【市況一覧】
日経平均株価
38,513.02 +304.99 12/02
TOPIX
2,714.72 +34.01 12/02
マザーズ
641.72 -2.25 12/02
NYダウ平均
44,910.65 +188.59 11/30
ナスダック総合
19,218.17 +157.69 11/30


04月01日 マーケットコメント

04月02日 マーケットコメント

04月03日 マーケットコメント

04月04日 マーケットコメント

04月05日 マーケットコメント



    5日のNYダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発し、前日比307ドル06セント(0.79%)高の3万8904ドル04セントで終えた。
     
    この日はこれまで売り込まれたアマゾン・ドット・コムをはじめとしたハイテク株など幅広い銘柄の買いが先行。朝方発表された3月の米雇用統計は非農業部門の就業者数が予想を大幅に上回ったため、早期の利下げ観測が後退し、序盤は上値が重かった。一方、インフレに影響する平均時給の伸び率が減速したことに好感が広がり、相場が次第に押し上げられた。
    ダウ平均は前日に530ドル下げており、ハイテクなどを中心に幅広い銘柄に見直し買いが入った。
     
    雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比30万3000人増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(20万人増)を大幅に上回った。失業率は3.8%と2月(3.9%)から低下した。一方、平均時給の伸びは前月比0.3%と市場予想と一致し、前年同月比では2021年6月以来の低さとなった。労働参加率が上昇したこともあって、雇用者数が拡大しても「労働需給の明らかな引き締まりを示さなかった」(エバコアISI)との受け止めがあった。
     
    雇用の堅調を背景に米連邦準備理事会(FRB)の利下げが想定よりも先送りになったり、利下げペースが緩やかになったりするとの見方があった。半面、労働需給の緩和とインフレ鈍化基調が続くとして一部参加者はFRBの6月利下げ開始予想を維持した。
     
    インフレ高止まりや米景気の底堅さを背景にFRBが利下げに慎重になるとの懸念から、ダウ平均は前日までの4営業日で1200ドルほど下げていた。雇用統計の発表を受けて材料出尽くし感から売り持ちを整理する動きがあった。ハイテクに加えて景気敏感株や消費関連株の一角にも買いが入った。
     
    ダウ平均は400ドル強上昇する場面があった。アマゾン・ドット・コムやキャタピラー、セールスフォース、マイクロソフトの上昇が目立った。一方、インテルは下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は反発した。前日比199.438ポイント(1.24%)高の1万6248.520で終えた。メタプラットフォームズが高い。エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)などの半導体株も上昇した。
     
    一方、低価格モデルの投入を中止する計画と5日にロイター通信が報じたのを受け、テスラが下げた。
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】
     
    5日のシカゴ日経平均先物は上昇した。6月物は前日比215円高の3万9335円で終えた。5日発表の3月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数が市場予想以上に増えたものの、賃金上昇率は市場予想と一致しインフレ加速への懸念は和らいだ。
    NYダウ平均は、前日の大幅安を受けて買い戻しが入り、5営業日ぶりに反発した。幅広い銘柄に見直し買いが入り、日経平均先物にも買いが波及した。
     
     
     
    シカゴ日経225先物 (円建て)
    39335 ( +355 )
     
    シカゴ日経225先物 (ドル建て)
    39370 ( +390 )
     
    ( )は大阪取引所終値比
     
     







    【欧州株式市場】


    ■イギリス・ロンドン株価指数

    5日のFTSE100種総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前日比64.73ポイント(0.81%)安の7911.16で終えた。終値として約2週間ぶりの低水準となる。米国での利下げ開始時期が遅れるとの見方や、前日の米国株安が投資家心理を冷やした。このところ高値圏での推移が続いていたため、利益確定の売りが出やすかった面もある。

    英豪リオティントやスイスのグレンコアといった、このところ株価水準が切り上がっていた鉱業株に売りが優勢だった。蒸留酒大手の英ディアジオなど飲食料品・たばこ株、公益株にも売りが出た。半面、原油先物相場の上昇を支えに英シェルなどエネルギー株は上昇した。英BAEシステムズやロールス・ロイス・ホールディングスなど航空関連株の一角も買われた。

    FTSEの構成銘柄では、オンライン食品販売大手オカド・グループが8.99%安と急落。保険会社セント・ジェームズ・プレイスが4.28%安、小売り大手JDスポーツ・ファッションが4.03%安で続いた。一方、賭け屋大手フラッター・エンターテインメントは1.15%高、航空・防衛大手BAEシステムズは0.99%高、医療機器大手スミス・アンド・ネフューは0.93%高だった。
     
     

    ■ドイツ・フランクフルト株価指数

    5日のドイツ株価指数(DAX)は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比228.09ポイント(1.23%)安の1万8175.04と、約2週間ぶりの低水準だった。前日の米株安が投資家心理に響いた。ドイツの株式相場は最高値圏での推移が続いていたため利益確定の売りも出やすく、フランスやスペインなど他の主要株式相場とともに下げた。

    ドイツでは不動産やヘルスケア関連をはじめ幅広い業種・銘柄に売りが出た。DAXは40の構成銘柄のうち36銘柄が前日比で下落した。

    個別では、通販大手ザランドが5.72%安、製薬大手バイエルが3.94%安、ミュンヘン再保険が2.97%安と売られた半面、ドイツ取引所は0.56%高、商用車大手ダイムラー・トラックは0.15%高、医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズは0.14%高で取引を終えた。



    ■フランス・パリ株価指数

    欧州株式市場ではフランスの代表的な株価指数であるCAC40が前日比1.10%安、スペインのIBEX35が同1.57%安、イタリアのFTSE・MIBは同1.28%安でそれぞれ終えた。



     

04月06日 毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【み行】
・・・続き

04月07日 マーケットコメント



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