会員情報作成
ログイン
【市況一覧】
日経平均株価
38,236.07 -37.98 05/02
TOPIX
2,728.53 -0.87 05/02
マザーズ
642.96 -3.29 05/02
NYダウ平均
38,675.68 +450.02 05/04
ナスダック総合
16,156.33 +315.37 05/04


04月01日 マーケットコメント

04月02日 マーケットコメント

04月03日 マーケットコメント

04月04日 マーケットコメント

04月05日 マーケットコメント

04月06日 マーケットコメント

04月07日 マーケットコメント


    日経平均は大幅高。ただ、3万9600円台まで上昇する場面があったものの、後場に入ると上げ幅を縮めた。このところは5日線(3万9480円、8日時点)を上回ってくると上値が重くなっており、きょうもそのような動きとなっている。
     
    米株高を背景に戻りを試す1日となったが、最近の傾向にあるようにザラバを通して買いが続かず、戻り売りに合う需給展開となっている。そのためローソク足は新年度に入ってからほぼ連日陰線で上ヒゲを引くパターンが多い。上値には25日移動平均線(3万9767円)がありこれが徐々に下向きに変わりつつある。新年度に入って明らかに1~3月のような勢いは落ちている。
     
    一方、TOPIXは日経平均と似たチャート形状ではあるものの、終値(2728p)で5日線(2716p)と25日線(2726p)を上回った。日経平均は5日の下げ分(781円安)の半分以下の上昇(354円高)であったのに対して、TOPIXは5日が29p安、きょうは25p高で、ほぼ下げ分を埋めている。また、こちらは5日線が下落から上昇に転じている。
     
    きょうは半導体株が買われており、日経平均優位のような印象もあったが、実際は日経平均が0.91%高、TOPIXが0.95%高とTOPIXの方がパフォーマンスが良かった。不安定な地合いでは値さが株の値動きは荒くなりやすく、今週は指数寄与度の大きいファーストリテイリングの決算発表も控えている。日経平均だけを見ているとノイズに惑わされることも多くなりそう。一足先にチャートが改善してきたTOPIXが、水準を切り上げていけるかどうかが注目されるだろう。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(8日現在)
     
    41939.89  ボリンジャー:+2σ(26週)
    41809.98  ボリンジャー:+2σ(13週)
    41759.07  ボリンジャー:+3σ(25日)
    41095.13  ボリンジャー:+2σ(25日)
    40431.18  ボリンジャー:+1σ(25日)
    40145.76  ボリンジャー:+1σ(13週)
    39876.80  均衡表転換線(日足)
    39767.24  25日移動平均線
    39679.57  均衡表基準線(日足)
    39534.35  6日移動平均線
     
    39347.04  ★日経平均株価8日終値
     
    39135.93  均衡表転換線(週足)
    39103.29  ボリンジャー:-1σ(25日)
    38826.44  ボリンジャー:+1σ(26週)
    38797.51   新値三本足陰転値
    38481.55  13週移動平均線
    38440.80  均衡表雲上限(日足)
    38439.34  ボリンジャー:-2σ(25日)
    37775.40  ボリンジャー:-3σ(25日)
    37223.66  75日移動平均線
    36817.33  ボリンジャー:-1σ(13週)
    36252.64  均衡表雲下限(日足)
    35813.02  均衡表基準線(週足)
    35712.98  26週移動平均線
    35153.11  ボリンジャー:-2σ(13週)
    34268.93  200日移動平均線
    33488.89  ボリンジャー:-3σ(13週)
    32599.53  ボリンジャー:-1σ(26週)
    31534.14  均衡表雲上限(週足)
     
     

    【大引け概況】



    8日の日経平均株価は反発し、終値は前週末比354円96銭(0.91%)高の3万9347円04銭だった。


     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:55 容量:23.36M  ▼音声 VOICEVOX Nemo

    過去のマーケット動画はこちら
     
    前週末5日の米国株の反発を受けて、東京株式市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は3万9000円台を回復した後はじりじりと上昇し、3万9617円36銭まで上げ幅を拡大する場面が見られた。後場は上げ一服となったが、為替が1ドル151円70銭水準と先週末時点よりも円安ドル高で推移したことで、輸出関連銘柄など大型株が相対的に強含む展開となった。
    5日の米株式市場では主要株価指数がそろって上昇した。同日発表された3月の米雇用統計は賃金インフレの加速を示す内容ではなく、米連邦準備理事会(FRB)が利下げに慎重になるとの観測がやや後退し、米ハイテク株を中心に見直し買いが入った。東京市場でも前週末に下落が目立っていた東エレクやソシオネクスなど半導体関連に買いが入った。海外短期筋とみられる株価指数先物への買いも強まり、日経平均への寄与度が大きいファストリなども高く推移した。
     
    ただ、買い一巡後は利益確定目的の売りが重荷となり、午後の日経平均は急速に上げ幅を縮めた。今週から始まる小売り企業の決算発表や、10日発表の3月の米消費者物価指数(CPI)の内容を見極めたいとの雰囲気も広がった。投資家の様子見姿勢が強まり、午後の相場は膠着感もみられた。
     
    今週は10日に3月の米消費者物価指数(CPI)、11日には米卸売物価指数(PPI)の発表を控える。早ければ6月にも予定される米国の利下げへ向けた経済状況を確認するためにも、結果を見極めたいところであり、積極的な売買は手控えられやすいところである。さらに、国内でも今月下旬からは主要企業の2024年3月期決算の発表が本格化する。来期以降の業績向上を見通せるのか確認したいとの見方も多いだろう。
     

     


     
    東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は25.70ポイント(0.95%)高の2728.32だった。JPXプライム150指数は反発し、9.47ポイント(0.81%)高の1181.26で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で4兆633億円と、1月30日(3兆7547億円)以来の低水準だった。売買高は15億6579万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1226。値下がりは383、横ばいは43だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は輸送用機器、精密機器などが上昇。鉱業、空運業は下落した。
     
    個別では、一部証券会社がレーティングを引き上げたことから富士通が大幅高となったほか、東電HD、古河電が上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも値を上げた。あいちフィナンシャルグループなどが値を飛ばし、泉州電業も大幅高。ソシオネクスト、ディスコ、ルネサスエレクトロニクス、フジクラが上昇。キユーピーが決算を材料に急騰したほか、ミズノが一部証券会社による「買い」カバレッジ開始を受けて買われた。
     
    一方、先週末に決算を発表した安川電機は朝方買われたものの、買い一巡後は売りに押された。このほか、アドバンテスト、シャープ、資生堂、中外製薬、INPEX、ディーエヌエが売られた。足元急騰していたユニチカが売り優勢となった。


     


     
    東証スタンダード市場は米国株上昇の流れを受け、反発した。しかし、材料に乏しく上値は重い展開となった。スタンダードTOP20は反発。出来高4億2267万株。
    値上がり銘柄数860、値下がり銘柄数561と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では、ジェイ・イー・ティ、岡野バルブ製造、ヤマト・インダストリーがストップ高。アズジェントは一時ストップ高と値を飛ばした。キャンディル、暁飯島工業、クックパッド、カンロ、鉄人化ホールディングスなど54銘柄は年初来高値を更新。メディアリンクス、巴川コーポレーション、ジェクシード、エフアンドエム、中北製作所が買われた。
     
    一方、ダイセキ環境ソリューション、ブルボン、東北新社、フライングガーデン、アルファグループなど25銘柄が年初来安値を更新。ピクセルカンパニーズ、ダントーホールディングス、フォーサイド、かんなん丸、カルラが売られた。
     


     
    東証グロース市場は前週末まで新興株の下げが続いていたため、自律反発狙いの買いが入りやすかった面もある。ただ、市場関係者は「円安による輸出企業業績の改善や東証の市場改革などはいずれも新興株の投資テーマにならない。きょうの上昇でトレンドが変わったとは考えづらく、新興株の戻りは鈍そうだ」とみていた。積極的に上値を買い進む動きは限られた。
    グロースCore、グロース250はともに反発。
    東証グロース市場250指数の終値は前週末比6.22ポイント(0.90%)高の697.26だった。米連邦準備理事会(FRB)が利下げに慎重になるとの見方がやや後退したことで8日の日経平均株価が上昇。個人の投資家心理が改善し、新興株にも買いが及んだ。
     
    グロース市場ではQPS研究所が午後も一時制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われたほか、ソラコムも上昇した。一方、カウリスや海帆は下落した。
    値上がり銘柄数299、値下がり銘柄数222と、値上がりが優勢だった。
     
    きょうグロース市場に上場したイタミアートは午前に公開価格(1600円)を400円(25.00%)上回る2000円で初値を付け、終値は初値比247円(12.35%)安の1753円だった。
     
    個別では、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、アジャイルメディア・ネットワーク、ギックス、キャスターがストップ高。ソフトフロントホールディングス、QPS研究所は一時ストップ高と値を飛ばした。ユナイトアンドグロウ、クオリプス、リアルゲイト、日本スキー場開発、トラース・オン・プロダクトなど7銘柄は年初来高値を更新。データセクション、VALUENEX、クリングルファーマ、Kudan、アイビスが買われた。
     
     一方、yutoriが一時ストップ安と急落した。ホットリンク、ティアンドエス、サインド、エッジテクノロジー、プロパティデータバンクなど24銘柄は年初来安値を更新。TORICO、ナイル、エクスモーション、キューブ、シーユーシーが売られた。
     


    8日午前の日経平均株価は大幅に反発し、午前終値は前週末比525円73銭(1.35%)高の3万9517円81銭だった。上げ幅は一時600円を超えた。
     
    きょう前場の場は主力ハイテク株をはじめ広範囲に買い戻される展開となり、日経平均は急反発し3万9000円台半ばに浮上した。4月新年度入りとなった前週は週間で1400円近い下げをみせたこともあって、きょうは値ごろ感からの押し目買いを誘導した。前週末の米国株市場では3月の米雇用統計発表を受けて過度な不安心理が後退、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに切り返したことで、東京株式市場でも投資家心理が改善し半導体主力株などを中心にリスクを取る動きが再燃している。
     
     
    前週末5日のNYダウ工業株30種平均など主要株価指数が上げた。5日発表の3月の米雇用統計は雇用者数が市場予想以上に拡大したが、賃金インフレの加速は示されなかった。米連邦準備理事会(FRB)が利下げに慎重になるとの見方がやや後退したことで、米ハイテク株を中心に買いが入り、東京市場でも運用リスクをとる動きが広がった。前週末に大きく下げていた東エレクやソシオネクスなど半導体関連を中心に自律反発狙いの買いが入った。
     
    外国為替市場の円相場は1ドル=151円台後半と、前週末の夕方に比べて円安・ドル高が進行していることも輸出関連株の支援材料となった。海外短期筋とみられる株価指数先物への買いも次第に強まり、日経平均への寄与度が大きいファストリなどが上げ幅を広げた。市場では「先物のショートカバー(買い戻し)も巻き込んで日経平均を押し上げた」との声が聞かれた。
     
    日経平均は大幅反発となったが、25日移動平均線の3万9770円水準手前で失速した。寄付きから上げ幅を拡大しており陽線を残していることから決してネガティブな値動きではないが、高安交互の地合いが、3月26日から続いており積極的な買いは手掛けにくい状況にある。前場のプライム市場の売買代金が2.0兆円に留まっており出来高も1−3月と比べると減少傾向にある。後場、日経平均が3万9500円でこう着感を強めれば、売買代金4兆円台を割り込む可能性もあろう。25日移動平均線を下回った状態で売買代金が減少すると、投資家の様子見ムードがより強まると想定。後場の売買代金に注目したい。


     
     
     
    東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは32.58ポイント(1.21%)高の2735.20だった。JPXプライム150指数は反発し、15.06ポイント(1.29%)高の1186.85で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆402億円、売買高は7億7322万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1287。値下がりは317、横ばいは47だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は精密機器、輸送用機器、電気機器など多くの業種が上昇した。鉱業は下落した。
     
    個別では、売買代金トップに躍り出たソシオネクストが大幅高に買われたほか、レーザーテックが高く、ディスコも大幅上昇。東京エレクトロンも値を上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが堅調。東京電力ホールディングスも商いを伴い大きく切り返した。富士通、日本取引所が上げた。キユーピーが急騰、あいちフィナンシャルグループも値を飛ばした。
     
    半面、安川電機が冴えず、日本マイクロニクスも売りに押された。シャープやディーエヌエは下げた。ユニチカが利食われ、富士石油も安い。


     


     
    東証スタンダード市場は米株式市場が上昇した流れで、日経平均株価は一時、前週末比で600円超まで上昇した。「前週の調整はあったが日本株の先高感は根強い」との声もあり、幅広い銘柄が買われた。
    スタンダードTOP20は反発。出来高2億7195万株。
    値上がり銘柄数941、値下がり銘柄数452と、値上がりが優勢だった。
     
    個別ではジェイ・イー・ティ、ヤマト・インダストリーがストップ高。アズジェントは一時ストップ高と値を飛ばした。キャンディル、暁飯島工業、カンロ、鉄人化ホールディングス、オリエンタルコンサルタンツホールディングスなど46銘柄は年初来高値を更新。ノムラシステムコーポレーション、巴川コーポレーション、日本エンタープライズ、アドバネクス、中北製作所が買われた。
     
     一方、ダイセキ環境ソリューション、東北新社、アルファグループ、アグロ カネショウ、モリテック スチールなど11銘柄が年初来安値を更新。ピクセルカンパニーズ、ダントーホールディングス、かんなん丸、タカキュー、KTCが売られた。
     


     
    東証グロース市場は、日経平均株価の上げ幅が一時600円を超えるなか、個人の投資家心理が改善して新興株にも買いが波及した。
    市場では「このところ新興株への売りが続いていたため、きょうは自律反発の買いが入ったに過ぎない」との冷静な見方もあった。
    グロース250は反発。グロースCoreは続落。東証グロース市場250指数の前引けは前週末比5.32ポイント(0.77%)高の696.36だった。同日午前の東証グロース市場250指数は前週末5日に年初来安値(685.90)を一時下回った。
     
    グロース市場ではQPS研究所が一時制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われたほか、ソラコムが上昇した。一方、カウリスや海帆は下落した。
    値上がり銘柄数300、値下がり銘柄数219と、値上がりが優勢だった。
     
    きょうグロース市場に上場したイタミアートは午前に公開価格(1600円)を400円(25.00%)上回る2000円で初値を付け、前引け時点では初値比271円(13.55%)安い1729円となった。
     
    個別ではQPS研究所、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、ギックスがストップ高。アジャイルメディア・ネットワークは一時ストップ高と値を飛ばした。ユナイトアンドグロウ、クオリプス、リアルゲイト、トラース・オン・プロダクト、ジャパン・ティッシュエンジニアリングなど6銘柄は年初来高値を更新。キャスター、アイビス、データセクション、フィードフォースグループ、サイバー・バズが買われた。
     
    一方、ティアンドエス、サインド、エッジテクノロジー、プロパティデータバンク、カオナビなど19銘柄が年初来安値を更新。yutori、TORICO、キューブ、シーユーシー、売れるネット広告社が売られた。
     

    【寄り付き概況】
     
    8日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前週末比399円90銭高の3万9391円98銭。
     
    前週末の日経平均は800円近い下げに見舞われたが、その反動もあって主力株をはじめ幅広い銘柄が買い戻される展開となっている。
     
    前週末の米国株市場では、3月の米雇用統計発表後に出尽くし感からのショートカバーを誘発、NYダウが5日ぶりに反発し、ナスダック総合株価指数も上昇した。これを受けて東京市場でも投資家のセンチメントが改善している。今週10日に3月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、上げ一巡後は伸び悩む可能性もあるが、4月新年度入りから日経平均は5営業日で1400円近い下落を示していることもあり、きょうはリバウンド狙いの買いが終始優勢となりそうだ。
     
    外国為替市場の円相場は1ドル=151円台後半と、前週末の夕方に比べて円安・ドル高が進行していることも輸出関連株の支えとなっている。
     
    東証株価指数(TOPIX)は反発している。
     
    個別では、古河電やコニカミノル、リクルートが上昇している。一方、ZOZOやシャープ、TOPPANが下落している。





     




    《マーケットストラテジーメモ一覧へ》


    coulumn_06.jpg
    《マーケットストラテジーメモ》04月第1週

     
    1日(月):
    週末のNY株式市場は聖金曜日で休場。2月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比2.5%上昇。市場予想と一致した。1月は2.4%上昇だった。
     
    日経平均株価は566円の39803円と反落。終値での4万円割れは3月18日以来。朝方は買いが先行。ただ日本株は年初から急伸したことで機関投資家の日本株比率が上昇。資産配分の見直しに伴う利益確定売りが優勢だった。TOPIXは反落。東証プライムの売買代金は4兆6442億円。三井E&S、楽天が上昇。トヨタ、東エレクが下落。
     
    2日(火):
    週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチ。NYダウは反落。ナスダックとS&P500は小幅続伸。通信大手AT&Tが0.6%下落。ホーム・デポやボーイング、ナイキなど消費関連を含む景気敏感株の下げが目立った。一方、マイクロソフトやシェブロンは上昇。3月のISM製造業景気指数は50.3。前月の47.8から上昇。拡大を示す50を2022年9月以来、1年半ぶりに上回った。市場予想は48.5だった。日経平均株価は35円高の39838円と反発。
     
    日経平均の上昇幅は300円を超え4万円を上回る場面もあった。ただ、国内機関投資家の「期初の益出し」の動きは前日同様に相場の重荷となった。TOPIXは続落。東証プライムの売買代金は4兆4002億円。日東電工、富士フイルムが上昇。ファナック、中外薬が下落。空売り比率は4日連続で40%超
     
    3日(水):
    火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って下落。決算が軟調だったテスラが4.9下落したことを悪材料視。ユナイテッド・ヘルス、CVSヘルス、ヒューマナなどヘルスケア関連も軟調。VIX(恐怖)指数は14%台に上昇。2月の雇用動態調査(JOLTS)求人件数は8000件増の875万6000件。市場予想は874万件だった。
     
    日経平均株価は387円安の3951円と続落。前日のNY株が下落したのが重荷。日経平均の下落幅は一時600円を超えた。TOPIXは3日続落。東証プライムの売買代金は4兆7608億円。コマツ、JR東海が上昇。ファストリ、任天堂が下落。日経平均は12日ぶりに25日線を割れこんだ。
     
    4日(木):
    水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。S&P500とナスダック総合は小幅反発。NYダウは3日続落。3月のISM非製造業総合指数は51.4と2月の52.6から低下。市場予想の52.7を下回った。低下は2カ月連続。ただFRBのパウエル議長は「経済の強さと最近のインフレの高さを踏まえると初の利下げについて検討する時間がある」とコメント。
     
    日経平均株価は321円高の39773円と安値引けながら大幅反発。米ハイテク株高が支えとなり、東京市場でも買いもの優勢の展開。TOPIXも反発。東証プライムの売買代金は4兆7963億円。ディーエヌエ、東電が上昇。ANA.ニッスイが下落。
     
    5日(金):
    木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って1%越の下落。S&P500は2月13日以来の大幅な下げとなった。リッチモンド地区連銀のバーキン総裁、クリーブランド地区連銀のメスター総裁、ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁がいずれも年内の利下げ開始が先延ばしされる可能性を示唆。午前中は上昇していたが午後に急落した格好。前日のバーナンキ議長の発言と合わせ「官製下落」みたいな印象。
     
    日経平均株価は781円安の38992円と大幅反落。前日の米株式市場で主要株価指数が下落。幅広い銘柄で売り物優勢の展開。指数先物への売りが日経平均の下落に拍車をかけ下落幅は一時1000円に迫った。「日足の25日移動平均を下回ったことで先高観が後退。売り圧力を強めた」という声もある。TOPIXは反落。東証プライムの売買代金は4兆5106億円。エーザイ、キッコーマンが上昇。東エレ、ファストリが下落。
     
    (2)欧米動向
     
    週末のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
    3月の雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比30万3000人増加。
    市場予想の20万人増を大幅に上回った。
    失業率は3.8%で、前月の3.9%から低下。
    時間当たり平均賃金は前月比0.3%上昇。
    「堅調な経済が必ずしもインフレを引き起こすわけではない」という見方もある。
     
    (3)新興国動向
     
    イエレン米財務長官は中国を訪問中。
    「中国の過剰製造能力が世界経済に及ぼす影響に対する懸念が高まっている」と指摘した。
    「製造業に対する中国政府の直接的あるいは間接的な支援は国内の開発目標と結び付いていることを理解している。
    その上で、現状ではこうした支援が中国の国内需要や世界市場の許容量を大幅に上回る生産能力につながっている」と述べた。
    中国の過剰生産能力は以前から問題だったがEV、バッテリー、太陽エネルギー製品などの新分野で新たなリスクが顕在化。
     
     
     


    (兜町カタリスト 櫻井英明)


    「毎日下げ続けないし、毎日上げ続けないのが株」

    「雇用統計通過で反発」

    週末のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
    3月の雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比30万3000人増加。
    市場予想の20万人増を大幅に上回った。
    失業率は3.8%で、前月の3.9%から低下。
    時間当たり平均賃金は前月比0.3%上昇。
    「堅調な経済が必ずしもインフレを引き起こすわけではない」という見方もある。
    大手テスラが3.6%安。
    医療機器メーカーのショックウェーブ・メディカルが2%高。
    週間では主要3指数は軒並み下落。
    NYダウは2.3%安、S&P500は1%安、ナスダック総合は0.8%安。
    年内利下げ回数は2回程度で、数週間前の3回から減少した。
    6月に利下げ確率は53.3%に低下。
    前日時点では66%だった。
    10年国債利回りは4.399%。
    5年国債利回りは4.391%。
    2年国債利回りは4.750%
    ドル円は151円台後半。
    WTI原油先物5月限は前日比0.32ドル(0.37%)高の1バレル=86.91ドル。
    週間では4.50%高。
    昨年10月中旬以来約5カ月ぶりの高値。
    ビットコインは0.53%安の6万7589ドル。
    SKEW指数は138.52→142.49→142.64。
    恐怖と欲望指数は48→61。
    (昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

    週末のNYダウは307ドル(0.80%)高の38904ドルと5日ぶりに反発。
    高値39040ドル、安値38602ドル。
    サイコロは6勝6敗。
    騰落レシオは102.44%(前日97.62%)。
    NASDAQは199ポイント(1.24%)高の16248ポイント反発。
    高値16326ポイント、安値16080ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは94.73%(前日95.92%)。
    S&P500は57ポイント(1.11%)高の5204ポイントと反発。
    高値5222ポイント、安値5157ポイント。
    サイコロは6勝6敗。
    騰落レシオは115.52%(前日113.83%)。
    ダウ輸送株指数は120ポイント(0.76%)高の15919ポイントと反発。
    SOX指数は63ポイント(1.33%)高の4819ポイントと反発。
    VIX指数は16.03(前日16.35)。
    NYSEの売買高は8.98億株(前日10.35億株)。
    3市場の合算売買高は101.1株(前119.9億株、過去20日平均は117.6億株)。
    週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比355円高の39355円。
    ドル建ては390円高の39370円。
    ドル円は151.61円。
    10年国債利回りは4.399%。
    2年国債利回りは4.750%。

    週間ベースでNYダウは2.3%安。
    ナスダック総合は0.8%安。
    S&P500種指数は1.0安。
    それぞれ3週ぶりに反落。
    フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は1.75%安、2週ぶり反落。

    「25日線が下向きに」

    週末の日経平均は寄り付き536円安。
    終値は761円(▲1.96%)安の38992円と反落。
    3月11日の868円安以来の下落幅。
    一時998円安まであった。
    高値39274円。
    安値38774円。
    日足は5日連続で陰線。
    日経平均は週間で1377円の下落。
    週足は2週連続で陰線。
    3日の39707円→39625円にマドは埋めた。
    39625円→39773円にマド。
    39773円→39274円にマド。
    3月権利配当落ち埋め水準は日経平均で40762円。
    TOPIXで2799ポイント。
    TOPIXは29.38ポイント(▲1.06%)安の2702ポイントと反落。
    過去最高値は1989年12月18日の2884,80ポイント。
    ザラ場高値は同日の2886.50。
    TOPIXコア30指数は反落。
    プライム市場指数は15.12ポイント(▲1.08%)安の1391.08と反落。
    東証スタンダード指数は反落。
    東証グロース250指数は5.18ポイント(▲0.74%)安の691.04と5日続落。
    25日移動平均線からの乖離は▲6.77%(前日▲6.48%)。
    プライム市場の売買代金は4兆5109億円(前日4兆7904億円)。
    44日連続で4兆円超。
    売買高は18.26億株。
    値上がり566銘柄(前日1010銘柄)。
    値下がり1026銘柄(前日575銘柄)。
    新高値38銘柄(前日74銘柄)。
    4日連続で2ケタ。
    新安値142銘柄(前日70銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは107.72(前日108.93)。
    東証グロース市場の騰落レシオは74.61(前日74.25)。
    NTレシオは14.43倍(前日14.56倍)。
    サイコロは6勝6敗で50.00%。
    TOPIXは6勝6敗で50.00%。
    東証グロース市場指数は2勝10敗で16.66%。
    下向きに転じた25日線(39789円)からは▲2.00%(前日▲0.06%)。
    3日連続で下回った。
    上向きの75日線は37134円。
    77日連続で上回った。
    上向きの200日線(34239円)からは△13.88%(前日△16.26%)。
    252日連続で上回った。
    下向きの5日線は39571円。
    7日連続で下回った。
    25日線を下抜けた格好。
    13週線は38191円。
    26週線は35442円。
    いずれも上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.352%(前日▲20.348%)。
    買い方▲5.301%(前日▲4.463%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲14.039%(前日▲13.628%)。
    買い方▲18.248%(前日▲18.901%)。
    空売り比率は43.9%(前日37.6%、2日ぶりに40%超)。
    10月30日が54.3%。
    22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
    23年3月10日52.7%。
    空売り規制なしの銘柄の比率は9.6%(前日7.4%)。
    8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
    日経VIは21.48(前日19.54)。
    昨年2月16日の安値は14.63。
    日経平均採用銘柄のPERは16.76倍(前日16.98倍)。
    前期基準では18.80倍。
    EPSは2326円(前日2342円)。
    直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
    225のPBRは1.52倍(前日1.54倍)。
    BPSは25652円(前日25826円)。
    日経平均の予想益回りは5.97%。
    予想配当り利回りは1.67%。
    指数ベースではPERは23.15倍(前日23.61倍)。
    EPSは1684円(前日1684円)。
    PBRは2.14倍。
    BPSは18220円(前日18244円)。
    10年国債利回りは0.770%(前日0.770%)。
    プライム市場の予想PERは16.58倍。
    前期基準では18.79倍。
    PBRは1.44倍。
    プライム市場の予想益回りは6.02%。
    配当利回り加重平均は2.04%。
    プライム市場の単純平均は26円安の2920円(前日は2946円)。
    プライム市場の売買単価は2469円(前日2417円)。
    プライム市場の時価総額は953兆円(前日964億円)。
    ドル建て日経平均は257.99(前日262.32)と反落。
    週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比355円高の39335円。
    高値39395円。安値38775円。
    大証夜間取引終値は日中比320円高の39300円。
    気学では月曜が「波乱日。足取りについて駆引きせよ」。
    火曜が「人気に逆行して動く。逆張り方針良し」。
    水曜が「初め高いと後安の日。戻り売り方針で駆引きせよ」。
    木曜が「一方に片寄って動く日」。
    金曜が「前日が高い時は反落する」。
    ボリンジャーのプラス1σが40443円。
    プラス2σが41107円。
    マイナス1σが39130円。
    マイナス2σが38472円。
    週足のプラス1σが40001円。
    プラス2σが41811円。
    マイナス1σが36381円。
    3月月中平均は日経平均39844円。
    TOPIXは2728ポイント。
    (9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
    昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
    水星は逆行中(→4月25日)。
    週半ばにラマダンは明ける。


    《今日のポイント4月8日》

    (1)週末のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
       10年国債利回りは4.399%。
       5年国債利回りは4.391%。
       2年国債利回りは4.750%
       ドル円は151円台後半。
       SKEW指数は138.52→142.49→142.64。
       恐怖と欲望指数は48→61。
       (昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

    (2)ダウ輸送株指数は120ポイント(0.76%)高の15919ポイントと反発。
       SOX指数は63ポイント(1.33%)高の4819ポイントと反発。
       VIX指数は16.03(前日16.35)。
       NYSEの売買高は8.98億株(前日10.35億株)。
       3市場の合算売買高は101.1株(前119.9億株、過去20日平均は117.6億株)。
       週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比355円高の39355円。

    (3)プライム市場の売買代金は4兆5109億円(前日4兆7904億円)。
       44日連続で4兆円超。
       売買高は18.26億株。
       値上がり566銘柄(前日1010銘柄)。
       値下がり1026銘柄(前日575銘柄)。
       新高値38銘柄(前日74銘柄)。
       4日連続で2ケタ。
       新安値142銘柄(前日70銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは107.72(前日108.93)。
       東証グロース市場の騰落レシオは74.61(前日74.25)。
       NTレシオは14.43倍(前日14.56倍)。
       サイコロは6勝6敗で50.00%。

    (4)下向きに転じた25日線(39789円)からは▲2.00%(前日▲0.06%)。
       3日連続で下回った。
       上向きの75日線は37134円。
       77日連続で上回った。
       上向きの200日線(34239円)からは△13.88%(前日△16.26%)。
       252日連続で上回った。
       下向きの5日線は39571円。
       7日連続で下回った。
       25日線を下抜けた格好。
       13週線は38191円。
       26週線は35442円。
       いずれも上回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.352%(前日▲20.348%)。
       買い方▲5.301%(前日▲4.463%)。
       東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲14.039%(前日▲13.628%)。
       買い方▲18.248%(前日▲18.901%)。

    (6)空売り比率は43.9%(前日37.6%、2日ぶりに40%超)。
       空売り規制なしの銘柄の比率は9.6%(前日7.4%)。
       日経VIは21.48(前日19.54)

    (7)日経平均採用銘柄のPERは16.76倍(前日16.98倍)。
       前期基準では18.80倍。
       EPSは2326円(前日2342円)。
       直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
       225のPBRは1.52倍(前日1.54倍)。
       BPSは25652円(前日25826円)。
       日経平均の予想益回りは5.97%。
       予想配当り利回りは1.67%。
       指数ベースではPERは23.15倍(前日23.61倍)。
       EPSは1684円(前日1684円)。
       PBRは2.14倍。
       BPSは18220円(前日18244円)。
       10年国債利回りは0.770%(前日0.770%)。

    (8)プライム市場の単純平均は26円安の2920円(前日は2946円)。
       プライム市場の時価総額は953兆円(前日964億円)。
       ドル建て日経平均は257.99(前日262.32)と反落。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが40443円。
       プラス2σが41107円。
       マイナス1σが39130円。
       マイナス2σが38472円。
       週足のプラス1σが40001円。
       プラス2σが41811円。
       マイナス1σが36381円。
       3月月中平均は日経平均39844円。
       TOPIXは2728ポイント。
       (9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
       昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
       水星は逆行中(→4月25日)。
       週半ばにラマダンは明ける。

    今年の曜日別勝敗(4月5日まで)

    月曜7勝4敗
    火曜6勝7敗
    水曜3勝9敗
    木曜8勝6敗
    金曜9勝3敗

    週間ベースで日経平均株価は3.4%安、2週続落(累計4.6%下落)。
    TOPIXは2.4%安、2週続落(同3.9%下落)。
    東証プライム市場指数は2.4%安、2週続落(同3.9%下落)。
    グロース250指数は7.4安、2週続落(同8.5%下落)。
    東証スタンダード市場指数は2.7%安、2週続落(同3.1%下落)。
    東証グロース指数は6.9%安、2週続落(同7.9%下落)。
    東証REIT指数は2.3%安、2週続落(同3.5%下落)。

    知人のつぶやき。

    早起きして散歩前に、日経新聞電子版読んで、愛犬とウォーキング。
    頭の体操と身体の体操。
    土日は時間があれば株式投資リサーチ。
    診断書は「株病です」。

    専門家というのは過去の事例の分析者。
    決して未来予想図を提供してくれる存在ではない。
    投資家というのは自分のポジションの利益に熱心な人たち。
    他人のために骨を折ってくれる存在ではない。
    証券アナリストというのは財務の分析者。
    株価動向や経営のプロではない。
    機関投資家のファンドマネージャーは所詮サラリーマン。
    投資パフォオーマンスは投資家のためでなく、自己の保身のために必要としている。
    経済学者というのは議論に終始し、その議論の中身にはあまり興味がない人たち。
    株式市場の未来展望のど真ん中にいる人はけっこう少ない。

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    GRCS (9250)・・・動兆

    金融や通信業界向けにガバナンス、リスク等のコンサル提供。
    証券取引プラットフォームを育成
    需要堅調増。
    3期ぶり営業黒字の見通し。


    (兜町カタリスト櫻井)

    [株価材料]

     
    ■「宇宙港」整備 日米で促進 日本で米ロケット発射視野
     
    ■AI研究 産官学枠組み 日米が1.1億ドル エヌビディアなど参画
     
    ■キリンHD<2503>
    海外で健康食品拡充 豪子会社で5割増収へ
     
    ■NXHD<9147>
    半導体倉庫を5拠点新設 国産化に物流網対応
     
    ■テスラ 安価EV撤退報道 採算とれぬと判断か
     
    ■USスチールCEO「日本製鉄<5401>の条件、利益に」 従業員に説明
     
    ■半導体市況「谷底」脱す 1-3月 AI需要で2割高 サムスン増収増益
     
    ■米雇用 3月30万人増 予想上回る 失業率は3.8%に低下
     
    ■小林製薬<4967>
    「紅麹」外部からカビ侵入か 昨年製造3割で有毒成分
     
    ■ジャステック<9717> 
    NTTデータG<9613>がTOB 総額340億円
     
    ■クボタ<6326>
    建機輸出停滞 米ボルティモア橋崩落で
     
    ■安川電機<6506>
    今期純利益7%増 2期ぶり最高 自動化需要がけん引
     
    ■キユーピー<2809>
    今期純利益32%増に上振れ 米中で好調
     
    ■JT<2914>
    ユーロ建て社債発行 984億円 投資家層拡大狙う
     
    ■TSMCの熊本第1工場 現地調達率60%達成する見通し 30年までに
     
    ■TSMCの第2工場も熊本・菊陽町に 27年末に稼働開始へ
     
    ■ダラス連銀総裁 利下げについて考えるのは「あまりに早過ぎる」
     
    ■DMG森精機<6141>
    鋳物部品を再資源化 循環の仕組み構築
     
    ■東京建物<8804>
    など 福岡に物流施設 九州で最大

     
    8日の東京株式は反発後、上値の重い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、3万8900円-3万9400円を想定。(5日終値3万8992円08銭)
     
    先週末の米国株は上昇。ダウ平均は307ドル高の38904ドルで取引を終えた。
     
    日経平均株価は、前週末5日に大幅反落した反動や、現地5日の米国株式が反発した動きなどから、買い優勢スタートが見込まれる。
    ただ、手がかり材料に乏しいことや、直近で荒い値動きとなっていることもあり、落ち着きどころをみたいとして手控えムードが広がる場面もありそう。また、戻り待ちの売りに押される展開も予想される。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=151円台の半ば(前週末5日は151円33-35銭)、ユーロ・円が1ユーロ=164円台の前半(同164円02-06銭)とやや円安に振れている。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同5日の大阪取引所清算値比355円高の3万9335円だった。
     
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■キユーピー <2809> 
    今期経常を21%上方修正。
     
    ■東海ソフト <4430> 
    今期経常を11%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額。
     
    ■日本エンタープライズ <4829> 
    今期経常を32%上方修正、配当も1円増額。
     
    ■QPS研究所 <5595> 
    内閣府が実施する小型SAR衛星コンステレーションの利用拡大に向けた実証を落札。落札金額は15億3800万円、納期は25年5月期中。
     
    ■岡野バルブ製造 <6492> 
    12-2月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    8(月)
    【国内】
    2月毎月勤労統計(8:30)
    3月景気ウォッチャー調査
    《決算発表》
    ウエルシアHD、クリエイトSDH、マニー、フジ、リソー教育

    【海外】
    予定はありません



    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

04月08日 毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【め行】
・・・続き



戻る
 
サイトTOPへ

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

(C)ilogos / Eimei.tv