【市況一覧】
日経平均株価
38,053.67 -1027.58 11/01
TOPIX
2,644.26 -51.25 11/01
マザーズ
619.96 -10.32 11/01
NYダウ平均
41,763.46 -378.08 11/01
ナスダック総合
18,095.15 -512.78 11/01


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04月10日 マーケットコメント


    日経平均株価は続落。
    ただ、米国からかなりネガティブな材料が届いた割にはしっかりとした動きを見せた。TOPIXに至ってはプラスで終えている。三菱UFJやトヨタなど、外部環境の変化を追い風にできる業種の主力銘柄に買いが入った。ドル円は153円台まで円安(ドル高)が進んだが、為替介入を警戒させるような動きが見られなかったことも、一定の安心材料となった。
     
    米国の10年債利回りは4.5%台に乗せており、危険水域に入ってきた。本日は3月の生産者物価指数(PPI)が発表される。CPIに比べると注目度は低いが、市場予想を上回るようなら、米国の長期金利を一段と押し上げる材料となり得るだろう。エヌビディアなど米グロース株の動向を注意深く見ておく必要があるだろう。
    きょうの東京株式市場では金利上昇局面で選考されやすいバリュー株の動きが良かった。目先はバリュー優位・グロース劣位の環境が続きそうだ。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(11日現在)
     
    41825.36  ボリンジャー:+2σ(13週)
    41673.51  ボリンジャー:+3σ(25日)
    41018.09  ボリンジャー:+2σ(25日)
    40362.66  ボリンジャー:+1σ(25日)
    40157.13  ボリンジャー:+1σ(13週)
    39735.73  均衡表転換線(日足)
    39707.23  25日移動平均線
    39679.57  均衡表基準線(日足)
    39484.97  6日移動平均線
     
    39442.63  ★日経平均株価11日終値
     
    39135.93  均衡表転換線(週足)
    39051.81  ボリンジャー:-1σ(25日)
    38834.46  ボリンジャー:+1σ(26週)
    38797.51   新値三本足陰転値
    38710.48  均衡表雲上限(日足)
    38488.90  13週移動平均線
    38396.38  ボリンジャー:-2σ(25日)
    37740.96  ボリンジャー:-3σ(25日)
    37488.31  75日移動平均線
    36820.67  ボリンジャー:-1σ(13週)
    36427.94  均衡表雲下限(日足)
     
    終値は下降中の25日移動平均線を2日連続で下回った。25日線下方で昨日上向きに転じた5日線が再び下向きとなったこともあり、強い売り圧力が窺える。ただ、節目の3万9000円を下回る場面はなく、ローソク足は陽線を描いており、下値での買い需要を確認する形にもなった。
     

    【大引け概況】


    11日の日経平均株価は続落し、終値は前日比139円18銭安の3万9442円63銭だった。

     
    本日のマーケット動画
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    きょうはリスク回避目的の売りが幅広い銘柄に広がり日経平均を押し下げた。前日の米国株市場では、朝方発表された3月の米消費者物価指数(CPI)の内容が事前コンセンサスを上回る強い内容だったことから米長期金利が上昇、NYダウは大きく下値を探る展開となった。
    米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期が従来見込まれていた6月から7月か9月にずれ込むとの見方が広がった。米金利の高止まりが続くとの受け止めから、グロース(成長)株を中心に相対的な割高感を意識した売りが出やすかった。
     
    これを引き継いで朝方は日経平均が500円を超える下げに見舞われるなど大きく値を崩したが、外国為替市場で一時1ドル=153円台まで急速に進む円安を横目に輸出ハイテクセクターの一角が買われ、全体を下支えした。個別株の物色意欲は旺盛でエネルギー関連株や銀行株などが買われた。値下がり銘柄数の方が多かったものの、TOPIXはプラス圏で着地している。また、後場に入ってからやや商いが活発化し、売買代金は3日ぶりに4兆円台を回復した。
     
    売り一巡後は下げ幅を縮小した。3月の米CPIの結果を受けて米長期金利が上昇するのに伴い、外国為替市場では日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが加速。円相場は34年ぶりに1ドル=153円台を付ける場面があった。トヨタやデンソーなど輸出関連株の一角には採算改善を期待した買いが入り、日経平均を下支えした。
     
     


    東証株価指数(TOPIX)は小幅に反発した。終値は4.17ポイント(0.15%)高の2746.96だった。JPXプライム150指数は続落し、1.36ポイント(0.11%)安の1185.03で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で4兆1293億円、売買高は16億735万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は893。値上がりは697、横ばいは62だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は不動産業、小売業などが下落。銀行業、鉱業などが上昇した。
     
    個別では、売買代金首位のレーザーテックが下落、東京エレクトロン、SCREENホールディングスなども値を下げ、ファーストリテイリングやソフトバンクグループ(SBG)、KDDIも売りに押された。さくらインターネットは利益確定売りに軟調となった。ソフトバンクグループも冴えない。吉野家ホールディングスが急落、サイゼリヤ、パルグループホールディングスも大幅安に売られた。三井不や安川電のほか、セブン&アイ・ホールディングスやイオンが売られた。
     
    半面、売買代金2位に食い込んだソシオネクストの上げ足が目立つほか、三井E&Sも上値を伸ばした。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが値を上げ、ファナック日立製作所、三菱重、荏原、日立建機も高い。INPEXも上昇。有沢製作所がストップ高となったほか、トレジャー・ファクトリーが急伸、MonotaROも値を飛ばした。北海道電力、コシダカホールディングスなども大きく水準を切り上げた。
     
     

     


     
    東証スタンダード市場は日米の金利上昇が投資家心理の重しとなり、売りが優勢になった。
    スタンダードTOP20は反発。出来高4億5722万株。
    値上がり銘柄数614、値下がり銘柄数809と、値下がりが優勢だった。
     
     
    個別ではホームポジション、アズジェント、さくらケーシーエスがストップ高。ビューティカダンホールディングス、デュアルタップ、創健社は一時ストップ高と値を飛ばした。工藤建設、暁飯島工業、エヌアイデイ、CDG、イーサポートリンクなど60銘柄は年初来高値を更新。湖北工業、戸上電機製作所、クボテック、アスコット、トミタ電機が買われた。
     
    一方、カネ美食品、ヤマイチ・ユニハイムエステート、ユークス、東映アニメーション、スペースシャワーSKIYAKIホールディングスなど21銘柄が年初来安値を更新。ヤマト・インダストリー、ケイブ、コックス、タカキュー、放電精密加工研究所が売られた。
     
     
     


     
    東証グロース市場は前日の米株式相場が下落した流れを引き継ぎ、国内新興市場でも主力銘柄を中心に運用リスクを避ける動きが広がった。米市場での利下げ開始時期の先送り観測を背景に金利上昇が進み、PER(株価収益率)の高い新興株には相対的な割高感を意識した売りが出やすかった。「調整色が続いていることで、個人も少し手控え気味になっている」とされ、グロース市場全体の売買代金は前日を下回った。
    グロース250とグロースCoreは下落した。東証グロース市場250指数の終値は前日比10.27ポイント(1.46%)安の692.10だった。
     
    グロース市場ではカバーやトラースOPが下落した。一方、ヴレインSやソラコムは上昇した。
    値上がり銘柄数160、値下がり銘柄数357と、値下がりが優勢だった。
     
    きょうグロース市場に上場したハンモックは午前に公開価格(2060円)を100円(4.85%)上回る2160円で初値を付け、終値は初値比59円(2.73%)安の2101円だった。
     
     
    個別ではASJ、データセクション、Welby、エヌ・ピー・シーがストップ高。プラッツは一時ストップ高と値を飛ばした。ツクルバ、バルニバービ、FFRIセキュリティ、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ、トラース・オン・プロダクトなど12銘柄は年初来高値を更新。リベロ、プロパティデータバンク、ボードルア、キッズウェル・バイオ、ラストワンマイルが買われた。
     
    一方、ジェイフロンティア、アズーム、うるる、ティアンドエス、サインドなど31銘柄が年初来安値を更新。プログリット、アジャイルメディア・ネットワーク、キャスター、Kudan、noteが売られた。
     
     


     
    11日午前の日経平均株価は続落し、午前終値は前日比198円08銭(0.50%)安の3万9383円73銭だった。下げ幅は一時500円を超えた。
     
    きょう前場は時価総額上位の主力株をはじめ総じて買いが手控えられる展開に。朝方に日経平均は500円以上の下落で3万9000円トビ台まで突っ込む場面があった。前日の米国株市場では、発表された3月の米消費者物価指数(CPI)が予想よりも強い内容で、米長期金利上昇を背景に株式の割高感が意識されNYダウが大きく下値を探る展開となった。東京市場でもこの流れを引き継ぎリスク回避の売りが優勢となっている。ただ、外国為替市場での円安進行などを背景に売り一巡後は下げ渋り、前引け時点で日経平均の下げ幅は200円を下回っている。
     
    3月の米CPIの上昇率が市場予想を上回ったのを受け、FRBの利下げ時期が当初予想の6月から7月か9月にずれ込むとの見方が広がっている。米金利の高止まりが続けば、PER(株価収益率)の高いハイテク株を中心に株式の相対的な割高感が意識されやすいとの受け止めから、11日の東京株式市場では値がさの半導体関連株をはじめ幅広い銘柄に売りが出た。
     
    売り一巡後は下げ幅を縮小した。外国為替市場では円相場が34年ぶりに一時1ドル=153円台に下落するなど、円安・ドル高が進行している。輸出採算が改善するとの期待からトヨタなど自動車関連株の一角には押し目買いが入り、東証株価指数(TOPIX)は上昇に転じる場面もあった。
     
    TOPIXは続落し、前引けは0.80ポイント(0.03%)安の2741.99だった。JPXプライム150指数は続落し、2.73ポイント(0.23%)安の1183.66で前場を終えた。
     
     
    為替が1ドル153円台に入ったことで、政府・日銀による円買い介入への警戒が高まっていることから、株式市場は円安進行を素直に好材料視できない状況と言えよう。今のところ、政府関係者による口先介入に留まっており、為替市場は様子見といったところだが、時間外の米10年債利回りが4.5%台を維持していることから、日米金利差拡大の思惑から円安ドル高がまだ進む可能性はあろう。後場も為替を横目に見た神経質な展開となり、日経平均が切り返すのは難しいと考える。
     
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆1568億円、売買高は8億1867万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1064。値上がりは535、横ばいは53だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は不動産業、建設業、精密機器などが下落。鉱業、銀行業などが上昇した。
     
    個別ではレーザーテック、東京エレクトロン、SCREENホールディングスなどが軟調、東京電力ホールディングスも利益確定の売りに押された。ファーストリテイリングやソフトバンクグループ(SBG)、KDDIも値を下げた。吉野家ホールディングス、サイゼリヤが急落、パルグループホールディングスなども値を下げた。三井不や安川電、NTTデータが下落した。
     
    半面、ソシオネクストが商いを伴い上昇、ディスコも買いが優勢だった。ファナックや日立建機、三菱重が高い。三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクが値を上げ、日立製作所も高い。有沢製作所がストップ高人気となったほか、トレジャー・ファクトリー、MonotaRO、コシダカホールディングスなどが値を飛ばした。
     

     


     
    東証スタンダード市場は昨日発表の米消費者物価指数(CPI)でインフレの根強さが確認され米長期金利が上昇。米株安の流れを受け下落した。
    スタンダードTOP20は小幅安。出来高3億0253万株。
    値上がり銘柄数451、値下がり銘柄数916と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、さくらケーシーエスがストップ高。ビューティカダンホールディングス、デュアルタップ、創健社は一時ストップ高と値を飛ばした。エヌアイデイ、CDG、イーサポートリンク、オリエンタルコンサルタンツホールディングス、ランドネットなど37銘柄は年初来高値を更新。クボテック、湖北工業、伊勢化学工業、アスコット、岡野バルブ製造が買われた。
     
     一方、カネ美食品、ヤマイチ・ユニハイムエステート、ユークス、東映アニメーション、スペースシャワーSKIYAKIホールディングスなど19銘柄が年初来安値を更新。ヤマト・インダストリー、コックス、ケイブ、バリオセキュア、アズジェントが売られた。
     
     


     
    東証グロース市場は米利下げ開始時期の先送り観測を背景に10日の米市場では金利上昇と株安が進んだ。新興市場銘柄の割高感が意識されやすくなったことも重荷となり、運用リスクを避ける動きが優勢だった。グロース250とグロースCoreは軟調。
    東証グロース市場250指数の前日比10.50ポイント(1.49%)安の691.87だった。
    グロース市場ではQPS研究所やジーエヌアイが下落した。一方、エヌピーシーやFFRIは上昇した。
    値上がり銘柄数121、値下がり銘柄数393と、値下がりが優勢だった。
     
    きょうグロース市場に上場したハンモックは午前に公開価格(2060円)を100円(4.85%)上回る2160円で初値をつけた。前引けは初値比6円(0.27%)高い2166円だった。
     
    個別ではデータセクション、Welby、エヌ・ピー・シーがストップ高。プラッツは一時ストップ高と値を飛ばした。ASJ、ツクルバ、バルニバービ、FFRIセキュリティ、トラース・オン・プロダクトなど11銘柄は年初来高値を更新。CRGホールディングス、リベロ、キッズウェル・バイオ、プロパティデータバンク、ファインズが買われた。
     
    一方、ジェイフロンティア、アズーム、ティアンドエス、サインド、バルテス・ホールディングスなど27銘柄が年初来安値を更新。Kudan、プログリット、アジャイルメディア・ネットワーク、売れるネット広告社、サンクゼールが売られた。
     
     
     

    【寄り付き概況】
     
    11日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比491円13銭安の3万9090円68銭。
     
    主力大型株を中心に幅広く売り優勢の展開で、日経平均は前日に続いて下値を試す状況にある。前日の米国株市場では朝方開示された3月の米消費者物価指数(CPI)がコンセンサスを上回る強い内容だったことから、FRBによる早期利下げ期待が一段と後退、米長期金利の急上昇を背景にNYダウが一時580ドル近い下げをみせるなど波乱含みの展開となった。これを受けて東京市場でもリスク回避目的の売りを誘発している。
     
    外国為替市場で急速に円安に振れていることでハイテクセクターには追い風となるが、足もと積極的に買い向かう動きは見込みづらく、取引時間中は米株価指数先物の動向なども横目に不安定な地合いを強いられそうだ。
     
     
    東証株価指数(TOPIX)は続落している。
     
    個別では、東エレクやアドテスト、信越化、スクリンなど半導体関連株が安い。ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、ダイキンなど値がさ株の下げも目立っている。
     
    一方、外国為替市場で円相場が34年ぶりに一時1ドル=153円台に下落した流れを受け、デンソーなど輸出関連株の一角には買いも入っている。三菱UFJや三井住友FGなど銀行株も高い。

     

     

    「気まぐれ」

    「急落」

    水曜のNY株式市場で主要3指数はそろって1%近くの急落。
    3月CPIは前年同月比3.5%上昇。
    前月の3.2%上昇から加速し、昨年9月以来の大幅な伸びとなった。
    市場予想の3.4%も上回った。
    「分析は後にしてまずは売るという心理が働いた」という声がある。
    3月19─20日のFOMC)議事要旨で当局者は「金利をより長期間現行水準で据え置く必要がある可能性を懸念していた」。
    これも悪材料視された。
    6月の0.25%利下げ確率は16.5%。
    CPI発表前の56.0%から大きく低下した。
    9月利下げの確率は66%。
    年内の利下げ回数予想は2回未満となり、数週間前の約3─4回から減少。
    大半の大型グロース(成長)株が売られたが、エヌビディアは2%高と逆行高。
    アリババの米上場株も2.2%高。
    10年国債利回りは4.545%。
    昨年11月以来の高水準。
    5年国債利回りは4.608%。
    2年国債利回りは4.973%。
    円は一時153.24円と、1990年6月以来約34年ぶりの高値を付けた。
    ドル円は153円台前半。
    1990年以来34年ぶりの円安水準。
    WTI原油先物5月限は前日比0.98ドル(1.15%)高の1バレル=86.21ドル。
    SKEW指数は140.03→139.28→139.94。
    恐怖と欲望指数は61→54。
    (昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

    水曜のNYダウは422ドル(1.09%)安の38461ドルと3日続落。
    高値38662ドル、安値38304ドル。
    サイコロは3勝9敗。
    騰落レシオは102.44%(前日102.99%)。
    NASDAQは136ポイント(0.84%)安の16170ポイントと4日ぶりに反落。
    高値16200ポイント、安値16092ポイント。
    サイコロは6勝6敗。
    騰落レシオは94.51%(前日96.66%)。
    S&P500は49ポイント(0.95%)安の5160ポイントと反落。
    高値5224ポイント、安値5160ポイント。
    サイコロは5勝7敗。
    騰落レシオは111.96%(前日116.01%)。
    ダウ輸送株指数は366ポイント(2.20%)安の15603ポイントと4日ぶりに反落。
    SOX指数は80ポイント(1.65%)安の4790ポイントと4日ぶりに反落。
    VIX指数は15.80(前日14.98)。
    NYSEの売買高は10.21億株(前日8.71億株)。
    3市場の合算売買高は119.1億株(前日は103.1億株、過去20日平均は115.2億株)。
    水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比330円安の39220円。
    ドル建ては300円安の39250円。
    ドル円は153.17円。
    10年国債利回りは4.545%。
    2年国債利回りは4.973%。

    「日足はほぼ十字線」

    水曜の日経平均は寄り付き191円安。
    終値は191円(▲0.48%)安の39581円と3日ぶりに反落。
    高値39708円。
    安値39510円。
    日足は2日ぶりに陰線。
    というか寄り付きと32銭だけ違うほぼ十字線。
    39773.14円→39274円にマド。
    ここでもあと1銭だけ5日のマドを埋めていない。
    3月権利配当落ち埋め水準は日経平均で40762円。
    TOPIXで2799ポイント。
    TOPIXは11.90ポイント(▲0.43%安高の2742ポイントと3日ぶりに反落。
    過去最高値は1989年12月18日の2884,80ポイント。
    ザラ場高値は同日の2886.50。
    TOPIXコア30指数は3日ぶりに反落。
    プライム市場指数は6.14ポイント(▲0.43%)安の1411.76と3日ぶりに反落。
    東証スタンダード指数は3日続伸。
    東証グロース250指数は0.82ポイント(△0.12%)高の702.37と3日続伸。
    25日移動平均線からの乖離は▲4.22%(前日▲5.59%)。
    プライム市場の売買代金は3兆8034億円(前日3兆9597億円)。
    2日連続で4兆円割れ。
    売買高は14.63億株。
    値上がり841銘柄(前日1155銘柄)。
    値下がり754銘柄(前日441銘柄)。
    新高値153銘柄(前日117銘柄)。
    2日連続でに3ケタ。
    新安値31銘柄(前日28銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは119.07(前日121.01)。
    東証グロース市場の騰落レシオは81.73(前日81.17)。
    NTレシオは14.43倍(前日14.42倍)。
    サイコロは6勝6敗で50.00%。
    TOPIXは6勝6敗で50.00%。
    東証グロース市場指数は4勝8敗で33.33%。
    下向きの25日線(39733円)からは▲0.38%(前日△0.05%)。
    2日ぶりに下回った。
    上向きの75日線は37405円。
    80日連続で上回った。
    上向きの200日線(34329円)からは△15.30%(前日△15.96%)。
    255日連続で上回った。
    下向きの5日線は39493円。
    2日連続で上回った。
    25日線を下抜けた格好。
    13週線は38499円。
    26週線は35722円。
    いずれも上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.864%(前日▲21.213%)。
    買い方▲3.957%(前日▲3.862%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲16.24%(前日▲16.08%)。
    買い方▲16.75%(前日▲16.985%)。
    空売り比率は38.8%(前日37.6%、2日連続で40%割れ)。
    10月30日が54.3%。
    22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
    23年3月10日52.7%。
    空売り規制なしの銘柄の比率は6.7%(前日7.5%)。
    8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
    4月5日時点のQuick調査の信用評価損率は▲6.16%(前週▲5.13%)。
    2週連続で悪化。
    4月5日時点の裁定売り残は210億円増の5821億円。
    5週連続で増加。
    裁定買い残は278億円減の2兆5208億円。
    9週ぶりに悪化。
    当限は売り残が280億円増の3848億円。
    買い残が278億円減の2兆5189億円。
    翌限以降は売り残が69億円減の1973億円。
    買い残が0.6億円減の19億円。
    日経VIは20.47(前日20.12)。
    日経平均採用銘柄のPERは17.01倍(前日17.11倍)。
    2日連続で17倍台。
    前期基準では19.08倍。
    EPSは2326円(前日2324円)。
    直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
    225のPBRは1.55倍(前日1.54倍)。
    BPSは25536円(前日25550円)。
    日経平均の予想益回りは5.88%。
    予想配当り利回りは1.64%。
    指数ベースではPERは23.49倍(前日23.35倍)。
    EPSは1685円(前日1685円)。
    PBRは2.17倍。
    BPSは18240円(前日18300円)。
    10年国債利回りは0.795%(前日0.785%)。
    プライム市場の予想PERは16.82倍。
    前期基準では19.05倍。
    PBRは1.46倍。
    プライム市場の予想益回りは5.94%。
    配当利回り加重平均は2.01%。
    プライム市場の単純平均は2円高の2967円(前日は2964円)。
    プライム市場の売買単価は2599円(前日2552円)。
    プライム市場の時価総額は967兆円(前日971億円)。
    ドル建て日経平均は260.77(前日261.87)と3日ぶりに反落。
    水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比330円安の39220円。
    高値39740円。安値39030円。
    大証夜間取引終値は日中比430円安の39120円。
    気学では木曜が「一方に片寄って動く日」。
    金曜が「前日が高い時は反落する」。
    ボリンジャーのプラス1σが40390円。
    プラス2σが41047円。
    マイナス1σが39075円。
    マイナス2σが38418円。
    週足のプラス1σが40174円。
    プラス2σが41849円。
    マイナス1σが36824円。
    3月月中平均は日経平均39844円。
    TOPIXは2728ポイント。
    (9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
    昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
    水星は逆行中(→4月25日)。
    11日にラマダンは明ける。
    アノマリー的には「リーマンショック以降株安の日」。
    そして「変化日」。

    《今日のポイント4月11日》

    (1)水曜のNY株式市場で主要3指数はそろって1%近くの急落。
       10年国債利回りは4.545%。
       昨年11月以来の高水準。
       5年国債利回りは4.608%。
       2年国債利回りは4.973%。
       円は一時153.24円と1990年6月以来約34年ぶりの高値を付けた。
       ドル円は153円台前半。
       1990年以来34年ぶりの円安水準。
       SKEW指数は140.03→139.28→139.94。
       恐怖と欲望指数は61→54。
       (昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

    (2)ダウ輸送株指数は366ポイント(2.20%)安の15603ポイントと4日ぶりに反落。
       SOX指数は80ポイント(1.65%)安の4790ポイントと4日ぶりに反落。
       VIX指数は15.80(前日14.98)。
       NYSEの売買高は10.21億株(前日8.71億株)。
       3市場の合算売買高は119.1億株(前日は103.1億株、過去20日平均は115.2億株)。
       水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比330円安の39220円。

    (3)プライム市場の売買代金は3兆8034億円(前日3兆9597億円)。
       2日連続で4兆円割れ。
       売買高は14.63億株。
       値上がり841銘柄(前日1155銘柄)。
       値下がり754銘柄(前日441銘柄)。
       新高値153銘柄(前日117銘柄)。
       2日連続でに3ケタ。
       新安値31銘柄(前日28銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは119.07(前日121.01)。
       東証グロース市場の騰落レシオは81.73(前日81.17)。
       NTレシオは14.43倍(前日14.42倍)。
       サイコロは6勝6敗で50.00%。

    (4)下向きの25日線(39733円)からは▲0.38%(前日△0.05%)。
       2日ぶりに下回った。
       上向きの75日線は37405円。
       80日連続で上回った。
       上向きの200日線(34329円)からは△15.30%(前日△15.96%)。
       255日連続で上回った。
       下向きの5日線は39493円。
       2日連続で上回った。
       25日線を下抜けた格好。
       13週線は38499円。
       26週線は35722円。
       いずれも上回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.864%(前日▲21.213%)。
       買い方▲3.957%(前日▲3.862%)。
       東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲16.24%(前日▲16.08%)。
       買い方▲16.75%(前日▲16.985%)。

    (6)空売り比率は38.8%(前日37.6%、2日連続で40%割れ)。
       空売り規制なしの銘柄の比率は6.7%(前日7.5%)。
       4月5日時点のQuick調査の信用評価損率は▲6.16%(前週▲5.13%)。
       2週連続で悪化。
       4月5日時点の裁定売り残は210億円増の5821億円。
       5週連続で増加。
       裁定買い残は278億円減の2兆5208億円。
       9週ぶりに悪化。
       当限は売り残が280億円増の3848億円。
       買い残が278億円減の2兆5189億円。
       翌限以降は売り残が69億円減の1973億円。
       買い残が0.6億円減の19億円。
       日経VIは20.47(前日20.12)。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは17.01倍(前日17.11倍)。
       2日連続で17倍台。
       前期基準では19.08倍。
       EPSは2326円(前日2324円)。
       直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
       225のPBRは1.55倍(前日1.54倍)。
       BPSは25536円(前日25550円)。
       日経平均の予想益回りは5.88%。
       予想配当り利回りは1.64%。
       指数ベースではPERは23.49倍(前日23.35倍)。
       EPSは1685円(前日1685円)。
       PBRは2.17倍。
       BPSは18240円(前日18300円)。
       10年国債利回りは0.795%(前日0.785%)。

    (8)プライム市場の単純平均は2円高の2967円(前日は2964円)。
       プライム市場の時価総額は967兆円(前日971億円)。
       ドル建て日経平均は260.77(前日261.87)と3日ぶりに反落。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが40390円。
       プラス2σが41047円。
       マイナス1σが39075円。
       マイナス2σが38418円。
       週足のプラス1σが40174円。
       プラス2σが41849円。
       マイナス1σが36824円。
       3月月中平均は日経平均39844円。
       TOPIXは2728ポイント。
       (9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
       昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
       水星は逆行中(→4月25日)。
       11日にラマダンは明ける。
       アノマリー的には「リーマンショック以降株安の日」。
       そして「変化日」。

    今年の曜日別勝敗(4月10日まで)

    月曜8勝4敗
    火曜7勝7敗
    水曜3勝9敗
    木曜8勝7敗
    金曜9勝3敗


    4月5日時点のQuick調査の信用評価損率は▲6.16%(前週▲5.13%)。
    2週連続で悪化。
    4月5日時点の信用売り残は791億円減の7590億円。
    2週連続で減少。
    同信用買い残は2690億円増の4兆5733億円。
    2週連続で増加。
    2006年7月以来約18年ぶりの高水準。
    週間増加額は2013年11月以来の高水準。
    いよいよ「仮需の創造」の時代がやってきた印象。
    信用倍率は6.03倍(前週5.13倍)。
    2016年1月第2週(6.04倍以来の6倍台)。
    4月5日時点の裁定売り残は210億円増の5821億円。
    5週連続で増加。
    裁定買い残は278億円減の2兆5208億円。
    9週ぶりに悪化。
    当限は売り残が280億円増の3848億円。
    買い残が278億円減の2兆5189億円。
    翌限以降は売り残が69億円減の1973億円。
    買い残が0.6億円減の19億円。


    「相場の今日や明日の動きは単なる気まぐれ」。
    ピーターリンチの名言だと思う。
    「春の嵐」が過ぎ去れば「春の晴天」がやってきた。
    天気だって気まぐれ。
    たぶん「理」でなく「心」が実は相場の大きな変動要因だとも思う。
    それも他人の心理ではなく自分の心理なのだと思う。
    今年の予見では

    弥生   反発             
    卯月    底値模索             
    皐月    保ち合い                 
    水無月  次第高                  
    文月   急続伸                 
    葉月   反落

    4月5月は軟調と自分で予想しているのだから再度訪れるとみている夏までの我慢。
    そういう時間軸が欲しい。

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    VIS (130A)・・・動兆

    mRNA標的低分子創薬技術を製薬会社に提供。
    共同創薬研究などによる契約金収入が柱。
    進行中の共同創薬研究によるマイルストーン収入が順調増。
    新規の共同創薬研究契約締結で契約一時金も計上する。
    26年ごろの自社での新薬候補創出を目指して人材獲得や研究開発費用に充当。
    三菱ガス化学と核酸医薬品の共同研究契約締結に向けた検討開始。

    (兜町カタリスト櫻井)
     

    [株価材料]

     
    ■電力消費 2050年に4割増 生成AI普及で
     
    ■経産省 リチウムイオン電池の回収技術に懸賞金
     
    ■ゆうちょ銀行<7182>
    投資子会社を設立へ 政府委員会「保有は適当」
     
    ■第一生命<8750>
    米団体保険を1000億円で買収 現地子会社傘下に
     
    ■TSMC売上高16.5%増 1-3月 生成AI向け伸びる
     
    ■TSMCと取引 日本企業471社に 2年で1割増 受託開発も
     
    ■三菱ガス化学<4182>
    米で半導体の洗浄薬品を増産
     
    ■KDDI<9433>
    前期最終6%減 ミャンマー事業が影響
     
    ■セブン&アイ<3382>
    前期最終20%減 スーパー事業上場検討
     
    ■吉野家HD<9861>
    今期最終27%減 出店コストかさむ
     
    ■サイゼリヤ<7581>
    最終益4.3倍 9-2月 アジア事業けん引
     
    ■ライフコーポ<8194>
    今期営業益2%増 客単価上昇続く
     
    ■ABCマート<2670>
    前期最終32%増 都心型店舗が回復
     
    ■ゴールドマン 米利下げ予想を年3回から2回に修正 CPI上振れで
     
    ■FOMCはランオフのペース半減支持 年内利下げ適切 議事要旨
     
    ■伊藤忠商事<8001>
    伊スポーツブランド販売権獲得 日本企画品展開
     
    ■出光興産<5019>
    廃車プラから生成油 ホンダ<7267>傘下と実証
     
    ■日本製鉄<5401>
    USスチール買収 米司法省が反トラスト法調査
     
    ■旭化成<3407>
    EV向け電子部品の国内開発新拠点 今夏稼働へ

     

     
    11日の東京株式市場は、続落後も軟調展開か。日経平均は安く始まった後も下押し圧力の強い地合いが続くと予想する。
     
    日経平均株価の予想レンジは、3万9100円-3万9500円を想定。(10日終値3万9581円81銭)
     
    米国株は下落。ダウ平均は422ドル安の38461ドルで取引を終えた。
    日経平均株価は、きのう10日に反落した動きや、米3月CPI(消費者物価指数)の結果を受けて現地10日の米国株式が下落したことから、売り先行となろう。手がかり材料に乏しいなか、弱含みで推移する展開も見込まれる。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=153円台の前半(10日は151円84-85銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=164円台の半ば(同164円83-87銭)とやや円高方向にある。対ドルでの円安を受け、日本当局ドル売り・円買い介入も警戒され、神経質な値動きとなる場面が想定される。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所清算値比330円安の3万9220円だった。
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■コシダカホールディングス <2157> 
    今期経常を12%上方修正・5期ぶり最高益更新へ。
     
    ■ホームポジション <2999> 
    株主優待を実施。24年8月末時点で1000株以上を保有する株主を対象に、一律2万円分のクオカードを贈呈する。一方、上期経常が赤字転落で着地・12-2月期は赤字拡大。
     
    ■FFRIセキュリティ <3692> 
    前期経常を89%上方修正・4期ぶり最高益更新へ。
     
    ■有沢製作所 <5208> 
    前期配当を15円増額修正。
     
    ■バーチャレクス・ホールディングス <6193> 
    生成AIコンタクトセンターサービスを提供開始。
     
    ■エヌ・ピー・シー <6255> 
    今期経常を36%上方修正。
     
    ■オンデック <7360> 
    12-2月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
     
    ■チヨダ <8185> 
    前期最終を4.9倍上方修正。
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    11(木)
    【国内】
    3月マネーストック(8:50)
    3月都心オフィス空室率(13:00)
    20年国債入札
    《決算発表》
    ファーストリテイ、ローソン、SHIFT、ローツェ、久光薬、Sansan、ベルク、大黒天、タマホーム、乃村工、ウイングアーク、ハローズ、松屋、クリーク&リバ、進和、ABEJA、ブックオフGH、PRTIMES、FIXER
     
    【海外】
    中国3月消費者物価指数(10:30)
    中国3月生産者物価指数(10:30)
    ECB理事会(ラガルド総裁定例会見)
    米3月生産者物価指数(21:30)
    米30年国債入札
    《米決算発表》
    ファスナル、コンステレーション・ブランズ、カーマックス


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    10日のNYダウ工業株30種平均は大幅に3日続落し、前日比422ドル16セント(1.08%)安の3万8461ドル51セントで終えた。
     
    この日朝方発表された3月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.5%上昇と、伸び率は前月から2カ月連続で加速した。市場予想も上回り、6月に見込まれている利下げ開始時期が遅れるとの観測が浮上。米長期金利が4.5%台に急騰し、ハイテク株など幅広い銘柄の売りが膨らんだ。
    幅広い銘柄が売られ、ダウ平均の下げ幅は570ドルを超える場面があった。
     
    米債券市場では長期金利が上昇(債券価格が下落)した。CPIが市場予想より上振れしたことに加え、10年債入札が需要の弱さを示す結果となり、米長期金利は午後に4.5%台半ばとおよそ5カ月ぶりの高水準を付けた。金利の上昇で株式の相対的な割高感が意識され、株売りを誘った。
     
    FRBが午後に公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(3月19〜20日開催分)では、参加者がここ数カ月の景気の強さを示す経済指標や物価指標に注目し、インフレ率が持続的に目標の2%に向かっているとの確信が高まるまでは利下げは適切ではないとの見解を示していたことが明らかとなった。利下げ開始に慎重な見方は株式相場の重荷だった。
     
    市場では「FRBが利下げを始めるタイミングを見極めるのが難しくなっており、投資家のリスク回避姿勢が強まっている」との指摘があった。
     
    ダウ平均の構成銘柄では、ホーム・デポとインテルの下げが目立った。ゴールドマン・サックス、ボーイングも売られた。半面、ウォルマートとシェブロンが上げた。
     
    ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落した。前日比136.279ポイント(0.83%)安の1万6170.360で終えた。テスラやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)などが売られた。
     
     
     


    【シカゴ日本株先物概況】
     
    10日のシカゴ日経平均先物は下落した。6月物は前日比380円安の3万9220円で終えた。この日の日経平均株価が下落して終えていたほか、同日発表の3月の米消費者物価指数(CPI)の結果を受けて米株式相場が下げたことから、シカゴ市場の日経平均先物にも売りが優勢だった。
     
    NYダウ平均は、3月の米消費者物価指数(CPI)でインフレの根強さが示され、早期の米利下げ観測が一層後退したことを受け、大幅続落した。
     
     
    シカゴ日経225先物 (円建て)
    39220 ( -330 )
     
    シカゴ日経225先物 (ドル建て)
    39250 ( -300 )
     
    ( )は大阪取引所終値比







    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7961.21(+26.42)
     
    10日のFTSE100種総合株価指数は反発し、前日比26.42ポイント(0.33%)高の7961.21で終えた。一部金融機関が目標株価を引き上げたと伝わった英HSBCホールディングスやスタンダードチャータードなど銀行株が買われた。原油先物相場の上昇基調を支えに英シェルなどエネルギー株が上げたほか、英スーパー大手テスコなど食品関連の小売り株にも買いが優勢だった。

    FTSE100種指数は前日終値を下回って推移する場面があった。英国時間10日午後に発表された3月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想以上に伸びたのをきっかけに米利下げ観測が後退。欧米の長期金利が上昇したことも重なり、投資家心理の重荷となった。

    午前中に上げていたスイスのグレンコアといった鉱業株が売り優勢に転じたのは、指数の重荷だった。米CPIの発表後、外国為替市場でのドル高も響いて国際商品市場では非鉄金属などの先物に売りが増えた。これにつれる形で鉱業株への買いも失速した。

    FTSEの構成銘柄では、増益予想を発表したテスコが3.30%高と上昇率トップ。金融大手HSBCホールディングスが2.87%高、工業・電子製品大手RSグループが2.18%高と続いた。一方、オンライン食品販売大手オカド・グループは3.39%安、鉱業大手アングロ・アメリカンが2.10%安だった。

     

     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 18097.30(+20.61)

    10日のドイツ株価指数(DAX)は反発し、前日比20.61ポイント(0.11%)高の1万8097.30で終えた。

    ドイツ長期金利の上昇を背景に、不動産関連の銘柄には売りが出た。公益株も下げた。

    個別では、ドイツ銀行(2.41%高)やコメルツ銀行(1.99%高)、通信大手ドイツテレコム(1.76%高)などが買われた半面、製薬大手サルトリアス(3.41%安)や医薬大手メルク(2.18%安)などが売られた。

     

     

    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 8045.38(-3.79)

    フランスCAC40種指数は0.05%安だった。欧州株は、市場予想を上回った米消費者物価指数(CPI)を受けて一時約1カ月ぶりの安値水準を付けたが、その後の銀行やエネルギー関連株の上昇で押し上げられた。


04月11日 毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【ゆ行】
・・・続き



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