【市況一覧】
日経平均株価
36,145.23 -246.24 09/09
TOPIX
2,577.60 -19.82 09/09
マザーズ
646.06 +2.18 09/09
NYダウ平均
40,345.41 -410.34 09/07
ナスダック総合
16,690.83 -436.83 09/07




     
    9日午前の日経平均株価は大幅に続落し、午前終値は前週末に比べ778円15銭(2.14%)安の3万5613円32銭だった。
     
    きょう前場はリスク回避の流れが強まった。前週末の米国株市場では8月の米雇用統計を受け売り優勢となり、ハイテク株中心に売り込まれナスダック総合株価指数の下げが目立った。東京株式市場でも幅広い銘柄で売りが優勢となった。日経平均の下げ幅は一時1100円を超えた。取引時間中としては約1カ月ぶりに3万5000円台となった。
     
    前週末6日の米株式市場ではこの日発表の8月の米雇用統計が労働市場の軟化を示す内容と受け止められて、米景気減速への懸念からダウ工業株30種平均が続落。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は2.5%、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も4.5%を超えてそれぞれ下落した。きょうの東京市場でもアドバンテストなど半導体関連株が軒並み売られた。値がさの東京エレクトロンは年初来安値を更新し、日経平均を押し下げた。
     
    ただ、前引けにかけて日経平均は下げ幅を縮小した。東京外国為替市場で円相場が1ドル=142円台後半まで下落したことで、投資家心理がやや改善した。市場では「日経平均は前週に約6%下落しており、下げ方が急だったので、きょうは下げ幅が縮小する可能性もあるのではないか」との指摘があった。
     
    日経平均を対象としたオプション価格から算出する日経平均ボラティリティーインデックス(VI)は一時、41まで上昇し、投資家の不安心理が高まる目安とされる20を大幅に上回った。市場では「目先は上下ともにボラティリティー(変動率)の高い展開が続きそう」との声もあった。
     
    後場の東京株式市場は、売り手優位の状況が続きそうで、日経平均も軟調な展開を想定しておきたい。米国の弱めの雇用統計を受けて景気減速懸念が再燃しているほか、中国の景気減速懸念も重石となっている。中国で本日発表された物価指標では、8月の消費者物価指数(CPI)の伸びが加速する一方で、生産者物価指数(PPI)は引き続き下落した。アジア市況もさえない値動きで、為替の円高基調を受けて積極的に買い戻す動きは想定しにくく、後場の日経平均はマイナス圏での推移が継続しそうだ。
     
     
     

     
    東証株価指数(TOPIX)は続落した。前引けは51.78ポイント(1.99%)安の2545.64だった。JPXプライム150指数も続落し、23.07ポイント(1.99%)安の1134.51で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆331億円、売買高は9億4614万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1326。値上がりは282、横ばいは36だった。
     
    業種別では、輸送用機器、保険業、銀行業、鉱業などを筆頭に東証33業種全てが下落した。
     
    個別では売買代金上位3傑を占めているレーザーテック、ディスコ、東京エレクトロンなど半導体製造装置大手が軒並み大きく株価水準を切り下げている。
    また、トヨタ自やホンダなどの自動車関連株、三菱商事や三井物産などの商社株、川崎船や日本郵船などの海運株も軒並み下落。三菱重工業が安く、三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクも値を下げた。ファーストリテイリングも下値を探る展開に。シュッピンが急落、レノバの下げも目立つ。ソフトバンクG、ソニーG、リクルートHDなども下落した。ほか、8月の月次増収率鈍化をマイナス視されたシュッピンが急落、フクシマガリレイ、エイチームなどが値下がり率上位となった。
     
    半面、メルカリが堅調、セブン&アイ・ホールディングスも買いが優勢だった。さくらインターネットがしっかり。ミガロホールディングスが大幅高、日本駐車場開発も商いを伴い上昇した。MonotaROなどが上昇した。ほか、第1四半期の営業利益が前年同期比で倍増した日本ハウスHD、大幅増配計画などをポジティブ視された日本駐車場開発、オアシスが大株主に浮上したセーレンなどが大幅高、能美防災などが値上がり率上位となった。

     


     
    東証スタンダード市場は8月の米雇用統計により米株が下落した流れを受けて大幅安となった。
    スタンダードTOP20は続落。出来高1億9838万株。
    値上がり銘柄数311、値下がり銘柄数1111と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では大運がストップ高。くろがね工作所、杉村倉庫、櫻島埠頭は一時ストップ高と値を飛ばした。ワッツ、サトウ食品、ゴールドクレスト、パスコなど5銘柄は年初来高値を更新。アビックス、Speee、ぷらっとホーム、日本ドライケミカル、エヌアイシ・オートテックが買われた。
     
    一方、ケア21、ケイティケイ、ライフフーズ、ほぼ日、サイトリ細胞研究所など16銘柄が年初来安値を更新。ジェクシード、ウィルソン・ラーニング ワールドワイド、さいか屋、大和コンピューター、光・彩が売られた。
     


     
    東証グロース市場は前週末の米株式相場の下落や9日の日経平均株価の大幅下落で全体の地合いが悪化し、新興市場にも売りが波及した。ただ、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測を織り込みながら米長期金利が低下傾向にあることは新興市場の高PER(株価収益率)銘柄にとって支えとなり、グロース指数は、朝安後は下げ幅を縮小した。
    グロースCoreは下落。東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前週末比5.33ポイント(0.83%)安の638.55だった。
     
    グロース市場ではフリー、ライフネットが下落した。一方、インフォR、クオリプスが上昇した。
     
    値上がり銘柄数114、値下がり銘柄数446と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、テックファームホールディングスがストップ高。マーキュリー、KIYOラーニングは一時ストップ高と値を飛ばした。ビーマップ、MRT、コンヴァノなど4銘柄は年初来高値を更新。グリッド、坪田ラボ、フルッタフルッタ、Waqoo、INFORICHが買われた。
     
     一方、グリーンモンスター、オプロ、ゼネラル・オイスター、コアコンセプト・テクノロジー、モンスターラボホールディングスなど10銘柄が年初来安値を更新。スペースマーケット、Unipos、イシン、カラダノート、雨風太陽が売られた。
     
     

    【寄り付き概況】
     
    9日の日経平均株価は大幅続落で始まった。始値は前週末に比べ585円65銭安の3万5805円82銭。
     
    主力株をはじめ広範囲の銘柄にリスク回避の売りが噴出、日経平均株価は寄り付きでフシ目の3万6000円台を大きく下回った。前週末の米国株市場では8月の米雇用統計発表を受けてNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに大幅下落、ナスダック指数の下げは約2.6%に達した。
    雇用統計の内容は強弱入り交じるものだったが、米経済減速に対する警戒感が高まる一方、今月17~18日に開催されるFOMCで0.5%の利下げを決定づけるものでもなく、半導体関連などハイテク株中心にポジションを圧縮する動きが強まった。
     
    外国為替市場では米10年債利回りの低下を背景にドルが売られ、急速に円高に振れていることもあって、きょうの東京株式市場では終始リスクオフの地合いが想定される。
     
    主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も下落したことから、東京株式市場でも東エレクやアドテストなど値がさの半導体関連株が売られ日経平均を押し下げている。
     
    外国為替市場では円相場が1ドル=142円台半ばと円高基調で、トヨタなど輸出関連株も下落している。
     
    東証株価指数(TOPIX)も大幅に続落している。
     
    個別では、ルネサスやレーザーテク、ディスコが下落している。一方、セブン&アイやTOPPANが上昇している。



    「4週ぶりに反落」

    「恐怖と欲望指数は46→39」

    週末のNY株式市場で主要3指数は続落。
    エヌビディアが4%安、
    テスラが8.4%安、
    アルファベットが4%安、
    半導体大手ブロードコムは10.4%下落。
    フィラデルフィア半導体指数(SOX)は4.5%下落。
    週間ベースではS&P500とNYダウが2023年3月以来最大の下落。
    ナスダックの下落は22年1月以来最大となった。
    8月の雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比14万2000人増。
    市場予想は16万人増だった。
    もっとも8月の雇用者数は過去13年で10回上方修正されたというのがアノマリー。
    7月分は11.4万人増→8.9万人増に下方修正。
    失業率は4.2%で前月の4.3%から小幅低下。
    市場予想は4.2%だった。
    9月FOMCで0.25%の利下げ確率は73%。
    0.5%利下げ確率は27%。
    10年国債利回りは3.715%。
    一時3.595%と昨年6月以来の低水準まで低下。
    5年国債利回りは3.495%。
    2年国債利回りは3.654%。
    一時3.595%と昨年3月以来の低水準まで低下。
    ドル円は142円台前半。
    WTI原油先物10月限は1.48ドル(2.14%)安の1バレル=67.67ドル。
    ビットコインは約4%安の5万3600ドル。
    1カ月ぶりの安値水準。
    2023年6月中旬以来約1年3カ月ぶりの安値水準。
    SKEW指数は160.90→156.71→148.98。
    恐怖と欲望指数は46→39。
    (昨年10月5日が20)。

    週末のNYダウは410ドル(1.01%)安の40345ドルと続落。
    高値41009ドル、安値40297ドル。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは131,27(前日134.17)。
    NASDAQは436ポイント(2.55%)安の16690ポイントと反落。
    高値17166ポイント、安値16668ポイント。
    サイコロは5勝7敗。
    騰落レシオは92.29(前日92.25)。
    S&P500は94ポイント(1.73%)安の5408ポイントと4日続落。
    高値5522ポイント、安値5402ポイント。
    サイコロは4勝8敗。
    騰落レシオは118.99%(前日1122.5519%)。
    週末のダウ輸送株指数は190ポイント(1.22%)安の15427ポイントと反落。
    SOX指数は214ポイント(4.52%)安の4528ポイントと続落。
    VIX指数は22.38(前日21.32)。
    NYSEの売買高は9.87億株(前日8.70億株)。
    3市場の合算売買高118億株(前日106億株、過去20日平均は107億株)。
    週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比1105円安の35355円。
    ドル建ては1060円安の352180円。
    ドル円は142.27円。
    一時141.79円まであった。
    10年国債利回りは3.715%。
    2年国債利回りは3.654%。

    週間ベースでNYダウは2.9%安、4週ぶり反落。
    ナスダック総合指数は5.8%安、2週続落(累計6.6%下落)。
    S&P500指数は4.2%安、4週ぶり反落。
    フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は12.2%安、2週続落(同13.4%下落)。

    「日経平均は週間で2256円下落」

    週末の日経平均は寄り付き158円高。
    終値は265円(▲0.72%)安の36391円と4日続落。
    高値36898円。
    安値36235円。
    日足は2日連続で陰線。
    日は38581円→38080円にマド。
    日経平均は24日連続で一目均衡の雲の下。
    上限は40018円。
    雲の下限は39435円。
    日経平均は週間で2256円下落。
    週足は4週ぶりに陰線。
    TOPIXは23.34ポイント(▲0.89%)安の2597ポイントと3日続落。
    25日線(2604ポイント)を12日連続で上回った。
    2日ぶりに日足陰線。
    TOPIXコア30指数は3日続落。
    プライム市場指数は12.01ポイント(▲0.89%)安の1336.75ポイントと3日続落。
    東証グロース250指数は12.70ポイント(▲1.93%)安の643.88と反落。
    25日移動平均線からの乖離は△4.20%(前日△6.40%)。
    プライム市場の売買代金は3兆8453億円(前日4兆2056億円)。
    売買高は16.84億株(前日16.02億株)。
    値上がり433銘柄(前日784銘柄)。
    値下がり1163銘柄(前日802銘柄)。
    新高値31銘柄(前日27銘柄)。
    新安値11銘柄(前日13銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは114.51(前日110.48)。
    東証グロース市場の騰落レシオは108.78(前日106.74)。
    NTレシオは14.01倍(前日13.99倍)。
    サイコロは6勝6敗で50.00%。
    TOPIXは8勝4敗で66.66%。
    東証グロース市場指数は7勝5敗で58.33%。
    下向きの25日線(36947円)から▲1.51%(前日▲0.97%)。
    3日連続で下回った。
    下向きの75日線は38558円。
    3日連続で下回った。
    上向きの200日線(37483円)からは▲2.91%(前日▲2.16%)。
    3日連続で下回った。
    下向きの5日線は37496円。
    3日連続で下回った。
    13週線は38402円。
    26週線は38807円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.680%(前日▲15.298%)。
    買い方▲11.854%(前日▲10.941%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲1.529%(前日▲3.521%)。
    買い方▲20.805%(前日▲18.915%)。
    空売り比率は44.0%(前日47.3%、8日連続で40%超)。
    6月17日が45.9%だった。
    10月30日が54.3%。
    22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
    23年3月10日52.7%。
    空売り規制なしの銘柄の比率は8.9%(前日10.6%)。
    昨年8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、昨年6月9日が16.1%。
    日経VIは29.07(前日29.09)。
    日経平均採用銘柄PERは15.03倍(前日15.19倍)。
    前期基準では15.43倍。
    EPSは2421円(前日2413円)。
    直近ボトムは9月28日2056円。
    直近ピークは8月27日2457円、7月11日2401円、3月4日2387円。
    225のPBRは1.32倍(前日1.33倍)。
    BPSは27569円(前日27561円)。
    日経平均の予想益回りは6.65%。
    予想配当り利回りは2.05%。
    指数ベースではPERは19.56倍(前日19.71倍)。
    EPSは1860円(前日1859円)。
    PBRは1.81倍(前日1.82倍)。
    BPSは20105円(前日20141円)。
    10年国債利回りは0.840%(前日0.870%)。
    プライム市場の予想PERは15.02倍。
    前期基準では15.42倍。
    PBRは1.27倍。
    プライム市場の予想益回りは6.65%。
    配当利回り加重平均は2.47%。
    プライム市場の単純平均は19円安の2760円(前日は2780円)。
    プライム市場の売買単価は2288円(前日2624円)。
    プライム市場の時価総額は907兆円(前日914円)。
    ドル建て日経平均は255.22(前日255.70)と反落。。
    週末のシカゴ225先物9月限円建ては大証前日比1105円安の35255円。
    高値37045円、安値35120円。
    大証夜間取引終値は日中比1210円安の35150円。
    気学では月曜は「初め高いと後安し」
    火曜は「後場高の日なれど上放れたときは売り狙え」
    水曜は「前後場足取りを異にして動くこと多し」
    木曜は「変化を起こす重要日。後場の足取りに注意」
    金曜は「高下して後場変化すること多し」
    ボリンジャーのプラス1σが38652円。
    マイナス1σが35242円。
    マイナス2σが33537円。
    週足のプラス1σが40174円。
    マイナス1σが36760円。
    マイナス2σが36263円。
    8月5日ザラバ安値は31156円(終値31458円)。

    《今日のポイント9月9日》

    (1)週末のNY株式市場で主要3指数は続落。
       10年国債利回りは3.715%。
       5年国債利回りは3.495%。
       2年国債利回りは3.654%。
       ドル円は142円台前半。
       SKEW指数は160.90→156.71→148.98。
       恐怖と欲望指数は46→39。
       (昨年10月5日が20)。
     
    (2)週末のダウ輸送株指数は190ポイント(1.22%)安の15427ポイントと反落。
       SOX指数は214ポイント(4.52%)安の4528ポイントと続落。
       VIX指数は22.38(前日21.32)。
       NYSEの売買高は9.87億株(前日8.70億株)。
       3市場の合算売買高118億株(前日106億株、過去20日平均は107億株)。
       週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比1105円安の35355円。

    (3)下向きの25日線(36947円)から▲1.51%(前日▲0.97%)。
       3日連続で下回った。
       下向きの75日線は38558円。
       3日連続で下回った。
       上向きの200日線(37483円)からは▲2.91%(前日▲2.16%)。
       3日連続で下回った。
       下向きの5日線は37496円。
       3日連続で下回った。
       13週線は38402円。
       26週線は38807円。

    (4)下向きの25日線(37017円)から▲0.97%(前日▲0.18%)。
       2日連続で下回った。
       下向きの75日線は38587円。
       2日連続で下回った。
       上向きの200日線(37464円)からは▲2.16%(前日▲1.06%)。
       2日連続で下回った。
       下向きの5日線は37947円。
       2日連続で下回った。
       13週線は38578円。
       26週線は38617円。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.680%(前日▲15.298%)。
       買い方▲11.854%(前日▲10.941%)。
       東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲1.529%(前日▲3.521%)。
       買い方▲20.805%(前日▲18.915%)。

    (6)空売り比率は44.0%(前日47.3%、8日連続で40%超)。
       空売り規制なしの銘柄の比率は8.9%(前日10.6%)。
       日経VIは29.07(前日29.09)。

    (7)日経平均採用銘柄PERは15.03倍(前日15.19倍)。
       前期基準では15.43倍。
       EPSは2421円(前日2413円)。
       直近ボトムは9月28日2056円。
       直近ピークは8月27日2457円、7月11日2401円、3月4日2387円。
       225のPBRは1.32倍(前日1.33倍)。
       BPSは27569円(前日27561円)。
       日経平均の予想益回りは6.65%。
       予想配当り利回りは2.05%。
       指数ベースではPERは19.56倍(前日19.71倍)。
       EPSは1860円(前日1859円)。
       PBRは1.81倍(前日1.82倍)。
       BPSは20105円(前日20141円)。
       10年国債利回りは0.840%(前日0.870%)。

    (8)プライム市場の単純平均は19円安の2760円(前日は2780円)。
       プライム市場の時価総額は907兆円(前日914円)。
       ドル建て日経平均は255.22(前日255.70)と反落。。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが38652円。
       マイナス1σが35242円。
       マイナス2σが33537円。
       週足のプラス1σが40174円。
       マイナス1σが36760円。
       マイナス2σが36263円。
       8月5日ザラバ安値は31156円(終値31458円)。

    今年の曜日別勝敗(9月6日まで)

    月曜18勝12敗
    火曜22勝13敗
    水曜13勝21敗
    木曜17勝19敗
    金曜20勝14敗

    週間ベースで日経平均株価は5.8%安、4週ぶり反落。
    TOPIXは4.3%安、4週ぶり反落。
    東証プライム市場指数は4.3%安、4週ぶり反落。
    グロース250指数は3.8%安、4週ぶり反落。
    東証スタンダード市場指数は2.7%安、4週ぶり反落。
    東証グロース指数は3.6%安、4週ぶり反落。
    東証REIT指数は0.9%安、5週ぶり反落。

    金曜の日経朝刊記事。

    半導体製造装置の販売で中国依存が高まっている。
    日本半導体製造装置協会(SEAJ)が5日に発表した世界の半導体製造装置の販売統計。
    中国市場向けの割合は24年1-6月に5割弱となった。
    背景は米国による対中輸出規制の強化への思惑。
    中国企業が装置を買いだめする動きが拡大。
    中国市場の反動減への警戒も強まる。
    24年1-6月の世界の半導体装置販売額は前年同期比1%増の532億ドル(約7兆6000億円)。
    そのうち、中国向けは約1.8倍の247億3000万ドル。
    世界全体に占める割合は前年同期の25%→46%に上昇し過去最大。
    中国向けは23年7-9月から急増。
    その勢いが続く。


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    ハートシード(219A)

    重症心不全患者を対象としたiPS細胞由来心筋球移植治療をはじめとする再生医療等製品の研究・開発が中核。
    7月末上場。
    バイオの国策に沿った展開とみる。


    (兜町カタリスト櫻井)



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    《マーケットストラテジーメモ》09月第2週
     
    2日(月):
    週末の株式市場で主要3指数は揃って上昇。NYダウは連日で終値ベースでの過去最高値を更新。アマゾンやテスラなどが上昇。前日6.4%下落していたエヌビディアは1.5%高。月初からの上昇率はS&P500が2.3%、NYダウが1.8%、ナスダック総合が0.6%。個別銘柄では、アマゾンとテスラが3%強上昇。
     
    日経平均株価は53円高の38700円と小幅続伸。約1カ月ぶりの高値水準。米株式市場の上昇円安・ドル高が追い風。取引時間中としては一時およそ1カ月ぶりに39000円台に乗せた。TOPIXは小幅に5日続伸。東証プライムの売買代金は3兆3216億円。クレセゾン、川重が上昇。中外薬、ヤマトHDが下落。ただ5日ぶりに日足陰線。
     
    3日(火):
    週明けのNY株式市場はレーバーデイで休場。
     
    日経平均株価は14円安の38787円と3日ぶりに反落。円相場が一時1ドル=147円台前半まで下落。国内長期金利の上昇(債券価格は下落)を受け金融株も買われた。
    ただ心理的節目の39000円に近づくと上値が重くなった。後場はマイナス転換。TOPIXは6日続伸。東証プライムの売買代金は3兆3167億円。ファストリ、ダイキンが上昇。太陽誘電、伊藤園が下落。上向きの25日線(37174円)から4.07%プラスかい離。
     
    4日(水):
    3連明け週明けの株式市場で主要3指数は揃って大幅反落。「1950年以降9月は株価パフォーマンスが悪いことも警戒」との見方。ハイテク7銘柄「マグニフィセント・セブン」が下落。エヌビディア10%近く下落。アルファベットが3.6%、アップルが2.7%、フィラデルフィア半導体指数(SOX)は7.8%安。VIX(恐怖)指数は33.2%上昇の20.72。
     
    日経平均株価は1638円安の37047円と大幅続落。前日の米欧株式相場が軒並み下落した流れを引き継いだ。円相場が一時1ドル=144円台に上昇すると、株価は下げ足を速め下落幅は一時1800円を超えた。TOPIXは3.65%安と大幅反落。東証プライムの売買代金は5兆1062億円。ニトリHD、花王が上昇。ファストリ、リクルートが下落。日経VIは27.05。25日線も200日線も下回った。
     
    5日(木):
    水曜の株式市場で主要3指数はマチマチの展開。「9月は常に不安定だが、経済は持ちこたえている」という声が聞こえる。前日に時価総額が2790億ドル減と大幅な落ち込みを記録したエヌビディアは1.7%下落。米司法省から召喚状を受け取ったという報道は否定した。アップルが0.9%安、マイクロソフトが0.1%安。ダラー・ツリーが22%の大幅安。テスラは4.2%上昇。
     
    日経平均株価は390円安の36657円と3日続落。8月14日(36442円)以来およそ3週間ぶりの安値水準。下落幅は一時700円近くに達した。前日の米市場ではエヌビディアが下落したことからハイテク株が軟調。東証プライムの売買代金は4兆2056億円。三菱倉、花王が上昇。ファストリ、中外薬が下落。
     
    6日(金):
    木曜の株式市場で主要3指数はマチマチの展開。9月のS&P500の平均騰落率は1928年以降で約1.2%安。同指数は今週これまでで2.5%以上下落している。テスラが5%近く上昇。通信大手フロンティア・コミュニケーションズは10%の大幅安。
     
    日経平均株価は265円安の36391円と4日続落。米雇用統計の発表を控え、雇用情勢と発表後の円相場や米株の動きに対する警戒からは売りもの優勢の展開。東証プライムの売買代金は3兆8553億円。エムスリー、資生堂が上昇。 東エレク、ダイキンが下落。
     
    (2)欧米動向
     
    7月の個人消費支出(PCE)価格指数は、前年比2.5%上昇。
    前月と変わらずだった。
    いずれにしても9月FOMCでの4年ぶりの利下げになる見通し。
    8月のISM製造業景気指数は8カ月ぶり低水準だった7月の46.8から47.2に上昇。
    分岐点の50は5カ月連続で下回った。
    8月のISM非製造業総合指数は51.5と前月の51.4からほぼ横ばい。
    50を上回り、市場予想の51.1よりも好調だった。
     
    (3)新興国動向
     
    中国株式市場は7カ月ぶりの安値水準。
    中国人民銀行(中央銀行)前総裁の易綱氏は6日、上海で開催された「外灘金融サミット」に出席。「中国はデフレ圧力との闘いに注力すべき」だと述べた。
    人民銀行は前日、追加緩和を示唆したが、市場関係者は当局が景気低迷を認めたと受け止めている。
     
     


    (兜町カタリスト 櫻井英明)


    [株価材料]
     
    ■トヨタ自動車<7203>
    EV世界生産3割縮小 26年100万台 PHVは拡大へ
     
    ■原油 年初来安値70ドル割れ OPECプラス増産延期も 需要が鈍化
     
    ■三菱地所<8802>
    「非丸の内」で収益拡大 大阪「うめきた2期」先行開業
     
    ■セイノーHD<9076>
    ECの物流・販促支援を一括受託 ライブ販売も運営
     
    ■伊藤忠商事<8001>
    中古航空部品 アイルランド企業に出資
     
    ■すかいらーく<3197>
    九州の資さんうどん240億円で買収 全国展開めざす
     
    ■シャープ<6753>
    EV参入検討 CTO「数年内」鴻海と連携
     
    ■住友商事<8053>
    中古改修したEVバス量産
     
    ■三菱ケミカルG<4188>
    田辺三菱製薬を売却へ 多額の開発費が重荷
     
    ■金融庁 FPパートナー<7388>
    に報告命令 生保の広告費問題
     
    ■日本駐車場開発<2353>
     純利益16%増 前期 2期連続の最高益
     
    ■クミアイ化学工業<4996> 
    純利益11%減 11-7月
     
    ■クシュタール セブン&アイ<3382>
    買収意欲を再表明へ
     
    ■国内の鋼材相場 需要期なのに先安感 海外材入荷など響く

     
    9日の東京株式市場は、弱い動きが続きそうだ。
    日経平均株価の予想レンジは、3万5300円-3万6000円(6日終値3万6391円47銭)
     
    先週末の米国株は下落。ダウ平均は410ドル安の40345ドルで取引を終えた。
    前週末6日の米国株式が下落したことを受け、売り先行スタートとなろう。
    円高に勢いがついた場合には、4000円はともかく、2000〜3000円レベルの値幅が出る可能性はある。反転材料に乏しい中、場中は下押し圧力の強い地合いが続くと予想する。
     
    売り一巡後は、短期的なリバウンド狙いの買いや、押し目を拾う動きから、下げ渋る場面も見込まれるが、軟調な展開を強いられそうだ。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=142円台の前半(前週末6日は142円51-54銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=157円台の後半(同158円43-47銭)と円高に振れている。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同6日の大阪取引所清算値比1105円安の3万5255円だった。
     
     
    【好材料銘柄
     
    ■エッジテクノロジー <4268> 
    千葉銀行 <8331> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株841円で6日終値を56.6%上回る水準。買い付け期間は9月9日から10月23日まで。
     
    ■フォースタートアップス <7089> 
    発行済み株式数(自社株を除く)の6.86%にあたる25万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は9月9日から25年9月8日まで。
     
    ■すかいらーくホールディングス <3197> 
    九州でうどん・和食チェーンを展開する資さんの全株式を取得し子会社化する。取得価額は240億円。
     
    ■セーレン <3569> 
    投資ファンドのオアシス・マネジメントが6日付で大量保有報告書を提出。オアシスのゼオン株式保有比率は6.28%となり、新たに5%を超えたことが判明した。
     
    ■小松マテーレ <3580> 
    上期経常を一転21%増益に上方修正、通期も増額。
     
    ■日本ゼオン <4205> 
    投資ファンドのオアシス・マネジメントが6日付で大量保有報告書を提出。オアシスのゼオン株式保有比率は6.29%となり、新たに5%を超えたことが判明した。
     
    ■伯東 <7433> 
    受託分析サービスを展開するクリアライズの株式を全取得し子会社化する。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    9(月)
    【国内】
    4-6月期GDP改定値(8:50)
    8月景気ウォッチャー調査(14:00)
    《決算発表》
    GENDA、くら寿司、シーイーシー、スバル興、学情、萩原工業、Bガレージ、アルトナー

    【海外】
    中国8月生産者物価指数(PPI)(10:30)
    中国8月消費者物価指数(CPI)(10:30)
    米7月消費者信用残高(9/10 4:00)
    米アップルが製品発表イベント開催
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

09月09日 毎日コラム
マヨラーは知っている!マヨネーズの保存場所
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