【市況一覧】
日経平均株価
38,983.36 +28.76 10/22
TOPIX
2,680.22 +0.31 10/22
マザーズ
627.41 -4.50 10/22
NYダウ平均
42,931.60 -344.31 10/22
ナスダック総合
18,540.01 +50.45 10/22


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    Market Data
    --------------------------------------------
    【日経平均】
    38937円54銭(▲395円20銭=1.00%)
    --------------------------------------------
    【TOPIX】
    2699.15(▲40.24=1.47%)
    --------------------------------------------
    【グロース250】
    640.92(▲9.09=1.40%)
    --------------------------------------------
    【プライム売買高】17億9372万株(▲1億1900万株)
    --------------------------------------------
    【売買代金】3兆9411億円(▲5354億円)
    --------------------------------------------
    【値上がり銘柄数】241(前日:1234)
    【値下がり銘柄数】1386(前日:359)
    【新高値銘柄数】43(前日:97)
    【新安値銘柄数】10(前日:2)
    【25日騰落レシオ】105.43(前日:115.26)
    --------------------------------------------
     
    ■本日のポイント
     
     1.日経平均は大幅反落、米株安と円高を嫌気
     2.中東情勢の緊迫化で原油市況の高騰などが重荷
     3.米長期金利上昇と同時に円高が進む逆風環境に
     4.後場下げ渋るも大引け3万9000円台には戻せず
     5.香港株の下げも警戒、84%の銘柄が値を下げる
     
     
    日経平均は大幅安。金融株は米長期金利の上昇を好感できず、半導体株の多くは米エヌビディアの上昇を好感できなかった。
    ドル円は急ピッチの円安にブレーキがかかった程度であったにもかかわらず、自動車株を筆頭に外需株は広範囲に売られた。米国の10年債利回りが4%を上回ってきたことで、リスク資産に資金が向かいづらくなったようにも見える。
     
    米国ではあす9日に、9月開催のFOMC議事要旨が公表される。10日には消費者物価指数(CPI)、11日には生産者物価指数(PPI)が発表される。9月のFOMCでは0.50%の大幅利下げが決定されており、足元で米国の物価指数は鈍化傾向が続いている。
     
    米国で長期金利の低下が完全に止まってしまったことや、中東情勢の緊迫化に伴う原油の上昇がネガティブに働いている。秋相場として4万円の大台を目指す流れは変わらないが、直近3日間で1500円以上も上げたことで今は足元を固める時間も必要だろう。75日移動平均線(3万8282円)は強い支持線になりそうだ。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(8日現在)
     
    42164.75  ボリンジャー:+3σ(13週)
    41098.92  ボリンジャー:+2σ(26週)
    41085.16  ボリンジャー:+3σ(25日)
    40721.12  ボリンジャー:+2σ(13週)
    39933.57  ボリンジャー:+2σ(25日)
    39722.75  ボリンジャー:+1σ(26週)
    39277.50  ボリンジャー:+1σ(13週)
     
    38937.54  ★日経平均株価8日終値
     
    38781.99  ボリンジャー:+1σ(25日)
    38740.32  均衡表転換線(日足)
    38653.12  6日移動平均線
    38346.59  26週移動平均線
    38282.17  75日移動平均線
    37926.37  200日移動平均線
    37833.88  13週移動平均線
    37723.91   新値三本足陰転値
    37630.40  25日移動平均線
    37538.72  均衡表転換線(週足)
    37538.72  均衡表基準線(日足)
    37361.71  均衡表雲上限(週足)
    36970.42  ボリンジャー:-1σ(26週)
    36791.45  均衡表雲上限(日足)
     
    ローソク足はマドを空けて下落し、寄り引け接近の小陰線を描いて39000円を超える水準での売り圧力の強さを窺わせたるとともに、下値での買い需要を確認する形にもなった。株価下方の5日移動平均線やその下に位置する25日線はともに上向きをキープ。一目均衡表で株価が転換線を下回ることなく推移し、三役好転下の強気形状を保ったこともあり、本日は昨日までの3日続伸後のスピード調整的な下げと位置付けられよう。
     

    【大引け概況】


    8日の日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、終値は前日比395円20銭(1.00%)安の3万8937円54銭だった。

     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:33 容量:19.81M  ▼音声 VOICEVOX Nemo

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    きょうは終始買い手控えムードが強く、日経平均の下げ幅は一時500円を超えた。前日の米国株市場では米長期金利の上昇を背景に株式市場の相対的割高感が再燃、NYダウなど主要株価指数が揃って下落した。
     
    中東情勢の緊迫化を受け原油市況の上昇が止まらず、米10年債利回りが約2カ月ぶりに4%台に乗せたことが嫌気された。これを受けて東京株式市場でもリスク回避目的の売りが噴出し、日経平均は前引け時点で3万9000円台を割り込んだ。前日まで上昇が目立った銀行や保険などの金融株が大幅安となったほか、電子部品株も下落した。
     
    後場は下げ渋る場面もあったが、終始マイナス圏で3万8000円台後半での推移となった。
    為替が1ドル=147円台に入るなど円高が嫌気されたほか、アジア株市場では香港ハンセン指数が大きく下落したことが警戒材料となっている。日経平均の下落率は1%にとどまったものの、個別株では値下がり銘柄数が全体の84%を占めるなど、売り圧力が強かった。
     
    8日の香港株式市場でハンセン指数が大幅に反落した。大型連休明け後、最初の取引日だった中国・上海株式相場は大幅上昇で始まるも、買い一巡後は急速に伸び悩んだ。中国の国家発展改革委員会は午前に記者会見を開催した。内容は今までの景気対策の振り返りなどが中心で、市場で期待が強まっていた早期の追加財政支出については言及がなかったため、失望売りが膨らんだ。東京市場でも安川電や資生堂といった中国関連銘柄が売られ、日経平均の下げ幅は500円を超える場面があった。
     
    午後に円相場が伸び悩むと、日経平均は下げ幅を縮小する場面もみられた。円相場は正午前に1ドル=147円52銭近辺まで買われる場面があったため、148円台に円相場が伸び悩んだのをみて、海外短期筋などが株価指数先物への売り圧力を弱めたとの見方があった。
     
     
    東証株価指数(TOPIX)も4営業日ぶりに反落した。終値は40.24ポイント(1.47%)安の2699.15だった。JPXプライム150指数も4営業日ぶりに反落し、17.51ポイント(1.42%)安の1214.86で終えた。 
     
    東証プライムの売買代金は概算で3兆9410億円、売買高は17億9372万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1386。値上がりは241、横ばいは19だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は証券・商品先物取引業、卸売業、輸送用機器などの下落率が大きかった。上昇は、精密機器、電気・ガス業、鉱業。
     
    個別では、売買代金トップのレーザーテックが安く、ディスコ、東京エレクトロンなども冴えない値動きとなった。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも売りに押される展開。前日買われた千葉銀行、コンコルディアFG、野村HD、第一生命HDなど金融株が総じて売られた。また、損保会社から査定業務の委託を受ける東京損保鑑定がランサムウェアの攻撃を受けたと発表したことで情報漏洩の警戒感が先行し、SOMPOホールディングス、MS&ADなど損保株もさえない。トヨタ自動車、ソフトバンクグループが下値を探り、キーエンス、メルカリなども安い。ネクステージが急落、シュッピン、ライフコーポレーションも大幅下落。日本ペイントホールディングスが値を下げた。
    このほか、中国株の荒い値動きが嫌気されて資生堂、安川電機、ファナックなど中国関連銘柄も売られた。
     
    一方、アドバンテストは半導体株安の中で逆行高を演じ4連騰、自社株買いなどが材料視されて富士通が年初来高値を更新する強い動きとなったほか、ニトリHD、ニチレイ、大塚HDなど円高メリット銘柄の一角が上昇。このほか、フジクラ、アドバンテスト、コニカミノルタ、セイコーエプソンなどが買われた。リクルートホールディングス、テルモも買われ、TSIホールディングスが大幅高、JPホールディングスも物色人気を集めた。ミダックホールディングス、日東紡績などが上昇した。


     


     
    東証スタンダード市場は米国で中東情勢の悪化を背景に原油価格が高騰しインフレ懸念が再燃したことで、一日を通して売りが優勢となった。
    スタンダードTOP20は大幅安。出来高は3億0168万株。
    値上がり銘柄数305、値下がり銘柄数1109と、値下がりが優勢だった。
     
     個別ではセーラー広告、バイク王&カンパニー、多摩川ホールディングスがストップ高。ウェルディッシュ、コスモ・バイオ、アツギ、綜研化学、東北特殊鋼など11銘柄は年初来高値を更新。テモナ、日本色材工業研究所、東天紅、湖北工業、タツミは値上がり率上位に買われた。
     
     一方、シマダヤ、AIフュージョンキャピタルグループ、サイトリ細胞研究所、ダントーホールディングス、レシップホールディングスなど10銘柄が年初来安値を更新。GameWith、白鳩、トレードワークス、タウンズ、ゴールドクレストは値下がり率上位に売られた。
     
     
     


     
    東証グロース市場は手じまい売りなどに押されて値下がりする銘柄が多く反落した。
    前日の米株式相場の下落や中東情勢の悪化懸念で、投資家のリスク回避姿勢が強まり、新興市場にも売りが波及した。日経平均株価が後場に下げ幅を拡大したのに歩調を合わせ、グロース指数も一段安となる場面があった。
    グロースCoreは反落。東証グロース市場250指数も反落した。終値は前日比9.09ポイント(1.40%)安の640.92だった。
     
    グロース市場ではGENDAやジーエヌアイ、カバーが下落した。一方、コーディアやアスア、フリーは上昇した。
    値上がり銘柄数144、値下がり銘柄数424と、値下がりが優勢だった。
     
    「RNA」をキーワードにChordiaがノーベル賞関連銘柄として買われるなど、「連想ゲーム的な物色や、ボラティリティーに集まる動きは引き続き見られた」とされる。
    ただ、石破茂首相の金融政策などにおける軌道修正を好感した買いは一段落し、「個人も決算発表など次の材料を待つ姿勢になり、全体に買いは手控えられた」という。
     
    個別ではイメージ情報開発、グローバルウェイがストップ高。Chordia Therapeuticsは一時ストップ高と値を飛ばした。アスア、コラボス、日本情報クリエイト、AIAIグループなど5銘柄は年初来高値を更新。ジーネクスト、売れるネット広告社、coly、フィーチャ、GMOフィナンシャルゲートが買われた。
     
     一方、グリーンモンスター、タイミー、ROXX、キッズスター、ミラタップなど7銘柄が年初来安値を更新。Delta-Fly Pharma、ALiNKインターネット、サイバー・バズ、カウリス、雨風太陽が売られた。
     
     

     
    8日午前の日経平均株価は反落し、午前終値は前日比471円65銭(1.20%)安の3万8861円09銭だった。
     
    きょう前場は前日とは打って変わりリスク回避ムードの強い地合いとなった。前日の米国株市場では米長期金利の上昇を嫌気してNYダウが反落したほか、ナスダック総合株価指数の下げも目立つ状況で、この流れを引き継いだ。外国為替市場では1ドル=147円台半ばまで急速に円高方向に押し戻されており、これが輸出セクターを中心に売りを助長した。中東情勢の緊迫化に伴う地政学リスクが買い手控え要因となっている。電子部品や金融など幅広い銘柄で売りが優勢となった。値下がり銘柄数は全体の83%を占めている。
     
    7日の米株式市場では主要3指数が下落した。米経済の底堅さを示す経済統計の発表が相次いでいることから、米長期金利が2カ月ぶりに4%台まで上昇。株式の相対的な割高感を警戒する売りが膨らんだ。中東情勢の悪化に対する警戒感も投資家心理を冷やした。東京株式市場でも朝方から投資家が買い持ち高を減らす動きが優勢となり、日経平均の下げ幅は一時500円に迫った。
     
    8日の香港株式相場でハンセン指数が急落すると、日経平均は下げ幅を拡大した。きょうから再開した上海株式市場は大幅高で始まったあと、上げ幅を縮小するなど「中東情勢の悪化懸念がくすぶり、世界的にリスクオフの動きが広がっている」との声が聞かれた。
     
    最新型スマートフォンの販売伸び悩みを理由に、アナリストが投資判断を引き下げた米アップルが2%下落したことを受け、東京株式市場でもアップル関連銘柄に位置付けられるTDKや村田製などの電子部品株が売られた。前日まで買われた銀行や保険などの金融株の下げも目立った。半面、中東情勢の緊迫化を受けた原油相場の上昇を受け、ENEOSなど原油関連株は物色された。
     
    国慶節明けで注目された上海総合指数は大幅高で寄り付いた後、上げ幅を一気に縮小した。香港ハンセン指数の下げ幅拡大やハイテク株の急落などが影響しているもよう。
    東京株式市場でも中国A株(パンダ)、中国H株ブル2倍が急落した一方、IF中国GBA100、IF中国科創板50が急騰するなど荒い値動きとなっている。
    為替の円安推移も一服していることで、後場の日経平均はアジア株の動向に振らされる展開となろう。国慶節明けの上海総合指数がマイナス圏に突入する事態となれば、日経平均の下げ幅も拡大しそうだ。
     
     

     
    東証株価指数(TOPIX)も反落した。前引けは42.38ポイント(1.55%)安の2697.01だった。JPXプライム150指数も反落し、19.90ポイント(1.61%)安の1212.47で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆9806億円、売買高は9億224万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1369。値上がりは256、横ばいは21だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は証券・商品先物取引業、卸売業、銀行業などの下落率が大きかった。上昇は石油・石炭製品、電気・ガス業、精密機器。
     
    個別では、レーザーテック、ディスコ、東京エレクトロンなど半導体製造装置関連の一角が安く、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも売りに押された。前日買われた千葉銀行、コンコルディア、しずおかFGなど金融株が総じて売られた。また、損保会社から査定業務の委託を受ける東京損保鑑定がランサムウェアの攻撃を受けたと発表したことで情報漏洩の警戒感が先行し、SOMPOホールディングス、MS&ADなど損保株もさえない。ソフトバンクグループも軟調。キーエンス、メルカリなども下落した。ネクステージが値下がり率トップに売られ、シュッピンも大幅安。このほか、安川電機、日産自、マツダ、スクリーンHDなどが売られた。
     
    半面、アドバンテストは半導体製造装置関連の中では異彩の強さで4連騰、フジクラも物色人気を集めた。自社株買いなどが材料視されて富士通が年初来高値を更新する強い動きとなった。ライフドリンク カンパニー、ミダックホールディングスが大幅高に買われた。TSIホールディングスも値を飛ばした。このほか、コニカミノルタ、セイコーエプソン、ニチレイ、ニコンなどが買われた。

     


     
    東証スタンダード市場は7日の米国株安を受けて東京株式市場でも売りが優勢となった。
    スタンダードTOP20は反落。出来高は1億6841万株。
    値上がり銘柄数306、値下がり銘柄数1017と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、セーラー広告、多摩川ホールディングスがストップ高。バイク王&カンパニーは一時ストップ高と値を飛ばした。ウェルディッシュ、コスモ・バイオ、アツギ、サン電子、ヨネックスなど8銘柄は年初来高値を更新。テモナ、アール・エス・シー、東天紅、湖北工業、エヌエフホールディングスが買われた。
     
    一方、AIフュージョンキャピタルグループ、ダントーホールディングス、レシップホールディングス、京都きもの友禅ホールディングス、カクヤスグループが年初来安値を更新。トレードワークス、北興化学工業、GameWith、タウンズ、白鳩が売られた。
     
     
     


     
    東証グロース市場は日経平均株価が下落するなど相場全体の地合い悪化で新興市場にも売りが波及した。前日に米長期金利が上昇した流れを受け、国内の長期金利も上昇し、新興株の相対的な割高感も意識された。
    グロースCoreは大幅反落。
    東証グロース市場250指数も反落した。前引けは前日比8.94ポイント(1.38%)安の641.07だった。
     
    グロース市場ではGENDAやジーエヌアイ、カバーが下落した。一方、売れるネットやフリー、アスアは上昇した。
    値上がり銘柄数151、値下がり銘柄数375と、値下がりが優勢だった。
     
    8日に名証ネクスト市場に新規上場したケイ・ウノは公開価格(2320円)を186円下回る2134円で初値を付けた。初値を付けた後に2184円まで上昇する場面があった。前引けは初値と同じ2134円だった。
     
     
    個別では、コラボス、日本情報クリエイト、AIAIグループが年初来高値を更新。グローバルウェイ、売れるネット広告社、Chordia Therapeutics、ジーネクスト、アスアが買われた。
     
     一方、グリーンモンスター、タイミー、ROXX、キッズスター、ミラタップなど7銘柄が年初来安値を更新。Delta-Fly Pharma、ネットスターズ、ALiNKインターネット、カウリス、Liberawareが売られた。
     

    【寄り付き概況】
     
    8日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比311円61銭安の3万9021円13銭。
     
    前日の欧州株市場は高安まちまちながら、米国株市場では主要株価指数が揃って反落する展開となった。中東情勢の緊迫化を背景に原油市況の上昇に歯止めがかからず、米長期金利が4%台に上昇するなどで株式の相対的な割高感が意識された。
     
    外国為替市場ではリスクオフ環境のなか一時1ドル=148円台を下回るなど円高方向に振れており、東京株式市場では米株安と円高が目先筋の利益確定売りを誘発している。前日に日経平均は700円近い上昇をみせたものの、きょうは終始リスクオフの地合いで3万9000円大台攻防を視野に置く展開となりそうだ。
     
    厚生労働省が寄り前に発表した8月の毎月勤労統計調査によると、名目賃金から物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月から0.6%減少し、3カ月ぶりにマイナスに転じた。今のところ株式市場への影響は限られている。

    東証株価指数(TOPIX)も反落している。

    個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やファストリ、KDDIが下落している。一方、アドテストや東エレク、フジクラが上昇している。
     
     


    「相場観に求めれるのも忍耐強さ」

    「悪材料デフォルメで反落」

    週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
    週末の上昇をほぼ消した格好。
    FRBの利下げ観測が後退・
    中東紛争が原油価格に与える影響への懸念。
    グーグルがモバイルアプリ事業の全面的な見直しを求める判決が下されたことも悪材料視。
    挙句の果てに大型ハリケーン「ミルトン」の週内フロリダ州に上陸予想まで警戒された。
    VIX指数は3.4ポイント上昇の22.64。
    過去1カ月余りで最大の上昇幅で、終値として8月8日以来の高水準。
    アップルが2.3%安。
    ファイザーが2%超上昇。
    11月FOMCでの0.25%利下げ確率は88%。
    FRBが利下げを一時停止する可能性は12%。
    10年国債利回りは4.027%。
    約2カ月ぶりに4%を上回った。
    5年国債利回りは3.857%。
    2年国債利回りは3.995%。
    一時は8月19日以来の高水準となる4.0270%を付ける場面もあった。
    2年債と10年債の利回り格差は一時マイナス0.014%と逆転。
    その後は、プラス0.023%に戻した。
    三村淳財務官が「投機的な動きも含めて、為替市場の動向は緊張感を持って注視する」とコメント。
    これを受けてトレンドは一時147円台と円高に。
    ドル円は148円台前半。
    WTI原油先物11月限は2.76ドル(3.71%)高の1バレル=77.14ドル
    ビットコインは1.49%高の6万3334.40ドル。
    イーサが1.13%高の2456.20ドル。
    SKEW指数は162.78→156,43→155.57。
    恐怖と欲望指数は73→70。
    (昨年10月5日が20)。

    週明けのNYダウは398ドル(0.94%)安の41954ドルと反落。
    高値42293ドル、安値4183ドル。
    サイコロは8勝4敗。
    騰落レシオは108,94(前日122.62)。
    NASDAQは213ポイント(1.18%)安の17923ポイントと反落。
    高値18096ポイント、安値17900ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは95.23(前日100.10)。
    S&P500は55ポイント(0.96%)安の5695ポイントと反落。
    高値5739ポイント、安値5686イント。
    サイコロは6勝6敗。
    騰落レシオは104.65%(前日116.24%)。
    週明けのダウ輸送株指数は31ポイント(0.20%)安の15782ポイントと反落。
    SOX指数は10ポイント(0.19%)安の5196ポイントと4日ぶりに反落。
    VIX指数は22.64(前日19.21)。
    NYSEの売買高は9.35億株(前日8.65億株)。
    3市場の合算売買高は113.9億株(前日109.1億株、過去20日平均は120.6億株)。
    週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比455円安の38915円。
    ドル建ては大証日中比235円安の39085円。
    ドル円は148.18円。
    10年国債利回りは4.027%。
    2年国債利回りは3.995%。

    「上向きの25日線(37618円)から△4.56%」

    週明けの日経平均は寄り付き604円高。
    終値は697円(△1.80%)高の39332円と3日続伸。
    高値39560円。
    安値39195円。
    日足は3日連続で陽線。
    10月7日は38735円→39195円にマド。
    10月3日は38213円→38457円にマド。
    26日は38109円→38240円にマド。
    20日は37394円→37654円のマドで2空。
    19日は36675円→36958円にマド。
    日経平均は12日連続で目均衡の雲の上。
    上限は36791円。
    下限は36635円。
    9月27日高値が39829円。
    TOPIXは45.32ポイント(△1.68%)高の2739ポイントと3日続伸。
    25日線(2644ポイント)を10日連続で上回った。
    75日線(2701ポイント)を6日ぶりに上回った。
    2日連続で日足陽線。
    TOPIXコア30指数は3日続伸。
    プライム市場指数は23.33ポイント(△1.68%)高の1409.68ポイントと3日続伸。
    東証グロース250指数は2.81ポイント(△0.43%)高の650.01と反発。
    25日移動平均線からの乖離は▲0.72%(前日▲1.21%)。
    プライム市場の売買代金は4兆4765億円(前日3兆8803億円)。
    売買高は19.12億株(前日18.18億株)。
    値上がり1234銘柄(前日1150銘柄)。
    値下がり359銘柄(前日448銘柄)。
    新高値97銘柄(前日46銘柄)。
    新安値2銘柄(前日6銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは115.26(前日108.63)。
    東証グロース市場の騰落レシオは89.24(前日87.25)。
    NTレシオは14.36倍(前日14.34倍)。
    サイコロは9勝3敗で75.00%。
    TOPIXは9勝3敗で75.00%。
    東証グロース市場指数は7勝5敗で58.33%。
    上向きの25日線(37618円)から△4.56%(前日△2.81%)。
    11日連続で上回った。
    上向きの75日線は38277円。
    3日連続で上回った。
    上向きの200日線(37896円)からは△3.79%(前日2.04%)。
    11日連続で上回った。
    上向いた5日線は38596円。
    3日連続で上回った。
    13週線は37864円。
    26週線は38361円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.772%(前日▲16.120%)。
    買い方▲7.017%(前日▲7.846%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲6.156%(前日▲3.886%)。
    買い方▲17.569%(前日▲17.656%)。
    空売り比率は40.0%(前日41.0%、5日連続で40%超)。
    9月11日が48.8%。
    6月17日が45.9%だった。
    21年10月28日54.2%。
    23年3月10日52.7%。
    空売り規制なしの銘柄の比率は8.7%(前日8.8%)。
    昨年8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、昨年6月9日が16.1%。
    日経VIは30.19(前日25.09)。
    日経平均採用銘柄のPERは15.88倍(前日15.61倍)。
    前期基準では16.30倍。
    EPSは2476円(前日2475円)。
    直近ピークは9月27日2505円、3月4日2387円。
    225のPBRは1.40倍(前日1.37倍)。
    BPSは28094円(前日28201円)。
    日経平均の予想益回りは6.30%。
    予想配当り利回りは1.91%。
    指数ベースではPERは20.97倍(前日20.62倍)。
    EPSは1875円(前日1873円)。
    PBRは1.94倍(前日1.90倍)。
    BPSは20274円(前日20334円)。
    10年国債利回りは0.920%(前日0.880%)。
    プライム市場の予想PERは15.75倍。
    前期基準では16.19倍。
    PBRは1.33倍。
    プライム市場の予想益回りは6.34%。
    配当利回り加重平均は2.27%。
    プライム市場の単純平均は25円高の2779円(前日は2753円)。
    プライム市場の売買単価は2340円(前日2134円)。
    プライム市場の時価総額は953兆円(前日938兆円)。
    ドル建て日経平均は264.95(前日264.50)と3日続伸。
    週明けのシカゴ225先物12月限円建ては大証前日比455円安の38915円。
    高値39855円、安値38755円。
    大証夜間取引終値は日中比450円安の38920円。
    気学では火曜は「押し込むと小底入れを見る日。突込みあれば買い」
    水曜は「押し目買いの日。後場へかけて高きことあり」
    木曜は「前場安いと後場へ戻る日。押し目買い」
    金曜は「強象日。買い方針の日」
    ボリンジャーのプラス1σが38758円。
    プラス2σが39898円。
    プラス3σが41038円。
    マイナス1σが36479円。
    週足のプラス1σが39834円。
    プラス2σが40305円。
    マイナス1σが36393円。
    9月メジャーSQ値は36906円。
    半値戻しは36841円。
    9月配当権利落ち前は38925円。
    日経平均株価の9月月中平均は37162円。
    TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
    ノーベル物理学賞発表。

    《今日のポイント10月8日》

    (1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
       10年国債利回りは4.027%。
       5年国債利回りは3.857%。
       2年国債利回りは3.995%。
       ドル円は148円台前半。
       SKEW指数は162.78→156,43→155.57。
       恐怖と欲望指数は73→70。
       (昨年10月5日が20)。

    (2)週明けのダウ輸送株指数は31ポイント(0.20%)安の15782ポイントと反落。
       SOX指数は10ポイント(0.19%)安の5196ポイントと4日ぶりに反落。
       VIX指数は22.64(前日19.21)。
       NYSEの売買高は9.35億株(前日8.65億株)。
       3市場の合算売買高は113.9億株(前日109.1億株、過去20日平均は120.6億株)。
       週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比455円安の38915円。

    (3)プライム市場の売買代金は4兆4765億円(前日3兆8803億円)。
       売買高は19.12億株(前日18.18億株)。
       値上がり1234銘柄(前日1150銘柄)。
       値下がり359銘柄(前日448銘柄)。
       新高値97銘柄(前日46銘柄)。
       新安値2銘柄(前日6銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは115.26(前日108.63)。
       東証グロース市場の騰落レシオは89.24(前日87.25)。
       NTレシオは14.36倍(前日14.34倍)。
       サイコロは9勝3敗で75.00%。

    (4)上向きの25日線(37618円)から△4.56%(前日△2.81%)。
       11日連続で上回った。
       上向きの75日線は38277円。
       3日連続で上回った。
       上向きの200日線(37896円)からは△3.79%(前日2.04%)。
       11日連続で上回った。
       上向いた5日線は38596円。
       3日連続で上回った。
       13週線は37864円。
       26週線は38361円。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.772%(前日▲16.120%)。
       買い方▲7.017%(前日▲7.846%)。
       東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲6.156%(前日▲3.886%)。
       買い方▲17.569%(前日▲17.656%)。

    (6)空売り比率は40.0%(前日41.0%、5日連続で40%超)。
       空売り規制なしの銘柄の比率は8.7%(前日8.8%)。   
       日経VIは30.19(前日25.09)。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは15.88倍(前日15.61倍)。
       前期基準では16.30倍。
       EPSは2476円(前日2475円)。
       直近ピークは9月27日2505円、3月4日2387円。
       225のPBRは1.40倍(前日1.37倍)。
       BPSは28094円(前日28201円)。
       日経平均の予想益回りは6.30%。
       予想配当り利回りは1.91%。
       指数ベースではPERは20.97倍(前日20.62倍)。
       EPSは1875円(前日1873円)。
       PBRは1.94倍(前日1.90倍)。
       BPSは20274円(前日20334円)。
       10年国債利回りは0.920%(前日0.880%)。
     
    (8)プライム市場の単純平均は25円高の2779円(前日は2753円)。
       プライム市場の時価総額は953兆円(前日938兆円)。
       ドル建て日経平均は264.95(前日264.50)と3日続伸。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが38758円。
       プラス2σが39898円。
       プラス3σが41038円。
       マイナス1σが36479円。
       週足のプラス1σが39834円。
       プラス2σが40305円。
       マイナス1σが36393円。
       9月メジャーSQ値は36906円。
       半値戻しは36841円。
       9月配当権利落ち前は38925円。
       日経平均株価の9月月中平均は37162円。
       TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
       ノーベル物理学賞発表。

    今年の曜日別勝敗(10月7日まで)

    月曜18勝14敗
    火曜24勝15敗
    水曜14勝24敗
    木曜21勝19敗
    金曜23勝16敗

    今月の日経朝刊「私の履歴書」。
    登場しているのプライベートエクイティファンドKKRのヘンリー・クラビス氏。
    今朝印象に残ったコメントがあった。
    買収した企業の経営者に言った言葉。
    「投資資金は十分にあります。
    次の四半期ではなくて、5年後を見据えてビジネスに集中しましょう」。
    KKRは創業時から「忍耐強い資本」の提供を目指しているという。
    相場観だって「忍耐強さ」が必要だ。
    7月11日には「日経平均5万円」。
    8月5日には「今年はもう4万円をみることなんて無理無理」。
    ここ数日は「4万円は明日にでも見ることが出来るかも知れない」。
    こんな刹那的でトレンド追随的な相場観が横行する。
    そうではなく必要なのは「忍耐強い相場観」。
    売った時に利益があればいいだけのこと。
    意外と相場は単純なのに、目先に振りまわされるから相場が複雑怪奇になってしまう。
    その複雑怪奇さを好んだり「怖いもの見たさ」が好きな人もたくさんいる。
    「七味唐辛子の」のように混ぜ合わせることで豊熟な相場観になるもかもしれない。

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    ラクオリア(4579)・・・動兆

    ファイザー旧国内研究所が前身。
    導出した発売済み消化器薬等収益柱に成長、低分子創薬に強い


    (兜町カタリスト櫻井)

    [株価材料]
     

    ■サイバー防御に最強技術 総務省 量子暗号の確立支援 NEC<6701>など候補

    ■首相 金融課税強化検討せず 日銀との声明 見直し否定

    ■日本郵政<6178>
    下請け物流3000社を一元管理 赤字脱却へ合理化

    ■NEC<6701>
    宇宙・防衛に照準 専門人材 通信からシフト

    ■NTT<9432>
    傘下 分散型データセンターで生成AI処理成功

    ■ライフコーポ<8194>
    3-8月最終4%増益 自社株買い130億円

    ■ネクステージ<3186>
    今期純利益26%減

    ■壱番屋<7630>
    3-8月営業益3%減 原材料高騰響く

    ■ウエルシアHD<3141>
    一転減益 市場予想届かず

    ■オリンパス<7733>
    「M&A必須」 26年3月期までに1000億円超も

    ■ミスミG<9962>とパンチ工業<6165> 資本業務提携 部品供給で協業

    ■冷蔵食品の輸送効率化へ 明治HD<2269>などメーカー9社が研究会設置

    ■みずほFG<8411>
    傘下のみずほ銀 広告ビジネス開始

    ■積水化学工業<4204>
    台湾で半導体関連拡大 R&D拠点テコに

     
     
     

     
    8日の日経平均株価は反落か。
    日経平均株価の予想レンジは3万8800円-3万9300円を想定。
     
    米国株は下落。ダウ平均は398ドル安の41954ドルで取引を終えた。10年債利回りが4%を上回ったことで、長期金利上昇に対する警戒が強まった。500ドル超下げる場面もあり、終盤にかけての動きが弱かった。
     
    シカゴ日経225先物は3万9000円近辺からのスタートを示唆している。
    日経平均も7日まで3日続伸する中で1500円近く水準を切り上げており、きょうはクールダウンの1日になるだろう。ただし、節目の3万9000円より下では押し目買いが期待できること、米国ではエヌビディアが2%超上昇するなど半導体株には買いが入っていることなどから、売り一巡後は比較的早い時間に値動きが落ち着くと予想する。
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■イメージ情報開発 <3803> 
    ラック <3857> 、オールワークスと共同で参画していたスマートシティ・スーパーシティ向けsmart town事業の実証・準備フェーズにおけるシステム開発について、北海道旭川市の「積雪情報監視・通報システム構築運用業務」で年度内にシステムのサービス提供を開始する。
     
    ■サイエンスアーツ <4412> 
    前期経常を赤字縮小に上方修正。
     
    ■yutori <5892> 
    伊藤忠商事 <8001> と「MARITHE + FRANCOIS GIRBAUD」ブランドに関する販売特約店契約を締結。9月売上高は前年同月比27.1%増と増収基調が続いた。
     
    ■パンチ工業 <6165> 
    ミスミグループ本社 <9962> と資本業務提携。ミスミGを割当先とする300万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は423円。
     
    ■東天紅 <8181> 
    今期経常を一転16%増益に上方修正。
     
    ■売れるネット広告社 <9235> 
    堀江貴文氏が会長を務めるCROSS FMと業務提携。

     


    【主な経済指標・スケジュール】

    8(火)
    【国内】
    8月家計調査(8:30)
    8月毎月勤労統計(8:30)
    9月景気ウォッチャー調査(14:00)
    30年国債入札
    《決算発表》
    イオンモール、Jフロント、イオンFS、イオンディライ、U.S.M.H、キャンドゥ、わらべや、三協立山、イートアンドH、Fブラザース、WACUL

    【海外】
    ノーベル賞受賞者発表(物理学賞)
    米8月貿易収支(21:30)
    米3年国債入札
    《米決算発表》
    ペプシコ

     




    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    7日のNYダウ工業株30種平均は反落し、前週末比398ドル51セント(0.9%)安の4万1954ドル24セントで終えた。
     
    堅調な雇用情勢に加え、中東情勢の緊迫化やハリケーン発生による原油先物相場が上昇したことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が11月の金融政策会合で大幅な利下げを見送るとの観測が強まった。米長期金利が約2カ月ぶりに4%台を付けたことで、ハイテク株など幅広い銘柄に売りが出た。

    原油相場上昇でインフレ再燃リスクも浮上する中、引けに掛けては「米経済の底堅さ」(市場参加者)が意識され、ダウの下げ幅は縮まった。

    前週末発表の9月の米雇用統計が市場予想を上回る内容となり、労働市場の底堅さを示した。FRBが次回11月会合での利下げ幅を前回の0.5%から0.25%に縮小するとの観測が急速に広がっている。
     
    市場では、金利の上昇について「FRBの前回の利下げが積極的すぎたという警告かもしれない」との指摘があった。
     
    イスラエルがイランのミサイル攻撃に対する報復に動くとの観測は根強く、中東情勢が一段と緊迫するとの見方も主力株への売りを促した。周辺地域からの原油供給に悪影響が生じかねないとの観測から米原油先物相場は7日に大幅高となった。幅広い製品の原燃料になる原油の値上がりが米国のインフレ圧力を強めるとの懸念も相場の重荷だった。
     
    大型のハリケーンが米南部フロリダ州に接近しており、被害が警戒されている。保険のトラベラーズのほか、同州でテーマパークを運営するウォルト・ディズニーが売られ、ダウ平均を下押した。
     
    個別ではそのほか、アナリストが投資判断を引き下げたアマゾン・ドット・コムとアップルが売られた。ナイキやウォルマートも下落した。半面、ボーイングとIBMは上昇した。
     
    ナスダック総合株価指数は反落した。前週末比213.945ポイント(1.17%)安の1万7923.904で終えた。テスラやアルファベットが下落した。一方、エヌビディアは上昇した。
     
    NYダウ    41954.24 ( -398.51 )
    S&P500    5695.94 ( -55.13 )
    NASDAQ  17923.90 ( -213.95 )
    米10年債利回り  4.027 ( +0.061 )

    NY(WTI)原油   77.14 ( +2.76 )
    NY金      2666.0 ( -1.8 )
    VIX指数    22.64 ( +3.43 )
     

    【シカゴ日本株先物概況】
     
    7日のシカゴ日経平均先物は下落した。12月物は前週末比710円安の3万8915円で終えた。
    NYダウ平均は、米長期金利の上昇が圧迫要因となり、反落した。
    この日は米長期金利の上昇で相対的な割高感が意識されて米株式相場が下げ、シカゴ市場の日経平均先物にも売りが優勢となった。
     
     
    シカゴ日経225先物 (円建て) 
    38915 ( -455 )
     
    シカゴ日経225先物 (ドル建て)
    39085 ( -285 )
     
    ( )は大阪取引所終値比







    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    7日のFTSE100種総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、前週末比22.99ポイント(0.27%)高の8303.62で終えた。中東情勢が一段と悪化すれば原油の供給にも悪影響が及びかねないとの警戒感が根強い。原油先物価格が上昇し、英シェルやBPといったエネルギー株が買われた。

    国際指標のひとつである北海ブレント原油先物(12月物)は7日に一時1バレル80ドル台と、8月下旬以来の高値を付けた。

     
    FTSEの構成銘柄では、金融大手ナットウエストが3.45%高、石油大手シェルが2.35%高、医療機器のコンバテックが2.08%高と相場をけん引。一方、産金大手エンデバー・マイニングは5.63%安、住宅大手バラット・デベロップメンツは3.30%安、医療機器のスミス・アンド・ネフューは3.17%安と売られた。
     
     

    ■ドイツ・フランクフルト株価指数

    7日のドイツ株価指数(DAX)は小幅に反落し、前週末比16.83ポイント(0.08%)安の1万9104.10で終えた。中東情勢の悪化懸念は投資家心理の重荷となる半面、中国が国慶節(建国記念日)に伴う連休明けに追加の景気刺激策を発表するとの観測が支えとなった。

    個別では、コメルツ銀行が2.04%高、高級車メーカーのポルシェが1.31%高、ドイツ銀行が1.20%高と買われた半面、ミュンヘン再保険は2.69%安、防衛大手ラインメタルは2.65%安、ハノーバー再保険は2.63%安で取引を終えた。

     


    ■フランス・パリ株価指数

    フランスの株価指数CAC40は続伸し、前週末比0.45%高で終えた。高級ブランド「グッチ」を抱える仏ケリングの上昇が目立つなど消費関連が買われた。
    銀行や、石油大手トタルエナジーズが上げた。一方でコンサルティング会社のキャップジェミニ、不動産投資信託(REIT)が下落した。


     

10月08日 毎日コラム
マヨラーは知っている!マヨネーズの保存場所
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