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【日経平均】
38903円68銭(△298円15銭=0.77%)
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【TOPIX】
2682.02(△24.24=0.91%)
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【グロース250】
622.54(△12.66=2.08%)
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【プライム売買高】15億8652万株(▲1億9614万株)
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【売買代金】3兆5920億円(▲2938億円)
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【値上がり銘柄数】1275(前日:1504)
【値下がり銘柄数】323(前日:123)
【新高値銘柄数】19(前日:11)
【新安値銘柄数】3(前日:22)
【25日騰落レシオ】91.06(前日:89.34)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、朝安後に切り返し高値引け
2.米ハイテク株高、ナスダック指数は一時最高値圏
3.円安など追い風に、海外投資家の買い戻しが続く
4.77%の銘柄が高く、業種別は33業種中30業種上昇
5.全体売買代金は低調、10営業日連続で4兆円下回る
日経平均株価は大幅続伸。
米国株高を受けても下落して始まったが、弱かったのは最初だけで、300円近い上昇かつ高値引けとなった。
3万8900円に届きそうで届かない時間が長く続いたにもかかわらず終値(3万8903円)ではあっさり超えており、25日線(3万8747円、29日時点)も上回った。28日、29日と連日で陽線を形成し、この2営業日で1000円近く上昇している。国内政局はまだこの先も相場をかく乱する可能性があるが、決算発表ラッシュの期間中は買い手不在に陥ることは避けられそうだ。
ここからは売買代金にも注意を払っておきたい。
プライムの売買代金(概算)は3.59兆円と前日の3.88兆円から減少している。また、10月16日以降は4兆円を下回る日が続いている。流れは良くなってきているだけに、一段と売買が活況になって上向きの基調が強まる展開に期待したい。
また、市場ではトランプ氏勝利による米金利上昇と国内金利上昇を先取りする動きが出ており、米国同様に銀行、証券、保険株が上昇中。
来週の米大統領選の結果はすぐには判明しないだろうが、市場はトランプ勝利で動き始めている様子。
■上値・下値テクニカル・ポイント(29日現在)
40581.53 ボリンジャー:+3σ(25日)
39970.23 ボリンジャー:+2σ(25日)
39910.55 新値三本足陽転値
39845.81 ボリンジャー:+1σ(26週)
39358.93 ボリンジャー:+1σ(25日)
39357.09 ボリンジャー:+1σ(13週)
38954.21 均衡表基準線(日足)
38903.68 ★日経平均株価29日終値
38747.62 25日移動平均線
38505.97 均衡表転換線(日足)
38470.76 26週移動平均線
38347.21 6日移動平均線
38320.14 200日移動平均線
38136.32 ボリンジャー:-1σ(25日)
38095.69 75日移動平均線
38051.32 13週移動平均線
37778.49 均衡表雲上限(週足)
37752.61 均衡表転換線(週足)
37525.02 ボリンジャー:-2σ(25日)
37095.70 ボリンジャー:-1σ(26週)
終値は上向きの25日移動平均線を突破し、パラボリック陽転値(本日38931.92円)直下で高値引け。株価下方では5日線が上向きに転じ、短期調整の完了を示唆した。ローソク足は上ヒゲのない「陽の大引け坊主」を示現し、前日の「陽の寄り付き坊主」に続いて買い意欲の強まりを窺わせた。一目均衡表では、本日が変化日。転換線が下降する一方、基準線は上昇を続けており、強気相場再開に向けて転換線の反転待ちの形状となっている。
【大引け概況】
29日の日経平均株価は続伸し、終値は前日比298円15銭高の3万8903円68銭で高値引けとなった。
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朝方はやや売り優勢で日経平均は下落してスタートしたものの、その後は切り返す展開となった。前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合株価指数が揃って上昇、米長期金利の上昇は警戒されるが、中東の地政学リスクに対する過度な不安心理の後退などもあって買いが優勢だった。東京株式市場でもこの流れを引き継ぐ形となった。外国為替市場では朝方は1ドル=153円台と円安水準でもみ合い、半導体など輸出主力株にはポジティブに作用した。株式需給面では政局不安で先に空売りが入っていた分の買い戻しが利いている。
値上がり銘柄数は全体の77%を占め、業種別騰落でも33業種中30業種が上昇するという買い意欲の強い地合いだった。ただ、全体売買代金はきょうも今一つ盛り上がらず、10営業日連続で4兆円を下回った。
27日投開票の衆院選挙で自民党と公明党の連立与党が大きく議席を減らした。日本の政治の不透明感が高まるとみて前週末までに株価指数先物を売り持ちしていた海外投機筋が、イベント通過で買い戻しを入れる動きがこの日も続いた。28日の米長期金利の上昇(債券価格は下落)を背景に利ざや改善の期待から銀行など金融株が強含み、投資家心理の改善を受けた買いも入った。
衆院選挙では連立与党の議席数が過半数に届かなかった。自民党と公明党は特別国会での首相指名選挙で勝つため、国民民主党などとの連携を模索している。国民民主の玉木雄一郎代表は29日、自民、公明両党や他の野党との連携について「政策ごとに良いものには協力し、駄目なものには駄目だと言う」と述べ、予算案や重要法案といった案件ごとに与野党が協力する「パーシャル(部分)連合」の可能性を否定しなかった。石破茂首相などから党首会談を求められれば「何を決めていくかによるが、拒否するものではない」と語った。
国民民主は現役世代への支援を中心に訴え、今回の衆院選で大きく議席数を増やした。
市場関係者は「国民民主が掲げた減税や社会保険料の軽減など『手取りを増やす』政策が国民から一定の支持を集めたとあって、来年夏の参議院選に向け自民党も同様の政策を打ち出すとの期待が高まっている」と指摘。同時に「衆院選で与党の議席が過半数を割り込むなかで金融所得課税などの株式相場に逆風となるような施策を打つ可能性が小さくなった」と話す。
日経平均は節目の3万9000円に迫ってきた。戻り待ちの売りも出やすいところであるが、売り仕掛け的な売買は避けておきたいところであろう。また、決算発表が本格化するなか、予想を上回る決算を発表した企業への資金流入が目立つ。足もとで調整が続いていた銘柄などはアク抜けとみられる動きを強める可能性もあり、先回り的な動きが徐々に広がりをみせてくる可能性はありそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は24.24ポイント(0.91%)高の2682.02だった。JPXプライム150指数も続伸し、8.77ポイント(0.73%)高の1207.20で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆5920億円、売買高は15億8652万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1275。値下がりは323、横ばいは48だった。
業種別株価指数(33業種)は銀行業、鉱業、保険業などが上昇。下落は輸送用機器、金属製品、ガラス・土石製品。
個別では、断トツの売買代金をこなしたディスコが上昇、アドバンテストも高い。足元さえなかったIHI、川崎重工、三菱重工など防衛関連銘柄が買われたほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほFG、三井住友FGなどメガバンクも値を上げた。野村や大和といった証券株、第一生命HDや東京海上などの保険株の買いが目立った。さくらインターネットは大商いでストップ高となった。リクルートホールディングスもしっかり。日本ペイントホールディングス、NECネッツエスアイ、リガク・ホールディングス、マネックスグループも値を飛ばした。このほか、古河電工、エムスリー、日東電工、コニカミノルタ、フジクラ、アステラス製薬などが買われた。
一方、中国事業が落ち込んだことで最終減益見通しを発表したTOTOが大幅安となったほか、カシオ、ニデックなど中国関連銘柄の一角も売られた。前日の大幅高の反動が先行し中外製薬が売られた。セブン&アイ・ホールディングスも冴えない。マクニカホールディングス、LITALICOが大幅安となったほか、コクヨ、東京製鐵、トクヤマも下落した。JVCケンウッド、キリンHD、スズキ、高島屋も売りに押された。
東証スタンダード市場は堅調に推移し材料銘柄に買い集まった。た日経平均は米大統領選などの重要イベントを控え様子見姿勢が強く、商いは伸び悩んだ。
スタンダードTOP20は堅調。出来高は2億7721万株。
値上がり銘柄数1028、値下がり銘柄数355と、値上がりが優勢だった。
個別ではビューティカダンホールディングス、No.1、アール・エス・シー、エキサイトホールディングスがストップ高。セーラー広告、東邦化学工業、助川電気工業は一時ストップ高と値を飛ばした。安江工務店、ダイセキ環境ソリューション、AIフュージョンキャピタルグループ、マーチャント・バンカーズ、オーウイルなど14銘柄は年初来高値を更新。メタプラネット、岡野バルブ製造、リード、Speee、フィル・カンパニーが買われた。
一方、ケミプロ化成、MS&Consulting、東亜ディーケーケー、ピープル、ツカモトコーポレーションなど8銘柄が年初来安値を更新。REVOLUTION、フジオーゼックス、ぷらっとホーム、SANEI、のむら産業が売られた。
東証グロース市場は衆院選後に大型株が戻りを試すなか一日を通して堅調に推移した。
衆院選後で投資家は様子見ムードが強く、日経平均株価の上げ幅は限定的だった。これにより、値動きの軽い小型株に買いが集まり、買いが優勢となった。大引けにかけて一段高となった。
グロースCoreは上昇。東証グロース市場250指数も続伸した。終値は前日比12.66ポイント(2.08%)高の622.54だった。
グロース市場ではエニマインドやシーユーシー、タイミーが上昇した。一方、雨風太陽やプロディが下落した。
値上がり銘柄数426、値下がり銘柄数133と、値上がりが優勢だった。
29日に東証グロース市場に新規上場したはSapeetは、公開価格(1500円)を上回る2285円で初値を付け、大引けは2510円だった。
個別ではベースフード、モダリス、シーユーシーがストップ高。グロースエクスパートナーズ、Aiロボティクス、フルッタフルッタ、プロパティデータバンク、ライフネット生命保険など6銘柄は年初来高値を更新。ABEJA、Delta-Fly Pharma、ティムス、ファーストアカウンティング、オプロが買われた。
一方、Hmcomm、イントランス、ARアドバンストテクノロジ、マーソ、ログリーなど6銘柄が年初来安値を更新。雨風太陽、プロディライト、夢展望、データホライゾン、ブランディングテクノロジーが売られた。
29日午前の日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比213円98銭高の3万8819円51銭だった。
朝方は売りに押される展開だったが、その後はじりじりと水準を切り上げた。前日の米国株市場ではNYダウが6日ぶりに反発に転じたほか、ナスダック総合株価指数は一時史上最高値圏に突入するなど強い動きで、これを受けて東京株式市場でもリスク選好の地合いとなった。日米の金利上昇が顕著となるなか、株式の相対的な割高感は高まっているものの、徐々に本格化する企業の決算発表への期待感が買いを引き寄せている。
前日に続き半導体関連の主力銘柄が買いを集め、日経平均に押し上げ効果をもたらしている。
27日投開票の衆院選で与党が大きく議席を減らし、日本の政治の不透明感が高まるとみて株価指数先物などを事前に売っていた海外勢が、選挙通過で買い戻す動きがこの日も続いた。日経平均は前日に大幅高となった反動で朝方は100円あまり下げたが、下値の堅さを意識した買いで持ち直した。
衆院選で自民党と公明党の連立与党の議席数が過半数割れとなった。自民党と公明党は特別国会での首相指名選挙をにらみ、国民民主党などとの連携を探っている。国民民主の玉木雄一郎代表は28日のBS日テレ番組で、自民党との連携を巡って「幹事長レベルで接触していると報告を受けている」と明らかにした。打診があれば石破茂首相とも「会う用意がいつでもある」と語った。
玉木氏は政策分野ごとの連携を否定していない。自民党と公明党は少数与党のままで予算案や重要法案といった案件ごとに与野党が合意する「部分(パーシャル)連合」による政権運営を模索しているとされる。
市場関係者は「11月に開かれる特別国会での首相指名選挙で勝つためには国民民主などとの協力が欠かせない」と指摘。同党が掲げる消費税の減税や、社会保険料の軽減といった消費者の手取りを増やす政策を取り込んで実現すれば「消費が増えて国内景気や企業業績の底上げにつながるとの期待が株買いを後押ししている」との見方も示す。
後場は、一段高で日経平均39000円台回復を見たいところだが、選挙結果を警戒した売り方の買い戻しが昨日、今日の上昇の原動力と考える。日経平均3万9000円台回復は、欧州経由の外国人投資家による売りポジション解消次第だろう。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは21.54ポイント(0.81%)高の2679.32だった。JPXプライム150指数は続伸し、7.83ポイント(0.65%)高の1206.26で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆8715億円、売買高は8億2555万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1197。値下がりは401、横ばいは48だった。
業種別では、銀行、証券・商品先物取引、保険、その他金融、非鉄金属などが上昇した一方、ガラス・土石、金属、精密機器の3セクターのみ下落した。
個別では売買代金トップのディスコが買われ、三菱重工業も堅調。好決算を発表した日東電やさくらインターネットは大幅高となった。足元さえなかったIHI、川崎重工業、三菱重工業など防衛関連銘柄が買われたほか、三米金利上昇を受け、菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほ、三井住友FGなどメガバンクが高く、第一生命HDや東京海上などの保険株が買われた。東京地下鉄もしっかり。日本ペイントホールディングス、マネックスグループなども値を飛ばした。このほか、古河電工、エムスリー、コニカミノルタ、フジクラ、アステラス製薬などが買われた。
一方、中国事業が落ち込んだことで最終減益見通しを発表したTOTOが大幅安となったほか、オムロン、オークマ、ファナックなど中国関連銘柄の一角も売られた。前日の大幅高の反動が先行し中外製薬が売られた。このほか、LITALICOが急落、マクニカホールディングス、コクヨ、トクヤマ、キリンHD、スズキ、高島屋などが下落した。
東証スタンダード市場は米株高を受け材料銘柄などに買いが入った。
値上がり銘柄数885、値下がり銘柄数412と、値上がりが優勢だった。
スタンダードTOP20は小幅高。出来高は1億4614万株。
個別ではアール・エス・シーがストップ高。セーラー広告、エキサイトホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。安江工務店、ダイセキ環境ソリューション、オーウイル、モバイルファクトリー、東名など9銘柄は年初来高値を更新。メタプラネット、助川電気工業、岡野バルブ製造、リード、Speeeが買われた。
一方、ケミプロ化成、MS&Consulting、東亜ディーケーケー、ピープル、ツカモトコーポレーションなど6銘柄が年初来安値を更新。フジオーゼックス、SANEI、ぷらっとホーム、のむら産業、田中化学研究所が売られた。
東証グロース市場は前日の米株高を受け朝方から堅調に推移し、前引けにかけて上げ幅を広げた。
グロースCoreは上昇。
東証グロース市場250指数も続伸した。前引けは前日比8.54ポイント(1.40%)高の618.42だった。
グロース市場ではタイミーやベースフードが上昇した。一方、雨風太陽やSBIレオスは下落した。
値上がり銘柄数383、値下がり銘柄数153と、値上がりが優勢だった。
29日に東証グロース市場に新規上場したSapeetは、10時33分に公開価格(1500円)を上回る2285円で初値を付け、前引けは2500円だった。
個別では、ベースフード、シーユーシーがストップ高。グロースエクスパートナーズ、Aiロボティクス、フルッタフルッタ、プロパティデータバンクなど5銘柄は年初来高値を更新。モダリス、オルツ、ABEJA、ファーストアカウンティング、グリッドが買われた。
一方、イントランス、ARアドバンストテクノロジ、マーソ、プロジェクトホールディングスが年初来安値を更新。プロディライト、雨風太陽、夢展望、オンデック、ジェリービーンズグループが売られた。
【寄り付き概況】
29日の日経平均株価は小幅に反落して始まった。始値は前日比81円23銭安の3万8524円30銭。
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数いずれも上昇しており、ナスダック指数の方は取引時間中に7月10日につけた最高値を上回る場面もあった。外国為替市場ではドルが買われ円安水準でもみ合っていることは、東京株式市場にプラス材料として働いている。
ただ、前日に日経平均は先物主導のアンワインドで700円近い上昇をみせたこともあって、目先は上値が重い展開に。3万8000円台は累積売買代金も多く戻り売り圧力が意識されやすい。衆院総選挙後の政局不安もくすぶるなか、上値を買い進む動きは期待しづらい一方、リバウンドに乗り遅れた向きの押し目買いが下値を支えそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は上昇している。
個別では、ファストリやダイキンが売られている。前日に上昇したファナックや中外薬も下げた。東エレクやレーザーテクなどの半導体関連の一角も安い。一方、アステラスや塩野義、武田などの医薬品株の一角が高い。日東電やリクルートも上昇している。
「一般論の虜になるまじ」
「NASDAQ総合のサイコロは10勝2敗」
週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
NYダウ前週末までの5営業日で1161$ドル下落。「
「短期間で大きく下げた後で、ハイテク株や金融株を中心に持ち高調整の買い」との解釈。
ナスダック総合株価指数は3日続伸。
一時は7月10日に付けた過去最高値(18654ドル)を上回った。
ただ長期金利の上昇が重荷となった。
アルファベット、メタ、アップルが今週の発表を控え株価は上昇。
JPモルガンが目標株価を引き上げた3Mは4.4%高。
ラッセル2000指数は1.63%高。
主要株価指数をアウトパフォームした。
国債利回りが上昇。
ほぼ全ての年限で3カ月ぶりの高水準を付けた。
11月FOMCで0.25%利下げ確率は95%。
利下げ一時停止の確率は5%。
10年国債利回りは4.282%。
一時、7月11日以来の高水準となる4.3%を付けた。
5年国債利回りは4.113%。
2年国債利回りは4.135%。
ドル円は153円台前半。
一時1%高の153.88円を付けた。
これは7月下旬以来の円安水準。
「衆議院選挙の結果が円の弱材料となった」との解釈。
WTI原油先物12月限は4.40ドル(6.13%)安の1バレル=67.38ドル。
9月中旬以来約1カ月半ぶりの安値。
SKEW指数は144.71?148.91?148,46。
恐怖と欲望指数は58?62。
10月18日の75がピークだった。
(昨年10月5日が20)。
週明けのNYダウは273ドル(0.65%)高の42387ドルと6日ぶりに反発。
高値42476ドル、安値42264ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは111,61(前日108.08)。
NASDAQは48ポイント(0.26%)高の18567ポイントと3日続伸。
高値18671ポイント、安値18563ポイント。
サイコロは10勝2敗。
騰落レシオは97.74(前日93.88)。
S&P500は15ポイント(0.27%)高の5823ポイントと反発。
高値5842ポイント、安値5823ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは104.14%(前日104.41%)。
週明けのダウ輸送株指数は185ポイント(1.15%)高の16290ポイントと続伸。
SOX指数は1ポイント(0.02%)安の5211ポイントと3日ぶりに反落。
VIX指数は19.80(前日20.33)。
NYSEの売買高は9.08億株(前日8.65億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比65円安の38605円。
ドル建ては大証日中比30円高の38700円。
ドル円は153.28円。
10年国債利回りは4.282%。
2年国債利回りは4.135%。
「日経VIは32.14?25.86」
週明けの日経平均は寄り付き156円安。
終値は691円(△1.82%)高の38605円と反発。
2日ぶりに38000円台を回復した。
高値38740円。
安値37757円。
9月27日高値39829円は下回ったまま。
日足は2日ぶりに下ヒゲのない大陽線。
10月16日は39415円?39362円にマド。
日経平均は22日連続で一目均衡の雲の上。
上限は36791円。
下限は36742円。
TOPIXは39.46ポイント(△1.51%)高の2657ポイントと6日ぶりに反発。
25日線(2680ポイント)を5日連続で下回った。
75日線(2677ポイント)を9日連続で下回った。
2日ぶりに日足大陽線。
TOPIXコア30指数は3日ぶりに反発。
プライム市場指数は20.31ポイント(△1.51%)高の1367.72ポイントと6日ぶりに反発。
東証グロース250指数は20.58ポイント(△3.49%)高の609.88と5日ぶりに反発。
25日移動平均線からの乖離は▲4.53%(前日▲8.06%)。
プライム市場の売買代金は3兆8858億円(前日3兆1580億円)。
売買高は17.82億株(前日15.65億株)。
値上がり1504銘柄(前日216銘柄)。
値下がり123銘柄(前日1398銘柄)。
新高値11銘柄(前日8銘柄)。
新安値22銘柄(前日57銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは89.34(前日88.00)。
東証グロース市場の騰落レシオは75.44(前日74.84)。
NTレシオは14.53倍(前日14.48倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは4勝8敗で33.33%。
東証グロース市場指数は3勝9敗で25.00%。
上向きの25日線(38700円)から▲0.25%(前日▲1.89%)。
5日連続で下回った。
200日線を上抜いてゴールデンクロス5日目。
75日線も3日連続で上抜けた。
下向いた75日線は38131円。
3日ぶりに上回った。
上向きの200日線(38292円)からは△0.82%(前日▲0.92%)。
4日ぶりに上回った。
下向きの5日線は38235円。
9日ぶりに上回った。
13週線は38028円。
26週線は38459円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.438%(前日▲14.853%)。
買い方▲9.594%(前日▲11.278%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.817%(前日▲4.645%)。
買い方▲21.758%(前日▲24.027%)。
空売り比率は42.7%(前日42.6%、9日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は10.5%(前日9.7%)。
9月13日が16.4%だった。
日経VIは25.86(前日32.14)。
日経平均採用銘柄のPERは15.52倍(前日15.28倍)。
前期基準では15.87倍。
EPSは2487円(前日2481円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
225のPBRは1.36倍(前日1.34倍)。
BPSは28386円(前日28293円)。
日経平均の予想益回りは6.44%。
予想配当り利回りは1.98%。
指数ベースではPERは20.52倍(前日20.17倍)。
EPSは1881円(前日1879円)。
PBRは1.91倍(前日1.87倍)。
BPSは20212円(前日20288円)。
10年国債利回りは0.970%(前日0.945%)。
プライム市場の予想PERは15.32倍。
前期基準では15.71倍。
PBRは1.30倍。
プライム市場の予想益回りは6.52%。
配当利回り加重平均は2.33%。
プライム市場の単純平均は40円高の2670円(前日は2630円)。
プライム市場の売買単価は2179円(前日2017円)。
プライム市場の時価総額は928兆円(前日913兆円)。
ドル建て日経平均は251.72(前日249.81)と反発。
週明けのシカゴ225先物は大証前日比65円安の38605円。
高値38765円、安値37220円。
大証夜間取引終値は日中比40円安の38630円。
気学では火曜は「気味の急変を見せる日なり」。
水曜は「押し込むと小底入れをみる日。突っ込み買いあれば買い」。
木曜は「上寄り付きしたら吹き値売り方針」。
金曜は「突っ込んでも戻す日。悪目あれば買い方針良し」。
ボリンジャーのプラス1σが39342円。
プラス2σが39904円。
マイナス1σが38058円。
マイナス2σが37416円。
週足のプラス1σが39321円。
プラス2σが40614円。
マイナス1σが36735円。
マイナス2σが35442円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
月足陽線基準は38652円。
9月末は37919円。
アノマリー的には水曜が「リーマンショック以降株高の日」。
《今日のポイント10月29日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
10年国債利回りは4.282%。
5年国債利回りは4.113%。
2年国債利回りは4.135%。
ドル円は153円台前半。
SKEW指数は144.71?148.91?148,46。
恐怖と欲望指数は58?62。
10月18日の75がピークだった。
(昨年10月5日が20)。
(2)週明けのダウ輸送株指数は185ポイント(1.15%)高の16290ポイントと続伸。
SOX指数は1ポイント(0.02%)安の5211ポイントと3日ぶりに反落。
VIX指数は19.80(前日20.33)。
NYSEの売買高は9.08億株(前日8.65億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比65円安の38605円。
(3)プライム市場の売買代金は3兆8858億円(前日3兆1580億円)。
売買高は17.82億株(前日15.65億株)。
値上がり1504銘柄(前日216銘柄)。
値下がり123銘柄(前日1398銘柄)。
新高値11銘柄(前日8銘柄)。
新安値22銘柄(前日57銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは89.34(前日88.00)。
東証グロース市場の騰落レシオは75.44(前日74.84)。
NTレシオは14.53倍(前日14.48倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
(4)上向きの25日線(38700円)から▲0.25%(前日▲1.89%)。
5日連続で下回った。
200日線を上抜いてゴールデンクロス5日目。
75日線も3日連続で上抜けた。
下向いた75日線は38131円。
3日ぶりに上回った。
上向きの200日線(38292円)からは△0.82%(前日▲0.92%)。
4日ぶりに上回った。
下向きの5日線は38235円。
9日ぶりに上回った。
13週線は38028円。
26週線は38459円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.438%(前日▲14.853%)。
買い方▲9.594%(前日▲11.278%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.817%(前日▲4.645%)。
買い方▲21.758%(前日▲24.027%)。
(6)空売り比率は42.7%(前日42.6%、9日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は10.5%(前日9.7%)。
9月13日が16.4%だった。
日経VIは25.86(前日32.14)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.52倍(前日15.28倍)。
前期基準では15.87倍。
EPSは2487円(前日2481円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
225のPBRは1.36倍(前日1.34倍)。
BPSは28386円(前日28293円)。
日経平均の予想益回りは6.44%。
予想配当り利回りは1.98%。指数ベースではPERは20.52倍(前日20.17倍)。
EPSは1881円(前日1879円)。
PBRは1.91倍(前日1.87倍)。
BPSは20212円(前日20288円)。
10年国債利回りは0.970%(前日0.945%)。
(8)プライム市場の単純平均は40円高の2670円(前日は2630円)。
プライム市場の時価総額は928兆円(前日913兆円)。
ドル建て日経平均は251.72(前日249.81)と反発。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39342円。
プラス2σが39904円。
マイナス1σが38058円。
マイナス2σが37416円。
週足のプラス1σが39321円。
プラス2σが40614円。
マイナス1σが36735円。
マイナス2σが35442円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
月足陽線基準は38652円。
9月末は37919円。
アノマリー的には水曜が「リーマンショック以降株高の日」。
今年の曜日別勝敗(10月28日まで)
?
月曜19勝15敗
火曜25勝17敗
水曜15勝26敗
木曜23勝20敗
金曜25勝17敗
31年前。
1993年7月総選挙の時。
投票翌日19日の日経平均は180円(0.9%)しか下がらなかった。
そこから8営業日。
小幅な往来を繰り返し4勝4敗。
9営業日目に642円(3.2%)高となって選挙前の水準を回復した。
さらに9月3日には年初来高値まで上昇した。
比較第1党でも政権に就けない自民党など忘れられた存在だった。
31日はハロウィーン。
ハロウィーンを挟んで10月の最後の4営業日から11月の最初の3営業日までの米株は強いという、
S&P500は過去30年間で上昇25回、下落5回。
平均騰落率はプラス1.96%。
ナスダック総合指数やラッセル2000指数のパフォーマンスも良いという。
昨日引用した秋山好古の言葉。
「質問の本意も聞かずに論じたてるというのは政治家か学者の癖だ」。
これには続きがある。
「軍人はちがう。
軍人は敵を相手の仕事だから、敵についてその本心、気持ち、こちらに求めようとしていること、
などを明らかにしてから答えるべきことを答える。
そういう癖を平素身につけておかねば、いざ戦場に臨んだときには一般論の虜になったり、
独善に陥ったりして負けてしまう」。
相場心得にも通じるものがある。
《主なトランプ氏関連銘柄》
・コアシビック(刑務所運営、@CXW/U)
・ジオ・グループ(刑務所運営、@GEO/U)
・スミス・アンド・ウェッソン・ブランズ(銃器、@SWBI/U)
・トランプ・メディア・アンド・テクノロジー(交流サイト、@DJT/U)
・ユナイテッドヘルス・グループ(医療保険、@UNH/U)
・ヒューマナ(医療保険、@HUM/U)
・キャピタル・ワン・ファイナンシャル(金融、@COF/U)
・ファースト・ホライゾン(金融、@FHN/U)
・コインベース・グローバル(暗号資産交換業、@COIN/U)
・マイクロストラテジー(ビットコインを大量保有、@MSTR/U)
《主なハリス氏関連銘柄》
・AESコーポレーション(電力、@AES/U)
・NRGエナジー(電力、@NRG/U)
・ブルックフィールド・リニューアブル(再エネ発電、@BEP/U)
・ファーストソーラー(太陽光発電設備、@FSLR/U)
・エンフェーズエナジー(同、@ENPH/U)
・サンラン(主に家庭向けの太陽光発電設備、@RUN/U)
・フルエンスエナジー(蓄電システム、@FLNC/U)
・ルーシッド・グループ(電気自動車、@LCID/U)
・センティーン(医療保険、@CNC/U)
・オスカーヘルス(医療保険、@OSCR/U)
◇━━━ カタリスト━━━◇
Moresco(5018)・・・動兆
独立系の化学品メーカー。
自動車向けなど特殊潤滑油、合成潤滑油、素材、ホットメルトが4本柱。
ペロブスカイト太陽電池の実証実験開始。
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■トヨタ<7203>・NTT<9432>
連携へ 自動運転実用化に5000億円
■東北電力<9506>
女川原発2号機 きょう被災地初の再稼働 13年ぶり
■東京電力HD<9501>
福島第1のデブリ回収再開 カメラ交換完了
■「新幹線の整備財源、JR負担増を」 財制審で議論
■BIPROGY<8056>
デジタル給与参入 企業・決済業者つなぐ
■京都FG<5844>
新興向け100億円ファンド 運用額5倍
■芙蓉総合リース<8424>
老人ホーム施設に投資 肥後銀と連携
■日本ペイントHD<4612>
米化学買収 特殊品で収益増狙う 6300億円
■三菱商事<8058>
欧州に進出 英卸に出資 日本食拡大
■TOPPANHD<7911>
500億円のM&A枠活用 海外で包装など柱に
■三井物産<8031>
米でCO2地下貯留事業
■IHI<7013>
ボイラー子会社をタクマ<6013>に売却 成長事業に集中
■エキサイトHD<5571>
オンライン診療会社を買収 38億円で
■コマツ<6301>
傘下 ギガキャスト参入 EV部品向け加工機投入
■旭化成<3407>
ウイルス高効率濾過 製薬用フィルター
■東海カーボン<5301>
脱炭素関連の新事業創出へ外部連携
29日の東京株式市場は、上値の重い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8300円-3万9000円を想定。(28日終値3万8605円53銭)
米国株は上昇。ダウ平均は273ドル高の42387ドルで取引を終えた。3指数とも値幅はあまり出なかったが、高く始まった後はプラス圏で落ち着いた動きが続いた。原油価格が大きく下落したことが支援材料となった。
日経平均株価はきのう28日、衆議院議員選挙の結果を受け、売り方の買い戻しなどを交え大幅反発した。ただ、あす30日から開催される日銀金融政策決定会合や、現地30日には米7-9月期GDP(国内総生産)速報値の発表を控えることから、模様眺めが広がりそうだ。
下げる場面があれば買いが入ることで、最終的にはプラスで終えると予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=153円台の前半(28日は153円33-35銭)、ユーロ・円が1ユーロ=165円台の後半(同165円65-69銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所清算値比65円安の3万8605円だった。
【好材料銘柄】
■フルッタフルッタ <2586>
「お家でアサイーボウル」の9月出荷量は前年同月比13.2倍。
■メディカルネット <3645>
発行済み株式数(自社株を除く)の4.4%にあたる40万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月29日から25年5月30日まで。
■日本ゼオン <4205>
今期最終を9%上方修正、配当は23円増額。また、自社株取得枠を現行の1000万株(金額で100億円)から2000万株(金額で200億円)に拡大する。
■Delta-Fly Pharma <4598>
DFP-10917とベネトクラクス(VEN)の併用療法の臨床第1/2相試験の進捗状況を報告。
■東映アニメーション <4816>
今期経常を一転4%増益に上方修正。
■エキサイトホールディングス <5571>
オンライン診療支援事業を展開するONE MEDICALの全株式を取得し子会社化する。取得価額は38.7億円。
■富山第一銀行 <7184>
上期経常を29%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額。
■NEW ART HOLDINGS <7638>
創業30周年記念感謝特別株式無償割り当てを実施。25年3月31日現在の株主を対象に1株につき自己株式0.1株を割り当てる。
■シーユーシー <9158>
上期最終が93%増益で着地・7-9月期も87%増益。
【主な経済指標・スケジュール】
29(火)
【国内】
9月失業率(8:30)
9月有効求人倍率(8:30)
2年国債入札
《決算発表》
キーエンス、コマツ、NEC、JR東海、オービック、シマノ、JPX、カプコン、大和証G、中部電、大東建、SCSK、NSSOL、小糸製、山崎パン、OBC、MARUWA、NESIC、アマノ、日野自、四国電、日ガス、松井証
【海外】
米8月住宅価格指数(22:00)
米8月ケース・シラー米住宅価格指数(22:00)
米9月雇用動態調査(JOLTS)求人件数(23:00)
米10月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)(23:00)
米7年国債入札
《米決算発表》
アルファベット、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ、ファイザー、エレクトロニック・アーツ、シスコ、マクドナルド、スタンレーブラック&デッカー、インサイト、マスコ・コーポレーション、フィリプス66、D.R.ホートン、レイドス・ホールディングス
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
28日のNYダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反発し、前週末比273ドル17セント(0.64%)高の4万2387ドル57セントで終えた。
イスラエルが26日、イランに報復攻撃した際に、核や石油関連の施設は標的から外していたと伝わった。これを受け、原油価格が大幅に下落。投資家のリスク回避姿勢が後退し、金融や小売りなど幅広い銘柄が買われた。今週に決算発表を控えるIT大手の一部にも、期待から買いが入った。
この日の原油安を背景に、エネルギー銘柄は下落した。市場参加者からは「米大統領選までは、イスラエルのイラン攻撃はいったん休止となりそうだ」との声が聞かれた。
ダウ平均は前週末までの5営業日で1161ドル下げた。短期間で大きく下げた後で、ハイテク株や金融株を中心に見直し買いが入りやすかった。アップルやアマゾン・ドット・コムなど、週内に四半期決算を発表する大型ハイテク株にも先回りした買いが広がった。
週内には9月の米個人消費支出(PCE)物価指数や10月の米雇用統計も発表されるほか、来週には米大統領選や11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)がある。市場では、「相場を動かしやすい材料を控え、目立った材料がないなか買いが入りやすかった」との見方があった。
個別では、アナリストが目標株価を引き上げたスリーエム(3M)が4.4%高となった。マクドナルドは1.4%高で終えた。大腸菌の集団感染を巡り、米国の一部地域で提供を止めていた商品の提供を近く再開すると伝わった。ゴールドマン・サックスやキャタピラーも買われた。一方、原油安を受け、シェブロンは売られた。従業員によるストライキが長期化するなか増資を発表したボーイングも安かった。
ナスダック総合株価指数は3日続伸した。前週末比48.583ポイント(0.26%)高の1万8567.189で終えた。一時は7月10日に付けた最高値(1万8647ドル)を上回ったが、米長期金利の高止まりが主力株の上値を抑えた。メタプラットフォームズとアルファベットが上昇した。一方、テスラとエヌビディアは売られた。
NYダウ 42387.57 ( +273.17 )
S&P500 5823.52 ( +15.40 )
NASDAQ 18567.19 ( +48.58 )
米10年債利回り 4.283 ( +0.040 )
NY(WTI)原油 67.38 ( -4.40 )
NY金 2755.9 ( +1.3 )
VIX指数 19.80 ( -0.53 )
【シカゴ日本株先物概況】
28日のシカゴ日経平均先物は上昇した。12月物は前週末比510円高の3万8605円で終えた。
NYダウ平均は、原油価格の下落が投資家心理を支え、6営業日ぶりに反発した。
同日は日米株式相場がともに上昇し、シカゴ市場の日経平均先物への買いが活発となった。外国為替市場での円安の動きが輸出関連企業の採算改善を期待する買いを誘った。
シカゴ日経225先物 (円建て)
38605 ( -65 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
38700 ( +30 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
28日のFTSE100種総合株価指数は反発し、前週末比36.78ポイント(0.44%)高の8285.62で終えた。航空・宇宙事業に携わる投資会社メルローズ・インタストリーズが大幅高となるなど資本財関連に買いが優勢だった。米株式市場で主要な株価指数が上昇して始まったのも投資家心理を支えた。
英HSBCホールディングスなど金融株や空運、日用品株に買いが入った。原油先物相場の大幅下落を受け、英シェルなどエネルギー株は下げ、指数の上値を抑えた。
FTSEの構成銘柄では、投資会社メルローズ・インダストリーズが9.84%高と急伸。教育・メディア大手ピアソンが2.73%高、同社が28日に取引先企業との開発費や収益の分担状況を公表したのがきっかけとなった。格安航空大手イージージェットが2.72%高で続いた。一方、金融大手ロイズ・バンキング・グループは2.67%安、ホテル大手ウィットブレッドは1.64%安、産金大手エンデバー・マイニングは1.52%安となった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
28日のドイツ株価指数(DAX)は3日続伸し、前週末比68.03ポイント(0.34%)高の1万9531.62で終えた。28日の日本や中国・上海などの株価上昇に続き、米株式市場でも主要な株価指数が上昇して始まり、投資家心理を支えた。
ドイツ銀行や保険など金融株が買われたほか医療機器のフレゼニウス、建設資材のハイデルベルク・マテリアルズが上昇した。他方、ドイツ国内の少なくとも3工場の閉鎖を検討しているなどと伝わったフォルクスワーゲン(VW)を含め、自動車関連は軒並み下げた。
個別では、ヘルスケア大手フレゼニウスが2.30%高、セメント大手ハイデルベルク・マテリアルズが1.80%高、ミュンヘン再保険が1.49%高と上伸。半面、高級車メーカーのポルシェは4.95%安、医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズは3.78%安、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)グループの持ち株会社ポルシェSEは1.63%安で取引を終えた。
■フランス・パリ株価指数
フランスの株価指数CAC40は続伸し、前週末比0.79%高で終えた。
10月29日 毎日コラム
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