【市況一覧】
日経平均株価
39,160.50 +69.33 12/09
TOPIX
2,734.56 +7.34 12/09
マザーズ
642.81 +8.78 12/09
NYダウ平均
44,642.52 -123.19 12/07
ナスダック総合
19,859.77 +159.05 12/07


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    Market Data
    --------------------------------------------
    【日経平均】
    39910円55銭(△304円75銭=0.77%)
    --------------------------------------------
    【TOPIX】
    2723.57(△17.37=0.64%)
    --------------------------------------------
    【グロース250】
    640.69(△2.50=0.39%)
    --------------------------------------------
    【プライム売買高】18億5726万株(△2億7776万株)
    --------------------------------------------
    【売買代金】4兆4381億円(△6625億円)
    --------------------------------------------
    【値上がり銘柄数】1203(前日:503)
    【値下がり銘柄数】386(前日:1086)
    【新高値銘柄数】63(前日:31)
    【新安値銘柄数】6(前日:15)
    【25日騰落レシオ】111.01(前日:106.46)
    --------------------------------------------
     
    ■本日のポイント
     
     1.日経平均は4連騰、寄り付き4万円台回復
     2.欧米株市場の上昇を受け一時650円超の大幅高
     3.日経平均寄与度の高い半導体株への買い目立つ
     4.総裁選後の石破ショック前の株価水準取り戻す
     5.後場伸び悩むも、売買代金は5日ぶり4兆円台に
     
     
    3連休明けとなった15日の日経平均株価は前営業日比304円高の3万9910円と4連騰。
    高値は4万0257円まであり、9月27日の取引時間中につけた3万9829円を上回った。
     
    米国が決算発表シーズンに突入する中でダウ平均やS&P500の高値更新基調が続いており、グローバル株高に対する期待が高まる。
    また、米国株が強い局面ではドルが買われやすくなるため、円高(ドル安)に対する警戒が大きく後退する。国内はきょうで2月(8月)決算銘柄の業績発表が概ね一巡し、3月締めの企業の決算が出てくるまでやや材料難となる。その分、外部環境に振らされやすくなってくるが、今はその外部環境が非常に良好。追い風が吹いているうちに、4万円より上を定着させることができるかが注目されるだろう。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(15日現在)
     
    42302.46  ボリンジャー:+3σ(13週)
    41824.29  ボリンジャー:+3σ(25日)
    41277.59  ボリンジャー:+2σ(26週)
    40826.14  ボリンジャー:+2σ(13週)
    40520.77  ボリンジャー:+2σ(25日)
     
    39910.55  ★日経平均株価15日終値
     
    39879.60  ボリンジャー:+1σ(26週)
    39407.58  6日移動平均線
    39349.82  ボリンジャー:+1σ(13週)
    39217.25  ボリンジャー:+1σ(25日)
    38954.21  均衡表転換線(日足)
    38481.60  26週移動平均線
    38321.74  75日移動平均線
    38059.07  200日移動平均線
    37940.59   新値三本足陰転値
    37913.73  25日移動平均線
    37873.50  13週移動平均線
    37752.61  均衡表転換線(週足)
     
     
     
    ローソク足は小陰線を引いたが、マド空けを伴って上昇。上向きの5日移動平均線とのプラス乖離を広げるとともに、5日線下を走る25日線が上昇角度を増した。三役好転の強気形状にある一目均衡表でも転換線と基準線がともに上向きで終了したこともあり、買い圧力の強まりが窺える。一方、25日線との乖離率は5.27%と買われ過ぎが警戒される5%を超えたが、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は111.00%と過熱ラインの120%まで余裕を残して上値余地を示唆している。
     
     

    【大引け概況】


    15日の日経平均株価は4日続伸し、終値は前週末比304円75銭高の3万9910円55銭だった。

     
    本日のマーケット動画
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    きょうは前週後半の強調相場を引き継ぎ、日経平均は4連騰。取引時間中には7月19日以来およそ3カ月ぶりにフシ目の4万円大台を回復して寄り付いた後、買い意欲の強い地合いで上げ幅は一時650円あまりに広がる場面があった。
    祝日をはさみ3連休明けとなった東京株式市場だが、この間に欧米株が水準を切り上げており、これに引っ張られる形となった。先物主導で終始買い優勢となり、特に日経平均寄与度の高い半導体セクターの値がさ株への買いが目立った。大引けの日経平均は4万円台を維持できなかったが、引け値ベースで総裁選直後の“石破ショック”で売り込まれる前の水準を回復した。
     
    14日のNYダウ工業株30種平均が連日で最高値を更新した。アナリストが強気の業績見通しを示したエヌビディアが買われるなど半導体株の上昇が目立った。米景気や半導体企業の業績に楽観的な見方が広がり、東京市場でも値がさの半導体関連株に買いが波及した。円相場は1ドル=149円台半ばと前週末夕に比べて円安・ドル高基調で推移し、外需株の買いに弾みがついた。
     
    9月27日の直近高値(3万9829円)も上回って推移した。この日は自民党総裁選で「アベノミクス」の継承を掲げる高市早苗氏の勝利が市場で想定され、前のめりで上昇していた面があった。その水準を上回ったことで短期筋によるショートカバー(売り方の買い戻し)の動きが加速し、日経平均を押し上げたとの見方もあった。
     
    一時4万円を上回ったことで達成感が広がり、戻り待ちや利益確定目的の売りが上値を抑えた。 日経平均の25日移動平均(前週末時点で3万7783円)からの上方乖離(かいり)率は「買われすぎ」を示す5%を超える場面があり、短期的な過熱感も意識されやすかった。
     
    ただ、石破茂首相が13日のNHK番組で、消費税について「当面上げることは考えていない」などと述べたことから、株高基調が続くことを期待する向きも増えている。また、最高値を更新する欧米株に比べ日本株が出遅れているとの声も聞かれ、出遅れ修正期待も根強く、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。

     
     
     
    東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は17.37ポイント(0.64%)高の2723.57だった。JPXプライム150指数は反発し、7.49ポイント(0.61%)高の1227.37で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で4兆4380億円、売買高は18億5726万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1203。値下がりは386、横ばいは56だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は銀行業、保険業、電気機器などの上昇率が大きかった。下落は、石油・石炭製品、鉱業、電気・ガス業など。
     
    個別では、売買代金首位のレーザーテックが大幅高となったほか、米ハイテク株上昇を受けて、東京エレクトロンも活況高、ディスコ、アドバンテスト、スクリーンHD、ソシオネクスト、ルネサスエレクトロニクスなど半導体主力株の上昇が目立つ。ソフトバンクグループも上値追い鮮明。また、米銀行株の上昇を受けて、三菱UFJフィナンシャル・グループ、コンコルディアFG、しずおかFG、りそなHD、ふくおかFGなど銀行株も買われた。IHIが上昇、リクルートホールディングス、東京海上ホールディングスやSOMPOなど保険株の上昇が目立った。ジンズホールディングス、広済堂ホールディングス、TSIホールディングスはストップ高。このほか、中外製薬、荏原製作所、太陽誘電などが上昇した。
     
    半面、指数インパクトが大きいファーストリテイリングが売り物に押され、フジクラも利食い優勢となった。ダイキン工業が冴えず、良品計画、日本製鉄も安い。ビーウィズが値下がり率トップに売られ、技研製作所も大幅安。原油価格の下落を受けて、ENEOSホールディングス、コスモエネルギーホールディングス、INPEX、出光興産など石油株の下げも目立った。








     


     
    東証スタンダード市場は米市場で大幅上昇したことを受け指数を押し上げた。
    ただ、大型株市場に比べてリスク選好の波及は鈍かった。
    スタンダードTOP20は堅調。出来高は3億1654万株。
     
    値上がり銘柄数757、値下がり銘柄数645と、値上がりが優勢だった。
     
     個別ではメタプラネット、ケイブ、ジェイ・エスコムホールディングス、ジーデップ・アドバンス、ニチダイがストップ高。テモナは一時ストップ高と値を飛ばした。安江工務店、ジーエルテクノホールディングス、コスモ・バイオ、テンダ、日本オラクルなど12銘柄は年初来高値を更新。メディアリンクス、ディー・エル・イー、イクヨ、くろがね工作所、ウェルディッシュが買われた。
     
     一方、マックハウスがストップ安。福留ハム、ギグワークス、黒谷、アクサスホールディングス、リスクモンスターなど16銘柄は年初来安値を更新。日本色材工業研究所、アドテック プラズマ テクノロジー、日宣、セーラー広告、IGポートが売られた。
     
     


     
    東証グロース市場は日経平均株価が取引時間中としては7月19日以来およそ3カ月ぶりに節目の4万円を上回る場面があるなど堅調に推移する中で、新興市場でもリスク許容度の高まった投資家の買いが優勢となった。ただ、上昇した銘柄には利益確定売りも出て、指数の上げ幅は広がらなかった。「個人も、値動きが軽く値付きの良い大型株に向かいがち」だったようで、グロース全体の売買代金は伸びなかった。
     
    グロースCoreは小幅高。東証グロース市場250指数は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末に比べ2.50ポイント(0.39%)高の640.69だった。
    グロース市場ではQPS研究所やジーエヌアイ、トライアルが上昇した。一方、フリーやセルシード、タイミーは下落した。
    値上がり銘柄数297、値下がり銘柄数263と、値上がりが優勢だった。
     
    個別ではオルツ、免疫生物研究所がストップ高。サイエンスアーツは一時ストップ高と値を飛ばした。セーフィー、プロパティデータバンク、ダブルエー、ビズメイツなど5銘柄は年初来高値を更新。コンヴァノ、FIXER、AVILEN、ELEMENTS、QPS研究所が買われた。
     
    一方、バリュエンスホールディングスが一時ストップ安と急落した。光フードサービス、PRISM BioLab、キッズスター、ミラタップ、コアコンセプト・テクノロジーなど13銘柄は年初来安値を更新。リックソフト、チームスピリット、ロゴスホールディングス、インターファクトリー、地域新聞社が売られた。
     
     
     


     
    15日午前の日経平均株価は続伸し、午前終値は前週末比626円65銭(1.58%)高の4万0232円45銭だった。取引時間中として7月19日以来およそ3カ月ぶりに節目の4万円を上回った。
    前日の欧米株市場が総じて高く、ドイツの主要株価指数が最高値を更新、米国でもNYダウ、S&P500種株価指数が連日の最高値更新、アナリストが強気の業績見通しを示したエヌビディアが買われ、主要な半導体関連銘柄で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅高となった。東京株式市場でも値がさの半導体関連株が軒並み上昇した。
     
    外国為替市場では1ドル=149円台後半の推移と円安局面にあることも市場センチメントを強気に傾けている。
    買い一巡後は伸び悩む場面もあったが、海外短期筋による株価指数先物への買いが断続的に入って日経平均を押し上げた。
     
    市場では「東京株式市場でも積極的に運用リスクをとる動きが強まっている」との声が聞かれた。
     
    日経平均は9月27日の直近高値(3万9829円)を超え、自民党総裁選後の株価急落前の水準を上回った。27日投開票の第50回衆院選がきょう公示され、新政権の経済対策への期待の高まりも追い風となった。イスラエルのイラン攻撃には石油施設が含まれないとの米メディア報道を受け、中東情勢を巡る不安の後退も投資家心理を支えた。
     
    後場の東京株式市場はアジア市場の動向を睨んだ展開となろう。ランチタイムの香港ハンセン指数、上海総合指数ともに小幅マイナスとなっているが、切り返すとファナック、資生堂など中国関連銘柄の一角も動意付くだろう。日経平均は前引けにかけて4万200円台まで値を戻したことから後場一段高を期待する声は大きい。アジア株の動向に関心が向かおう。



     
     
    東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは30.80ポイント(1.14%)高の2737.00だった。JPXプライム150指数は反発し、15.49ポイント(1.27%)高の1235.37で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆1331億円、売買高は8億4819万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1287。値下がりは299、横ばいは58だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は保険業、銀行業、電気機器などの上昇率が大きかった。下落は石油・石炭製品、鉱業、電気・ガス業など。
     
    個別では売買代金トップのレーザーテックが大幅高、米ハイテク株上昇を受けて、東京エレクトロン、ディスコ、スクリーンHD、アドバンテスト、ソシオネクスト、ルネサスエレクトロニクスなど半導体製造装置関連が軒並み人気となっている。ソフトバンクグループも商いを膨らませ大幅高となった。また、米銀行株の上昇を受けて、コンコルディア、しずおかFG、りそなHD、ふくおかなど銀行株も買われた。東京海上ホールディングスやSOMPOなど保険株が上げた。IHIが上昇、リクルートホールディングス、ジンズホールディングスはストップ高で値上がり率トップに。中外製薬、荏原製作所、太陽誘電などが上昇した。
     
    半面、ファーストリテイリングがやや軟調、も利食い優勢。原油価格の下落を受けて、ENEOSホールディングス、INPEX、出光興産など原油関連の下げが目立ったほか、日本製鉄、川崎重工業、東レ、フジクラなども下落した。ビーウィズが大幅安、Sansanの下げも目立つ。

     


     
    東証スタンダード市場は米国市場で大きく上昇したことを受け、東京市場でも買いが入った。 
    スタンダードTOP20は堅調。出来高は1億7371万株。
    値上がり銘柄数807、値下がり銘柄数536と、値上がりが優勢だった。
     
    個別ではメタプラネット、ケイブ、テモナ、ニチダイがストップ高。安江工務店、ジーエルテクノホールディングス、テンダ、日本オラクル、要興業など9銘柄は年初来高値を更新。ジェイ・エスコムホールディングス、メディアリンクス、ディー・エル・イー、日本電子材料、ハイレックスコーポレーションが買われた。
     
     一方、マックハウスがストップ安。福留ハム、ギグワークス、黒谷、リスクモンスター、ダントーホールディングスなど14銘柄は年初来安値を更新。日本色材工業研究所、アドテック プラズマ テクノロジー、日宣、IGポート、エストラストが売られた。
     


     
    東証グロース市場は米株高や外国為替市場での円安・ドル高進行を受け、大型株が堅調に推移する中、投資家のリスク選好姿勢が強まった。
    グロースCoreは小幅高。東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前週末に比べ1.55ポイント(0.24%)高の639.74だった。グロース市場ではトライアルやジーエヌアイ、カバーが上昇した。一方、タイミーやフリー、バイセルは下落した。
     
    値上がり銘柄数286、値下がり銘柄数248と、値上がりが優勢だった。
     
    個別ではオルツがストップ高。セーフィー、プロパティデータバンク、ビズメイツなど4銘柄は年初来高値を更新。コンヴァノ、FIXER、識学、Heartseed、笑美面が買われた。
     
    一方、光フードサービス、PRISM BioLab、キッズスター、ミラタップ、コアコンセプト・テクノロジーなど11銘柄が年初来安値を更新。バリュエンスホールディングス、リックソフト、チームスピリット、グローバルウェイ、インターファクトリーが売られた。
     



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    《マーケットストラテジーメモ》10月第2週

    7日(月):
    週末のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。NYダウは終値ベースの過去最高値を更新。ナスダック総合は1%超上昇。9月の雇用統計で非農業部門雇用者数が想定以上の伸びとなったことを好感。恐怖と欲望指数は67→74。主要3指数は4週続伸。
     
    日経平均株価は697円高の3万9332円と3日続伸。円相場の下落を受け自動車や機械といった輸出関連株を中心に幅広い銘柄に買いもの優勢の展開。終値で9月27日以来の39000円台円台回復。石破茂首相は午後の衆院代表質問で、「デフレ脱却を確実なものとするべく、岸田内閣の経済政策についてさらに加速させ、賃上げと投資がけん引する成長型経済の実現を図っていく」と強調。
    日経平均はその後上昇幅を900円に拡大する場面があった。東証プライムの売買代金は4兆4765億円。アドテスト、リクルートが上昇。ディスコ、ニトリが下落。上向きの25日線(37618円)から4.56%プラス乖離。
     
    8日(火):
    週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って反落。週末の上昇をほぼ消した格好。FRBの利下げ観測が後退・中東紛争が原油価格に与える影響への懸念。グーグルがモバイルアプリ事業の全面的な見直しを求める判決が下されたことも悪材料視。大型ハリケーン「ミルトン」の週内フロリダ州に上陸予想まで警戒された。10年国債利回りは4.027%と約2カ月ぶりに4%を上回った。
     
    日経平均株価は395円安の3万8937円と4日ぶりに反落。米長期金利の上昇(債券価格は下落)を受けた前日の米株安や中東情勢の悪化懸念が背景。香港ハンセン指数が大幅に反落。連休明けの中国・上海株式相場は買い一巡後は急速に伸び悩み。東証プライムの売買代金は3兆9410億円。アドテスト、テルモが上昇。TDK、ファナックが下落。信用倍率は6.88倍。
     
    9日(水):
    火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。ハイテク株への買い戻しが強まり、前日の下落分を取り戻した。エヌビディアが4.1%高と1カ月ぶりの大幅高。アップル、テスラ、メタが上昇。中国の刺激策を巡る楽観的な見方が弱まり、金属価格は下落。米上場の中国企業株も売られ、アリババ集団、京東集団、PDDホールディングスが軟調。
     
    日経平均株価340円高の3万9277円と反発。円相場が1ドル=148円台まで下落しているのも好材料視。TOPIXは小幅続落。東証プライムの売買代金は3兆6430億円。ファストリ、セブン&アイが上昇。三井物、任天堂が下落。
     
    10日(木):
    水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。S&P500とNYダウは終値ベースで過去最高値を更新。S&P500の最高値更新は今月初。年初来では44回目。NYダウは今月4日以来。10年債入札が軟調だったこともあり国債利回りは上昇。11月FOMCで0.25%利下げ確率は83%。金利据え置きが決定される確率は17%。
     
    日経平均株価は102円高の3万9380円と続伸。木曜は過去5連勝となった。前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した流れを引き継いで買いもの優勢。149円台の円安トレンドも追い風。東証プライムの売買代金は3兆5288億円。トヨタ、三菱UFJが上昇。イオン、東エレクが下落。
     
    11日(金):
    木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って3日ぶりに反落。9月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.4%上昇。食品価格の上昇を背景に市場予想の2.3%を小幅に上回った。「2021年2月以来約3年半ぶりの小幅な伸びにとどまりFRBは11月も利下げを継続する」との観測。
     
    日経平均株価は224円高の3万9605円と3日続伸。ファストリが前日に発表した好決算と増配を手掛かりに大幅高。ただ戻り待ちや利益確定の売りが上値を抑えた。TOPIXは3日ぶりに反落。東証プライムの売買代金は3兆7755億円と4日連続で4兆円を下回った。東エレク、フジクラが上昇。信越化、アサヒが下落。SQ値39701.93円は上回れず「幻」のまま。
     
    (2)欧米動向
     
    9月の米雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比25万4000人増。
    市場予想(14万人増)を大幅に上回り、過去6カ月で最大の伸び。
    「うれしいサプライズ。
    ただ今後の利下げペースが鈍化する可能性も示唆する」との見方。
     
    (3)新興国動向
     
    中国人民銀行のいわゆるPKO。
    機関投資家の保有する株式や投信と国債を好感するという。
    機関投資家は流動性の高い国債を担保にして株式買い増し能力を高めるという解釈。
    国債ならば元手いらずの振興策になるというのだが、結構微妙なところ。
     
     


    (兜町カタリスト 櫻井英明)

    【寄り付き概況】
     
    15日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前週末比441円35銭高の4万0047円15銭。
     
    祝日をはさんで3連休明けとなる東京株式市場だが、この間に欧米株市場が上昇、欧州では独DAXが史上最高値を更新した。
    また、米国株市場では米経済のソフトランディング期待を背景にNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上値指向を明示、ダウは連日の過去最高値更新と気を吐いている。このリスク選好の流れが東京市場に波及している。
     
    外国為替市場でも一時1ドル=150円近辺までドル高・円安が進むなど、輸出セクターを中心に追い風が強い。トヨタやホンダといった主力の輸出関連株にも買いが入っている。
     
    一方、4万円大台攻防の日経平均だが、前週末まで3営業日続伸していることで目先利益確定売りも出やすく、買い一巡後は上値が重くなる可能性もあるだろう。
     
    東証株価指数(TOPIX)は反発している。
     
    個別では、三菱UFJやりそなHD、みずほFGが上昇している。一方、INPEXやENEOS、川重が下落している。


     


    「先導株比率」

    「S&P500とNYダウは連日で過去最高値更新」

    週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
    S&P500とNYダウは連日で過去最高値を更新。
    債券市場が休場で市場参加者が少なく薄商い。
    3市場の売買高は95,5億株(過去20日平均120,5億株)。
    アーム・ホールディングスが6.8%高。
    エヌビディアが2.4%上昇して終値として最高値を更新。
    SOXも1.8%上昇して2カ月ぶりの高値水準。
    アルファベット、アップル、マイクロソフト、テスラが上昇。
    一方、アナリストが投資判断を引き下げたキャタピラーが2%安。
    S&P500採用銘柄の第3四半期の利益の伸びは前年比4.9%と推計。
    債券市場はコロンブスデーのため休場。
    前週末の10年国債利回りは4.096%。
    5年国債利回りは3.898%。
    2年国債利回りは3.953%。
    ドル円は149円台後半。
    WTI原油先物11月限は1.73ドル(2.29%)安 の1バレル=73.83ドル。
    ビットコインが4.6%高の6万5881ドル。
    イーサが7%高の2629ドル。
    共に一時2週間ぶりの高値を付けた。
    SKEW指数は156.93→159.43→153.08。
    恐怖と欲望指数は74→76と超強気マインドに移行。
    (昨年10月5日が20)。

    週明けのNYダウは201ドル(0.46%)高の43065ドルと続伸。
    高値43139ドル、安値42707ドル。
    サイコロは8勝4敗。
    騰落レシオは146,86(前日142.86)。
    NASDAQは159ポイント(0.87%)高の1850ポイントと続伸。
    高値18547ポイント、安値18423ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは106.92(前日107.79)。
    S&P500は44ポイント(0.77%)高の5859ポイントと続伸。
    高値5871ポイント、安値5829ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは129.90%(前日130.64%)。
    週明けのダウ輸送株指数は111ポイント(0.68%)高の16349ポイントと続伸。
    SOX指数は96ポイント(1.80%)高の5432ポイントと続伸。
    VIX指数は19.70(前日20.46)。
    NYSEの売買高は7.57億株(前日8.39億株)。
    3市場の合算売買高は95,5億株(前日102.7億株、過去20日平均は120.5億株)。
    週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比485円高の40095円。
    ドル建ては大証日中比605円高の40215円。
    7月19日のザラバ(40212円)、終値(40063円)以来の4万円台回復。
    ドル円は149.75円。
    10年国債利回りは4.096%。
    2年国債利回りは3.953%。

    「5週続伸」

    週末のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
    S&P500とNYダウは終値ベースの過去最高値を更新。
    銀行大手の堅調な四半期決算が追い風。
    JPモルガン・チェースの第3四半期決算は2%の減益。
    ただ投資銀行業務は好調で、純金利収入が増加。
    1株当たり利益は市場予想を上回った。
    ウェルズ・ファーゴは貸し倒れ引当金が前年同期の12億ドルから10億7000万ドルに減少。
    利益が市場予想を上回った。
    「金融機関の好調は経済のソフトランディング(軟着陸)の兆候を示唆している」との解釈。
    週間ではS&Pが1.1%、NYダウが1.2%、ナスダックが1.1%上昇。
    いずれも5週続伸。
    テスラが一時8.8%下落。
    10月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は68.9。
    前月の70.1から低下した。
    市場予想は70.8だった。
    1年先の期待インフレ率は2.9%と、前月の2.7%から上昇。
    一方、5年先の期待インフレ率は3.0%と、前月の3.1%からやや低下した。
    9月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前年比1.8%上昇。
    食品価格の上昇を背景に市場予想の1.6%上昇を上回った。
    ただ7カ月ぶりの小幅な伸びにとどまった。
    前月比(季節調整済み)は変わらず。
    市場予想は0.1%上昇だった。
    8月は前年比が1.9%上昇、前月比が0.2%上昇。
    国債利回りは低下した。
    11月FOMCで0.25%の利下げ確率は91%。
    金利据え置き確率は9%。
    2年債と10年債の利回り格差はプラス0.132%。
    短期債利回りが長期債利回りよりも急激に低下。
    一段の利下げが予想されていることが示唆されている。
    来週14日の債券市場はコロンブスデーの祝日のため休場。
    10年国債利回りは4.096%。
    5年国債利回りは3.898%。
    2年国債利回りは3.953%。
    ドル円は149円台前半。
    WTI原油先物11月限は0.29ドル(0.38%)安 の1バレル=75.56ドル。
    週間では1.59%高。
    ビットコインは5.38%高の6万2930.00ドル。
    イーサが3.8%高の2456.70ドル。
    SKEW指数は156.28→156.93→159.43。
    恐怖と欲望指数は70→74
    (昨年10月5日が20)。

    週末のNYダウは409ドル(0.97%)高の42863ドルと反発。
    高値42899ドル、安値42507ドル。
    サイコロは8勝4敗。
    騰落レシオは146,86(前日129.45)。
    NASDAQは60ポイント(0.33%)高の18342ポイントと反発。
    高値18375ポイント、安値18208ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは107.79(前日99.33)。
    S&P500は34ポイント(0.51%)高の5815ポイントと反発。
    高値5822ポイント、安値5775ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは130.64%(前日116.63%)。
    週末のダウ輸送株指数は339ポイント(2.14%)高の16238ポイントと反発。
    SOX指数は42ポイント(0.79%)高の5335ポイントと反発。
    VIX指数は20.46(前日20.93)。
    NYSEの売買高は8.39億株(前日8.36億株)。
    3市場の合算売買高は102.7億株(前日110.9億株、過去20日平均は120.6億株)。
    週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比245円高の39855円。
    ドル建ては大証日中比370円高の39980円。
    ドル円は149.13円。
    10年国債利回りは4.096%。
    2年国債利回りは3.953%。

    週間ベースでNYダウは1.2%高、5週続伸(累計6.2%上昇)。
    ナスダック総合指数は1.1%高、5週続伸(同9.9%上昇)。
    S&P500指数は1.1高 5週続伸(同7.5%上昇)。
    フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は2.5%高、2週ぶり反発。

    「日経平均採用銘柄のEPSは2511円と過去最高を更新」。

    週末の日経平均は寄り付き256円高。
    終値は224円(△0.57%)高の39605円と3日続伸。
    高値39668円。
    9月27日高値39829円が遠い。
    安値39415円。
    日足は4日連続で陰線。
    10月8日は39195円→39117円にマド。
    10月7日は38735円→39195円にマド。
    10月3日は38213円→38457円にマド。
    日経平均は14日連続で目均衡の雲の上。
    上限は36791円。
    下限は36516円。
    SQ値39701円は上回れず「幻のSQ値」で1敗。
    TOPIXは6.47ポイント(▲0.24%)安の2706ポイントと3日ぶりに反落。
    25日線(2645ポイント)を14日連続で上回った。
    75日線(2700ポイント)を3日連続で上回った。
    4日連続で日足陰線。
    TOPIXコア30指数は3日ぶりに反落。
    プライム市場指数は3.33ポイント(▲0.24%)安の1392.63ポイントと3日ぶりに反落。
    東証グロース250指数は1.75ポイント(▲0.27%)安の638.19と続落。
    25日移動平均線からの乖離は▲1.91%(前日▲1.72%)。
    プライム市場の売買代金は3兆7755億円(前日3兆5289億円)。
    4日連続で4兆円割れ。
    売買高は15.79億株(前日15.06億株)。
    値上がり503銘柄(前日646銘柄)。
    値下がり1086銘柄(前日939銘柄)。
    新高値31銘柄(前日34銘柄)。
    新安値15銘柄(前日10銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは106.46(前日102.24)。
    東証グロース市場の騰落レシオは86.25(前日81.63)。
    NTレシオは14.64倍(前日14.52倍)。
    サイコロは9勝3敗で75.00%。
    TOPIXは8勝4敗で66.66%。
    東証グロース市場指数は6勝6敗で58.33%。
    上向きの25日線(37783円)から△4.82%(前日△4.51%)。
    15日連続で上回った。
    上向きの75日線は38311円。
    7日連続で上回った。
    上向きの200日線(38025円)からは△4.16%(前日3.66%)。
    15日連続で上回った。
    上向きの5日線は39306円。
    6日連続で上回った。
    13週線は37885円。
    26週線は38372円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.833%(前日▲16.125%)。
    買い方▲8.168%(前日▲8.006%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲4.371%(前日▲4.009%)。
    買い方▲19.235%(前日▲18.743%)。
    空売り比率は41.0%(前日41.2%、10日連続で40%超)。
    9月11日が48.8%。
    6月17日が45.9%だった。
    21年10月28日54.2%。
    23年3月10日52.7%。
    空売り規制なしの銘柄の比率は10.5%(前日9.2%)。
    昨年8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、昨年6月9日が16.1%。
    日経VIは28.67(前日28.67)。
    日経平均採用銘柄のPERは15.77倍(前日15.75倍)。
    前期基準では16.12倍。
    EPSは2511円(前日2500円)。
    過去最高を更新。
    直近ピークは9月27日2505円、3月4日2387円。
    225のPBRは1.38倍(前日1.38倍)。
    BPSは28699円(前日28536円)。
    日経平均の予想益回りは6.34%。
    予想配当り利回りは1.92%。
    指数ベースではPERは21.11倍(前日21.00倍)。
    EPSは1876円(前日1875円)。
    PBRは1.95倍(前日1.94倍)。
    BPSは20310円(前日20351円)。
    10年国債利回りは0.945%(前日0.955%)。
    プライム市場の予想PERは15.60倍。
    前期基準では15.99倍。
    PBRは1.32倍。
    プライム市場の予想益回りは6.40%。
    配当利回り加重平均は2.29%。
    プライム市場の単純平均は5円安の2742円(前日は2747円)。
    プライム市場の売買単価は2390円(前日2342円)。
    プライム市場の時価総額は943兆円(前日945兆円)。
    ドル建て日経平均は266.17(前日264.07)と反発。
    週末のシカゴ225先物12月限円建ては大証前日比245円高の39855円。
    高値39950円、安値39385円。
    大証夜間取引終値は日中比150円高の39760円。
    週明けのシカゴ225先物は大証日中比485円高の40160円。
    高値40160円、安値39565円。
    大証夜間取引終値は日中比540円高の40150円。
    気学では火曜は「一方に偏して動く。足取りにつくを良しとす」
    水曜は「突っ込み買いの日。逆に上寄り高きは見送れ」
    木曜は「変化を見る注意日」
    金曜は「初め高いと後安し。吹き値売り方針良し」
    ボリンジャーのプラス1σが39042円。
    プラス2σが40302円。
    週足のプラス1σが39378円。
    プラス2σが40671円。
    マイナス1σが36302円。
    半値戻しは36841円。
    9月配当権利落ち前は38925円。
    日経平均株価の9月月中平均は37162円。
    TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
    アノマリー的には「株高の日」。

    《今日のポイント10月15日》

    (1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
       S&P500とNYダウは連日で過去最高値を更新。
       債券市場が休場で市場参加者が少なく薄商い。
       SKEW指数は156.93→159.43→153.08。
       恐怖と欲望指数は74→76と超強気マインドに移行。
       (昨年10月5日が20)。

    (2)週明けのダウ輸送株指数は111ポイント(0.68%)高の16349ポイントと続伸。
       SOX指数は96ポイント(1.80%)高の5432ポイントと続伸。
       VIX指数は19.70(前日20.46)。
       NYSEの売買高は7.57億株(前日8.39億株)。
       3市場の合算売買高は95,5億株(前日102.7億株、過去20日平均は120.5億株)。
       週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比485円高の40095円。

       週末のダウ輸送株指数は339ポイント(2.14%)高の16238ポイントと反発。
       SOX指数は42ポイント(0.79%)高の5335ポイントと反発。
       VIX指数は20.46(前日20.93)。
       NYSEの売買高は8.39億株(前日8.36億株)。
       3市場の合算売買高は102.7億株(前日110.9億株、過去20日平均は120.6億株)。
       週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比245円高の39855円。

    (3)プライム市場の売買代金は3兆7755億円(前日3兆5289億円)。
       4日連続で4兆円割れ。
       売買高は15.79億株(前日15.06億株)。
       値上がり503銘柄(前日646銘柄)。
       値下がり1086銘柄(前日939銘柄)。
       新高値31銘柄(前日34銘柄)。
       新安値15銘柄(前日10銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは106.46(前日102.24)。
       東証グロース市場の騰落レシオは86.25(前日81.63)。
       NTレシオは14.64倍(前日14.52倍)。
       サイコロは9勝3敗で75.00%。

    (4)上向きの25日線(37783円)から△4.82%(前日△4.51%)。
       15日連続で上回った。
       上向きの75日線は38311円。
       7日連続で上回った。
       上向きの200日線(38025円)からは△4.16%(前日3.66%)。
       15日連続で上回った。
       上向きの5日線は39306円。
       6日連続で上回った。
       13週線は37885円。
       26週線は38372円。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.833%(前日▲16.125%)。
       買い方▲8.168%(前日▲8.006%)。
       東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲4.371%(前日▲4.009%)。
       買い方▲19.235%(前日▲18.743%)。

    (6)空売り比率は41.0%(前日41.2%、10日連続で40%超)。
       空売り規制なしの銘柄の比率は10.5%(前日9.2%)。
       日経VIは28.67(前日28.67)。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは15.77倍(前日15.75倍)。
       前期基準では16.12倍。
       EPSは2511円(前日2500円)。
       過去最高を更新。
       直近ピークは9月27日2505円、3月4日2387円。
       225のPBRは1.38倍(前日1.38倍)。
       BPSは28699円(前日28536円)。
       日経平均の予想益回りは6.34%。
       予想配当り利回りは1.92%。
       指数ベースではPERは21.11倍(前日21.00倍)。
       EPSは1876円(前日1875円)。
       PBRは1.95倍(前日1.94倍)。
       BPSは20310円(前日20351円)。
       10年国債利回りは0.945%(前日0.955%)。
     
    (8)プライム市場の単純平均は5円安の2742円(前日は2747円)。
       プライム市場の時価総額は943兆円(前日945兆円)。
       ドル建て日経平均は266.17(前日264.07)と反発。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが39042円。
       プラス2σが40302円。
       週足のプラス1σが39378円。
       プラス2σが40671円。
       マイナス1σが36302円。
       半値戻しは36841円。
       9月配当権利落ち前は38925円。
       日経平均株価の9月月中平均は37162円。
       TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
       アノマリー的には「株高の日」。

    今年の曜日別勝敗(10月11日まで)

    月曜18勝14敗
    火曜24勝16敗
    水曜15勝24敗
    木曜22勝19敗
    金曜24勝16敗

    週間ベースで日経平均株価は2.5%高、2週ぶり反発。
    TOPIXは0.5%高、2週ぶり反発。
    東証プライム市場指数は0.5%高、2週ぶり反発。
    グロース250指数は1.4%安、2週続落(累計5.6%下落)。
    東証スタンダード市場指数は0.8%安、2週続落(同1.4%下落)。
    東証グロース指数は1.5%安、2週続落(同5.1%下落)。
    東証REIT指数は1.1%安、2週続落(同3.3%下落)。

    売買高上位10位占有率(先導株比率)は36.4%。
    ファーストリテの大商いの影響はあったのだろう。
    ただ通説では15%ー30%がフツー。
    30%以上は過熱圏とされる。
    小さなことが気になるのは良くないが・・・。
    因みに10月10日は37.3%、10月4日は39.9%、10月1日は41.7%。
    日経平均が安値だった8月5日は32.4%。
    高値だった7月11日は36.2%。
    因果関係があるようでないようで。





    (兜町カタリスト櫻井)

    [株価材料]
     
    ■訪日・国内客の需要取り合い ホテル・小売り 新設抑制で成長に影
     
    ■日揮HD<1963>
    穀物使わずバイオプラ 食料資源消費を抑制
     
    ■電通G<4324>
    ラジオ広告を半額で作成 AIコピーライター活用
     
    ■日立製作所<6501>
    家電からプラ再生2.8倍に 子会社の生産設備拡充
     
    ■中国新車販売1.7%減 9月 4カ月連続マイナス 国内需要低迷
     
    ■「原発比率低減ありうる」 首相インタビュー 次期エネ計画で
     
    ■半導体 設計手法共通に ラピダスなど協議 開発速度を向上
     
    ■TKP<3479> 貸しオフィス再参入 職場回帰需要取り込み
     
    ■ビックカメラ<3048>
    純利益4.7倍 訪日客向け急回復
     
    ■コスモス薬品<3349>
    25%増益 6-8月最終 PB好調
     
    ■ローツェ<6323>
    純利益61%増 3-8月最高
     
    ■富士ソフト<9749>
    ベイン、KKR提示額より7%高い提案
     
    ■TSMC 欧州でさらなる工場建設を計画 台湾科学技術委トップ
     
    ■東京メトロの公開価格は仮条件上限に 売出総額3500億円 関係者
     
    ■ビットコインが上昇 ハリス副大統領が規制枠組みの支持を表明
     
    ■原油価格が下落 イスラエルはイラン石油施設標的にせずとWP報道
     
    ■三菱電機<6503>
    リゾート施設で自動運転 来年度サービス開始
     
    ■アイチコーポ<6345>
    群馬に高所作業車の新工場 26年稼働

     


    15日の東京株式市場は、続伸後も堅調か。
    日経平均株価の予想レンジは、3万9500円-4万100円を想定。(11日終値3万9605円80銭)
    米国株は11日、14日と連日で上昇。ダウ平均は11日に409ドル高となり、14日は201ドル高の43065ドルで取引を終えた。
    現地14日の米国株式が上昇した動きを受け、シカゴの日経平均先物円建て清算値は、前週末11日の大阪取引所清算値比485円高の4万95円だったことから、同清算値にサヤ寄せするスタートとなろう。フシ目の4万円が意識されるなか、先高期待感と戻り待ちの売りが交錯し、もみ合う場面も想定される。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=149円台の後半(前週末11日は148円77-79銭)、ユーロ・円が1ユーロ=163円台の前半(同162円82-86銭)と円安方向に振れている。
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■サムティホールディングス <187A> 
    投資投資ファンドヒルハウス・インベスト・マネジメント傘下のSong BidcoがTOB(株式公開買い付け)を実施し、非公開化を目指す。TOB価格は1株3300円で11日終値を7.1%上回る水準。買い付け期間は10月15日から11月26日まで。
     
    ■カワサキ <3045> 
    今期経常は10%増益へ。また、株主優待制度を再開。毎年2月末と8月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、直営オンラインショップ利用クーポン(保有株数に応じて1500~5000円相当)、「ホテルレイクアルスター アルザ泉大津」利用券(1500~4500円相当)をそれぞれ贈呈する。
     
    ■ジンズホールディングス <3046> 
    今期経常は7%増で2期連続最高益、前期配当を16円増額・今期は6円増配へ。
     
    ■コスモス薬品 <3349> 
    6-8月期(1Q)経常は27%増益で着地。
     
    ■ほぼ日 <3560> 
    今期経常は40%増で6期ぶり最高益、45円増配へ。
     
    ■ケイブ <3760> 
    6-8月期(1Q)経常は3.1倍増益で着地。
     
    ■免疫生物研究所 <4570> 
    「抗HIV抗体及びその製造方法」に関する国内特許を取得。
     
    ■アルファ <4760> 
    今期経常は83%増益へ。
     
    ■ファンペップ <4881> 
    塩野義製薬 <4507> と抗体誘導ペプチドのワクチンアジュバントに関する共同研究を開始。
     
    ■ジーデップ・アドバンス <5885> 
    6-8月期(1Q)経常は69%増益で着地。また、11月30日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施する。
     
    ■マルマエ <6264> 
    今期経常は36倍増益へ。
     
    ■識学 <7049> 
    今期最終を11倍上方修正・3期ぶり最高益更新へ。
     
    ■アイドマ・ホールディングス <7373> 
    今期経常は15%増で9期連続最高益更新へ。
     
    ■広済堂ホールディングス <7868> 
    4-6月期(1Q)経常は2.3倍増益で着地。
     
    ■アステナホールディングス <8095> 
    今期経常を25%上方修正。
     
    ■ジュンテンドー <9835> 
    上期経常は68%増益で上振れ着地・通期計画を超過。
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    15(火)
    【国内】
    衆議院議員選挙公示(27日投開票)
    「Japan Mobility Show」(幕張メッセ、~10/18)
    「CEATEC 2024」(幕張メッセ、~10/18)
    《決算発表》
    東宝、高島屋、マネフォワード、イズミ、パルGHD、ディップ、アークス、ウエストHD、日置電、IDOM、ドトル日レス、パソナG、ボードルア、カーブスHD、トランザクショ、FPパートナー、TKP、リテールPT、古野電、日本国土、ベクトル、ヨシムラフード、TWOSTONE、バロック、東名、VRAIN、DDグループ、ジェイドG、サーバーワクス、エヌピーシー、セラク、Gunosy、オキサイド、串カツ田中、ロゴスHD、ポストプライ、INGS、グロースエクス

    【海外】
    独10月ZEW景況感指数(18:00)
    米10月ニューヨーク連銀製造業景気指数(21:30)
    《米決算発表》
    ジョンソン&ジョンソン(J&J)、シティグループ、ユナイテッドヘルス・グループ、ゴールドマン・サックス、PNCファイナンシャル、プログレッシブ、ステート・ストリート、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス、バンク・オブ・アメリカ



    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     
    14日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比201ドル36セント(0.46%)高の4万3065ドル22セントで終えた。米景気悪化への懸念が薄れていることや主要企業の業績改善の期待から買いが優勢だった。

    この日は休日で参加者が限られる中、前週末に最高値を付けた反動から利益確定売りが出やすく、取引序盤のダウは軟調だった。
    一方、生成AI(人工知能)向け半導体需要が底堅さを保つとの見通しを背景に、半導体大手エヌビディアの買いが先行。他のハイテク銘柄にも買いが波及し、ダウはプラス圏に浮上した。
    発表が本格化する企業決算への期待や、米経済に対する楽観論も相場を下支えした。

    最近発表された米経済指標が米景気の底堅さやインフレの鈍化を示し、米経済がソフトランディング(軟着陸)できるとの見方が強まった。JPモルガン・チェースなど大手金融機関が前週末に発表した2024年7〜9月期決算が市場予想を上回り、今週から発表になる米主要企業の決算への期待も高まっている。

    米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は14日の講演で、米景気が想定以上に強いことなどに言及しつつも、「短期的に何があるにせよ、来年にかけて緩やかに政策金利の引き下げを提唱するというのが自分の基本線だ」と述べた。「FRBの利下げが続き、米景気や相場を下支えするとの楽観が買い安心感につながっている」との声があった。

    ハイテク大手やディフェンシブ株などを中心に物色が活発だった。景気敏感株の一角などへの売りでダウ平均は安く始まったが、次第に上げに転じた。14日はコロンバスデーの祝日で債券・外為市場が休場で薄商いだったため、値動きは大きくなりやすかった。

    ダウ平均ではアップルやマクドナルド、トラベラーズが高い。ゴールドマン・サックスやユナイテッドヘルス・グループ、セールスフォースも上げた。一方、アナリストが投資判断を引き下げたキャタピラーやアムジェンは安い。従業員のストライキが長引くなか、前週末に人員削減や新型機の納入遅れを発表したボーイングも売られた。

    ナスダック総合株価指数は続伸した。前週末比159.748ポイント(0.87%)高の1万8502.685と7月中旬以来、約3カ月ぶりの高値で終えた。半導体のエヌビディアやクアルコム、半導体製造装置のアプライドマテリアルズ(AMAT)の上昇が目立った。アルファベットも上げた。
    S&P500種株価指数も続伸し、前週末比44.82ポイント(0.77%)高の5859.85と連日で最高値を更新した。
     

    【シカゴ日本株先物概況】

    14日のシカゴ日経平均先物は上昇した。12月物は前週末比240円高の4万0095円で終えた。NYダウ平均は、ハイテク株に買いが広がり、続伸した。米株式市場で主要指数が連日で上昇するなか、シカゴ市場の日経平均先物にも買いが入りやすかった。
     
    シカゴ日経225先物 (円建て)
    40095 ( +485 )
     
    シカゴ日経225先物 (ドル建て)
    40215 ( +605 )
     
    ( )は大阪取引所終値比





    【欧州株式市場】


    ■イギリス・ロンドン株価指数
     

    14日のFTSE100種総合株価指数は続伸し、前週末比39.01ポイント(0.47%)高の8292.66で終えた。前週末の米株高に続き、14日の米株式市場で多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数が続伸して始まると、FTSE100種指数も上げ幅を広げた。

    中国の藍仏安財政相による12日の記者会見を受け、市場では追加の財政出動の余地があるとの受け止めが聞かれた。追加策への期待は残るものの、消費刺激などに向けた具体的な内容に欠けたため「期待外れ」との反応もあった。原油や非鉄金属の先物相場が軟調に推移し、エネルギーや資源株の売りにつながった。

    FTSEの構成銘柄では、住宅大手ビストリー・グループが4.39%高、流通大手バンズルが2.42%高、エネルギー大手SSEが2.40%高と上伸。一方、英スターマー政権がオンライン賭博事業を手掛ける企業への課税を検討していると伝わり、賭け屋大手エンテインは8.03%安、特殊化学品大手クローダ・インターナショナルは2.32%安、産銅大手アントファガスタは1.88%安となった。



    ■ドイツ・フランクフルト株価指数

    14日のドイツ株価指数(DAX)は続伸し、前週末比134.46ポイント(0.69%)高の1万9508.29で終えた。終値としての最高値を9月27日以来、約2週間ぶりに更新した。ソフトウエア大手の独SAP、半導体のインフィニオンテクノロジーズといったハイテク関連の銘柄が買われた。

    14日の米株式市場で主要な株価指数が上昇し、投資家心理を支えた。

    個別では、防衛大手ラインメタルが2.20%高、半導体大手インフィニオン・テクノロジーズが2.07%高、航空機大手エアバスが1.61%高と買われた半面、高級車メーカーのポルシェは2.03%安、化学大手BASFは1.46%安、製薬大手バイエルは0.61%安と売られた。



    ■フランス・パリ株価指数

    フランスの株価指数CAC40は続伸し、前週末比0.31%高で終えた。航空機エンジン大手サフランなど航空・防衛関連に買いが入った。14日の米株相場の上昇も支えとなった。中国の藍仏安財政相による12日の記者会見を踏まえ、中国での財政出動への期待は残る。ただ、消費刺激などへ向けた具体的な内容が足りなかったとの受け止めからLVMHモエヘネシー・ルイヴィトンなど消費関連の銘柄は下げ幅を広げる場面があり、指数の上値を抑えた。


     

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