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[2222]寿スピリッツ

[06月22日更新]

寿スピリッツは調整一巡

 寿スピリッツ<2222>(東1)は「お菓子の総合プロデューサー」を企業ビジョンに掲げ、首都圏エリア強化や商品プレミアム化などの重点施策を推進している。21年3月期連結業績・配当予想は未定としている。第1四半期は新型コロナウイルスの影響が直撃したが、第2四半期以降は営業再開して売上が徐々に回復に向かうだろう。なお6月19日にはシュクレイが、東京ミルクチーズ工場羽田空港第1ターミナル店をリニューアルオープン、新ブランドのオリエンタルショコラbyコートクール羽田空港第1ターミナル店をオープンした。株価は反発力の鈍い形だが下値を切り上げている。調整一巡して出直りを期待したい。

■「お菓子の総合プロデューサー」として地域限定ブランド菓子を展開

 地域限定ブランド菓子の製造・販売を展開する持株会社で、全国各地のお菓子のオリジナルブランドとショップブランドを創造する「お菓子の総合プロデューサー」を企業ビジョンに掲げている。さらにWSR(ワールド サプライジング リゾート)宣言を経営スローガンに掲げ、中期経営目標を売上高経常利益率20%としている。

 主要子会社(セグメント)はケイシイシイ、寿製菓・但馬寿、シュクレイ、九十九島グループ、販売子会社(東海3社、中国・九州4社、関西2社)である。

 20年3月期の販売チャンネル別売上構成比は、通信販売6.4%(うちルタオ通販5.0%)、店舗販売(直営店舗、催事)43.3%、卸売(駅・空港・高速道路SAなどの小売店、代理店卸、OEM)46.6%、海外3.6%、その他0.1%だった。

 駅・空港・高速道路SAなど、交通機関チャネルでの土産品としての販売比率が高いことも特徴である。またクリスマス・年末年始・バレンタイン・ホワイトデー商戦などで、下期の構成比が高い季節特性もある。

■首都圏WSR化展開など重点施策を推進

 重点施策としては、ハイブリッド店舗などビジネスモデル・商品・売場・販売のGTS(グレート・トランスフォーメーション・サクセス)化、免税売場拡大などインバウンド対策の強化、海外における事業モデル構築、首都圏でのWSR化展開(シュクレイの既存店売上拡大、新規出店、および催事・卸売拡大、グループ各社の主力ブランドの催事展開)などを推進している。

 また新たな重点施策としてメインとニューの項目を掲げ、既存ブランド・既存店・既存商品のさらなる深化、新ブランド・新店舗・新商品で新たな世界観創出することを目指している。

 重点施策の20年3月期売上高は、インバウンド(国際線ターミナル売店卸売上)が19年3月期比16.7%増の53億75百万円、海外(現地法人売上+ロイヤルティ含む国内出荷売上)が23.5%増の16億28百万円、シュクレイ(首都圏WSR化)が16.9%増の161億99百万円だった。

■21年3月期予想は新型コロナウイルス影響で未定

 21年3月期の連結業績・配当予想は未定としている。第1四半期は新型コロナウイルスによる外出自粛や臨時休業の影響が直撃したが、第2四半期以降は営業再開して売上が徐々に回復に向かうだろう。感染収束後のフェーズでは、新ブランド・新商品開発、通信販売強化などを推進する方針だ。中期成長基調に変化はないだろう。

■株主優待制度は毎年3月末の株主対象

 株主優待制度は、毎年3月末現在の100株以上保有株主を対象に、保有株式数に応じて自社グループ製品や直営店舗利用優待券を贈呈(詳細は会社HP参照)している。

■株価は調整一巡

 株価は反発力の鈍い形だが徐々に下値を切り上げている。調整一巡して出直りを期待したい。6月19日の終値は4995円、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS680円11銭で算出)は約7.3倍、時価総額は約1555億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)

[05月22日更新]

寿スピリッツは戻り試す

 寿スピリッツ<2222>(東1)は「お菓子の総合プロデューサー」を企業ビジョンに掲げ、首都圏エリア強化や商品プレミアム化などの重点施策を推進している。21年3月期連結業績・配当予想は未定とした。当面は新型コロナウイルスの影響が避けられないが、中期成長基調に変化はないだろう。株価は業績悪化懸念を織り込んで反発の動きを強めている。戻りを試す展開を期待したい。

■「お菓子の総合プロデューサー」として地域限定ブランド菓子を展開

 地域限定ブランド菓子の製造・販売を展開する持株会社で、全国各地のお菓子のオリジナルブランドとショップブランドを創造する「お菓子の総合プロデューサー」を企業ビジョンに掲げている。さらにWSR(ワールド サプライジング リゾート)宣言を経営スローガンに掲げ、中期経営目標を売上高経常利益率20%としている。

 主要子会社(セグメント)はケイシイシイ、寿製菓・但馬寿、シュクレイ、九十九島グループ、販売子会社(東海3社、中国・九州4社、関西2社)である。なお香港の事業環境悪化に伴い、香港の連結子会社を清算する。

 20年3月期の販売チャンネル別売上構成比は、通信販売6.4%(うちルタオ通販5.0%)、店舗販売(直営店舗、催事)43.3%、卸売(駅・空港・高速道路SAなどの小売店、代理店卸、OEM)46.6%、海外3.6%、その他0.1%だった。

 駅・空港・高速道路SAなど、交通機関チャネルでの土産品としての販売比率が高いことも特徴である。またクリスマス・年末年始・バレンタイン・ホワイトデー商戦などで、下期の構成比が高い季節特性もある。

■首都圏WSR化展開など重点施策を推進

 重点施策としては、ハイブリッド店舗などビジネスモデル・商品・売場・販売のGTS(グレート・トランスフォーメーション・サクセス)化、免税売場拡大などインバウンド対策の強化、海外における事業モデル構築、首都圏でのWSR化展開(シュクレイの既存店売上拡大、新規出店、および催事・卸売拡大、グループ各社の主力ブランドの催事展開)などを推進している。

 また新たな重点施策としてメインとニューの項目を掲げ、既存ブランド・既存店・既存商品のさらなる深化、新ブランド・新店舗・新商品で新たな世界観創出することを目指している。

 重点施策の20年3月期売上高は、インバウンド(国際線ターミナル売店卸売上)が19年3月期比16.7%増の53億75百万円、海外(現地法人売上+ロイヤルティ含む国内出荷売上)が23.5%増の16億28百万円、シュクレイ(首都圏WSR化)が16.9%増の161億99百万円だった。

■21年3月期予想は新型コロナウイルス影響で未定

 20年3月期の連結業績は、売上高が19年3月期比10.8%増の451億80百万円、営業利益が8.0%増の64億54百万円、経常利益が7.7%増の64億75百万円、純利益が3.2%増の41億円だった。通期ベースでは増収増益だが、第4四半期に新型コロナウイルスの影響を受けて事業活動の縮小を余儀なくされた。配当は19年3月期と同額の40円(期末一括)とした

 21年3月期の連結業績・配当予想は未定としている。緊急事態宣言発令による外出自粛や出店施設の臨時休業で4月〜5月の売上は大幅に落ち込んでいる。事業環境が一変したため、新型コロナウイルス収束までの緊急対策としてコスト削減、在庫適正化、収束後を見据えた新ブランド・新商品開発、通信販売強化などを推進する。さらに感染収束後のフェーズでは、中期成長に向けて重点施策を推進する方針だ。当面は新型コロナウイルスの影響が避けられないが、中期成長基調に変化はないだろう。

■株主優待制度は毎年3月末の株主対象

 株主優待制度は、毎年3月末現在の100株以上保有株主を対象に、保有株式数に応じて自社グループ製品や直営店舗利用優待券を贈呈(詳細は会社HP参照)している。

■株価は反発の動き

 株価は業績悪化懸念を織り込んで反発の動きを強めている。戻りを試す展開を期待したい。5月21日の終値は5000円、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS680円11銭で算出)は約7.4倍、時価総額は約1556億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)

[04月20日更新]

寿スピリッツは売り一巡

 寿スピリッツ<2222>(東1)は「お菓子の総合プロデューサー」を企業ビジョンに掲げ、首都圏エリア強化や商品プレミアム化などの重点施策を推進している。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で20年3月期第4四半期は2桁減収だった。21年3月期も影響が避けられない。ただし中期成長基調に変化はないだろう。株価は安値圏だが売り一巡感を強めている。業績悪化の織り込み完了して出直りを期待したい。

■「お菓子の総合プロデューサー」として地域限定ブランド菓子を展開

 地域限定ブランド菓子の製造・販売を展開する持株会社で、全国各地のお菓子のオリジナルブランドとショップブランドを創造する「お菓子の総合プロデューサー」を企業ビジョンに掲げている。さらにWSR(ワールド サプライジング リゾート)宣言を経営スローガンに掲げ、中期経営目標を売上高経常利益率20%としている。

 主要子会社(セグメント)はケイシイシイ、寿製菓・但馬寿、シュクレイ、九十九島グループ、販売子会社(東海3社、中国・九州4社、関西2社)である。なお香港の事業環境悪化に伴い、香港の連結子会社を清算する。

 19年3月期の販売チャンネル別売上構成比は、通信販売6.2%(うちルタオ通販4.8%)、店舗販売(直営店舗、催事)44.5%、卸売(駅・空港・高速道路SAなどの小売店、代理店卸、OEM)45.9%、海外3.2%、その他0.1%だった。

 駅・空港・高速道路SAなど、交通機関チャネルでの土産品としての販売比率が高いことも特徴である。またクリスマス・年末年始・バレンタイン・ホワイトデー商戦などで、下期の構成比が高い季節特性もある。

■首都圏WSR化展開など重点施策を推進

 重点施策としては、ハイブリッド店舗などビジネスモデル・商品・売場・販売のGTS(グレート・トランスフォーメーション・サクセス)化、免税売場拡大などインバウンド対策の強化、海外における事業モデル構築、首都圏でのWSR化展開(シュクレイの既存店売上拡大、新規出店、および催事・卸売拡大、グループ各社の主力ブランドの催事展開)などを推進している。

 また新たな重点施策としてメインとニューの項目を掲げ、既存ブランド・既存店・既存商品のさらなる深化、新ブランド・新店舗・新商品で新たな世界観創出することを目指している。

 重点施策の19年3月期売上高は、インバウンド(国際線ターミナル売店卸売上)が18年3月期比32.6%増の46億05百万円、海外(現地法人売上+ロイヤルティ含む国内出荷売上)が14.0%増の13億18百万円、シュクレイ(首都圏WSR化)が20.0%増の138億60百万円だった。

■20年3月期は4Qに新型コロナの影響

 20年3月期の連結業績予想は、売上高が19年3月期比10.9%増の452億円、営業利益が16.6%増の69億70百万円、経常利益が16.4%増の70億円、純利益が14.5%増の45億50百万円としている。配当予想は19年3月期と同額の40円(期末一括)である。

 4月9日発表した第4四半期売上状況(概算)は前年同期比14.8%減の95億06百万円(内訳はシュクレイ15.1%減収、ケイシイシイ12.2%減収、寿製菓・但馬寿21.2%減収、販売子会社23.2%減収、九十九島グループ20.2%減収、その他17.3%増収)だった。通販は順調だが、直営店・催事販売・交通拠点・海外向けチャネルが新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた。なお通期ベースの全社売上は10.8%増収だった。

 なお20年3月期業績予想については、開示基準に照らして修正の必要はない見込みとしている。また21年3月期業績予想については、20年3月期決算発表時点では「未定」とする予定だが、緊急事態宣言発令を受けて直営店を休業しているため、21年3月期も新型コロナウイルス感染症拡大の影響が避けられない。ただし中期成長基調に変化はないだろう。

■株主優待制度は毎年3月末の株主対象

 株主優待制度は、毎年3月末現在の100株以上保有株主を対象に、保有株式数に応じて自社グループ製品や直営店舗利用優待券を贈呈(詳細は会社HP参照)している。

■株価は売り一巡

 株価は安値圏だが売り一巡感を強めている。業績悪化の織り込み完了して出直りを期待したい。4月17日の終値は4560円、前期推定連結PER(会社予想連結EPS146円21銭で算出)は約31倍、前期推定配当利回り(会社予想40円で算出)は約0.9%、前々期実績連結PBR(前々期実績連結BPS587円87銭で算出)は約7.8倍、時価総額は約1419億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)

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