【市況一覧】
日経平均株価
38,981.75 +70.56 10/18
TOPIX
2,688.98 +1.15 10/18
マザーズ
623.37 -4.33 10/18
NYダウ平均
43,239.05 +161.35 10/18
ナスダック総合
18,373.61 +6.53 10/18


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    《マーケットストラテジーメモ》 12月第3週


     
    18日(月):
    週末のNY株式市場で主要3指数はおおむね堅調な動き。NYダウは7日続伸。3日連続で過去最高値を更新。半導体指数(SOX)は週間で9.1%高。5月以来の大幅上昇。S&P500小幅安ながら2017年以来最長となる7週連続の上昇を記録した。週間でNYダウは2.9%上昇、ナスダック総合は2.8%上昇、S&P500は2.5%上昇。クアドルプル・ウィッチング(先物・オプション取引の期限集中日)で商いは増加。合算出来高は197.6億株(直近20営業日の平均は118億株)。
     
    日経平均株価は211円安の32758円と反落。一時400以上下落した場面があったが下げ渋った。今度は日銀金融政策決定会合待ちで軟調との解釈。東証プライムの売買代金は3兆6250円。郵船、サイバーが上昇。東電、リクルートが下落
     
    19日(火):
    週明けのNY株式市場で主要3指数はおおむね堅調な動き。漂うのは利下げ観測。NYダウは8日続伸。ただ買い一巡後は伸び悩み下げに転じる場面があったNYダウは前週に1057ドル上昇。11月上旬から7週連続で上昇。ナスダック総合株価指数も8日続伸。S&P500種株価指数は反発し22年1月以来の高値を更新。鉄鋼大手USスチールが26.1%急伸。
     
    日経平均株価は460円高の3万3219円と反発。東エレやスクリン、レーザーテクといった半導体関連に買いが優勢となり、相場を支えた。昼休みに日銀の金融政策決定会合が「現状維持」で通過する上昇幅を拡大。東証プライムの売買代金は3兆6364億円。東エレ、トレンドが上昇。三菱UFJ、JR東海が下落。日経平均のEPSは2271円と3日連続で過去最高を微妙に更新。
     
    20日(水):
    火曜のNY株式市場で主要3指数は続伸。S&P500は2022年1月に付けた終値での最高値まであと1%弱と迫った。「終値でこの最高値を上回れば、22年10月を底として強気相場となったことを確認」との声。NYダウは9日続伸で終値ベースの最高値を再び更新。ラッセル2000は1.9%高。月初来では11%超上昇。恐怖と欲望指数は76→79。

    日経平均株価は456円高の33675円と続伸。前日の米株式市場で主要株価指数が上昇した流れを受け買いが優勢。日銀が当面金融緩和政策を維持するとの見方も支え。上昇幅は一時600円を超えた。東証プライムの売買代金は4兆1823億円。ファストリテ、信越化が上昇。デンソー、東エレが下落。25日線(33158円)を10日ぶりに上回った。空売り比率は39.9%。
     
    21日(木):
    水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅反落。午後になってからマイナス転換し下落幅を拡大した。「S&P総合500の短期プットオプションが大量に買われたことで売りが加速した」という声もある。S&P500は取引時間中、終値での過去最高値にあと0.5%まで迫る場面もあった。物流大手フェデックスが12.1%急落。一方、アルファベットは1.2%上昇。12月のCB消費者信頼感指数は110.7。11月の101.0から上昇し7月以来5カ月ぶりの高水準。市場予想の104.0も上回った。
     
    日経平均株価は535円安の33140円と3日ぶりに反落。ここ2日間に900円以上上昇していたことから利益確定売り優勢の展開。東証プライムの売買代金は3兆4482億円。レーザーテック、スズキが上昇。テルモ、トヨタが下落。
     
    22日(金):
    木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。前日の下落分の大半を取り戻した。マイクロンテクノロジーが8.6%高。半導体メモリー需要の回復を背景に第2四半期(12─2月)の売上高が市場予想を上回るとの見通しを好感。フィラデルフィア半導体(SOX)指数は2.8%上昇。テスラも堅調。早ければ来年3月にも0.25%の利下げが実施される確率は71.3%。
     
    日経平均株価は64円高の33204円と反発。NY株式相場の上昇を受け買いが先行。上昇幅は一時200円を超えた。もっとも利益確定や戻り待ちの売りも目立ち次第に伸び悩み。東証プライムの売買代金は1兆6902億円。東証プライムの値上がり1329銘柄。値下がり284銘柄。三菱UFJ、東エレが上昇。トヨタ、三井不が下落。
     
    (2) 欧米動向
     
    米国株が20日に急落した原因は当日に期限を迎えるオプション「0(ゼロ)DTE」という指摘。
    一方で同オプションは一因に過ぎないとの見方。
    急落は市場心理の変化ではなくテクニカルな要因が引き金だったと見ている向きは多い。
    相場が下落すると、マーケットメーカーは売りのペースを速め下落に拍車を掛ける可能性がある。
     
    (3)新興国動向
     
    2023年のロシアから中国へのモノの輸出は1100億ドル超と過去最高に達する見通し。
    ウクライナへの「特別軍事作戦」でロシアが中国との関与を深めている様子。
    23年の友好国への輸出額は3600億ドル超。
    21年と比較し、物理的に60%増加。
    中ロの貿易総額は2100億ドルに達する見通し。
     
    【展望】
     
    【12月】(6勝4敗):勝率60%)
     
    上旬は戻り売り。中旬は押し目買い。下旬は戻り売り。
    アノマリーは「上昇高確率と節税ラッシュ」。
    古いアノマリーは「掉尾の一振」。
     
    22日(金)消費者物価、米耐久財受注、個人所得、新築住宅販売、上げの特異日
    25日(月)景気先行指数、クリスマスでNY、ロンドン休場、中国製造業PMI、変化日
    26日(火)失業率、企業向けサービス価格指数、米S&Pケースシラー住宅価格、FHFA住宅価格、
                株高の日、12月最強の日
    27日(水)株高の日L
    28日(木)鉱工業生産(速報)
    29日(金)大納会、米中古住宅販売仮契約、シカゴ購買部協会景気指数、
    31日(火)中国製造業サービス業PMI
     
    【1月】(5勝5敗:勝率50%)
    初旬から売り方針。中旬、一寸戻りあり、それを売るべし。月末安。
     
     1日(月)新NISAスタート、NY休場、天赦日、一粒万倍日
     2日(火)中国財新製造業PMI
     3日(水)米ISM製造業景況感、JOLTS求人件数、水星順行
     4日(木)大発会、IPO銘柄の証券コードにアルファベットが入る、米ADP雇用レポート
     5日(金)マネタリーベース、消費動向調査、米雇用統計、製造業受注、ISM非製造業景況感
     8日(月)成人の日で休場、米消費者信用残高
     9日(火)東京都区部消費者物価、家計調査、米貿易収支、CES(国際家電見本市、ラスベガス→12日)、変化日
    10日(水)毎月勤労調査、株高の日L
    11日(木)都心オフイス空室率、景気動向指数、米消費者物価、
       TOPIX4−6月決算企業浮動株比率見直し発表 H2Aロケット打ち上げ、新月
    12日(金)SQ、景気ウオッチャー調査、東京オートサロン2024(幕張→14日)、米生産者物価
    13日(土)台湾総統選
    14日(日)1月最強の日
    15日(月)マネーストック、東証株価意識経営企業を公表、米キング牧師生誕記念日、
          共和党党員集会がアイオワ州から開始
    16日(火)国内企業物価指数、米NY連銀製造業景況感、独ZEW景況感、
          世界経済年次フオーラム(ダヴォス会議→19日)、株安の日L、変化日
    17日(水)米鉱工業生産、小売売上高、輸出入物価、NAHB住宅価格指数、株高の日L
    18日(木)機械受注、米住宅着工件数、新築住宅販売
    19日(金)消費者物価、第3次産業活動指数、米ミシガン大学消費者信頼感、中古住宅販売、株高の日L
    22日(月)日銀金融政策決定会合(→23日)、変化日
    23日(火)植田日銀総裁会見、日銀展望レポート
    24日(水)貿易統計、S&Pグローバル製造業PMI、株高の日L
    25日(木)首都圏マンション販売、米第4四半期GDP、耐久愛受注、独IFO景況感、ECB理事会、株高の日L
    26日(金)東京都区部消費者物価、企業向けサービス価格指数、米個人所得、大幅安の日、満月(ウルフムーン)、変化日
    27日(土)全惑星順行(→4月2日)
    29日(月)株高の日L
    30日(火)失業率、、米FOMC(→31日)、S&P住宅価格指数、JOLTS求人件数
          TOPIXパッシブ売買インパクト、株安の日L
    31日(水)鉱工業生産、商業動態統計、米ADP雇用レポ─ト
     


    (兜町カタリスト 櫻井英明)

    22日の米株式市場でNYダウ工業株30種平均は小反落し、前日比18ドル38セント(0.04%)安の3万7385ドル97セントで終えた。
     
    この日発表された11月の個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比2.6%上昇と、2021年2月以来2年9カ月ぶりの低水準となった。インフレ鈍化が好感され、ダウは序盤に上昇基調を維持した。市場関係者は「インフレ率が2%台に下がり、インフレ緩和が確認できたことで安心感が広がった」と指摘。連邦準備制度理事会(FRB)による来年早期の利下げ観測が維持された。
     
    ただ、通期業績見通しを引き下げ、コスト削減を打ち出したナイキは11%超安と、相場を大きく押し下げてダウの値を消した。
     
    四半期決算とあわせて通期の業績予想の下方修正を発表したナイキは12%弱下げ、指数を押し下げた。ダウ平均は週前半まで連日で高値更新が続いた後で、利益確定や持ち高調整の売りも出やすかった。
    ダウ平均は週間では80ドル高となり、8週連続で上昇した。19年2月にかけての9週連続以来の記録となる。


    インフレ懸念が和らぐ一方、米経済の底堅さを示す指標が相次いでいる。22日発表の11月の耐久財受注額は前月比5.4%増と、市場予想(2.0%増)以上に伸びた。ミシガン大学が発表した12月の消費者態度指数(確報値)は69.7と、速報値と市場予想(ともに69.4)を上回った。「経済のソフトランディング(軟着陸)観測が高まっていることが相場を支えている」との声が聞かれた。

    米国では25日はクリスマスの祝日で休場となる。22日は連休を取る市場関係者が多かった。薄商いとなるなか、値動きが不安定になりやすいとの指摘もあった。

    個別では、映画・娯楽のウォルト・ディズニーや航空機のボーイングが売られた。スマートフォンのアップルや顧客情報管理のセールスフォースも安い。一方、半導体のインテルや小売りのウォルマートが高い。バイオ製薬のアムジェンや製薬のメルクなどディフェンシブ株も買われた。

    ナスダック総合株価指数は続伸し、前日比29.107ポイント(0.19%)高の1万4992.973で終えた。ネット検索のアルファベットが上昇した。マイクロン・テクノロジーやクアルコムなど一部の半導体関連株が前日に続いて買われた。一方、電気自動車のテスラやネット通販のアマゾン・ドット・コムは下落した。

    S&P500種株価指数は続伸し、前日比7.88ポイント(0.16%)高の4754.63で終えた。週間では0.75%上昇し、17年11月にかけての8週連続以来の長期連騰に並んだ。
     

    【シカゴ日本株先物概況】

     
    22日のシカゴ日経平均先物は小幅に続伸した。2024年3月物は前日比20円高の3万3270円で引けた。同日の東京株式市場で日経平均株価が小反発し、日経平均先物にも買いが入った。
    NYダウは、前日に業績見通しを引き下げた米スポーツ用品大手ナイキが売られ、全体を引っ張った。


    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    33270 ( +210 )
     
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    33325 ( +265 )
     
    ( )は大阪取引所終値比





    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数

    22日のFTSE100種総合株価指数は小幅に反発し、前日比2.78ポイント(0.03%)高の7697.51で終えた。休暇に入っている市場参加者も多く、取引は低調で、同指数も方向感に乏しかった。クリスマスの連休を前に、22日は12時半までの短縮取引だった。

    カナダ銀大手ロイヤル・バンク・オブ・カナダへの事業売却について、カナダ政府の承認を得たと公表した英金融大手HSBCホールディングスの株価上昇が、FTSE100種指数を支えた。エネルギー株も上げた。半面、製薬株には売りが出た。

    FTSEの構成銘柄では、金融大手ロイズ・バンキング・グループ(1.81%高)や投資持ち株会社パーシングスクエア・ホールディングス(1.73%高)、通信大手エアテル・アフリカ(1.41%高)が上昇した一方、小売り大手JDスポーツ・ファッション(5.15%安)、オンライン食品販売大手オカド・グループ(4.25%安)などが下落した。

     


    ■ドイツ・フランクフルト株価指数

    22日のドイツ株価指数(DAX)は3営業日ぶりに反発し、前日比18.76ポイント(0.11%)高の1万6706.18で終えた。午前中は前日終値を下回って推移する場面があったものの、22日の米株式相場が上昇して始まると投資家心理が上向き、DAXも水準を切り上げた。クリスマスの連休前とあって取引は低調で、比較的狭い範囲での推移にとどまった。

    自社株買い計画が欧州中央銀行(ECB)の承認を得たと20日夜に公表していたコメルツ銀行株など、銀行株に買いが入った。

    個別では、自動車大手BMWは1.09%高、コメルツ銀行は0.94%高、分子診断大手キアゲンが0.85%高だった。
    一方、米スポーツ用品大手ナイキが21日に2024年5月期通期の売上高予想を下方修正したのを受け、通販大手ザランドは7.38%安、スポーツ用品大手アディダスは5.29%安だった。
     


    ■フランス・パリ株価指数
     
    フランスCAC40種指数は0.03%安(週間では、0.37%安)だった。
    中国が利用者による課金制限などオンラインゲームに関する規制案を公表したことで、ゲーム関連株が下落し、一部株価を押し下げた。

     

12月23日 毎日コラム
株式投資で重要なこと
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