Market Data
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【日経平均】
38104円86銭(▲307円10銭=0.80%)
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【TOPIX】
2636.96(▲14.51=0.55%)
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【グロース250】
604.09(▲10.81=1.76%)
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【プライム売買高】16億7999万株(▲468万株)
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【売買代金】3兆5155億円(▲2924億円)
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【値上がり銘柄数】260(前日:135)
【値下がり銘柄数】1351(前日:1493)
【新高値銘柄数】8(前日:10)
【新安値銘柄数】36(前日:32)
【25日騰落レシオ】100.62(前日:101.71)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日続落、一時3万8000円割れ
2.朝方は強弱観対立も、後場に入り崩れ足に
3.米長期金利の上昇顕著で投資家心理冷やす
4.総選挙を前に、与党大苦戦の見通しを嫌気
5.新規上場の東京メトロは物色人気が際立つ
日経平均の記録的な連続陰線の背景に、海外投資家が東京株式市場から後ずさりを始めた気配が感じられる。12年半前の13日連続陰線にスポットを当てると、結果的に当時はアベノミクス相場突入を翌年に控えた夜明け前の暗闇と言えなくもなかったが、今回は少々状況が違うようだ。何と言っても「円安・株安」という組み合わせに薄ら寒さを覚える。
今週27日に投開票が行われる衆院選に関しては、自民党+公明党でも過半数を獲得できるか微妙といった旨の報道がいくつか出てきている。両党で過半数を獲得できなくても政権交代になるとは限らないが、自民党が票を大きく減らした場合、党内で石破首相の求心力がなくなり、政策が前に進まないリスクがある。自公の挽回を伝えるようなニュースが出てこないと、あす以降も急落に対する警戒が拭いきれないだろう。
ただし、投開票前に自公過半数割れのシナリオを織り込みに行くのであれば、直前の金曜後場、もしくは週明けの月曜朝には逆回転の動きが出てくる可能性がある。あすはまだ売り圧力が強そうだが、52週線(3万7331円、22日時点)辺りまで深押しするような場面があるなら、そこでは打診買いを検討したい。
ただ、こういうムードの悪い時は目ざとく空売りも入っているのが常であり、過度に悲観に傾くと間違えるケースも多い。例えば、自公連立で過半数を確保できれば目先的にはアンワインドの動きを誘発し、日経平均は今月下旬以降の下げ分を一気に取り返す展開となっても不思議はない。「待つのも相場」を決め込んでおくのが得策と思われる。
■上値・下値テクニカル・ポイント(23日現在)
39450.24 ボリンジャー:+1σ(25日)
39233.64 ボリンジャー:+1σ(13週)
39122.48 均衡表転換線(日足)
38757.44 6日移動平均線
38503.47 25日移動平均線
38452.42 26週移動平均線
38237.30 75日移動平均線
38220.66 200日移動平均線
38104.86 ★日経平均株価23日終値
38042.94 均衡表基準線(日足)
37940.59 新値三本足陰転値
37835.70 13週移動平均線
37752.61 均衡表転換線(週足)
37739.48 均衡表雲上限(週足)
37556.70 ボリンジャー:-1σ(25日)
37081.81 ボリンジャー:-1σ(26週)
36875.81 均衡表雲上限(日足)
36791.45 均衡表雲下限(日足)
36791.45 均衡表基準線(週足)
36609.93 ボリンジャー:-2σ(25日)
36437.76 ボリンジャー:-1σ(13週)
下降中の5日移動平均線を上回る場面はなく、終値は75日線とその下方を走る200日線を下回った。25日線とのマイナス乖離幅も広がり、地合いの悪化を示唆した。ローソク足は11本連続陰線で終了。高値と安値も連日切り下がって「黒三兵」を形成し、下押し圧力の強さを確認する形となった。東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は100.61%(昨日101.70%)と中立圏中央の100%に肉薄し、9月10日の131.24%をピークとする低下基調が続いた。
【大引け概況】
23日の日経平均株価は3日続落し、終値は前日比307円10銭安の3万8104円86銭だった。
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朝方は強弱観を対立させていたが、後場に入って売り圧力が強まり、日経平均は一時400円を超える下げで、一瞬3万8000円台を割り込むなどリスクオフの流れが強まった。
米長期金利の上昇を背景に前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が軟調に推移した流れを引き継ぎ、売りが優勢だった。27日投開票の衆院選を警戒する動きは強く、持ち高調整の売りも出やすかった。
ただ、日経平均は上昇に転じる場面もあった。東京外国為替市場で円相場が1ドル=152円台と3カ月ぶりの円安・ドル高水準をつけ、自動車など主力の輸出関連株の一角に買いが入った。
東京株式市場でもリスク許容度の低下した海外投資家の売りが観測される状況。日米金利差拡大を背景に外国為替市場では一段と円安が進んだが、自動車株は買われたものの、全体相場は円安を好感する動きとはならなかった。27日に行われる衆議院総選挙を控え、与党が想定以上に苦戦するとの観測が買いを手控えさせている。
全体売買代金は3兆5000億円あまりで東京地下鉄の新規上場効果を考慮すると低調だったといえる。
22日のニューヨーク債券市場で米長期金利は上昇(債券価格は下落)し、一時4.22%と3カ月ぶりの高水準をつけた。米経済の軟着陸(ソフトランディング)観測が強まり、米利下げペースが緩やかになるとの見方が浮上。値がさの半導体関連株をはじめPER(株価収益率)の高い銘柄を中心に、金利と比べた相対的な割高感を意識した売りが出た。
きょう23日に東証プライム市場に新規上場した東京メトロの商いが膨らみ、東証プライム市場の売買代金ランキングで首位だった。公開価格(1200円)を上回る1630円で初値を付けた。大引けは1739円で、時価総額は1兆円を上回った。市場では「東京メトロ株を購入するために既存の上場銘柄に換金売りを出した投資家は多く、需給悪化も相場の重荷になった」との声が聞かれた。
日経平均はチャート上で始値より終値が低い「陰線」を23日まで11日連続で引いた。11日連続は2012年4月25日〜5月16日(13日連続)以来の長さ。陰線は取引時間中の売り圧力の強さを示す。市場では「足元の日本株はボラティリティー(株価変動率)が高く、中長期志向の投資家が買いを手控えている」との声が聞かれた。
市場関係者は「大引けに近づくにつれ、欧州の投資家による取引が活発になる時間帯に入る。欧州勢は足元で上値の重い日本株から値動きの良い欧州株に資金を移している」とも話した。
衆院選の終盤情勢報道が続くなか、衆院選後の政局不安が一段と高まりかねないとの警戒心が拭えず、政治の混乱を嫌う海外勢からの売りが相場を押し下げているとの見方がされている。
市場ではこれまで与党が議席数を減らすとの見方がコンセンサスであったが、過半数割れとの見方も出てくるなか、織り込みが足らなかったとの見方にも向かわせていた。そんな不安定な環境のなか、本日上場した東京メトロは好スタートを切っており、その後も終日堅調な値動きが続いていた。投資家の物色意欲の強さが表れた形であり、今後本格化する決算においても内容を見極めつつ、資金が向かう可能性がありそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は3日続落した。終値は14.51ポイント(0.55%)安の2636.96だった。TOPIXも11日連続で陰線を引いた。11日連続は1992年3月3〜18日(12日連続)以来の長さ。JPXプライム150指数も3日続落し、5.44ポイント(0.46%)安の1184.66で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆5155億円、売買高は16億7999万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1351。値上がりは260、横ばいは34だった。
業種別株価指数(33業種)はサービス業、海運業、機械などが下落。上昇は輸送用機器、食料品、不動産業など。
個別では、ニチレイ、ニトリホールディングス、ニッスイなど円高メリット銘柄の一角が下落したほか、ディスコが大きく売られたほか、レーザーテック、東京エレクトロンなど半導体製造装置関連株が冴えない。昨日買われた川崎汽船、日本郵船など海運株は反落した。三菱重工業が引き続き弱い。ファーストリテイリング、リクルートホールディングス、キーエンスなどが軟調、楽天グループも下落した。エランが値下がり率トップに売り込まれ、パルグループホールディングスの下げも目立った。また、大和証G、ふくおかFG、しずおかFG、コンコルディアFなど金融株も売られた。
一方、エフィッシモの大量保有で思惑買いが先行しコニカミノルタが大幅高となった。円安進行や米自動車大手GMの好決算などが材料視されて、SUBARU、トヨタ自、ホンダ、三菱自、日産自など自動車株のほか、デンソー、ジェイテクトなど自動車部品企業も上昇。このほか、アクティビストの保有が伝わった東京建物が買われたことから、三菱地所、東急不動産HDなど不動産株も買われた。任天堂もしっかり。JTも高い。ブックオフグループホールディングスが値上がり率首位となった。東京建物、三井海洋開発、豊田自動織機も上昇した。
東証スタンダード市場は一進一退の展開だったが、米長期金利が時間外取引で上昇すると、23日の米国株が下落するとの思惑から売りが加速し値を消した。
スタンダードTOP20は軟調。出来高は2億8709万株。
値上がり銘柄数389、値下がり銘柄数999と、値下がりが優勢だった。
個別では住石ホールディングス、アール・エス・シー、UNBANKEDがストップ高。ウェルディッシュ、アツギ、東京コスモス電機、トミタ電機は年初来高値を更新。内海造船、麻生フオームクリート、パス、ユアサ・フナショク、SEホールディングス・アンド・インキュベーションズが買われた。
一方、アクシーズ、インタースペース、福留ハム、ギグワークス、まんだらけなど45銘柄が年初来安値を更新。セーラー広告、ディー・エル・イー、マックハウス、児玉化学工業、イクヨが売られた。
東証グロース市場は前日に米長期金利が上昇した流れを受け、金利上昇時に相対的な割高感が意識されやすい新興銘柄は売りが優勢だった。日経平均株価は午後に節目の3万8000円を下回る場面もあり、投資家心理の重荷となった。
市場では「きょう上場した東京メトロ(プライム、9023)に個人投資家の資金が向かっており、新興銘柄の買い支えが乏しかった面もある」との見方があった。
グロースCore、グロース250はともに下落。東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比10.81ポイント(1.76%)安の604.09だった。
グロース市場ではオルツやジーエヌアイ、バンクオブイが下落した。一方、ベースフードや夢展望、グロースxPは上昇した。
値上がり銘柄数113、値下がり銘柄数442と、値下がりが優勢だった。
個別では、夢展望、CINCがストップ高。THECOOは一時ストップ高と値を飛ばした。グロースエクスパートナーズ、はてな、プロパティデータバンクなど6銘柄は年初来高値を更新。オンコリスバイオファーマ、BCC、アイズ、タメニー、ベースフードが買われた。
一方、光フードサービス、ジンジブ、グリーンモンスター、PRISM BioLab、アミタホールディングスなど27銘柄が年初来安値を更新。オルツ、Chordia Therapeutics、グリッド、キッズスター、ROXXが売られた。
23日午前の日経平均株価は続落し、午前終値は前日比111円15銭安の3万8300円81銭だった。
きょう前場は売り買い交錯で、日経平均は前日終値近辺でもみ合う展開となった。
朝方は円安を追い風に高く推移する場面もあったが、前場取引後半になると売りが徐々に優勢となりマイナス圏に沈んでいる。下げ幅は限定的ながら前場の安値圏で着地している。半導体関連株に売られる銘柄が多くなったが、外国為替市場での急速な円安進行を背景に自動車株が買われ全体指数を押し上げている。日経平均は安くなったものの、TOPIXはわずかながら上昇して前場の取引を終えている。27日に衆院選を控え、政局不安を背景に様子見ムードが強く、売買代金も盛り上がりを欠いている。
米長期金利の上昇を背景に前日のNYダウ工業株30種平均が軟調に推移した流れを引き継ぎ、売りが優勢だった。ただ、日経平均は上昇に転じる場面もあった。外国為替市場で円相場が前日夕時点から円安・ドル高に振れ、自動車など主力の輸出関連株には買いが入って相場を支えた。
22日のニューヨーク債券市場で米長期金利は上昇(債券価格は下落)し、一時4.22%と3カ月ぶりの高水準をつけた。米経済の軟着陸(ソフトランディング)観測が広がり、米利下げペースが緩やかになるとの見方が浮上。株式には金利と比べた相対的な割高感を意識した売りが出やすかった。PER(株価収益率)の高い値がさの半導体関連株が下げ、日経平均を下押しした。
国際通貨基金(IMF)が22日公表した世界経済見通しで、2024年の実質経済成長率を前回7月から据え置き、25年は下方修正した。地域別では、米国の成長率について24年と25年をともに上方修正した一方、日本の24年の成長率は下方修正された。海外投資家が日本株の資産配分を減らすとの警戒感も重荷だった。
日経平均は上昇する場面も目立ち、上げ幅は一時100円を超えた。下値では投資家の押し目買い意欲が強かった。23日午前の東京外国為替市場で円相場は一時1ドル=151円台後半まで下落し、約3カ月ぶりの安値水準をつけた。国内企業の24年4〜9月期の決算発表シーズンが迫り、主力の輸出関連株には業績改善に期待した買いが入りやすかった。
為替は1ドル151円60銭台とドル高円安が加速しているが、円安を材料とした活発な日本株買いは鳴りを潜めており、衆議院選挙後の政局不安が重しとなっている様子。選挙戦は終盤を迎えているが、自民党、公明党の苦戦が相次いで聞こえていることから、「選挙は買い」のアノマリーは消し飛んでいる。積極的な買い手不在のなか、日経平均はじりじりと下げ幅を広げる可能性もある。後場一段安の展開には警戒したい。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは0.16ポイント(0.01%)高の2651.63だった。JPXプライム150指数は反発した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆8187億円、売買高は8億9601万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は906。値上がりは668、横ばいは71だった。
業種別では、サービス、海運、銀行、証券・商品先物取引、小売などが下落した一方、輸送用機器、不動産、ゴム製品、食料品、鉱業などが上昇した。
23日に東証プライム市場に新規上場した東京メトロは公開価格(1200円)を上回る1630円で初値を付けた。前引けは1722円で、東証プライムの売買代金ランキングで断トツだった。
個別では、ニチレイ、ニトリホールディングス、ニッスイなど円高メリット銘柄の一角が下落したほか、ディスコやレーザーテックなど半導体製造装置関連株が安く、三菱重工業も冴えない。ファーストリテイリング、リクルートホールディングスなども軟調。TOTO、楽天グループも売りに押された。コメリ、エランなどが大幅安となった。このほか、昨日買われた川崎汽船、日本郵船など海運株は反落した。また、大和証G、みずほ、しずおかFG、三井住友など金融株も売られた。
半面、円安進行や米自動車大手GMの好決算などが材料視されて、SUBARU、トヨタ自動車、ホンダ、三菱自、日産自など自動車株のほか、きょう新規上場した東京地下鉄が公開価格を大きく上回る水準で初値を形成し、その後も上値を指向しており売買代金も群を抜いている。エフィッシモの大量保有で思惑買いが先行しコニカミノルタが大幅高となった。デンソー、ジェイテクトなど自動車部品企業も上昇。ルネサスエレクトロニクスもしっかり。SHIFTが大きく買われた。このほかコニカミノルタが急騰、ブックオフグループホールディングスも大幅高、このほか、東京建物、三菱地所、東急不HDなど不動産株も買われた。
東証スタンダード市場は米国株を受けて、売り買い交錯する中で方向感なく下落した。
スタンダードTOP20は軟調。出来高は1億6031万株。
値上がり銘柄数479、値下がり銘柄数799と、値下がりが優勢だった。
個別では、住石ホールディングスがストップ高。ウェルディッシュ、アツギは年初来高値を更新。麻生フオームクリート、パス、REVOLUTION、UNBANKED、ANAPが買われた。
一方、福留ハム、ギグワークス、まんだらけ、ディーブイエックス、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスなど24銘柄が年初来安値を更新。セーラー広告、アール・エス・シー、マックハウス、ダイワ通信、児玉化学工業が売られた。
東証グロース市場は前日の米株式市場では米長期金利の上昇を受け、ダウ工業株30種平均が下落した。その流れを引き継ぎ、金利上昇が嫌気されやすい新興市場の銘柄でも売りが優勢となった。
グロースCoreは下落。東証グロース市場250指数も続落した。前引けは前日比7.49ポイント(1.22%)安の607.41だった。
グロース市場ではオルツやタイミー、ジーエヌアイが下落した。一方、夢展望やTHECOO、TKPは上昇した。
値上がり銘柄数145、値下がり銘柄数384と、値下がりが優勢だった。
個別では、THECOOがストップ高。夢展望、プロパティデータバンクなど3銘柄は年初来高値を更新。CINC、ベースフード、キャスター、タメニー、トリドリが買われた。
一方、光フードサービス、ジンジブ、グリーンモンスター、アミタホールディングス、ROXXなど26銘柄が年初来安値を更新。グリッド、オルツ、バルニバービ、ブレインズテクノロジー、アイ・パートナーズフィナンシャルが売られた。
【寄り付き概況】
23日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比14円68銭安の3万8397円28銭。
前日は欧州株市場がほぼ全面安商状となったが、米国株市場ではハイテク株などを中心に底堅さをみせ、ナスダック総合株価指数は小幅ながら5日続伸と上値指向を維持したことで、東京株式市場でも不安心理がやや後退している。
日経平均は前日に500円を超える大幅安となっており、目先リバウンド狙いの買いも入りやすい。
ただ、27日の衆院選では自民党の苦戦が予想され、政局不安が上値を押さえる要因となる。日経平均の日足陰線が前日まで10営業日続いており、きょうは後場の値動きが一段と注目される。
日経平均は小幅ながら上昇に転じる場面もある。外国為替市場で円相場は1ドル=151円台と前日夕時点に比べて円安・ドル高方向に振れており、輸出関連株の一角には買いが入って相場を支えている。
東証株価指数(TOPIX)も続落して始まったが、その後は小幅ながら上昇に転じる場面がある。
個別では、ファストリやリクルートが安い。東エレクやディスコ、フジクラが下落した。三菱重や川崎汽が売られた。一方、トヨタやホンダ、デンソーが高い。大塚HDやアサヒが上昇した。
「定性重視の姿勢」
「小動き」
火曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
NYダウとS&P500は小幅続落。
ナスダック総合は小幅に5日続伸。
「長期金利の上昇と企業決算が重荷」との解釈。
航空エンジンのGEエアロスペースが9%急落。
通信大手ベライゾンが5.03%下落。
一方、自動車大手GMが9.81%高騰
国債利回りは上昇。
トランプ前大統領が勝利するとの見方が高い。
関税や不法移民制限などのトランプ政策によりインフレが加速するという見方。
債券市場は売り物優勢の格好。
ブロックチェーンベース予測市場「ポリマーケット」でトランプ前大統領が勝利する確率は66%。
と民主党候補のハリス副大統領が勝利する確率は34%。
2年国債と10年国債の利回り格差は0.167%。
10年国債利回りは4.207%。
一時4.222%と、7月26日以来の高水準を付けた。
5年国債利回りは4.006%。
2年国債利回りは4.032%。
11月FOMCで0.25%利下げ確率は89.6%。
据え置きの確率は10.4%。
1カ月前の時点では少なくとも0,25%利下げが完全に織り込まれていた。
0,5%大幅利下げの確率は50.4%だった。
ドル円は151円台前半。
一時、151.19円と7月31日以来の高値を付けた。
WTI原油先物11月限は1.53ドル(2.17%)高の1バレル=72.09ドル。
ビットコインは0.49%安の6万7392.55ドル。
SKEW指数は155.55?150,97?146,80。
恐怖と欲望指数は73?70。
(昨年10月5日が20)。
火曜のNYダウは6ドル(0.02%)安の42924ドルと続落。
高値43041ドル、安値42718ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは124,32(前日124.62)。
NASDAQは33ポイント(0.18%)高の18573ポイントと5日続伸。
高値18620ポイント、安値18413ポイント。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは97.81(前日99.59)。
S&P500は2ポイント(0.05%)安の5851ポイントと続落。
高値5863ポイント、安値5821ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは109.74%(前日112.75%)。
火曜のダウ輸送株指数は59ポイント(0.05%)高の16249ポイントと反発。
SOX指数は24ポイント(0.47%)安の5190ポイントと5日ぶりに反落。
VIX指数は18.20(前日18.37)。
NYSEの売買高は8.41億株(前日8.53億株)。
3市場の合算売買高は114,5億株(前日113.5億株、過去20日平均は112.8億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比40円安の38390円。
ドル建ては大証日中比60円高の38490円。
ドル円は151.26円。
10年国債利回りは4.207%。
2年国債利回りは4.032%。
「上向きの25日線(38442円)を21日ぶりに下回った」
火曜の日経平均は寄り付き21円安。
終値は542円(▲1.39%)安の38411円と続落。
高値38995円。
安値38200円。
9月27日高値39829円は下回ったまま。
日足は10日連続で陰線。
2012年4月25日ー5月16日までが13日連続陰線だったから12年ぶり。
2019年12月16日ー25日が8日連続陰線。
2008年6月19日ー7月4日が12日連続陰線だった。
10月16日は39415円?39362円にマド。
日経平均は18日連続で一目均衡の雲の上。
上限は36787円。
下限は36791円。
SQ値39701円に対して1勝7敗。
TOPIXは28.44ポイント(▲1.06%)安の2651ポイントと続落。
25日線(2670ポイント)を21日ぶりに下回った。
75日線(2690ポイント)を5日連続で下回った。
25日線が75日線と200日線(2677ポイント)を下抜きデッドクロス。
10日連続で日足陰線。
21年9月27日ー10月8日(10日連続)以来の10日連続陰線。
TOPIXコア30指数は続落。
プライム市場指数は14.64ポイント(▲1.06%)安の1364.47ポイントと続落。
東証グロース250指数は17.01ポイント(▲2.69%)安の614.90と反落。
25日移動平均線からの乖離は▲4.84%(前日▲2.44%)。
プライム市場の売買代金は3兆8080億円(前日3兆4127億円)。
売買高は16.84億株(前日15.01億株)。
値上がり135銘柄(前日698銘柄)。
値下がり1493銘柄(前日888銘柄)。
新高値10銘柄(前日39銘柄)。
新安値32銘柄(前日11銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは101.71(前日117.24)。
東証グロース市場の騰落レシオは80.69(前日90.55)。
NTレシオは14.49倍(前日14.54倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
東証グロース市場指数は4勝8敗で33.33%。
上向きの25日線(38442円)から▲0.08%(前日△1.50%)。
21日ぶりに下回った。
200日線を上抜いてゴールデンクロス2日目。
75日線も上抜けた。
下向いた75日線は38270円。
13日連続で上回った。
上向きの200日線(38198円)からは△0.56%(前日2.05%)。
21日連続で上回った。
下向きの5日線は38887円。
5日連続で下回った。
13週線は37859円。
26週線は38464円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.960%(前日▲17.087%)。
買い方▲9.603%(前日▲8.446%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲6.653%(前日▲8.890%)。
買い方▲21.125%(前日▲19.469%)。
空売り比率は43.6(前日40.8%、5日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は10.2%(前日9.4%)。
10月17日に10.4%以来の2ケタ。
10月18日時点の信用売り残は85億円減の6177億円。
2週ぶりに減少。
同信用買い残は1024億円増の4兆650億円。
3週連続で増加。
6月21日時点は4兆9117億円。
5週ぶりに4兆円台。
信用倍率は6.58倍(前週6.33倍)。
日経VIは27.22(前日26.24)。
一時32.17まで上昇した。
日経平均採用銘柄のPERは15.45倍(前日15.61倍)。
前期基準では15.78倍。
EPSは2486円(前日2495円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
225のPBRは1.35倍(前日1.37倍)。
BPSは28453円(前日28434円)。
日経平均の予想益回りは6.47%。
予想配当り利回りは1.99%。
指数ベースではPERは20.48倍(前日20.77倍)。
EPSは1875円(前日1875円)。
PBRは1.89倍(前日1.92倍)。
BPSは20323円(前日20288円)。
10年国債利回りは0.980%(前日0.955%)。
プライム市場の予想PERは15.28倍。
前期基準では15.82倍。
PBRは1.29倍。
プライム市場の予想益回りは6.54%。
配当利回り加重平均は2.34%。
プライム市場の単純平均は37円安の2682円(前日は2719円)。
プライム市場の売買単価は2260円(前日2271円)。
プライム市場の時価総額は923兆円(前日933兆円)。
ドル建て日経平均は254.69(前日260.78)と反落。
火曜のシカゴ225先物は大証前日比40円安の38390円。
高値39135円、安値38200円。
大証夜間取引終値は日中比150円高の38280円。
気学では水曜は「目先のポイントをつくる注意日」
木曜は「下放れると後場へ戻す日。悪目買い方針」
金曜は「高下荒く初高後安の日。但し下放れは小底入れ」
ボリンジャーのプラス1σが39459円。
プラス2σが40476円。
マイナス1σが37425円。
マイナス2σが36408円。
週足のプラス1σが39264円。
プラス2σが40669円。
マイナス1σが36454円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
月足陽線基準は38652円。
アノマリー的には「変化日」。
《今日のポイント10月23日》
(1)火曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
NYダウとS&P500は小幅続落。
ナスダック総合は小幅に5日続伸。
10年国債利回りは4.207%。
一時4.222%と、7月26日以来の高水準を付けた。
5年国債利回りは4.006%。
2年国債利回りは4.032%。
ドル円は151円台前半。
一時、151.19円と7月31日以来の高値を付けた。
SKEW指数は155.55?150,97?146,80。
恐怖と欲望指数は73?70。
(昨年10月5日が20)。
(2)火曜のダウ輸送株指数は59ポイント(0.05%)高の16249ポイントと反発。
SOX指数は24ポイント(0.47%)安の5190ポイントと5日ぶりに反落。
VIX指数は18.20(前日18.37)。
NYSEの売買高は8.41億株(前日8.53億株)。
3市場の合算売買高は114,5億株(前日113.5億株、過去20日平均は112.8億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比40円安の38390円。
(3)プライム市場の売買代金は3兆8080億円(前日3兆4127億円)。
売買高は16.84億株(前日15.01億株)。
値上がり135銘柄(前日698銘柄)。
値下がり1493銘柄(前日888銘柄)。
新高値10銘柄(前日39銘柄)。
新安値32銘柄(前日11銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは101.71(前日117.24)。
東証グロース市場の騰落レシオは80.69(前日90.55)。
NTレシオは14.49倍(前日14.54倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
(4)上向きの25日線(38442円)から▲0.08%(前日△1.50%)。
21日ぶりに下回った。
200日線を上抜いてゴールデンクロス2日目。
75日線も上抜けた。
下向いた75日線は38270円。
13日連続で上回った。
上向きの200日線(38198円)からは△0.56%(前日2.05%)。
21日連続で上回った。
下向きの5日線は38887円。
5日連続で下回った。
13週線は37859円。
26週線は38464円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.960%(前日▲17.087%)。
買い方▲9.603%(前日▲8.446%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲6.653%(前日▲8.890%)。
買い方▲21.125%(前日▲19.469%)。
(6)空売り比率は43.6(前日40.8%、5日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は10.2%(前日9.4%)。
10月17日の10.4%以来の2ケタ。
10月18日時点の信用売り残は85億円減の6177億円。
2週ぶりに減少。
同信用買い残は1024億円増の4兆650億円。
3週連続で増加。
6月21日時点は4兆9117億円。
5週ぶりに4兆円台。
信用倍率は6.58倍(前週6.33倍)。
日経VIは27.22(前日26.24)。
一時32.17まで上昇した。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.45倍(前日15.61倍)。
前期基準では15.78倍。
EPSは2486円(前日2495円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
225のPBRは1.35倍(前日1.37倍)。
BPSは28453円(前日28434円)。
日経平均の予想益回りは6.47%。
予想配当り利回りは1.99%。
指数ベースではPERは20.48倍(前日20.77倍)。
EPSは1875円(前日1875円)。
PBRは1.89倍(前日1.92倍)。
BPSは20323円(前日20288円)。
10年国債利回りは0.980%(前日0.955%)。
(8)プライム市場の単純平均は37円安の2682円(前日は2719円)。
プライム市場の時価総額は923兆円(前日933兆円)。
ドル建て日経平均は254.69(前日260.78)と反落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39459円。
プラス2σが40476円。
マイナス1σが37425円。
マイナス2σが36408円。
週足のプラス1σが39264円。
プラス2σが40669円。
マイナス1σが36454円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
月足陽線基準は38652円。
アノマリー的には「変化日」。
今年の曜日別勝敗(10月22日まで)
?
月曜18勝15敗
火曜25勝17敗
水曜15勝25敗
木曜22勝20敗
金曜25勝16敗
10日連続陰線。
2012年4月25日ー5月16日に記録した13日連続での陰線以来
8日連続陰線は2019年末以来だった。
2012年5月から半年後の年末に野田総理が解散しアベノミクスがスタートした年。
「終わりの始まり」なのか「始まりの始まり」なのか判断に苦しむ局面だ。
TOPIXは21年9月27日ー10月8日(10日連続)以来の10日連続陰線。
IMFの最新の世界経済見通し。
米国、ブラジル、英国の2024年の経済成長率予測を引き上げ。
中国、日本、ユーロ圏を引き下げた。
「武力紛争や新たに貿易戦争が勃発する可能性、金融引き締め策の影響といったリスク要因が山積している」と指摘。
世界の成長率予想は3.2%で据え置き。
25年については7月時点の予想から0.1%ポイント引き下げ3.2%。
中期的には、5年以内にコロナ禍前のトレンドを大きく下回る3.1%に低下すると見込んだ。
24年の米成長予測は0.2ポイント引き上げて2.8%。
賃金や資産価値の上昇で消費が想定よりも強くなると見込んだ。
25年も0.3ポイント上方修正し、2.2%。
ブラジルについては、24年を0.9ポイント大幅に引き上げて3.0%成長を予想。
一方、メキシコは金融引き締め策の影響で0.7ポイント下方修正して、1.5%となった。
中国は24年を0.2ポイント下げて4.8%と予想。
不動産部門の長引く低迷や軟調な消費者信頼感を、純輸出の増加が一部補うと見込んだ。
25年の予想は4.5%で据え置いた。
日本は24年を0.4ポイント引き下げ0.3%。
「供給寸断の影響が残っている」とした。
ドイツは製造業が引き続き苦戦していることから今年を0.2%からゼロに下方修正。
これを受けてユーロ圏の24年の成長率見通しは0.8%、25年は1.2%にそれぞれ低下。
英国は24年が0.4ポイント引き上げられ、1.1%。
インフレや金利の低下で消費者需要が喚起されるとの見通し。
市場にも企業にも欲しいのは「プライド」。
「買ってもらう」は当然だが「素晴らしい商品を提供している」というプライドが欲しい。
デフレ経済下での媚びる経営ではなく、プライドを持った商品やサービスの提供が望まれる。
「売れるかな」ではなく「買うだろう」。
この意識改革だけでも大きな変化になる。
「所詮東京市場なんて」とか「NY株には及ばない」。
長年の意識は捨てて「プライドを持った媚びない市場」になるべきだ。
「海外投資家はパスする訳ではなく、興味津々」。
でも期待するのではなく、自分の市場は自分で育成する姿勢。
NYだって「株は死んだ」といわれた時期がある。
でも不死鳥のように甦ってきた。
東京もバブルが崩壊しリーマンショックの余波を受け、東日本の大震災にも襲われた。
それでも株価は史上最高値圏。
「弱気は賢く聞こえ、強気は愚かに聞こえる」。
そして「隣の芝生は青い」。
世界が日本がプライドを持つことを恐れているのだかか、むしろ隠すのではなく、露出するべき。
弱肉強食の世界で「謙譲の美徳」なんて言う時代は終わった。
ものの見方、考え方、思考法を少し変えれば、東京市場は成長する。
株価=業績×需給×心理。
業績も需給も数値で表現できる定量の部分。
ここは変化させようがない。
しかし心理と言う定性の部分は可変の部分。
そんなに難しいことではなかろう。
◇━━━ カタリスト━━━◇
IXナレッジ(9753)・・・動兆
独立系システム開発会社。
コンサルからシステム設計、開発、保守、運用まで一貫で手がける
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■トヨタ<7203>
販社に立ち入り 金融庁 保険販売の実態解明へ
■富士通<6702>
AIが会議進行手助け 指示待たず資料作成
■アイシン<7259>
スズキ<7269>にEV駆動装置 トヨタ以外も供給
■伊藤忠商事<8001ファーマフーズ<2929>に出資
■ソニーG<6758>
「PS5」国内販売半減 新作ソフト不足 4-9月
■三井住友建設<1821>
タワマン部材をDXで一元管理 工期を短縮
■大阪ガス<9532>
CO2を直接回収 独自吸着剤で試験機完成
■コメリ<8218>
4~9月最終3%増益 夏物や防災用品好調
■大東建託<1878>
今期最終12%増益 賃貸事業伸び
■コマツ<6301>
米新興と金属リサイクル研究 工場の研磨粉活用
■JPX<8697>
傘下の東証の職員がインサイダー取引容疑 監視委が強制調査
■カシオ計算機<6952>
来月中旬ごろに決算発表延期 不正アクセス余波
■NTT<9432>
系 AI用DC冷却システム検証 武蔵野に新施設
■太陽HD<4626>
放熱ソルダーレジストなど半導体材料拡充
23日の東京株式市場は、一進一退の展開が続きそう。
日経平均株価の予想レンジは、3万8100円-3万8500円を想定。(22日終値3万8411円96銭)
米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックが上昇した。ダウ平均は6ドル安の42924ドルで取引を終えた。
22日の日経平均株価は、27日投開票の衆議院議員選挙において、与党が苦戦するとの見方から、リスク回避姿勢が強まり大幅に続落した。決算発表の本格化を前に手がかり材料に乏しいなか、引き続き、様子見姿勢が強まるとみられる。
上値は重そうだが下値も堅いとみており、場中は前日終値近辺での一進一退が続くと予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=151円トビ台(22日は150円99銭-151円02銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=163円トビ台(同163円63-67銭)とやや円高方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所清算値比40円安の3万8390円だった。
【好材料銘柄】
■明星工業 <1976>
上期経常を38%上方修正・6期ぶり最高益更新へ。
■パス <3840>
AI画像処理技術やロボティクス技術を有する三和製作所の全株式を取得し子会社化する。
■ラクオリア創薬 <4579>
中国で胃酸分泌抑制剤「tegoprazan」のヘリコバクター・ピロリ除菌療法に関する販売承認を取得。
■ブックオフグループホールディングス <9278>
6-8月期(1Q)経常は2.3倍増益で着地。
【主な経済指標・スケジュール】
23(水)
【国内】
東京地下鉄(東京メトロ)がプライム市場に新規上場
《決算発表》
ニデック、キヤノンMJ、森トラストRE、航空電、キヤノン電、タカラリート、KOA、高純度化、クレオ
【海外】
米9月中古住宅販売件数(23:00)
米地区連銀経済報告(ベージュブック)(10/24 3:00)
G20財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン、~10/24)
米20年国債入札
《米決算発表》
テスラ、アイビーエム、ボーイング、コカ・コーラ、CMEグループ、ノーザン・トラスト、サーモフィッシャー、エイブリー・デニソン、AT&T、ローパー・インダストリーズ、ボストンサイエンティフィック、アンフェノール、ヒルトン・ワールドワイド、ゼネラル・ダイナミックス、ネクステラエナジー
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
22日のNYダウ工業株30種平均は小幅に続落し、前日比6ドル71セント(0.01%)安の4万2924ドル89セントで終えた。
米景気の底堅さを示す最近の経済指標や、連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言を背景に、米長期金利は21日以降、約3カ月ぶりの高水準に達し、株式相場を下押しした。翌日に米電気自動車(EV)大手テスラなど注目企業の決算が控える中、市場では様子見ムードも強かった。
ダウ平均は午前中に一時200ドル超安を付けたが、午後にかけ安値拾いの買いが入りプラス圏に浮上。ただ、終盤に再び売られた。
22日の米債券市場で長期金利は4.20%前後と、前日終値とほぼ同水準で高止まりした。金利と比べた株式の相対的な割高感が意識され、主力株への売りを誘った。ダウ平均は前週まで6週連続で上昇し、短期的な過熱感から利益確定売りも出た。
ダウ平均は上昇に転じる場面があった。国際通貨基金(IMF)は22日、24年と25年の米国の経済成長見通しを上方修正した。賃金の上昇などを背景に個人消費が堅調に推移すると予想し、投資家の間では米経済が大幅な悪化を避けられるとの期待が改めて意識された。
発表が本格化している7〜9月期決算も想定以上との見方が広がっている。ダウ平均の構成銘柄ではないが、ゼネラル・モーターズ(GM)が市場予想以上の決算を受けて大幅高となった。市場では「経済データと企業業績の両方が投資家心理を支えている」との指摘があった。
23日にはテスラが7〜9月期決算を発表する。発表後に株価が大きく変動すれば米株相場全体に影響する可能性が意識され、様子見の投資家も多かった。
ダウ平均の構成銘柄ではベライゾン・コミュニケーションズの下げが目立った。22日発表の四半期決算で売上高が市場予想に届かなかった。インテルとスリーエム、ホーム・デポが下げた。一方、マイクロソフトやウォルマート、アムジェンは上昇した。
ナスダック総合株価指数は5日続伸した。前日比33.124ポイント(0.17%)高の1万8573.129で終えた。メタプラットフォームズやアルファベットが上昇した。
【シカゴ日本株先物概況】
22日のシカゴ日経平均先物は下落した。12月物は前日比635円安の3万8390円で終えた。
この日は日経平均株価が大きく下げたほか、NYダウ平均が、米長期金利の上昇が重荷となる中を小幅続落。米株式相場も上値の重い展開となりシカゴ市場の日経平均先物には売りが優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
38390 ( -40 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
38490 ( +60 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
22日のFTSE100種総合株価指数は3日続落し、前日比11.70ポイント(0.14%)安の8306.54で終えた。米長期金利の先高観や、21日の米ダウ工業株30種平均の下落などが投資家心理の重荷となり、売りが先行した。午後には銀行株や資源株に買いが増え、指数は下げ幅を縮めた。
英国時間22日午後に国際通貨基金(IMF)が発表した世界の経済成長率見通しで、2024年の英国の成長率を上方修正したのも、相場を下支えした。
FTSEの構成銘柄では、自動車保険のアドミラル・グループが1.96%安、住宅大手パーシモンが1.81%安、同業テイラー・ウィンペイが1.71%安と下落。一方、産金大手フレスニロは2.88%高、投資会社メルローズ・インダストリーズは2.00%高、インターコンチネンタル・ホテルズは1.73%高となった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
22日のドイツ株価指数(DAX)は続落し、前日比39.28ポイント(0.20%)安の1万9421.91で終えた。米欧の長期金利上昇や、前日の米ダウ工業株30種平均の下落が投資家心理を冷やした。ただ市場予想を上回る四半期決算を公表した銘柄には買いが入り、指数の下げ幅は限られた。
個別では、22日公表した2024年7〜9月期の純利益の水準(速報値)が市場予想を下回ったミュンヘン再保険が2.75%安、不動産大手ボノビアが2.04%安、化学品商社ブレンタークが1.93%安となった半面、SAPは2.14%高、航空大手エアバスは1.65%高、ドイツ銀行は1.23%高と買われた。
■フランス・パリ株価指数
フランスの株価指数CAC40は小幅に続落し、前日比0.01%安で終えた。
米大統領選や中東情勢を巡る先行き不透明感が株価の重しとなった。堅調な米経済指標を背景に、米利下げペースが見極めにくいことも嫌気された。
10月23日 毎日コラム
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