Market Data
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【日経平均】
38411円96銭(▲542円64銭=1.39%)
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【TOPIX】
2651.47(▲28.44=1.06%)
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【グロース250】
614.90(▲17.01=2.69%)
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【プライム売買高】16億8467万株(△1億8333万株)
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【売買代金】3兆8080億円(△3952億円)
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【値上がり銘柄数】135(前日:698)
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【値下がり銘柄数】1493(前日:888)
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【新高値銘柄数】10(前日:39)
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【新安値銘柄数】32(前日:11)
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【25日騰落レシオ】101.71(前日:117.24)
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きょうは大陰線の部類といってもよく、今月8日を起点についに10連続陰線を示現した。日経平均の高安とは関係なく、陰線を引くということは取引後半に手仕舞い売りが優勢となることを意味する。株価が上昇していても、当該株を翌日に持ち越したくないという思いが強ければ、当然大引けまでに売りを出すことになるだろう。
したがって陰線形成は、株価の上下動に関係なく投資マインドがどちらかと言えば弱気方向に傾いていることを示唆する。
衆院選を控え積極的な買い手不在の中、短期筋の売りに下げ幅を広げる格好となった。選挙前だけに、今後も情勢報道が続くと思われ、短期筋のインデックス売りは続くだろう。目先の下値のめどとみられる200日線水準を割り込むのも時間の問題で、そうなれば2日の安値3万7651円近辺まで調整が続く可能性がある。
一方、選挙が終われば投資家の関心は本格化する業績動向に移っていくことが想定されるため、好業績企業の押し目を拾う絶好の機会と受け止めておきたい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(22日現在)
40476.29 ボリンジャー:+2σ(25日)
39833.12 ボリンジャー:+1σ(26週)
39459.42 ボリンジャー:+1σ(25日)
39264.19 ボリンジャー:+1σ(13週)
39229.08 均衡表転換線(日足)
39058.39 6日移動平均線
38464.23 26週移動平均線
38442.55 25日移動平均線
38411.96 ★日経平均株価22日終値
38270.31 75日移動平均線
38198.54 200日移動平均線
38042.94 均衡表基準線(日足)
37940.59 新値三本足陰転値
37859.32 13週移動平均線
37752.61 均衡表転換線(週足)
37739.48 均衡表雲上限(週足)
37425.68 ボリンジャー:-1σ(25日)
37095.34 ボリンジャー:-1σ(26週)
36791.45 均衡表雲上限(日足)
36791.45 均衡表基準線(週足)
36787.15 均衡表雲下限(日足)
36454.46 ボリンジャー:-1σ(13週)
ローソク足は10本連続で陰線を引き、強い売り圧力を窺わせた。終値は25日移動平均線を下回り、25日線下方の200日線近くまで下ヒゲを伸ばした。5日線や75日線が下降を続ける一方、25日線や200日は上向きで大引けを迎えた。三役好転下の一目均衡表でも転換線が下向き、基準線が上向きで取引を終えており、足元の方向感が定まりにくい形状となっている。
【大引け概況】
22日の日経平均株価は続落し、終値は前日比542円64銭安の3万8411円96銭だった。
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きょうは朝方に売り買い交錯でスタートしたが、その後は先物主導で急速に下値を探る展開に変わった。前日の米国株市場では最高値圏にあるNYダウが上昇一服となったものの、ハイテク株に強い銘柄が目立ち、ナスダック総合株価指数は4日続伸した。
また、外国為替市場ではドル高・円安が急速に進んだこともあり、東京株式市場も追い風が意識されたが、取引開始後しばらくして地合いが急速に悪化した。27日に投開票される衆議院総選挙で与党が想定以上に議席数を減らし、過半数割れも視野に入るという報道を受け、海外投資家とみられる売りを誘発したもよう。株価指数先物への売りが相場を下押しし、日経平均は一時700円を超える下げをみせる場面もあった。
日米の長期金利が上昇(債券価格は下落)基調にあり、リスク資産の日本株には持ち高調整の売りも出やすかった。半導体を巡る米国の対中輸出規制への警戒もあり、投資家の買い意欲は乏しかった。
27日投開票の衆院選で与党自民党が想定以上に苦戦を強いられるとの警戒感から売りが膨らんだ。共同通信社は22日、衆院選について実施した世論調査では自民党は苦戦し、自民党と与党を組む公明党の議席も伸び悩む結果となり、与党で過半数議席の確保は微妙な状況と報じた。NHKが21日夜に報じた世論調査によると、石破茂内閣を「支持する」と答えた人は、先週行った調査より3ポイント下がって41%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は3ポイント上がって35%だった。中長期の機関投資家の買いが手控えられやすい状況のなか、投機筋の先物への売りが強まる場面があった。
11月の米大統領選を巡ってトランプ前大統領が勝利するとの思惑から21日の米債券市場では長期金利が前週末比0.11%高い(価格は安い)4.19%と7月下旬以来、約3カ月ぶりの高水準を付けた。22日の国内債券市場でも長期金利は一時、0.985%と8月2日以来の高水準となり、株式の相対的な割高さが意識されやすかった。22日の東京外国為替市場で円相場は一時151円台まで下落したものの、輸出関連株を買う動きは限られた。
ロイター通信は米東部時間21日に「中国のハイテク分野への米国からの投資を規制する法案の審議が最終段階にあり、米政府は近く公表する見込みだ」と報じた。11月の米大統領選が近づき、半導体を中心に米国の対中規制強化の観測報道が相次いでいる。投資家心理の悪化につながり、東京エレクトロンやアドバンテストなどの半導体関連の一角が下げた。
日経平均の日足チャートは始値よりも終値が低い「陰線」が10日続いた。10日連続の陰線は2012年5月以来となる。
衆院選を控え積極的な買い手不在の中、短期筋の売りに下げ幅を広げる格好となった。選挙前だけに、今後も情勢報道が続くと思われ、短期筋のインデックス売りは続くだろう。目先の下値のめどとみられる200日線水準を割り込むのも時間の問題で、そうなれば2日の安値3万7651円近辺まで調整が続く可能性があるだろう。一方、選挙が終われば投資家の関心は本格化する業績動向に移っていくことが想定されるため、好業績企業の押し目を拾う絶好の機会と受け止めておきたい。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は28.44ポイント(1.06%)安の2651.47。JPXプライム150指数も続落し、11.95ポイント(0.99%)安の1190.10で終えた。東証プライムの売買代金は概算で3兆8079億円、売買高は16億8467万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1493。値上がりは135、横ばいは17だった。
業種別株価指数(33業種)は機械、建設業、証券・商品先物取引業、不動産業が下落率上位。上昇は海運業、ゴム製品の2業種。
個別では、売買代金首位のディスコが軟調だったほか、レーザーテック、アドバンテスト、東京エレクトロン、ルネサスエレクトロニクス、ソシオネクストなど半導体製造装置関連が売りに押された。一部証券会社のネガティブなレポートが影響してTOTOが下げたほか、三菱重工業、IHI、川崎重工業など防衛関連も下げた。ファーストリテイリングが安く、フジクラも下値を探った。三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクも冴えない。野村や大和などの証券株も売りに押された。金利上昇を受け、野村不HDや東建物などの不動産株が売りに押された。IDOMが急落したほか、インソース、メドレー、LITALICOなどが大幅安。良品計画、エムスリー、メルカリの下げも目立った。
半面、為替が1ドル151円台まで円安ドル高が進んだことで三菱自動車、トヨタ自動車、いすゞなど自動車株が買われた。また、商船三井、川崎汽船、日本郵船など海運株がしっかり。ローツェが上昇、ユー・エス・エスも商いを伴い堅調だった。ラクーンホールディングスが急騰したほか、イオンファンタジー、古野電気が大幅高となった。味の素やキッコマンなどの食品株も上昇した。
東証スタンダード市場は、日経平均株価が大幅に下落するなど全体的に地合いが悪く、スタンダード市場にも売りが波及した。
スタンダードTOP20は下落。出来高2億8868万株。
値上がり銘柄数290、値下がり銘柄数1110と、値下がりが優勢だった。
個別では、アール・エス・シー、ダイワ通信が一時ストップ高と値を飛ばした。ウェルディッシュ、東京コスモス電機、小田原機器、助川電気工業、エム・エイチ・グループは年初来高値を更新。北日本紡績、住石ホールディングス、サイネックス、REVOLUTION、昭文社ホールディングスが買われた。
一方、インタースペース、ギグワークス、まんだらけ、黒谷、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスなど26銘柄が年初来安値を更新。ビート・ホールディングス・リミテッド、セーラー広告、児玉化学工業、ジェイ・エスコムホールディングス、両毛システムズが売られた。
東証グロース市場は大幅反落。朝大きく下落した後は底ばいとなった。東京株式市場全体に買い控えの動きがあったことに加え、前日大きく上昇した反動の売りも出た。国内長期金利の上昇を受け、新興銘柄の相対的な割高感も意識された。
グロースCoreは反落。東証グロース市場250指数も反落した。終値は前日比17.01ポイント(2.69%)安の614.90だった。
グロース市場では、売買代金トップのドリコムが特段新たな材料は見当たらなかったが、値動き自体が買いを集めた。「個人による短期売買が中心だった」という。
この日上場したSchoo〈264A〉は公開価格を上回って推移した。経産省などのプロジェクトに採択されたオルツはストップ高となり、Temuとの連携を発表した夢展望も大きく値を上げたが、こうした個別物色も「焼け石に水」で、グロース250は下値を切り下げて終わった。
グロース市場ではベースフードやジーエヌアイが下落した。一方、ドリコムやタイミーは上昇した。
値上がり銘柄数91、値下がり銘柄数470と、値下がりが優勢だった。
東証グロース市場に新規上場したSchooは9時19分に公開価格(690円)を上回る761円で初値を付け、終値は719円だった。
個別では、オルツ、THECOOがストップ高。夢展望は一時ストップ高と値を飛ばした。グロースエクスパートナーズ、G-FACTORY、はてななど4銘柄は年初来高値を更新。ドリコム、ソーシャルワイヤー、タイミー、総医研ホールディングス、ブロードエンタープライズが買われた。
一方、バンク・オブ・イノベーションがストップ安。グリーンモンスター、学びエイド、アミタホールディングス、ROXX、INGSなど22銘柄は年初来安値を更新。ベースフード、トラース・オン・プロダクト、Chordia Therapeutics、Atlas Technologies、HENNGEが売られた。
22日午前の日経平均株価は続落し、午前終値は前日比555円13銭(安の3万8399円47銭だった。
きょう前場は朝方こそ売り買いを交錯させていたが、その後に先物主導で仕掛け的な売りが入り、日経平均株価は下げ幅を一気に広げた。一時700円を超える下落で3万8200円台まで売り込まれる場面があった。27日に衆院選の投開票を控え、自民党など与党が苦戦するとの見方が改めて強まり、海外投資家と思われる大口の売りなどが全体指数を押し下げている。
前日の米国株市場ではNYダウは上昇一服となったものの下げは限定的で、ナスダック総合株価指数は小幅ながら4日続伸と上値指向を継続した。ドル・円相場も急速な円安に振れたことで、東京株式市場では追い風が意識されたが、半導体関連株などの上値が重く見切り売りを誘発した。
日米の政治情勢の先行き不透明感から短期目線の海外投資家による株価指数先物への売りが相場を下押しした。11月の米大統領選を巡る思惑から日米の長期金利が上昇(債券価格は下落)するなか、日本株の相対的な割高さも意識された。
共同通信社は22日、27日投開票の衆院選について実施した世論調査では自民党は苦戦し、自民党と与党を組む公明党の議席も伸び悩む結果となり、与党で過半数議席の確保は微妙な状況と報じた。NHKが21日夜に報じた世論調査によると、石破茂内閣を「支持する」と答えた人は、先週行った調査より3ポイント下がって41%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は3ポイント上がって35%だった。
与党が大幅に議席を減らす結果となれば、政権運営に支障をきたすとの警戒感から売りが膨らんだ。政治の先行き不透明感から買い方が動けない状況を狙って「短期の海外筋が先物への売りを仕掛けた可能性が高い」との声があった。日経平均はチャート分析上で下値支持として意識された25日移動平均(3万8440円近辺)を下回った。
11月の米大統領選で財政拡張的な政策を掲げるトランプ前大統領が勝利するとの思惑から、21日の米市場では長期金利が前週末比0.11%高い(価格は安い)4.19%と、約3カ月ぶりの高水準を付けた。国内債券市場でも長期金利が上昇し、リスク資産である株式の持ち高整理を促した面がある。
一部メディアが中国のハイテク分野への米国からの投資を規制する法案の審議が最終段階にあり、米政府は近く公表する見込みと報じている。AIなどへの米投資が中国軍の支援にならないことを目的とするもよう。
現在検討されている規制案は投資を禁止、または投資について米財務省への報告を義務づけるとしており、半導体株の下げのきっかけとなった。後場もこうしたニュースなどが重しとなり、日経平均はさえない展開となりそうだ。選挙への不透明感からプライム市場の売買代金が膨らまない状況下、3万8000円台前半での弱い推移を想定する。
東証株価指数(TOPIX)も続落した。前引けは30.55ポイント(1.14%)安の2649.36だった。JPXプライム150指数は続落し、13.01ポイント(1.08%)安の1189.04で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆9521億円、売買高は8億9097万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1515。値上がりは112、横ばいは18だった。
業種別では、機械、建設業、証券・商品先物取引、不動産、銀行などが下落した一方、海運業のみ上昇した。
個別では売買代金首位のディスコが反落したほか、レーザーテック、アドバンテスト、東京エレクトロン、ルネサスエレクトロニクス、ソシオネクストなど半導体製造装置関連が安い。一部証券会社のネガティブなレポートが影響してTOTOが下げたほか、日本製鋼所、川崎重、三菱重、IHIなど防衛関連銘柄も売られた。ソフトバンクグループ(SBG)が値を下げ、フジクラも下値を探った。ファーストリテイリングも売られた。IDOMが急落、メドレー、ビーウィズなども大幅安。このほか良品計画、エムスリー、メルカリの下げも目立った。
半面、外国為替市場での円売り・ドル買いを受けて、輸出採算改善の期待から三菱自、トヨタ自、SUBARU、マツダ、いすゞ自などトヨタやなどの自動車株の一角が高い。商船三井、川崎汽船、日本郵船など海運株がしっかり。イオンファンタジーも大幅高。ラクーンホールディングスが値を飛ばした。
東証スタンダード市場は決算発表などを前に様子見ムードが続き、積極的な買い手が不在となる中、株式先物に投機筋から売りが出て下げ幅が広がった。
スタンダードTOP20は続落。出来高1億5950万株。
値上がり銘柄数268、値下がり銘柄数1062と、値下がりが優勢だった。
個別ではウェルディッシュ、小田原機器、エム・エイチ・グループが年初来高値を更新。ダイワ通信、助川電気工業、南陽、池上通信機、ポエックは値上がり率上位に買われた。
一方、ギグワークス、まんだらけ、黒谷、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス、リスクモンスターなど18銘柄が年初来安値を更新。ジェイ・エスコムホールディングス、ジオコード、ラピーヌ、児玉化学工業、ビート・ホールディングス・リミテッドが売られた。
東証グロース市場は日経平均株価が下げ幅を拡大するのに歩調を合わせ、買い手が不在の中、グロース指数も下げ幅を広げた。
グロースCoreは大幅安。東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前日比15.08ポイント(2.39%)安の616.83だった。グロース市場ではベースフードやジーエヌアイが下落した。一方、タイミーやドリコムは上昇した。
値上がり銘柄数103、値下がり銘柄数443と、値下がりが優勢だった。
きょう東証グロース市場に新規上場したSchooは9時19分に公開価格(690円)を上回る761円で初値を付けた。前引けは731円だった。
個別では、オルツがストップ高。グロースエクスパートナーズ、G-FACTORY、はてなは年初来高値を更新。夢展望、ソーシャルワイヤー、セキュア、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、AppBankが買われた。
一方、バンク・オブ・イノベーションがストップ安。グリーンモンスター、学びエイド、アミタホールディングス、ROXX、INGSなど18銘柄は年初来安値を更新。ベースフード、トラース・オン・プロダクト、Chordia Therapeutics、ビザスク、W TOKYOが売られた。
【寄り付き概況】
22日の日経平均株価は小幅に続落して始まった。始値は前日比21円安の3万8933円60銭。
前日の欧米株市場が総じて軟調な値動きとなり、リスク回避の流れが意識されやすいものの、米10年債利回りが4.2%近辺まで上昇したことを受け外国為替市場でドル高・円安が急速に進んだことが、ハイテクセクターを中心に追い風となっている。アドバンテストなど半導体関連の一角は高い。21日の米株式市場でエヌビディアが上場来高値を更新した。米ハイテク株高を受けた買いが先行している。
トヨタやマツダなどの自動車株の一角に資金が向かっている。
ただ、日経平均3万9000円台に入ると戻り売り圧力も強く、足もと上値は限定的とみられている。一方、下値に対しても抵抗力を発揮し、目先強弱観対立の中できょうは比較的狭いレンジでの往来が予想されるだろう。
国内債券市場でも長期金利は上昇しており、株式の相対的な割高感を意識した売りが上値を抑えている。
東証株価指数(TOPIX)も続落している。
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やファストリなどの値がさ株が下げ、アステラスや中外薬などの医薬品株の一角も売りに押された。
一方、TDKやリクルートが買われたほか、川崎汽船や商船三井などの海運株は上昇している。
「S&P500は今年47回過去最高値を更新」
「エヌビディアは4.14%高で過去最高値を更新」
週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
NYダウとS&P500は4日ぶりに反落。
「国債利回りの上昇を受け高値警戒感から主要企業の決算発表待ちの姿勢」との解釈。
「過去6週連続で高値を更新。多少の一服感が出るのはおかしくない」という声もある。
半導体大手エヌビディアは4.14%高で過去最高値を更新。
ナスダック総合は4日続伸。
ボーイングは3.1%上昇。
10年国債利回りは4.195%。
7月30日以来12週間ぶりの高水準。
5年国債利回りは3.984%。
2年国債利回りは4.031%。
2年国債と10年国債利回り格差は0.151%に拡大。
11月のFOMCで0.25%の利下げ確率は87%。
金利が据え置かれる確率は13%。
1カ月前は、少なくとも0.25%の利下げの可能性が完全に織り込まれていた。
0.50%大幅利下げ確立は50.4%だった。
ドル円は150円台後半。
一時150.88円と、約9週ぶりの高値水準。
WTI原油先物11月限は1.34ドル(1.94%)高の1バレル=70.56ドル。
ビットコインは1.79%安の6万7521.00ドル。
SKEW指数は165.82→155.55→150,97。
恐怖と欲望指数は74→73。
(昨年10月5日が20)。
週明けのNYダウは344ドル(0.80%)安の42931ドルと4日ぶりに反落。
高値43310ドル、安値42877ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは124,62(前日137.45)。
NASDAQは50ポイント(0.27%)高の18540ポイントと4日続伸。
高値18543ポイント、安値18377ポイント。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは99.59(前日103.48)。
S&P500は10ポイント(0.18%)安の5853ポイントと反落。
高値5866ポイント、安値5824ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは112.75%(前日124.30%)。
週明けのダウ輸送株指数は193ポイント(1.17%)安の16190ポイントと反落。
SOX指数は6ポイント(0.13%)高の5215ポイントと4日続伸。
VIX指数は18.37(前日18.03)。
NYSEの売買高は8.53億株(前日9.22億株)。
3市場の合算売買高は113,5億株(前日106.2億株、過去20日平均は115.9億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比5円高の39025円。
ドル建ては大証日中比100円高の39120円。
ドル円は150.83円。
10年国債利回りは4.195%。
2年国債利回りは4.031%。
「日足は9日連続陰線」
週明けの日経平均は寄り付き21円安。
終値は27円(▲0.07%)安の38954円と反落。
高値39119円。
安値38775円。
9月27日高値39829円は下回ったまま。
日足は5円60銭の極小陰線ながら9日連続で陰線。
2019年12月16日ー25日(8日連続)以来の長さ。
10月16日は39415円→39362円にマド。
日経平均は17日連続で一目均衡の雲の上。
上限は36791円。
下限は36371円。
SQ値39701円に対して1勝6敗。
TOPIXは9.07ポイント(▲0.34%)安の2679ポイントと反落。
25日線(2668ポイント)を19日連続で上回った。
75日線(2692ポイント)を4日連続で下回った。
9日連続で日足陰線。
TOPIXコア30指数は3日ぶりに反落。
プライム市場指数は4.70ポイント(▲0.34%)安の1379.11ポイントと反落。
東証グロース250指数は8.54ポイント(△1.37%)高の631.91と4ぶりに反発。
25日移動平均線からの乖離は▲2.44%(前日▲3.76%)。
プライム市場の売買代金は3兆4127億円(前日3兆6276億円)。
9月3日3兆3167億円以来の低水準。
売買高は15.01億株(前日14.31億株)。
値上がり698銘柄(前日757銘柄)。
値下がり888銘柄(前日798銘柄)。
新高値39銘柄(前日30銘柄)。
新安値11銘柄(前日15銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは117.24(前日110.21)。
東証グロース市場の騰落レシオは90.55(前日83.65)。
NTレシオは14.54倍(前日14.50倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
TOPIXは7勝5敗で58.33%。
東証グロース市場指数は5勝7敗で41.66%。
上向きの25日線(38379円)から△1.50%(前日△1.92%)。
20日連続で上回った。
200日線を上抜いてゴールデンクロス2日目。
75日線も上抜けた。
下向いた75日線は38292円。
12日連続で上回った。
上向きの200日線(38173円)からは△2.05%(前日2.19%)。
20日連続で上回った。
下向きの5日線は39187円。
4日連続で下回った。
13週線は37901円。
26週線は38485円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.087%(前日▲17.385%)。
買い方▲8.446%(前日▲8.602%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.890%(前日▲6.951%)。
買い方▲19.469%(前日▲20.393%)。
空売り比率は40.8%(前日41.7%、4日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.4%(前日9.1%)
日経VIは26.24(前日26.43)。
日経平均採用銘柄のPERは15.61倍(前日15.65倍)。
前期基準では15.94倍。
EPSは2495円(前日2490円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
225のPBRは1.37倍(前日1.37倍)。
BPSは28434円(前日28453円)。
日経平均の予想益回りは6.41%。
予想配当り利回りは1.96%。
指数ベースではPERは20.77倍(前日20.77倍)。
EPSは1875円(前日1876円)。
PBRは1.92倍(前日1.92倍)。
BPSは20288円(前日20302円)。
10年国債利回りは0.955%(前日0.970%)。
プライム市場の予想PERは15.45倍。
前期基準では15.82倍。
PBRは1.30倍。
プライム市場の予想益回りは6.47%。
配当利回り加重平均は2.32%。
プライム市場の単純平均は0.59円安の2719円(前日は2719円)。
プライム市場の売買単価は2271円(前日2534円)。
プライム市場の時価総額は933兆円(前日936兆円)。
ドル建て日経平均は260.78(前日260.07)と4日ぶりに反発。
週明けのシカゴ225先物は大証前日比5円高の39025円。
高値39265円、安値38740円。
大証夜間取引終値は日中比120円高の39140円。
気学では火曜は「相場が分岐する日。足取りに注意肝要」
水曜は「目先のポイントをつくる注意日」
木曜は「下放れると後場へ戻す日。悪目買い方針」
金曜は「高下荒く初高後安の日。但し下放れは小底入れ」
ボリンジャーのプラス1σが39444円。
プラス2σが40508円。
マイナス1σが37314円。
週足のプラス1σが39329円。
プラス2σが40758円。
マイナス1σが36472円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
月足陽線基準は38652円。
アノマリー的には水曜が「変化日」。
《今日のポイント10月22日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
NYダウとS&P500は4日ぶりに反落。
10年国債利回りは4.195%。
7月30日以来12週間ぶりの高水準。
5年国債利回りは3.984%。
2年国債利回りは4.031%。
ドル円は150円台後半。
SKEW指数は165.82→155.55→150,97。
恐怖と欲望指数は74→73。
(昨年10月5日が20)。
(2)週明けのダウ輸送株指数は193ポイント(1.17%)安の16190ポイントと反落。
SOX指数は6ポイント(0.13%)高の5215ポイントと4日続伸。
VIX指数は18.37(前日18.03)。
NYSEの売買高は8.53億株(前日9.22億株)。
3市場の合算売買高は113,5億株(前日106.2億株、過去20日平均は115.9億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比5円高の39025円。
(3)プライム市場の売買代金は3兆4127億円(前日3兆6276億円)。
9月3日3兆3167億円以来の低水準。
売買高は15.01億株(前日14.31億株)。
値上がり698銘柄(前日757銘柄)。
値下がり888銘柄(前日798銘柄)。
新高値39銘柄(前日30銘柄)。
新安値11銘柄(前日15銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは117.24(前日110.21)。
東証グロース市場の騰落レシオは90.55(前日83.65)。
NTレシオは14.54倍(前日14.50倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
(4)上向きの25日線(38379円)から△1.50%(前日△1.92%)。
20日連続で上回った。
200日線を上抜いてゴールデンクロス2日目。
75日線も上抜けた。
下向いた75日線は38292円。
12日連続で上回った。
上向きの200日線(38173円)からは△2.05%(前日2.19%)。
20日連続で上回った。
下向きの5日線は39187円。
4日連続で下回った。
13週線は37901円。
26週線は38485円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.087%(前日▲17.385%)。
買い方▲8.446%(前日▲8.602%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.890%(前日▲6.951%)。
買い方▲19.469%(前日▲20.393%)。
(6)空売り比率は40.8%(前日41.7%、4日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.4%(前日9.1%)
日経VIは26.24(前日26.43)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.61倍(前日15.65倍)。
前期基準では15.94倍。
EPSは2495円(前日2490円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
225のPBRは1.37倍(前日1.37倍)。
BPSは28434円(前日28453円)。
日経平均の予想益回りは6.41%。
予想配当り利回りは1.96%。
指数ベースではPERは20.77倍(前日20.77倍)。
EPSは1875円(前日1876円)。
PBRは1.92倍(前日1.92倍)。
BPSは20288円(前日20302円)。
10年国債利回りは0.955%(前日0.970%)。
(8)プライム市場の単純平均は0.59円安の2719円(前日は2719円)。
プライム市場の時価総額は933兆円(前日936兆円)。
ドル建て日経平均は260.78(前日260.07)と4日ぶりに反発。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39444円。
プラス2σが40508円。
マイナス1σが37314円。
週足のプラス1σが39329円。
プラス2σが40758円。
マイナス1σが36472円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
月足陽線基準は38652円。
アノマリー的には水曜が「変化日」。
今年の曜日別勝敗(10月21日まで)
↓
月曜18勝15敗
火曜25勝16敗
水曜15勝25敗
木曜22勝20敗
金曜25勝16敗
S&P500は今年47回最高値を更新。
S&P500は過去には年間で平均18.3回、史上最高値を更新しているという。
今年の47回という最高値更新回数は米株の好調さを物語るものと言える。
1950年以降、過去平均を上回る史上最高値回数を記録した年のS&P500は堅調。
平均騰落率はプラス20.7%。
年間で唯一マイナスだったのは2018年(6.2%安)だけだった。
一方、その翌年に関しては上昇17回に対して下落が10回。
平均騰落率はプラス5.9%にとどまった。
2021年(史上最高値更新70回)の翌年のように、マイナス19.4%と二桁以上のマイナスを記録したケースもあった。
中国人民銀行(中央銀行)は、株式市場の活性化を目的に創設した流動性供給措置のスワップ制度を初めて実施。
証券会社など20社と500億元(70億3000万ドル)相当の資産を交換したと発表した。
スワップ制度では、人民銀が証券会社、資産運用会社、保険会社から株ETFなどのリスク資産を担保として受け入れ、
株式購入用として信用力があり換金性の高い国債や中銀手形を提供する。
規模5000億元で18日に開始した。
初回の20社には中国国際金融(CICC)、中信証券、華夏基金管理、易方達基金管理などが含まれる。
もう一つの株式市場支援措置として18日に発表された、自社株買いなどのための特別融資制度。
国有の中国石油化工集団(シノペック)や中国招商港口, opens new tabなど20社余りが利用計画を発表。
みずほ証券の18日付のクオンツリポート。
11月のMSCI指数定期見直しで大・中型株から構成される代表的な株価指数「スタンダード指数」に、
日本株はフジクラ(5803)の採用、7銘柄の除外を予想した。
MSCIによる発表は日本時間11月7日朝。
リバランスは11月25日引けで発生する見込み。
・採用候補
銘柄略称 パッシブ株数(千株) パッシブ金額(百万円) 売買日数 確度
5803 フジクラ 10,059.4 53,314.6 1.3 High
・除外候補
銘柄略称 パッシブ株数(千株) パッシブ金額(百万円) 売買日数 確度
3436 SUMC -14,007.0 -22,012.0 -2.9 High
7261 マツダ -22,744.9 -24,212.0 -2.8 High
6965 ホトニク -11,225.7 -23,091.3 -3.3 High
9009 京 成 -5,172.3 -20,482.4 -6.2 High
3283 プロロジ -90.8 -22,029.9 -9.4 High
3231 野村不H -4,399.0 -16,540.2 -5.5 High
4062 イビデン -4,789.3 -23,534.4 -2.4 Mid
6963 ローム -13,727.8 -23,810.9 -2.6 Low
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■東京電力HD<9501>
福島第1原発 デブリ回収再開へ順調
■IDOM<7599>
「ガリバー」に立ち入り検査 保険水増し疑い
■三菱地所<8802>
ベトナム2カ所に物流拠点 135億円投資
■ZOZO<3092>
スマホで身体計測 最大139カ所 約1分で
■米KKR 富士ソフト<9749>
TOB延長 取締役決議受け
■武田薬品工業<4502>
希望退職募集 国内 利益率低迷で構造改革
■武田薬品工業<4502>
340億円投じ血液製剤を増産 ロサンゼルス工場
■高島屋<8233>
海外VIPに照準 訪日顧客を囲い込み 現地でカード発行
■JT<2914> 現地収益のみ原資に カナダのたばこ訴訟賠償案
■ハワイアンズ運営する常磐興産<9675.T>のTOB延長
■コーエーテクモHD<3635>
11%減益 4-9月最終 上振れ コスト減で
■ダイキン工業<6367>
海上コンテナの冷凍機が世界シェア首位
■セイコーエプソン<6724> 追加還元余地 現預金「2~2.5カ月が基準」
■三菱HCキャピタル<8593>
国内風力5倍へ 32年3月期めど
■ニコン<7731>
欧に創薬支援3拠点を開設 来年度受託3倍に
■NOK<7240>
インド新工場 車向けシール製品 来年稼働
22日の東京株式市場は反発後、しっかりした動きとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、3万8800円-3万9200円を想定。(21日終値3万8954円60銭)
米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックが上昇した。ダウ平均は344ドル安の42931ドルで取引を終えた。
様子見姿勢が強まりやすい1日。指数は強弱感が交錯して、値幅が出づらいと予想する。
為替市場では、ドル・円が1ドル=150円台の後半(21日は149円83-85銭)、ユーロ・円が1ユーロ=163円トビ台(同162円54-58銭)と円安方向に振れている。円安を背景に、輸出関連銘柄を中心に堅調な値動きが見込まれる。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所清算値比5円高の3万9025円だった。
【好材料銘柄】
■ケア21 <2373>
今期最終を一転黒字に上方修正。
■ROXX <241A>
アイフル <8515> のグループ会社であるAGキャピタルと資本業務提携。
■ラクーンホールディングス <3031>
発行済み株式数(自社株を除く)の5.1%にあたる110万株(金額で11億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月22日から25年4月30日まで。
■夢展望 <3185>
オンラインショッピングモール「Temu」と新たに連携。Temuの日本向けサイトに商品を出品。
■コーエーテクモホールディングス <3635>
上期経常を54%上方修正。
■アステリア <3853>
企業データ連携製品「ASTERIA Warp Core」が沖縄県の「ノーコード・EAI ツールによる業務改善施行環境の提供および導入効果の検証業務」に採用。
■THECOO <4255>
株主優待制度を新設。毎年12月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、会員制ファンコミュニティーサービス「Fanicon」およびOEMで提供しているサービスで利用できるポイントを100ポイント(3200円相当)付与する。
■ペルセウスプロテオミクス <4882>
UBE <4208> と抗体薬物複合体(ADC)に関する共同研究契約を締結。
■アーキテクツ・スタジオ・ジャパン <6085>
大和ハウス工業 <1925> 子会社の大和エネルギーと蓄電池および太陽光関連事業で業務提携。
■南陽 <7417>
上期経常を一転9%増益に上方修正・2期ぶり最高益、通期も増額、配当も9円増額。
【主な経済指標・スケジュール】
22(火)
【国内】
10年クライメート・トランジション利付国債入札
《決算発表》
コメリ、両毛シス
【海外】
《米決算発表》
ゼネラル・エレクトリック(GE)、ゼネラル・モーターズ(GM)、3M、テキサス・インストゥルメンツ、エーオー・スミス、クエスト・ダイアグノスティクス、ムーディーズ、ペンテア、ベライゾン・コミュニケーションズ、レイセオン・テクノロジーズ、ノーフォーク・サザン、ロッキード・マーチン、インベスコ、キンバリー・クラーク、フィリップモリスインターナショナル、シャーウィン・ウィリアムズ、フリーポートマクモラン、インターパブリック、ダナハー
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
21日のNYダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前週末比344ドル31セント(0.79%)安の4万2931ドル60セントで終えた。連日で最高値を更新した後で主力株の一角に利益確定目的の売りが出た。
ダウ平均は取引開始直後に下落した。比較的好調な金融決算などを受けて前週に3日連続で最高値を記録し、高値警戒感から売りが出やすい地合いだった。
連邦準備制度理事会(FRB)による利下げペースが鈍るとの見方を背景に米長期金利が上昇したことも相場の重荷となった。ダウ平均の下げ幅は一時400ドルに迫った。
一方、米半導体大手エヌビディアは4%高と、ナスダックをけん引した。生成AI(人工知能)向け半導体の需要が底堅さを保つとの観測から買われた。
ダウ平均は前週まで6週連続で上げ、2900ドルあまり上昇していた。S&P500種株価指数も最高値を更新しており、目先の株式相場の過熱感や高値警戒感が意識されやすかった。
米経済の底堅さから米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが緩やかになるとの見方が強まっている。21日の米債券市場で長期金利は一時4.1%台後半と、7月下旬以来の高水準を付けた。米長期金利の上昇で、株式の相対的な割高感が強まるとみた売りも出た。
今週は23日にテスラが四半期決算を発表する。今後本格化する大手ハイテク企業の決算内容を見極めたいとの雰囲気があった。市場では、「株式相場が高値圏を維持したまま、11月の米大統領選が近づき、持ち高を調整する動きが出やすい」との指摘があった。
ダウ平均の構成銘柄では、アメリカン・エキスプレスとホーム・デポが下げた。トラベラーズやメルクも安かった。半面、ボーイングが上昇した。従業員によるストライキが続くなか、労働組合に対して新たな労働協約案を提示した。アップルにも買いが入った。
ナスダック総合株価指数は4日続伸した。前週末比50.452ポイント(0.27%)高の1万8540.005で終え、7月10日以来およそ3カ月ぶりの高値で終えた。エヌビディアが4%高となり、再び最高値を更新した。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)も上昇した。一方、テスラが下げた。
【シカゴ日本株先物概況】
21日のシカゴ日経平均先物は下落した。12月物は前週末比145円安の3万9025円で終えた。
史上最高値圏にあった米ダウ工業株30種平均が利益確定の売りが膨らみ反落し、シカゴ市場の日経平均先物にも売りが優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
39025 ( +5 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
39120 ( +100 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
21日のFTSE100種総合株価指数は続落し、前週末比40.01ポイント(0.47%)安の8318.24で終えた。欧米経済の動向を改めて確認する新たな材料を待つなかで、利益確定や持ち高調整などの売りが出た。21日の米株式市場で主要な株価指数が下げ幅を広げる場面があるのも、投資家心理の重荷となった。
英バークレイズなど銀行やプルーデンシャルといった保険株をはじめ、エネルギーを除く幅広い業種で売りが優勢だった。
FTSEの構成銘柄では、品質検査会社インターテックが3.85%安、賭け屋大手エンテインが2.78%安、格安航空大手イージージェットが2.50%安と下げを主導。一方、産金大手フレスニロは6.33%高と急伸したほか、包装資材大手DSスミスは2.37%高、石油大手BPも1.31%高と買われた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
21日のドイツ株価指数(DAX)は3営業日ぶりに反落し、前週末比196.18ポイント(0.99%)安の1万9461.19で終えた。DAXは前週末まで連日で最高値を更新した後とあって、ソフトウエアの独SAPやシーメンスなど主力株を中心に、目先の利益を確定する目的の売りが出た。
DAXを構成する40銘柄のうち35銘柄が下落した。
個別では、医療機器のザルトリウスが4.81%安、ミュンヘン再保険が2.95%安、不動産大手ボノビアが2.64%安。半面、ヘルスケア大手フレゼニウスは0.84%高、防衛大手ラインメタルは0.47%高、高級車メーカーのポルシェは0.42%高とプラスで終了した。
■フランス・パリ株価指数
フランスの株価指数CAC40は3営業日ぶりに反落し、前週末比1.00%安で終えた。化粧品大手ロレアルや、高級ブランド「グッチ」を抱えるケリングなど消費関連の銘柄が下げた。スイスの半導体メーカー、STマイクロエレクトロニクスが下げた。石油大手トタルエナジーズ、眼鏡大手の仏エシロール・ルックスオティカが上昇した。CAC40を構成する40銘柄のうち37銘柄が下げた。
10月22日 毎日コラム
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リユース市場に眠るお宝 |
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