【市況一覧】
日経平均株価
38,954.60 -27.15 10/21
TOPIX
2,679.91 -9.07 10/21
マザーズ
631.91 +8.54 10/21
NYダウ平均
42,931.60 -344.31 10/22
ナスダック総合
18,540.01 +50.45 10/22


10月22日 マーケットコメント






    Market Data
    --------------------------------------------
    【日経平均】
    38954円60銭(▲27円15銭=0.07%)
    --------------------------------------------
    【TOPIX】
    2679.91(▲9.07=0.34%)
    --------------------------------------------
    【グロース250】
    631.91(△8.54=1.37%)
    --------------------------------------------
    【プライム売買高】15億0134万株(△6982万株)
    --------------------------------------------
    【売買代金】3兆4127億円(▲2148億円)
    --------------------------------------------
    【値上がり銘柄数】698(前日:757)
    【値下がり銘柄数】888(前日:798)
    【新高値銘柄数】39(前日:30)
    【新安値銘柄数】11(前日:15)
    【25日騰落レシオ】117.24(前日:110.21)
    --------------------------------------------
     
    ■本日のポイント
     
     1.日経平均は小反落、引け際の大口売りでマイナス圏へ
     2.朝方に下値を試した後切り返すも、上値重い展開続く
     3.総選挙控え、3万9000円台では持ち高調整の売り優勢
     4.米ハイテク株高受け、半導体関連が買われ全体支える
     5.売買代金は3兆4000億円台、約1ヵ月半ぶりの薄商いに
     
     
    日経平均株価は反落。引け間際までプラスであったのに、下落で終えて3万9000円も下回り、陰線が9本並んだ。さすがにきょうは陽線を形成できるだろうと期待していた投資家をあざ笑うかのような値動き。
     
    衆院選に関しては、自民党+公明党でも過半数が微妙といった報道も出てきており、政権与党の苦戦に関するニュースが相次ぐようだと「選挙は買い」のアノマリーは期待しづらくなる。今晩の米国では特段の材料に乏しく、あすの日本株も売買は盛り上がらないと思われる。TOPIX(21日終値は2679p)が25日線(2668p、21日時点、以下同じ)に接近しており、同水準がサポートとして機能するかどうかが注目される。
    あっさり割り込むようだと、日経平均も早晩25日線(38379円)を割り込むとの見方が強まる可能性があるだけに、注意を要するだろう。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(21日現在)
     
    40758.12  ボリンジャー:+2σ(13週)
    40508.81  ボリンジャー:+2σ(25日)
    39857.17  ボリンジャー:+1σ(26週)
    39516.47  均衡表転換線(日足)
    39444.10  ボリンジャー:+1σ(25日)
    39329.59  ボリンジャー:+1σ(13週)
    39257.37  6日移動平均線
     
    38954.60  ★日経平均株価21日終値
     
    38485.10  26週移動平均線
    38379.40  25日移動平均線
    38292.48  75日移動平均線
    38173.01  200日移動平均線
    37940.59   新値三本足陰転値
    37901.07  13週移動平均線
    37755.39  均衡表基準線(日足)
    37752.61  均衡表転換線(週足)
    37739.48  均衡表雲上限(週足)
    37314.70  ボリンジャー:-1σ(25日)
    37113.04  ボリンジャー:-1σ(26週)
     
     
    下降3日目の5日移動平均線を上回ることなく推移し、高値と安値も先週末水準を下回って上値の重さを窺わせた。
    ただ、ローソク足は胴体部分が5.6円と寄り引けほぼ同値の小陰線で「星」を描いており、3万9000円付近での売り買い拮抗状態を示唆している。
    株価下方では、上向きの25日線が75日線を上抜いた。75日線自体は下降中のためゴールデンクロスには該当しないが、中長期ベースの地合い改善のシグナルとなろう。
    一目均衡表では三役好転下の強気形状をキープしたが、転換線が下向きに転じて売り圧力の増大を示唆している。23、24、29日と、雲がねじれる変化日が立て続けに到来するため、目先は相場がやや不安定な動きとなる可能性にも留意が必要となろう。
     
     
     

    【大引け概況】

    21日の日経平均株価は小幅に反落し、終値は前週末比27円15銭安の3万8954円60銭だった。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:44 容量:21.76M  ▼音声 VOICEVOX Nemo

    過去のマーケット動画はこちら
     
    朝方に売り買い交錯で始まった後、海外投資家とみられる大口売りに下値を試す展開となった。しかし、その後はじりじりと水準を切り上げ、前引け近くに日経平均は3万9100円台まで買われこの日の高値をつけた。前週末の米国株市場でハイテク株中心に堅調な値動きで、これに追随しアドバンテストや東京エレクトロン半導体関連株などを買い戻す動きが誘発された。
     
    しかし、上値の重さが意識され、その後は3万9000円台を挟みもみ合う展開に。それでも後場はおおむねプラス圏で推移したが、取引終了間際に先物を絡めた売りが出て、日経平均を押し下げている。27日に投開票が行われる衆議院総選挙を控え、3万9000円台ではポジション調整の売り圧力が強い。売買代金は3兆4000億円台にとどまり9月3日以来約1カ月半ぶりの低水準だった。
     
    日本株独自の買い材料が乏しく、国内政治の先行き不透明感が漂うなかで売りが優勢だった。一方、前週末の米株式市場でハイテク株が上昇した流れでといった半導体関連の一角が買われ、相場を下支えした。
     
    日経平均は前週初めに一時4万円台に乗せて以降、上値の重さが目立つ展開が続いており、きょうも海外勢の利益確定売りに押される銘柄が多かった。後場は小幅高で推移していたが、大引け間際のまとまった売りに押され、日経平均は下落して終えた。日足チャートでみると、日経平均は始値よりも終値の方が低い「陰線」を9日連続で描いた。
     
    三菱重甲をはじめ政策関連とされる重工株が大幅安となった。27日に衆院選の投開票を控えて国内政治の先行き不透明感が漂い、売りに押された。このところ堅調だった銀行や保険も下落した。
     
    米市場でナスダック総合株価指数が最高値更新を視野に入れているなか、東京株式市場のアドバンテストや東京エレクトン、ディスコなど半導体関連には買いが入った。
     
    今週から主要企業の決算発表が本格化し、想定通り通期業績予想の上積みが期待できるのか確認したいほか、週末の衆院選で、自民党が大幅に議席数を減らせば、石破首相の求心力低下や政権安定への懸念につながり兼ねず、政治の混乱を嫌い海外投資家の売りを誘いかねない。
    そのため、選挙の情勢報道や選挙結果を見極めたいと考える向きも多く、全般は模様眺めムードの強い展開が予想される。



     

     
    東証株価指数(TOPIX)は反落した。終値は前週末比9.07ポイント(0.34%)安の2679.91だった。JPXプライム150指数も反落し、2.52ポイント(0.21%)安の1202.05で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で3兆4127億円、売買高は15億134万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は888、値上がりは698、横ばいは59だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は電気・ガス業、水産・農林業、銀行業などの下落率が大きかった。上昇は、海運業、ゴム製品、精密機器など。
     
    個別では、売買代金で断トツとなったディスコが上昇したほか、アドバンテストの上げ足の強さが目立っている。レーザーテックや東京エレクトロンなどの半導体製造装置大手は総じて堅調だった。ソフトバンクグループ(SBG)がしっかり、日本郵船、川崎汽船など海運株が上値を追った。霞ヶ関キャピタル、楽天グループ、リクルートHD、任天堂などが上昇となった。キーエンスも買いが優勢だった。インターメスティックが値上がり率トップ、ジェイテックコーポレーション、サンウェルズ、PKSHA Technologyなども値を飛ばした。
     
    一方、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友やみずほなどメガバンクが冴えず、売買代金2位となった三菱重工業、IHI、川崎重工業など防衛関連株が利食われた。トヨタ自やホンダなどの自動車関連株が軟調に推移。また、ファーストリテ、フジクラ、JTなどが下落した。上半期営業減益見通しをマイナス視された東洋証券や通期業績上方修正も出尽くし感が先行したサーティワンが急落。ほか、ベイカレントも大幅安。北陸電力、北海道電力、九州電力など電力株への売りが目立つ。ジンズホールディングスも安い。







     


     
    東証スタンダード市場は衆院選を前に投資家は様子見ムードで、日経平均は前週末終値を挟んだ小幅なレンジ内での動きに終始した。プライム市場銘柄の変動幅が広がらず、スタンダード市場も売られた。
    スタンダードTOP20は軟調。出来高は2億8009万株。
    値上がり銘柄数660、値下がり銘柄数714と、値下がりが優勢だった。
     
    個別ではイクヨ、ジオコード、エム・エイチ・グループがストップ高。ジーエルテクノホールディングス、ウェルディッシュ、要興業、小田原機器、ビート・ホールディングス・リミテッドは年初来高値を更新。メタプラネット、HEROZ、ダントーホールディングス、ペッパーフードサービス、ボルテージが買われた。
     
    一方、アクシーズ、インタースペース、リスクモンスター、アイビー化粧品、ロブテックスなど12銘柄が年初来安値を更新。REVOLUTION、B-R サーティワンアイスクリーム、クオンタムソリューションズ、今村証券、岡野バルブ製造が売られた。
     
     


     
    東証グロース市場は、個人の見直し買いなどを支えに値上がりする銘柄が多くなった。
    朝方は日経平均株価の軟調な推移につれ安する場面もあったが、日米の長期金利の低下で高PER(株価収益率)銘柄の多い新興株の相対的な割高感が薄れ、買いが優勢になった。前週末までの3日続落で値ごろ感の買いも入りやすかった。
     
    プライム市場銘柄の変動幅が広がらず、「値動きを求める売買が、この日は新興企業銘柄に向かった」という。前週末にストップ高を付けたベースフードはこの日も大幅に上昇し、売買代金トップになった。
    もっとも、新たな手掛かり材料がない中で個人の動きも全体に鈍く、ベースフードの売買代金も100億円に届かなかった。グロース市場の売買代金は5月9日以来の低水準だった前週末を下回った。
     
    グロースCoreは大幅高。東証グロース市場250指数は4営業日ぶりに反発した。終値は前週末比8.54ポイント(1.37%)高の631.91だった。
    グロース市場ではジーエヌアイやライフネット、タイミーが上昇した。一方、カバーやフリーは下落した。
     
    札証アンビシャス市場に新規上場した伸和HDは、9時18分に公開価格である1650円を120円(7.27%)下回る1530円で初値を付けた。
     
    値上がり銘柄数348、値下がり銘柄数200と、値上がりが優勢だった。
     
    個別ではベースフード、アイ・パートナーズフィナンシャルが一時ストップ高と値を飛ばした。グロースエクスパートナーズ、はてな、スタメン、プロパティデータバンク、ライフネット生命保険は年初来高値を更新。ABEJA、Kaizen Platform、ファーストアカウンティング、グローム・ホールディングス、イトクロが買われた。
     
    一方、光フードサービス、ROXX、INGS、アスア、キッズスターなど11銘柄が年初来安値を更新。ラストワンマイル、Heartseed、イオレ、トラース・オン・プロダクト、インティメート・マージャーが売られた。
     


     
    21日午前の日経平均株価は続伸し、午前終値は前週末比129円20銭高の3万9110円95銭だった。
     
    きょう前場は売り買い交錯の展開で朝方は海外投資家とみられる大口売りに押される場面もあったが、その後は切り返し次第高となり、前引け時点ではほぼ高値引けとなった。
    前週末の米国株市場ではNYダウ、S&P500指数が揃って最高値を更新するなど強調展開を維持したが、足もと外国為替市場でドル安・円高方向に振れたことが重荷となった。海外投資家の売りに押されて日経平均は下落する場面もあった。
    ただ、半導体関連の主力どころは買われており、日経平均を押し上げている。
     
    米エヌビディアの上昇を支えにアドテストが買われて日経平均を前引け時点で46円押し上げた。東エレクやレーザーテクにも買いが入り、日経平均は前引けにかけて強含んだ。ただ、ファストリや食料品、小売りの一角など値下がり銘柄も目立ち、日経平均は下げる場面もあった。前週に一時4万円台に乗せた後、利益確定売りに押される展開が続いており、きょうも海外勢などから上値の重さを意識した売りが出やすかった。2024年4〜9月期決算シーズンを前に足元の日本株には新規の材料が乏しく、積極的に持ち高を傾けにくい展開となっている。
     
    中国人民銀行(中央銀行)は21日、実質的な政策金利の最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)1年物と、住宅ローン金利の目安とされるLPR5年物を、ともに0.25%引き下げた。もっとも引き下げは想定通りで、安川電やファナックなど中国関連銘柄への買いにはつながらなかった。

     


     
     
    後場の日経平均株価は、上値の重い展開が続きそうだ。直近プライム市場の売買代金が4兆円を割り込むなど低迷している状況下で、15日の高値4万257円34銭及び終値3万9910円55銭は目先の上値抵抗線として意識されているか。
    また、じりじりと円安ドル高は進んでいるものの輸出関連銘柄の追い風とはなっておらず、米国市場では主力企業の決算発表、国内でも決算シーズンを前に足元の日本株には新規の材料が乏しいだろう。
     
    さらに、27日に投開票を迎える衆議院議員総選挙では、自民党が15年ぶりに単独過半数を割り込む可能性が指摘されている。また、石破内閣の発足後初の支持率が28%と2000年以降で過去最低となるなど厳しい情勢が伝わっていることで、政策期待感などは高まりにくく「選挙は買い」のムードは感じられない。政権安定化を好む外国人投資家が買いを手控えているとも推測されており、積極的に持ち高を傾けにくい展開が続きそうだ。
     
    東証株価指数(TOPIX)は小幅続伸した。前引けは前週末比1.01ポイント(0.04%)高の2689.99だった。JPXプライム150指数も小幅続伸で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆7628億円、売買高は7億8705万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は894、値下がりは671、横ばいは80だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は海運業、ゴム製品、精密機器などの上昇率が大きかった。下落は電気・ガス業、水産・農林業、銀行業など。
     
    個別では売買代金トップのディスコが大きく上昇、レーザーテック、東京エレクトロン、アドバンテストなどの半導体関連株が堅調に推移。ソフトバンクグループ(SBG)がしっかり、霞ヶ関キャピタル、楽天グループ、ソフトバンクG、キーエンス、リクルートHD、任天堂などが上昇となった。川崎船や日本郵船など海運株も上値を追った。このほか上半期業績予想を上方修正した三和ホールディングスや株主優待制度の導入を発表したトレードワークスが急騰、そのほかジェイテックコーポレーション、サンウェルズ、PKSHA Technologyなどが急伸をみせた。
     
    一方、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友やみずほなどのが冴えず、トヨタ自やホンダなどの自動車関連株が軟調に推移。また、ファーストリテ、三菱重工業、IHI、川崎重工業、JTなどが下落した。上半期営業減益見通しをマイナス視された東洋証券や通期業績上方修正も出尽くし感が先行したサーティワンが急落。ほか、北陸電力、ベイカレント、北海道電力などが値下がり率上位となった。

     


     
    東証スタンダード市場は米企業の好決算を受けて、東京株式市場でも業績期待の買いが入り、日経平均を押し上げた。スタンダード市場も買われた。
    スタンダードTOP20は軟調。出来高は1億6864万株。
    値上がり銘柄数721、値下がり銘柄数589と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では、ジオコード、エム・エイチ・グループがストップ高。ジーエルテクノホールディングス、要興業、小田原機器、ビート・ホールディングス・リミテッドは年初来高値を更新。セーラー広告、イクヨ、メタプラネット、HEROZ、ダントーホールディングスが買われた。
     
     一方、インタースペース、アイビー化粧品、ロブテックス、ズーム、ケルなど8銘柄が年初来安値を更新。B-R サーティワンアイスクリーム、今村証券、マックハウス、REVOLUTION、住信SBIネット銀行が売られた。
     
     


     
    東証グロース市場は、朝方安い場面もあったが、日経平均株価が次第に上げ幅を拡大するにつれ、投資家心理の改善を映した買いが新興株にも入った。
    グロースCoreは大幅高。東証グロース市場250指数も反発した。前引けは前週末比10.38ポイント(1.67%)高の633.75だった。
     
    グロース市場ではジーエヌアイやライフネットが上昇した。一方、セルシードやQPS研究所は下落した。
     
    札証アンビシャス市場に新規上場した伸和HDは、9時18分に公開価格(1650円)を120円(7.27%)下回る1530円で初値を付けた。前引けは初値比15円(0.98%)安の1515円だった。
     
    値上がり銘柄数378、値下がり銘柄数162と、値上がりが優勢だった。
     
     個別ではアイ・パートナーズフィナンシャルが一時ストップ高と値を飛ばした。グロースエクスパートナーズ、はてな、スタメン、プロパティデータバンク、ライフネット生命保険は年初来高値を更新。ABEJA、Kaizen Platform、ファーストアカウンティング、イトクロ、TWOSTONE&Sonsが買われた。
     
     一方、光フードサービス、INGS、アスア、ゼネラル・オイスター、ナイルなど8銘柄が年初来安値を更新。ラストワンマイル、インティメート・マージャー、Heartseed、イオレ、雨風太陽が売られた。
     

    【寄り付き概況】
     
    21日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前週末比21円55銭安の3万8960円20銭。
     
    前週末の米国株市場ではNYダウが最高値街道を走るほか、機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数も過去最高値を更新した。
    ナスダック総合株価指数も上昇したが、いずれも上値では利益確定売り圧力が意識され、上げ幅は小さかった。
     
    東京株式市場でも、足もと為替がドル安・円高方向に振れていることもあって、積極的な買いが入りにくい。為替動向のほか、米株価指数先物やアジア株市場の値動きを横目に神経質な地合いとなりそうだ。
     
    東証株価指数(TOPIX)は下落している。
     
    個別では、ファストリ、KDDI、第一三共、ファナックが安い。一方、ディスコ、テルモ、オリンパス、ダイキンが高い。

     



    《マーケットストラテジーメモ一覧へ》


    coulumn_06.jpg
    《マーケットストラテジーメモ》10月 第3週
     
    15日(火):
    週末のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。S&P500とNYダウは終値ベースの過去最高値を更新。銀行大手の堅調な四半期決算が追い風。週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。債券市場が休場で市場参加者が少なく薄商い。3市場の売買高は95,5億株(過去20日平均120,5億株)。エヌビディアが2.4%上昇して終値として最高値を更新。SOX指数も1.8%上昇して2カ月ぶりの高値水準。
     
    日経平均株価は304円高の3万9910円と4日続伸。取引時間中には7月19日以来およそ3カ月ぶりに4万円台をつける場面があった。9月27日の直近高値(39829円)も上回って推移。ただ上昇幅を600円超まで拡大した後は伸び悩み、プラス水準ながら安値引けとなった。日経平均の25日移動平均からの上方乖離は「買われすぎ」を示す5%を超える場面があり、短期的な過熱感も意識されやすかった。東証プライムの売買代金は4兆4380億円。三菱UFJ、東京海上が上昇ENEOS、INPEXが下落。
     
    16日(水):
    火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って3日ぶりに反落。ハイテク株中心のナスダック総合が下落を主導。需要低迷への懸念から半導体株が軟調。原油価格の下落に伴いエネルギー株も下落。「結局は週末の水準に戻っただけ」という声も聞こえる。前日終値で過去最高値を記録したエヌビディアは4.7%安。蘭ASMLが低調な売上高見通しを示し半導体株に売りが拡大。ASMLの米上場株は16%安。フィラデルフィア半導体指数(SOX)は5.3%安。9月初旬以来最大の下げとなった。
     
    日経平均株価は730円安の3万9180と大幅反落。朝方に一時850円ほど下げて3万9000円に接近。東エレクは下落率が10%に達する場面もあった。東証プライムの売買代金は3兆9155億円。フジクラ、大林組が上昇。ファストリ、TDKが下落。
     
    17日(木):
    水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。NYダウは過去最高値を更新した。小型株の上昇と銀行大手の好業績が追い風。「投資家は大手ハイテク企業から大手金融へと資金をシフトしている」との見方だ。モルガン・スタンレーが6.5%高。第3四半期決算は投資銀行部門が好調で利益が予想を上回ったことを好感。ラッセル2000指数は1.6%、S&P小型株指数は1.4%と上昇。2021年11月以来の高値水準。
     
    日経平均株価は269円安の3万8911円と安値引けで続落。日経平均が3万9000円を終値で下回るのは8日以来およそ1週間ぶり。TSMCが発表した7-9月期決算は生成AI向け先端半導体の販売が好調で良好な内容だった。ただ市場では織り込み済みとの見方も多く、積極的に買い材料視する動きは限られた。東証プライムの売買代金は3兆7538億円。トヨタ、三菱UFJが上昇。ディスコ、フジクラが下落。
     
    18日(金):
    木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。NYダウは続伸。過去5営業日のうち4営業日で終値ベースの過去最高値を更新。「半導体が復活し、金融セクターは決算好感」の格好。TSMCの米上場株は9.8%高と急伸。エヌビディアが0.9%上昇。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1%高。
     
    日経平均株価は70円高の3万8981円と3日ぶりに反発。もっとも、アドテストやレーザーテクなど半導体関連の一角は前日に続き売りもの優勢。上値を追う雰囲気は乏しかった。後場は下落した場面もあった。日足は8日連続の陰線。2019年12月16日―25日(8日連続)以来の長さ。東証プライムの売買代金は3兆6276億円。ファストリ、ディスコが上昇。TDK、村田製が下落。
     
    (2)欧米動向
     
    9月の米小売売上高(季節調整済み)は前月比0.4%増。
    市場予想の0.3%増を若干上回った。
    「ガソリン価格の下で消費者が飲食店での支出を増やした」との観測。
    9月の鉱工業生産指数(季節調整済み)は前月比0.3%低下。
    「ボーイングのストライキや大型ハリケーンに相次いで襲われたことが響いた」との解釈。
    市場予想は0.2%低下だった。
     
    (3)新興国動向
     
    週末の上海・香港市場は堅調。
    GDPなどの中国経済指標はまちまちな内容だったが、中国人民銀行(中央銀行)の資本市場支援を巡る発表が支援した。
    人民銀と証券監督当局は10月16日に銀行や証券、ファンド会社との会合を開催。
    UBSは「当局が投資家心理の悪化を十分認識していることを改めて示唆した」とコメント。
     
     


    (兜町カタリスト 櫻井英明)


    「地中の星」

    「主要3指数は6週続伸」

    週末のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
    S&P500とNYダウは過去最高値を更新。
    ネットフリックスの急騰とテクノロジー株全般の上昇が追い風。
    3つの主要株価指数はそろって6週連続で上昇。
    週間では2023年後半以来最長の上昇となった。
    週間ではS&P500が0.9%、ナスダックが0.8%、ダウが1%上昇。
    ネットフリックスは11.1%高。
    アップルが1.2%高。
    エヌビディアが0.8%高。
    アメリカン・エキスプレス(アメックス)が3.1%安。
    9月の一戸建て住宅の着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比2.7%増の102万7000戸。
    5カ月ぶりの高水準となった。
    国債利回りは低下。
    2年国債と10年国債の利回り格差は0.118%。
    10年国債利回りは4.082%。
    5年国債利回りは3.879%。
    2年国債利回りは3.950%。
    ドルは下落。
    中国が株式市場支援のため創設した金融政策手段の運用開始を受けてリスク志向が高まった。
    安全資産であるドル離れが起きた格好。
    中国人民元のほか、オーストラリアドルやカナダドルなどの資源国通貨が上昇。
    ドル円は149円台半ば。
    WTI原油先物11月限は1.45ドル(2.05%)安の1バレル=69.22ドル。
    9月末以来2週間半ぶりの安値水準。
    週間では6.34ドル(8.39%)安。
    ビットコインは2.8%高の6万8781ドル。
    SKEW指数は161.85→165.82→155.55。
    恐怖と欲望指数は71→75。
    (昨年10月5日が20)。

    週末のNYダウは36ドル(0.09%)高の43275ドルと3日続伸。
    高値43325ドル、安値43036ドル。
    サイコロは8勝4敗。
    騰落レシオは137,46(前日140.51)。
    NASDAQは115ポイント(0.40%)高の18489ポイントと3日続伸。
    高値18524ポイント、安値18452ポイント。
    サイコロは8勝4敗。
    騰落レシオは103.48(前日106.36)。
    S&P500は23ポイント(0.40%)高の5864ポイントと反発。
    高値5872ポイント、安値5846ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは124.30%(前日128.52%)。
    週末のダウ輸送株指数は50ポイント(0.31%)高の16383ポイントと反発。
    SOX指数は3ポイント(0.07%)高の5208ポイントと3日続伸。
    VIX指数は18.03(前日19.11)。
    NYSEの売買高は9.22億株(前日8.56億株)。
    3市場の合算売買高は106,2億株(前日113.4億株、過去20日平均は115.6億株)。
    週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比170円高の39170円。
    ドル建ては大証日中比260円高の39270円。
    ドル円は149.52円。
    10年国債利回りは4.082%。
    2年国債利回りは3.950%。

    週間ベースでNYダウは1.0%高、6週続伸(累計7.3%上昇)
    ナスダック総合指数は0.8%高、5週続伸(同3.7%%上昇)
    S&P500指数は0.9%高、6週続伸(同8.4%上昇)
    フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は2.4%安、2週ぶりに反落

    「日足は2019年12月以来の8日陰線」

    週末の日経平均は寄り付き83円高。
    終値は70円(△0.18%)高の38981円と3日ぶりに反発。
    高値39186円。
    安値38893円。
    9月27日高値39829円は下回ったまま。
    日足は8日連続で陰線。
    日経平均は週間で624円下落。
    週足は2週間ぶりに陰線。
    2019年12月16日ー25日(8日連続)以来の長さ。
    10月16日は39415円→39362円にマド。
    日経平均は16日連続で一目均衡の雲の上。
    上限は36791円。
    下限は36141円。
    SQ値39701円に対して1勝5敗。
    TOPIXは1.15ポイント(△0.04%)高の2688ポイントと3日ぶりに反発。
    25日線(2662ポイント)を18日連続で上回った。
    75日線(2694ポイント)を3日連続で下回った。
    8日連続で日足陰線。
    TOPIXコア30指数は続伸。
    プライム市場指数は0.61ポイント(△0.04%)高の1383.81ポイントと3日ぶりに反発。
    東証グロース250指数は4.33ポイント(▲0.69%)安の623.37と3日続落。
    25日移動平均線からの乖離は▲3.76%(前日▲3.25%)。
    プライム市場の売買代金は3兆6276億円(前日3兆7538億円)。
    売買高は16.32億株(前日16.32億株)。
    値上がり757銘柄(前日559銘柄)。
    値下がり798銘柄(前日1026銘柄)。
    新高値30銘柄(前日20銘柄)。
    新安値15銘柄(前日17銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは110.21(前日110.51)。
    東証グロース市場の騰落レシオは83.65(前日86.37)。
    NTレシオは14.50倍(前日14.48倍)。
    サイコロは8勝4敗で66.66%。
    TOPIXは7勝5敗で58.33%。
    東証グロース市場指数は4勝8敗で33.33%。
    上向きの25日線(38246円)から△1.92%(前日△2.04%)。
    19日連続で上回った。
    200日線を上抜いてゴールデンクロスだが75日線はもう少し。
    下向いた75日線は38301円。
    11日連続で上回った。
    上向きの200日線(38144円)からは△2.19%(前日2.09%)。
    19日連続で上回った。
    下向きの5日線は39317円。
    3日連続で下回った。
    13週線は37802円。
    26週線は38445円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.385%(前日▲17.216%)。
    買い方▲8.602%(前日▲8.707%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲6.951%(前日▲6.157%)。
    買い方▲20.393%(前日▲20.454%)。
    空売り比率は41.7%(前日41.0%、3日連続で40%超)。
    空売り規制なしの銘柄の比率は9.1%(前日10.4%)
    日経VIは26.43(前日26.55)。
    日経平均採用銘柄のPERは15.65倍(前日15.64倍)。
    前期基準では15.99倍。
    EPSは2490円(前日2487円)。
    直近ピークは10月11日2511円、3月4日2387円。
    225のPBRは1.37倍(前日1.37倍)。
    BPSは28453円(前日28402円)。
    日経平均の予想益回りは6.39%。
    予想配当り利回りは1.96%。
    指数ベースではPERは20.77倍(前日20.73倍)。
    EPSは1876円(前日1877円)。
    PBRは1.92倍(前日1.92倍)。
    BPSは20302円(前日20266円)。
    10年国債利回りは0.970%(前日0.960%)。
    プライム市場の予想PERは15.49倍。
    前期基準では15.87倍。
    PBRは1.31倍。
    プライム市場の予想益回りは6.45%。
    配当利回り加重平均は2.31%。
    プライム市場の単純平均は2円高の2719円(前日は2717円)。
    プライム市場の売買単価は2534円(前日2299円)。
    プライム市場の時価総額は936兆円(前日935兆円)。
    ドル建て日経平均は260.07(前日260.19)と3日続落。
    週末のシカゴ225先物は大証日中比160円高の39170円。
    高値39310円、安値38925円。
    大証夜間取引終値は日中比180円高の39190円。
    気学では月曜は「安値にある時は急伸する日」
    火曜は「相場が分岐する日。足取りに注意肝要」
    水曜は「目先のポイントをつくる注意日」
    木曜は「下放れると後場へ戻す日。悪目買い方針」
    金曜は「高下荒く初高後安の日。但し下放れは小底入れ」
    ボリンジャーのプラス1σが39432円。
    プラス2σが40618円。
    マイナス1σが37059円。
    週足のプラス1σが39198円。
    プラス2σが40594円。
    マイナス1σが36405円。
    半値戻しは36841円。
    9月配当権利落ち前は38925円。
    日経平均株価の9月月中平均は37162円。
    TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
    月足陽線基準は38652円。

    《今日のポイント10月21日》

    (1)週末のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
       10年国債利回りは4.082%。
       5年国債利回りは3.879%。
       2年国債利回りは3.950%。
       ドル円は149円台半ば。
       SKEW指数は161.85→165.82→155.55。
       恐怖と欲望指数は71→75。
       (昨年10月5日が20)。

    (2)週末のダウ輸送株指数は50ポイント(0.31%)高の16383ポイントと反発。
       SOX指数は3ポイント(0.07%)高の5208ポイントと3日続伸。
       VIX指数は18.03(前日19.11)。
       NYSEの売買高は9.22億株(前日8.56億株)。
       3市場の合算売買高は106,2億株(前日113.4億株、過去20日平均は115.6億株)。
       週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比170円高の39170円。

    (3)プライム市場の売買代金は3兆6276億円(前日3兆7538億円)。
       売買高は16.32億株(前日16.32億株)。
       値上がり757銘柄(前日559銘柄)。
       値下がり798銘柄(前日1026銘柄)。
       新高値30銘柄(前日20銘柄)。
       新安値15銘柄(前日17銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは110.21(前日110.51)。
       東証グロース市場の騰落レシオは83.65(前日86.37)。
       NTレシオは14.50倍(前日14.48倍)。
       サイコロは8勝4敗で66.66%。

    (4)上向きの25日線(38246円)から△1.92%(前日△2.04%)。
       19日連続で上回った。
       200日線を上抜いてゴールデンクロスだが75日線はもう少し。
       下向いた75日線は38301円。
       11日連続で上回った。
       上向きの200日線(38144円)からは△2.19%(前日2.09%)。
       19日連続で上回った。
       下向きの5日線は39317円。
       3日連続で下回った。
       13週線は37802円。
       26週線は38445円。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.385%(前日▲17.216%)。
       買い方▲8.602%(前日▲8.707%)。
       東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲6.951%(前日▲6.157%)。
       買い方▲20.393%(前日▲20.454%)。

    (6)空売り比率は41.7%(前日41.0%、3日連続で40%超)。
       空売り規制なしの銘柄の比率は9.1%(前日10.4%)
       日経VIは26.43(前日26.55)。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは15.65倍(前日15.64倍)。
       前期基準では15.99倍。
       EPSは2490円(前日2487円)。
       直近ピークは10月11日2511円、3月4日2387円。
       225のPBRは1.37倍(前日1.37倍)。
       BPSは28453円(前日28402円)。
       日経平均の予想益回りは6.39%。
       予想配当り利回りは1.96%。
       指数ベースではPERは20.77倍(前日20.73倍)。
       EPSは1876円(前日1877円)。
       PBRは1.92倍(前日1.92倍)。
       BPSは20302円(前日20266円)。
       10年国債利回りは0.970%(前日0.960%)。
     
    (8)プライム市場の単純平均は2円高の2719円(前日は2717円)。
       プライム市場の時価総額は936兆円(前日935兆円)。
       ドル建て日経平均は260.07(前日260.19)と3日続落。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが39432円。
       プラス2σが40618円。
       マイナス1σが37059円。
       週足のプラス1σが39198円。
       プラス2σが40594円。
       マイナス1σが36405円。
       半値戻しは36841円。
       9月配当権利落ち前は38925円。
       日経平均株価の9月月中平均は37162円。
       TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
       月足陽線基準は38652円。


    今年の曜日別勝敗(10月18日まで)

    月曜18勝14敗
    火曜25勝16敗
    水曜15勝25敗
    木曜22勝20敗
    金曜25勝16敗

    週間ベースで日経平均株価は1.6%安、2週ぶり反落
    TOPIXは0.6%安、2週ぶり反落
    東証プライム市場指数は0.6%安、2週ぶり反落
    グロース250指数は2.3%安、2週続落(累計7.8%下落)
    東証スタンダード市場指数は0.8%安、3週続落(同2.2%下落)
    東証グロース指数は2.1%安、3週続落(同7.1%下落)
    東証REIT指数は0.3%安、3週続落(同3.6%下落)

    10月第2週(10月2日─10月11日)の海外投資家動向。
    現物2473億円買い越し(2週連続で買い越し)。
    先物1607億円買い越し(4週ぶりに買い越し)。
    合計4081億円買い越し(8週ぶりに買い越し)。
    個人は現物1737億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
    先物119億円売り越し(3週連続で売り越し)。
    合計1856億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
    信託銀行は現物490億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
    先物1058億円売り越し(2週連続で売り越し)。
    合計1548億円売り越し(2週連続で売り越し)。

    投資部門別売買代金では個人が現物で2365億円売り越し(前週767億円売り越し)。
    信用で628億円買い越し(前週2544億円買い越し)。
    海外投資家が2473億円買い越し(前週3955億円買い越し)。
    2週連続で買い越し。
    自己売買が1185億円の売り越し(前週1兆2424億円の売り越し)。
    信託銀行が490億円売り越し(前週2090億円買い越し)。
    事業法人が1625億円買い越し(前週1856億円買い越し)。
    15週連続買い越し。

    「地中の星」の東京メトロが23日に上場する。
    証券コードは9023。
    「・・・A」ではなく4ケタなのはかつて社債を発行した時に証券コードが付いたから。
    具合よく陸運そして鉄道の9000番台だ。
    東京メトロのグループ理念は「東京を走らせる力」。
    2021年12月からのキャッチコピーは「Find my Tokyo. ひさしぶりっ!」。
    本当に「久しぶり」そして「いらっしゃいませ」だ。
    地中の星も輝き始めるのだろう。


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    ソレイジアファーマ(4597)・・・動兆

    がん柱の創薬ベンチャー。
    候補品導入後に開発進め権利再導出、製品販売を行うビジネスモデル。


    (兜町カタリスト櫻井)

    [株価材料]
     
    ■ソニーG<6758>・ホンダ<7267> 
    AIで自動運転の精度向上 年1~2回更新

    ■三菱UFJ<8306>
    auカブコムを完全子会社化 来年1月末にも

    ■JFEHD<5411>
    傘下 印高級鋼材メーカー買収 現地企業と共同で

    ■エーザイ<4523>
    米バイオ新興と新薬研究 独占権 最大2250億円か

    ■パナソニックHD<6752>
    系 AIが現場改善案作成 動画解析 15分未満で

    ■J-POWER<9513>
    米火力を売却 発電所権益最大9カ所

    ■三和HD<5929>
    4-9月純利益6%増 国内・米堅調で一転増益

    ■富士ソフト<9749>
    KKRに賛同継続 TOB巡り 創業者と対立構図に

    ■ソニーG<6758>
    インドやアフリカでゲーム開発支援

    ■ニコン<7731>
    仏眼鏡大手エシロール・ルックスオティカが買い増し

    ■カナダ裁判所 健康リスク訴訟でJT<2914>などに3.5兆円和解案提示

    ■日銀は今月利上げの必要性乏しいとの認識 今後は排除せず 関係者
     


    21日の東京株式市場は、堅調な展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、3万8700円-3万9200円を想定。(18日終値3万8981円75銭)
    先週末の米国株は上昇。ダウ平均は36ドル高の43275ドルで取引を終えた。
    米国株高を好感した買いが入ると予想する。
    18日は週末要因もあり上値の重い動きだったが、現地18日の米国株式が3日続伸した動きもあり、買い先行スタートとなろ。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=149円台の半ば(前週末8日は150円08-11銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=162円台の半ば(同162円70-74銭)と小動き。対ドルでの円高傾向を警戒し、買い一巡後は輸出関連銘柄を中心にもみ合う場面もありそう。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同18日の大阪取引所清算値比160円高の3万9170円だった。
     
     

    【好材料銘柄】  

    ■三和ホールディングス <5929>
    上期経常を一転25%増益に上方修正・最高益更新へ。

    ■ジーネクスト <4179> 
    電話料金・通信費削減サービスを提供するウミガメ社とコンタクトセンター領域で業務提携。

    ■KeyHolder <4712> 
    今期最終を36%上方修正・最高益予想を上乗せ。

    ■アジュバンホールディングス <4929> 
    上期経常は黒字浮上で上振れ着地。

    ■ツガミ <6101>
    上期最終を37%上方修正、配当も3円増額。

    ■岩井コスモホールディングス <8707>
    非開示だった上期経常は30%増で11期ぶり最高益更新へ。

     

    【主な経済指標・スケジュール】

    21(月)
    【国内】
    9月首都圏マンション発売(14:00)

    【海外】
    予定はありません


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

10月21日 毎日コラム
50代、60代からはじめる株式投資
・・・続き

10月20日 マーケットコメント

10月19日 マーケットコメント

10月18日 マーケットコメント

10月17日 マーケットコメント

10月16日 マーケットコメント



戻る
 
サイトTOPへ

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

(C)ilogos / Eimei.tv