米国のインフレに対する警戒感が和らぐ中、好決算銘柄を中心に幅広く買いが入って、株価指数を押し上げた。日経平均株価は前営業日比470円90銭高の3万8405円66銭、東証株価指数(TOPIX)は56.69ポイント高の2743.17と、ともに続伸して終わった。
米国では本日からFOMC(4/30〜5/1)が開催される。4月に出てきた経済指標などから、米国の利下げに対する期待は大きく後退している。ただ、米国株も4月中旬に調整しており、FOMCで利下げ後ずれに関するメッセージが届けられた場合でも、悪材料出尽くしと受け止められる可能性がある。26日、29日と連日で上昇した米国株が本日大きく下げなければ、FOMCがそれほど警戒されていないとの見方が強まる。
あすの日本株にもプラスの影響が見込まれる。きょうはTOPIX(終値:2743p)が2%を超える上昇となり、25日線(2718p、30日時点)を明確に上回ってきた。日米ともに流れが良くなっているだけに、あすはTOPIXが25日線より上をキープできるかに注目したい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(30日現在)
41064.05 ボリンジャー:+2σ(25日)
40815.66 新値三本足陽転値
40062.42 ボリンジャー:+1σ(13週)
40041.20 ボリンジャー:+1σ(25日)
39595.56 均衡表雲上限(日足)
39208.59 ボリンジャー:+1σ(26週)
39018.36 25日移動平均線
38921.00 13週移動平均線
38910.41 均衡表転換線(週足)
38856.21 均衡表基準線(日足)
38405.66 ★日経平均株価30日終値
38230.39 75日移動平均線
37995.52 ボリンジャー:-1σ(25日)
37903.29 6日移動平均線
37779.58 ボリンジャー:-1σ(13週)
37670.62 均衡表転換線(日足)
37344.04 均衡表雲下限(日足)
36972.68 ボリンジャー:-2σ(25日)
36638.15 ボリンジャー:-2σ(13週)
36568.55 均衡表基準線(週足)
36458.53 26週移動平均線
35949.84 ボリンジャー:-3σ(25日)
35496.73 ボリンジャー:-3σ(13週)
34657.00 200日移動平均線
終値470.90円高と3連休前26日の306.28円高に続いて値戻しが進み、終値は右肩上がりの75日移動平均線を上回った。ローソク足はマドを空けて陽線を描き、パラボリックが買いサイン点灯を開始するなど短期的な地合いの改善を強く印象付けた。一方、一目均衡表では株価は雲中にとどまり、4月19日を起点に横ばいだった基準線が下向きで終了。株価上方で25日線が下降を続けていることもあり、強い売り圧力が残るリスクにも留意が必要となろう
【大引け概況】
30日の日経平均株価は続伸し、終値は前営業日比470円90銭(1.24%)高の3万8405円66銭だった。
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きょうは終始買いが優勢の地合いとなった。前日は祝日で休場だったため、きょうは3連休明けとなったが、この間に米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数など主要株価指数が揃って続伸、投資家の不安心理が和らぎ、空売りの買い戻しなどを絡め主力株中心に上値を追う銘柄が多かった。特に米国では半導体関連株に買いが目立ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が6連騰と上げ足を強めており、東京株式市場もこれに追随する動きとなった。足もとで為替市場は乱高下したが円の先安期待は根強く、輸出セクターにはポジティブに作用している。
あすのFOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を控え、買い一巡後はやや伸び悩んだ。
日銀が26日まで開いた金融政策決定会合で政策の現状維持を決めた。緩和的な金融政策のもとで円の先安観が根強いとの見方も株買いを後押しし、上げ幅は一時600円を超えた。
日銀が円安に対応して早期に利上げに動くとの警戒感が後退し、日本の株式市場が祝日で休場だった29日の外国為替市場で円相場は34年ぶりに1ドル=160円台をつけた。同日午後からは日本政府・日銀が為替介入に動いたとの観測もあり、一時154円台まで急伸するなど、円相場は乱高下した。ただ、30日の東京市場では再び157円台まで下落するなど、円の先安観は根強く、トヨタやホンダ、SUBARUなど主力の輸出関連株には採算改善を見込んだ買いが入った。
国内では企業の決算発表が本格化し、製造業を中心に市場予想を上回る今期の業績見通しや株主還元策を発表し、好感する買いが集まった。市場予想を上回る2025年3月期(今期)の業績見通しを示した三菱電と日立が上場来高値を更新した。約10年ぶりの大規模な自社株買いを発表したコマツも上場来高値を更新した。午後は商船三井が市場予想を上回る今期の業績見通しを発表したのを手がかりに急騰した。郵船や川崎汽など他の海運株も強含んだ。
利益確定売りなどで、指数の上値が重くなる場面があった。今週は5月の大型連休の谷間で市場参加者が少ないとみられるほか、5月1日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表、同3日には4月の米雇用統計の発表を控え、投資家の様子見姿勢も強かった。
個別株は半導体関連が息を吹き返している。ソシオが前週末26日引け後に発表した24年3月期決算は営業63%増益で計画を大幅に上振れて着地したが、その反動もあって25年3月期の同利益は24%減益見通しとなった。上振れ着地で次期業績を保守的に出すのは、“極めてありがち”なパターン。ソシオの場合、特にその可能性が高いとの見立てで、貸株市場を調達した空売りターゲットとなっていた。ところが、PTSで存分に脅しをかけられた急落シナリオが、きょうの相場では真逆の方向にバイアスがかかった。寄り付きこそ投げ売りに買い戻しをぶつけられたものの、売り板は瞬間蒸発となり、その後はショート筋の自爆的な踏み上げ相場に移行した。売買代金はプライム市場第1位。きょうはソシオの動きが、その他の半導体関連にも活力を与えたといってよいだろう。
日経平均は4月に月間では4.86%安と、今年初の下落で終えた。月間下落率は22年12月以来1年4カ月ぶりの大きさだった。
30日の東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は56.69ポイント(2.11%)高の2743.17だった。4月月間では0.91%安と、今年初の下落となった。
JPXプライム150指数も続伸し、26.37ポイント(2.26%)高の1191.71で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆6678億円、売買高は20億7443万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1374。値下がりは247、横ばいは30だった。
業種別株価指数(33業種)は海運業、ゴム製品、医薬品、機械が上昇率上位。下落は空運業、パルプ・紙の2業種。
個別では、売買代金トップとなったソシオネクストが大幅高に買われ、売買代金2位のレーザーテックも買いが優勢だった。東京エレクトロンや信越化、ソフトバンクグループ(SBG)が高い。ファナックと安川電が上昇した。住友商や三菱商、三井物なども買われた。
日立製作所が売買代金を伴い急伸をみせ、三菱電機も値を飛ばした。住友商事など総合商社株も大きく買われた。ペプチドリームがストップ高に買われ、プレミアグループの上げも目立つ。さくらインターネットも物色人気に。
半面、アドバンテストや日東電が大幅安、オリエンタルランドも下落した。TDKやデンソーも軟調。共英製鋼が値下がり率トップに売り込まれ、エムスリーも急落した。南海電気鉄道、九電工が大幅安となり、セイコーエプソン、住友化学も売りに押された。サイバーエージェントも安い。
東証スタンダード市場は米国のインフレに対する警戒感が和らぐ中、好決算銘柄を中心に幅広く買いが入って、株価指数を押し上げた。
スタンダードTOP20は堅調。出来高3億9766万株。
値上がり銘柄数1039、値下がり銘柄数430と、値上がりが優勢だった。
個別では、エックスネット、東京自働機械製作所がストップ高。ヤマト・インダストリーは一時ストップ高と値を飛ばした。大盛工業、イーサポートリンク、北海道コカ・コーラボトリング、セイヒョー、日本調理機など33銘柄は年初来高値を更新。フォーサイド、アクモス、伊勢化学工業、ブロードバンドタワー、ジオスターが買われた。
一方、日本食品化工、じもとホールディングスがストップ安。ダイセキ環境ソリューション、ケア21、シー・ヴイ・エス・ベイエリア、ハイパー、システムインテグレータなど33銘柄は年初来安値を更新。スマートバリュー、環境管理センター、新都ホールディングス、藤商事、タカキタが売られた。
東証グロース市場は、この日は一日を通してもみ合い状態だった。個人投資家も、決算を受けて大きく動いたプライム市場の銘柄に向かい「プライム市場が盛り上がった半面、グロース市場は閑散だった」という。 前日の米株式市場でハイテク株を中心に上昇した流れを引き継いだ買いが主要な銘柄に入った。もっとも上げ幅は小さく、市場では「決算発表のピークを来週に控え、様子見ムードが強かった」との声が聞かれた。
東証グロース市場250指数は小幅高。グロースCoreは反落。
東証グロース市場250指数の終値は前週末比2.79ポイント(0.43%)高の647.40だった。
グロース市場ではトライアルやソラコムが上昇した。一方、レジルやウェルスナビは下落した。
値上がり銘柄数315、値下がり銘柄数204と、値上がりが優勢だった。
個別では、データセクションがストップ高。トリプルアイズ、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンは一時ストップ高と値を飛ばした。ツクルバ、ネットイヤーグループ、リアルゲイト、JRC、きずなホールディングスなど7銘柄は年初来高値を更新。リグア、くすりの窓口、インティメート・マージャー、サイバートラスト、セキュアが買われた。
一方、ベースフード、ティーケーピー、ベイシス、グローバルセキュリティエキスパート、ビザスクなど19銘柄が年初来安値を更新。ソーシャルワイヤー、日本リビング保証、SBIリーシングサービス、ノイルイミューン・バイオテック、トラース・オン・プロダクトが売られた。
東証スタンダード市場は連休中の米国株の上昇を受けて、幅広い業種に買いが入った。連休前に発表された決算を好感した買いも相場を支えた。スタンダードTOP20は小幅続伸。出来高2億7539万株。値上がり銘柄数1068、値下がり銘柄数358と、値上がりが優勢だった。
個別では、大盛工業、イーサポートリンク、北海道コカ・コーラボトリング、セイヒョー、東武住販など29銘柄が年初来高値を更新。ヤマト・インダストリー、フォーサイド、アクモス、ジーデップ・アドバンス、ジオスターが買われた。
一方、ダイセキ環境ソリューション、ハイパー、チタン工業、城南進学研究社、トーセなど22銘柄が年初来安値を更新。環境管理センター、スマートバリュー、日本高周波鋼業、藤商事、セリアが売られた。
30日午前の日経平均株価は続伸し、午前終値は前営業日比524円25銭(1.38%)高の3万8459円01銭だった。
東京株式市場が3連休中に米株式市場が上昇したことを好感して、全体相場は買いが膨らむ展開。日経平均株価は300円超高でスタートし、その後も堅調に値を上げ、上昇幅は一時670円を超えた。半導体関連や商社株などが高い。
29日の米株式市場では米長期金利の上昇一服を背景にハイテク株の上げが目立ち、半導体関連を中心に主力株に買いが波及した。日銀が26日まで開いた金融政策決定会合で政策の現状維持を決め、緩和的な金融政策が続くとの見方が強まっていることも買い安心感につながった。
日銀の植田和男総裁は26日の会合後の記者会見でこのところの円安について「足元の基調的な物価上昇率への大きな影響はない」との判断を示した。日銀が円安に対応して早期に利上げに動くとの警戒感が後退し、日本の株式市場が祝日で休場だった29日の外国為替市場で円相場は34年ぶりに1ドル=160円台をつけた。同日午後からは日本政府・日銀が為替介入に動いたとの観測もあり、一時154円台まで急伸するなど、円相場は乱高下した。30日午前の東京市場では再び157円台まで下落するなど、円の先安観は根強く、トヨタやホンダなど主力の輸出関連株には採算改善を見込んだ買いが入った。
国内では企業の決算発表が本格化し、「主力の製造業を中心に市場予想を上回る業績見通しや株主還元策を発表するケースが増えていることも日本株を押し上げた」との声が聞かれた。午前は日立が市場予想を上回る2025年3月期の業績見通しと自社株買いなどを発表し、上場来高値をつけた。約10年ぶりの大規模な自社株買いを発表したコマツも上場来高値を更新した。
日本銀行が発表する当座資金の推移から実施の有無を推測することはできる。仮に介入実施ということであれば「160円以上の円安は容認しない」という意思表示と理解できる。
一方、介入資金は限りがあり、無尽蔵に介入を行うことが可能なわけではないので、今回の介入資金次第では、2回目、3回目という介入実施は難しい可能性もあるので、介入を巡る疑心暗鬼な状況はしばらく続くと考える。後場の東京株式市場は、為替動向を横目に、ランチタイムに決算が発表される商船三井、JPXなど個別銘柄物色中心の地合いとなりそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは54.06ポイント(2.01%)高の2740.54だった。JPXプライム150指数は続伸し、26.07ポイント(2.24%)高の1191.41で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆7528億円、売買高は9億8461万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1333。値下がりは288、横ばいは29だった。
業種別株価指数(33業種)はゴム製品、機械、卸売業、電気機器、輸送用機器などが上昇した。下落は空運業など。
個別銘柄では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、ダイキンなど値がさ株が上昇した。レーザーテックや東京エレクトロン、ソシオネクスト、信越化など半導体関連の一角が高い。住友商事や三菱商事、三井物産など商社株も値を上げた。日立製作所や三菱電機が急伸した。
半面、アドバンテストやオリエンタルランド、日東電、三井E&S、ANAホールディングス、TDK、キッコマン、デンソーが安い。
東証グロース市場は、前日の米株式相場がハイテク株を中心に上昇したことを受け、国内の新興銘柄にも買いが目立った。
東証グロース市場250指数は小幅高。グロースCoreは小幅安。東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前週末比3.37ポイント(0.52%)高の647.98だった。
グロース市場ではトリプルアイやデータセクが上昇した。一方、QPS研究所やカバーは下落した。
値上がり銘柄数315、値下がり銘柄数195と、値上がりが優勢だった。
個別では、トリプルアイズが一時ストップ高と値を飛ばした。ツクルバ、JRC、きずなホールディングス、リグアなど5銘柄は年初来高値を更新。ファーストアカウンティング、データセクション、キッズウェル・バイオ、さくらさくプラス、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンが買われた。
一方、ベースフード、ベイシス、グローバルセキュリティエキスパート、ビザスク、Delta-Fly Pharmaなど17銘柄が年初来安値を更新。SBIリーシングサービス、日本リビング保証、GRCS、トリドリ、リンカーズが売られた。
【寄り付き概況】
30日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前営業日比377円90銭高の3万8312円66銭。
主力株中心に総じて買い優勢で始まり、日経平均は寄り付きに3万8000円台を回復して始まった。3連休明けとなった東京市場だが、前週末と週初に米国株市場で主要株価指数が揃って続伸したことで目先安心感が浮上している。
ナスダック総合株価指数の戻り足が顕著となっているほか、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が6連騰と上値指向を強めていることで、同関連株への追い風が意識されやすい。また、足もと急激にボラティリティを高めている外国為替市場の動向が注目され、株式市場にも影響を与えそうだ。
この日は安値の1ドル=160円台から高値の154円台まで6円近く円高に振れた。市場では日本政府・日銀が午後から為替介入に動いたとの観測も浮上し、30日の東京市場では156円台での推移となっている。ただ、円の先安観は根強く、当面は円安・ドル高基調が続くとの見方から輸出採算の改善につながるとしてトヨタやホンダなど輸出関連株の買いを誘っている。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
個別では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、ダイキンなど値がさ株が高い。ファナックやコマツ、日立が上昇した。一方、日東電やTDKが安い。デンソーやアサヒが下落した。
「需給は海外投資家売り個人買いの構図」
「為替は乱高下」
週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
テスラが15.3%上昇した。
中国での自動運転ソフトウエア展開に向けた規制上の重要なハードルをクリアしたことを好感。
アップルが2.5%高。
オープンAIの人工知能(AI)技術利用について協議を再開したとの報道を好感。
バーンスタインは同社の投資判断を「アウトパフォーム」に引き上げた。
エヌビディアが上昇。
ただアルファベット、メタ、マイクロソフトなどは下落。
市場は年内の利下げ幅を0、35%程度見込んでいる。
年初の予想は約1.50%だっ
FOMCで金利は据え置きとの見方。
10年国債利回りは4.611%。
5年国債利回りは4.642%。
2年国債利回りは4.978%。
ドル円は156円台前半。
160.245円と1990年以来の高値を付けた後154.4円まで急落。
介入観測が広がった。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は関係者の話として日本当局が介入したと報じた。
WTI原油先物6月物は1.22ドル(1.45%)安の1バレル=82.63ドル。
SKEW指数は134.08→140.86→138.30。
恐怖と欲望指数は41→44。
(昨年10月5日が20)。
週明けのNYダウは146ドル(0.38%)高の38386ドルと続伸。
高値38406ドル、安値38215ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは93.77%(前日86.97%)。
NASDAQは55ポイント(0.35%)高の15983ポイントと続伸。
高値16021ポイント、安値15855ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは88.63(前日84.78)。
S&P500は16ポイント(0.32%)高の5116ポイントと4日続伸。
高値5123ポイント、安値5088ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは94.08%(前日86.95%)。
ダウ輸送株指数は42ポイント(0.28%)高の15213ポイントと反発。
SOX指数は30ポイント(0.64%)高の4765ポイントと6日続伸。
VIX指数は14.67(前日15.03)。
NYSEの売買高は9.15億株(前日9.36億株)。
3市場の合算売買高は99.8億株(前日は98.8億株、過去20日平均は110億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比450円高の38325円。
ドル建ては450円高の38350円。
ドル円は156.33円。
10年国債利回りは4.611%。
2年国債利回りは4.978%。
「主要3指数揃って上昇」
週末のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
アルファベットは初めての配当や最大700億ドルの自社株買い、第1四半期の好決算を好感。
10%上昇し最高値を更新した。
時価総額は2兆ドルを上回った。る
第3四半期(3月まで)決算が売上高と利益が市場予想を上回ったマイクロソフトも1.8%上昇。
アマゾンが3.4%上昇、エヌビディアが5.8%上昇、
メタは0.4%高。
一方、アップルは0.3%安、テスラは1.1%安。
インテルは9.1%下落
S&P500は4週間ぶり、ナスダックは5週間ぶりに反発。
週間ではS&P500とナスダック総合が2023年11月上旬以来の大幅な上昇率。
3月のPCE価格指数は前月比0.3%上昇。
市場予想と一致した。
前年比は2.7%上昇。
市場予想の2.6%上昇を上回った。
変動の大きい食品とエネルギーを除くコアPCE価格指数は前年比2.8%上昇。
前月比0.3%上昇と、ともに伸び率は2月と同じだった。
4月の米ミシガン大消費者信頼感指数確報値で1年先のインフレ期待は3.2%。
10年国債利回りは4.663%。
5年国債利回りは4.687%。
2年国債利回りは4.993%。
9月利下げの確率は58%。
1週間前の68%から低下。
12月利下げの確率は80%超。
ドル円は158円台前半。
WTI原油先物6月物は0.28ドル(0.34%)高の1バレル=83.85ドル。
SKEW指数は135.06→134.08→140.86。
恐怖と欲望指数は40→42。
(昨年10月5日が20)。
週末のNYダウは153ドル(0.40%)高の38239ドルと3日ぶりに反発。
高値38337ドル、安値38065ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは86.97%(前日87.44%)。
NASDAQは316ポイント(2.03%)高の15927ポイントと反発。
高値15981ポイント、安値15770ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは84.78(前日83.96)。
S&P500は51ポイント(1.02%)高の5099ポイントと3日続伸。
高値5114ポイント、安値5073ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは86.95%(前日90.19%)。
ダウ輸送株指数は126ポイント(0.82%)安の15170ポイントと反落。
SOX指数は130ポイント(2.61%)高の4735ポイントと5日続伸。
VIX指数は15.03(前日15.37)。
NYSEの売買高は9.36億株(前日10.52億株)。
3市場の合算売買高は98.8億株(前日は107億株、過去20日平均は110.1億株)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比465円高の38365円。
ドル建ては490円高の38390円。
ドル円は158.33円。
10年国債利回りは4.663%。
2年国債利回りは4.993%。
週間ベースでNYダウは0.7%高、2続伸(累計6.8%上昇)。
ナスダック総合指数は4.2%高、5週ぶり反発、
S&P500指数は2.7%高 4週ぶり反発。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は9.9%高、4週ぶり大幅反発。
「週足陽線」
週末の日経平均は寄り付き97円高。
終値は306円(△0.81%)高の37934円と反発。
高値38097円。
安値37550円。
日足は2日ぶりに陽線。
日経平均は週間で866円の上昇。
週足は陽線。
日経平均は9日連続で一目均衡の雲の中。
雲の下限は37172円。
15日は39457円→39232円にマド。
16日は38820円→38764円にマドで下に2空。
SQ値39820円は上回らず「幻」のSQ値のまま。
3月権利配当落ち埋め水準は日経平均で40762円。
TOPIXで2799ポイント。
TOPIXは22.95ポイント(△0.86%)高の2686ポイントと反発。
過去最高値は1989年12月18日の2884,80ポイント。
ザラ場高値は同日の2886.50。
TOPIXコア30指数は反発。
プライム市場指数は11.80ポイント(△0.86%)高の1382.70と反発。
東証スタンダード指数は反発。
東証グロース250指数は4.46ポイント(△0.70%)高の644.61と反発。
25日移動平均線からの乖離は▲6.66%(前日▲7.90%)。
プライム市場の売買代金は4兆9674億円(前日3兆9669億円)。
2日ぶりに4兆円超。
売買高は18.61億株。
値上がり1189銘柄(前日234銘柄)。
値下がり420銘柄(前日1389銘柄)。
新高値43銘柄(前日41銘柄)。
新安値90銘柄(前日35銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは93.50(前日92.54)。
東証グロース市場の騰落レシオは74.35(前日73.58)。
NTレシオは14.12倍(前日14.13倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは7勝5敗で58.33%。
東証グロース市場指数は5勝7敗で41.66%。
下向きの25日線(39098円)からは▲2.98%(前日▲4.05%)。
11日連続で下回った。
上向きの75日線は38177円。
2日連続で上回った。
上向きの200日線(34631円)からは△9.54%(前日△8.72%)。
267日連続で上回った。
上向きに転じた5日線は37802円。
2日ぶりに上回った。
25日線を下抜けたまま。
13週線は38748円。
2週連続で下回った。
26週線は36210円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.220%(前日▲17.146%)。
買い方▲7.225%(前日▲8.054%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲5.945%(前日▲6.258%)。
買い方▲22.355%(前日▲23.022%)。
空売り比率は41.9%(前日44.7%、9日連続で40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.1%(前日8.9%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは20.82(前日21.46)。
日経平均採用銘柄のPERは16.54倍(前日16.44倍)。
9日連続で16倍台。
前期基準では18.60倍。
EPSは2293円(前日2288円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.50倍(前日1.49倍)。
BPSは25289円(前日25254円)。
日経平均の予想益回りは6.05%。
予想配当り利回りは1.72%。
指数ベースではPERは22.35倍(前日22.35倍)。
EPSは1697円(前日1683円)。
PBRは2.07倍。
BPSは18325円(前日18355円)。
10年国債利回りは0.925%(前日0.890%)。
プライム市場の予想PERは16.40倍。
前期基準では18.58倍。
PBRは1.42倍。
プライム市場の予想益回りは6.01%。
配当利回り加重平均は2.04%。
プライム市場の単純平均は25円高の2898円(前日は2872円)。
プライム市場の売買単価は2668円(前日2488円)。
プライム市場の時価総額は944億円(前日937億円)。
ドル建て日経平均は243.11(前日243.11)と反発。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比465円高の38365円。
高値38410円、安値37565円。
大証夜間取引終値は日中比450円高の38350円。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比425円高の38325円。
高値38750円、安値38180円。
大証夜間取引終値は日中比420円高の38320円。
気学では火曜が「転換注意日。後場の足取りに注意肝要」。
水曜が「一方に反して動く。波動について駆引きせよ」。
木曜が「波乱激しく人気に逆行して動く」。
ボリンジャーのプラス1σが40148円。
マイナス1σが38048円。
マイナス2σが36998円。
マイナス3σが35948円。
後講釈的には19日のマイナス3σ369790円(安値36733円)で反発した格好。
週足のプラス1σが40104円。
マイナス1σが37391円。
マイナス2σが36035円。
3月月中平均は日経平均39844円。
TOPIXは2728ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
水星の逆行は終了。
受け渡しベースで5月初日。
月足陽線基準は39803円。
《今日のポイント4月30日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
10年国債利回りは4.611%。
5年国債利回りは4.642%。
2年国債利回りは4.978%。
ドル円は156円台前半。
SKEW指数は134.08→140.86→138.30。
恐怖と欲望指数は41→44。
(昨年10月5日が20)。
(2)ダウ輸送株指数は42ポイント(0.28%)高の15213ポイントと反発。
SOX指数は30ポイント(0.64%)高の4765ポイントと6日続伸。
VIX指数は14.67(前日15.03)。
NYSEの売買高は9.15億株(前日9.36億株)。
3市場の合算売買高は99.8億株(前日は98.8億株、過去20日平均は110億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比450円高の38325円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆9674億円(前日3兆9669億円)。
2日ぶりに4兆円超。
売買高は18.61億株。
値上がり1189銘柄(前日234銘柄)。
値下がり420銘柄(前日1389銘柄)。
新高値43銘柄(前日41銘柄)。
新安値90銘柄(前日35銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは93.50(前日92.54)。
東証グロース市場の騰落レシオは74.35(前日73.58)。
NTレシオは14.12倍(前日14.13倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
(4)下向きの25日線(39098円)からは▲2.98%(前日▲4.05%)。
11日連続で下回った。
上向きの75日線は38177円。
2日連続で上回った。
上向きの200日線(34631円)からは△9.54%(前日△8.72%)。
267日連続で上回った。
上向きに転じた5日線は37802円。
2日ぶりに上回った。
25日線を下抜けたまま。
13週線は38748円。
2週連続で下回った。
26週線は36210円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.220%(前日▲17.146%)。
買い方▲7.225%(前日▲8.054%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲5.945%(前日▲6.258%)。
買い方▲22.355%(前日▲23.022%)。
(6)空売り比率は41.9%(前日44.7%、9日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.1%(前日8.9%)。
日経VIは20.82(前日21.46)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは16.54倍(前日16.44倍)。
9日連続で16倍台。
前期基準では18.60倍。
EPSは2293円(前日2288円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.50倍(前日1.49倍)。
BPSは25289円(前日25254円)。
日経平均の予想益回りは6.05%。
予想配当り利回りは1.72%。
指数ベースではPERは22.35倍(前日22.35倍)。
EPSは1697円(前日1683円)。
PBRは2.07倍。
BPSは18325円(前日18355円)。
10年国債利回りは0.925%(前日0.890%)。
(8)プライム市場の単純平均は25円高の2898円(前日は2872円)。
プライム市場の時価総額は944億円(前日937億円)。
ドル建て日経平均は243.11(前日243.11)と反発。
(9)ボリンジャーのプラス1σが40148円。
マイナス1σが38048円。
マイナス2σが36998円。
マイナス3σが35948円。
後講釈的には19日のマイナス3σ369790円(安値36733円)で反発した格好。
週足のプラス1σが40104円。
マイナス1σが37391円。
マイナス2σが36035円。
3月月中平均は日経平均39844円。
TOPIXは2728ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
水星の逆行は終了。
受け渡しベースで5月初日。
今年の曜日別勝敗(4月26日まで)
↓
月曜9勝5敗
火曜8勝8敗
水曜4勝11敗
木曜9勝9敗
金曜12勝4敗
週間ベースで日経平均株価は2.3%高、2週ぶり反発。
TOPIXは2.3%高、2週ぶり反発。
東証プライム市場指数は2.3%高、2週ぶり反発。
グロース250指数は0.9%高、2週ぶり反発。
東証スタンダード市場指数は1.5%高、2週ぶり反発。
東証グロース指数は1.0%高、2週ぶり反発。
東証REIT指数は1.4%高、2週続伸(累計2.9%上昇)。
4月第3週(4月15日─4月19日)の週間海外投資家動向。
現物5924億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
先物5470億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計1兆1395億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
個人は現物9085億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
先物2044億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
合計1兆1130億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
信託銀行は現物52億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
先物640億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
合計587億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
4月第2週(4月8日─4月12日)の週間海外投資家動向。
現物5955億円買い越し(2週連続で買い越し)。
先物2304億円買い越し(7週ぶりに買い越し)。
合計8259億円買い越し(2週連続で買い越し)。
個人は現物2953億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
先物1348億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計3401億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
信託銀行は現物366億円買い越し(14週ぶりに買い越し)。
先物2748億円売り越し(9週ぶりに売り越し)。
合計2382億円売り越し(2週連続で売り越し)。
為替に翻弄されてきた歴史。
鎖国から開国したとたんに襲われたのは世界情勢にたいする無知から金と銀の交換レートを知らず国内から金が流出。
黄金の国ジパングが黄金の国でなく白銀の国なってしまった。
金も銀も希少金属ではあるが、価値は違う。
その後は英国ポンドに翻弄された時代が長く続いた。
そして基軸通貨のドル。
どんなに一生懸命にしていても、自分ではどうすることもできないことで景気や相場が左右される。
これは日本の宿命。
ドルの変動に乗じて莫大な利益を上げた人は昔も今も変わらず存在している。
株式とは桁違いの世界が、為替にも債券にもそして金にもある。
バンク・オブ・アメリカ(BofA)の週間調査。
24日までの1週間は引き続き債券ファンドに資金が流入した。
債券ファンドには44億ドルが流入。
18週連続の流入超。
ただ、米国債は3カ月ぶりに資金が流出した。
株式ファンドには36億ドルが流入。
米国株ファンドは42億ドルの流入。
日本株には2013年5月以降で最大の59億ドルが流入。
新興国債券は資金流出が再開。
新興国株式は3週連続の資金流出となった。
市場心理を測るブルベア指標は5.0から5.1に小幅上昇。
岸田文雄首相は5月にブラジル・パラグアイを歴訪予定、
重要鉱物やエネルギーの安定した供給網の構築など50超の覚書を交わす。
商社や自動車、電機といった50社ほどが同行する。
東芝と双日はブラジルの大手鉱山会社とレアメタル(希少金属)を使った次世代電池で協力する。
パラグアイでは宇宙航空研究開発機構(JAXA)が同国宇宙庁との協力に向けた覚書を交わす。
また日本企業によるゴマ農家支援やコンクリートを補強する繊維の技術協力の案件を調整する。
萩原工業がパラグアイに進出したのが昨年。
国家的友好関係の一端になろうか。
◇━━━ カタリスト━━━◇
萩原工業(7856)・・・動兆
樹脂繊維製品のほか機械部門も持ち原糸からの一貫生産に強み。
コンクリート補強繊維はパラグアイ生産がフル寄与。
機械製品はプラスチック再生関連機器が伸長。
コンクリート補強繊維は鉱山トンネル内壁や工場床用にブラジルへ供給。
11月から米国で野菜包装資材の生産開始。
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■円急騰 160円台から一転 一時154円台 市場に介入観測
■テスラ AI開発に1.5兆円 自動運転見据え投資増
■物言う株主・米エリオット 住友商事<8053>株数百億円を取得
■日揮HD<1963>
メタン漏洩を洋上で測定 規制厳格化に対応
■スズキ<7269>
インド子会社 最高益 前期最終63%増 国内でSUV好調
■トランスコスモス<9715>
問い合わせにAI対応 受託業務でシステム導入
■中国EV 生産変調の兆し 工場稼働率5割程度に メーカー乱立
■日立製作所<6501>
120億円で独社買収 工場の自動化システム
■日本KFC<9873>
米カーライルが買収へ コンビニとの競争激化
■じもとHD<7161>
きらやか銀 公的資金「返済困難」 前期最終赤字
■村田製作所<6981>
3期ぶり増益 今期30%増見通し スマホ需要回復
■OLC<4661>
今期最高益 2期連続見通し 新エリア開業で
■国内建設受注額 昨年度9%増
■日立製作所<6501>
株式5分割 今期 IT好調で純利益2%増 自社株買い2000億円
■ANAHD<9202>
純利益30%減 今期 客単価の下落で
■アドバンテスト<6857>
今期8%最終増益 AI向け好調 市場予想は下回る
■三井不動産<8801>
と東北大 半導体・量子で連携推進 新組織立ち上げ
■双日<2768>
ベトナム決済アプリに出資 小規模小売店デジタル化
30日の東京株式市場は、続伸後も堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8000円-3万8500円を想定。(26日終値3万7934円76銭)
東京市場が休場の間、米国株は26日、29日と連日で上昇した。
休場前よりも米国株高を素直に好感しやすい環境になっていると考えられる。
日経平均株価は、前週末26日に大幅反発した動きや、米国株高を背景に買い先行スタートとなろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=156円台の前半(前週末26日は156円70-71銭)、ユーロ・円が1ユーロ=167円台の半ば(同168円13-17銭)で推移する。
連休中の29日には海外市場で一時160円台を付ける場面がみられた後、一転して円高方向に振れている。
買い一巡後は、為替動向に対して神経質な展開となることも想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同26日の大阪取引所清算値比425円高の3万8325円だった。
【好材料銘柄】
■Will Smart <175A>
今期経常は3.4倍増で2期連続最高益更新へ。
■日鉄ソリューションズ <2327>
今期最終は1%増で4期連続最高益、前期配当を5円増額・今期は実質増配。配当方針を変更し、配当性向50%を目安に実施する。また、6月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
■カゴメ <2811>
今期最終を17%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■ロードスターキャピタル <3482>
1-3月期(1Q)経常は2.8倍増益で着地。
■ジオスター <5282>
前期経常を一転20%増益に上方修正、配当も3円増額。
■日本鋳鉄管 <5612>
前期経常は56%増益で上振れ着地・1-3月期(4Q)経常は46%増益、今期業績は非開示、前期配当を22円増額。
■タカトリ <6338>
上期経常を18%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■東京自働機械製作所 <6360>
前期経常を一転36%増益に上方修正・23期ぶり最高益、配当も60円増額。
■三菱電機 <6503>
今期最終は11%増で2期連続最高益更新へ。
■アストマックス <7162>
非開示だった前期経常は黒字浮上、未定だった配当は7円実施。
■プレミアグループ <7199>
今期最終は17%増で9期連続最高益、前期配当を2円増額・今期は12円増配へ。
■東京計器 <7721>
前期経常を32%上方修正。
■タムロン <7740>
上期経常を一転22%増益に上方修正・最高益更新へ。
【主な経済指標・スケジュール】
30(火)
【国内】
3月失業率(8:30)
3月有効求人倍率(8:30)
3月鉱工業生産(8:50)
3月商業動態統計(8:50)
《決算発表》
JR東海、大塚HD、JR東日本、レーザーテク、関西電、JPX、商船三井、東電力HD、JR西日本、大塚商、SGHD、特殊陶、ZOZO、JSR、住友林、九州電、東武、東北電、大和工、LIXIL、BIPROGY、コーエーテクモ、中国電、三菱倉、M&A総研H、日本M&A、東エレデバ、ユナイテド海
【海外】
中国4月製造業PMI(10:30)
中国4月財新製造業PMI(10:45)
米FOMC(~5/1)
米2月住宅価格指数(22:00)
米2月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米4月消費者信頼感指数(23:00)
《米決算発表》
アマゾン・ドット・コム、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)、3M、ペイパル・ホールディングス、スターバックス、レイドス・ホールディングス、センターポイント・エナジー、イートン、インサイト、コカ・コーラ、イーライリリー、マクドナルド、マーチン・マリエッタ・マテリアルズ、マラソン・ペトロリアム、モルソン・クアーズ、エアープロダクツ、パッカー、シスコ、イリノイツールワークス、コーニング
《アジア決算》
サムスン電子
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
29日のNYダウ工業株30種平均は続伸した。前週末比146ドル43セント(0.38%)高の3万8386ドル09セントで終えた。
前週末に大幅上昇したマイクロソフトなどが売られた一方、最近値下がり傾向が続いていたボーイングやキャタピラーといった銘柄に買い戻しが入った。アップルは、米オープンAIと同社の生成AI(人工知能)技術利用に関し協議を再開したとの報道が好感されて買われた。
長期金利が低下し、株価を下支えした。
アップルが2.4%上昇して終えた。アナリストが投資判断を引き上げたほか、対話型生成人工知能(AI)「チャットGPT」を手掛けるオープンAIと技術利用に関する協議を再開したと前週末に伝わった。ダウ平均の構成銘柄ではないが、中国で運転支援機能「フルセルフドライビング」の実用化への期待が高まったテスラは15.3%高だった。
市場では「米長期金利の上昇が一服しており、株買いにつながっている」との指摘が聞かれた。米長期金利は前週におよそ5カ月ぶりに4.7%台まで上昇したが、29日は4.6%台前半を中心に推移した。
主力株への買いが一巡した後、ダウ平均は伸び悩んだ。30日にアマゾン・ドット・コム、5月2日にアップルの四半期決算の発表がある。内容を見極めたいという雰囲気があった。
5月1日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表がある。政策金利を据え置く公算が大きいものの、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が記者会見で、今後の政策運営についてどのような発言をするのかに注目が集まる。週内には4月の米雇用統計など重要な経済指標の発表もあり、積極的な買いを入れる動きは限られた。
ダウ平均の構成銘柄では、ボーイングとアムジェン、キャタピラーが上昇した。半面、インテルやマイクロソフト、ユナイテッドヘルス・グループが安かった。
ナスダック総合株価指数は続伸した。前週末比55.184ポイント(0.34%)高の1万5983.084で終えた。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が買われた。半面、アルファベットとメタプラットフォームズが下落した。
【シカゴ日本株先物概況】
29日のシカゴ日経平均先物は下落した。6月物は前週末比40円安の3万8325円で終えた。
NYダウ平均は、翌日以降に米主要企業の決算発表や連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定を控える中、続伸した。
同日は米主要株価指数が上昇したものの、日経平均先物への影響は限られた。
シカゴ日経225先物 (円建て)
38325 ( +425 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
38350 ( +450 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 8147.03(+7.20)
29日のFTSE100種総合株価指数は小幅に3日続伸し、最高値を更新した。終値は前週末比7.20ポイント(0.08%)高の8147.03だった。英アングロ・アメリカン株が前週末比4%高となるなど資源株に買いが優勢となり、指数上昇に寄与した。
資源株のほか、製薬や保険株にも買いが入った。他方、エネルギー株には売りが優勢で指数の上値を抑えた。
FTSEの構成銘柄では、賭け屋大手エンテインが4.34%高と上昇率トップ。鉱業大手アングロ・アメリカンが4.05%高、米ヘッジファンドのエリオット・インベストメント・マネジメントがアングロ・アメリカン株の保有を増やしたと伝わった。オーストラリアの同業BHPグループが買収案の再提示へ向けて協議していると報じられたのも、支援材料だった。
包装資材大手DSスミスが3.41%高と続いた。
一方、小売り大手JDスポーツ・ファッションは2.95%安、建機レンタルのアシュテッド・グループは2.13%安だった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 18118.32(-42.69)
29日のドイツ株価指数(DAX)は反落し、前週末比42.69ポイント(0.23%)安の1万8118.32で終えた。ドイツ銀行に売りが膨らむなど銀行株が下げ、指数の重荷となった。ソフトウエア大手SAPなどテクノロジー関連株にも売りが優勢だった。
個別では、ドイツ銀行(8.64%安)は過去に買収した傘下ポストバンクを巡る訴訟に備えた引当金の計上が2024年4〜6月期と12月通期の利益に響くとの見通しを示したことが嫌気された。高級車メーカーのポルシェ(2.81%安)、コメルツ銀行(2.59%安)が売られた半面、商用車大手ダイムラー・トラック・ホールディング(2.63%高)や電力大手RWE(2.52%高)などが買われた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 8065.15(-23.09)
フランスCAC40種指数は0.28%安だった。この日発表されたドイツのインフレ率が市場予想を上回ったことを背景に、さげた。
04月30日 毎日コラム
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【ヒ・ミ・ツ】迷った時のおまじない |
・・・続き
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《マーケットストラテジーメモ》04月第4週
22日(月):
週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの小動き。ナスダック総合とS&P500は2022年10月以来の6日続落。アメックスが6.2%高となりNYダウは続伸。ネットフリックスが9.0%安となり全体を圧迫。週間ではS&P500が3.05%安、ナスダックが5.52%安。S&P500は2023年3月以降、ナスダックは22年10月以降で最大の下げとなった。NYダウは0.01%上昇。フィラデルフィア半導体(SOX)指数が4.12%下落。週間では9.23%安と、過去2年間で最大の下げ。
日経平均株価は370円高の37438円と反発。幅広い銘柄に自律反発狙いの買いが入り上昇幅は一時400円を超えた。ただ、買い一巡後は半導体関連株への売りが重荷となり上値は重かった。東証プライムの売買代金は4兆3070億円。三菱UFJ、ファーストリテが上昇。東エレ、ディスコが下落。
23日(火):
週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。S&P500とナスダックは7日ぶりに反発。「大幅下落後の買い戻し」との解釈。アルファベット、アマゾン,アップルが上昇。週末10%超下落したエヌビディアは4.4%高。「見直し買い」との解釈だが買戻し中心だろう。テスラは3.4%安。原油先物と金が下落し株は上昇。
日経平均株価は113円高の37552円と続伸。前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇したのを受け、買い物優勢の展開。ただ下落に転じる場面もあった。上昇幅は一時380円近くまで拡大した。東証プライムの売買代金は3兆7014億円。ファストリ、スクリンが上昇。ソシオネクスト、レーザーテックが下落。信用倍率は過去最高の7.29倍。
24日(水):
火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。テスラは引け後に決算と新型モデルの発売を前倒しすると発表。これを受け時間外取引で株価は6%上昇。マイクロソフト、アルファベット、メタなどハイテク大手の決算が予定。期待感が高まったとの解釈。日経平均株価は907円高の38460円と3日続伸。前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇したのを受け、買い物優勢の展開で高値引け。東証プライムの売買代金は4兆5513億円。ルネサス、ニコンが上昇。レゾナック、IHIが下落。
25日(木):
水曜のNY株式市場で主要3指数は小動き。過去最高額となる700億ドル規模の5年債入札は国債利回りを押し上げ株価を圧迫したとの解釈。第1四半期が7四半期ぶりの減収となったボーイングが2.8%安。テキサス・インスツルメンツ(TI)が5.6%高。テスラが2%上昇。2024年の設備投資が最大400億ドルに達するとの見通しが嫌気されメタは時間外取引で11%下落。
日経平均株価は836安の37628と4日ぶりに大幅に反落。ドル円が1ドル155円台と約34年ぶりの円安・ドル高水準をつけたが、輸出関連株への買いは特に目立たなかった。東証プライムの売買代金は3兆9669億円。ファストリ、東エレクが下落。エーザイ、アルプスアルが上昇。
26日(金):
木曜のNYNY株式市場で主要3指数は揃って下落。第1四半期GDP速報値は年率換算で前期比1.6%増。伸びは前四半期の3.4%増から大幅に鈍化し、市場予想の2.4%増に届かなかった。食料とエネルギーを除くコア個人消費支出(PCE)指数は3.7%上昇,前四半期の2.0%上昇から伸びが加速した。 前日引け後に発表されたメタ・プラットフォームズの決算が期待外れの内容だったことを受け、大型株の売りが広がった。アルファベットは1株当たり0.20ドルの配当を初めて実施すると発表。これを受け、株価は引け後の時間外取引で約13%上昇。
日経平均株価は306円高の37934円と小幅に反発。前日大幅に下げた反動で自律反発を狙った短期筋の買いが相場を押し上げたとの解釈。日銀の金融政策決定会合は現状維持で通過。ドル円の156円台も追い風となった。東証プライムの売買代金4兆7013億円。第一三共、ダイキンが上昇。信越化、ディスコ下落。
(2)欧米動向
ドイツ財務省は2024年の債務残高の国内総生産(GDP)比率が64%と、23年の63.6%から小幅に上昇するとの見通しを示した。
その後は着実に低下。
28年には62%になると予想。
24年の財政赤字のGDP比率は1.75%。
前年の2.5%から低下すると予想している。
25─28年は1─1.5%に低下する見通し。
(3)新興国動向
中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会は関税法を可決した。
貿易相手国が中国の輸出品に関税を課した場合、報復できる権利が盛り込まれている。
施行は12月1日。
「米欧との緊張が高まる中、利用できる貿易防衛手段を拡充することが狙い」との見方だ。
(兜町カタリスト 櫻井英明)