【市況一覧】
日経平均株価
36,391.47 -265.62 09/06
TOPIX
2,597.42 -23.34 09/06
マザーズ
643.88 -12.70 09/06
NYダウ平均
40,755.75 -219.22 09/06
ナスダック総合
17,127.66 +43.36 09/06


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    日経平均は寄り付きこそ300円を超える上昇となったが、終わってみれば小幅高とさえない1日になった。きのうが大幅高となり、きょうも寄り付きから3万3000円を大きく上回っただけに、買い安心感が強まっても良かった局面。ただ、米国動向から追い風を受けると期待された半導体株がそこまで強い動きとはならなかった上に、銀行株、自動車株、新興銘柄など明確に嫌われたところはいくつかあっただけに、次第に手がけづらさが意識された。
     
    本日は米国で11月消費者物価指数(CPI)が発表される。FOMCもきょうから開催となるため指標に対する反応は限られるかもしれないが、為替動向には注意を払う必要がある。弱めの結果となってドル安・円高が進むようだと日本株は嫌われる。きょうの日経平均は一時25日線(3万3065円、12日時点、以下同じ)を上回りながら終値では下回った。あす大きく下げてしまうとチャートの形状が悪化するだけに、5日線(3万2849円)を意識しつつ底堅く推移できるかどうかが注目される。
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(12日現在)
     
    33625.53  新値三本足陽転値
    33517.94  ボリンジャー:+1σ(25日)
    33189.74  ボリンジャー:+1σ(13週)
    33135.15  ボリンジャー:+1σ(26週)
    33065.32  25日移動平均線
    32951.40  均衡表基準線(日足)
    32878.48  均衡表転換線(日足)
     
    32843.70  ★日経平均株価12日終値
     
    32837.23  6日移動平均線
    32612.70  ボリンジャー:-1σ(25日)
    32405.36  26週移動平均線
    32395.58  75日移動平均線
    32317.96  13週移動平均線
    32195.88  均衡表転換線(週足)
    32170.57  均衡表基準線(週足)
    32160.08  ボリンジャー:-2σ(25日)
    32060.99  均衡表雲上限(日足)
    31707.46  ボリンジャー:-3σ(25日)
    31675.56  ボリンジャー:-1σ(26週)
    31639.76  均衡表雲下限(日足)
    31446.19  ボリンジャー:-1σ(13週)
    31165.94  200日移動平均線
     
     

    【大引け概況】


    12日の日経平均株価は続伸し、終値は前日比51円90銭(0.16%)高の3万2843円70銭だった。

     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:50 容量:17.92M

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    前日の米株式市場で主要な株価指数が年初来高値を付けた流れを受け、朝方は幅広い銘柄に買いが先行した。上げ幅は300円を超える場面があった。
     
    朝方リスクオンムードのなか、日経平均が寄り付きに300円を超える上昇でフシ目の3万3000円台を回復してスタートした。前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇し、揃って年初来高値更新と好調が続いており、相対的に出遅れる日経平均は水準訂正を期待した買いが優勢となった。米国では来年の早期利下げ観測が強気の拠りどころとなっており、東京株式市場でもこれに追随する動きとなったが、国内で政局不安が台頭していることが全体相場の重荷となった。外国為替市場では取引時間中に円高方向に傾き、これも輸出株の一角などに逆風材料となり指数を押し下げた。
     
    主要半導体銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)などが年初来高値を付けた。東京市場では東エレクやアドテスト、スクリン、ルネサスなど半導体関連に買いが優勢となり、相場を押し上げた。日銀が現行の金融緩和策の早期修正に動くとの警戒がいったん後退したことも相場の支えとなった。
     
    日経平均は前日終値近辺まで伸び悩む場面があった。自民党安倍派(清和政策研究会)の資金還流疑惑を巡り、12日には岸田文雄首相が14日にも4閣僚を更迭する見通しだと伝わった。金融緩和策の継続を求める「リフレ派」を推進したことで知られる安倍派の発言力が薄れることで金融経済政策の方向性が変わるとの思惑が相場を下押ししたとの声が聞かれた。
     
    12日は11月の米消費者物価指数(CPI)、13日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控え、積極的な売買が手控えられた側面もあったようだ。
     
    米CPIの結果は、今夜から始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)における最新の判断材料ともなるだけに、インフレの低下が確認され、来年の早期利下げ観測を後押しするものになるのかがポイントだ。総合指数は前年比で前回からやや鈍化、コア指数は横這いと予想されている。また、翌日にはFOMCの結果も判明するため、積極的に売り買いを仕掛ける投資家は少なく、選別色の強い展開が続くだろう。
     


     


    東証株価指数(TOPIX)は反落した。終値は5.39ポイント(0.23%)安の2353.16だった。JPXプライム150指数は続伸し、0.81ポイント(0.08%)高の1042.75で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で3兆4007億円、売買高は15億271万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は565と、全体の3割強にとどまった。値下がりは1050、横ばいは45だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は電気機器、非鉄金属、小売業などが上昇。下落は電気・ガス業、銀行業など。
     
    個別では、富士通が年初来高値を更新した。東京エレクトロン、ディスコ、アドバンテスト、SCREENホールディングスなど半導体製造装置関連が堅調、ルネサスエレクトロニクスも商いを伴い買われた。シャープ、TDK、三越伊勢丹が買われた。アウトソーシングが値上がり率トップとなったほか、ジェイリースも値を飛ばした。物語コーポレーションが活況高に買われ、良品計画も物色人気となった。
     
     半面、レーザーテックが冴えず、東京電力ホールディングスも大きく利食われた。三菱UFJフィナンシャル・グループとりそなHDなど銀行株が利益確定の動きに押された。ゼンショーホールディングスが軟調、三菱重工業、第一三共、住友ファーマも値を下げた。ダイダン、ファーマフーズ、学情などが急落、トーホーも大幅に水準を切り下げた。さくらインターネットも安い。



     


     
    東証スタンダード市場は手じまい売りなどに押されて軟調な展開となった。米国の消費者物価指数などの発表を前に全体的には様子見姿勢が強く、利益確定売りに押される銘柄が多くなった。
    スタンダードTOP20は続伸。出来高3億6491万株。
    値上がり銘柄数482、値下がり銘柄数978と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、麻生フオームクリート、ギグワークス、アウンコンサルティング、丸千代山岡家、壽屋がストップ高。エム・エイチ・グループは一時ストップ高と値を飛ばした。富士古河E&C、東北新社、ヒューマンホールディングス、エスビー食品、やまみなど41銘柄は年初来高値を更新。マリオン、ファブリカコミュニケーションズ、ジェイ・イー・ティ、セーラー万年筆、日東製網が買われた。
     
     一方、ピクセラがストップ安。田中建設工業、リニカル、クシム、ケア21、オールアバウトなど66銘柄は年初来安値を更新。マミヤ・オーピー、遠藤製作所、コーセーアールイー、HEROZ、第一屋製パンが売られた。
     


     
    東証グロース市場は、小高く始まった後は日経平均株価が上昇幅を縮めるのに歩調を合わせ、新興株も水準を切り下げた。大型の主力株に買いが向かいやすく、新興株は売りに押されがちだった。
    グロース250、グロースCoreはともに反落。東証グロース市場250指数の終値は前日比13.81ポイント(2.04%)安の663.43だった。グロース市場ではカバーやジーエヌアイが下落した。11日に2023年10月期決算を発表したGAテクノも材料出尽くしで利益確定売りが優勢だった。一方、QPS研究所とウェルスナビは買われた。
    値上がり銘柄数101、値下がり銘柄数434と、値下がりが優勢だった。
     
    12日に東証グロース市場に新規上場した2銘柄は初値を下回って引けた。ブルーイノベは公開価格(1584円)を439円(27.71%)上回る2023円の初値を付け、終値は初値比124円(6.12%)安の1899円だった。アウトルックは公開価格(1800円)を144円(8.00%)下回る1656円で初値を付け、終値は初値比261円(15.76%)安の1395円だった。
     
     
    個別ではアーキテクツ・スタジオ・ジャパンがストップ高。シャノンは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイドグループ、QPS研究所は年初来高値を更新。Ridge−i、オープンワーク、イントランス、BuySell Technologies、セレンディップ・ホールディングスが買われた。
     
     一方、総医研ホールディングス、アマガサ、サンワカンパニー、ユナイテッド&コレクティブ、データホライゾンなど76銘柄が年初来安値を更新。シンバイオ製薬、ジーネクスト、グローバルウェイ、ABEJA、GA technologiesが売られた。
     


     
    12日午前の日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比191円57銭(0.58%)高の3万2983円37銭だった。上げ幅は一時300円を超えた。
     
    朝方からリスク選好の地合いで始まり、日経平均株価は寄り付きでフシ目の3万3000円台を回復した。前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数いずれも年初来高値を更新したことで、市場のセンチメントが改善している。ただ、日本時間今晩に11月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えるほか、日本時間14日未明にFOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を控えており、この内容を見極めたいとの思惑から買い一巡後は伸び悩んだ。取引時間中に外国為替市場で円高方向に振れたことも主力ハイテク株などの買い気を削ぐ形となった。前引け段階で日経平均は3万3000円台を下回って着地している。
     
    主要半導体銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も1年11カ月ぶりの高値を付けた。東京市場でも東エレクやアドテスト、スクリン、ルネサスなど半導体関連の上昇が目立った。
     
    半面、日経平均は前週後半に大幅に下落し、3万3000円を大きく下回る場面があったため、安値で買った個人投資家などからの戻り待ちの売りが相場の重荷となった。政治資金問題を巡る政治的な不透明感が一部海外投資家から嫌気されているとの指摘もあった。
     
    ドルは145円台後半と円高は一服しており、時間外の米10年債利回りは4.2%台と落ち着いた動きを見せている。後場の日経平均は、為替を睨みつつ、3万3000円前後でのもみ合いとなりそうだ。今晩から明日(発表は日本時間14日未明)にかけて今年最後のFOMCが開催されることから、指数などを手掛ける機関投資家の様子見ムードは強い。
    FOMCの結果が伝わっても、来週18−19日には日銀金融政策決定会合が実施されることから大型株への積極的な売買は徐々に収束しそうだ。投資家の関心は、東京電力HDなど派手な動きを見せる個別株に向かいやすいと考える。

     
     
    東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは6.61ポイント(0.28%)高の2365.16だった。JPXプライム150指数は続伸し、5.57ポイント(0.53%)高の1047.51で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆7651億円、売買高は7億5353万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は822。値下がりは786、横ばいは51だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は不動産業、非鉄金属、電気機器、機械などが上昇。下落は銀行業、鉱業など。

     
    個別では、東京エレクトロンが堅調、ルネサスエレクトロニクスが買われ、ディスコも上値を追った。SCREENホールディングス、TDK、信越化も高い。アウトソーシングが商いを膨らませ値上がり率トップとなったほか、ジェイリース、物語コーポレーションなどの上げも目立つ。東急不HDと東建物が高かった。
     
    半面、東京電力ホールディングスが利食われ、ゼンショーホールディングス、第一三共、資生堂も安い。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも軟調。ダイダン、学情などが急落したほか、ファーマフーズも大幅に値を下げた。

     


     
    東証スタンダード市場は米株の底堅さや為替の円安を受けて買いが入った。ただ、取引開始後に為替が円高方向に振れ、伸び悩んだ。スタンダードTOP20は続伸。出来高2億4522万株。値上がり銘柄数577、値下がり銘柄数801と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、アウンコンサルティング、エム・エイチ・グループがストップ高。麻生フオームクリートは一時ストップ高と値を飛ばした。富士古河E&C、東北新社、ヒューマンホールディングス、きちりホールディングス、AGSなど36銘柄は年初来高値を更新。セーラー万年筆、マリオン、ファブリカコミュニケーションズ、ザインエレクトロニクス、シダーが買われた。
     
     一方、ピクセラがストップ安。リニカル、オールアバウト、ホリイフードサービス、バイク王&カンパニー、東海染工など46銘柄は年初来安値を更新。マミヤ・オーピー、コーセーアールイー、遠藤製作所、イクヨ、ホーブが売られた。


     


     
    東証グロース市場は小幅に上げて始まったが、日経平均株価が上昇幅を縮めるのに伴って新興株も伸び悩み、下げに転じて終えた。市場では「新興株より、大型の主力株に買いが向かいやすかった」との見方があった。グロース250、グロースCoreはともに反落した。
    東証グロース市場250指数の前引けは前日比12.69ポイント(1.87%)安の664.55だった。
     
    グロース市場ではカバーやビジョナルが下落した。11日に2023年10月期決算を発表したGAテクノも材料出尽くしで売られた。一方、増収増益決算が好感されたGENDAには買いが集まった。
    値上がり銘柄数124、値下がり銘柄数406と、値下がりが優勢だった。
     
    きょう東証グロース市場に上場した2銘柄の値動きは明暗が分かれた。ブルーイノベは公開価格(1584円)を27.71%上回る2023円で初値を付け、前引けは初値比94円(4.64%)高の2117円だった。一方、アウトルックは公開価格(1800円)を8.00%下回る1656円で初値をつけ、初値比263円(15.88%)安の1393円で前場を終えた。
     
    個別では、ジェイドグループ、QPS研究所が年初来高値を更新。アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、Ridge−i、地盤ネットホールディングス、セレンディップ・ホールディングス、BuySell Technologiesが買われた。
     
    一方、総医研ホールディングス、アマガサ、サンワカンパニー、ユナイテッド&コレクティブ、デジタルプラスなど66銘柄が年初来安値を更新。グローバルウェイ、エフ・コード、ABEJA、スペースマーケット、インバウンドプラットフォームが売られた。
     
     

    【寄り付き概況】
     
     
    12日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比315円85銭高の3万3107円65銭。
     
    前日の欧州株市場は高安まちまちの展開ながら、米国株市場では主力株を中心に根強い買いが続き、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに連日の年初来高値更新となった。これを受けて東京株式市場でも引き続き戻りを試す展開となっている。
     
    外国為替市場ではドルを買い戻す動きが継続しており、1ドル=146円台まで円安方向に振れていることは輸出セクターを中心に追い風材料として意識される。ただ、日本時間今晩の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、買い一巡後は上値が重くなる可能性もあるだろう。
     
    東証株価指数(TOPIX)は続伸している。

    個別では、スクリンが年初来高値を更新した。アドテストが高い。オムロン、ダイキンが買われている。一方、三菱UFJや三井住友FGが安い。東電HDが売られている。
     



    「株価は業績を反映する」

    「フィラデルフィア半導体指数は3.4%高」

    週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って3日続伸。
    「雇用統計を受け、景気懸念が後退した」との解釈。
    NYダウは2022年1月以来の高値水準。
    ナスダッケ総合は22年4月以来の高値水準。
    S&P500は22年3月以来の高値水準。
    半導体株が上昇。
    フィラデルフィア半導体指数は3.4%高。
    2022年1月5日以来の高値。
    ブロードコムが8.99%高。
    医療保険大手シグナは16.68%の大幅高。
    ナイキは2.33%上昇。
    百貨店大手メーシーズが19.44%の大幅高。
    12─13日のFOMCでは政策金利を据え置く予想。
    利下げ開始時期が焦点との見方。
    来年3月に少なくとも0.25%の利下げが実施される確率は43%前後。
    5月の確率は75%程度。
    11月のNY連銀消費者調査で1年先のインフレ期待は3.4%と前月の3.6%から低下。
    2021年4月以来の低水準。
    3年先のインフレ期待は3%、
    5年先のインフレ期待は2.7%。
    共に前月から変わらなかった。
    消費者はガソリン代と家賃の上昇率が縮小すると予想。
    12日に発表予定のCPI待ちで債券は動意薄。
    市場予測は前年同月比3.1%上昇。
    10月の3.2%から伸びが鈍化する見通し。
    10年国債利回りは4.237%。
    5年国債利回りは4.246%。
    2年国債利回りは4.710%。
    ドル円は146円台前半。
    WTI原油先物1月物は前日比0.09ドル(0.13%)高の1バレル=71.32ドル。
    ビッドコインは7%超の急落で40542ドル。
    SKEW指数は130.84→134.10→140.90。
    (5月31日が158.30)。
    恐怖と欲望指数は67→68。
    (2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

    週明けのNYダウは157ドル(0.43%)高の36404ドルと3日続伸。
    高値36416ドル、安値36231ドル。
    サイコロは8勝4敗。
    騰落レシオは147.84%(前日147.84%)。
    NASDAQは28ポイント(0.20%)高の14432ポイントと3日続伸。
    高値14436ポイント、安値14324ポイント。
    サイコロは6勝6敗。
    騰落レシオは107.44%(前日113.18%)。
    S&P500は18ポイント(0.39%)高の4622ポイントと3日続伸。
    高値4623ポイント、、安値4539ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは135.16%(前日136.24%)。
    ダウ輸送株指数は187ポイント(1.23%)高の15398ポイントと反発。
    SOX指数は128ポイント(3.40%)高の3902ポイントと3日続伸。
    VIX指数は12.63(前日12.35)。
    NYSE売買高は9.66株(前日9.30億株)。
    3市場の合算売買高は113.2億株(前日は110億株、過去20日平均は108.9億株)。
    週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比325円高の33045円。
    ドル建ては大証日中比395円高の33115円。
    ドル円は146.16円。
    一時146.58円まで円安トレンドとなった。
    7日に対ドルで141.6円まで上昇していた。
    10年国債利回りは4.237%。
    2年国債利回りは4.710%。

    「ようやく12月SQ値は幻脱却へ」

    週明けの日経平均は寄り付き358円高。
    終値は483円(△1.50%)高の32791円と3日ぶりに反発。
    メジャーSQ値32639円の「幻」はザラ場で脱したが終値で2敗。
    455円安→670円高→587円安→550円安→483円高の5日間。
    もっとも過去2日の合計下落幅1138円に対して終値で483円高。
    高値32933円と一時上昇幅は600円を超えた。
    安値32650円。
    8日は32814円→32604円にマド。
    11日は32604円→32650円にマド。
    日足は3日ぶりに陽線。
    TOPIXは34.08ポイント(△1.47%)高の2358ポイントと3日ぶりに反発。
    9月高値は2430ポイント。
    TOPIXコア30指数は3日ぶりに反発。
    プライム市場指数は17.54ポイント(△1.47%)高の1213.53と3日ぶりに反発。
    東証スタンダード指数は3日ぶりに反発。
    東証グロース250指数は2.37ポイント(△0.35%)高の677.24と3日ぶりに反発。
    25日移動平均線からの乖離は▲2.13%(前日▲2.27%)。
    プライム市場の売買代金は3兆4572億円(前日4兆8398億円)。
    値上がり1416銘柄(前日230銘柄)。
    値下がり212銘柄(前日1408銘柄)。
    新高値73銘柄(前日36銘柄)。
    新安値38銘柄(前日83銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは103.50(前日98.29)。
    東証グロース市場の騰落レシオは78.29(前日82.28)。
    NTレシオは13.90倍(前日13.90倍)。
    サイコロは4勝8敗で33.33%。
    TOPIXは5勝7敗で41.66%。
    東証グロース市場指数は5勝7敗で41.66%。
    上向きの25日線(33059円)からは▲0.81%(前日▲2.18%)。
    4日連続で下回った。
    上向きの75日線は32384円。
    2日連続で下回った。
    上向きの200日線(31139円)からは△5.30%(前日△3.84%)。
    176日連続で上回った
    下向きの5日線は32835円。
    3日連続で下回った。
    13週線は32313円。
    2日ぶりに上回った。
    26週線は32403円。
    2日ぶりに上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.221%(前日▲15.293%)。
    買い方▲8.397%(前日▲9.523%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.73%(前日▲8.399%)。
    買い方▲24.865%(前日▲25.146%)。
    空売り比率は40.1%(前日47.8%、3日連続で40%超)。
    10月30日が54.3%。
    22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
    23年3月10日52.7%。
    空売り規制なしの銘柄の比率は7.3%(前日12.0%)。
    8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
    日経VIは18.21(前日19.72)。
    2月16日の安値は14.63。
    日経平均採用銘柄のPERは14.69倍(前日14.48倍)。
    26日連続で14倍台。
    9月19日は16.26倍だった。
    前期基準では16.05倍。
    EPSは2232円(前日2231円、直近ボトムは9月28日2056円)。
    ピークは11月29日の2260円。
    225のPBRは1.30倍(前日1.28倍)。
    BPSは25224円(前日25240円)。
    日経平均の予想益回りは6.81%。
    予想配当り利回りは2.00%。
    10年国債利回りは0.775%(前日0.770%)。
    プライム市場の予想PERは14.69倍。
    前期基準では16.05倍。
    PBRは1.27倍。
    プライム市場の予想益回りは6.66%。
    配当利回り加重平均は2.27%。
    プライム市場の単純平均は38円高の2820円(前日は2782円)。
    プライム市場の売買単価は2222円(前日2361円)。
    プライム市場の時価総額は841兆円(前日829兆円)。
    ドル建て日経平均は225.20(前日224.39)と続伸。
    週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比325円高の33045円。
    高値33050円、安値32460円。
    大証先物夜間取引終値は大証日中比330円高の33050円。
    気学では「吹き値売り方針の日。初め高くても後安し」。
    水曜は「下寄り買い。上寄り売り」。
    木曜は「戻り売りの日」。
    金曜は「後場高の日。前場安ければ買い狙い良し」。
    ボリンジャーのプラス1σが33515円。
    プラス2σが33971円。
    マイナス1σが32608円。
    マイナス2σが32147円。
    週足のボリンジャーのプラス1σが33183円。
    プラス2σが34052円。
    マイナス1σが31444円。
    マイナス2σが30575円。
    メジャーSQ値は32639円。
    火曜から水星逆行開始(→1月2日)。

    《今日のポイント12月12日》

    (1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って3日続伸。
       10年国債利回りは4.237%。
       5年国債利回りは4.246%。
       2年国債利回りは4.710%。
       ドル円は146円台前半。
       SKEW指数は130.84→134.10→140.90。
       (5月31日が158.30)。
       恐怖と欲望指数は67→68。
       (2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

    (2)ダウ輸送株指数は187ポイント(1.23%)高の15398ポイントと反発。
       SOX指数は128ポイント(3.40%)高の3902ポイントと3日続伸。
       VIX指数は12.63(前日12.35)。
       NYSE売買高は9.66株(前日9.30億株)。
       3市場の合算売買高は113.2億株(前日は110億株、過去20日平均は108.9億株)。
       週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比325円高の33045円。

    (3)プライム市場の売買代金は3兆4572億円(前日4兆8398億円)。
       値上がり1416銘柄(前日230銘柄)。
       値下がり212銘柄(前日1408銘柄)。
       新高値73銘柄(前日36銘柄)。
       新安値38銘柄(前日83銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは103.50(前日98.29)。
       東証グロース市場の騰落レシオは78.29(前日82.28)。
       NTレシオは13.90倍(前日13.90倍)。
       サイコロは4勝8敗で33.33%。

    (4)上向きの25日線(33059円)からは▲0.81%(前日▲2.18%)。
       4日連続で下回った。
       上向きの75日線は32384円。
       2日連続で下回った。
       上向きの200日線(31139円)からは△5.30%(前日△3.84%)。
       176日連続で上回った
       下向きの5日線は32835円。
       3日連続で下回った。
       13週線は32313円。
       2日ぶりに上回った。
       26週線は32403円。
       2日ぶりに上回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.221%(前日▲15.293%)。
       買い方▲8.397%(前日▲9.523%)。
       東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.73%(前日▲8.399%)。
       買い方▲24.865%(前日▲25.146%)。

    (6)空売り比率は40.1%(前日47.8%、3日連続で40%超)。
       10月30日が54.3%。
       22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
       23年3月10日52.7%。
       空売り規制なしの銘柄の比率は7.3%(前日12.0%)。
       8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
       日経VIは18.21(前日19.72)。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは14.69倍(前日14.48倍)。
       26日連続で14倍台。
       9月19日は16.26倍だった。
       前期基準では16.05倍。
       EPSは2232円(前日2231円、直近ボトムは9月28日2056円)。
       ピークは11月29日の2260円。
       225のPBRは1.30倍(前日1.28倍)。
       BPSは25224円(前日25240円)。
       日経平均の予想益回りは6.81%。
       予想配当り利回りは2.00%。
       10年国債利回りは0.775%(前日0.770%)。

    (8)プライム市場の単純平均は38円高の2820円(前日は2782円)。
       プライム市場の売買単価は2222円(前日2361円)。
       プライム市場の時価総額は841兆円(前日829兆円)。
       ドル建て日経平均は225.20(前日224.39)と続伸。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが33515円。
       プラス2σが33971円。
       マイナス1σが32608円。
       マイナス2σが32147円。
       週足のボリンジャーのプラス1σが33183円。
       プラス2σが34052円。
       マイナス1σが31444円。
       マイナス2σが30575円。
       メジャーSQ値は32639円。
       火曜から水星逆行開始(→1月2日)。

    今年の曜日別勝敗(12月11日まで)

    月曜27勝18敗
    火曜33勝15敗
    水曜25勝22敗
    木曜24勝22敗
    金曜25勝22敗

    S&P500は2022年1月に付けた過去最高値(4796)まではあと数%。
    QUICK・ファクトセットによると、S&P500構成銘柄の1年先の予想1株あたり利益(EPS)は12月1日時点で244ドル。
    年初来で、最も高い水準にある。
    今年に入ってからのEPSの推移を振り返ると、2月までは低下傾向。
    3月以降は一貫して回復傾向。
    企業業績の着実な改善が今年の株高を後押ししている。
    新型コロナウイルス禍前の20年1月時点のEPSは178ドル。
    ドル高などの逆風が吹くなかでも、企業の稼ぐ力は大きく改善している。
    24年は米景気の後退入り懸念は根強く、株式相場の行方は大企業の業績に左右される面が大きくなりそう。
    米エバコアISIが11月に実施した機関投資家調査では24年末時点の予想EPSの平均は242ドル。
    予想の下限は210ドル、上限は269ドルだった。

    IMFのゴピナート筆頭副専務理事のコメント。
    「ウクライナでの紛争と米中間の緊張を踏まえると、世界経済の分断化と基調的な二国間貿易の明らかな変化が新たな冷戦を引き起こす可能性がある」。
    世界経済が欧米の西側と中国・ロシアの東側の2つに分断された場合、損失額は世界の国内総生産(GDP)の2.5%─7%に達する可能性があると指摘。

    FTSEによる「FTSEブロッサム・ジャパン・インデックス(FTSE−BL)とFTSEブロッサム・ジャパン・セクター・レラティブ・インデックス(FTSE−BLSR)」の定期見直し結果。
    FTSE−BLは3銘柄の採用、2銘柄の除外。
    FTSE−BLSRは37銘柄の採用、8銘柄の除外。
    リバランスは他のFTSE指数同様、15日の引けで発生する見込み。
     
    GPIFの運用資産残高は3月末時点でFTSE−BLが1兆350億円、FTSE−BLSRが1兆16億円だった。
     
    〇FTSE−BL
    ・採用
      6183 ベル24HD
      4189 KHネオケム
      2491 Vコマース
     
    ・除外
      7905 大建工
      6502 東 芝

    〇FTSE−BLSR
    ・採用
      5142 アキレス
      4481 ベース
      5832 ちゅうぎ
      5471 大特鋼
      3880 大王紙
      3050 DCM
      4985 アース製薬
      3665 エニグモ
      4848 フルキャストHD
      2742 ハローズ
      6324 ハーモニック
      5902 ホッカンHD
      3865 北越コーポ
      9706 空港ビル
      9364 上 組
      6498 キッツ
      4967 小林製薬
      8706 極東証券
      8131 ミツウロコGHD
      3064 MonotaRO
      5408 中山鋼
      3186 ネクステージ
      4997 日農薬
      6997 日ケミコン
      4114 日触媒
      5186 ニッタ
      9110 ユナイテド海
      4733 OBC
      5726 大阪チタ
      9536 西部ガスH
      4471 三洋化
      9024 西武HD
      7816 スノーピーク
      6143 ソディック
      9303 住友倉
      9401 TBSHD
      5707 東邦鉛

    ・除外
      6905 コーセル
      7905 大建工
      9010 富士急
      3104 富士紡HD
      6986 双葉電
      7276 小糸製
      6474 不二越
      6502 東 芝

    (兜町カタリスト櫻井)

    [株価材料]
     
    ■インフロニアHD<5076>
    日本風力開発を買収 2000億円で
     
    ■トヨタ<7203>
    主力車で受注制限 10車種 需要、生産能力超す
     
    ■東証、親子上場の情報開示拡充を要請 1000社超に
     
    ■三井住友<8316>
    車ローン2社を子会社化 インドネシアで、200億円
     
    ■住信SBI<7163>
    脱炭素支援で東芝<6502>と提携 自治体向け
     
    ■NEC<6701>
    生成AIでサイバー防衛 外販視野、まず社内で活用
     
    ■ADEKA<4401> 世界最軽量の蓄電池 ドローン向け
     
    ■大日本印刷<7912>
    3ナノ対応 先端半導体の回路原版
     
    ■ディスコ<6146>
    半導体の切断10倍速く EV向け、量産化に前進
     
    ■東宝<9602>
    米スタジオに330億円出資 韓国CJ系に25%
     
    ■日本ハム<2282>
    北海道産ソーセージ輸出 まず台湾に
     
    ■楽天G<4755>
    楽天銀行<5838>株の一部売却完了 社債償還へ資本増強
     
    ■UACJ<5741>
    営業利益率5%目標 4年後 アルミ需要取り込み
     
    ■旧村上ファンド系、グローセル<9995>株を6%弱取得
     
    ■マイナス金利解除、日銀は今月急ぐ必要ほとんどないとの認識 関係者
     
    ■東洋証券<8614>
    株取得の複数ファンド協調認定 対抗措置の可能性
     
    ■岸田首相、NTT<9432>法廃止「政府・与党で具体化を」 自民提言で

     

     
     12日の東京株式市場は、続伸後もしっかりか。
    日経平均株価の予想レンジは、3万2700円−3万3100円を想定。(11日終値3万2791円80銭)
    米国株は上昇。ダウ平均は157ドル高の36404ドルで取引を終えた。
    米国では本日11月消費者物価指数(CPI)の発表があり、FOMCも本日から開催される。そのため、買い一巡後は様子見ムードが強まるとみるが、戻り売りが手控えられることで、場中もしっかりとした動きが続くと予想する。
     
     
    日経平均株価はきのう11日に大幅反発した強い地合いや、現地11日の米国株式が上昇したこともあり、買い先行スタートが見込まれる。先高期待の高まりから、心理的なフシ目の3万3000円超えの場面もありそうだ。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=146円台の前半(11日は146円36−39銭)、ユーロ・円が1ユーロ=157円台の前半(同157円43−47銭)と小動き。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所清算値比325円高の3万3045円だった。
     
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■ギグワークス <2375> 
    今期最終は黒字浮上、1円増配へ。また、秋元康氏らとライブエンタメ事業の合弁会社を設立する。
     
    ■丸千代山岡家 <3399> 
    今期経常を76%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■GA technologies <3491> 
    今期最終は67%増で2期連続最高益更新へ。また、子会社イタンジが売買仲介会社向けの不動産営業支援SaaSを開発・運営するHousmartの全株式を取得し子会社化する。取得価額は24.9億円。
     
    ■ステラファーマ <4888> 
    三菱ケミカルグループ <4188> 、東京大学とホウ素中性子捕捉療法(BNCT)用製剤の実用化に向けた組成・製剤化方法の共同研究を開始。
     
    ■ジェイリース <7187> 
    今期配当を10円増額修正。
     
    ■ブイ・テクノロジー <7717> 
    シリコンウエハーの製造歩留まりを飛躍的に改善する業界最高速の結晶欠陥検査装置を出荷開始。
     
    ■壽屋 <7809> 
    テレビ朝日と資本業務提携。オリジナルIP・コンテンツを共同開発するほか、資本面ではテレビ朝日が議決権ベースで12.89%を保有する筆頭株主になる予定。
     
    ■エム・エイチ・グループ <9439> 
    NXresortと九州再生医療細胞培養センターが共同開発した幹細胞上清液ヘアケア「PRIVATE DR. STEM HAIR」に監修として参画。
     
    ■グローセル <9995> 
    南青山不動産は11日付で大量保有報告書を提出。南青山不動産と共同保有者のグローセル株式保有比率は5.92%となり、新たに5%を超えたことが判明した。
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
     
    12(火)
    【国内】
    11月国内企業物価指数(8:50)
    5年国債入札
    《決算発表》
    ポールHD

    【海外】
    独12月ZEW景況感指数(19:00)
    FOMC(〜12/13)
    米11月消費者物価指数(22:30)
    米11月財政収支(12/13 4:00)
    米30年国債入札

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    11日のNYダウ工業株30種平均は3日続伸し、前週末比157ドル06セント(0.43%)高の3万6404ドル93セントで終えた。2022年1月以来の高値。前週末発表の米雇用統計を受け、景気懸念が後退した。米連邦準備理事会(FRB)が24年前半にも利下げに転じるとの観測も引き続き投資家心理を支えた。もっとも、週内に相次ぐ重要イベントを控えて様子見姿勢が強く、伸び悩む場面もあった。
     
    12日に発表される11月の米消費者物価指数(CPI)は横ばいと見込まれているが、「インフレは下がり基調で、利上げの出口は見えつつある」との見方が相場を支えた。ダウは引けにかけて上げ幅が拡大した。
     
    8日発表の11月の米雇用統計は市場予想から上振れし、労働市場の底堅さを示した。インフレが鈍化しつつあることを示す指標の発表が増えるなか「米経済のソフトランディング(軟着陸)への期待が高まった」との声が聞かれた。FRBが利上げ局面を終え、来年半ばまでに利下げを開始するとの見方が強まっている。
     
    米債券市場では午後に長期金利が上昇幅を急速に縮める場面があった。午後に公表された10年物国債入札は「低調」との受け止めがあったものの、金利上昇が一服したことで株式の相対的な割高感が薄れ、株買いを支えた。
     
    個別銘柄では半導体のインテルや機械のハネウェル・インターナショナルの上昇が目立った。アナリストが投資判断を引き上げたスポーツ用品のナイキも高い。一方、スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトは売られた。ディフェンシブ株の一角も安い。
     
    ナスダック総合株価指数は小幅に3日続伸し、前週末比28.513ポイント(0.19%)高の1万4432.486で終えた。22年4月以来の高値。ブロードコムやマイクロン・テクノロジーなど半導体関連株の上昇が目立った。一方、交流サイトのメタプラットフォームズやネット検索のアルファベットなど主力ハイテク株は売られた。
     
    S&P500種株価指数も3日続伸した。前週末比18.07ポイント(0.39%)高の4622.44と、22年3月以来の高値となった。
     



    【シカゴ日本株先物概況】
     
    11日のシカゴ日経平均先物は上昇した。2024年3月物は前週末比525円高の3万3045円で終えた。同日の東京株式市場で日経平均株価が上昇したほか、今週開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控える中、NYダウは、3営業日続伸した。米主要3指数がそろって年初来高値を更新し、日経平均先物にも買いが入った。
     
     
    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    33045 ( +325 )

    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    33115 ( +395 )
     
    ( )は大阪取引所終値比
     
     



    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7544.89(−9.58)
     
    11日のFTSE100種総合株価指数は反落した。前週末に比べ9.58ポイント(0.12%)安の7544.89で終えた。英国時間11日のロンドン金属取引所(LME)の取引で銅やニッケルといった非鉄金属の先物相場が下落したのを背景に、スイスの資源大手グレンコアなど鉱業株の一角に売りが出て、指数の重荷となった。

    FTSE100種の下値は限られた。指数は小幅ながら上昇に転じる場面もあるなど、13日以降に米連邦準備理事会(FRB)や英イングランド銀行(中央銀行)が金融政策を発表するのを前に、明確な方向感は乏しかった。一部金融機関が目標株価を引き上げたと伝わった英航空機エンジン大手ロールス・ロイス・ホールディングス株が上昇した。英金融大手HSBCホールディングスなど一部の銀行株が午後にかけて下げ幅を縮めたのも、指数を下支えした。

    FTSEの構成銘柄では、資源大手グレンコアが3.96%安と下落幅トップ。エネルギー小売り大手セントリカが3.81%安、産金大手エンデバー・マイニングが3.4%安と続いた。小売り大手JDスポーツ・ファッションは3.38%高、航空機エンジン大手ロールス・ロイスは2.63%高だった。

     

     

     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 16794.43(+35.21)

    11日のドイツ株価指数(DAX)は続伸した。前週末比35.21ポイント(0.21%)高の1万6794.43で終え、再び最高値を更新した。医療機器のザルトリウスや重電大手シーメンスの株価上昇が目立った。仏自動車大手ルノーと電気自動車(EV)の共同開発に向けて協議していると伝わったフォルクスワーゲンなど、自動車株にも買いが続いた。

    個別では、製薬大手サルトリアスが2.91%高、分子診断大手キアゲンが1.43%高、総合電機大手シーメンスが1.16%高と買われた半面、通販大手ザランドが2.47%安、エネルギー大手シーメンス・エナジーが2.46%安、航空エンジン大手MTUエアロ・エンジンズが2.13%安と売られた。

     

     

    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 7551.53(+24.98)
     
    フランスCAC40種指数は0.33%高だった。
    12日から相次ぎ始まる主要中央銀行の金融政策決定会合を控える中、金利低下への期待を背景に上昇。

     

12月12日 毎日コラム
【攻略法】血液型別、A型女性の口説き方
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