【市況一覧】
日経平均株価
37,953.10 +172.56 03/26
TOPIX
2,806.01 +8.49 03/26
マザーズ
671.52 -0.20 03/26
NYダウ平均
42,587.50 +4.18 03/26
ナスダック総合
18,271.86 +83.26 03/26


10月01日 マーケットコメント

10月02日 マーケットコメント

10月03日 マーケットコメント

10月04日 マーケットコメント


    4日のNYダウ工業株30種平均は反発した。前日比341ドル16セント(0.81%)高の4万2352ドル75セントで終え、9月30日以来、4日ぶりに最高値を更新した。
    4日発表の9月の米雇用統計が良好な内容になり、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が高まった。イスラエルとイランを巡る報道を受けて引けにかけて上げ幅を広げた。
     
    この日発表された9月の米雇用統計では、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月比25万4000人増と、伸びは8月(15万9000人増)から大きく拡大。市場予想(14万人増=ロイター通信調べ)も大幅に上回った。失業率は4.1%で、前月から0.1ポイント改善した。
    これを受け、労働市場の減速に対する過度な警戒感が後退。景気後退(リセッション)を招かずにインフレが沈静化する「軟着陸(ソフトランディング)」が実現するとの見方が広がり、買いが優勢となった。
     
    また米東海岸やメキシコ湾岸で1日始まった港湾労働者のストライキでは、労使が3日、賃金に関する暫定的な合意に達したと発表。スト終結で、サプライチェーン(供給網)の混乱を巡る懸念が後退したことも相場を下支えした。
     
    午後に買いの勢いが強まり、ダウ平均はこの日の高値圏で終えた。イスラエルがイランのミサイル攻撃に対する報復で石油関連施設を標的にする可能性について、4日午後にバイデン米大統領が「自分だったら違う方法を考える」と慎重な見解を示した。前日はバイデン氏の発言が石油施設の攻撃計画が具体的に議論されているとの連想につながり、警戒感が強まっていた。市場では「週末に事態が動く可能性が意識された」との声が聞かれた。
     
    ダウ平均は小幅安となる場面もあった。雇用統計を受けて米連邦準備理事会(FRB)が速いペースで利下げを進めるとの観測が後退した。米長期金利が一時3.98%と8月上旬以来の水準に上昇(債券価格は下落)し、株式の相対的な割高感につながった。中東の地政学リスクへの警戒感が相場の重荷となる場面もあった。
     
    ダウ平均ではJPモルガン・チェースやアメリカン・エキスプレス、ボーイングが上げた。セールスフォースやアマゾン・ドット・コムも高い。一方、ホーム・デポが下げた。プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やコカ・コーラ、ベライゾン・コミュニケーションズなど業績が景気の影響を受けにくいディフェンシブ関連も売られた。
     
    ナスダック総合株価指数は反発した。前日比219.373ポイント(1.22%)高の1万8137.849で終えた。テスラやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)の上昇が目立った。
     
     
    NYダウ 42352.75 ( +341.16 )
    S&P500 5751.07 ( +51.13 )
    NASDAQ 18137.85 ( +219.37 )
    米10年債利回り 3.966 ( +0.119 )
     
    NY(WTI)原油 74.38 ( +0.67 )
    NY金 2667.8 ( -11.4 )
    VIX指数 19.21 ( -1.28 )
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】
     
    4日のシカゴ日経平均先物は上昇した。12月物は前日比1000円高の3万9625円で終えた。NYダウ平均は、堅調な米雇用統計を受け、景気の底堅さが意識される中で反発した。同日発表の9月の米雇用統計が市場予想を上回る内容となり、米経済の軟着陸(ソフトランディング)期待が強まった。
    日経平均先物にも買いが及んだ。
     
     
    シカゴ日経225先物 (円建て) 
    39625 ( +1065 )
     
    シカゴ日経225先物 (ドル建て)
    39785 ( +1225 )
     
    ( )は大阪取引所終値比
     




    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数

    4日のFTSE100種総合株価指数は前日比横ばい圏で終えた。終値は同1.89ポイント(0.02%)安の8280.63だった。外国為替市場で英ポンドがドルやユーロに対して上昇する場面があり、ポンド高が業績の逆風になる銘柄の重荷となった。半面、4日発表の米雇用統計を受けて米労働市場への懸念が薄れたのは投資家心理を支えた。

    銀行株の上昇や、原油先物相場の上昇を受けたエネルギー株への買いがFTSE100種指数を下支えした。

    中型株で構成するFTSE250種株価指数はエネルギーや消費関連を中心に買いが広がり、前日比0.77%高で終えた。

    FTSEの構成銘柄では、蒸気システム大手スパイラックス・グループが3.39%安、エネルギー大手SSEが2.78%安、小売り大手JDスポーツ・ファッションが2.67%安と下げを主導した。一方、金融大手ナットウエストは3.88%高、資産運用大手シュローダーは3.86%高、金融大手スタンダード・チャータードは3.84%高となった。



    ■ドイツ・フランクフルト株価指数

    4日のドイツ株価指数(DAX)は5営業日ぶりに反発し、前日比105.52ポイント(0.55%)高の1万9120.93で終えた。中東情勢を巡る警戒感は残るものの、4日発表の9月の米雇用統計を受けて米労働市場の減速懸念が薄れた。4日の米株式市場で主要指数が上昇して始まると、DAXは上げ幅を広げた。

    個別では、エネルギー大手シーメンス・エナジーが3.39%高、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が2.85%高、ドイツ銀行が2.71%高と買われた半面、電力大手RWEは1.96%安、ドイツ取引所は1.60%安、医薬大手メルクは1.12%安で引けた。



    ■フランス・パリ株価指数

    フランスの株価指数CAC40も反発し、前日比0.85%高で終えた。


     

10月05日 毎日コラム
【要注意】本当に怖い!不眠の悩み
・・・続き

10月06日 マーケットコメント

10月07日 マーケットコメント



戻る
 
サイトTOPへ

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

(C)ilogos / Eimei.tv