線至上主義に立つならば、野菜や魚の値段の未来が見えても良いような気がする。
    価格のあるものすべての未来が罫線で推理できるならば信用もできようか。
    他に材料がないから経済指標だけを相手にしてFXの「ハイ&ロー」的な存在になり下がるのもイヤだが・・・。
    一つ一つ業容も売り上げも沿革も異なる銘柄が同じ罫線だけで分析されるのも哀しさの一つではある。


    (櫻井)。

     
     
    16日午前の日経平均株価は続伸し、前週末比64円64銭(0.24%)高の2万6492円29銭で終えた。
    前週末の米株大幅高を引き継いで日経平均が大幅続伸して始まったものの、買い一巡後は伸び悩む展開となった。
    前引け間際に11円高まで上げ幅を縮小する場面があった。なお、TOPIXは小幅にマイナス圏で引けている。中国の経済指標が嫌気されたほか、米株価指数先物が軟調な推移をみせるのを横目に、目先筋の利益確定売りが誘発される格好となった。
     
    前週末の米国市場では、ハイテク株などグロース株の上昇が目立った。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数が5%高となったことも追い風に、東京株式市場でも半導体関連銘柄の一部に買いが入った。好決算や自社株買いを発表した銘柄にも買いが入った。
     
    一方、米株価指数先物が日本時間16日午前の取引で下落に転じると、日経平均先物にも短期筋の売りが出て指数は伸び悩んだ。午前に発表された4月の中国の工業生産高が市場予想を下回ったことも、日本株の上値を抑えた。
     
    市場からは「さすがに急ピッチな戻りで利益確定売りも出てくる。そこに中国経済指標の想定以上の悪化が発表され、重しとなった。目先は頭を抑えられ、日経平均は2万6500円を中心にもみ合うのではないか」との声が聞かれた。
     
    東証株価指数(TOPIX)は反落した。午前終値は前週末比2.56ポイント(0.14%)安の1861.64だった。
     

     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆7247億円、売買高は8億801万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は515と、全体の3割弱にとどまった。値下がりは1278、変わらずは37だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では倉庫・運輸関連業、サービス業、情報・通信業などが上昇。鉄鋼、非鉄金属、精密機器などは下落。
     
     
    個別では、KDDIやマツダ、NTNが買われた。ソフトバンクグループやファストリが上昇し、エムスリーやNTTデータも高かった。レーザーテックが上昇したほか、村田製作所も堅調、キーエンスも買い優勢だった。オリエンタルランド、リクルートホールディングスなども値を上げた。上組が急騰、イーレックスも商いを膨らませ値を飛ばした。
     
    半面、DOWAやヤマハ発は大幅安。日清粉Gやオリンパス、楽天グループも安かった。東京エレクトロンは朝高後に値を消し、任天堂が売り優勢だった。ホンダも下落した。日医工が下げ止まらずに60%超の急落、エン・ジャパン、朝日インテックなども大幅安となった。


     
    東証スタンダード市場ではスタンダードTOP20は軟調。出来高1億4118万株。値上がり銘柄数507、値下がり銘柄数726と、値下がりが優勢だった。
    米国株高が好感され買い優勢で始まったが、買い一巡後は中国の景気減速への警戒感が高まり伸び悩んだ。中国経済指標の下振れも投資家心理を悪化させたとみられる。
    個別では、エフアンドエムがストップ高。ネットマーケティング、一蔵、壽屋、ナガホリは一時ストップ高と値を飛ばした。三東工業社、三晃金属工業、CDS、イーサポートリンク、オルバヘルスケアホールディングスなど34銘柄は年初来高値を更新。乾汽船、Jトラスト、東映アニメーション、第一商品、日本アビオニクスが買われた。
     
    一方、Mipox、セレスポがストップ安。守谷輸送機工業は一時ストップ安と急落した。ホクリヨウ、明豊ファシリティワークス、大成温調、暁飯島工業、フジ日本精糖など76銘柄は年初来安値を更新。ズーム、シライ電子工業、イボキン、ワイエスフード、シャルレが売られた。


     
    東証グロース市場ではグロースCore、マザーズ指数は堅調。東証マザーズ指数の前引けは前週末比8.53ポイント(1.32%)高い657.18だった。上げ幅は一時3%に迫る場面もあった。
    前週末の米株式市場でナスダック総合株価指数が前日比3.8%高となった。国内新興市場でも成長(グロース)株を中心に買いが優勢となった。
    ウェルスナビやパークシャ、メドレーが買われた。一方、メルカリやセーフィーは売られた。
    値上がり銘柄数240、値下がり銘柄数204と、値上がりが優勢だった。
     
    個別ではKaizen Platform、スポーツフィールド、ギックスがストップ高。クリアル、サンワカンパニー、フィーチャ、ENECHANGE、グローバルセキュリティエキスパートなど9銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。富士山マガジンサービス、アズーム、バルテス、I−ne、日本動物高度医療センターなど8銘柄は年初来高値を更新。PKSHA Technology、トレンダーズ、JMC、Birdman、ピアズが買われた。
     
     一方、ZUU、いつもがストップ安。BlueMeme、THECOO、セーフィー、エンバイオ・ホールディングスは一時ストップ安と急落した。トランスジェニック、ファンデリー、FFRIセキュリティ、ディー・ディー・エス、アルファクス・フード・システムなど35銘柄は年初来安値を更新。ユミルリンク、キッズウェル・バイオ、アルファポリス、BCC、日本情報クリエイトが売られた。
     

    [概況]
     
    【NY外為ドル円概況】
     
    13日のNY為替市場は、米4月輸入物価指数の伸びが予想を下回ったため、ドル売りが一時優勢となりました。しかし、議会上院で再任が承認されたパウエルFRB議長は6月と7月開催のFOMC会合で各0.50%の利上げを支持する姿勢を再確認したため、長期金利の上昇に伴うドル買いが再燃。一時129.45円まで上昇し、129円台前半で取引を終了しました。
     
    【東京外為ドル円概況】
     
    16日の東京外国為替市場でドル円は、3月下旬からロックダウンが続く上海で、当局が16日から段階的に商業活動を再開することを発表したことから、ややリスクオンムードが広がる中、時間外のダウ先物が130ドル超上昇。全般円安が進んだ流れに沿って、一時129.65円まで上昇。その後も、米長期金利の上昇を背景に129.50円台で堅調な推移となっています。(カネツ商事提供)


    [提供:AIゴールド証券株式会社]

    【寄り付き概況】


    16日午前の東京株式市場は、前週末のNYダウ工業株30種平均やナスダック総合指数が上昇したことなどを好感した買いが先行し、日経平均株価は前営業日比325円72銭高の2万6753円37銭と、続伸して始まった。
     
    前週末の米国株市場ではハイテク株中心に大きく買い戻されNYダウ、ナスダック総合株価指数、S&P500指数いずれも大幅な上昇をみせた。特にNYダウは満を持して7日ぶりの反発となったことで、行き過ぎた不安心理が後退している。
    東京株式市場でもこの流れに追随し主力株中心にリバウンド局面が意識されているが、前週末に米国株市場に先立って日経平均が670円あまりの急伸をみせていたこともあり、買い一巡後は上値が重くなる可能性がある。取引時間中は中国・上海株や香港株市場の動向、また米株価指数先物の動きなどを横にらみに不安定な値動きとなるケースも考慮される。
     
    業種別では、三菱倉、上組などの倉庫運輸株や、オリエンタルランド(OLC)、リクルートHDなどのサービス株が上昇。郵船、商船三井などの海運株や、三井松島HD、INPEXなどの鉱業株も高い。ソニーG、キーエンスなどの電気機器株や、三井不、三菱地所などの不動産株も堅調。コマツ、ダイキンなどの機械株や、武田薬、中外薬などの医薬品株も上げている。


     


    「SOX指数は5.06%高」

    週末のNY株式市場で主要3指数は大幅に上昇。
    「インフレがピークアウトした兆候に安心感が拡大」という興味深い解釈。
    賃金の伸び、CPI、PPI、輸入物価でインフレが3月にピーク。
    改めて認識した格好。
    ただ週間ではS&P500とNASDAQは6週続落。
    S&P500は2012年秋以来、NASDAQは11年春以来の最長の下落。
    NYダウは7週続落。
    1980年冬以降で最長。
    S&P500採用銘柄のうち458社が第1四半期決算を発表。
    そのうち78%が市場予想を上回った。
    第1四半期の増益率見通しは前年同期比11.1%増。
    第1四半期末時点では6.4%増だった。
    ツイッターが9.7%安。
    テスラは5.7%高。
    ロビンフッド・マーケッツは24.9%高。
    4月の輸入物価は前月比から横ばい。
    石油価格の低下が食料品や他の製品の価格上昇を相殺。
    市場予想は関税を除いた輸入価格が0.6%上昇だった。
    ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は59.1。
    2011年8月以来の低水準を更新。
    市場予想の64も下回った
    国債利回りは上昇。
    10年国債利回りは2.927%。
    2年国債利回りは2.588%。
    ドル円は129円台前半。
    WTI原油6月物は前日比4.36ドル(4.1%)高の110.49ドル。
    ビッドコインは3.95%高の2万9670.89ドル。
    SKEW指数は124.51→119.91→122.09。
    恐怖と欲望指数は6→12。

    週末のNYダウは466ドル(1.47%)高の32196ドルと7日ぶりに反発。
    高値32276ドル、安値31862ドル。
    サイコロは5勝7敗。
    NASDAQは434ポイント(3.82%)高の11805ポイントと反落。
    高値11856ポイント、安値11510ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    S&P500は93ポイント(2.39%)高の4023ポイントと反発。
    高値3964ポイント、安値3858ポイント。
    サイコロは6勝6敗。
    ダウ輸送株指数は136ポイント(0.95%)安の14456ポイントと続伸。
    SOX指数は5.06%高の2970ポイントと続伸。
    VIX指数は28.87。
    3市場の売買高は133.2億株(前日は161.7億株、直近20日平均131.7億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比285円高の26675円。
    ドル建ては大証日中比305円高の26695円。
    ドル円は129.19円。
    10年国債利回りは2.927%。
    2年国債利回りは2.588%。

    「SQ値は25951円を上回って1勝」

    週末の日経平均は寄り付き170円高。
    終値は678円(△2.64%)高の26427円と反発。
    3月23日の816円高以来の上昇幅。
    オプションSQ値は25951円を上回って1勝。
    日足は3日ぶりに陰線。
    週間では575円下落で前週末比はマイナス。
    週足は5週連続陽線。
    TOPIXは35ポイント(△1.91%)高の1864ポイントと5日ぶりに反発。
    プライム市場指数は18ポイント高の958.96。
    東証マザーズ指数は4.51%高と反発。
    プライム市場の売買代金は3兆5923億円(前日3兆2684億円)。
    値上がり1557銘柄(前日330銘柄)。
    値下がり259銘柄(前日1477銘柄)。
    新高値53銘柄(前日31銘柄)。
    新安値159銘柄(前日213銘柄)。
    ややアンバランス。
    日経平均の騰落レシオは81.71(前日79.46)。
    NTレシオは14.18倍(前日14.08倍)。
    サイコロは5勝7敗で41.66%。
    下向きの25日線(26806円)からは▲1.41%(前日▲4.13%)。
    12連続で下回った。
    下向きの75日線は26860円。
    5日連続で下回った。
    下向きの200日線(27977円)からは▲5.61%(前日▲8.07%)。
    81日連続で下回った。
    下向きの5日線は26175円。
    5日連続で下回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.638%(前日▲9.740%)。
    買い方▲12.827% (前日▲14.705%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲3.782%(前日△4.060%)。
    買い方▲34.375% (前日▲37.030%)。
    空売り比率は44.2%(前48.4%。32日連続で40%超)。
    空売り規制なしの比率は7.5%(前日8.1%)。
    日経VIは26.75(前日29.50)。
    日経平均採用銘柄の予想PERは12.72倍(前日12.30倍)。
    11日連続で12倍台。
    前期基準では13.97倍。
    EPSは2077円(前日2093円)。
    225のPBRは1.15倍。
    BPSは22980円(前日22786円)
    日経平均の益回りは7.86%。
    10年国債利回りは2.240%。
    プライム市場の予想PERは13.53倍。
    前期基準では15.05倍。
    PBRは1.15倍。
    プライム市場の単純平均は50円高の2359円。
    プライム市場の売買単価は2179円(前日2206円)。
    プライム市場の時価総額は676兆円(前日663兆円)。
    ドル建て日経平均は205.34(前日198.62)。
    週末のシカゴ225先物円建て終値は大証日中比285円高の26675円。
    高値26685円、安値25730円。
    大証先物夜間取引終値は日中比220円高の26610円。
    気学では「変化注意日。波動につくべし」。
    火曜は「強象日にして高値を見る日。買い方針良し」。
    水曜は「前日が高い時は、この日反落する」。
    木曜は「変化注意日にして、不時安を見ることあり」。
    金曜は「案外高き日なり。逆に安き時は週明け高し」。
    ボリンジャーのマイナス1σが26358円。
    マイナス2σが25901円。
    マイナス3σが25448円。
    一目均衡の雲の上限が27189円。
    下限が26686円。
    5日連続で雲の下。
    アノマリー的には「株安の日」。
    火曜が「上げの特異日」。


    《今日のポイント5月16日》

    (1)週末のNY株式市場で主要3指数は大幅に上昇。
       10年国債利回りは2.927%。
       2年国債利回りは2.588%。
       ドル円は129円台前半。
       SKEW指数は124.51→119.91→122.09。
       恐怖と欲望指数は6→12。

    (2)ダウ輸送株指数は136ポイント(0.95%)安の14456ポイントと続伸。
       SOX指数は5.06%高の2970ポイントと続伸。
       VIX指数は28.87。
       3市場の売買高は133.2億株(前日は161.7億株、直近20日平均131.7億株)。
       225先物CME円建ては大証日中比285円高の26675円。

    (3)プライム市場の売買代金は3兆5923億円(前日3兆2684億円)。
       値上がり1557銘柄(前日330銘柄)。
       値下がり259銘柄(前日1477銘柄)。
       新高値53銘柄(前日31銘柄)。
       新安値159銘柄(前日213銘柄)。
       ややアンバランス。
       日経平均の騰落レシオは81.71(前日79.46)。
       NTレシオは14.18倍(前日14.08倍)。
       サイコロは5勝7敗で41.66%。

    (4)下向きの25日線(26806円)からは▲1.41%(前日▲4.13%)。
       12日連続で下回った。
       下向きの75日線は26860円。
       5日連続で下回った。
       下向きの200日線(27977円)からは▲5.61%(前日▲8.07%)。
       81日連続で下回った。
       下向きの5日線は26175円。
       5日連続で下回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.638%(前日▲9.740%)。
       買い方▲12.827% (前日▲14.705%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲3.782%(前日△4.060%)。
       買い方▲34.375% (前日▲37.030%)。

    (6)空売り比率は44.2%(前48.4%。32日連続で40%超)。
       空売り規制なしの比率は7.5%(前日8.1%)。
       日経VIは26.75(前日29.50)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.72倍(前日12.30倍)。
       EPSは2077円(前日2093円)。
       225のPBRは1.15倍。
       BPSは22980円(前日22786円)
       日経平均の益回りは7.86%。
       10年国債利回りは2.240%。

    (8)プライム市場の単純平均は50円高の2359円。
       プライム市場の時価総額は676兆円(前日663兆円)。
       ドル建て日経平均は205.34(前日198.62)。

    (9)ボリンジャーのマイナス1σが26358円。
       マイナス2σが25901円。
       マイナス3σが25448円。
       一目均衡の雲の上限が27189円。
       下限が26686円。
       5日連続で雲の下。
       アノマリー的には「株安の日」。
       火曜が「上げの特異日」。
       
    今年の曜日別勝敗(5月13日まで)

    月曜6勝10敗
    火曜10勝8敗
    水曜10勝7敗
    木曜9勝9敗
    金曜8勝9敗

    13日の金曜日の決算発表ピークは通過。
    見出しは4年ぶり「前期プライム企業4年ぶり最高益36%増」。
    13日までに決算を発表した約1100社(全体の95%)の集計だ。
    社数ベースで7割が期初予想を上回った。
    たっだ今期(23年3月期)は急減速で3%増益。
    非製造業が15%増益。
    製造業が7%減益。
    原料高が直撃し円安がショックアブソーバーみたいな恰好だ。
    依然としてかく乱してくれるのが前期1.7兆円の赤字を計上したSBG。
    同社の業績を除外すれば、全体の純利益は前期75%増、今期は5%減の見通し。
    これが正しい業績感覚になろう。

    先週の首相動向。
    目についたのは昨夜の赤坂のセブンイレブン。
    電子マネーをチャージしていた。
    そして10日(火)2時36分の国会ないでりそな銀行のATMを利用。
    首相というのはキャッシュカードや電子マネーなどは持っていないと思っていた。

    13日(金)

    11時44分、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ。
    日本料理店「千羽鶴」で自民党の麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長、松野博一官房長官と食事。
    1時34分、沖縄物産展で買い物。かりゆしウェアを購入。

    6時42分、東京・若葉のフランス料理店「オテル・ドゥ・ミクニ」。
    後藤茂之厚生労働相、磯崎官房副長官、山際大志郎経済再生担当相、堀内詔子前ワクチン担当相と食事。
    8時42分、東京・赤坂のコンビニエンスストア「セブン─イレブン赤坂1丁目店」。
    電子マネーをチャージ。49分、公邸。

    11日(水)

    時23分、東京・内幸町の帝国ホテル。
    フランス料理店「レ セゾン」。
    神保謙慶応大教授、樋川和子大阪女学院大教授、植木千可子早稲田大大学院教授、
    西田充長崎大教授、小泉崇広島平和文化センター理事長と食事。
    寺田稔首相補佐官、海部篤外務省軍縮不拡散・科学部長同席。

    10日(火)

    2時36分、国会。ATMを利用。
    6時28分、東京・西新宿の京王プラザホテル。
    宴会場「コンコードボールルーム」で東京都議会自民党のパーティーに出席し、あいさつ。
    7時10分、東京・六本木のステーキ店「ウルフギャング・ステーキハウス」。
    自民党岸田派の根本匠事務総長、吉川赳、金子俊平、国光文乃、西田昭二ら各衆院議員と会食。
    9時15分、公邸。

    週末の深夜に停電に遭遇した。
    1時間ほどで復活した。
    海外では何度か遭遇したことがある。
    ただ計画停電の時もなぜか停電しなかった。
    だから国内で長時間の停電に遭遇した記憶ない。
    改めて感じたのは電気がないと結構不便ということ。
    暗いから懐中電灯が必要なのは当然のこと。
    冷蔵庫は消えて冷凍食品や冷蔵品は使えなくなる。
    オートロックのドアが開かず大変。
    WIーFIが使えなくなり携帯が使いにくい。
    当然、電源がなくなればパソコンも使えなくなる。
    TVが見えないからラジオにしか頼れない。
    そのラジオも肝心の事はなかなか伝えてくれず悠長に音楽を流している。
    未体験ゾーンの連続だったが日常生活がいかに危機に鈍感になっているを改めて確認できた格好。


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    MDV(3902)・・・動兆

    医療・医薬品データのネットワーク化と利活用の両サービスを提供。
    診療データ分析中心に順調。
    データネットワークはクラウド型健診システムが拡大。
    リバウンド期待。


    (兜町カタリスト櫻井)


    16日の日経平均株価は続伸か。
    日経平均株価の予想レンジは、26500円-26800円を予想。
    NYダウ平均は466ドル高の32196ドルで取引を終えた。足元で売り込まれていたハイテク株を中心に、押し目を拾う動きが活発となった。ナスダックが3.8%高と非常に強い動きとなっている。
    米国株高を好感した買いが入ると予想する。日経平均は金曜13日に先回りの買いが入って大きく上昇してはいるが、米3指数はそろって場中に上げ幅を広げており、引け味も良かった。前週末の終値(2万6427円)より300円ほど高い2万6700円近辺まで上げる場面がありそうだ。先週の2万6000円割れでいったんボトムを打ったとの見方が強まりやすい。米国株高を受けて高く始まり、場中もしっかりとした動きが続くだろう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=129円台の前半(前週末13日は128円80−81銭)と円安方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=134円台の半ば(同134円14−18銭)と小動き。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比285円高の2万6675円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■三井松島ホールディングス <1518>
    今期経常は72%増で2期連続最高益、80円増配へ。
     
    ■クリアル <2998>
    今期経常は21%増で2期連続最高益更新へ。
     
    ■クオールホールディングス <3034>
    今期経常は19%増で2期連続最高益、4円増配へ。
     
    ■スターティアホールディングス <3393>
    前期経常が上振れ着地・今期は27%増益へ。
     
    ■グローバル・リンク・マネジメント <3486>
    1-3月期(1Q)経常は73倍増益で着地。
     
    ■じげん <3679>
    今期最終は17%増益、0.5円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.3%にあたる470万株(金額で14億円)を上限に自社株買いを実施する。
     
    ■ダブルスタンダード <3925>
    今期経常は21%増で10期連続最高益、10円増配へ。
     
    ■PKSHA Technology <3993>
    上期経常が2.1倍増益で着地・1-3月期も2.5倍増益。
     
    ■Kaizen Platform <4170>
    1-3月期(1Q)経常は5倍増益・通期計画を超過。
     
    ■恵和 <4251>
    今期経常を一転36%増益に上方修正・最高益更新へ。
     
    ■ハイブリッドテクノロジーズ <4260>
    今期最終を22%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■アクリート <4395>
    1-3月期(1Q)経常は2.7倍増益で着地。
     
    ■グローバルセキュリティエキスパート <4417>
    今期経常は69%増で5期連続最高益更新へ。
     
    ■エフアンドエム <4771>
    今期経常は19%増で2期連続最高益、4円増配へ。
     
    ■セカンドサイトアナリティカ <5028>
    今期経常は73%増で3期連続最高益更新へ。
     
    ■エンビプロ・ホールディングス <5698>
    今期経常を25%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額。
     
    ■サンコール <5985>
    前期経常が上振れ着地・今期は2.1倍増益、18円増配へ。
     
    ■MRT <6034>
    今期最終を一転16%増益に上方修正・最高益更新へ。
     
    ■トレンダーズ <6069>
    今期経常は44%増で2期連続最高益、6円増配へ。
     
    ■エンシュウ <6218>
    今期経常は57%増益、前期配当を3円増額・今期は13円増配へ。
     
    ■ワイエイシイホールディングス <6298>
    今期経常は88%増益、14円増配へ。
     
    ■ハーモニック・ドライブ・システムズ <6324>
    今期経常は43%増益、前期配当を1円増額・今期は8円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.07%にあたる200万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施する。
     
    ■サンデン <6444>
    1-3月期(1Q)経常は5.6億円・通期計画を超過。
     
    ■NTN <6472>
    前期経常が上振れ着地・今期は2.9倍増益、3期ぶり5円で復配へ。
     
    ■トレックス・セミコンダクター <6616>
    今期経常は21%増で2期連続最高益、12円増配へ。
     
    ■テラプローブ <6627>
    上期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■日東工業 <6651>
    今期経常は6%増益、127円増配へ。
     
    ■エスペック <6859>
    今期経常は2.2倍増益、9円増配へ。
     
    ■ポート <7047>
    今期最終は2.1倍増で4期ぶり最高益更新へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.0%にあたる34万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施する。
     
    ■Birdman <7063>
    7-3月期(3Q累計)経常が黒字浮上で着地・1-3月期も黒字浮上。
     
    ■ピアズ <7066>
    今期経常を一転黒字に上方修正。
     
    ■丸文 <7537>
    今期経常は10%増益、15円増配へ。
     
    ■コラントッテ <7792>
    今期経常を23%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額。
     
    ■ブシロード <7803>
    今期経常を32%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■壽屋 <7809>
    今期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額。
     
    ■新日本建物 <8893>
    今期経常は13%増益、4円増配へ。
     
    ■ギックス <9219>
    今期経常を一転62%増益に上方修正・最高益更新へ。
     
    ■西本Wismettacホールディングス <9260>
    今期経常を一転25%増益に上方修正・7期ぶり最高益、配当も55円増額。
     
    ■国際紙パルプ商事 <9274>
    今期経常は6%増で2期連続最高益、1円増配へ。
     
    ■近鉄エクスプレス <9375>
    近鉄グループホールディングス <9041>がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株4175円で13日終値を44.2%上回る水準。買い付け期間は5月16日から7月5日まで。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    16(月)
    4月企業物価指数(8:50)
    4月工作機械受注(15:00)
    《決算発表》
    三菱UFJ、リクルートHD、アサヒ、電通G、三菱HCキャ、光通信、アルフレッサHD、あおぞら、東映、DIC、住友ベ、王将フード、大気社、TREHD、フェローテック、日軽金HD、あいHD、アイダ、DM三井糖、日機装、東洋炭素、ジーエヌアイ、高砂香、テスHD
     
    【海外】
    中国4月鉱工業生産(11:00)
    中国4月小売売上高(11:00)
    中国4月固定資産投資(11:00)
    米5月ニューヨーク連銀景気指数(21:30)
    米3月対米証券投資(5/17 5:00)
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     



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    《マーケットストラテジーメモ》 5月 第2週

    9日(月):
    週末のNY株式市場で主要3指数は揃って続落。原油価格が再び上昇しインフレ懸念が継続。「FRBがインフレ抑制に一段と積極的な利上げを行わざるを得なくなる」との懸念が拡大。パウエルFRB議長が否定した次回FOMCでの0.75%利上げを警戒。「議長を嘘つきにしたい」という印象だ。雇用統計などほぼ関係なく市場は恐怖心を煽られている格好。それでも「焦点は来週の消費者物価指数(CPI)にシフト」との声。茶番チックな解釈で笑える。週間ベースでNYダウは0.2%安、6週続落(累計5,6%下落)。NASDAQ総合指数は1.5%安、5週続落(同14.8%下落)。S&P500は0.2%安(同9.3%下落)。
     
    日経平均株価は684円安の26319円と大幅反落。ほぼ安値圏で引けた格好。中国関連銘柄のさげもきつかった。一方、資源関連セクターは上昇。東証プライム市場の売買代金は2兆9545億円。ヤマダ、川船が上昇。ファーストリテ、コマツが下落。ドル建て日経平均は200.82(前日205.98)。年初来安値を更新。
     
    10日(火):週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って3日続落。主要3株価指数はいずれも年初来安値を更新。S&P500が終値で4000ポイントを割れたのは2021年3月以来。インフレやFRBによる積極的な金融引き締めを警戒した売りが継続。長期金利が一時3.2%台と2018年11月以来の水準に上昇したのも悪材料。中国の4月の貿易統計で輸出の伸びが大幅に鈍化したこともアゲインスト。「最近の株価急落で追い証を迫られた投資家の投げ売りが出た。売りが売りを呼ぶ展開」との声も聞こえる。日経平均株価は152円安の26167円と続落。3月16日以来2ヶ月ぶりの安値水準に沈んだ。下落幅は一時540円を超え26000円を割れ込んだ場面があった。東証プライムの売買代金は3兆2345億円。ダイキン、クボタが上昇。東エレ、トヨタが下落。
     
    11日(水):
    火曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。NYダウは4日続落。値幅は865ドルと値動き荒く上下に変動。NASDAQとS&P500は4日ぶりに反発。アップルやファイザーが上昇。10年債利回りは3%を割り込んだ。背景はCPIや12日の卸売物価指数(PPI)発表を控えての警戒感との解釈。
     
    日経平均株価は461円高の26213円と反発。ただ膠着感の強い展開。トヨタの決算が今期減益見通しで着地。悪材料視点された。TOPIXX33日続落。東証プライムの売買代金は3兆2045億円。ソニー、東エレが上昇。村田、塩野義が下落。
     
    12日(木):
    水曜のNY株式市場で主要3指数は下落。NYダウは5日続落。NASDAQは3%超の下落。4月のCPI(季節調整済み)は前年同月比8.3%上昇。エネルギー価格の高騰が一服したことで3月の8.5%からは減速。減速は昨年8月以来。ただ市場予想の8.1%は上回った。利上げや景気に対する懸念は払拭されず警戒感拡大。S&Pグロース指数は2.8%安、バリュー指数は0.5%安。次の焦点は今夜の卸売物価指数(PPI)に移行した。
     
    日経平均株価は464円安の25748円と反落。TOPIXは4日続落。東証プライム市場の売買代金は3兆3683億円。レノバ、重工が上昇。トヨタ、SBGpが下落。
     
    13日(金):
    木曜のNY株式市場で主要3指数は荒い値動き。主要株価3指数はいずれもマイナス圏とプラス圏と行き来する展開。S&P500とNYダウは小幅続落。S&Pは一時1月3日最高値からの調整入り確認寸前まで下落した。NASDAQは小幅反発。「上下方向に2%も乱高下するは極めてまれ。短時間にこれほどのボラティリティーが見られるのは投資家心理の脆弱性を示している」との見方。大型株が売り込まれアップルとマイクロソフトが軟調。4月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前年同月比11.0%上昇。エネルギー高が緩和したことで上昇率は3月の11.5%から減速。ただ市場予想の10.7%は上回った。SKEW指数は124.51→119.91。恐怖と欲望指数は8→6。一時2まで低下した場面があった。SKEWとFEAR&GREEDは底打ち感の漂う水準だ。
     
    日経平均株価は678円高の26427円と反発。「前日までに1200円超下げていたため短期筋のショートカバー(売り方の買い戻し)が活発」との解釈。TOPIXは5日ぶりに反発。東証プライムの売買代金は3兆5923億円。SBG、東エレが上昇。NTTデータ、ダイキンが下落。SQ値25951円に対しては1勝。週足は5週連続陽線。
     
    (2) 欧米動向
     
    4月の雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比42万8000人増加。
    市場予想(39万1000人増)は上回った。
    雇用増が40万人を超えたのは12カ月連続。
    製造業のほか、レジャー・接客で雇用が増加した。
    4月の失業率は3.6%と、前月から横ばいだった。
    時間当たり平均賃金は前月比0.3%上昇。
    伸びは前月の0.5%から鈍化。
    前年同月比では5.5%上昇。
    前月比で5.6%伸びた。
    労働参加率は62.2%。
    2年ぶりの高水準だった前月の62.4%から低下した。
     
    (3)新興国動向
     
    上海のロックダウンなど各地で規制措置が長期化。
    これが中国経済を脅かす一番のリスクとなってきた。
    今年に入り、中国株の値動きは西側の経済制裁を受けているロシアを除くと世界で最も低調。実体経済も3月に入って急減速し、消費や不動産、輸出が痛手を被った。
    「中国のGDPの40%を占める45の都市が現在全面的か部分的なロックダウンを実施。
    景気後退に突入するリスクが高まっている」という見方もある。
     
     
    【展望】
     
    スケジュールを見てみると・・・。
     
    【5月】6勝4敗、(勝率60%、4位)
        気学では「押し目買いの月。中旬に高値をつけると後半下押し。乱調を見せる」。
     
    5月16日(月)企業物価指数、NY連銀製造協景況感、中国各種経済統計、株安の日
    5月17日(火)米小売り売上高、鉱工業生産、上げの特異日(下げ止まりの日)
    5月18日(水)1−3月期GDP、米住宅着工、G7財務相・中央銀行総裁会議(ドイツ)
    5月19日(木)貿易統計、機械受注、米フィラデルフィア連銀製造業景況感、中古住宅販売
    5月20日(金)消費者物価、
    5月21日(日)オーストラリア総選挙
    5月22日(日)世界経済フォーラム(ダヴォス会議)
    5月23日(月)首都圏マンション販売、独Ifo景況感、IT見本市「台北国際電脳展」
    5月24日(火)米新築住宅販売
    5月25日(水)米耐久財受注
    5月26日(木)企業向けサービス価格指数、米GDP改定値、中古住宅販売契約、株高の日、変化日
    5月27日(金)米個人所得、ミシガン大学消費者信頼感
    5月30日(月)メモリアルデーでNY休場、バンクホリデーでロンドン休場
    5月31日(火)失業率・有効求人倍率、商業動態統計、鉱工業生産、消費者態度指数、米CB消費者信頼感、CS住宅価格、FHFA住宅価格、株高の日L、変化日。MSCI日本株指数パッシブ売買インパクト
     
     
    4月月間海外投資家動向。
    現物1兆1615億円の買い越し。
    前月は1兆2664億円の売り越しだった。
    先物は1917億円の売り越し。
    現物の買い越しは昨年10月の6937億円以来6カ月ぶり。
    日経平均は3月上昇、4月下落。
    相場の主役は本当に海外投資家なのだろうか?という疑問も生じてくる。
    確かに売買比率は72%。
    だが保有比率は30.2%だ。
    円安に向かうというシナリオで海外投資家が日本株を買うのだろうかも疑問。


    (兜町カタリスト 櫻井英明)

    [株価材料]
     
     
     
     
    ■途上国の脱石炭支援 G7主導で枠組み新設
     
    ■東証プライム企業、4年ぶり最高益 前期36%増益 円安で押し上げ
     
    ■コロナ後発薬、途上国向けに特許開放へ 費用30分の1で普及に期待
     
    ■日産化学<4021>
    他社に硝酸の融通打診 製造設備破損で出荷停止
     
    ■OLC<4661>
    東京ディズニーリゾート、美女と野獣など有料で時間指定
     
    ■楽天G<4755>
    サービスに一時障害が発生 スマホ決済やECで
     
    ■大同特殊鋼<5471>
    10%弱値上げ 機械など向け、5月契約分から
     
    ■NTN<6472>
    風力保守で北拓と提携 200億円事業めざす
     
    ■スズキ<7269>
    インド投資3500億円 2工場新設 EV化に備え
     
    ■ゼンショーHD<7550>
    「はま寿司」の高価格帯商品値上げ
     
    ■三井住友<8316>
    傘下SMFL 欧州航空機リースを買収 世界2位に
     
    ■JPX<8697>
    排出量取引の市場開設 9月から実証実験
     
    ■東急<9005>や京急<9006>
    鉄道大手14社が黒字転換、不動産が支え
     
    ■ソフトバンクG<9984>
    傘下アーム、21年売上高は過去最高
     

05月16日 毎日コラム
「割安株と成長株」どう違い、どう選ぶ
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