きょう(27日)の日経平均株価が前営業日比375円高の3万3681円と続伸。今週は手掛かり材料不足でなおかつ海外投資家のクリスマス休暇も絡み、閑散に売りなしとはいえ、上値も重いという見方が市場関係者の間に多かった。しかし、相場はなかなかアマノジャクである。週初から根強い買いでジリ高が続き、きょうは吹っ切れたような上昇パフォーマンスをみせた。
3万3800円近辺で上値を抑えられるという状況は6月から続いている。明確に突破できれば上昇に弾みがつきそうだが、なぜか超えられない上に、11月以降は何度も場中に年初来高値を上回りながら高値更新を阻まれている。ちょうど一週間前、12月20日も場中に3万3824円06銭まで上昇したが、年初来高値を更新できなかった。
そして翌21日は500円を超える大幅下落となった。再び高値に迫っているのだから弱いわけではないが、ここが天井との見方が強まれば先週のようにまた大きく売られる展開も想定される。今年も残すところあと2日。失速を回避して年初来高値を更新し、気持ちよく来年を迎えることができるかに注目したい。
ただ、懸念材料は米景気の動向だろう。足元でインフレ沈静化を示す経済指標が相次いでいるが、米景気がソフトランディング(軟着陸)するのか、リセッション(景気後退)入りするのかで、見方は大きく変わるだけに警戒が必要との見方もある。
■上値・下値テクニカル・ポイント(27日現在)
34752.27 ボリンジャー:+3σ(26週)
34434.48 ボリンジャー:+2σ(13週)
34205.43 ボリンジャー:+3σ(25日)
33982.87 ボリンジャー:+2σ(26週)
33859.83 ボリンジャー:+2σ(25日)
33681.24 ★日経平均株価27日終値
33514.23 ボリンジャー:+1σ(25日)
33480.72 ボリンジャー:+1σ(13週)
33371.10 6日移動平均線
33213.47 ボリンジャー:+1σ(26週)
33182.65 均衡表転換線(日足)
33168.63 25日移動平均線
33014.72 均衡表基準線(日足)
32823.03 ボリンジャー:-1σ(25日)
32609.60 均衡表雲上限(日足)
32526.97 13週移動平均線
32483.69 75日移動平均線
32477.44 ボリンジャー:-2σ(25日)
32444.07 26週移動平均線
32307.86 新値三本足陰転値
32195.88 均衡表転換線(週足)
ローソク足はマドを空けて陽線を描き、強い買い意欲を窺わせた。株価下方を走る25日移動線が上向きに転換するとともに、一目均衡表では遅行線の強気シグナル発生で三役好転が完成しており、地合いの急速な改善が窺える。本日終値は25日線比1.55%高と過熱ラインの5%まで余裕があり、短期上昇トレンドの継続が期待される。
【大引け概況】
27日の日経平均株価は4日続伸し、前日比375円39銭(1.13%)高の3万3681円24銭と7月3日以来の高値で終えた。
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きょうはリスク選好の地合いが鮮明となった。12月の権利付き最終売買日にあたり損益通算目的の駆け込み売りも想定されたが、新年の株高を見込んだ買いの勢いが勝った。前日の米国株市場はクリスマス明けで方向感が出にくかったもののNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇し、これを受けて東京市場でも買い安心感が広がった。半導体関連など日経平均寄与度の高いハイテク系値がさ株に買いが集まり、全体指数を押し上げた。取引時間中は7月3日につけた年初来高値3万3753円を上回って推移する場面もあったが、その後は伸び悩む形になった。
年末ラリーで米国株の上昇が続いているうえ、日銀は大規模金融緩和を継続するとの観測から幅広い銘柄に買いが入った。米通信大手TモバイルUS株を無償取得すると発表したソフトバンクグループ(SBG)が大幅高となり、指数を押し上げた。
フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は過去最高値を更新した。東京株式市場でも半導体関連株を中心に電気機器、精密機器など値がさのハイテク株が買われた。海運株や、原油高を受けた石油株の上昇も目立った。
日銀が取引開始前に発表した12月の金融政策決定会合の「主な意見」で、委員らの利上げに慎重な意見が目立った。市場では早ければ来年1月にもマイナス金利解除に動くとの予想もあったが、日銀の慎重姿勢で政策正常化が遅れるとの見方が強まった。
日経平均が7月に付けた高値が近づくと買いの勢いは弱まり、伸び悩む場面もあった。高値更新は明日以降に持ち越された形だが、市場の先高感は根強い。ピクテ・ジャパンの糸島孝俊ストラテジストは「円高警戒の後退に加え、米国のインフレや金利上昇懸念が薄れている。2024年に始まる新たな少額投資非課税制度(NISA)への期待感も追い風」とみていた。
日経平均は大幅に続伸し、掉尾の一振への期待感が再び盛り上がりつつある。残り2日で、日経平均が終値でバブル後の戻り高値を更新してくれば、新春相場に期待が持てるとの声もあり、戻り高値更新をきっかけに一段と先高感が高まってくる可能性がある。ただ、懸念材料は米景気の動向だ。足元でインフレ沈静化を示す経済指標が相次いでいるが、米景気がソフトランディング(軟着陸)するのか、リセッション(景気後退)入りするのかで、見方は大きく変わるだけに警戒が必要との見方もあるだろう。
東証株価指数(TOPIX)は4日続伸した。終値は26.54ポイント(1.13%)高の2365.40だった。JPXプライム150指数も4日続伸し、11.78ポイント(1.12%)高の1064.03で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆5187億円、売買高は13億8435万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1492と全体の約9割を占めた。値下がりは132、横ばいは35だった。
業種別株価指数は33業種すべて上昇し、海運業、石油・石炭製品、鉄鋼、電気・ガス業、鉱業が上昇率上位になった。
個別では、4000億円を超える断トツの売買代金をこなしたレーザーテックが高く、東京エレクトロン、ソシオネクスト、アドバンテストなど半導体関連株が物色人気に沸いた。ソフトバンクグループが大きく上値を伸ばしたほか、商船三井、川崎汽船、日本郵船など海運株も人気。任天堂、三菱重工業も買われた。テルモ、トヨタも買われた。ブイ・テクノロジーが急騰、イーレックス、アトラエも大幅高。サイボウズの上げも目立つ。
半面、JT、第一三共が冴えず、トレンドマイクロも売りに押された。霞ヶ関キャピタルが下落、J.フロント リテイリングも下値を探る展開に。象印マホービン、中国塗料が軟調、マクニカホールディングスも利益確定売りが優勢だった。
東証スタンダード市場はクリスマス休暇明けの米国株が上昇し、投資家心理が上向いた。為替が小幅に円安に振れたことも支援材料となり、幅広い業種の銘柄に買いが入った。スタンダードTOP20は反発。出来高4億1049万株。
値上がり銘柄数961、値下がり銘柄数513と、値上がりが優勢だった。
個別ではクオンタムソリューションズ、東京ラヂエーター製造が一時ストップ高と値を飛ばした。JESCOホールディングス、ジャパンフーズ、やまみ、アツギ、エンカレッジ・テクノロジなど25銘柄は年初来高値を更新。大阪製鐵、タツミ、キャピタル・アセット・プランニング、テクニスコ、オルトプラスが買われた。
一方、プロルート丸光がストップ安。リニカル、ケア21、ベクターホールディングス、IKホールディングス、パレモ・ホールディングスなど66銘柄は年初来安値を更新。ホリイフードサービス、シルバーライフ、テモナ、ジェイ・エスコムホールディングス、ニチリョクが売られた。
東証グロース市場は、前日の米株高を背景に日経平均株価が堅調に推移するなか、新興市場でも買いが優勢だった。米連邦準備理事会(FRB)が2024年前半にも利下げに転じるとの見方から、米長期金利の低下基調が鮮明になっていることも、PER(株価収益率)の高いグロース(成長)株の多い新興市場を支えた。
グロース250とグロースCoreは大幅続伸。
東証グロース市場250指数の終値は前日比16.93ポイント(2.51%)高の691.58だった。
グロース市場ではウェルスナビやカバー、弁護士COMが上昇した一方、ジーエヌアイやインテグラルが下落した。
値上がり銘柄数400、値下がり銘柄数145と、値上がりが優勢だった。
きょう27日に東証グロース市場に新規上場したユトリは公開価格(2520円)を309円(12.26%)上回る2829円で初値を付けた。終値は初値比230円(8.13%)安の2599円だった。
個別では、ジィ・シィ企画、ジェイック、売れるネット広告社がストップ高。シルバーエッグ・テクノロジー、Welby、トリプルアイズは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイドグループ、雨風太陽、ヒューマンテクノロジーズ、ウェルスナビ、ナレルグループなど6銘柄は年初来高値を更新。ルーデン・ホールディングス、データセクション、イーディーピー、モダリス、グリッドが買われた。
一方、アミタホールディングス、ソフトフロントホールディングス、ジェネレーションパス、テックファームホールディングス、フィスコなど43銘柄が年初来安値を更新。かっこ、シャノン、パルマ、コラボス、QPS研究所が売られた。
27日午前の日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比352円47銭(1.06%)高の3万3658円32銭だった。
朝方からリスク選好の地合いとなり、寄り後も上げ足を強める展開となった。前日の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が揃って上昇、来年の利下げ期待を背景にクリスマス明けも強気優勢の地合いが続いたことで、東京株式市場でも買い安心感が広がった。
幅広い銘柄に買いが入り、7月3日に付けた年初来高値(3万3753円)を上回る場面もあった。
米通信大手TモバイルUS株1.1兆円相当を無償取得すると発表したソフトバンクグループ(SBG)が大幅高となり、指数を押し上げた。
日経平均の上げ幅は一時400円を超えた。26日の米株式市場でナスダック総合株価指数が2022年1月以来の高値で終え、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.8%上昇し過去最高値を更新した。東京株式市場でも東エレクなど半導体関連株を中心に値がさの電気機器、精密などが買われた。海運株の上昇も目立った。
市場関係者は、「きょうはソフトバンクGの寄与が大きいが、円高進行が落ち着き、日銀が早期に政策転換するとの観測が後退したことで投資家心理がかなり上向いている」と指摘した。日銀が27日の取引開始前に開示した12月の金融政策決定会合の「主な意見」では、利上げに慎重な意見が目立った。
後場も引き続き強い展開を想定する。買い一巡後の日経平均は33600円台まで上げ幅を縮小したが、プライム市場の幅広い銘柄・業種が物色されるなど相場のモメンタムは強い。休み明けの海外投資家がドル買戻しを進めた場合、為替市場では円安ドル高がやや進行する可能性もあろう。また、本日は12月期決算企業などの権利取り最終売買日でもあることから、日経平均は大引けにかけて強い動きを見せると想定する。終値ベースでの年初来高値3万3753円33銭(7月3日)を超えられるか注目したい。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは20.87ポイント(0.89%)高の2359.73だった。JPXプライム150指数も続伸し、9.94ポイント(0.94%)高の1062.19で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆7256億円、売買高は6億4309万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1367、値下がりは244、横ばいは48だった。
業種別株価指数(33業種)は海運業、サービス業、電気・ガス業、情報・通信業が上昇率上位。下落はゴム製品のみ。
個別ではレーザーテック、東京エレクトロン、ソシオネクストなど主力どころをはじめ幅広く半導体関連株が買いを集めた。川崎汽船、日本郵船など海運株の上げ足が目立ち、三菱重工業も上昇した。ブイ・テクノロジーが値を飛ばし、gumi、アトラエも急伸。イーレックス、リクルート、ダイキン、東電HDも買われた。
半面、霞ヶ関キャピタルが軟調、マクニカホールディングスも利食われた。三陽商会、山崎製パン、Jフロント、日電硝、三和HDはなども売りに押された。
東証スタンダード市場はクリスマス休暇明けの米国株が上昇した流れを引き継ぎ、買いが優勢となった。為替相場が小幅に円安方向に振れたことも追い風となった。
スタンダードTOP20は小反発。出来高2億8677万株。
値上がり銘柄数881、値下がり銘柄数540と、値上がりが優勢だった。
個別では、東京ラヂエーター製造が一時ストップ高と値を飛ばした。ジャパンフーズ、やまみ、アツギ、情報企画、わかもと製薬など17銘柄は年初来高値を更新。キャピタル・アセット・プランニング、クオンタムソリューションズ、オルトプラス、大阪製鐵、Speeeが買われた。
一方、プロルート丸光がストップ安。リニカル、ケア21、ベクターホールディングス、パレモ・ホールディングス、セイヒョーなど55銘柄は年初来安値を更新。シルバーライフ、ホリイフードサービス、ジェイ・エスコムホールディングス、ニチリョク、ジャパンエンジンコーポレーションが売られた。
東証グロース市場は、前日の米株高を背景に日経平均株価が堅調に推移するなか、新興株市場でも買いが優勢だった。グロース250とグロースCoreは大幅続伸。
東証グロース市場250指数の前引けは前日比15.72ポイント(2.33%)高の690.37だった。
グロース市場ではウェルスナビやGENDA、フリーが上昇した一方、アイスペースやスマレジが下落した。
値上がり銘柄数412、値下がり銘柄数125と、値上がりが優勢だった。
きょう東証グロース市場に新規上場したユトリは公開価格(2520円)を309円(12.26%)上回る2829円で初値を付け、前引けは初値比184円(6.50%)安の2645円だった。
個別では、Welby、ジェイックがストップ高。雨風太陽、ヒューマンテクノロジーズ、ウェルスナビ、ナレルグループなど5銘柄は年初来高値を更新。ルーデン・ホールディングス、イーディーピー、ファンペップ、BlueMeme、ティムスが買われた。
一方、アミタホールディングス、ソフトフロントホールディングス、ジェネレーションパス、テックファームホールディングス、フィスコなど35銘柄が年初来安値を更新。かっこ、シャノン、パルマ、コラボス、ベビーカレンダーが売られた。
【寄り付き概況】
27日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比227円12銭高の3万3532円97銭。
クリスマス明けとなった前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数など主要株指数が揃って上昇、来年の早期利下げ期待を拠りどころとする強気優勢の地合いが続いている。
インテルが大幅高に買われたのをはじめ半導体関連株が総じて上昇し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が最高値を更新していることで、東京株式市場でも同関連株には追い風となりやすいだろう。
ただ、リスク選好の地合いながら、きょうは12月の権利付き最終売買日であることから、駆け込みでの損益通算の売りが上値を重くする可能性もある。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
東エレクなど半導体関連株が総じて高い。米通信大手TモバイルUS株1.1兆円相当を無償取得すると発表したソフトバンクグループ(SBG)が一時7%前後上昇し、日経平均を押し上げている。原油高から石油関連株の一角も堅調だ。
他では、レーザーテク、リクルート、INPEXが高い。一方、Jフロントやネクソン、東電HDは安い。
「プライムの1株利益は過去最高」
「薄商いの中主要3指数揃って上場」
火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
薄商いの中、主要3指数がいずれも上昇。
S&P500は2022年1月以来のザラバ高値を更新。
22年1月の終値ベースでの過去最高値まであと0.5%程度。
主要3指数は月間、四半期、年間ベースの全てでプラスとなる見通し。
また前週末時点でそろって8週連続上昇。
過去数年で最長の上げを記録した。
10月のFHFA米住宅価格指数(季節調整済み)は前年同月比で6.3%上昇。
9月の6.2%(改定値)から伸びが加速。
10月のS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数で全国の住宅価格指数が前年同月比4.8%上昇。
今年最大の上昇率となった。
来年3月の0.25%利下げ確率は72.7%。
10年国債利回りは3.896%。
5年国債利回りは3.890%。
2年国債利回りは4.356%。
ドル円は142円台前半。
WTI原油先物2月物は前日比2.01ドル(2.7%)高の75.57ドル。
ビッドコインは3.36%安の4万2130ドル。
SKEW指数は138.18→134.46→135.69。
(12月14日が162.51)。
恐怖と欲望指数は76→79。
(2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。
火曜のNYダウは159ドル(0.43%)高の37545ドルと反発。
高値37617ドル、安値37371ドル。
サイコロは10勝2敗。
騰落レシオは167.99%(前日162.32%)。
NASDAQは81ポイント(0.54%)高の15074ポイントと3日続伸。
高値15101ポイント、安値15024ポイント。
サイコロは11勝1敗。
騰落レシオは125.20%(前日124.95%)。
S&P500は20ポイント(0.42%)高の4774ポイントと3日続伸。
高値4784ポイント、安値4758ポイント。
サイコロは10勝2敗。
騰落レシオは158.96%(前日154.45%)。
ダウ輸送株指数は40ポイント(0.25%)高の16104ポイントと3日続伸。
SOX指数は74ポイント(1.80%)高の4207ポイントと3日続伸。
VIX指数は12.99(前日13.03)。
NYSE売買高は6.24億株(前日7.62億株)。
3市場の合算売買高は99.9億株(前日は96.3億株、過去20日平均は125.6億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比210円高の33430円。
ドル建ては大証日中比265円高の33485円。
ドル円は142.38円。
10年国債利回りは3.896%。
2年国債利回りは4.356%。
「商い薄く値幅も薄く」
火曜の日経平均は寄り付き41円高。
終値は51円(△0.16%)高の33305円と3日続伸。
3日合計の上昇幅は175円。
高値33312円。
安値33181円。
日足は4日ぶりに陽線。
木曜のマドは33414円→33221円。
TOPIXは1.46ポイント(△0.06%)高の2338ポイントと3日続伸。
9月高値は2430ポイント。
TOPIXコア30指数は3日続伸。
プライム市場指数は0.76ポイント(△0.06%)高の1203.41と3日続伸。
東証スタンダード指数は続落。
東証グロース250指数は0.72ポイント(△0.11%)高の674.65と4日ぶりに反発。
25日移動平均線からの乖離は▲2.38%(前日▲2.69%)。
プライム市場の売買代金は2兆5632億円(前日2兆4958億円)。
値上がり923銘柄(前日632銘柄)。
値下がり667銘柄(前日984銘柄)。
新高値44銘柄(前日73銘柄)。
新安値31銘柄(前日29銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは97.56(前日93.56)。
東証グロース市場の騰落レシオは69.03(前日73.09)。
NTレシオは14.24倍(前日14.23倍)。
サイコロは9勝3敗で75.00%。
TOPIX8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
下向きの25日線(33155円)からは△0.45%(前日△0.29%)。
2日連続で上回った。
上向きの75日線は32474円。
12日連続で上回った。
上向きの200日線(31439円)からは△5.93%(前日△5.85%)。
187日連続で上回った
上向きの5日線は33309円。
4日連続で下回った。
13週線は32498円。
26週線は32429円。
いずれも上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.675%(前日▲16.413%)。
買い方▲8.263%(前日▲8.450%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.19%(前日▲4.296%)。
買い方▲23.76%(前日▲24.156%)。
空売り比率は43.6%(前日41.1%、4日連続で40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は8.6%(前日10.1%)。
8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
12月22日時点の信用売り残は224億円減の8956億円。
2週ぶりに減少。
同信用買い残は559億円減の3兆7388億円。
2週連続で減少。
信用倍率は4.17倍(前週4.84倍)。
6週連続で4倍台。
日経VIは16.77(前日17.10)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは14.59倍(前日14.59倍)。
36日連続で14倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では15.90倍。
EPSは2282円(前日2279円)
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは12月20日2290円。
加重平均ではPER19.95倍(前日19.92倍)。
4日連続で19倍台。
EPSは1669円(1669円)。
225のPBRは1.29倍(前日1.29倍)。
BPSは25818円(前日25778円)。
日経平均の予想益回りは6.85%。
予想配当り利回りは1.99%。
10年国債利回りは0.630%(前日0.610%)。
プライム市場の予想PERは14.90倍。
前期基準では16.35倍。
PBRは1.26倍。
プライム市場の予想益回りは6.70%。
配当利回り加重平均は2.28%。
プライム市場の単純平均は7円高の2833円(前日は2826円)。
プライム市場の売買単価は2443円(前日2619円)。
プライム市場の時価総額は832兆円(前日831兆円)。
ドル建て日経平均は234.05(前日232.98)と続伸。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比210円高の33430円。
高値33490円、安値33200円。
大証先物夜間取引終値は日中比210円高安の33430円。
気学では「相場が分岐する日。足取りに注意肝要」。
木曜が「下寄りすると戻し、上寄りすると、押し込む日」。
大納会が「建玉手じまいのこと」。
ボリンジャーのプラス1σが33437円。
プラス2σが33819円。
マイナス1σが32823円。
週足のボリンジャーのプラス1σが33421円。
プラス2σが34345円。
マイナス1σが31574円。
11月20日ザラバ高値は33853円
7月3日終値は33753円。
アノマリー的には「リーマンショック以降株高の日」。
12月権利配当付き最終売買日。
満月(コールドムーン)。
《今日のポイント12月27日》
(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
10年国債利回りは3.896%。
5年国債利回りは3.890%。
2年国債利回りは4.356%。
ドル円は142円台前半。
WTI原油先物2月物は前日比2.01ドル(2.7%)高の75.57ドル。
ビッドコインは3.36%安の4万2130ドル。
SKEW指数は138.18→134.46→135.69。
(12月14日が162.51)。
恐怖と欲望指数は76→79。
(2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。
(2)ダウ輸送株指数は40ポイント(0.25%)高の16104ポイントと3日続伸。
SOX指数は74ポイント(1.80%)高の4207ポイントと3日続伸。
VIX指数は12.99(前日13.03)。
NYSE売買高は6.24億株(前日7.62億株)。
3市場の合算売買高は99.9億株(前日は96.3億株、過去20日平均は125.6億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比210円高の33430円。
(3)プライム市場の売買代金は2兆5632億円(前日2兆4958億円)。
値上がり923銘柄(前日632銘柄)。
値下がり667銘柄(前日984銘柄)。
新高値44銘柄(前日73銘柄)。
新安値31銘柄(前日29銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは97.56(前日93.56)。
東証グロース市場の騰落レシオは69.03(前日73.09)。
NTレシオは14.24倍(前日14.23倍)。
サイコロは9勝3敗で75.00%。
(4)下向きの25日線(33155円)からは△0.45%(前日△0.29%)。
2日連続で上回った。
上向きの75日線は32474円。
12日連続で上回った。
上向きの200日線(31439円)からは△5.93%(前日△5.85%)。
187日連続で上回った
上向きの5日線は33309円。
4日連続で下回った。
13週線は32498円。
26週線は32429円。
いずれも上回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.675%(前日▲16.413%)。
買い方▲8.263%(前日▲8.450%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.19%(前日▲4.296%)。
買い方▲23.76%(前日▲24.156%)。
(6)空売り比率は43.6%(前日41.1%、4日連続で40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は8.6%(前日10.1%)。
8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
12月22日時点の信用売り残は224億円減の8956億円。
2週ぶりに減少。
同信用買い残は559億円減の3兆7388億円。
2週連続で減少。
信用倍率は4.17倍(前週4.84倍)。
6週連続で4倍台。
日経VIは16.77(前日17.10)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは14.59倍(前日14.59倍)。
36日連続で14倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では15.90倍。
EPSは2282円(前日2279円)
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは12月20日2290円。
加重平均ではPER19.95倍(前日19.92倍)。
4日連続で19倍台。
EPSは1669円(1669円)。
225のPBRは1.29倍(前日1.29倍)。
BPSは25818円(前日25778円)。
日経平均の予想益回りは6.85%。
予想配当り利回りは1.99%。
10年国債利回りは0.630%(前日0.610%)。
(8)プライム市場の単純平均は7円高の2833円(前日は2826円)。
プライム市場の時価総額は832兆円(前日831兆円)。
ドル建て日経平均は234.05(前日232.98)と続伸。
(9)ボリンジャーのプラス1σが33437円。
プラス2σが33819円。
マイナス1σが32823円。
週足のボリンジャーのプラス1σが33421円。
プラス2σが34345円。
マイナス1σが31574円。
11月20日ザラバ高値は33853円
7月3日終値は33753円。
アノマリー的には「リーマンショック以降株高の日」。
12月権利配当付き最終売買日。
満月(コールドムーン)。
今年の曜日別勝敗(12月26日まで)
↓
月曜28勝19敗
火曜35勝15敗
水曜28勝22敗
木曜24勝24敗
金曜27勝21敗
日経朝刊では「プライムの1株利益最高」の見出し。
東証は毎月第1営業日にプライム上場企業のEPSを発表。
10月に177.72円と現在の算出方法になった18年10月以降で過去最高を記録した。
21年6月の91.97円と比較すると9割増。
今年1月は165.29円だった。
この177.72円で計算するとプライム企業のPERは16倍。
1989年12月には旧東証1部のPERは70.6倍だった。
日経集計ではプライム企業の純利益合計は23年3月期で前期比1%増。
24年3月期は前期比12%増の見通し。
3年連続で過去最高を更新と言う背景はやはる株高への伏線だろう。
因みにスタンダードのEPSは101.69円。
グロース市場のEPSは22.53円。
◇━━━ カタリスト━━━◇
信越化学(4063)・・・動兆
塩化ビニル樹脂、半導体シリコンウエハで世界首位。
ケイ素樹脂、フォトレジスト等も手掛ける。
塩ビは米国住宅向け数量堅調。
ウエハはメモリー・ロジック顧客ともに復調期待。
HOYA、AGCに続きEUV用マスクブランクス参入。
(兜町カタリスト櫻井)
27日の東京株式市場は、買い先行後も堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万3100円−3万3500円を想定。(26日終値3万3305円85銭)
米国株は上昇。ダウ平均は159ドル高の37545ドルで取引を終えた。
日経平均株価は現地26日の米国株式が上昇した動きを受け、4日続伸スタートとなろう。
市場参加者の減少で、動意薄の状況が続いているが、堅調な値動きが見込まれる。年内受け渡し最終売買日にあたることから、利益と損失の確定売りが出る場面も想定されるが、業績に対する先行き期待が支えとなりそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=142円台の半ば(26日は142円32−34銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=157円台の前半(同156円87−91銭)とやや円安方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、26日の大阪取引所清算値比210円高の3万3430円だった。
【好材料銘柄】
■BlueMeme <4069>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.4%にあたる4万8000株(金額で5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は24年1月9日から4月8日まで。
■東京ラヂエーター製造 <7235>
今期経常を40%上方修正。
■売れるネット広告社 <9235>
越境EC関連サービスを提供する子会社を設立し、新たな事業を開始する。
【主な経済指標・スケジュール】
27(水)
【国内】
日銀政策委員会・金融政策決定会合の主な意見(12/18〜19開催分)
配当優待権利付き最終売買日
《決算発表》
DCM
【海外】
米5年国債入札
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
[株価材料]
■巨大ITの独占制限へ新法 政府、アプリ配信・決済で 違反企業に課徴金
■不適切な保険契約576社 損保4社に改善命令 金融庁、カルテル問題で
■千趣会<8165>
元子会社の結婚式場運営がMBO 100億円超、10行が融資
■トヨタ<7203>やルネサス<6723>など 先端半導体開発で新組織
■KDDI<9433>
曲がる太陽電池、基地局に 電柱型に巻き付け設置
■カルビー<2229> 高度人材を65歳以降も雇用 技能伝承へ
■住友電気工業<5802>
AIで渋滞予測 京大と開発、物流24年問題に対策
■新車販売5年ぶり増加 23年国内見通し、コロナ前水準戻らず
■「1円スマホ」きょうから規制 携帯大手・販売現場、需要減に警戒感
■グローリー<6457>
英流通向けソフト買収 307億円で
■ニデック<6594>
インドでモーター新工場検討
■東京エレクトロン<8035>
中国が下支え 来期、売上高7000億円規模も
■スギHD<7649>
純利益8%増 今期上振れ、化粧品好調
■楽天G<4755>
株主優待「eSIM」 携帯事業の契約増やす
■鶏卵、14カ月ぶり安値 生産回復も需要膨らまず
■三菱電機<6503>
帯電量でプラ自動分別 来年度のサービス開始めざす
■OKI<6703>
65億円投じ群馬に新棟 産ロボ用ケーブル増産
26日のNYダウ工業株30種平均は反発し、3連休前の前週末と比べて159ドル36セント(0.42%)高の3万7545ドル33セントで終えた。米国のインフレ鈍化を受け、米連邦準備理事会(FRB)が2024年前半にも利下げに転じるとの観測が投資家心理を支えた。19日に付けた過去最高値(3万7557ドル92セント)を上回る場面があったが、引けにかけてやや伸び悩んだ。
今年の取引としては最後の週で、クリスマス休暇を取得する投資家も多く、この日は閑散商い。米主要経済統計の発表に欠け、年内は材料に乏しいとみられる中、最近の米早期利下げ期待が地合いを支え、ダウは序盤から買い優勢の展開となった。
イスラエルへの大型設備投資計画と同国政府による支援策が伝わったインテルが急伸し、ダウの上げを主導。「来年の世界パソコン市場の回復見通しの恩恵を受ける」との見方も追い風となったもようだ。また、原油高でシェブロンなどエネルギー株にも買いが広がり、ダウは終日上げ基調を維持した。
個別では、製造拠点拡大のためにイスラエル政府の補助を受けると伝わった半導体のインテルが5%高で終えた。建機のキャタピラー、工業製品・事務用品のスリーエムなど景気敏感株も買われた。半面、スマートフォンのアップルと小売りのウォルマートが下げた。
ナスダック総合株価指数は3日続伸した。前週末比81.600ポイント(0.54%)高の1万5074.573と、22年1月以来の高値で終えた。電気自動車のテスラと半導体のエヌビディアが上昇した。
S&P500種株価指数も3日続伸した。前週末比20.12ポイント(0.42%)高の4774.75と、22年1月以来の高値で終えた。
【債券】
米10年債利回りは小動きで3.8〜3.9%台で推移。前週発表の11月の米個人消費支出(PCE)物価指数は米国のインフレの鈍化を改めて示した。年末で目新しい取引材料に欠けるなか、FRBが24年に利下げを開始するとの見方が引き続き金利を抑えている。
【為替】
円は対ドルで小動き。ユーロが対ドルで4カ月ぶりの高値を付けた。欧州市場がボクシングデーで休日とあって商いは薄かった。
【シカゴ日本株先物概況】
26日のシカゴ日経平均先物は上昇した。2024年3月物は連休前22日と比べ160円高の3万3430円で終えた。
この日は日経平均株価が底堅く推移したほか、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測を背景に米株式相場も上昇し、シカゴ市場の日経平均先物には買いが優勢となった。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
33430 ( +210 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
33485 ( +265 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
26日の欧州株式市場
英・仏・独はボクシングデーで休場
■イギリス・ロンドン株価指数
休場
■ドイツ・フランクフルト株価指数
休場
■フランス・パリ株価指数
休場