日経平均は456円高と大幅上昇。ただ、取引時間中には年初来高値を上回ったものの、高値更新には至らなかった。きょうに関しては一時的でも上回ったこと自体がポジティブではあるが、あともう少し上昇すれば良かったところで買いが入らず、後場の安値で終えている。強い動きが見られたのに高値を更新できずにもたつくと、天井感が台頭する。今週中には年初来高値を更新しておきたい。
仮に上が期待できなくなったとしても、下値は堅いとみる。直近で上回った25日線(3万3197円、20日時点)が年内のサポートとして期待できるだろう。
本日、米国では半導体大手のマイクロン・テクノロジーが決算を発表する。引け後予定のため米国よりも先に東京株式市場が結果を消化することになり、半導体株を大きく刺激する可能性がある。きょうは日本株が大きく上昇する中でも半導体株の値動きはおとなしかった。休養を入れたことで、あすは上昇のけん引役となってくれることに期待したい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(20日現在)
35273.63 ボリンジャー:+3σ(13週)
34754.06 ボリンジャー:+3σ(26週)
34324.31 ボリンジャー:+2σ(13週)
34257.32 ボリンジャー:+3σ(25日)
33984.25 ボリンジャー:+2σ(26週)
33904.03 ボリンジャー:+2σ(25日)
33675.94 ★日経平均株価20日終値
33550.75 ボリンジャー:+1σ(25日)
33375.00 ボリンジャー:+1σ(13週)
33214.44 ボリンジャー:+1σ(26週)
33197.47 25日移動平均線
33039.58 6日移動平均線
33029.42 均衡表基準線(日足)
33014.72 均衡表転換線(日足)
32844.18 ボリンジャー:-1σ(25日)
32490.90 ボリンジャー:-2σ(25日)
32461.93 75日移動平均線
32444.64 26週移動平均線
32425.69 13週移動平均線
32307.86 新値三本足陰転値
32195.88 均衡表転換線(週足)
32170.57 均衡表基準線(週足)
ローソク足は下ヒゲのない「陽の寄り付き坊主」を描き、これまで上値抵抗帯を形成してきた25日移動平均線を上放れた。パラボリックが買いサインを点灯したこともあり、短期的な上昇局面入りが推察される。昨日460.41円高に続き本日456.55円高と連騰したが、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は99.72%(昨日97.93%)と中立圏中央の100%付近にあるほか、25日線とのプラス乖離率は1.44%と小さいため、短期間での急伸による反動安圧力は限定的とみられる。
【大引け概況】
20日の日経平均株価は続伸し、終値は前日比456円55銭(1.37%)高の3万3675円94銭だった。
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取引時間中に一時は7月3日の年初来高値(3万3753円)を上回った。もっとも、午後に入ると、高値警戒感から売りが出て伸び悩んだ。
きょうの東京株式市場は先物主導で買い戻しが加速、前日に続いて空売り筋のショートカバーによる踏み上げ相場の様相を呈した。
前日の欧米株市場が総じて高く、米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに9連騰となり、ダウは最高値更新基調が続いていることで、これを引き継ぐ格好となった。日銀の金融政策決定会合でマイナス金利解除が見送られたことで買い安心感が広がっている。また、外国為替市場で1ドル=143円台後半の推移と円安水準で推移したことも半導体セクターなどの株価押し上げ要因となった。日経平均は一時7月3日につけた年初来高値を上回る場面もあった。
前日のNYダウ工業株30種平均が過去最高値を更新するなど、主要株価指数は上昇した。米連邦準備理事会(FRB)による2024年の早期利下げ観測が支えで、米株高をきっかけに東京市場では買いが優勢となった。
日銀は前日まで開いた金融政策決定会合で現状の緩和政策の維持を決めた。会合後に植田和男総裁が早期の政策修正に踏み込んだ発言をしなかったことも支援材料となった。売り方の損失覚悟の買い戻しを巻き込み、日経平均の上げ幅は一時600円を超えた。
ただ、午後に入ると伸び悩んだ。年初来高値圏で推移しているとあって利益確定や戻り待ちの売りが出たほか、主力ハイテクの一角がさえなかったことも上値を抑えた。
日銀リスクが後退した日本株は、今後、史上最高値更新を続けるダウ工業株30種平均など米国市場の主要株価指数と比べ、出遅れ感が強いだけに、次なる節目に向けた修正局面に突入する可能性が高いとの声が聞かれ始めるなど、先高期待感が徐々に強まってきている。ただ、海外勢はクリスマス休暇入りし始めており、今後は市場参加者が減少傾向にある中で、短期筋の仕掛け的な動きに相場が大きく振れる可能性がありそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は続伸し、終値は15.57ポイント(0.67%)高の2349.38だった。JPXプライム150指数は続伸し、9.44ポイント(0.90%)高の1054.71で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆1823億円、売買高は16億4478万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は956と全体の6割弱を占めた。値下がりは630、横ばいは74だった。
業種別株価指数(33業種)は海運業、機械、化学などが上昇した。下落は電気・ガス業、石油・石炭製品など。
個別では、レーザーテックが高く、川崎汽船、トヨタ、三菱UFJが値を飛ばした。ファーストリテイリングも大きく買われた。信越化学工業が高く、野村マイクロ・サイエンスが物色人気、三菱重工業も買いを集めた。ダイキン工業も水準を切り上げた。クラボウが急騰、イーレックスも大幅高。TOPPANホールディングス、ユニオンツール、セルソースなどの上げも目立った。
半面、東京エレクトロン、ソフトバンクグループ(SBG)が冴えず、東京電力ホールディングスも売りに押された。富士通が軟調、楽天銀行は大幅安に売られた。ISID、パルグループホールディングスなどの下げも目立つ。関西電力が大きく値を下げたほか、ダブル・スコープ、デンソーや東エレクは下げた。
東証スタンダード市場は相場全体の好地合いを背景に買いが優勢となった。
日銀が大規模金融緩和政策を継続し、植田和男総裁が政策変更に慎重な姿勢を示したため、株を買い戻す動きが優勢だった。スタンダードTOP20はしっかり。出来高4億7462万株。
値上がり銘柄数751、値下がり銘柄数700と、値上がりが優勢だった。
きょうスタンダード市場に新規上場したロココは公開価格(1128円)を28円(2.48%)下回る1100円で初値を付け、終値は初値比157円(14.27%)高の1257円だった。
個別では、ホリイフードサービス、テノ.ホールディングスがストップ高。夢みつけ隊、環境管理センター、協立電機は一時ストップ高と値を飛ばした。JESCOホールディングス、日本ドライケミカル、弘電社、ヒューマンホールディングス、ヒビノなど38銘柄は年初来高値を更新。名村造船所、内海造船、テンダ、光陽社、ニッチツが買われた。
一方、ピクセラがストップ安。秋川牧園、田中建設工業、クシム、魚喜、三洋堂ホールディングスなど31銘柄は年初来安値を更新。メタルアート、ショーケース、アウンコンサルティング、クオンタムソリューションズ、南海化学が売られた。
東証グロース市場は日経平均株価が年初来高値を一時上回るなか、大型の主力株に資金が向かいやすく、新興株を物色する動きは限られた。日銀の金融政策決定会合と植田和男総裁の記者会見を通過し、「目先の不透明要因がなくなって、買いが入りやすくなった」とみられる。ただ、買い一巡後は利益確定の動きが出てグロース250は伸び悩み、大引け時点では値下がり銘柄数が値上がり数を上回った。グロース市場全体の売買代金はこの日も膨らまず、カバーに商いが集中するなど、新興企業市場の停滞状態に大きな変化はない。
グロースCoreは堅調。東証グロース市場250指数は続伸、終値は前日比1.57ポイント(0.23%)高の688.17だった。
グロース市場ではマクビープラやサンバイオ、バードマンが上昇した。一方、QPS研究所やウェルスナビ、フリーは下落した。
グロース市場に上場したナイルは公開価格(1680円)を140円(8.33%)下回る1540円で初値を付け、終値は初値比280円(18.18%)安の1260円だった。
19日にグロース市場に上場したエスネットは上場2日目の20日に公開価格(730円)の2.7倍にあたる1956円で初値を付け、終値は制限値幅の上限(ストップ高水準)となる初値比400円(20.44%)高の2356円だった。
値上がり銘柄数246、値下がり銘柄数283と、値下がりが優勢だった。
個別では、エスネットワークス、Birdman、ジェイック、CaSy、売れるネット広告社がストップ高。かっこ、雨風太陽は一時ストップ高と値を飛ばした。ロジザード、テクノロジーズ、インテグラルなど5銘柄は年初来高値を更新。笑美面、リビングプラットフォーム、Kaizen Platform、アクリート、NexToneが買われた。
一方、アミタホールディングス、ソフトフロントホールディングス、アマナ、アマガサ、ジェネレーションパスなど28銘柄が年初来安値を更新。ノイルイミューン・バイオテック、THECOO、バリューゴルフ、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、インフォネットが売られた。
20日午前の日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比580円02銭(1.75%)高の3万3799円41銭だった。
きょう前場はリスクオンの流れが加速した。空売り買い戻しの動きを誘発し、先物主導で日経平均は大幅高となり、7月3日につけた年初来高値3万3753円を前引け時点では上回っている。前日の米国株市場でNYダウの最高値更新が続いたほか、外国為替市場で円安方向に振れていることも追い風となった。前日の日銀金融政策決定会合の結果と植田日銀総裁の記者会見を受けて、マイナス金利解除への思惑が後退した。
売り方の損失覚悟の買い戻しを巻き込み、上げ幅は一時600円を超えた。
前日の米株式市場でNYダウ工業株30種平均が過去最高値を更新するなど主要株価指数は上昇した。2024年の早期利下げ観測が支えで、米株高をきっかけに東京株式市場でも日本株への見直し買いが優勢になった。
日銀は前日まで開いた金融政策決定会合で金融緩和の維持を決めた。植田和男総裁が会合後の記者会見で早期の政策修正に踏み込んだ発言をしなかったことは投資家心理の改善につながった。午前の中ごろから日経平均は上げ幅を拡大した。
為替市場では、ドル・円は144円台を挟んでのもみ合いとなっている。後場の東京市場は、指数インパクトが大きい東エレクが上昇に転じ、ドル・円が円安に進めば、日経平均の年初来高値更新の可能性は十分あろう。米国株指数が史上最高値を更新していることを考慮すると、今後、日本株の出遅れ感が意識されると想定。来週の配当・優待の権利取りを意識した取引も期待できることから、幅広い銘柄が買われる地合いとなりそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は続伸。前引けは25.24ポイント(1.08%)高の2359.05だった。JPXプライム150指数は続伸した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆964億円、売買高は7億8657万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1184と全体の7割を占めた。値下がりは425、横ばいは51だった。
業種別株価指数(33業種)では機械、化学、証券・商品先物取引業の上昇が目立った。下落は電気・ガス業、倉庫・運輸関連業の2業種だった。
個別では、川崎汽船が値を飛ばし、ファーストリテイリングも大きく買われた。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも朝安後に切り返した。信越化学工業も高い。三菱重工業も買いを集めた。クラボウ、ユニオンツール、TOPPANホールディングスが大幅高だった。
半面、東京電力ホールディングスが冴えず、ロームも売りに押された。関西電力は大きく値を下げた。パルグループホールディングス、楽天銀行が大幅安となった。デンソーや富士通はさえない。
東証スタンダード市場は日銀が大規模緩和政策を継続し、植田和男総裁が記者会見で政策変更に慎重な姿勢を示したことから、買い戻しが優勢となった。スタンダードTOP20は堅調。出来高2億7634万株。値上がり銘柄数878、値下がり銘柄数534と、値上がりが優勢だった。
きょうスタンダード市場に新規上場したロココは公開価格(1128円)を28円(2.48%)下回る1100円で初値を付け、前引けは初値比70円高の1170円だった。
個別ではホリイフードサービス、テノ.ホールディングスがストップ高。夢みつけ隊、環境管理センターは一時ストップ高と値を飛ばした。JESCOホールディングス、日本ドライケミカル、弘電社、ヒューマンホールディングス、ヒビノなど32銘柄は年初来高値を更新。協立電機、名村造船所、アルファ、大和自動車交通、壽屋が買われた。
一方、ピクセラがストップ安。田中建設工業、クシム、三洋堂ホールディングス、日本製麻、東海染工など22銘柄は年初来安値を更新。メタルアート、ショーケース、麻生フオームクリート、ヤマックス、南海化学が売られた。
東証グロース市場は、前日の米株式相場の上昇や日銀の金融緩和維持を背景に買いが優勢となっている。20日の日経平均株価が年初来高値を一時上回ったのも投資家心理を上向かせ、国内の新興株にも資金が向かった。グロースCoreは上伸。東証グロース市場250指数も続伸した。前引けは前日比6.75ポイント(0.98%)高の693.35だった。
グロース市場ではカバーやマクビープラ、ジーエヌアイが上昇した。一方、QPS研究所やRJは下落した。
値上がり銘柄数308、値下がり銘柄数215と、値上がりが優勢だった。
グロース市場に上場したナイルは公開価格(1680円)を140円(8.33%)下回る1540円で初値を付け、前引けは初値比262円安の1278円だった。
19日にグロース市場に上場したエスネットは上場2日目の20日に公開価格(730円)の2.7倍にあたる1956円で初値を付け、前引けは初値比57円安の1899円だった。
個別では、ジェイック、CaSy、売れるネット広告社がストップ高。かっこ、雨風太陽は一時ストップ高と値を飛ばした。ロジザード、テクノロジーズ、インテグラルなど5銘柄は年初来高値を更新。Birdman、リビングプラットフォーム、ROBOT PAYMENT、Kaizen Platform、NexToneが買われた。
一方、アミタホールディングス、ソフトフロントホールディングス、アマナ、アマガサ、ユナイテッド&コレクティブなど20銘柄が年初来安値を更新。ノイルイミューン・バイオテック、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、インフォネット、フーディソン、アウトルックコンサルティングが売られた
【寄り付き概況】
20日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比247円93銭高の3万3467円32銭。
前日の欧州株市場では主要国の株価指数が総じて堅調だったほか、米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに9連騰を記録、ダウは最高値を連日で更新している。米国ではFRBによる来年の早期利下げに対する期待感が全体相場を押し上げており、東京市場でもこれに追随する動きとなっている。
また、前日の日銀金融政策決定会合でマイナス金利解除が見送られたことで買い安心感が浮上し、足もと外国為替市場ではドル高・円安方向に振れていることも輸出セクターなど中心にポジティブ材料となっている。
東証株価指数(TOPIX)は続伸。
個別では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が買われている。トヨタも高い。
一方、半導体関連のアドテストや東エレクはさえない。デンソーも下げている。
「いちいち反応しない」
「NYダウは9日続伸」
火曜のNY株式市場で主要3指数は続伸。
S&P500は2022年1月に付けた終値での最高値まであと1%弱と迫った。
「終値でこの最高値を上回れば、22年10月を底として強気相場となったことを確認」との声。
NYダウは9日続伸で終値ベースの最高値を再び更新。
ラッセル2000は1.9%高。
月初来では11%超上昇。
11月の一戸建て住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比18.0%増の114万3000戸。
2022年4月以来1年半超ぶりの高水準となった。
背景は住宅ローン金利の低下。
潜在的住宅購入者が戻りつつあるため今後一段と増加する可能性があるという。
11月の一戸建て住宅着工件数は前年同月比で42.2%増となった。
地域別では、北東部、中西部、人口の密集する南部で急増。西部は減少。
11月の一戸建て住宅の建設許可件数は0.7%増の97万6000戸。
22年5月以来1年半ぶりの高水準。
30年固定住宅ローン金利の先週の平均は6.95%。
8月以来の低水準を付けた。
集合住宅の着工戸数は8.9%増の40万4000戸。
一戸建てと集合住宅を合わせた全体の着工件数は14.8%増の156万戸。
市場予想は136万戸だった。
国債利回りは小幅に低下。
財務省が19日に発表した対米証券投資によると、日本は10月に米国債の保有額を1兆0980億ドルに増やした、
引き続き最大の保有国となった。
9月は1兆0860億ドルだった。
10年国債利回りは3.931%。
5年国債利回りは3.937%。
2年国債利回りは4.441%。
ドル円は143円台後半。
WTI原油先物1月物は前日比0.97ドル(1.34%)高の1バレル=73.44ドル。
ビッドコインはほぼ横ばいの4万1612ドル。
SKEW指数は162.51→153.26→139.36→133.18。
(12月14日が162.51)。
恐怖と欲望指数は76→79。
8月7日以来の高水準。
(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。
火曜のNYダウは251ドル(0.68%)高の37557ドルと9日続伸。
高値37562ドル、安値37311ドル。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは176.95%(前日168.35%)。
NASDAQは98ポイント(0.66%)高の15003ポイントと9日続伸。
高値15003ポイント、安値14921ポイント。
サイコロは10勝2敗。
騰落レシオは124.86%(前日119.85%)。
S&P500は27ポイント(0.59%)高の4768ポイントと続伸。
高値4768ポイント、安値4743ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは162.27%(前日151.44%)。
ダウ輸送株指数は141ポイント(0.89%)高の16104ポイントと反発。
SOX指数は21ポイント(0.53%)高の4125ポイントと反発。
VIX指数は12.53(前日12.28)。
NYSE売買高は10.51億株(前日39.10億株)。
3市場の合算売買高は116.1億株(前日は117.5億株、過去20日平均は119.7億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比200円高の33330円。
ドル建ては大証日中比265円高の33395円。
ドル円は143.82円。
10年国債利回りは3.931%。
2年国債利回りは4.441%。
「25日線(33158円)を10日ぶりに上回った」
火曜の日経平均は寄り付き16円高。
終値は460円(△1.41%)高の33219円と高値引けで反発。
メジャーSQ値32639円に対しては終値で7勝1敗。
高値33219円。
安値32654円。
8日は32814円→32604円にマド。
11日は32604円→32650円にマド。
日足は2日ぶりに陽線。
TOPIXは16.95ポイント(△0.73%)高の2333ポイントと反発。
9月高値は2430ポイント。
TOPIXコア30指数は反発。
プライム市場指数は8.73ポイント(△0.73%)高の1200.80と反発。
東証スタンダード指数は続伸。
東証グロース250指数は13.72ポイント(△2.04%)高の686.60と反発。
25日移動平均線からの乖離は▲1.03%(前日▲2.96%)。
プライム市場の売買代金は3兆6365億円(前日3兆6258億円)。
値上がり1211銘柄(前日437銘柄)。
値下がり401柄(前日1179銘柄)。
新高値32銘柄(前日20銘柄)。
新安値17銘柄(前日51銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは97.94(前日92.27)。
東証グロース市場の騰落レシオは78.49(前日74.44)。
NTレシオは14.23倍(前日14.14倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは5勝7敗で41.66%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(33158円)からは△0.18%(前日▲1.13%)。
10日ぶりに上回った。
上向きの75日線は32447円。
4日連続で上回った。
上向きの200日線(31304円)からは△6.12%(前日△4.74%)。
182日連続で上回った
下向きの5日線は32912円。
2日ぶりに上回った。
13週線は32390円。
26週線は32427円。
いずれも上回って推移。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.092%(前日▲14.718%)。
買い方▲8.416%(前日▲9.301%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.291%(前日▲4.762%)。
買い方▲24.171%(前日▲25.71%)。
空売り比率は41.5%(前日42.1%、2日連続で40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.8%(前日8.8%)。
8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
12月15日時点の信用売り残は951億円増の9181億円。
3週ぶりに増加。
同信用買い残は1891億円減の3兆9748億円。
4週ぶりに減少。
信用倍率は4.13倍(前週4.84倍)。
5週連続で4倍台。
日経VIは17.08(前日18.51)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは14.53倍(前日14.42倍)。
32日連続で14倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では15.88倍。
EPSは2286円(前日2271円、直近ボトムは9月28日2056円)。
4日連続で過去最高を微妙に更新。
加重平均ではPER19.62倍(前日19.62倍、EPS1670円)。
225のPBRは1.29倍(前日1.28倍)。
BPSは25751円(前日25592円)。
日経平均の予想益回りは6.88%。
予想配当り利回りは2.00%。
10年国債利回りは0.635%(前日0.655%)。
プライム市場の予想PERは14.86倍。
前期基準では16.32倍。
PBRは1.26倍。
プライム市場の予想益回りは6.72%。
配当利回り加重平均は2.29%。
プライム市場の単純平均は29円高の2822円(前日は2793円)。
プライム市場の売買単価は2439円(前日2304円)。
プライム市場の時価総額は833兆円(前日827兆円)。
ドル建て日経平均は231.51(前日230.23)と反発。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比200円高の33330円。
高値33615円、安値32570円。
大証先物夜間取引終値は大証日中比30円高の32730円。
気学では「変化起こす注意日」。
木曜は「人気に逆行して動く日。逆張り方針良し」。
金曜は「買い場を探せ」。
ボリンジャーのプラス1σが33510円。
プラス2σが33863円。
マイナス1σが32805円。
週足のボリンジャーのプラス1σが33300円。
プラス2σが34210円。
マイナス1σが31480円。
メジャーSQ値は32639円。
《今日のポイント12月20日》
(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は続伸。
10年国債利回りは3.931%。
5年国債利回りは3.937%。
2年国債利回りは4.441%。
ドル円は143円台後半。
WTI原油先物1月物は前日比0.97ドル(1.34%)高の1バレル=73.44ドル。
ビッドコインはほぼ横ばいの4万1612ドル。
SKEW指数は162.51→153.26→139.36→133.18。
(12月14日が162.51)。
恐怖と欲望指数は76→79。
8月7日以来の高水準。
(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。
(2)ダウ輸送株指数は141ポイント(0.89%)高の16104ポイントと反発。
SOX指数は21ポイント(0.53%)高の4125ポイントと反発。
VIX指数は12.53(前日12.28)。
NYSE売買高は10.51億株(前日39.10億株)。
3市場の合算売買高は116.1億株(前日は117.5億株、過去20日平均は119.7億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比200円高の33330円。
(3)プライム市場の売買代金は3兆6365億円(前日3兆6258億円)。
値上がり1211銘柄(前日437銘柄)。
値下がり401柄(前日1179銘柄)。
新高値32銘柄(前日20銘柄)。
新安値17銘柄(前日51銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは97.94(前日92.27)。
東証グロース市場の騰落レシオは78.49(前日74.44)。
NTレシオは14.23倍(前日14.14倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
(4)上向きの25日線(33158円)からは△0.18%(前日▲1.13%)。
10日ぶりに上回った。
上向きの75日線は32447円。
4日連続で上回った。
上向きの200日線(31304円)からは△6.12%(前日△4.74%)。
182日連続で上回った
下向きの5日線は32912円。
2日ぶりに上回った。
13週線は32390円。
26週線は32427円。
いずれも上回って推移。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.092%(前日▲14.718%)。
買い方▲8.416%(前日▲9.301%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.291%(前日▲4.762%)。
買い方▲24.171%(前日▲25.71%)。
(6)空売り比率は41.5%(前日42.1%、2日連続で40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.8%(前日8.8%)。
8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
12月15日時点の信用売り残は951億円増の9181億円。
3週ぶりに増加。
同信用買い残は1891億円減の3兆9748億円。
4週ぶりに減少。
信用倍率は4.13倍(前週4.84倍)。
5週連続で4倍台。
日経VIは17.08(前日18.51)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは14.53倍(前日14.42倍)。
32日連続で14倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では15.88倍。
EPSは2286円(前日2271円、直近ボトムは9月28日2056円)。
4日連続で過去最高を微妙に更新。
加重平均ではPER19.62倍(前日19.62倍、EPS1670円)。
225のPBRは1.29倍(前日1.28倍)。
BPSは25751円(前日25592円)。
日経平均の予想益回りは6.88%。
予想配当り利回りは2.00%。
10年国債利回りは0.635%(前日0.655%)。
(8)プライム市場の単純平均は29円高の2822円(前日は2793円)。
プライム市場の時価総額は833兆円(前日827兆円)。
ドル建て日経平均は231.51(前日230.23)と反発。
(9)ボリンジャーのプラス1σが33510円。
プラス2σが33863円。
マイナス1σが32805円。
週足のボリンジャーのプラス1σが33300円。
プラス2σが34210円。
マイナス1σが31480円。
メジャーSQ値は32639円。
11月20日ザラバ高値は33853円
7月3日終値は33753円。
今年の曜日別勝敗(12月19日まで)
↓
月曜27勝19敗
火曜35勝15敗
水曜26勝22敗
木曜24勝23敗
金曜26勝22敗
バンク・オブ・アメリカ(BofA)のファンドマネジャー調査。
調査はファンドマネジャー219人(運用資産総額6110億ドル)を対象に実施。
投資家は2022年1月以降、キャッシュに対して株式を最もオーバーウエートにしている。
依然としてキャッシュをオーバーウエートにしているが、オーバーウエートの度合いは21年4月以降で最低。
株式のオーバーウエートは22年2月以降で最大だった。
ファンドマネジャーの楽観度は22年1月以降で最も高く、特に国債に対する楽観度が高かった。
ファンドマネジャーは債券を09年以降で最もオーバーウエートにしている。
回答者の45%が来年最もパフォーマンスが良い資産クラスになると答えた。
世界経済が直面するリスクについては、景気後退やハードランディングが最大の懸念要因に挙がった。
次に多かった懸念要因は高インフレで中央銀行がタカ派姿勢を維持するリスク、地政学の悪化だった。
円が過小評価されていると回答したファンドマネジャーは全体の73%で過去最高。
北陸のセミプロ投資家さんの言葉。
「いちいち反応しない」。
これって名言だと思う。
ヴィトゲンシュタインが「論理哲学論考」で言った言葉。
「人は語り得ぬものについては沈黙を保たねばならぬ」。
これも長年市場とつきあってきてようやく腑に落ちてきた。
「言葉を尽くして語り、何かを得ようとしている。それは無意味である」。
これも深い。
◇━━━ カタリスト━━━◇
大成温調(1904)・・・動兆
空調、給水など設備工事中堅。
中国、米国ハワイ、ベトナム、シンガポールなど海外に展開
国内は上期受注残450億円(21%増)。
受注は上期265億円(8%増)、
下期も病院など増加。
DOE3%基準に増配。
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■トヨタ<7203>
傘下ダイハツ、生産停止拡大 品質不正、6車種から増加
■日銀、緩和出口「なお見極め」 総裁会見 マイナス金利解除時期示さず
■三井住友トラスト<8309>
三井住友信託銀、出資やM&Aに5000億円の投資枠
■日本郵船<9101>
など 紅海の航行、日系コンテナ船大手のONEも停止
■ENEOSHD<5020>
社長解任 2代連続で不適切行為
■NTT<9432>と東京電力HD<9501>
再エネ型データセンター新会社で開発
■AGC<5201>
米子会社に不正アクセス
■アサヒGHD<2502>
アサヒビール、国産ウイスキー値上げへ
■ローソン<2651>
トラック運転手、異業種と共同配送 収入減問題に対応
■関西電力<9503>
和歌山火力中止 特損1230億円 原発建て替えの検討急ぐ
■世界半導体販売、今年9.4%減 来年は増加見込み SIA調査
■ソニーG<6758>
ゲーム開発ファイル流出 ハッカー集団が犯行声明
■旭化成<3407>
米にセパレーター新工場 数千億円投じ一貫体制構築
■丸紅<8002>
フィリピン住宅大手と協業 マニラ首都圏で大型分譲開発
■中外製薬<4519>
バイオ原薬の生産能力3倍 203億円投じ製造棟改修
20日の東京株式市場は、続伸後も堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万3100円−3万3500円を想定。(19日終値3万3219円39銭)
米国株は上昇。ダウ平均は251ドル高の37557ドルで取引を終えた。早期の利下げ期待が高まる中、上昇スタートから場中は落ち着いた動きが続き、終盤にかけて一段高となった。
日経平均株価は、きのう19日に反発した動きや、現地19日の欧米株式が上昇した流れを受け、買い先行スタートとなりそう。日本株は、日銀によるゼロ金利政策解除に伴う円高を警戒して上値が重い展開となっていた。
ただ、きのうの日銀金融政策決定会合で、政策の現状維持が明らかとなったことで、円高に対する過度な警戒感は後退するとみられ、株価の支えとなることが見込まれる。
25日線(3万3158円、19日時点)を明確に上回ることになる。足元で抵抗となっていた水準が支持線に変わりそうで、テクニカルの好転も日本株の上昇を後押しすると予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=143円台の後半(19日は144円16−18銭)と円高方向に傾く一方、ユーロ・円が1ユーロ=157円台の後半(同157円54−58銭)と小動き。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比200円高の3万3330円だった。
【好材料銘柄】
■夢みつけ隊 <2673>
今期営業を一転黒字に上方修正。
■クラボウ <3106>
発行済み株式数(自社株を除く)の8.99%にあたる170万株(金額で40億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は12月20日から24年12月19日まで。また、12月27日付で100万株の自社株を消却する。
■アルファ <4760>
今期最終を2倍上方修正。
■DMG森精機 <6141>
今期最終を1%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額。
【主な経済指標・スケジュール】
20(水)
【国内】
11月貿易収支(8:50)
東芝が上場廃止
111月首都圏マンション販売(13:00)
11月訪日外客数(16:15)
《決算発表》
サツドラHD、コーセル
【海外】
米7-9月期四半期経常収支(22:30)
米11月中古住宅販売件数(12/21 0:00)
米20年国債入札
《米決算発表》
マイクロン・テクノロジー
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
19日のNYダウ工業株30種平均は9日続伸。前日比251ドル90セント(0.67%)高の3万7557ドル92セントと、連日で過去最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)が2024年の早期に利下げに転じ、景気に配慮しながら政策判断をするとの見方が引き続き相場の支えとなった。
先週の連邦公開市場委員会(FOMC)の結果やパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見を受け、利下げや米景気見通しを巡る楽観論が台頭。この日も強地合いを引き継ぎ、最高値圏で利益確定売りが出やすいものの、材料難の中をダウは終日堅調な値動きが続いた。
9営業日での上げ幅は1500ドルを超え、ナスダックも同じく9営業日続伸して取引を終了。終値で1万5000の大台を回復し、年初来高値を塗り替えた。
CMEグループのフェドウオッチによると、来年3月のFOMCにおける少なくとも0.25%の利下げ確率は約75%。今週末には個人消費支出(PCE)物価指数の発表を控えているものの、一時期に比べ物価統計への注目度は下がっており「買われやすい展開が持続しやすいのでは」との声も出ている。
個別では、ドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスや建機のキャタピラー、半導体のインテルが買われた。
【債券】
長期金利の指標である表面利率4.500%の10年物国債利回りは3.93%で終えた。FRB高官の発言で米利下げ観測が強まった。ただ、足元で利回りが急低下しており、相場の上値は重かった。
【為替】
ニューヨーク外国為替市場で円相場は1ドル=143円台後半で推移した。日銀が19日まで開いた金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の維持を決めたことを受け、円売り・ドル買いの動きが優勢だった。
【シカゴ日本株先物概況】
19日のシカゴ日経平均先物は上昇した。2024年3月物は前日比610円高の3万3330円で終えた。
この日は日銀が大規模な金融緩和策を維持したことで日経平均株価が大きく上昇。
米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測で米株式相場も上げ、シカゴ市場の日経平均先物には買いが優勢だった。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
33330 ( +200 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
33395 ( +265 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7638.03(+23.55)
19日のFTSE100種総合株価指数は続伸した。前日に比べ23.55ポイント(0.30%)高の7638.03で終えた。金やプラチナといった貴金属や銅など商品先物相場の上昇を背景に、英アングロ・アメリカンなど資源株が買われた。ブックメーカー(賭け屋)のフラッター・エンターテインメントやスポーツ賭博サイトの運営などを手掛ける英エンテインといった消費者サービス関連の銘柄にも買いが入った。
約2カ月ぶりの高値圏ということもあって利益確定の売りも出やすく、指数の上値は重かった。
FTSEの構成銘柄では、オンライン食品販売大手オカド・グループが5.33%高と急伸したほか、産金大手フレスニロと鉱業大手アングロ・アメリカンもそれぞれ3.93%高、3.85%高となった。
一方、高級衣料のバーバリーは2.05%安、保険大手ビーズリーは1.31%安、同業セント・ジェームズ・プレイスは1.03%安だった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 16744.41(+93.86)
19日のドイツ株価指数(DAX)は6営業日ぶりに反発し、前日比93.86ポイント(0.56%)高の1万6744.41で終えた。インフレ鈍化などを背景に、欧州中央銀行(ECB)が来年に利下げ方針に転じるとの見方が投資家心理を支えた。医療機器のザルトリウスなどヘルスケア・医薬品関連の銘柄が買われた。不動産株が上げたほか、ドイツ銀行など金融株も上昇した。
個別では、医療機器のザルトリウスが3.99%高、通販大手ザランドが3.35%高、総合電機大手シーメンスが2.80%高と買われた半面、高級車メーカーのポルシェは1.29%安、自動車大手フォルクスワーゲンは0.56%安、商用車大手ダイムラー・トラックは0.53%安で取引を終えた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 7574.67(+5.81)
フランスCAC40種指数は0.08%高だった。
欧州中央銀行(ECB)高官のハト派的な発言やユーロ圏のインフレ低下を示す経済指標などを好感した買いが入った。
12月20日 毎日コラム
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【注意】血管年齢が実年齢より高いリスク |
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