Market Data
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【日経平均】
39180円30銭(▲730円25銭=1.83%)
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【TOPIX】
2690.66(▲32.91=1.21%)
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【グロース250】
632.67(▲8.02=1.25%)
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【プライム売買高】16億1511万株(▲2億4215万株)
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【売買代金】3兆9156億円(▲5224億円)
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【値上がり銘柄数】354(前日:1203)
【値下がり銘柄数】1246(前日:386)
【新高値銘柄数】36(前日:63)
【新安値銘柄数】18(前日:6)
【25日騰落レシオ】110.11(前日:111.01)
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■本日のポイント
1.日経平均は5日ぶり急反落、一時3万9000円近辺まで下落
2.前日の米株市場ではASMLの急落受け半導体株が売られる
3.SOX指数が5%超の急落、東京市場でもリスクオフが波及
4.日経平均寄与度の高い半導体主力が売られ、全体押し下げ
5.値下がり銘柄数が1200上回り、プライム市場の75%占める
日経平均は大幅安。ただ、東京エレクトロンのマイナス寄与が1銘柄で約242円あり、半導体株以外の銘柄は比較的落ち着いていた。
さしあたっては、本日の米国の半導体株の動向が注目されるだろう。
あす17日にはTSMCやディスコが決算発表を予定している。きょうもエヌビディアなどが弱かった場合、半導体株に対する警戒が高まることで、全体にもネガティブな影響が及びやすい。
日経平均のきょうの終値は3万9180円。前日の取引時間中に4万円を上回ったにもかかわらず、間を置かず3万9000円を割り込んでしまうと天井感が出てきてしまう。半導体株に対する売り圧力が和らぐか、日経平均が3万9000円より上で推移できるかが、あすの焦点となるだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(16日現在)
40637.63 ボリンジャー:+2σ(13週)
40600.70 ボリンジャー:+2σ(25日)
39829.69 ボリンジャー:+1σ(26週)
39382.17 6日移動平均線
39357.48 均衡表転換線(日足)
39312.99 ボリンジャー:+1σ(25日)
39227.48 ボリンジャー:+1σ(13週)
39180.30 ★日経平均株価16日終値
38453.52 26週移動平均線
38315.25 75日移動平均線
38086.59 200日移動平均線
38025.28 25日移動平均線
37940.59 新値三本足陰転値
37817.32 13週移動平均線
37752.61 均衡表転換線(週足)
37752.61 均衡表基準線(日足)
37361.71 均衡表雲上限(週足)
37077.35 ボリンジャー:-1σ(26週)
ローソク足はマドを空けて下げ、6本連続の陰線を描いて売り圧力の強まりを窺わせた。もっとも、5日線や株価下方を走る25日線に加え、三役好転下にある一目均衡表の転換線も上向きをキープしており、本日は上げ一服の形状となった。25日線との乖離率は3.04%(5.27%)と5%ラインを下回って短期的な過熱感を一気に解消。早期の上値追い再開が期待される。
【大引け概況】
16日の日経平均株価は5営業日ぶりに反落し、終値は前日比730円25銭安の3万9180円30銭だった。
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前日の米株安を受け終始リスクオフの地合いとなった。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数が総じて軟調だった。また、オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディング(ASML)の決算発表を受け同社株が急落、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5%を超える急落をみせたこともあって、東京株式市場でも半導体関連株を中心に売りがかさむ展開となった。
米政府が中東の国ごとにAI用半導体の輸出規制を検討しているとの報道も同セクターに逆風材料となった。日経平均寄与度の高い半導体製造装置関連に値を崩す銘柄が相次ぎ、日経平均は一時850円近い下げで3万9000円大台攻防の様相をみせる場面もあったが、結局最後まで割り込まなかった。
値がさ半導体関連の下げが相場を押し下げた。生成AI(人工知能)向けの半導体需要に期待が高まっていたが、ASMLの決算ではEUV(極端紫外線)露光装置の需要回復が鈍く、半導体市場に対する楽観的な見方が後退した。17日には台湾積体電路製造(TSMC)やディスコの決算発表を控えて手じまい売りも出やすく、半導体関連の下げにつれて日経平均も下げ足を速めた。
日経平均は10月に入って海外勢の買いが主導してほぼ一本調子で上昇し、前日には4万円台に一時乗せていた。ASMLの決算を受けた半導体関連の急落が、海外勢による日本株の利益確定や戻り待ちの売りの口実になった面もあった。一方、保険や建設、不動産など割安株とも位置づけられる内需株の一角には買いが向かった。
さて、東京株式市場は突然の米半導体株安に見舞われ反落する展開に。昨日は日経平均が一時4万円台に乗せていただけに急な変わりようともいえる。内容的には国内でも半導体関連や先物売りに絡む銘柄の下げは目立ったものの、それ以外では大きく売られる様子もなくトピックスなどは限定的な下落率に収まっている。今晩の米国株が持ち直せば明日はそれなりの反発に転じるだろう。
東証株価指数(TOPIX)は反落した。終値は前日比32.91ポイント(1.21%)安の2690.66だった。JPXプライム150指数も反落し、18.95ポイント(1.54%)安の1208.42で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆9155億円、売買高は16億1511万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1246と全体の約76%を占めた。値上がりは354、横ばいは44だった。
業種別株価指数(33業種)は精密機器、電気機器、化学などが下落。上昇は不動産業、建設業、保険業など。
個別銘柄では、売買代金で断トツとなったレーザーテックが値下がり率トップに売り込まれた。東京エレクトロン、SCREENホールディングが前日比10%ほどの大幅安となったほか、ディスコ、ソシオネクスト、ルネサスエレクトロニクスなど半導体株の下げが目立った。
ソフトバンクグループが売られ、川崎重工業も値を下げた。
また、朝方に発表された8月機械受注が前年比、前月比ともにマイナスとなるなど大幅に悪化したことから、安川電機、SMC、日本精工、オムロン、ファナック、ニデックなど機械株も売られた。このほか、決算が嫌気されて高島屋が売られたことで、三越伊勢丹HD、Jフロントリテイリングなど百貨店株も安い。ディップ、ヨシムラ・フード・ホールディングスなども大きく水準を切り下げた。
一方、大成建設、大林組はともに国内証券会社が格付けを引き上げたことなどが材料視されて買い優勢となり、清水建設、鹿島建設など大手建設株も総じてしっかり。また、東京建物、住友不動産、東急不動産HD、三井不動産など不動産株も買われた。このほか、三菱重工は目標株価引き上げを受けて上昇、IHIも買いが優勢だった。
MS&ADインシュアランスグループホールディングスも堅調。古野電気がストップ高に買われたほか、パルグループホールディングス、IDOM、TOKYO BASEなどが値を飛ばした。
東証スタンダード市場はオランダの半導体製造装置大手ASMLが2025年通期の業績予想を下方修正したのを受けて半導体需要への懸念が高まり、プライム市場が売られスタンダード市場も軟調展開となった。
スタンダードTOP20は下落。出来高は2億9430万株。
値上がり銘柄数486、値下がり銘柄数861と、値下がりが優勢だった。
個別では、JESCOホールディングス、ポエックがストップ高。セーラー広告、ジェイ・エスコムホールディングス、アイビー化粧品は一時ストップ高と値を飛ばした。安江工務店、弘電社、ウェルディッシュ、STIフードホールディングス、コスモ・バイオなど11銘柄は年初来高値を更新。東名、メタプラネット、エム・エイチ・グループ、パシフィックネット、シーズメンが買われた。
一方、インタースペース、福留ハム、リスクモンスター、ジェイ・イー・ティ、MS&Consultingなど15銘柄が年初来安値を更新。マックハウス、日創プロニティ、サーバーワークス、くろがね工作所、ウエストホールディングスが売られた。
東証グロース市場は前日の米ハイテク株安や16日の日経平均株価の大幅安が個人投資家の心理を冷やした。
グロースCoreも軟調。東証グロース市場250指数は反落した。終値は前日比8.02ポイント(1.25%)安の632.67だった。この日はプライム市場の売買代金が4兆円に届いておらず、「日経平均の値動きこそ派手だったが、海外勢はそれほど動いていない。個人など国内勢の売りが中心だろう」との指摘があった。プライム市場の売買代金トップになったレーザーテックは下落率も1位になった。レーザーテックは個人も好んで売買する銘柄で、「同株を担保に信用取引をしていた個人が、新興企業銘柄も売ったのではないか」との見方もあった。
グロース市場ではフリーやTKP、タイミーが下落した。一方、ジーエヌアイやベースフードは上昇した。
値上がり銘柄数162、値下がり銘柄数382と、値下がりが優勢だった。
きょう東証スタンダード市場に新規上場した日水コンは9時9分に公開価格(1430円)を下回る1341円で初値を付けた。終値は1366円だった。
個別では、ベースフードがストップ高。グロースエクスパートナーズ、オルツ、イメージ情報開発、ユミルリンク、ダブルエーなど6銘柄は年初来高値を更新。グッドパッチ、オキサイド、インターファクトリー、ギックス、チームスピリットが買われた。
一方、イメージ情報開発、ELEMENTSが一時ストップ安と急落した。PRISM BioLab、オプロ、INGS、アスア、ミラタップなど14銘柄は年初来安値を更新。ティーケーピー、ビザスク、メタリアル、BeeX、ライズ・コンサルティング・グループが売られた。
16日午前の日経平均株価は大幅反落し、午前終値は前日比817円09銭(2.05%)安の3万9093円46銭だった。
きょう前場は主力株を中心に利益確定売りが噴出、特に日経平均寄与度の高い半導体製造装置関連の値がさ株をはじめハイテクセクターへの売りが顕著となり全体を押し下げている。前日の米株式市場でオランダの半導体製造装置ASMLホールディングが決算を受けて16%安と急落したのを受けて半導体関連に売りが広がった。
日経平均は朝安後に買い戻しが入り下げ渋る場面もあったが、前引けにかけ売り直され800円を超える下げ。フシ目の3万9000円台を巡る攻防となっている。ただ個別には中小型株の一角に買いが入るなどで、値下がり銘柄数は1000あまりで全体の63%にとどまっている。
ASMLホールディングの決算をきっかけに半導体関連に売りがかさみ、前日の米株式市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が5%を超える下げとなった。東京株式市場でも値がさ株などが軒並み下落して相場を押し下げた。東京エレクトロンは下落率が10%に達する場面もあった。
ASMLが「技術的なミス」によりフライングで発表した決算は、2024年7〜9月期の受注額が4〜6月期に比べて大幅減少して、2025年12月期の売上高見通しは下方修正となった。「ネガティブサプライズ」と受け止められ、半導体関連の売りにつながった。17日には台湾積体電路製造(TSMC)やディスコの決算発表を控えて、半導体株には「いったん手じまい売りが出やすくなっている」との指摘もあった。建設や保険など内需株の一角には逃避的な買いが向かった。
上海総合指数、香港ハンセン指数も前日比小幅マイナス圏で推移しており目立った動きは見られず。後場の東京株式市場は3万9000円水準での静かな攻防となりそうだ。なお、14時30分から安達審議委員の記者会見が行われるが、午前中の講演内容を見る限り、想定線の発言に留まり手掛かり材料とはならないだろう。
東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは前日比30.17ポイント(1.11%)安の2693.40だった。JPXプライム150指数も反落で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆9356億円、売買高は8億662万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1031と全体の約6割だった。値上がりは557、横ばいは55だった。
業種別では、精密機器、電気機器、機械、化学、ガラス・土石製品などが下落した一方、不動産、保険、建設、電気・ガス、銀行などが上昇した。
個別では断トツの売買代金をこなしたレーザーテックが一時14%の急落をみせたほか、東京エレクトロン、スクリーンHDが前日比10%ほどの大幅安となったほか、ディスコ、ソシオネクスト、ルネサスエレクトロニクスなど半導体株の下げが目立った。ソフトバンクグループ(SBG)に売りがかさみ、ファーストリテイリング、TDK、信越化が下落した。
朝方に発表された8月機械受注が前年比、前月比ともにマイナスとなるなど大幅に悪化したことから、安川電機、SMC、日本精工、オムロン、ファナック、ニデックなど機械株も売られた。このほか、ウェザーニューズ、ディップなどが大幅安となっている。
半面、大成建設、大林組はともに国内証券会社が格付けを引き上げたことなどが材料視されて買い優勢となったほか、清水建設、鹿島建設など大手建設株も総じてしっかり。三菱重工業が頑強、IHIも上昇。フジクラも買いが優勢だった。このほか、東京建物、住友不動産、東急不HD、三井不動産など不動産株も買われた。
NECが値を上げ、パルグループホールディングスは商いを伴い値上がり率トップに買われた。IDOMも急騰した。
東証スタンダード市場は米ハイテク株安を嫌気して半導体関連株を中心に売り込まれスタンダード市場も軟調展開となった。
スタンダードTOP20は軟調。出来高は1億6867万株。
値上がり銘柄数501、値下がり銘柄数773と、値下がりが優勢だった。
個別では、JESCOホールディングスがストップ高。セーラー広告、ジェイ・エスコムホールディングス、アイビー化粧品は一時ストップ高と値を飛ばした。安江工務店、ウェルディッシュ、STIフードホールディングス、コスモ・バイオ、ビーロットなど9銘柄は年初来高値を更新。東名、エム・エイチ・グループ、イー・ロジット、テモナ、ジーデップ・アドバンスが買われた。
一方、インタースペース、福留ハム、リスクモンスター、ジェイ・イー・ティ、東亜ディーケーケーなど13銘柄が年初来安値を更新。マックハウス、サーバーワークス、日創プロニティ、ウエストホールディングス、くろがね工作所が売られた。
東証グロース市場はオランダの半導体製造装置ASMLホールディングの決算を嫌気した米株安の影響が国内新興株市場にも及んだ。
グロースCoreは下落。東証グロース市場250指数も反落した。前引けは前日比8.71ポイント(1.36%)安の631.98だった。
グロース市場ではフリーやTKP、タイミーが下落した。一方、ベースフードやトライアル、GMO-FGは上昇した。
値上がり銘柄数154、値下がり銘柄数382と、値下がりが優勢だった。
きょう東証スタンダード市場に新規上場した日水コンは9時9分に公開価格(1430円)を下回る1341円で初値を付けた。前引けは1424円だった。
個別ではグロースエクスパートナーズ、オルツ、イメージ情報開発、INTLOOPが年初来高値を更新。ベースフード、トリプルアイズ、ALiNKインターネット、アスタリスク、TWOSTONE&Sonsが買われた。
一方、PRISM BioLab、オプロ、INGS、アスア、ミラタップなど12銘柄が年初来安値を更新。ティーケーピー、ビザスク、ライズ・コンサルティング・グループ、メタリアル、ELEMENTSが売られた。
【寄り付き概況】
16日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比547円92銭安の3万9362円63銭。
日経平均は前日の取引時間中にフシ目の4万円大台を回復するなど強調展開が続いていたが、足もとはその反動が出ている。
前日の米国株市場ではオランダの半導体製造装置大手ASML<ASML>の急落を受け、半導体関連株全般への売りを誘発、NYダウなど主要株価指数が揃って下落しており、東京株式市場でも半導体セクターをはじめ広範囲に売りが波及している。
外国為替市場でドル安・円高方向に振れていることもマイナス材料となり、日経平均は一気に3万9000円大台攻防も視野に入れる展開が想定されるだろう。
レーザーテクが急落している。東エレクも大幅安。
きょうは一転して売りに押されている。イオンや建設株など一部の内需関連には逃避的な買いが向かっている。
東証株価指数(TOPIX)は下落している。
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)、アドテスト、ファストリ、TDKが安い。一方、大林組、東宝、ヤマトHDが高い。
「あとひとつ」
「SOX指数が5.28%安」
火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って3日ぶりに反落。
ハイテク株中心のナスダック総合が下落を主導。
需要低迷への懸念から半導体株が軟調。
原油価格の下落に伴いエネルギー株も下落。
「結局は週末の水準に戻っただけ」という声も聞こえる。
ユナイテッドヘルス・グループが8%安。
前日終値で過去最高値を記録したエヌビディアは4.7%安。
ASMLが低調な売上高見通しを示し半導体株に売りが拡大。
ASMLの米上場株は16%安。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は5.3%安。
9月初旬以来最大の下げとなった。
バンク・オブ・アメリカが0.5%高。
チャールズ・シュワブも決算を好感して6%上昇。
アップルは1.1%高で一時過去最高値を更新。
10月のNY州製造業業況指数はマイナス11.9。
市場予想(プラス3.85)に反しマイナスに転じた。。
サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁のコメント。
「インフレが予想通りに低下すれば、FRBはさらなる利下げを実施する可能性がある。
今年中に1回か2回の(利下げは)妥当なことだと思う」とコメント。
10年債利回りは過去4週間上昇。
先週は約2カ月半ぶりの高水準だった。
2年国債と10年国債の利回り格差はプラス0.078%。
11月FOMCでの0.25%利下げ確率は94.1%。
年内に計0.47%、2025年にはさらに1%の追加利下げが実施される可能性。
9月のFOMC前は2%とみられていた。
10年国債利回りは4.033%。
5年国債利回りは3.854%。
2年国債利回りは3.949%。
月初来でドルは対円で3.8%上昇。
オンショアおよびオフショア取引で、中国人民元は対ドルで1カ月ぶりの安値水準。
ドル円は149円台前半。
WTI原油先物11月限は3.25ドル(4.4%)安の70.58ドル。
SKEW指数は159.43→153.08→159.69。
恐怖と欲望指数は76→70。
(昨年10月5日が20)。
火曜のNYダウは324ドル(0.75%)安の42740ドルと3日ぶりに反落。
高値43277ドル、安値42703ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは143,32(前日142.86)。
NASDAQは187ポイント(1.01%)安の18315ポイントと3日ぶりに反落。
高値18564ポイント、安値18252ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは106.34(前日106.92)。
S&P500は44ポイント(0.76%)安の5815ポイントと3日ぶりに反落。
高値5870ポイント、安値5804ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは129.11%(前日129.90%)。
火曜のダウ輸送株指数は101ポイント(0.62%)安の16248ポイントと3日ぶりに反落。
SOX指数は297ポイント(5.28%)安の5145ポイントと3日ぶりに反落。
VIX指数は20.64(前日19.70)。
NYSEの売買高は9.88億株(前日7.57億株)。
3市場の合算売買高は128,5億株(前日95.5億株、過去20日平均は121.5億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比955円安の38955円。
ドル建ては大証日中比840円安の39070円。
ドル円は149.19円。
10年国債利回りは4.033%。
2年国債利回りは3.949%。
「日足は5日連続で陰線」
週明けの日経平均は寄り付き442円高。
終値は304円(△0.77%)高の39910円と4日続伸。
高値40257円。
安値39910円。
9月27日高値39829円は上抜けたが安値引け。
日足は5日連続で陰線。
25日線からのプラスかい離とボリンジャーのプラス2σが頭を抑えた。
10月15日は39668円→39910円にマド
10月8日は39195円→39117円にマド。
10月7日は38735円→39195円にマド。
10月3日は38213円→38457円にマド。
日経平均は15日連続で目均衡の雲の上。
上限は37361円。
下限は35009円。
SQ値39701円を上回り「幻のSQ値」解消で1勝1敗。
TOPIXは17.37ポイント(△0.64%)高の2723ポイントと反発。
25日線(2650ポイント)を15日連続で上回った。
75日線(2699ポイント)を4日連続で上回った。
5日連続で日足陰線。
TOPIXコア30指数は反発。
プライム市場指数は8.96ポイント(△0.64%)高の1401.59ポイントと反発。
東証グロース250指数は2.50ポイント(△0.39%)高の640.69と3日ぶりに反発。
25日移動平均線からの乖離は▲1.42%(前日▲1.91%)。
プライム市場の売買代金は4兆4381億円(前日3兆7755億円)。
5日ぶりに4兆円超。
売買高は18.57億株(前日15.79億株)。
値上がり1203銘柄(前日503銘柄)。
値下がり386銘柄(前日1086銘柄)。
新高値63銘柄(前日31銘柄)。
新安値6銘柄(前日15銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは111.01(前日106.46)。
東証グロース市場の騰落レシオは86.25(前日86.25)。
NTレシオは14.65倍(前日14.64倍)。
サイコロは9勝3敗で75.00%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で58.33%。
上向きの25日線(37913円)から△5.27%(前日△4.82%)。
16日連続で上回った。
一時6%以上かい離した場面があった。
上向きの75日線は38321円。
8日連続で上回った。
上向きの200日線(38059円)からは△4.86%(前日4.16%)。
16日連続で上回った。
上向きの5日線は39422円。
8日連続で上回った。
13週線は37873円。
26週線は38481円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.260%(前日▲16.833%)。
買い方▲7.356%(前日▲8.168%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲5.035%(前日▲4.371%)。
買い方▲19.106%(前日▲19.235%)。
空売り比率は37.8%(前日41.0%、11日ぶりに40%割れ)。
9月11日が48.8%。
6月17日が45.9%だった。
21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は8.8%(前日10.5%)。
昨年8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、昨年6月9日が16.1%。
日経VIは27.14(前日28.67)。
日経平均採用銘柄のPERは15.87倍(前日15.77倍)。
前期基準では16.20倍。
EPSは2514円(前日2511円)。
過去最高を連日で更新。
直近ピークは10月11日2511円、3月4日2387円。
225のPBRは1.39倍(前日1.38倍)。
BPSは28712円(前日28699円)。
日経平均の予想益回りは6.30%。
予想配当り利回りは1.91%。
指数ベースではPERは21.27倍(前日21.11倍)。
EPSは1876円(前日1876円)。
PBRは1.97倍(前日1.95倍)。
BPSは20259円(前日20310円)。
10年国債利回りは0.970%(前日0.945%)。
プライム市場の予想PERは15.70倍。
前期基準では16.08倍。
PBRは1.33倍。
プライム市場の予想益回りは6.36%。
配当利回り加重平均は2.28%。
プライム市場の単純平均は24円高の2766円(前日は2742円)。
プライム市場の売買単価は2389円(前日2390円)。
プライム市場の時価総額は949兆円(前日9435兆円)。
ドル建て日経平均は266.94(前日264.07)と続伸。
火曜のシカゴ225先物は大証日中比955円安の38955円。
高値40300円、安値388505円。
大証夜間取引終値は日中比940円安の38970円。
気学では水曜は「突っ込み買いの日。逆に上寄り高きは見送れ」
木曜は「変化を見る注意日」
金曜は「初め高いと後安し。吹き値売り方針良し」
ボリンジャーのプラス1σが39217円。
プラス2σが40302円。
週足のプラス1σが39349円。
プラス2σが40826円。
マイナス1σが36397円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
アノマリー的には「上げの特異日」。
《今日のポイント10月16日》
(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って3日ぶりに反落。
10年国債利回りは4.033%。
5年国債利回りは3.854%。
2年国債利回りは3.949%。
ドル円は149円台前半。
SKEW指数は159.43→153.08→159.69。
恐怖と欲望指数は76→70。
(昨年10月5日が20)。
(2)火曜のダウ輸送株指数は101ポイント(0.62%)安の16248ポイントと3日ぶりに反落。
SOX指数は297ポイント(5.28%)安の5145ポイントと3日ぶりに反落。
VIX指数は20.64(前日19.70)。
NYSEの売買高は9.88億株(前日7.57億株)。
3市場の合算売買高は128,5億株(前日95.5億株、過去20日平均は121.5億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比955円安の38955円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆4381億円(前日3兆7755億円)。
5日ぶりに4兆円超。
売買高は18.57億株(前日15.79億株)。
値上がり1203銘柄(前日503銘柄)。
値下がり386銘柄(前日1086銘柄)。
新高値63銘柄(前日31銘柄)。
新安値6銘柄(前日15銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは111.01(前日106.46)。
東証グロース市場の騰落レシオは86.25(前日86.25)。
NTレシオは14.65倍(前日14.64倍)。
サイコロは9勝3敗で75.00%。
(4)上向きの25日線(37913円)から△5.27%(前日△4.82%)。
16日連続で上回った。
一時6%以上かい離した場面があった。
上向きの75日線は38321円。
8日連続で上回った。
上向きの200日線(38059円)からは△4.86%(前日4.16%)。
16日連続で上回った。
上向きの5日線は39422円。
8日連続で上回った。
13週線は37873円。
26週線は38481円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.260%(前日▲16.833%)。
買い方▲7.356%(前日▲8.168%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲5.035%(前日▲4.371%)。
買い方▲19.106%(前日▲19.235%)。
(6)空売り比率は37.8%(前日41.0%、11日ぶりに40%割れ)。
空売り規制なしの銘柄の比率は8.8%(前日10.5%)。
日経VIは27.14(前日28.67)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.87倍(前日15.77倍)。
前期基準では16.20倍。
EPSは2514円(前日2511円)。
過去最高を連日で更新。
直近ピークは10月11日2511円、3月4日2387円。
225のPBRは1.39倍(前日1.38倍)。
BPSは28712円(前日28699円)。
日経平均の予想益回りは6.30%。
予想配当り利回りは1.91%。
指数ベースではPERは21.27倍(前日21.11倍)。
EPSは1876円(前日1876円)。
PBRは1.97倍(前日1.95倍)。
BPSは20259円(前日20310円)。
10年国債利回りは0.970%(前日0.945%)。
(8)プライム市場の単純平均は24円高の2766円(前日は2742円)。
プライム市場の時価総額は949兆円(前日9435兆円)。
ドル建て日経平均は266.94(前日264.07)と続伸。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39217円。
プラス2σが40302円。
週足のプラス1σが39349円。
プラス2σが40826円。
マイナス1σが36397円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
アノマリー的には「上げの特異日」。
今年の曜日別勝敗(10月15日まで)
↓
月曜18勝14敗
火曜25勝16敗
水曜15勝24敗
木曜22勝19敗
金曜24勝16敗
街の開業医は、患者の体を診察する。
そして病名を判断する。
勿論、データも使うが多くは体を見る。
専門医も体を診るが多くはデータに依存するように思える。
そして全体ではなく、局部について診察する。
株式市場関係者の仕事はおそらく開業医みたいなものだろう。
市場全体を診て、少しの変化に気が付くことが重要だ。
勿論、個別の悪化や好転からは目を外せない。
その上で専門医と異なり、細部にこだわるのではなく、全体としての市場を判断する。
昨日がそうだった。
日経平均は4万円台の乗せ、業績も絶好調。
為替も邪魔はしていない。
それでも上値が重い。
上向きの25日線(37913円)から一時6%以上かい離で第一次限界と第二次限界の間。
ボリンジャーのプラス2σが40302円でほぼ限界。
「これ以上上値を追うにはさらに材料が時間が必要だ」と診察しコメントた。
結果は朝のCMEの大幅安。
それでも炎症や激痛がある訳ではない。
フツーの生活をしていればいいだけ。
手術も投薬も必要ない。
「株は毎日上がらないし、毎日下がらない」。
ただそれだけのことだが、市場の専門医は異論を唱えるのだろう。
2月、3月、7月、そして10月。
◇━━━ カタリスト━━━◇
日立(6501)・・・動兆
総合電機・重電首位で事業広範囲。
総合路線見直し、インフラ系重視の戦略に。
海外事業を拡大。
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■セブン銀行<8410>
融資審査に購買データ 収入変動でも借りやすく
■フラット35 省エネ住宅向け借り換え優遇 国交省要求
■三菱UFJ<8306>
傘下とオープンAI 生成AIの業務活用へ試験
■東京メトロ 1株1200円 売り出し価格 時価総額6972億円に
■イオン<8267>
AI倉庫から生鮮品を直送 英大手と連携しロボ導入
■丸井G<8252>
無形資産を時価総額の8割へ拡大 人的投資に650億円
■高島屋<8233>
売上高を下方修正 円高で訪日客減速
■東宝<9602>
「コナン」で最高益 今期営業5%増 主力の映画好調
■パルGHD<2726>
今期最終15%増益 「3コインズ」効率化
■ドトール日レス<3087>
3-8月最終16%増益 人流回帰追い風
■ディップ<2379>
3-8月期純利益16%増 バイトル堅調
■ティーケーピー<3479>
3-8月期純利益5割減 人件費や税負担増
■東京電力HD<9501>や大林組<1802>
再エネ安定調達 地熱から水素
■第一三共<4568>
傘下 解熱鎮痛薬「サリドンA」自主回収
■バンナムHD<7832>で人員整理の動き ゲーム不振続く 関係者
■米株市場で半導体銘柄下落 ASML決算に反応 エヌビディアも安い
16日の東京株式市場は反落後、落ち着きどころを探る展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8900円-3万9400円を想定。(15日終値3万9910円55銭)
米国株は下落。ダウ平均は324ドル安の42740ドルで取引を終えた。
日経平均株価は、きのう15日に約3カ月ぶりに取引時間中に4万円を回復する場面がみられたが、上げ幅を縮小して取引を終えた。上値の重さが意識されるなか、現地15日の米国株式市場では、半導体関連株が下落。SOX(フィラデルフィア半導体株)指数は5%超の値下がりとなったことから、半導体関連株を中心に軟調な動きとなりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=149円台の前半(15日は149円23-25銭)、ユーロ・円が1ユーロ=162円台の半ば(同162円64-68銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所清算値比955円安の3万8955円だった。
【好材料銘柄】
■JESCOホールディングス <1434>
今期経常は44%増で2期連続最高益更新へ。
■パルグループホールディングス <2726>
今期経常を14%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■TOKYO BASE <3415>
株主優待制度を拡充。新制度では毎年1月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数と保有期間に応じて2000~3万円分の株主優待券を贈呈する。従来の優待品は10%割引券。
■東名 <4439>
今期経常は21%増で3期連続最高益、前期配当を14円増額・今期は実質増配。
■ビザスク <4490>
上期経常は黒字浮上・通期計画を超過。
■アイビー化粧品 <4918>
「Nrf2活性化剤」に関する特許を取得。
■古野電気 <6814>
今期経常を一転41%増益に上方修正・最高益、配当も35円増額。
■ALiNKインターネット <7077>
今期経常を一転黒字に上方修正。
■AHCグループ <7083>
今期経常を36%上方修正。
■カーブスホールディングス <7085>
今期経常は14%増で2期連続最高益、前期配当を3円増額・今期は2円増配へ。
■グッドパッチ <7351>
前期経常が上振れ着地・今期は4.2倍増益へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.98%にあたる45万株(金額で1億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月16日から25年4月14日まで。
■IDOM <7599>
上期経常が39%増益で着地・6-8月期も25%増益。
■理経 <8226>
上期経常を一転黒字に上方修正。
■フューチャーリンクネットワーク <9241>
今期経常は黒字浮上へ。
■TREホールディングス <9247>
今期経常を47%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■ポエック <9264>
今期経常は77%増で3期連続最高益、前期配当を10円増額・今期は17円増配へ。
【主な経済指標・スケジュール】
16(水)
【国内】
8月機械受注(8:50)
9月訪日外客数(16:15)
《決算発表》
WHYHOWDO
【海外】
米9月輸出物価指数(21:30)
米9月輸入物価指数(21:30)
《米決算発表》
モルガン・スタンレー、USバンコープ、アボット・ラボラトリーズ、シンクロニー・ファイナンシャル、ユナイテッド・エアラインズ、アルコア
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
15日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前日比324ドル80セント(0.75%)安の4万2740ドル42セントで終えた。
オランダの半導体製造装置大手ASMLがこの日、2025年通期の業績予想を下方修正したことをきっかけに、半導体の需要に対する懸念が高まり、米エヌビディアやインテルといった関連銘柄が急落。原油安を受け、米エネルギー大手シェブロンなども大きく下落した。
他に、米医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループが同日示した業績見通しが投資家の期待を下回り、大幅安。ダウ平均全体を押し下げた。米金融大手が発表した7〜9月期決算はおおむね堅調で、金融株の多くに買いが入った。
米政府がエヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など米企業の人工知能(AI)向け半導体について、中東諸国を念頭に置いた国ごとの輸出規制を検討していると伝わったことも半導体株の売りを促した。主要な半導体関連株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は5.28%安だった。ダウ平均の構成銘柄ではインテルが3.3%安で終えた。
ダウ平均は連日で最高値を更新し、前日には初めて4万3000ドル台に乗せた。S&P500種株価指数も最高値更新が続いていた。高値警戒感や短期的な過熱感が意識されやすく、主力銘柄の一部には利益確定や持ち高調整の売りも出やすかった。
ユナイテッドヘルスは8.1%安で終え、1銘柄でダウ平均を320ドルほど押し下げた。15日朝に発表した24年7〜9月期決算では、保険料収入に対する保険給付率が上昇した。24年10〜12月期の1株利益予想の上限を引き下げたうえ、25年12月期通期の1株利益の見通しが市場予想を下回り、嫌気した売りが膨らんだ。
その他のダウ平均の構成銘柄では、シェブロンが売られた。イスラエルがイランへの攻撃で石油関連施設を目標としないと伝わり、原油価格が下落したことが重荷となった。ダウやキャタピラーも安かった。四半期決算を発表したゴールドマン・サックスも下落した。一方、ボーイングとウォルマート、アップルが上昇した。
ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落した。前日比187.098ポイント(1.01%)安の1万8315.587で終えた。エヌビディアが4.6%安、AMDは5.2%安と下げが目立った。
NYダウ 42740.42 ( -324.80 )
S&P500 5815.26 ( -44.59 )
NASDAQ 18315.59 ( -187.10 )
米10年債利回り 4.040 ( -0.061 )
NY(WTI)原油 70.58 ( -3.25 )
NY金 2678.9 ( +13.3 )
VIX指数 20.64 ( +0.94 )
【シカゴ日本株先物概況】
15日のシカゴ日経平均先物は下落した。12月物は前日比1140円安の3万8955円で終えた。NYダウ平均は、半導体やエネルギー関連株の値下がりが重荷となり、3営業日ぶりに反落した。
オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングが業績見通しを引き下げたのを受け、米半導体関連株が大きく下落。投資家心理が悪化し、シカゴ市場の日経平均先物にも売りが膨らんだ。
シカゴ日経225先物 (円建て)
38955 ( -955 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
39070 ( -840 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
15日のFTSE100種総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前日比43.38ポイント(0.52%)安の8249.28で終えた。中東情勢の緊張を背景にした原油供給への懸念が和らぎ、原油先物相場が大幅に下落した。英シェルやBPといったエネルギー株に売りが膨らみ、指数を下押しした。
FTSEの構成銘柄では、産銅大手アントファガスタが4.52%安、資源大手グレンコアが4.04%安、石油大手BPが3.89%安と下げを主導。一方、航空大手インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は4.10%高、住宅大手パーシモンは3.81%高、格安航空大手イージージェットは3.15%高となった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
15日のドイツ株価指数(DAX)は3営業日ぶりに反落し、前日比22.10ポイント(0.11%)安の1万9486.19で終えた。DAXが前日に最高値を更新しており、足元で株価水準が切り上がっていた銘柄に利益確定の売りが出た。
午後にオランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングが予定より1日早く2024年7〜9月決算を公表したのをきっかけにアムステルダム市場でASML株が急落すると、DAXの構成銘柄である半導体大手インフィニオンテクノロジーズにも売りが波及した。自動車株の下落もDAXの重荷だった。
個別では、エネルギー大手シーメンス・エナジーが4.01%安、ドイツ銀行が2.57%安、高級車メーカーのポルシェが1.87%安と売られた半面、15日に2024年12月通期の調整済みのEBIT(利払い・税引き前損益)見通しを引き上げた航空機エンジン大手MTUエアロ・エンジンズは4.94%高、通信大手ドイツテレコムは1.97%高、エネルギー大手イーオンは1.85%高で引けた。
■フランス・パリ株価指数
フランスの株価指数CAC40は3営業日ぶりに反落し、前日比1.05%安で終えた。原油先物相場の下落を背景にトタルエナジーズに売りが膨らんだ。欧州鉄鋼大手アルセロール・ミタルや化粧品大手の仏ロレアルが下げた。金融株は上昇した。
10月16日 毎日コラム
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