【市況一覧】
日経平均株価
38,701.90 -111.68 12/20
TOPIX
2,701.99 -11.84 12/20
マザーズ
624.89 -5.96 12/20
NYダウ平均
42,342.24 +15.37 12/20
ナスダック総合
19,372.77 -19.92 12/20


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    Market Data
    --------------------------------------------
    【日経平均】
    38143円29銭(△38円43銭=0.10%)
    --------------------------------------------
    【TOPIX】
    2635.57(▲1.39=0.05%)
    --------------------------------------------
    【グロース250】
    599.35(▲4.74=0.78%)
    --------------------------------------------
    【プライム売買高】17億1565万株(△3566万株)
    --------------------------------------------
    【売買代金】3兆7099億円(△1943億円)
    --------------------------------------------
    【値上がり銘柄数】596(前日:260)
    【値下がり銘柄数】980(前日:1351)
    【新高値銘柄数】10(前日:8)
    【新安値銘柄数】60(前日:36)
    【25日騰落レシオ】97.09(前日:100.62)
    --------------------------------------------
     
     
    ■本日のポイント
     
     1.日経平均は4日ぶり小幅反発、朝安後切り返す
     2.米株安受けた下げ一巡後に先物主導で買い戻し
     3.半導体関連が早々に買い戻され、流れが変わる
     4.日経平均は終始先物に振り回される形で乱高下
     5.値下がり銘柄数980と値上がり数大幅に上回る
     
     
    日経平均が急速に買い戻された背景について市場関係者は一様に首を傾(かし)げる。
    乱高下は続き、日経平均はマイナス圏に再び沈んだ後、ほどなくして上昇に転じるといったように、まさに前方視界不良のなか右に左に振り回される状況が繰り返された。
     
    きょうの安値は3万7712円で、終値は3万8143円。13週線(3万7838円、24日時点)を割り込んだところで切り返した格好となっている。この13週線よりも上で週を終わることができるかに注目したい。
    また、日曜27日が衆院選投開票日で、これを前にあすは不安定な地合いが想定される。米国要因で高く始まっても、リスク回避の売りが上値を抑える可能性がある点には注意したい。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(24日現在)
     
    39408.05  ボリンジャー:+1σ(25日)
    39237.20  ボリンジャー:+1σ(13週)
    38984.77  均衡表転換線(日足)
    38584.61  6日移動平均線
    38581.07  25日移動平均線
    38453.90  26週移動平均線
    38243.68  200日移動平均線
    38200.36  75日移動平均線
     
    38143.29  ★日経平均株価24日終値
     
    38042.94  均衡表基準線(日足)
    37940.59   新値三本足陰転値
    37838.66  13週移動平均線
    37754.09  ボリンジャー:-1σ(25日)
    37752.61  均衡表転換線(週足)
    37739.48  均衡表雲上限(週足)
    37083.64  ボリンジャー:-1σ(26週)
    36927.11  ボリンジャー:-2σ(25日)
    36791.45  均衡表雲上限(日足)
    36791.45  均衡表基準線(週足)
    36713.53  均衡表雲下限(日足)
    36440.11  ボリンジャー:-1σ(13週)
    36100.13  ボリンジャー:-3σ(25日)
    35713.38  ボリンジャー:-2σ(26週)
     
    ローソク足は前日まで11本続けて陰線を引いたが、本日は陽線を描き、本日安値(37712.19円)付近での押し目買い需要を確認する形となった。ただ、高値と安値は前日から切り下がり、上値の重さを見せつける格好にもなった。
    一方、下降中の5日移動平均線は25日線を下回った。25日線が上向きのためデッドクロスではないが、地合い悪化のシグナルとして警戒が必要となろう。東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は97.08%(昨日100.61%)と中立圏中央の100%を下回った。9月10日の131.24%をピークとする低下基調が続いており、中立圏下限の90%付近までの騰落レシオ低下を伴う調整リスクにも留意したい。
     

    【大引け概況】

    24日の日経平均株価は小幅ながら4営業日ぶりに反発し、終値は前日比38円43銭高の3万8143円29銭だった。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:21 容量:16.96M  ▼音声 VOICEVOX Nemo

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    朝方取引開始時こそリスク回避目的の売りがかさんだが、その後は先物主導で買い戻される展開となった。日経平均は前日時点で11営業日連続の陰線を引いていたが、きょうは久しぶりに陽線を形成した。前日の米国株市場ではナスダック総合株価指数が300ポイント近い下げで6日ぶり反落。外国為替市場では一段と円安が進んだものの、これを好感する動きは限定的で、朝方は米ハイテク株安に追随する形で売りが目立った。しかし、半導体主力株が寄り後早々に買い戻され、しばらくして日経平均など全体指数も海外投資家とみられる先物への買い戻しが発端となって、急速に戻り歩調となった。日経平均は一時400円近い下げをみせたが、その後は200円超高くなるなど乱高下。再び売りに押されマイナス圏に押し戻される場面もあったが、取引終盤に買い直された。
     
    日経平均の日足チャートは前日まで始値より終値が安い「陰線」が続いていたが、12営業日ぶりに始値よりも終値が高い「陽線」となった。
     
    ただ、上値追いの勢いは限られた。27日に衆院選の投開票を控えているほか、米長期金利が上昇基調を強めているとあって、東京株式市場でも株式の持ち高を積極的に積み増す動きは目立たなかった。
     
    日経平均が3万8000円台を一時割り込んだことによる値頃感から小反発する1日となった。ここには200日移動平均線(3万8243円)もあって何かと買い方の意識が働きやすいところでもある。もっとも、売買は先物に偏っており個別株にはさほどの戻りは見られない。9月中間決算の発表がこれから本格化するため材料待ちの状態でもある。
     

     

    東証株価指数(TOPIX)は4日続落した。終値は1.39ポイント(0.05%)安の2635.57だった。JPXプライム150指数は4営業日ぶりに反発し、0.96ポイント(0.08%)高の1185.62で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で3兆7099億円、売買高は17億1565万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は596と全体の4割弱にとどまり、市場では「きょうは先物の上昇につれた需給主導の展開だった」との指摘が多かった。値下がり銘柄数は980、横ばいは70だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は電気機器、その他製品、倉庫・運輸関連業などが上昇。ゴム製品、電気・ガス業、海運業などが下落した。
     
    個別では、引き続きエフィッシモによる大量買付が材料視されてコニカミノルタが買われたほか、純利益予想上方修正発表が材料視されてカナデビアも上昇。ニデックは荒い値動きとなったが買い優勢で取引を終了。レーザーテック、アドバンテスト、東京エレクトロンなど半導体製造装置関連が高く、三菱重工業、日本製鋼所、IHI、大成建設などへの買いが目立った。フジクラ、日立製作所も上昇した。I-neが20%あまりの急騰を演じたほか、日本航空電子工業も値を飛ばした。三重交通グループホールディングスが大きく買われ、チヨダも上値を追った。バンナムHDも業績が材料視されて買われた。
     
    一方、英アームの株価下落が影響してソフトバンクグループ(SBG)が下落したほか、上場2日目の東京地下鉄は買い一巡後に下落。京成電鉄、小田急電鉄、東武鉄道、京王電鉄など首都圏私鉄株もさえない。トヨタ自動車も冴えない。日本郵船が値を下げた。KOAが大幅安、FPパートナーも大きく水準を切り下げている。ファーストリテイリングが売りに押され、キヤノンマーケティングジャパンの下げも目立つ。このほか、ニコン、資生堂、住友鉱山、SUMCO、ニトリホールディングスなどが下落した。


     
     


     
    東証スタンダード市場はてじまい売りや換金売りに押される銘柄が多かった。衆院選や本格化する企業決算などを控え、様子見姿勢から不安定な動きとなった。値上がり銘柄数461、スタンダードTOP20は7営業日続落。出来高は2億7567万株。値下がり銘柄数907と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、アスコット、REVOLUTION、大丸エナウィンがストップ高。アール・エス・シーは一時ストップ高と値を飛ばした。安江工務店、ランドネット、東名、APAMANなど7銘柄は年初来高値を更新。Speee、ぷらっとホーム、ANAP、タウンズ、ビート・ホールディングス・リミテッドが買われた。
     
     一方、robot home、インタースペース、福留ハム、ギグワークス、シマダヤなど46銘柄が年初来安値を更新。テンダ、ダントーホールディングス、イクヨ、住石ホールディングス、小野測器が売られた。
     


     
    東証グロース市場は足元の米長期金利上昇を受けた株式の相対的な割高感が意識され、グロース市場でも高PER(株価収益率)銘柄を中心に終日売りが優勢だった。
    個別の材料への反応は見られた「どちらも個人好みの材料で、今の相場を象徴する動き」(大手証券)という。
    ただ、こうした材料株物色も数は限られ、グロース市場売買代金はこの日も842億円と少なかった。
    グロースCoreは3日続落。東証グロース市場250指数も3日続落した。終値は前日比4.74ポイント(0.78%)安の599.35だった。終値での600割れは8月15日以来およそ2カ月半ぶり。
     
    グロース市場ではジーエヌアイやフリー、サンバイオが下落した。一方、GENDAやQPS研究所、トライアルは上昇した。
    値上がり銘柄数197、値下がり銘柄数349と、値下がりが優勢だった。
     
     個別では、プロディライトがストップ高。フルッタフルッタ、イメージ情報開発は一時ストップ高と値を飛ばした。グロースエクスパートナーズ、夢展望、はてな、CINCなど5銘柄は年初来高値を更新。ベースフード、セレンディップ・ホールディングス、ストリームメディアコーポレーション、バンク・オブ・イノベーション、QPS研究所が買われた。
     
     一方、光フードサービス、グリーンモンスター、学びエイド、PRISM BioLab、アミタホールディングスなど31銘柄が年初来安値を更新。ドリコム、ROXX、BuySell Technologies、Delta-Fly Pharma、セーフィーが売られた。
     


     
    24日午前の日経平均株価は小幅に反発し、前引けは前日比49円39銭高の3万8154円25銭だった。
     
    朝方はリスク回避目的の売りに押され、日経平均は300円あまり下落してスタートしたが、その後は切り返す展開となり一時は200円を超える上昇をみせる場面もあった。前日の米株安を嫌気した売りが一巡した後は、225先物主導で買い戻しが入り全体相場を押し上げた。個別では半導体関連に高い銘柄が目立ち指数上昇に貢献している。ただ、上値も重く前引けにかけて伸び悩む展開となり、3万8100円台で着地している。
     
    27日に衆院選の投開票を控えて上値追いの勢いも限られ、上げ幅が200円を超えた後は伸び悩んだ。東証プライムの値上がり銘柄数は442と全体の3割弱にとどまり、先物主導の上昇だったとの見方が多い。
     
    前日のNYダウ工業株30種平均は400ドルあまり下げた。米長期金利の上昇が続く中、株式の相対的な割高感が意識された。東京株式市場では円安・ドル高が一段と進行したが、積極的な買いにはつながらなかった。
     
    昨晩の海外時間では、1ドル153円台に乗せたが、ランチタイムの為替は1ドル152円50銭台とドル高円安基調は一服している。午前中、青木官房副長官が「為替の動向を高い緊張感をもって注視」「為替相場は安定的推移することが重要」と口先介入を行ったことが影響している。
    また、未明に、植田和男日本銀行総裁が海外の講演にて「日銀はかなり緩和的なスタンスを維持」「トータルで適切な正常化規模を重視する」と述べたことで、金融政策の正常化が意識されたことも影響したようだ。
     
    足元、円安進行で日本株が上昇するケースはほぼ見られない。為替市場と株式市場が切り離されていることから、後場の為替動向はさほど材料視されないだろう。衆議院選挙の投開票後の政権運営への不透明感が念頭にあることから、後場の日経平均は上値が重いと想定。3万8000円台を維持し、陽線で取引を終えられれば、御の字といったところだろうか。
     
     
     

    東証株価指数(TOPIX)は続落した。前引けは5.46ポイント(0.21%)安の2631.50だった。JPXプライム150指数も続落し、0.77ポイント(0.06%)安の1183.89で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆8432億円、売買高は8億6227万株だった。プライムの値下がり銘柄数は1145、横ばいは59だった。
     
    業種別では、倉庫・運輸関連、電気機器、その他製品、サービス、食料品などが上昇した一方、ゴム製品、海運、電気・ガス、証券・商品先物、陸運などが下落した。
     
     
    個別ではレーザーテック、アドバンテスト、東京エレクトロンが堅調、日本製鋼所、三菱重工業、IHIも買いが優勢。日立製作所も上昇した。引き続きエフィッシモによる大量買付が材料視されてコニカミノルタが買われたほか、純利益予想上方修正発表が材料視されてカナデビアも上昇。I-neが急騰、キヤノン電子も値を飛ばした。バンナムHDも業績が材料視されて買われた。一方、決算が材料視されて買い優勢となったニデックは上げ幅を一気に縮小した。三重交通グループホールディングスが大幅高。リクルートHD、中外薬品、コナミGが上げた。
     
    半面、英アームの株価下落が影響してソフトバンクグループ(SBG)が売りに押され、ファーストリテイリングも軟調。日本郵船も値を下げた。KOAが急落、ホギメディカルの下げも目立つ。
    上場2日目の東京地下鉄は買い一巡後に下落。京成電鉄、小田急電鉄、東武鉄道、京王電鉄など首都圏私鉄株もさえない。このほか、資生堂、住友鉱、SUMCO、ニトリホールディングスなどが下落した。

     


     
    東証スタンダード市場は米国株安を受けて幅広い銘柄が売られている。
    スタンダードTOP20は続落。出来高は1億5763万株。
    値上がり銘柄数379、値下がり銘柄数914と、値下がりが優勢だった。
     
    個別ではアール・エス・シーがストップ高。安江工務店、ランドネット、東名など4銘柄は年初来高値を更新。UNBANKED、ぷらっとホーム、ANAP、ビート・ホールディングス・リミテッド、ダイワ通信が買われた。
     
    一方、robot home、福留ハム、ギグワークス、シマダヤ、まんだらけなど35銘柄が年初来安値を更新。テンダ、やまみ、ジオコード、住石ホールディングス、ジェイ・エスコムホールディングスが売られた。
     
     


     
    東証グロース市場は足元の米長期金利上昇を受けた株式の相対的な割高感が意識され、高PER(株価収益率)銘柄の多いグロース市場では売りが優勢だった。
    グロースCoreは下落。東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比5.49ポイント(0.91%)安の598.60だった。
    グロース市場ではジーエヌアイやフリー、サンバイオが下落した。一方、GENDAやベースフード、セルシードは上昇した。
    値上がり銘柄数172、値下がり銘柄数365と、値下がりが優勢だった。
     
     個別ではグロースエクスパートナーズ、フルッタフルッタ、夢展望、はてな、CINCが年初来高値を更新。ベースフード、セレンディップ・ホールディングス、モダリス、ソーシャルワイヤー、サイバー・バズが買われた。
     
     一方、光フードサービス、グリーンモンスター、学びエイド、PRISM BioLab、ROXXなど28銘柄が年初来安値を更新。BuySell Technologies、プログリット、タメニー、セーフィー、ドリコムが売られた。
     

    【寄り付き概況】
     
    24日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比300円34銭安の3万7804円52銭。
     
    前日に続いてリスク回避目的の売りが優勢な地合いとなり、日経平均は下値模索を強いられている。前日の欧州株市場では主要国の株価指数が総じて下落したほか、米国でも米長期金利の上昇が続くなかハイテク株中心に軟調だった。
     
    これを受け東京株式市場でも買い手控え感が強い。外国為替市場では一段と円が売られ、ドル高・円安が加速していることで自動車など輸出セクターに追い風と捉えられるものの、全体相場へ与える影響は限定的となっている。前日まで日経平均は11日連続で陰線を形成しており、きょうも後場の値動きが注目されそうだ。
     
    東証株価指数(TOPIX)は続落している。
     
    個別では、ファストリやファナック、京セラが下落している。一方、東エレクやバンナムHDは上昇している。前日に決算を発表したニデックは売り買いが交錯している。
     


    「羹に懲りてなますを吹く」

    「金利上昇で株安」

    水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って下落。
    「国債利回りの上昇が大型株の重し」との解釈。
    「国債利回りが再び上昇していることが市場では消化難」という声もある。
    エヌビディアが2.81%、アップルが2.16%下落。
    メタが3.15%、アマゾンが2.63%安。
    マクドナルドは大腸菌の食中毒が発生したとの報道を受け5.12%下落。
    半導体大手テキサス・インスツルメンツは4%上昇。
    テスラは引け後の決算発表を前に安く引けたが、その後の時間外取引で8%上昇。
    地区連銀経済報告(ベージュブック)で、ほぼ全ての地区で経済活動は横ばい。
    ブロックチェーンベースの予測市場「ポリマーケット」によると、トランプ氏勝利の確率は64%。
    2年国債と10年国債の利回り格差は0.156%。
    11月と12月のFOMCでそれぞれ0.25%の利下げ確率は67.1%。
    いずれかの会合でのみ利下げが行われる確率は30.2%。
    年末まで金利が据え置かれる確率は2.7%。
    11月の会合で0.25%の利下げ確率は88.9%。
    金利が据え置かれる確率は11.1%。
    10年国債利回りは4.245%。
    一時、7月26日以来の高水準となる4.260%を付けた
    5年国債利回りは4.056%。
    2年国債利回りは4.082%。
    10月10日以来の高水準。
    ドル円は152円台前半。
    一時153.18円と、日銀が政策金利を2007年以来の高水準に引き上げた7月31日以来の高値を付けた。
    WTI原油先物12月限は0.97ドル(1.35%)安の1バレル=70.77ドル。
    ビットコインは0.49%安の6万7392.55ドル。
    SKEW指数は150,97?146,80?146.97。
    恐怖と欲望指数は70?63。18日の75がピークだった。
    (昨年10月5日が20)。

    水曜のNYダウは409ドル(0.96%)安の42514ドルと3日続落。
    高値42834ドル、安値42293ドル。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは119,76(前日124.32)。
    NASDAQは296ポイント(1.60%)安の18276ポイントと6日ぶりに反落。
    高値18509ポイント、安値18146ポイント。
    サイコロは9勝3敗。
    騰落レシオは95.70(前日97.81)。
    S&P500は53ポイント(0.92%)安の5797ポイントと3日続落。
    高値5834ポイント、安値5762ポイント。
    サイコロは6勝6敗。
    騰落レシオは108.72%(前日109.74%)。
    水曜のダウ輸送株指数は162ポイント(1.00%)安の16087ポイントと続落。
    SOX指数は59ポイント(1.14%)安の5131ポイントと続落。
    VIX指数は19.24(前日18.20)。
    NYSEの売買高は8.67億株(前日8.41億株)。
    3市場の合算売買高は118,3億株(前日114.5億株、過去20日平均は112.9億株)。
    水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比220円安の37850円。
    ドル建ては大証日中比120円安の37950円。
    ドル円は152.75円。
    10年国債利回りは4.245%。
    2年国債利回りは4.082%。

    「TOPIXの11日連続日足陰線は19992年3月以来」

    水曜の日経平均は寄り付き14円安。
    終値は307円(▲0.80%)安の38104円と3日続落。
    高値38514円。
    安値37987円。
    9月27日高値39829円は下回ったまま。
    日足は11日連続で陰線。
    2012年4月25日ー5月16日までが13日連続陰線だったから12年ぶり。
    2019年12月16日ー25日が8日連続陰線。
    2008年6月19日ー7月4日が12日連続陰線だった。
    10月16日は39415円?39362円にマド。
    日経平均は19日連続で一目均衡の雲の上。
    上限は36875円。
    下限は36791円。
    SQ値39701円に対して1勝8敗。
    TOPIXは14.51ポイント(▲0.55%)安の2636ポイントと3日続落。
    25日線(2673ポイント)を2日連続で下回った。
    75日線(2686ポイント)を6日連続で下回った。
    25日線が75日線と200日線(2677ポイント)を下抜きデッドクロス。
    11日連続で日足陰線。
    1992年3月3日ー18日の12日連続陰線以来の記録。
    21年9月27日ー10月8日(10日連続)が10日連続陰線。
    TOPIXコア30指数は3日続落。
    プライム市場指数は7.49ポイント(▲0.55%)安の1356.98ポイントと3日続落。
    東証グロース250指数は10.81ポイント(▲1.76%)安の604.09と続落。
    25日移動平均線からの乖離は▲6.28%(前日▲4.84%)。
    プライム市場の売買代金は3兆5155億円(前日3兆8080億円)。
    売買高は16.79億株(前日16.84億株)。
    値上がり260銘柄(前日135銘柄)。
    値下がり1351銘柄(前日1493銘柄)。
    新高値8銘柄(前日10銘柄)。
    新安値36銘柄(前日32銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは100.62(前日101.71)。
    東証グロース市場の騰落レシオは80.69(前日80.79)。
    NTレシオは14.45倍(前日14.49倍)。
    サイコロは6勝6敗で50.00%。
    TOPIXは5勝7敗で41.66%。
    東証グロース市場指数は4勝8敗で33.33%。
    上向きの25日線(38503円)から▲1.04%(前日▲0.08%)。
    2日連続で下回った。
    200日線を上抜いてゴールデンクロス2日目。
    75日線も上抜けた。
    下向いた75日線は38237円。
    14日ぶりに下回った。
    上向きの200日線(38220円)からは△0.30%(前日△0.56%)。
    22日ぶりに下回った。
    下向きの5日線は38672円。
    6日連続で下回った。
    13週線は37859円。
    26週線は38452円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.038%(前日▲15.960%)。
    買い方▲10.357%(前日▲9.603%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲5.975%(前日▲6.653%)。
    買い方▲22.347%(前日▲21.125%)。
    空売り比率は40.8%(前日43.6%、6日連続で40%超)。
    空売り規制なしの銘柄の比率は9.2%(前日10.2%)。
    10月18時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.05%(前週▲9.02%)。
    3週連続で悪化。
    10月18日時点の裁定売り残は71億円増の1774億円。
    2週連続で増加。
    裁定買い残は1484億円減の1兆8828億円。
    2週ぶりに減少。
    日経VIは27.80(前日27.22)。
    日経平均採用銘柄のPERは15.38倍(前日15.45倍)。
    前期基準では15.71倍。
    EPSは2477円(前日2486円)。
    直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
    225のPBRは1.35倍(前日1.35倍)。
    BPSは28225円(前日28453円)。
    日経平均の予想益回りは6.50%。
    予想配当り利回りは2.01%。
    指数ベースではPERは20.31倍(前日20.48倍)。
    EPSは1876円(前日1875円)。
    PBRは1.88倍(前日1.89倍)。
    BPSは20268円(前日20323円)。
    10年国債利回りは0.975%(前日0.980%)。
    プライム市場の予想PERは15.20倍。
    前期基準では15.57倍。
    PBRは1.28倍。
    プライム市場の予想益回りは6.57%。
    配当利回り加重平均は2.36%。
    プライム市場の単純平均は23円安の2658円(前日は2682円)。
    プライム市場の売買単価は2092円(前日2260円)。
    プライム市場の時価総額は919兆円(前日923兆円)。
    ドル建て日経平均は250.23(前日254.69)と続落。
    水曜のシカゴ225先物は大証前日比220円安の37850円。
    高値38535円、安値37645円。
    大証夜間取引終値は日中比230円安の37840円。
    気学では木曜は「下放れると後場へ戻す日。悪目買い方針」
    金曜は「高下荒く初高後安の日。但し下放れは小底入れ」
    ボリンジャーのプラス1σが39450円。
    プラス2σが40397円。
    マイナス1σが37556円。
    マイナス2σが36609円。
    週足のプラス1σが39233円。
    プラス2σが40631円。
    マイナス1σが36437円。
    半値戻しは36841円。
    9月配当権利落ち前は38925円。
    日経平均株価の9月月中平均は37162円。
    TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
    月足陽線基準は38652円。
    アノマリー的には「変化日」。

    《今日のポイント10月24日》

    (1)水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って下落。
       10年国債利回りは4.245%。
       一時、7月26日以来の高水準となる4.260%を付けた
       5年国債利回りは4.056%。
       2年国債利回りは4.082%。
       10月10日以来の高水準。
       ドル円は152円台前半。
       一時153.18円と、日銀が政策金利を2007年以来の高水準に引き上げた7月31日以来の高値を付けた。
       SKEW指数は150,97?146,80?146.97。
       恐怖と欲望指数は70?63。18日の75がピークだった。
       (昨年10月5日が20)。

    (2)水曜のダウ輸送株指数は162ポイント(1.00%)安の16087ポイントと続落。
       SOX指数は59ポイント(1.14%)安の5131ポイントと続落。
       VIX指数は19.24(前日18.20)。
       NYSEの売買高は8.67億株(前日8.41億株)。
       3市場の合算売買高は118,3億株(前日114.5億株、過去20日平均は112.9億株)。
       水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比220円安の37850円。

    (3)プライム市場の売買代金は3兆5155億円(前日3兆8080億円)。
       売買高は16.79億株(前日16.84億株)。
       値上がり260銘柄(前日135銘柄)。
       値下がり1351銘柄(前日1493銘柄)。
       新高値8銘柄(前日10銘柄)。
       新安値36銘柄(前日32銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは100.62(前日101.71)。
       東証グロース市場の騰落レシオは80.69(前日80.79)。
       NTレシオは14.45倍(前日14.49倍)。
       サイコロは6勝6敗で50.00%。

    (4)上向きの25日線(38503円)から▲1.04%(前日▲0.08%)。
       2日連続で下回った。
       200日線を上抜いてゴールデンクロス2日目。
       75日線も上抜けた。
       下向いた75日線は38237円。
       14日ぶりに下回った。
       上向きの200日線(38220円)からは△0.30%(前日△0.56%)。
       22日ぶりに下回った。
       下向きの5日線は38672円。
       6日連続で下回った。
       13週線は37859円。
       26週線は38452円。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.038%(前日▲15.960%)。
       買い方▲10.357%(前日▲9.603%)。
       東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲5.975%(前日▲6.653%)。
       買い方▲22.347%(前日▲21.125%)。

    (6)空売り比率は40.8%(前日43.6%、6日連続で40%超)。
       空売り規制なしの銘柄の比率は9.2%(前日10.2%)。
       10月18時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.05%(前週▲9.02%)。
       3週連続で悪化。
       10月18日時点の裁定売り残は71億円増の1774億円。
       2週連続で増加。
       裁定買い残は1484億円減の1兆8828億円。
       2週ぶりに減少。
       日経VIは27.80(前日27.22)。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは15.38倍(前日15.45倍)。
       前期基準では15.71倍。
       EPSは2477円(前日2486円)。
       直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
       225のPBRは1.35倍(前日1.35倍)。
       BPSは28225円(前日28453円)。
       日経平均の予想益回りは6.50%。
       予想配当り利回りは2.01%。
       指数ベースではPERは20.31倍(前日20.48倍)。
       EPSは1876円(前日1875円)。
       PBRは1.88倍(前日1.89倍)。
       BPSは20268円(前日20323円)。
       10年国債利回りは0.975%(前日0.980%)。

    (8)プライム市場の単純平均は23円安の2658円(前日は2682円)。
       プライム市場の時価総額は919兆円(前日923兆円)。
       ドル建て日経平均は250.23(前日254.69)と続落。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが39450円。
       プラス2σが40397円。
       マイナス1σが37556円。
       マイナス2σが36609円。
       週足のプラス1σが39233円。
       プラス2σが40631円。
       マイナス1σが36437円。
       半値戻しは36841円。
       9月配当権利落ち前は38925円。
       日経平均株価の9月月中平均は37162円。
       TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
       月足陽線基準は38652円。
       アノマリー的には「変化日」。

    今年の曜日別勝敗(10月23日まで)
    ?
    月曜18勝15敗
    火曜25勝17敗
    水曜15勝26敗
    木曜22勝20敗
    金曜25勝16敗

    10月18時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.05%(前週▲9.02%)。
    3週連続で悪化。
    10月18日時点の信用売り残は85億円減の6177億円。
    2週ぶりに減少。
    同信用買い残は1024億円増の4兆650億円。
    3週連続で増加。
    6月21日時点は4兆9117億円。
    5週ぶりに4兆円台。
    信用倍率は6.58倍(前週6.33倍)。
    10月18日時点の裁定売り残は71億円増の1774億円。
    2週連続で増加。
    裁定買い残は1484億円減の1兆8828億円。
    2週ぶりに減少。

    東京地下鉄(東京メトロ、9023)が東証プライムに上場した。
    公開価格を基にした上場時の時価総額は6972億円と現時点で今年の新規株式公開(IPO)で最大規模の見通し。
    今年の注目案件であったトライアルホールディングス(141A)やタイミー(215A)、アストロスケールホールディングス(186A)を大きく上回る。
    東京メトロの証券コードは「9023」。
    最近上場した銘柄には最後に「A」が付与されるルールとなった。
    しかし過去の公社債発行時にコードが割り振られていたことが影響。
    東京メトロは数字のみとなっている。
    国や東京都などの売り出し額(募集額)は3486億円。
    アイ・エヌ情報センターによると集計開始後の1991年度以降で15番目。
    2018年のソフトバンク(SB、9434)以来の大型上場となった。
    初値は1630円。
    売り出し価格(1200円)を36%上回った。
    上場に伴い、国と東京都はそれぞれ保有する東京メトロ株の一部を売り出した。
    上場後の発行済み株式の保有割合は国が26.71%、東京都が23.29%となる

    ?24年の主なIPO

    銘柄名                  時価総額 上場日

    ★東京メトロ(9023)     6972億   10月23日
    リガク(268A)           2838億   10月25日
    トライアル(141A)       2021億    3月21日
    タイミー(215A)         1379億    7月26日
    アストロHD(186A)       960億    6月5日

    ?IPOの募集総額ランキング

    銘柄名                募集総額 募集の効力発生日

    ソフトバンク(9434) 2兆6461億 2018年12月19日
    NTTドコモ         2兆1255億 1998年10月22日            
    第一生命HD(8750) 1兆0089億 2010年4月1日   
    JT(2914)            9587億 1994年10月27日
    JR東日本(9020)      7599億 1993年10月26日
    日本郵政(6178)        6930億 2015年11月4日
    JAL(9201)          6633億 2012年9月19日
    ゆうちょ銀(7182)      5980億 2015年11月4日
    JR西日本(9021)      5804億 1996年10月8日
    JR東海(9022)        5383億 1997年10月8日
    JR九州(9142)        4160億 2016年10月25日
    サントリBF(2587)    3881億 2013年7月3日
    あおぞら銀(8304)      3800億 2006年11月14日
    Jパワー(9513)        3748億 2004年10月6日
    ★東京メトロ(9023)    3486億 2024年10月23日
    1991年度以降、87年のNTT除く。銘柄略称は直近

    米国大統領選は11月5日に投開票。
    選挙戦の予想は依然難しい。
    米政治サイトのリアル・クリア・ポリティクスの分析によると、21日時点の各種世論調査の平均でハリス氏のリードは0.9ポイント。
    両候補の支持率は拮抗しており、ハリス氏の勢いはやや失速感も出てきている。
    過去2回の選挙戦で、トランプ氏は事前の世論調査で支持率が低く出る傾向にあった。
    16年の民主候補だったクリントン氏は世論調査でトランプ氏に大幅なリードを保ちながらも、僅差で敗北を喫した。
    20年に勝利したバイデン現大統領も同様の展開で接戦だった。
    賭けサイトのpolymarketでは、トランプ氏勝利の確率がハリス氏を大幅に上回っている。
    QUICKナレッジ特設サイトの「米大統領選のゆくえ」によると、
    2000年以降の6回の大統領選のうち、米ダウ工業株30種平均が選挙当日から100日後までに上昇したのは4回(民主党、共和党の勝利時にそれぞれ2回)だった。
    日経平均株価も米国株の動向に沿う形で上昇する傾向にある。

    それにしても・・・。
    どうも投資の世界が学問にこだわり過ぎているような気がする。
    マスコミ等で話題にされるのは為替や債券畑の市場関係者による海外市場動向。
    日本の経済指標ではなく、海外の経済指標の予想とスケジュールを最重要視。
    あるいは個別株動向などまるで関係ないかの如く金利と為替についての話題に終始する。
    20世紀のバブル以降「羹に懲りてなますを吹く」が続いている。
    いつの間にか日陰の存在だった罫線さえ「チャート」と名を変え学問チックになってしまった。
    相場は学問ではなかろう。
    人間の欲望がせめぎあう戦場だ。
    その醜悪さを隠ぺいするために、いかにも高等な議論が展開されるが、所詮詭弁の世界に映る。
    学問、特に経済学は議論ばかりで結論は少なく、世の中の流れに主流が左右される傾向がある。
    加えれば、相場は学問チックに分析されることでつまらなくなるし、人間の存在が薄くなる。
    それはそれで世の流れなのだろうが。


    ◇━━━ カタリスト━━━◇


    Chordia Therapeutics(190A)・・・動兆


    RNA制御ストレスを標的とする低分子抗がん薬を開発中。
    ストレスを課題に与えるとがん細胞は死滅する。三宅社長
    開発品・研究者は武田にルーツ




    (兜町カタリスト櫻井)


    [株価材料]
     
     
    ■テスラ 蓄電池を全国販売 ヤマダHD<9831>と連携 1000店規模
     
    ■東京メトロ<9023>
    山村社長「資本効率を重視、成長へM&Aも」
     
    ■ニデック<6594>
    4-9月営業益最高 HDD需要が急増
     
    ■JDI<6740>
    建設協議を中断 中国の有機ELパネル工場
     
    ■商船三井<9104>
    シンガポールで洋上LNG拠点
     
    ■鴻池運輸<9025> 
    印に5拠点 医療器具の洗浄・滅菌
     
    ■フューチャー<4722> 
    1-9月純利益12%増
     
    ■KOA<6999>
    今期純利益下振れ 車向け不振 10円減配
     
    ■バンナムHD<7832>
    今期最終一転増益
     
    ■キヤノンMJ<8060>
    今期10円増配 純利益上振れ
     
    ■明治HD<2269>
    コロナ「不活化ワクチン」申請へ
     
    ■東レ<3402>
    光半導体の高速実装を可能に データセンター向け
     
    ■日銀植田総裁 政策正常化の適切な規模・タイミングに考え巡らす
     
    ■ニコン<7731>
    後工程向け露光装置を26年度投入
     
    ■ユニチカ<3103>
    DIC<4631>と特殊PPSフィルム 高周波領域で高誘電
     
    ■旭化成<3407>
    電池材料で絶縁膜次ぐ収益源創出 数百億円規模に
     


    24日の東京株式市場は続落後も、弱含みの展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、3万7600円-3万8000円を想定。(23日終値3万8104円86銭)
     
    米国株は下落。ダウ平均は409ドル安の42514ドルで取引を終えた。
     
    日経平均株価は、現地23日の米国株式が下落したことや、きのう23日の軟調な地合いが継続し、売り先行スタートとなりそう。
    円安は進行しているが、その要因となっている米長期金利上昇が米国株の下落を招いているため、ポジティブな反応は期待しづらいだろう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=152円台の半ば(23日は152円35-37銭)、ユーロ・円が1ユーロ=164円台の半ば(同164円25-29銭)と、やや円安方向にある。円安を背景に、輸出関連銘柄に物色の矛先が向かい、下値を支える場面も想定される。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所清算値比220円安の3万7850円だった。
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■アスコット <3264> 
    前期経常を2.4倍上方修正・17期ぶり最高益、未定だった配当は2円増配。
     
    ■シンバイオ製薬 <4582> 
    注射剤「ブリンシドフォビル」のアデノウイルス感染症状に対する臨床的有効性を示すデータを公表。
     
    ■I-ne <4933> 
    化粧品の企画・販売を手掛けるトゥヴェールの全株式を取得し子会社化する。取得価額は101億円。また、一部美容家電ODM機能の獲得を目的に東亜産業傘下のTTradingを買収する。
     
    ■バンダイナムコホールディングス <7832> 
    今期経常を37%上方修正・3期ぶり最高益更新へ。
     
    ■REVOLUTION <8894> 
    株主優待制度を新設。毎年4月末と10月末時点で2000株以上かつ6ヵ月以上継続保有する株主を対象に、6万円分のQUOカードPayを年2回贈呈する。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    24(木)
    【国内】
    20年国債入札
    《決算発表》
    キヤノン、富通ゼネ、信越ポリ、未来工業、ナガセ、SBIGアセット、キムラユニティー、エイトレッド、大丸エナ、ディーエムエス、PLANT

    【海外】
    米10月製造業購買担当者景気指数(PMI)(22:45)
    米9月新築住宅販売件数(23:00)
    《米決算発表》
    ハネウェル・インターナショナル、サウスウェスト航空、ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)、CBREグループ、ダウ・インク、DTEエナジー、ドーバー、ノースロップ・グラマン、ハズブロ、キャリア・グローバル、LKQ、S&Pグローバル、プール、テクストロン、ユニオン・パシフィック、バレロ・エナジー、トラクターサプライ、ラボラトリーコープ
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    23日のNYダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比409ドル94セント(0.95%)安の4万2514ドル95セントで終えた。
     
    最近発表された一連の経済指標で米景気の堅調さが示され、市場では連邦準備制度理事会(FRB)による利下げペースが緩やかになるとの見方が強まる中、米長期金利の指標である10年債利回りはこの日一段と上昇。金利の影響を受けやすいハイテク銘柄の売りが目立った。

    23日の米債券市場で長期金利は一時4.26%と約3カ月ぶりの高水準を付けた。底堅い米景気を背景にFRBの利下げペースが緩やかになるとの見方が増えている。11月5日投開票の米大統領選挙を巡っては、共和党候補のトランプ前大統領の掲げる政策がインフレ圧力をより高める可能性が改めて意識されている面もある。金利が連日で上昇し、高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に売りが広がった。

    ダウ平均は前週末に最高値を更新し、高値警戒感も意識された。主力企業による決算発表が本格化するなか、今後発表が相次ぐ大手ハイテク企業の決算を見極めたい雰囲気もある。「前回の決算発表シーズンの後に夏場のハイテク株売りが強まった。高値圏で推移するだけに利益確定売りが出やすかった」との声が聞かれた。

    米大統領・議会選まで2週間を切り、世論調査では接戦が予想される。結果判明に時間がかかる可能性もあり「選挙後の混乱などのリスクも懸念されている」との見方があった。複数の不透明要因を背景に、主力株には持ち高調整や利益を確定する売りが出やすく、ダウ平均の下げ幅は一時600ドルを超えた。

    個別銘柄ではマクドナルドが5%下げ、ダウ平均を1銘柄で105ドルほど押し下げた。米疾病対策センター(CDC)が22日、同社の商品が大腸菌の集団感染と関連していると発表した。アップルは2%安で終えた。著名アナリストが新型スマートフォンの発注を削減したとの見方を示し、需要を巡る懸念が重荷となった。

    朝に四半期決算を発表したコカ・コーラとボーイングも売られた。スリーエム(3M)やアマゾン・ドット・コム、インテルも安い。半面、ベライゾン・コミュニケーションズやウォルマートは上昇した。

    ナスダック総合株価指数は6営業日ぶりに反落した。前日比296.474ポイント(1.59%)安の1万8276.655で終えた。メタプラットフォームズやアルファベットなど主力株が軒並み下げた。エヌビディアやブロードコムといった半導体株も売られた。

    英半導体設計アーム・ホールディングスがクアルコムに対し、半導体設計のライセンス契約を取り消すと伝えたと22日に報じられ、両社株ともに下げが目立った。通常取引終了後に四半期決算の発表を控えていたテスラも安かった。一方、前日夕に発表した決算で売上高と1株利益が市場予想を上回った半導体のテキサス・インスツルメンツ(TI)は4%上昇した。
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】
    23日のシカゴ日経平均先物は下落した。12月物は前日比540円安の3万7850円で終えた。NYダウ平均は、米長期金利の上昇が嫌気されて、3日続落した。同日は日米株式相場がともに下落し、シカゴ市場の日経平均先物にも売りが優勢となった。
     
     
    シカゴ日経225先物 (円建て)
    37850 ( -220 )
     
    シカゴ日経225先物 (ドル建て)
    37950 ( -120 )
     
    ( )は大阪取引所終値比






    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数

    23日のFTSE100種総合株価指数は4日続落し、前日比47.90ポイント(0.57%)安の8258.64で終えた。米国の大統領選挙が2週間後に迫る。相場の先行きが見通せにくく、積極的な買いが入りにくかった。

    商品先物市場で銅などの先物相場が下落し、英豪グレンコアといった資源株に売りが出たのも指数の重荷だった。エネルギー株が下げたほか、銀行など金融が売りに押された。

    FTSEの構成銘柄では、プライベート・エクイティ会社3i(スリーアイ)グループが2.45%安、鉱業大手アングロ・アメリカンが2.35%安、医療機器・精密部品大手スミスグループが2.23%安と下げを主導。一方、広告大手WPPは6.10%高、23日公表した2024年7〜9月期の売上高が市場予想ほど落ち込まなかった生活用品大手レキット・ベンキーザーは3.99%高、包装資材大手DSスミスは3.11%高と買われた。

     



    ■ドイツ・フランクフルト株価指数

    23日のドイツ株価指数(DAX)は3日続落し、前日比44.29ポイント(0.22%)安の1万9377.62で終えた。米長期金利の上昇が投資家心理の重荷となるなか、直近決算の発表など個別の材料を踏まえた売買が交錯した。

    ドイツ銀行に売りが膨らんだ。23日公表した2024年7〜9月期決算で収益は市場予想を上回ったものの、市場の一部では貸し倒れに備えた引当金の膨らみを指摘する声があった。

    個別では、通販大手ザランドが2.64%安、ドイツ取引所と医薬大手メルクが1.98%安、自動車部品大手コンチネンタルが1.87%安と下げた半面、半導体大手インフィニオン・テクノロジーズは2.27%高、業務用ソフトウエア大手SAPは1.58%高、エネルギー大手イーオンは1.13%高で取引を終えた。





    ■フランス・パリ株価指数

    フランスの株価指数CAC40は3日続落し、前日比0.49%安で終えた。米大統領選などを控え、投資家のリスク回避の動きが続いた。


     

10月24日 毎日コラム
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