今週の日経平均は3週連続高となり年末高という比較的良い雰囲気で取引を終了。
序盤に強く買われて終盤には強く戻したが、場中の大半は弱かった。前場がさえない動きとなって年初来高値更新期待がはく落した上に、指数寄与度が大きいファーストリテイリングの弱さが目立つ状況では、大納会でもご祝儀買いは入りづらかった。
それでも年間では約7369円高と大きく上昇した。上昇率は28.2%。年初来安値の2万5716円86銭は大発会の1月4日につけた。年初来高値は7月3日につけた3万3753円33銭。11月や12月には取引時間中にこれを何度か上回る場面があった。
TOPIXは25.1%高と、上昇率でやや日経平均を下回った。マザーズ指数から名称変更したグロース250指数は3.3%安とマイナス。REIT指数も4.6%安とマイナスで、これらは世界的な長期金利の上昇が逆風となった。
週間高値は先週の3万3824円を超えず、この水準ではやはり高値警戒感が勝ってしまうようですが、下値はきちんと切り上げてきており、上値突破への態勢は着々と整ってきているように思われる。
週足チャート改めて眺めると今年は6月に3万4000円手前まで急伸した後は約半年間もそこがカベとなっています。大台乗せに何度もチャレンジしながらここまで来てしまったわけですが、ようやくの米国の利下げ(期待)もあって、今度こそ大台へ乗せる準備が整ってきたように見受けられる。
来年は日銀の政策修正でどこまで円高が進むかが日経平均の上値抑制要因となりますが、国内ではガバナンス革命が進むことでそれをトータルではカバーできる1年になるだろう
今年の日経平均は2013年のアベノミクス相場以来となる上昇率となった。大発会の安値が今年の安値(2万5661円89銭)となり、11月20日の高値(3万3853円46銭)まで8000円超上昇し、今年の年足は大陽線となった。来年以降も上昇基調が続くと期待感は大きいだろう。
来週は堅調か。2024年は木曜からスタートし、立ち合いは2日。金曜1月5日に米12月雇用統計の発表があり、翌週月曜の8日は休場というスケジュールとなる。大発会の1月4日は休場の間の海外市場や為替の影響を大きく受けることになる。米国株は2023年最終週に3指数がそろって年初来高値を更新しており、早期の利下げ期待から2024年もしばらくは強い状況が継続すると思われる。
■上値・下値テクニカル・ポイント(29日現在)
34380.51 ボリンジャー:+2σ(13週)
34191.28 ボリンジャー:+3σ(25日)
33949.74 ボリンジャー:+2σ(26週)
33849.42 ボリンジャー:+2σ(25日)
33507.55 ボリンジャー:+1σ(25日)
33464.17 ★日経平均株価29日終値
33445.39 ボリンジャー:+1σ(13週)
33402.33 6日移動平均線
33239.25 均衡表転換線(日足)
33192.73 ボリンジャー:+1σ(26週)
33165.69 25日移動平均線
33014.72 均衡表基準線(日足)
32823.83 ボリンジャー:-1σ(25日)
32686.12 均衡表雲上限(日足)
32510.28 13週移動平均線
32509.41 75日移動平均線
32481.96 ボリンジャー:-2σ(25日)
32435.72 26週移動平均線
32307.86 新値三本足陰転値
32195.88 均衡表転換線(週足)
32170.57 均衡表雲下限(日足)
32170.57 均衡表基準線(週足)
32140.10 ボリンジャー:-3σ(25日)
31678.71 ボリンジャー:-1σ(26週)
31575.16 ボリンジャー:-1σ(13週)
【大引け概況】
大納会を迎えた29日の日経平均株価は続落し、終値は前日比75円45銭(0.22%)安の3万3464円17銭だった。
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29日が今年最後の取引となり、年末年始の休場前に買いの持ち高を縮小する動きが優勢だった。
前日の米株式市場では、NYダウは3日続伸し最高値を更新した。ただ、ナスダック指数は下落と高安まちまちだった。こうしたなか、日経平均株価は値を下げてスタート。一時はプラス圏に浮上する場面もあったが、東京株式市場は今日が大納会で明日から年末・年始の連休に入ることもあり、積極的な売買は手控えられ持ち高調整の売りに押される展開となった。国内でも東エレクなど半導体関連に売りが出た。
日経平均は午後に下げ幅を一段と拡大した。株価指数先物への売り圧力が強まり、指数寄与度の大きいファストリなど現物株が下落した。きょうは休暇をとっている市場参加者が多かったとみられ、薄商いのなかで持ち高調整の売りが断続的に出て、値が振れやすかった面もあった。
日経平均は年間では7369円67銭(28.24%)上昇した。年間上昇率は2013年(57%)以来、10年ぶりの大きさ。年末時点の水準としては1989年に次ぎ2番目に高い水準だった。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は4.37ポイント(0.19%)高の2366.39だった。JPXプライム150指数は続落し、0.09ポイント(0.01%)安の1062.31で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆818億円、売買高は12億8510万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は544。値上がりは1050、横ばいは64だった。
業種別株価指数(33業種)は鉱業、石油・石炭製品、海運業、小売業などが下落。上昇は輸送用機器、電気・ガス業など。
個別銘柄では、レーザーテックや東京エレクトロンが安く、川崎汽船や日本郵船も値を下げた。キーエンスやニデックが軟調。日本製鉄、三井物産、INPEX、ファナック、リクルート、ネクソンも下落した。
半面、トヨタ自動車やホンダが高く、ダイキン工業やソシオネクスト、契約数が600万回線を突破と発表したことから楽天グループが3日続伸したほか、日本取引所も上昇した。任天堂は2007年につけた上場来高値を16年ぶりに更新した。デンソーやメルカリも値を上げた。
29日午前の日経平均株価は続落し、午前終値は前日比69円25銭(0.21%)安の3万3470円37銭だった。29日は今年最後の取引となる。
前日の米株式市場は、NYダウは3日続伸し最高値を更新した一方でナスダック指数は小幅安と高安まちまち。これを受けた東京株式市場は軟調にスタート。一時プラス圏に浮上する場面があったが、買い一巡後は売りが膨らみ再びマイナス圏に転じた。きょうは年内最終売買の大納会だが、年末・年始の連休に入ることもあり様子見姿勢は強く上値は重く、ポジション整理の売りも出ている様子だ。
海外市場の相場が変動するリスクが警戒された。前日の米ハイテク株安も重荷となり、日経平均は130円あまり下げる場面があった。
東京株式市場はあすから5日間の休場となる。休場期間中に欧米の株式市場や為替が大きく変動する可能性を警戒し、ファストリやファナックなど値がさ株を中心に買いの持ち高を減らす動きが出た。28日の米株式市場ではナスダック総合株価指数や主要半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は下落して終え、国内でも東エレクなど半導体関連の重荷となった。
半面、東証株価指数(TOPIX)は小幅に反発し、前引けは5.00ポイント(0.21%)高の2367.02だった。外国為替市場の円高・ドル安の一服を背景に、トヨタやホンダなど自動車株の一角には買いが入った。前引け時点の東証プライムの値上がり銘柄数は1067と全体の6割強を占めた。米連邦準備理事会(FRB)など世界の主要中銀が来年は軒並み利下げを進めるとの観測が、投資家心理の支えになっている。任天堂が16年ぶりに上場来高値を更新するなど、主力株には買いを入れる動きもみられた。
後場の日経平均は、大納会で参加者が限られていることなどから方向感の乏しい展開となろう。為替市場では1ドル141円台半ばとドルの円高進行が止まっていることは安心材料である。物色対象として、任天堂の上場来高値更新を受けて、他のゲーム関連にも思惑が波及するか注目したい。個人投資家を中心とした相場付きとなっていることから、短期的な値幅取りの売買が多くなりそうだが、材料銘柄への関心も高めておきたいところ。
JPXプライム150指数は続落し、0.29ポイント(0.03%)安の1062.11で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆3937億円、売買高は5億4007万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は521、横ばいは70だった。
業種別株価指数(33業種)は鉱業、海運業、石油・石炭製品、小売業などが下落。上昇は保険業、輸送用機器など。
個別銘柄では、レーザーテックや東京エレクトロンが安く、川崎汽船や日本郵船も値を下げた。ファーストリテイリングや信越化学工業が軟調だった。リクルートや中外薬、ネクソンが下げた。
半面、トヨタ自動車や東京電力ホールディングス、楽天グループが高く、任天堂やソニーグループが値を上げた。バンナムHDや東京海上は上げた。
東証スタンダード市場は米ハイテク株が軟調だった流れを引き継ぎ、半導体関連株などが下落した。ただ、損失確定売りが一巡し、値ごろ感に着目した買いが入った。スタンダードTOP20は堅調。出来高1億5423万株。
値上がり銘柄数947、値下がり銘柄数453と、値上がりが優勢だった。
個別では、麻生フオームクリート、岡山製紙、MITホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。大本組、神田通信機、成学社、fonfun、昭栄薬品など32銘柄は年初来高値を更新。サンデン、アテクト、ネクスグループ、マツモト、アサカ理研が買われた。
一方、プロルート丸光がストップ安。ズーム、ピクセラ、千趣会は年初来安値を更新。銚子丸、ジェイ・エスコムホールディングス、日本テレホン、ネポン、内海造船が売られた。
東証グロース市場は、日経平均株価が軟調に推移しており、投資家心理の重荷として意識された。ただ、市場では「年末に向けた節税目的の損失確定売りが一巡し、値ごろ感に着目した買いが入っているようだ」との声が聞かれた。
グロース250は続伸、グロースCoreは反落した。
東証グロース市場250指数の前日比0.61ポイント(0.09%)高の708.11だった。
東証グロース市場ではジーエヌアイやライフネットが上昇した。一方、フリーやGENDAは下落した。
値上がり銘柄数287、値下がり銘柄数227と、値上がりが優勢だった。
個別では、売れるネット広告社がストップ高。yutoriは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイドグループ、QPS研究所、ヒューマンテクノロジーズ、テックポイント・インク、ウェルスナビなど7銘柄は年初来高値を更新。イーディーピー、オンデック、ナイル、バーチャレクス・ホールディングス、クラダシが買われた。
一方、ジェイックがストップ安。エスネットワークス、YCPホールディングス(グローバル)リミテッド JDRは年初来安値を更新。ルーデン・ホールディングス、ジィ・シィ企画、リニューアブル・ジャパン、フーディソン、アイ・パートナーズフィナンシャルが売られた。
【寄り付き概況】
29日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比80円98銭安の3万3458円64銭。
前日の米株式市場は、NYダウは53ドル高と3日続伸し最高値を更新した。引き続き米早期利下げに対する期待が強まっている。
ただ、ナスダック指数は下落と高安まちまちだった。これを受けた東京株式市場で日経平均株価は下落して始まった。きょうは年内最終の大納会だが、手掛かり材料難のなか軟調で売りが優勢となっている。為替は1ドル=141円40銭前後で推移している。
外国為替市場の円高・ドル安の一服を受け、任天堂やトヨタなど輸出関連の一角には買いが入っている。29日は今年最後の取引日となる。年末年始の休場を控え、休暇中の海外市場の変動リスクを警戒する動きから、持ち高調整の売買が一時的に強まったもようだ。
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
個別では、ファストリとファナックが下落している。半面、ダイキンや日東電、ソニーGは上昇している。
「テーマは牝馬と外国人騎手」
「方向感薄く」
木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き
NYダウは2日連続で過去最高値を更新した。
中国株式市場が5カ月ぶりの大幅な上昇を記録したことを好感。
アリババ、ピンドゥオドゥオ、JDドットコムなど米市場に上場する中国企業の株価が上昇。
医療機器メーカーのサイトソーベンツが33.4%の大幅安。
ボーイングが0.7%下落。
11月の中古住宅販売仮契約指数は前月比横ばいの71.6。
市場予想は1%上昇だった。
前年同月比では5.2%低下。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は1万2000件増の21万8000件。
2週連続で増加。
4週間移動平均は21万2000件と10月下旬以来の低水準
週間継続受給件数は1万4000件増の187万5000件。
10年国債利回りは3.846%。
5年国債利回りは3.840%。
2年国債利回りは4.278%。
ドル円は141円台前半。
WTI原油先物2月物は前日比2.34ドル(3.2%)安の1バレル=71.77ドル。
ビットコインは2.34%安の4万2455ドル。
SKEW指数は135.69→135.64→136.90。
(12月14日が162.51)。
恐怖と欲望指数は77→77。
(2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。
木曜のNYダウは53ドル(0.14%)高の37710ドルと3日続伸。
高値37778ドル、安値37650ドル。
サイコロは10勝2敗。
騰落レシオは177.61%(前日168.59%)。
NASDAQは4ポイント(0.10%)安の15095ポイントと5日ぶりに反落。
高値15150ポイント、安値15087ポイント。
サイコロは10勝2敗。
騰落レシオは128.30%(前日124.65%)。
S&P500は1ポイント(0.03%)高の4783ポイントと5日続伸。
高値4793ポイント、安値4780ポイント。
サイコロは10勝2敗。
騰落レシオは162.59(前日156.81%)。
ダウ輸送株指数は23ポイント(0.15%)安の16002ポイントと続落。
SOX指数は5ポイント(0.14%)安の4208ポイントと5日ぶりに反落。
VIX指数は12.47(前日12.43)。
NYSE売買高は7.02億株(前日7,08億株)。
3市場の合算売買高は94.6億株(前日は119.6億株、過去20日平均は125.7億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比55円安の33425円。
ドル建ては大証日中比変わらずの33480円。
ドル円は141.39円。
一時140.27円と7月28日以来の安値を付けた。
10年国債利回りは3.788%。
2年国債利回りは4.239%。
NY株式は今夜が年内最終で明日から3連休。
「終値であと214円が欲しい」
木曜の日経平均は寄り付き209円安。
終値は141円(▲0.42%)安の33539円と5日ぶりに反落。
12月配当落ち分は約52円。
水曜までの4日合計の上昇幅は550円だった。
高値33571円。
安値33411円。
日足は3日連続で陽線。
7月3日の年初来高値まであと214円。
「215円以上高なら33年ぶり高値で年を終える」との声。
しかも年足はヒゲのない「陽の丸坊主」となる。
33312円→33521円にマド。
20日は33219円→33477円にマド。
TOPIXは3.38ポイント(▲0.14%)安の2362ポイントと5日ぶりに反落。
9月高値は2430ポイント。
TOPIXコア30指数は5日続伸。
プライム市場指数は1.74ポイント(▲0.14%)高の1215.36と5日ぶりに反落。
東証スタンダード指数は続伸。
東証グロース250指数は15.92ポイント(△2.30%)高の707.50と3日続伸。
25日移動平均線からの乖離は△2.59%(前日△0.19%)。
プライム市場の売買代金は2兆6967億円(前日3兆5188億円)。
値上がり1009銘柄(前日1492銘柄)。
値下がり592銘柄(前日132銘柄)。
指数の動きとは完全にアンバランス。
新高値77銘柄(前日71銘柄)。
新安値5銘柄(前日8銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは101.81(前日102.49)。
東証グロース市場の騰落レシオは75.70(前70.20)。
NTレシオは14.20倍(前日14.24倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
TOPIX8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は7勝5敗で58.33%。
上向きの25日線(33172円)からは△1.55%(前日△1.55%)。
4日連続で上回った。
上向きの75日線は32496円。
14日連続で上回った。
上向きの200日線(31490円)からは△7.04%(前日△7.04%)。
189日連続で上回った
上向きの5日線は33389円。
6日連続で下回った。
13週線は32516円。
26週線は32438円。
いずれも上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.957%(前日▲16.794%)。
買い方▲6.083%(前日▲7.158%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.179%(前日▲6.071%)。
買い方▲20.462%(前日▲22.347%)。
空売り比率は41.2%(前日41.6%、6日連続で40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は11.5%(前日11.5%)。
8月18日が8.2%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは17.10(前日16.90)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは14.72倍(前日14.76倍)。
38日連続で14倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では16.04倍。
EPSは2278円(前日2282円)
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは12月20日2290円。
225のPBRは1.30倍(前日1.30倍)。
BPSは25799円(前日25908円)。
日経平均の予想益回りは6.79%。
予想配当り利回りは1.95%。
加重平均ではPER20.09倍(前日20.17倍)。
2日連続で20倍台。
EPSは1669円(前日1669円)。
PBRは1.81倍。
BPSは18530円(前日18608円)。
10年国債利回りは0.585%(前日0.610%)。
プライム市場の予想PERは15.05倍。
前期基準では16.50倍。
PBRは1.28倍。
プライム市場の予想益回りは6.64%。
配当利回り加重平均は2.26%。
プライム市場の単純平均は46円安の2820円(前日は2867円)。
プライム市場の売買単価は2464円(前日2541円)。
プライム市場の時価総額は840兆円(前日841兆円)。
ドル建て日経平均は237.68(前日236.24)と5日続伸。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比55円安の33425円。
高値33500円、安値33260円。
大証先物夜間取引終値は日中比50円安の33430円。
気学では大納会が「建玉手じまいのこと」。
大発会が「前後場歩調を異にして動く日」。
週末が「初め強いと後安の日。戻り売り方針で駆け引きせよ」。
ボリンジャーのプラス1σが33521円。
プラス2σが33869円。
マイナス1σが32823円。
週足のボリンジャーのプラス1σが33457円。
プラス2σが34398円。
マイナス1σが31574円。
11月20日ザラバ高値は33853円
7月3日終値は33753円。
週足陽線基準は33254円。
月足陽線基準は33431円。
年足陽線基準は25716円。
《今日のポイント12月29日》
(1)木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き
10年国債利回りは3.846%。
5年国債利回りは3.840%。
2年国債利回りは4.278%。
ドル円は141円台前半。
SKEW指数は135.69→135.64→136.90。
(12月14日が162.51)。
恐怖と欲望指数は77→77。
(2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。
(2)ダウ輸送株指数は23ポイント(0.15%)安の16002ポイントと続落。
SOX指数は5ポイント(0.14%)安の4208ポイントと5日ぶりに反落。
VIX指数は12.47(前日12.43)。
NYSE売買高は7.02億株(前日7,08億株)。
3市場の合算売買高は94.6億株(前日は119.6億株、過去20日平均は125.7億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比55円安の33425円。
(3)プライム市場の売買代金は2兆6967億円(前日3兆5188億円)。
値上がり1009銘柄(前日1492銘柄)。
値下がり592銘柄(前日132銘柄)。
指数の動きとは完全にアンバランス。
新高値77銘柄(前日71銘柄)。
新安値5銘柄(前日8銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは101.81(前日102.49)。
東証グロース市場の騰落レシオは75.70(前70.20)。
NTレシオは14.20倍(前日14.24倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
(4)上向きの25日線(33172円)からは△1.55%(前日△1.55%)。
4日連続で上回った。
上向きの75日線は32496円。
14日連続で上回った。
上向きの200日線(31490円)からは△7.04%(前日△7.04%)。
189日連続で上回った
上向きの5日線は33389円。
6日連続で下回った。
13週線は32516円。
26週線は32438円。
いずれも上回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.957%(前日▲16.794%)。
買い方▲6.083%(前日▲7.158%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.179%(前日▲6.071%)。
買い方▲20.462%(前日▲22.347%)。
(6)空売り比率は41.2%(前日41.6%、6日連続で40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は11.5%(前日11.5%)。
8月18日が8.2%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは17.10(前日16.90)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは14.72倍(前日14.76倍)。
38日連続で14倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では16.04倍。
EPSは2278円(前日2282円)
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは12月20日2290円。
225のPBRは1.30倍(前日1.30倍)。
BPSは25799円(前日25908円)。
日経平均の予想益回りは6.79%。
予想配当り利回りは1.95%。
加重平均ではPER20.09倍(前日20.17倍)。
2日連続で20倍台。
EPSは1669円(前日1669円)。
PBRは1.81倍。
BPSは18530円(前日18608円)。
10年国債利回りは0.585%(前日0.610%)。
(8)プライム市場の単純平均は46円安の2820円(前日は2867円)。
プライム市場の時価総額は840兆円(前日841兆円)。
ドル建て日経平均は237.68(前日236.24)と5日続伸。
(9)ボリンジャーのプラス1σが33521円。
プラス2σが33869円。
マイナス1σが32823円。
週足のボリンジャーのプラス1σが33457円。
プラス2σが34398円。
マイナス1σが31574円。
11月20日ザラバ高値は33853円
7月3日終値は33753円。
週足陽線基準は33254円。
月足陽線基準は33431円。
年足陽線基準は25716円。
今年の曜日別勝敗(12月28日まで)
↓
月曜28勝19敗
火曜35勝15敗
水曜29勝22敗
木曜24勝25敗
金曜27勝21敗
12月第3週(12月18日─12月22日)の週間海外投資家動向。
現物565億円買い越し(2週連続で買い越し)。
先物1731億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計1166億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
個人は現物2103億円売り越し(2週連続で売り越し)。
先物1063億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
合計10301億円売り越し(2週連続で売り越し)。
信託銀行は現物2035億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
先物2032億円買い越し(3週ぶりに買い越し)。
合計2億円売り越し(3週連続で売り越し)。
12月第2週(12月11日─12月15日)の週間海外投資家動向。
現物2378億円買い越し(4週ぶりに買い越し)。
先物1155億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計1223億円買い越し(4週ぶりに買い越し)。
個人は現物3298億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
先物1372億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
合計4671億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
信託銀行は現物257億円買い越し(2週連続で買い越し)。
先物553億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計295億円売り越し(2週連続で売り越し)。
12月22日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.68%(前週▲10.61%)。
2週ぶりに好転。
12月22日時点の信用売り残は224億円減の8956億円。
2週ぶりに減少。
同信用買い残は559億円減の3兆7388億円。
2週連続で減少。
信用倍率は4.17倍(前週4.84倍)。
6週連続で4倍台。
12月22日時点の裁定売り残は238億円増の897億円。
6週連続で増加。
裁定買い残は38億円増の8017億円。
2週連続で増加。
当限は売り残238億円増の897億円。
買い残が38億円増の8017億円。
翌限以降は売り残が0億円。
買い残が0億円。
日経朝刊では「上昇廃止へTOB最多65社」の見出し。
サブの見出しは「株式市場退出で経営改革」。
短期的な株価変動や利益配分にとらわれず中長期の視点で経営改革を進める動きだという。
「余儀なく退出」ではなく「未来を見据えた退場」だ。
2007年以降で上場廃止が一番多かったのは2021年の79件。
この時は経営悪化での退出が多かったから意味が異なってきた。
今年は「意図的退出」と指摘されている。
東芝、大正製薬、ベネッセ、JSRなどが記憶に残る。
株式市場はそんなにややこしい場所となってしまったのだろうか。
これはどうもよくない傾向に見える。
昨日中山競馬場で行われた今年最後のG1レースは2歳馬の「ホープフルステークス」。
勝ったのは1番人気のレガレイラ。
牝馬での優勝はG1昇格後初。
そして騎乗はルメール騎手。
2023年は「海外」と「女性活躍」で締めくくられた格好。
これはたぶん2024年の相場でも続くのだろう。
因みに「ミスターGT」なんて「ミスターCB」を髣髴とさせる懐古的な馬も走っていた。
◇━━━ カタリスト━━━◇
内外テック(3374)・・・動兆
半導体製造装置の前工程部品販売が中核。
東京エレクトロン向け7割超。
製造兼営で自社製品開発強化。
受注復調。
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■パナマ干ばつで海運支障 スエズ運河へ迂回4.7倍 運賃高騰で米産穀物打撃
■野村HD<8604>
欧州で株式関連事業を再拡大 投資ファンド向け
■マネックスG<8698>
カナダ仮想通貨会社を買収 56億円、運用需要にらむ
■みずほ<8411>
社会課題の融資、事業承継に適用 みずほ銀が国内初
■丸紅<8002>
DXで空港省人化 映像解析で遅延やリスクを自動検知
■日揮HD<1963>
月面に水素プラント検討 JAXAから受託
■東京ガス<9531>
スマートメーター全面導入へ 遠隔検針
■いすゞ<7202>とホンダ<7267>
公道で燃料電池トラック 27年実用化へ実験
■資生堂<4911>
魚谷CEO「来年退任」 残り1年で構造改革に取り組む
■サントリーBF<2587>
インドネシアで飲料撤退
■日立製作所<6501>
空気清浄機撤退 家電子会社、販売低迷で年内に
■JDI<6740>
中国での量産交渉を延長
■JMDC<4483>
予防医療サービスのキャンサースキャンを買収
■大成建設<1801>
買収案件ただいま施工中 株主還元から「攻めの投資」へ
■クスリのアオキ<3549>
売上高上振れ 今期15%増 客足回復
■王子HD<3861>
環境素材を拡販 欧ワルキの技術導入
■出光興産<5019>
独自エンプラ生産2倍 マレーシアに装置新設
■トヨタ<7203>
ダイハツの安全性、国交省が検証 来月、利用多い車種から
■米ボーイング、「737MAX」点検を航空各社に要請
■NY商品、原油続落し3%安 供給停滞への懸念薄れる 金は反落
29日大納会の東京株式市場は、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万3300円−3万3700円を想定。(28日終値3万3539円62銭)
米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が上昇した一方、ナスダックは下落した。ダウ平均は53ドル高の37710ドルで取引を終えた。
日経平均株価はきのう28日、5日ぶりに反落したが、朝安後に下げ渋る動きをみせるなど底堅い動きだった。引き続き、手がかり材料に乏しいが、方向感が出づらい中、値幅が出ればそれが修正され、前日終値近辺で静かに1年を締めくくると予想する。
値動きの軽い中小型株への物色が中心になりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=141円台の前半(28日は140円80−82銭)、ユーロ・円が1ユーロ=156円台の半ば(同156円50−54銭)で推移。
米国市場では、一時1ドル=140円台の前半まで円高が進む場面があり、為替動向に対して神経質な面を見せる展開も想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所清算値比55円安の3万3425円だった。
【好材料銘柄】
■麻生フオームクリート <1730>
東証が28日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
■地域新聞社 <2164>
9-11月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
■ヘリオス <4593>
ノーベルファーマとARDS(急性呼吸窮迫症候群)治療薬の国内における開発販売提携に向けた基本合意書を締結。
■瑞光 <6279>
3-11月期(3Q累計)経常は61%増益・通期計画を超過。
■インターアクション <7725>
イメージセンサ検査関連製品の大口受注を獲得。受注金額は15.8億円、契約納期は24年3月〜11月。今期業績予想には織り込み済み。
【主な経済指標・スケジュール】
29(金)
【国内】
大納会
《決算発表》
アダストリア
【海外】
予定はありません
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
米ダウ工業株30種平均は3日続伸。53ドル(0.14%)高の3万7710ドルで終え、連日で過去最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待を手がかりとした買いが相場を支えたが上値は重い。
朝方発表された米新規失業保険申請件数は2週連続で増え、件数は市場予想を上回った。市場ではインフレ懸念が後退し、連邦準備制度理事会(FRB)による来年3月の利下げ観測が強まった。物価高を抑えつつ景気後退を回避する「軟着陸」見通しも相まって、ダウは大半の銘柄が値を上げた。
ただ、年末で市場参加者が限られるためダウの上値は重かった。
ダウ平均の構成銘柄ではアナリストが目標株価を引き上げたスポーツ用品のナイキが高い。製薬のメルクなどヘルスケア関連も上げた。一方、航空機のボーイングや化学のダウ、石油のシェブロンなどが売られた。半導体のインテルや顧客情報管理のセールスフォースも下げた。
ナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに小反落し、前日比4.040ポイント(0.02%)安の1万5095.136で終えた。電気自動車(EV)のテスラが安い。中国のスマートフォン大手小米(シャオミ)がEVを発表し、中国市場での競争激化が意識された。1月に新しいゲーム向け半導体を発表すると伝わったアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)は上げた。
S&P500種株価指数は小幅に5日続伸し、前日比1.77ポイント(0.03%)高の4783.35と22年1月以来の高値で終えた。一時は4793を付け、22年1月の最高値(4796)に迫った。
【債券】
米国債の7年債入札がさえない結果となり、米長期金利は3.8%台に上昇(価格は下落)した。前日までの入札が好調で急低下していただけに持ち高調整の売りもみられた。
【為替】
米国の週間の新規失業保険申請件数が予想以上に増加し、労働市場の過熱感が薄れ、インフレが沈静化するとの受け止めが広がった。中古住宅販売の指標も景気減速を示唆してドル売り材料となり、一時は1ドル=140円台前半まで円高ドル安が進んだ。7年債入札後に米長期金利が上昇し、141円台半ばまで円安に揺り戻した。
【シカゴ日本株先物概況】
28日のシカゴ日経平均先物は下落した。2024年3月物は前日比25円安の3万3425円で終えた。同日は日経平均株価が下落したため、シカゴ市場で先物にも売りがやや優勢となった。
NYダウも年末で市場参加者が限られるため上値は重かった。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
33425 ( -55 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
33480 ( 0 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7722.74(−2.21)
28日のFTSE100種総合株価指数は横ばい圏だった。終値は前日比2.21ポイント(0.02%)安の7722.74だった。年末の休暇時期とあって取引参加者が少ないなか、前日終値を挟んで一進一退の展開だった。
原油先物相場の下落を背景に、英シェルなどエネルギー株が下げ、指数の重荷となった。
FTSEの構成銘柄では、配当落ちとなった通信大手BTが2.50%安と最も大きく売られ、賭け屋大手フラッター・エンターテインメントが1.53%安、保険大手ビーズリーが1.13%安で続いた。一方、投資信託スコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラストは1.30%高、製薬大手GSKは0.80%高、保険大手プルデンシャルは0.66%高となった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 16701.55(−40.52)
28日のドイツ株価指数(DAX)は3営業日ぶりに反落し、前日比40.52ポイント(0.24%)安の1万6701.55で終えた。休暇に入っている取引参加者も多く取引が低調となるなか、持ち高調整や利益確定を目的とした売りが出た。
このところ上昇基調にあったドイツ銀行など銀行株が売られた。独メルセデスベンツ・グループなど自動車株の一角も下げた。
個別では、エネルギー大手シーメンス・エナジーが0.97%安、高級車メーカーのポルシェが0.88%安、半導体大手インフィニオンが0.86%安と売られた半面、自動車部品大手コンチネンタルは0.60%高、航空機大手エアバスは0.30%高、化粧品大手バイヤスドルフも0.30%高と小幅ながら上昇した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 7535.16(−36.66)
フランスCAC40種指数は0.48%安だった。年末を控えて薄商いとなる中、原油価格の下落を受けてエネルギー株に売りが出たほか、銀行株も軟調だった。
12月29日 毎日コラム
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「投資のチカラ八策」 |
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