Market Data
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【日経平均】
38471円20銭(▲761円60銭=1.94%)
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【TOPIX】
2697.11(▲56.09=2.04%)
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【グロース250】
661.60(▲19.15=2.81%)
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【プライム売買高】19億7840万株(△3億6954万株)
【売買代金】4兆7836億円(△7978億円)
【値上がり銘柄数】169(前日:690)
【値下がり銘柄数】1465(前日:910)
【新高値銘柄数】54(前日:134)
【新安値銘柄数】184(前日:116)
【25日騰落レシオ】111.56(前日:112.29)
日経平均は大幅安。きのうは安く始まった後は押し目買いが入って早い時間に安値をつけたが、きょうはあきらめムードが漂い、場中も下値模索が続いた。米国では雇用指標、物価指標に続いて小売指標も強かった。
中東情勢の緊迫化が下落の要因の一つになっているが、イスラエルとイランの事情を踏まえると、イスラエルがイランに対し報復攻撃に踏み切る可能性は低いとの見方が大勢。イスラエルはイスラム組織ハマスとの戦闘が継続中で、イランと報復の応酬に発展すれば大きな負担となる。また、イランは米国の経済制裁などで国内経済が悪化しており、イスラエルとの本格的な交戦は避けたいという意向がある。目先的には中東情勢の報道に一喜一憂するだろうが、徐々に落ち着きを取り戻すとの見方が多い。
テクニカルの節目を確認しておくと、日経平均は75日線(3万7718円、16日時点)が下に控えている。昨年の12月や今年の大発会に押した際には同水準がサポートになって切り返した。もう一段下を試しに行ったとしても75日線を割り込まずに反転できるようなら、過熱感が削がれた状態で決算発表シーズンに突入できるだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(16日現在)
39672.01 25日移動平均線
39591.45 均衡表転換線(週足)
39337.52 6日移動平均線
39282.67 均衡表転換線(日足)
39029.17 ボリンジャー:+1σ(26週)
38988.00 ボリンジャー:-1σ(25日)
38823.88 均衡表雲上限(日足)
38688.04 13週移動平均線
38471.20 ★日経平均株価16日終値
38303.99 ボリンジャー:-2σ(25日)
37718.20 75日移動平均線
37619.98 ボリンジャー:-3σ(25日)
37183.03 ボリンジャー:-1σ(13週)
36582.65 均衡表雲下限(日足)
35997.15 26週移動平均線
35813.02 均衡表基準線(週足)
35678.02 ボリンジャー:-2σ(13週)
34445.10 200日移動平均線
34173.00 ボリンジャー:-3σ(13週)
下降角度を増した25日移動平均線やその下を走る5日線を下放れ、下値支持線と目された4月5日の直近安値を下回った。ローソク足はマドを空けて下げ、上ヒゲが極端に短い「陰の寄り付き坊主」に似た形状を描いて強い売り圧力を窺わせた。一目均衡表では株価が雲上限を下回り、上昇局面終了を示唆。転換線の下降と遅行線の弱気シグナル発生から、短期的な下落トレンド継続が警戒される。一方、25日線との下方乖離率は3.03%と売られ過ぎの5%には届いていないため、下値リスクを残している格好となった。
【大引け概況】
16日の日経平均株価は大幅続落し、終値は前日比761円60銭安の3万8471円20銭だった。2月21日以来、約2カ月ぶりの安値を付けた。
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前日の米国株市場がハイテク株を中心に大きく売り込まれたことで、一段とリスク回避ムードの強い地合いとなった。相対的な割高感が意識されやすい半導体関連などハイテク株を中心に売りが広がった。日経平均は一時900円を超える急落をみせる場面があった。
米国では長期金利が4.6%台まで上昇し約5カ月ぶりの高い水準となったほか、国内でも新発10年債利回りが大幅に上昇し市場センチメントを冷やす格好となっている。
外国為替市場では1ドル=154円台と一段と円安が進んだが、輸出セクターへの買いを誘導する形とはならなかった。長期金利上昇にもかかわらず、銀行株への買いも盛り上がりを欠いている。
円安・ドル高や資源高によるインフレ懸念から、日銀が利上げを迫られかねないとの見方が広がりつつある。これまで相場のけん引役だった東エレクなど半導体関連に売りがかさみ、日経平均は下げ幅を拡大する展開となった。
ただ、海外勢が売りに傾くなかで輸出採算の改善に期待した株買いにはつながらず、トヨタやホンダは後場に一段安となった。前場は底堅かった銀行株も後場は下げ幅を拡大した。
日経平均が3万8500円を割る場面で押し目買いも入ったが、相場の押し上げ効果は限られた。
中東情勢の緊迫化が下落の要因の一つになっているが、イスラエルとイランの事情を踏まえると、イスラエルがイランに対し報復攻撃に踏み切る可能性は低いとの見方が大勢だろう。イスラエルはイスラム組織ハマスとの戦闘が継続中で、イランと報復の応酬に発展すれば大きな負担となる。また、イランは米国の経済制裁などで国内経済が悪化しており、イスラエルとの本格的な交戦は避けたいという意向がある。目先的には中東情勢の報道に一喜一憂するだろうが、徐々に落ち着きを取り戻すとの見方が多い。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は56.09ポイント(2.04%)安の2697.11だった。JPXプライム150指数は続落し、18.15ポイント(1.53%)安の1168.10で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆7835億円、売買高は19億7840万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1465と全体の約9割を占めた。値上がりは169、横ばいは18だった。
業種別株価指数(33業種)は海運業、保険業、非鉄金属などが大幅下落。精密機器と医薬品は上昇した。
個別では、レーザーテック、ソシオネクスト、東京エレクトロン、レゾナックHD、ディスコが売買代金上位を独占したが、いずれも下値を探る展開になった。また、商いをこなした東京電力ホールディングスも大きく値を下げている。三越伊勢丹HD、Jフロントリテイリングと百貨店が弱かったほか、ソフトバンクグループ(SBG)、トヨタ自動車が下落、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも売りに押された。日立製作所、富士電機、フジクラ、三菱重工業、川崎汽船も安い。古野電気がストップ安、FPパートナーも急落。TSIホールディングスの下げも目立っている。
半面、水冷モジュールの生産能力拡大を発表したことでニデックが商いを伴い大幅高、ソニーグループもしっかり。ベイカレント・コンサルティングが物色人気。テラスカイが断トツの値上がり率を示し、ヨシムラ・フード・ホールディングスも急騰、ダイヤモンドエレクトリックホールディングス、前期業績の大幅な上振れ着地を受けて、東宝が急騰し年初来高値を更新した。また、ZOZO、ファナック、HOYA、資生堂が上昇。ACCESSも買いを呼び込んだ。このほか、オリンパスが一部証券会社のレポートを材料に買われた。
東証スタンダード市場は米金利の上昇などを受けて投資家心理が悪化する中、大幅続落となった。市場全体のリスク選好姿勢が後退し、前日の米株が大幅下落したことで、「さすがに個人も撤収モードになった」という。
スタンダードTOP20は下落。出来高4億3801万株。値上がり銘柄数207、値下がり銘柄数1275と、値下がりが優勢だった。
個別では住石ホールディングス、AGS、さくらケーシーエスがストップ高。麻生フオームクリート、エヌアイデイは一時ストップ高と値を飛ばした。アクシーズ、コーアツ工業、北海道コカ・コーラボトリング、焼津水産化学工業、アイ・ピー・エスなど24銘柄は年初来高値を更新。コレック、JMACS、ダントーホールディングス、関西フードマーケット、タカキタが買われた。
一方、ウエストホールディングス、サンヨーホームズ、日本ドライケミカル、滝沢ハム、サイネックスなど111銘柄が年初来安値を更新。パシフィックネット、ファンドクリエーショングループ、日創プロニティ、寺崎電気産業、東天紅が売られた。
東証グロース市場は15日の米株式相場がハイテク株を中心に大幅に下落し、国内のグロース市場に上場する新興銘柄にも売りが波及した。日米の長期金利が上昇するなかで、新興銘柄の相対的な割高感も意識された。個別に買われる銘柄は見られたが、グロース市場全体では8割の銘柄が値下がりしており、物色の範囲は徐々に狭くなっていることがうかがえる。
東証グロース市場250とグロースCoreはともに値を下げた。
東証グロース市場250指数の値は前日比19.15ポイント(2.81%)安の661.60と、連日で年初来安値を更新した。2023年11月以来、約5カ月ぶりの安値となる。
グロース市場ではQPS研究所やカバー、TKPが下落した。一方、アジャイルやソラコム、海帆は上昇した。
値上がり銘柄数99、値下がり銘柄数445と、値下がりが優勢だった。
きょうグロース市場に上場したウィルスマは午前に公開価格(1656円)を76円(4.58%)下回る1580円で初値を付けた。大引けは初値比142円(8.98%)高い1722円だった。
個別ではデータセクション、ジーネクスト、ギックスがストップ高。GMOリサーチ、リックソフト、ファインズ、GRCSなど6銘柄は年初来高値を更新。アジャイルメディア・ネットワーク、ワンダープラネット、マーキュリーリアルテックイノベーター、モンスターラボホールディングス、オープンワークが買われた。
一方、ベースフード、ジェイドグループがストップ安。QPS研究所は一時ストップ安と急落した。イオレ、ユナイテッド、クリアル、パルマ、ティーケーピーなど103銘柄は年初来安値を更新。バリュークリエーション、メタリアル、アジアクエスト、アクアライン、バリュエンスホールディングスが売られた。
16日午前の日経平均株価は大幅続落し、午前終値は前日比827円22銭(2.11%)安の3万8405円58銭だった。
きょう前場はリスクオフの流れが加速し、日経平均は続急落を余儀なくされた。3万8000円台前半まで水準を切り下げ、前場の安値で取引を終えている。前日の米国株市場ではハイテク株中心に売られる展開となり、NYダウは4月に入ってから2000ドル以上も下落するなど調整色が強まっている。ナスダック総合株価指数が1.79%安となった。この日発表された3月の米小売売上高が市場予想を上回った。米経済が堅調で米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期が一段と遠のくとの見方が広がり、米長期金利が約5カ月ぶりの水準に上昇し、ハイテク株の売りを促した。
東京株式市場でもこの流れに追随する形で半導体関連など中心に広範囲に売りが広がった。米長期金利の上昇が顕著となるなか、国内10年債利回りも上昇傾向を強め、株式市場に逆風となっている。
国内でも長期金利が0.875%と約5カ月ぶりの高水準を付けた。足元で1ドル=154円台まで進行した円安・ドル高や原油高を背景にしたインフレ圧力の高まりで日銀が利上げを迫られかねないとの警戒感が広がっている。東エレクやアドテストが下げ幅を拡大し、日経平均を下押しした。トヨタなど自動車株もリスク回避の売りに押され、円安・ドル高を好感した輸出関連株の買いは目立たなかった。
中国国家統計局が16日発表した1〜3月の国内総生産(GDP)は、物価の変動を調整した実質で前年同期比5.3%増と、市場予想を上回った。政府による財政出動の効果もあって、マンションや工場などの固定資産投資が伸びた。中国関連とされるファナックは統計発表後に強含んだが、全体の下支えにはならなかった。
前引けにかけて下げ幅を広げる地合いとなっており、昨日とは異なる相場付きとなっている。東証株価指数(TOPIX)も陰線を残し25日移動平均線を下回っていることから、投資家のモメンタムは悪化傾向にある。昨日のような大引けにかけての下げ幅縮小を期待したいところだが、見切り売りのような動きも観測されていることから、後場の日経平均は一段安の展開に警戒しておきたい。
TOPIXは続落した。前引けは50.00ポイント(1.82%)安の2703.20だった。JPXプライム150指数は続落した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆2910億円、売買高は9億5056万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1473と、全体の約9割を占めた。値上がりは169、横ばいは10だった。
業種別株価指数(33業種)は海運業、石油・石炭製品の下げ幅が大きかった。精密機器は上昇した。
個別では、レーザーテック、ソシオネクスト、東京エレクトロン、ディスコ、信越化など半導体主力株が商い活況も大きく下値を探る展開となっているほか、ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)、TDK、ニトリHDが下落した。東京電力ホールディングスも安い。トヨタ自動車も値を下げた。日立製作所が売られ、三菱重工業も軟調。古野電気が急落、FPパートナーも大幅安だった。
半面、ニデックが商いを伴い高く、ベイカレント・コンサルティングも堅調。テラスカイが値を飛ばし、テルモ、オリンパス、資生堂が上昇した。ヨシムラ・フード・ホールディングス、東宝も物色人気となった。
東証スタンダード市場は米長期金利上昇を受け米株が下落、朝から売られる展開となった。中東情勢の悪化懸念による原油先物価格上昇を嫌気し、下げ幅が拡大した。
スタンダードTOP20は下落。出来高2億8180万株。
値上がり銘柄数245、値下がり銘柄数1158と、値下がりが優勢だった。
個別では、AGSがストップ高。麻生フオームクリート、エヌアイデイ、さくらケーシーエスは一時ストップ高と値を飛ばした。アクシーズ、北海道コカ・コーラボトリング、焼津水産化学工業、アイ・ピー・エス、トスネットなど20銘柄は年初来高値を更新。コレック、ダントーホールディングス、オービス、テーオーホールディングス、ジーデップ・アドバンスが買われた。
一方、ウエストホールディングス、滝沢ハム、サイネックス、Shinwa Wise Holdings、アウンコンサルティングなど85銘柄が年初来安値を更新。パシフィックネット、ファンドクリエーショングループ、日創プロニティ、サーバーワークス、東天紅が売られた。
東証グロース市場は前日の米株式市場でハイテク株を中心に下落した流れを引き継ぎ、国内の新興銘柄にも売りが波及した。朝方から15日に付けた年初来安値(680.75)を下回って推移した。成長株の下げにつながりやすい米長期金利上昇が警戒されたほか、外国為替市場での円安・ドル高進行で日銀の利上げ観測が高まっていることも重荷となった。
東証グロース市場250とグロースCoreは大きく値を下げた。
東証グロース市場250指数の前引けは前日比18.10ポイント(2.66%)安の662.65だった。
グロース市場ではQPS研究所やカバー、TKPが下落した。一方、アジャイルやデータセク、yutoriは上昇した。
値上がり銘柄数109、値下がり銘柄数417と、値下がりが優勢だった。
きょうグロース市場に上場したウィルスマは午前に公開価格(1656円)を76円(4.58%)下回る1580円で初値を付けた。前引けは初値比116円(7.34%)高い1696円だった。
個別では、データセクション、ジーネクストがストップ高。GMOリサーチ、リックソフト、ファインズ、GRCSなど6銘柄は年初来高値を更新。アジャイルメディア・ネットワーク、エムビーエス、モンスターラボホールディングス、ワンダープラネット、yutoriが買われた。
一方、ベースフード、ジェイドグループがストップ安。イオレ、クリアル、ティーケーピー、アズーム、リネットジャパングループなど94銘柄は年初来安値を更新。メタリアル、バリュークリエーション、エフ・コード、アクアライン、バリュエンスホールディングスが売られた。
【寄り付き概況】
16日の日経平均株価は大幅続落で始まった。始値は前日比482円13銭安の3万8750円67銭。
前日の欧州株市場では主要国の株価指数が総じて上昇したものの、米国株市場では朝高後に値を崩す展開となった。
NYダウが6日続落と下げ止まらず、この日はハイテク株の下げが目立ちナスダック総合株価指数の下落率はダウを大きく上回った。3月の米小売売上高が事前予想を上回り、FRBによる早期利下げ期待が一段と後退、米10年債利回りが4.6%台まで上昇し売りに拍車をかけた。東京市場ではこれを受けてリスク回避の売り圧力が優勢だ。
日経平均株価は寄り付きでフシ目の3万9000円台を割り込んだ。外国為替市場では1ドル=154円台まで円安が加速しているが、これを拠りどころに押し目買いを入れる動きもまばらとなっている。
株式の相対的な割高感が意識され、ハイテク株の売りを促した。東京株式市場でも東エレク、アドテスト、ソフトバンクグループ(SBG)などに売りが先行している。
外国為替市場では円相場が1ドル=154円台まで下落したが、リスク回避の株売りが広がるなかで、トヨタやホンダなど自動車株も売りに押されている。
東証株価指数(TOPIX)は下落している。
個別では、ファストリ、信越化、TDK、レーザーテクが安い。半面、オリンパス、ニデック、東宝、コニカミノルが高い。
「恐怖と欲望指数は41」
「続落」
週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
好調な米小売売上高を受け序盤は買い物先行。
NYダウの上昇幅は400ドルを超える場面があった。
前週末までに1820ドルあまり下落。
主力株の一部に押し目買いが先行した
ただ午後に「イスラエル軍がイラン攻撃の準備を整えた」と報じられると失速。
下落に転じた。
NYダウの6日続落は23年6月以来およそ10カ月ぶり。
S&P500は2営業日で2.64%下落。
2023年3月序盤以来の下落率を記録。
また、11月2日以来初めて50日移動平均線を下回った。
アップルが2.19%安。
テスラが5.6%下落。
セールスフォースが7.28%安。
3月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.7%増。
オンライン売上高の急増を背景に市場予想(0.3%増)を上回った。
2月分は従来発表の0.6%増から0.9%増に上方修正。
これを受けFRBが利下げ開始時期を9月まで先送りするとの観測が高まった格好。
モルガン・スタンレーは第1四半期GDP成長率予想(年率)を2.4%から2.7%に引き上げた。
3月の前年同月比は4.0%増だった。
4月のNAHB住宅建設業者指数は前月から横ばいの51。
2023年7月以来8カ月ぶりとなる高水準を維持。
ただ4カ月連続の上昇傾向は一服。
2月の企業在庫は前月から0.4%増と市場予想と一致。
10年国債利回りは4.609%。
5年国債利回りは4.627%。
2年国債利回りは4.924%。
ドル円は154円台前半。
WTI原油先物5月限は前日比0.25ドル(0.29%)安の1バレル=85.41ドル。
ビットコインは6.24%安の6万2950.00ドル
SKEW指数は136.16→142.31←137.72。
恐怖と欲望指数は46→41。
(昨年10月5日が20)。
週明けのNYダウは248ドル(0.65%)安の37735ドルと6日続落。
高値38386ドル、安値37657ドル。
サイコロは2勝10敗。
騰落レシオは93.01%(前日94.52%)。
NASDAQは290ポイント(1.79%)安の15885ポイントと続落。
高値16295ポイント、安値15863ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは84.44%(前日88.21%)。
S&P500は61ポイント(1.20%)安の5061ポイントと続落。
高値5168ポイント、安値5052ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは91.15%(前日96.53%)。
ダウ輸送株指数は109ポイント(0.71%)安の15388ポイントと続落。
SOX指数は65ポイント(1.39%)安の4679ポイントと続落。
VIX指数は19.23(前日17.31)。
NYSEの売買高は10.48億株(前日10.28億株)。
3市場の合算売買高は115.3億株(前日は116.7億株、過去20日平均は110.3億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比525円安の38705円。
ドル建ては495円安の38735円。
ドル円は154.27円。
一時154.45円まで上昇した。
10年国債利回りは4.609%。
2年国債利回りは4.924%。
「空売り比率がなかなか40%を超えない」
週明けの日経平均は寄り付き467円安。。
終値は290円(▲0.74%)安の39232円と反落。
高値39232円と前日比マイナスながら高値引け。
安値38820円。
一時700円近く下落した場面があった。
日足は2日ぶりに陽線。
4月5日安値38774円に急接近する場面があって下ヒゲ陽線。
39457円→39232円にマド。
SQ値39820円は上回らず「幻」のSQ値で0勝2敗。
3月権利配当落ち埋め水準は日経平均で40762円。
TOPIXで2799ポイント。
TOPIXは6.44ポイント(▲0.23%)安の2753ポイントと3日ぶりに反落。
過去最高値は1989年12月18日の2884,80ポイント。
ザラ場高値は同日の2886.50。
TOPIXコア30指数は3日ぶりに反落。
プライム市場指数は3.33ポイント(▲0.23%)安の1417.14と3日ぶりに反落。
東証スタンダード指数は3日続落。
東証グロース250指数は6.62ポイント(▲0.96%)安の680.75と3日続落。
25日移動平均線からの乖離は▲5.96%(前日▲5.43%)。
プライム市場の売買代金は3兆9858億円(前日4兆5787億円)。
3日ぶりに4兆円割れ。
売買高は16.08億株。
値上がり690銘柄(前日931銘柄)。
値下がり910銘柄(前日664銘柄)。
新高値134銘柄(前日185銘柄)。
5日連続でに3ケタ。
新安値116銘柄(前日47銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは112.29(前日117.17)。
東証グロース市場の騰落レシオは78.71(前日78.85)。
NTレシオは14.25倍(前日14.32倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
東証グロース市場指数は4勝8敗で33.33%。
下向きの25日線(39685円)からは▲1.14%(前日▲0.46%)。
4日連続で下回った。
上向きの75日線は37647円。
83日連続で上回った。
上向きの200日線(34419円)からは△14.92%(前日△13.99%)。
258日連続で上回った。
上向きの5日線は39533円。
2日ぶりに下回った。
25日線を下抜けた格好。
13週線は38746円。
26週線は36026円。
いずれも上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲21.057%(前日▲21.480%)。
買い方▲4.543%(前日▲4.246%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲9.939%(前日▲12.663%)。
買い方▲18.18%(前日▲17.838%)。
空売り比率は39.9%(前日37.7%、2日連続で40%割れ)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.3%(前日6.6%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは20.80(前日19.97)。
日経平均採用銘柄のPERは17.05倍(前日17.07倍)。
5日連続で17倍台。
前期基準では19.14倍。
EPSは2301円(前日2315円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.55倍(前日1.55倍)。
BPSは25311円(前日25499円)。
日経平均の予想益回りは5.87%。
予想配当り利回りは1.65%。
指数ベースではPERは23.32倍(前日23.43倍)。
EPSは1686円(前日1682円)。
PBRは2.14倍。
BPSは18333円(前日18297円)。
10年国債利回りは0.855%(前日0.850%)。
プライム市場の予想PERは16.86倍。
前期基準では19.07倍。
PBRは1.46倍。
プライム市場の予想益回りは5.92%。
配当利回り加重平均は2.01%。
プライム市場の単純平均は10円安の2968円(前日は2978円)。
プライム市場の売買単価は2477円(前日2800円)。
プライム市場の時価総額は968兆円(前日971億円)。
ドル建て日経平均は255.01(前日257.92)と3日ぶりに反落。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比525円安の38705円。
高値39510円。安値38635円。
大証夜間取引終値は日中比530円安の38700円。
気学では火曜が「良く動く日。相場の足取りについて餉餉引きせよ」。
水曜が「戻り売り方針の日なれど後場の突込みは買い狙え」。
木曜が「転換日にして後場急変すること多し」。
金曜が「前場安いと後場高の日。逆なら見送れ」
ボリンジャーのプラス1σが40346円。
プラス2σが41011円。
マイナス1σが39023円。
マイナス2σが38360円。
週足のプラス1σが40256円。
プラス2σが41767円。
マイナス1σが37236円。
3月月中平均は日経平均39844円。
TOPIXは2728ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
水星は逆行中(→4月25日)。
11日にラマダンは明けた。
《今日のポイント4月16日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
10年国債利回りは4.609%。
5年国債利回りは4.627%。
2年国債利回りは4.924%。
ドル円は154円台前半。
SKEW指数は136.16→142.31←137.72。
恐怖と欲望指数は46→41。
(昨年10月5日が20)。
(2)週明けのダウ輸送株指数は109ポイント(0.71%)安の15388ポイントと続落。
SOX指数は65ポイント(1.39%)安の4679ポイントと続落。
VIX指数は19.23(前日17.31)。
NYSEの売買高は10.48億株(前日10.28億株)。
3市場の合算売買高は115.3億株(前日は116.7億株、過去20日平均は110.3億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比525円安の38705円。
(3)プライム市場の売買代金は3兆9858億円(前日4兆5787億円)。
3日ぶりに4兆円割れ。
売買高は16.08億株。
値上がり690銘柄(前日931銘柄)。
値下がり910銘柄(前日664銘柄)。
新高値134銘柄(前日185銘柄)。
5日連続でに3ケタ。
新安値116銘柄(前日47銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは112.29(前日117.17)。
東証グロース市場の騰落レシオは78.71(前日78.85)。
NTレシオは14.25倍(前日14.32倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
(4)下向きの25日線(39685円)からは▲1.14%(前日▲0.46%)。
4日連続で下回った。
上向きの75日線は37647円。
83日連続で上回った。
上向きの200日線(34419円)からは△14.92%(前日△13.99%)。
258日連続で上回った。
上向きの5日線は39533円。
2日ぶりに下回った。
25日線を下抜けた格好。
13週線は38746円。
26週線は36026円。
いずれも上回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲21.057%(前日▲21.480%)。
買い方▲4.543%(前日▲4.246%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲9.939%(前日▲12.663%)。
買い方▲18.18%(前日▲17.838%)。
(6)空売り比率は39.9%(前日37.7%、2日連続で40%割れ)。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.3%(前日6.6%)。
日経VIは20.80(前日19.97)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは17.05倍(前日17.07倍)。
5日連続で17倍台。
前期基準では19.14倍。
EPSは2301円(前日2315円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.55倍(前日1.55倍)。
BPSは25311円(前日25499円)。
日経平均の予想益回りは5.87%。
予想配当り利回りは1.65%。
指数ベースではPERは23.32倍(前日23.43倍)。
EPSは1686円(前日1682円)。
PBRは2.14倍。
BPSは18333円(前日18297円)。
10年国債利回りは0.855%(前日0.850%)。
(8)プライム市場の単純平均は10円安の2968円(前日は2978円)。
プライム市場の時価総額は968兆円(前日971億円)。
ドル建て日経平均は255.01(前日257.92)と3日ぶりに反落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが40346円。
プラス2σが41011円。
マイナス1σが39023円。
マイナス2σが38360円。
週足のプラス1σが40256円。
プラス2σが41767円。
マイナス1σが37236円。
3月月中平均は日経平均39844円。
TOPIXは2728ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
水星は逆行中(→4月25日)。
11日にラマダンは明けた。
今年の曜日別勝敗(4月15日まで)
↓
月曜8勝5敗
火曜7勝7敗
水曜3勝10敗
木曜8勝8敗
金曜10勝3敗
ゴールドマン・サックス証券のリポート。
同社が選定している高流動性銘柄ユニバース(上場から12カ月以上が経過し、一日の平均売買代金が2000万ドル以上)のリバランス。
以下は高流動性ユニバースの採用銘柄と除外銘柄の一覧。
☆採用銘柄
コード 略称
6526 ソシオネクスト
6254 野村マイクロ
7003 三井E&S
6315 TOWA
3778 さくら
3498 霞ヶ関キャ
5253 カバー
4967 小林製薬
6871 マイクロニクス
1514 住石HD
2160 ジーエヌアイ
3132 マクニカHD
7342 ウェルスナビ
2651 ローソン
3769 GMOPG
6417 SANKYO
2875 東洋水産
7911 TOPPANHD
7729 東京精
8354 ふくおか
7647 音 通
3186 ネクステージ
2760 東エレデバ
6228 ジェイイーティ
9147 NXHD
6370 栗田工
3141 ウエルシアHD
3861 王子HD
4042 東ソー
7276 小糸製
3197 すかいHD
6753 シャープ
4021 日産化
5803 フジクラ
5332 TOTO
1803 清水建
5105 TOYOTIRE
6141 DMG森精
5021 コスモエネHD
7181 かんぽ
2501 サッポロHD
8227 しまむら
9008 京 王
★除外銘柄
コード 銘柄略称
2702 マクドナルド
3856 Abalance
4151 協和キリン
4443 Sansan
4565 ネクセラファーマ
5726 大阪チタ
5727 邦チタニウム
6586 マキタ
6613 QDレーザ
6619 WSCOPE
6724 エプソン
6890 フェローテック
6966 三井ハイテ
7692 Eインフィニティ
8233 高島屋
9005 東 急
9064 ヤマトHD
電子端末でのデータは日経平均株価構成銘柄をユニバースとして、CTAのシグナル判定を応用。
個別銘柄で買いシグナルが点灯している銘柄、売りシグナルが点灯している銘柄を抽出。
ロング・ショート候補を選定した。
・ロング候補(目標株価との乖離降順)
目標株価との乖離 RSI
4043 トクヤマ 13.3% 69.67
4901 富士フイルム 8.9% 54.57
3405 クラレ 8.7% 80.28
4208 UBE 8.5% 60.07
8354 ふくおか 7.4% 57.3
8331 千葉銀 6.4% 56.29
7186 コンコルディア 5.9% 57.63
4004 レゾナックHD 5.0% 62.49
6902 デンソー 4.4% 56.37
7269 スズキ 4.0% 71.9
1928 積水ハウス 2.8% 66.38
3436 SUMCO 2.8% 68.09
3861 王子HD 1.8% 73.89
6701 NEC 1.5% 66
4452 花 王 1.2% 85.58
5201 AGC 1.0% 74.89
5802 住友電 0.1% 59.88
7270 SUBARU -1.1% 63.79
8801 三井不 -2.0% 59.93
6501 日 立 -2.8% 64.91
9502 中部電 -3.2% 54.64
1605 INPEX -3.3% 83.74
2914 J T -4.1% 75.32
8804 東建物 -4.2% 72.94
8308 りそなHD -4.9% 62.05
6920 レーザーテク -5.1% 55.6
5631 日製鋼 -5.2% 91.03
8830 住友不 -5.8% 68.74
8802 菱地所 -6.7% 77.06
5333 ガイシ -7.0% 60.36
6504 富士電機 -7.1% 65.46
5332 TOTO -7.6% 68.26
8233 高島屋 -8.3% 62.88
9301 三菱倉 -8.4% 55.86
9531 東ガス -10.2% 68.3
3099 ミツコシイセタ -10.3% 55.54
3401 帝 人 -13.2% 75.78
6361 荏 原 -13.9% 57.56
5801 古河電 -17.1% 63.07
5803 フジクラ -18.4% 83.42
・ショート候補(目標株価との乖離降順)
目標株価との乖離 RSI
4503 アステラス薬 26.5% 32.33
4021 日産化 21.7% 21.98
9001 東 武 17.2% 9.14
9007 小田急 5.7% 11.32
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■富士フイルムHD<4901>
とコニカミノルタ<4902> 事務機部品調達を統合
■ゆうちょ銀行<7182>
CVCを新設 地方のDX支援
■サムスン 米の支援1兆円 先端半導体工場建設で
■オープンAI 日本勢と連携 AI半導体でCOO模索
■JERA 再エネに1兆円超 35年度までにIPOや増資も視野
■ヤマダHD<9831>
純利益25%減 前期 巣ごもりの反動減大きく
■コーエーテクモ<3635>
31%減益 前期営業 ゲーム不振で下方修正
■武田薬品工業<4502>
ハイブリッド債発行総額5000億円
■東宝<9602>
純利益最高 前期35%増 「ゴジラ」寄与
■出前館<2484>
6年連続赤字 9-2月最終 注文数伸び悩む
■串カツ田中3547>
純利益82%増 12-2月 値上げ奏功
■半導体需要 回復鮮明に 2月16%増 22年5月以来の増加率
■ウィリアムズNY連銀総裁 年内の利下げ開始をなお予想
■テスラ 世界の従業員の10%以上を削減へ EV需要が減速
■キオクシアに上場案 銀行団に説明 巨額投資に対応
■双日<2768>
カナダで鉄道保守受注 900車両を対象に
■酉島製作所<6363>
液化水素ポンプ開発 大流量で効率運搬
■三菱ガス化学<4182>
半導体洗浄剤を増産 米2工場増強
■東海理化<6995>
自社半導体を外販展開 産業機器など照準
16日の東京株式市場は続落後、落ち着きどころを探る展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8500円-3万9000円を想定。(15日終値3万9232円80銭)
米国株は下落。ダウ平均は248ドル安の37735ドルで取引を終えた。
日経平均株価はきのう15日、下げ幅を縮小して取引を終えていたが、現地15日の米国株安を受けて、売り優勢スタートとなろう。
安く始まった後はマイナス圏で方向感に欠ける動きが続くと予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=154円台の前半(15日は153円90-91銭)と円安に傾く一方、ユーロ・円が1ユーロ=163円台の後半(同164円02-06銭)とやや円高方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所清算値比525円安の3万8705円だった。
【好材料銘柄】
■住石ホールディングス <1514>
前期経常を37%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も40円増額。
■きょくとう <2300>
今期経常は53%増益、2.5円増配へ。
■ワンダープラネット <4199>
上期経常が黒字浮上で着地・12-2月期も黒字浮上。
■エーアイ <4388>
前期経常を47%上方修正。
■倉元製作所 <5216>
Lark Japanとパートナー契約を締結し、DXツール「Lark」の販売代理事業を開始。
■JMACS <5817>
今期経常は2.2倍増益へ。
■コレック <6578>
太陽光発電所の開発や電力小売事業を展開するLooopと業務提携。
■フルサト・マルカホールディングス <7128>
今期配当を14.5円増額修正。
■ReYuu Japan <9425>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.44%にあたる14万株(金額で7000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月16日から9月30日まで。
【主な経済指標・スケジュール】
16(火)
【国内】
予定はありません
【海外】
中国3月小売売上高(11:00)
中国3月固定資産投資(11:00)
中国3月鉱工業生産(11:00)
中国1-3月期GDP(11:00)
独4月ZEW景況感指数(18:00)
米3月住宅着工件数(21:30)
米3月建設許可件数(21:30)
米3月鉱工業生産(22:15)
米3月設備稼働率(22:15)
《米決算発表》
ユナイテッドヘルス・グループ、ジョンソン&ジョンソン(J&J)、バンク・オブ・アメリカ、モルガン・スタンレー、オムニコム・グループ、バンクオブニューヨークメロン
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
15日のNYダウ工業株30種平均は6日続落した。前週末比248ドル13セント(0.65%)安の3万7735ドル11セントと、1月18日以来およそ3カ月ぶりの安値で終えた。
米消費の底堅さを示す経済指標を受け、米長期金利が上昇。株式の相対的な割高感が強まり、ハイテク株を中心に売りが優勢となった。セールスフォースが大きく下げたのもダウ平均を下押しした。6日続落は23年6月以来およそ10カ月ぶりとなる。
朝方は米金融大手ゴールドマン・サックスの堅調な四半期決算が好感されたほか、先週を通じて売られた反動で買いが先行し、ダウの上げ幅は一時400ドルを超えた。一方、午前に公表された米小売売上高で市場予想を上回る個人消費の力強さが示され、米長期金利が上昇。ハイテク株を中心に徐々に売りが膨らみ、ダウはじりじりと上げ幅を縮小し、午後にマイナス圏に沈んだ。
15日朝発表の3月の米小売売上高は前月比0.7%増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.3%増)を上回った。2月分も上方修正された。15日の米債券市場で長期金利が上昇(債券価格は下落)し、4.6%台半ばと昨年11月以来の高水準を付ける場面があった。金利上昇で株式の相対的な割高感を意識した売りが出た。
米景気が底堅さを保つ中、インフレの沈静化には時間がかかるとの見方が広がっている。市場では「米連邦準備理事会(FRB)による利下げが市場の想定ほど早く始まらないことへの不安が強い」との声があった。
中東の地政学リスクを巡る警戒も引き続き投資家心理の重荷となった。イランが13日にイスラエルに報復攻撃をした後、イスラエルも再報復の構えをみせる。米欧の主要国はイスラエルに自制を求めるものの、対立が激化することへの懸念は根強い。米株の変動性指数(VIX)の上昇が続き、15日は前週末に比べ11%高い19台となった。
ダウ平均の構成銘柄では、データ管理システムを手掛ける企業の買収に向けて協議を進めていると伝わったセールスフォースが7.2%安で終えた。アップルも下落した。1〜3月期のスマートフォン出荷台数が減少したとの調査が重荷となった。マイクロソフトやビザ、ホーム・デポも売られた。半面、インテルとユナイテッドヘルス・グループは上昇した。
ナスダック総合株価指数は続落した。前週末比290.075ポイント(1.79%)安の1万5885.019で終えた。世界で従業員を10%以上削減する方針だと伝わったテスラが5.5%下げた。アルファベットとメタプラットフォームズも安かった。
【シカゴ日本株先物概況】
15日のシカゴ日経平均先物は下落した。6月物は前週末比160円安の3万8705円で終えた。
米長期金利上昇が圧迫要因となり、ハイテク株主導で米ダウ工業株30種平均は、約3カ月ぶり安値で終え、日経平均株価も下落した。投資家が運用リスクを回避するとの見方から、日経平均先物にも売りが優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
38705 ( -525 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
38735 ( -495 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7965.53(-30.05)
15日のFTSE100種総合株価指数は反落し、前週末比30.05ポイント(0.37%)安の7965.53で終えた。原油先物相場の下落を背景に、英シェルやBPといった時価総額の大きいエネルギー株が下げ、指数を下押しした。電力・ガス供給のナショナル・グリッドなど公益株が下落したほか、資源株の一角にも売りが出た。
中東情勢を考慮して、英国とイスラエル・テルアビブを結ぶ便の運航休止を14日に公表した英格安航空会社(LCC)のイージージェットなど空運株に売りが出た。英BAEシステムズや、ロールス・ロイス・ホールディングスなど航空・防衛関連の銘柄には買いが優勢だった。
FTSEの構成銘柄では、産金大手フレスニロが3.94%安、石油大手BPが2.19%安、エネルギー小売り大手セントリカが2.10%安と売られた。
半面、保険大手ビーズリーが2.98%高、オンライン食品販売大手オカド・グループは2.02%高と買われた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 18026.58(+96.26)
15日のドイツ株価指数(DAX)は3営業日ぶりに反発し、前週末比96.26ポイント(0.53%)高の1万8026.58で終えた。
防衛大手のラインメタル株が買われたほか、重電大手シーメンスの株価も上昇した。保険株にも買いが優勢だった。一方で独バイエルなど化学関連の一角に売りが出た。ヘルスケアや不動産の関連銘柄も下げた。
個別では、一部金融機関が投資判断を引き上げたと伝わったスポーツ用品大手アディダスが4.18%高と上昇率トップ。製薬大手サルトリアスが2.24%高、素材化学大手コベストロが2.03%高と続いた。一方、製薬大手バイエルは1.87%安、分子診断大手キアゲンが1.53%安だった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 8045.11(+34.28)
フランスCAC40種指数は0.43%高だった。週末のイランによるイスラエルへの報復攻撃を背景に中東情勢の悪化懸念がくすぶる中、この日発表のユーロ圏鉱工業生産を好感した工業株や自動車株などの上昇がプラスに寄与した。
04月16日 毎日コラム
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櫻井英明の株式辞典【れ行】 |
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