【市況一覧】
日経平均株価
38,981.75 +70.56 10/18
TOPIX
2,688.98 +1.15 10/18
マザーズ
623.37 -4.33 10/18
NYダウ平均
43,239.05 +161.35 10/18
ナスダック総合
18,373.61 +6.53 10/18


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    【大引け概況】


    15日の日経平均株価は反発し、終値は前日比284円30銭(0.87%)高の3万2970円55銭だった。

     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:16 容量:12.35M

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    前日の米株式市場でNYダウが連日で過去最高値を更新し、投資家心理を上向かせた。米11月の小売売上高が予想外に増加したことにより米国景気に対する前向きな見方も広がった。FOMC後の急速なドル安・円高の流れがいったん落ち着いたことも相まって、東京株式市場では輸出関連株や景気敏感株を中心に売り方による買い戻しの動きが強まった。
    更に、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅に上昇し、過去最高値を更新したことで、半導体株の一角が堅調に推移した。日経平均は前場に3万3100円台前半まで買われる場面があった。
     
     一方、朝方のドル円相場の戻りは鈍く、再び1ドル=142円を下回る水準までドル安・円高が進むと、日経平均は伸び悩んだ。来週に日銀金融政策決定会合を控えるなか、政策修正の思惑もあって一段の円高シナリオへの警戒感は根強く、日経平均の終値は3万3000円台の回復には至らなかった。
     
     来年の米利下げ観測が支えで、米長期金利の低下でグロース(成長)株が買われた。前日の米株高をきっかけに前日に下げていた日本株に見直し買いが向かった。
     
    ただ、週末を控えた手じまい売りも出やすかった。


     
    業種別株価指数(33業種)では海運業、鉄鋼、鉱業の上昇が目立った。下落は水産・農林業、保険業、銀行業など。
     
    個別株では半導体関連の信越化学工業やアドバンテスト、東京エレクトロンが買われ、安川電機やイビデン、郵船、川崎汽船が大幅高。ソニーグループや神戸製鋼所や住友金属鉱山が高く、トヨタ自動車がしっかり。ビジョナルが急騰し、野村マイクロ・サイエンスやSREホールディングスが高く、巴工業がストップ高となった。
     
     半面、三菱UFJ、三井住友フィナンシャルグループやしずおかフィナンシャルグループが安く、日清製粉グループ本社や山崎製パン、大塚ホールディングスが軟調。KDDI、アステラス、スギホールディングス、資生堂、JR東海、サイゼリヤが売られたほか、クミアイ化学工業とANYCOLORが大幅安となった。

     






     


    東証スタンダード市場は、米国のダウ工業株30種平均が過去最高値を更新して投資家心理が改善した。
    値頃感のある銘柄を買う動きが優勢となった。
    スタンダードTOP20は小じっかり。出来高3億8292万株。   値上がり銘柄数850、値下がり銘柄数582と、値上がりが優勢だった。 

    きょうスタンダード市場に上場した魁力屋は公開価格(1400円)を422円(30.14%)上回る1822円で初値を付け、終値は初値比142円安の1680円だった。

    個別では、中央ビルト工業がストップ高。ホリイフードサービスは一時ストップ高と値を飛ばした。成学社、滝沢ハム、fonfun、まんだらけ、ダイドーリミテッドなど18銘柄は年初来高値を更新。ANAP、Japan Eyewear Holdings、ケイブ、コックス、ヤマックスが買われた。 

    一方、麻生フオームクリート、アウンコンサルティングがストップ安。ピクセラは一時ストップ安と急落した。田中建設工業、ETSホールディングス、CAICA DIGITAL、クシム、イメージ ワンなど57銘柄は年初来安値を更新。のむら産業、ホーブ、フォーバル・リアルストレート、グローバルスタイル、ギグワークスが売られた。 

    本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数(旧東証マザーズ指数)はそろって大幅に反発。値上がり銘柄数は360、値下がり銘柄数は165、変わらずは29。

    前日14日の米株式市場でダウ平均は6日続伸。   利益確定売りが出やすかった一方、小売売上高が予想外のプラスとなり景気見通しが改善したことに加え、10年債利回りが4%を下回るなど金利が低下したことなどが株価の支えとなった。  

    ナスダック総合指数は0.19%高だった。今日のグロース市場は堅調な展開となった。グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は3.44%高となった。

    昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、グロース市場は買いが先行した。米長期金利が低下傾向にあり、今日も落ち着いた推移だったことから投資家心理が好転した。また、グロース市場はこのところ軟調な展開となっていたことから、押し目買いも入りやすかった。  

    グロース市場に上場したS&Jは公開価格(1320円)を31円(2.34%)下回る1289円で初値を付け、終値は初値比97円安の1192円だった。  


    個別では、かっこ、THECOO、サンバイオ、Macbee Planet、サーキュレーション<7379>など7銘柄がストップ高。サンワカンパニー、シルバーエッグ・テクノロジーは一時ストップ高と値を飛ばした。QPS研究所は年初来高値を更新。笑美面、デリバリーコンサルティング、プレミアアンチエイジング、i−plug、GA technologiesは値上がり率上位に買われた。  

     一方、POPER、ジャパンM&Aソリューションがストップ安。VALUENEX、カルナバイオサイエンスは一時ストップ安と急落した。フルッタフルッタ、アールプランナー、サンワカンパニー、ユナイテッド&コレクティブ、テックファームホールディングスなど58銘柄は年初来安値を更新。ドリーム・アーツ、INTLOOP、ジーネクスト、バリューゴルフ、ウェルプレイド・ライゼストは値下がり率上位に売られた。 
     

    15日午前の日経平均株価は反発し、午前終値は前日比394円12銭(1.21%)高の3万3080円37銭だった。
     
    14日の米株式市場でNYダウは6日続伸し、過去最高値を連日で更新した。また、ドル円相場は1ドル=142円台と、FOMC後の急速な円高進行が一服した。米国の11月小売売上高が市場予想に反して増加するなど、米経済の底堅さが意識されるなか、景気敏感株を中心に売り方の買い戻しを誘った。日経平均は3万3000円台に乗せた後も一時436円高と上げ幅を拡大。FOMC後の下落分を帳消しにして午前の取引を終えた。
     
    米長期金利の低下がグロース(成長)株に追い風で、朝方から前日に下げていた日本株への見直し買いが優勢となった。外国為替市場で円高・ドル安の流れが一服したことも輸出関連や海外事業比率の高い銘柄の支えとなった。
     
    午前の中ごろから日経平均は上げ幅を拡大した。株価指数先物を中心に売り方の買い戻しが入り、相場上昇に弾みを付けた。
     
    東証株価指数(TOPIX)は反発。前引けは17.64ポイント(0.76%)高の2338.99だった。JPXプライム150指数は反発した。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆526億円、売買高は8億1817万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1017と全体の6割を占めた。値下がりは594、横ばいは49だった。
     

    業種別株価指数(33業種)では、海運業、鉱業、鉄鋼の上昇が目立った。下落は水産・農林業、保険業、電気・ガス業など。
     
    個別ではソニーグループや安川電機、ソフトバンクグループが買われ、アドバンテストや東京エレクトロン、信越化学工業の上げが目立つ。日本製鉄、日本郵船、INPEXも高く、トヨタ自動車がしっかり。ビジョナルが急伸し、巴工業がストップ高となった。
     
    半面、三井住友フィナンシャルグループや東京海上ホールディングスが水準を切り下げ、日清食品ホールディングス、JR東海が軟調。レーザーテックやディスコが冴えない動きとなり、ANYCOLORとクミアイ化学工業が大幅安となった。


     


     15日の東京株式市場は、しっかりした展開か。 

    日経平均株価の予想レンジは、3万2500円−3万3000円を想定(14日終値3万2686円25銭) 

    現地14日の米国株式が6日続伸し、NYダウが連日で史上最高値を更新した強い動きを受け、反発スタートが見込まれる。日経平均株価はきのう下げていた反動もあり、堅調な動きとなりそう。  

    ただ、買い手がかりに乏しいほか週末要因もあり、取引終了にかけ上値が重くなる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=141円台の後半(14日は142円00−02銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=155円台の後半(同154円52−56銭)と円安方向に振れている。     


    本日は欧州でECB理事会が開催される。ここで届けられるメッセージが米国同様にハト派色が強かった場合、グローバルで長期金利が一段と低下する可能性がある。その場合、欧州株や米国株の反応は買いになると思われるが、円高に対する警戒が強まることから日本株はこの流れには乗れないだろう。ドル円は141円台まで円高方向に傾斜している。140円を割り込んでしまった場合には、そのことが為替のボラティリティを増幅させてしまう恐れがある。

    円相場はチャート上から1ドル=140〜137円の節目まで上げ余地がありそうだ。日経平均は再び75日移動平均線(3万2418円)がサポートとなりそうである。


    【好材料銘柄】

     
    ■MICS化学 <7899>
    24年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益は前年同期比28.3%増の6800万円に伸び、従来予想の5800万円を上回って着地。通期計画の1億6300万円に対する進捗率は5年平均の38.0%を上回る41.7%に達した。
     
    ■パーク24 <4666>
    23年10月期の連結経常利益は前の期比63.1%増の276億円に拡大し、24年10月期も前期比12.0%増の310億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増収になる。同時に、今期の年間配当は5円で、5期ぶりに復配する方針とした。
     
    ■ジャパンM&Aソリューション <9236>
    23年10月期の経常利益(非連結)は前の期比2.8倍の1.6億円に伸び、従来予想の1.4億円を上回って着地。24年10月期も前期比45.8%増の2.4億円に拡大を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。4期連続増収、3期連続増益になる
     
    ■POPER <5134>
    23年10月期の経常損益(非連結)は3300万円の黒字(前の期は2600万円の赤字)に浮上し、24年10月期の同利益は前期比84.8%増の6100万円に拡大を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
     
    ■巴工業 <6309>
    23年10月期の連結経常利益は前の期比20.3%増の41.1億円になり、24年10月期も前期比2.1%増の42億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。4期連続増収、増益になる。同時に、前期の年間配当を80円→110円(前の期は53円)に増額し、今期も前期比10円増の120円に増配する方針とした。
     
    ■笑美面 <9237>
    23年10月期の経常利益(非連結)は前の期比4.2倍の9700万円に伸び、24年10月期も前期比80.4%増の1億7500万円に拡大を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。4期連続増収になる
     
    ■ジェイ・エス・ビー <3480>
    23年10月期の連結経常利益は前の期比14.3%増の70.7億円になり、24年10月期も前期比4.3%増の73.8億円に伸びを見込み、11期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。12期連続増収、11期連続増益になる。
     
    ■Pluszero <5132>
    23年10月期の経常利益(非連結)は前の期比39.7%増の1億6200万円に拡大し、24年10月期も前期比28.4%増の2億0800万円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。4期連続増収になる。
     
    ■丹青社 <9743>
    24年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比4.2倍の20.1億円に急拡大したが、通期計画の31.6億円に対する進捗率は63.7%にとどまり、5年平均の69.4%も下回った。
     
    ■オハラ <5218>
    23年10月期の連結経常利益は前の期比29.0%減の26億円になったが、24年10月期は前期比11.4%増の29億円に伸びる見通しとなった。
    同時に、今期の年間配当は前期比3円増の23円に増配する方針とした
     
    ■ツクルバ <2978>
    24年7月期第1四半期(8-10月)の連結最終損益は4500万円の黒字(前年同期非連結は1億1000万円の赤字)に浮上して着地した。併せて、通期の同損益を従来予想の1億2500万円の黒字→1億7500万円の黒字(前期非連結は1億6500万円の赤字)に40.0%上方修正し、従来の7期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。


    【主な経済指標・スケジュール】

    <国内>
     
    10月第三次産業活動指数(13:30)
    《決算発表》
    神戸物産、アスクル、西松屋チェ、エイチ・アイエス、テクノロジー、ダイワサイクル
     
    <海外>

    中国11月鉱工業生産(11:00)
    中国11月小売売上高(11:00)
    米12月ニューヨーク連銀製造業景気指数(22:30)
    米11月鉱工業生産(23:15)
    米11月設備稼働率(23:15)
    米10月対米証券投資(12/16 6:00)
     
     



    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    14日のNYダウ工業株30種平均は6日続伸し、前日比158ドル11セント(0.42%)高の3万7248ドル35セントで終えた。連日で過去最高値を更新した。

    米連邦準備制度理事会(FRB)が前日、金利の引き下げに前向きな姿勢を示したことを受け、市場では来年早期の利下げ開始観測が広がった。金利上昇に圧迫されてきた銀行株は、利下げで経営環境が改善するとの見方から大幅に値上がりした。景気動向に敏感な資本財銘柄なども上昇した。

    併せて発表した参加者の政策金利見通しは24年に現在の水準から0.25%の利下げ3回を見込んでいることを示し、パウエルFRB議長は記者会見で利下げ開始時期についての議論を始めたことを明らかにした。金融引き締めの長期化が米景気を冷やすとの懸念が後退し、買い安心感につながった。

    朝方発表の11月の米小売売上高が市場予想に反して増加したのも、米景気に対する楽観につながった。11月の小売売上高は前月比0.3%増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.1%減)を上回った。年末商戦が好調な滑り出しとなり、米消費の底堅さを示したと受け止められた。

    24年の米利下げ観測を背景に米長期金利は一時前日比0.14%低い(価格は高い)3.88%と7月以来の水準に下がった。米国債利回りの低下が続き、株式の相対的な割高感が薄れているのも相場の支えだった。

    ダウ平均は一時200ドル近く上昇したが、午後には下げに転じる場面もあった。上昇基調が続き、前日もFOMCを受けて大幅高となっていた。高値警戒感や相場の過熱感が意識され、利益確定や持ち高調整の売りが出た。

    景気敏感株への買いが目立ち、ダウ平均では建機のキャタピラーや金融のゴールドマン・サックスが大幅上昇した。化学のダウや石油のシェブロンも上げた。一方、医療保険のユナイテッドヘルス・グループや日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)といったディフェンシブ株が売られた。ソフトウエアのマイクロソフトなどハイテク株も安かった。

    ナスダック総合株価指数は6日続伸した。前日比27.595ポイント(0.18%)高の1万4761.559と、22年1月以来の高値で終えた。電気自動車のテスラが買われた。一方、動画配信のネットフリックスなどを筆頭にハイテク大手には売られる銘柄が多かった。

    S&P500種株価指数も6日続伸し、前日比12.46ポイント(0.26%)高の4719.55と22年1月以来の高値で終えた。
     

     

    【シカゴ日本株先物概況】

    14日のシカゴ日経平均先物は下落した。2024年3月物は前日比235円安の3万2605円で終えた。

    NYダウは、来年の米利下げ見通しを背景に銀行株などに買いが入り、6営業日続伸した。同日は米株式相場が上昇したが影響は限られた。

    外国為替市場で円高・ドル安が進んだことで国内輸出企業の収益性が懸念され、シカゴ市場で先物売りを促した面もあった。

    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    32605 ( +85 )
     
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    32675 ( +155 )
     
    ( )は大阪取引所終値比







    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
     

    14日のFTSE100種総合株価指数は続伸し、前日に比べ100.54ポイント(1.33%)高の7648.98と10月中旬以来、約2カ月ぶりの高水準で終えた。13日の米連邦準備理事会(FRB)の結果発表を受けて米欧の主要な中央銀行による利上げ局面が終わったとの見方が広がり、投資家心理を支えた。

    原油や銅など商品先物の相場上昇を背景に、スイスのグレンコアや英シェルなど資源・エネルギー株が買われた。建機・産業機器レンタルのアシュテッド・グループなど資本財の一角もあげた。

    英イングランド銀行(中央銀行)は14日、政策金利を5.25%に据え置くと発表した。ただ、声明ではインフレの動向次第で「さらなる金融引き締めが必要になる」などと慎重な姿勢を残した。英中銀の発表後に外国為替市場でポンド高・ドル安が進むと、売上高に占める海外比率が高い一部銘柄が伸び悩み、FTSE100種指数の上値を抑えた。

    FTSEの構成銘柄では、オンライン食品販売大手のオカド・グループが11.62%高と上昇率トップ。建機レンタルのアシュテッド・グループが10.16%高、賭け屋大手エンテインが8.67%高と続いた。一方、情報サービス大手レレックスは3.3%安、自動車保険のアドミラル・グループが3.05%安だった。

     


    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
     

    14日のドイツ株価指数(DAX)は小幅に3日続落し、前日比13.82ポイント(0.08%)安の1万6752.23で終えた。欧州中央銀行(ECB)が早期に利下げに動くとの期待が後退し、投資家心理の重荷となった。欧米の主要な中央銀行による利上げ局面は終わったとの見方を支えにDAXは前日終値を上回って推移する場面も目立ち、取引時間中には一時1万7000台と、11日につけた過去最高値(終値で1万6794)を上回った。

    ECBは14日午後、政策金利を据え置くと発表した。政策金利の据え置きは市場予想に沿った結果だったものの、声明文やラガルドECB総裁の発言に、市場の早期利下げ期待をけん制する内容があったと受け止められた。ラガルド氏は会見で、今回の理事会では「利下げを議論しなかった」などと話した。

    個別では、ハノーバー再保険が5.72%安、ミュンヘン再保険が5.71%安、通信大手ドイツテレコムが3.61%安と売られた半面、エネルギー大手シーメンス・エナジーが9.39%高、通販大手ザランドが9.35%高、不動産大手ボノビアが7.83%とそれぞれ大幅に買われた。



    ■フランス・パリ株価指数
     
    フランスCAC40種指数は0.59%高だった。
    フランス株は一時7653.99と最高値を更新。ただ、午後には欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が早期利下げ観測をけん制、英イングランド銀行(中央銀行)でも長期にわたり金利が高止まるとの見方が広がり、上値が重くなった。

     

12月15日 毎日コラム
「急増するうつ病」怖いといわれる理由
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