【市況一覧】
日経平均株価
36,391.47 -265.62 09/06
TOPIX
2,597.42 -23.34 09/06
マザーズ
643.88 -12.70 09/06
NYダウ平均
40,755.75 -219.22 09/06
ナスダック総合
17,127.66 +43.36 09/06


12月01日 マーケットコメント

12月02日 マーケットコメント

12月03日 マーケットコメント

12月04日 マーケットコメント

12月05日 マーケットコメント

12月06日 マーケットコメント


     
    7日の日経平均株価は大幅に反落したが、あすの12月限の先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出日を前に、短期筋による思惑的な売りが出たことも要因の一つだろう。
    業種別では電気・ガス、保険、空運などが上昇した一方、海運、鉱業、電気機器などが下落した。売買代金上位の主力株は売り優勢。ファストリに加え、東京エレクやアドバンテスト、信越化学などの下落が指数を押し下げた。一方、逆行高の東京電力HDが売買代金2位と活況だったほか、さくらインターネットが上値を伸ばした。
     
    明日は、米大型ハイテク株の動向や長期金利、ドル円の動きに左右される展開が続く公算が大きい。場中のアジア市場にも気に掛ける必要があり、神経質な展開が予想される。 また、あすはメジャーSQ算出日となり、通過後の方向が注目される。
    上方向なら12/6のような切り返しが期待できる反面、下方向なら12/6安値を下回るダメ押しの陰線なども想定される。ただ、空売り比率(12/7)は46.3%に上昇し、12/5の大幅安だった水準を上回っているほか、プライム市場の騰落レシオ(25日)は109.3%と過熱感は解消されている。そのため、日経平均の足元の調整が10/12につけた戻り高値(32494円)までの単なる揺り戻しであれば、あすは下方向でも下値は限られそうだ。
     
    来週以降、東京株式市場は掉尾の一振に対する期待が高まってくるとの見方も残る。一方、来週に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が利下げについて、どのような見解を示すのか注目されるなか、個別材料株での幕間つなぎ的な動きが主流となりそうだ。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(7日現在)
     
    34676.33  ボリンジャー:+3σ(25日)
    34274.16  ボリンジャー:+2σ(13週)
    34116.88  ボリンジャー:+2σ(25日)
    34002.23  ボリンジャー:+2σ(26週)
    33557.44  ボリンジャー:+1σ(25日)
    33343.75  ボリンジャー:+1σ(13週)
    33269.05  均衡表転換線(日足)
    33230.96  ボリンジャー:+1σ(26週)
    33204.95  6日移動平均線
    32997.99  25日移動平均線
     
    32858.31  ★日経平均株価7日終値
     
    32708.48   新値三本足陰転値
    32459.70  26週移動平均線
    32438.54  ボリンジャー:-1σ(25日)
    32413.34  13週移動平均線
    32362.10  75日移動平均線
    32203.06  均衡表基準線(日足)
    32195.88  均衡表転換線(週足)
    32170.57  均衡表基準線(週足)
    32060.99  均衡表雲上限(日足)
    31879.10  ボリンジャー:-2σ(25日)
    31688.43  ボリンジャー:-1σ(26週)
    31482.92  ボリンジャー:-1σ(13週)
    31354.40  均衡表雲下限(日足)
    31319.65  ボリンジャー:-3σ(25日)
     
    ローソク足は陰線を描き、高値と安値も昨日の水準から切り下がった。終値は節目の33000円や25日移動平均線を再び下回ったほか、株価上方では5日線が下向きに転じ、短期的な売り圧力再燃を窺わせた。25日線は上向きをキープしているが、一目均衡表の転換線が下降局面にあるほか、パラボリックも売りサイン点灯を続けて短期的な調整色を強めている。25日線との下方乖離率は本日0.42%と小さいが、終値の25日線上方への復帰が難航するようだと、株価の下振れ圧力が一旦高まるリスクにも留意が必要となろう。
     

    【大引け概況】


    7日の日経平均株価は反落し、大引けは前日比587円59銭(1.76%)安の3万2858円31銭だった。

     
    本日のマーケット動画
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    きょうの東京株式市場はリスク回避の流れが再び強まった。前日に日経平均は先物に引き上げられる形で670円あまりの急伸を示したが、きょうはその逆の展開で前日の上昇分の大半を吐き出した。米国株市場では11月のADP全米雇用リポートが事前予想を下回り、長期金利が低下したもののハイテク株中心に軟調な地合いだった。ただ、ナスダック指数の下落率は0.6%に過ぎず、東京市場だけが過度にリスクオフに傾く結果となった。
    取引時間中は外国為替市場で円が買われ、円高方向に振れたことも下げを助長した。日経平均の下げ幅は一時600円を超えたが、後場は3万2000円台後半でもみ合う展開となり、大引けはやや下げ渋って着地している。
     
    あす8日の株価指数先物・オプション12月物の特別清算指数(SQ)算出を控えた短期筋による先物売りや、7日のアジア株安も重荷となった。原油安も相まって米景気減速懸念が強まるなか、8日に11月の米雇用統計の発表が予定されており、注目イベントを前にいったん株式の持ち高を減らす動きも出やすかった。
     
    あすの12月限の先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出日を前に、短期筋による思惑的な売りが出たことも要因の一つだろう。ただ、SQを波乱なく通過すれば、来週以降、東京市場は掉尾の一振に対する期待が高まってくるとの見方も残る。一方、来週に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が利下げについて、どのような見解を示すのか注目されるなか、個別材料株での幕間つなぎ的な動きが主流となりそうだ。

     
     
    東証株価指数(TOPIX)は反落し、27.29ポイント(1.14%)安の2359.91で終えた。JPXプライム150指数も反落し、15.63ポイント(1.48%)安の1042.44で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で3兆7010億円。売買高は15億4582万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1382と、全体の8割強を占めた。値上がりは249、変わらずは29銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では海運業、鉱業、電気機器の下落が目立った。上昇は電気・ガス業、保険業、空運業など。
     
    個別では、きょうも4000億円超の売買代金をこなしたレーザーテックだが株価は軟調、東京エレクトロン、アドバンテスト、ディスコ、信越化なども売られた。キーエンスも下落。川崎汽船が安く、トヨタ自動車も冴えない。ファーストリテイリング、ダイキン、ソフトバンクグループ(SBG)など値がさ株が下落した。トヨタやホンダ、ファナック、三菱商事が売られた。日立製作所が値を下げ、グッドコムアセット、楽天銀行が急落、日本マイクロニクスも安い。ユーザーローカルも水準を切り下げた。
     
    半面、東京電力ホールディングスが売買代金を高水準にこなし値を飛ばしたほか、さくらインターネットの上値追いも継続。小田急や京王、JR東日本など鉄道株の上昇が目立った。ニッスイやANAHDも買われた。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも堅調。SOMPOホールディングスが大きく上値を伸ばし、東京海上ホールディングスもしっかり。東京楽天地がストップ高で買い物を残し、メニコン、ネットワンシステムズも大幅高だった。

     


     
    東証スタンダード市場は米国の雇用統計の発表を前に積極的な買いは入らず、手じまい売りなどに押される軟調な展開となった。米国株安や為替の円高進行が警戒され、戻り売りが優勢となった。低調な経済指標を受けて世界の景気の先行きに対する不透明感が広がり、素材など景気敏感業種に売りが目立った。
    スタンダードTOP20は軟調。出来高4億4682万株。
    値上がり銘柄数389、値下がり銘柄数1038と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、住石ホールディングス、東京機械製作所、オーエスがストップ高。サンテック、成学社、日本ケアサプライ、神栄、フライングガーデンなど38銘柄は年初来高値を更新。イクヨ、リスクモンスター、東邦レマック、ネクシィーズグループ、スバル興業が買われた。
     
    一方、ピクセラがストップ安。リニカル、クシム、オールアバウト、イメージ ワン、ペッパーフードサービスなど29銘柄は年初来安値を更新。西部技研、ワイヤレスゲート、ジェイ・エスコムホールディングス、ヴィア・ホールディングス、アイビー化粧品が売られた。
     
     


     
    東証グロース市場は日経平均株価が大幅に反落し3万3000円を下回るなか、新興銘柄にも売りが及んだ。
    この日、新興企業銘柄を売り込む新たな材料は見当たらなかったが、「プライム市場で主力が大きく下げるのに連れ安となって、下げ幅を広げた」とされる。「プライム市場銘柄の大型株を担保にしている人からは、担保不足を警戒した売りも出たのだろう」という。
    グロース250は12月5日に75日移動平均線を下回り、この日は25日線も割り込んだ。買いの持ち高は含み損状態が増えていると考えられる。新興企業市場は「需給面から見ても、徐々に苦しくなっている」ようだ。
    市場では「グロース250指数がチャート分析上で25日移動平均線(695近辺)を割り込み、新興株の売りに拍車がかかった面もある」との声が聞かれた。
    グロースCore、グロース250はともに大幅安。東証グロース市場250指数の終値は前日比16.21ポイント(2.32%)安い682.28だった。
     
    東証グロース市場ではジーエヌアイやWASHハウが下落した。一方、QPS研究所やラクオリアが上昇した。
    値上がり銘柄数84、値下がり銘柄数442と、値下がりが優勢だった。
     
    個別ではQPS研究所がストップ高。ソレイジア・ファーマ、サイジニア、WASHハウスは年初来高値を更新。ラクオリア創薬、フーディソン、プロディライト、さくらさくプラス、アジャイルメディア・ネットワークが買われた。
     
    一方、WASHハウスが一時ストップ安と急落した。ITbookホールディングス、アマガサ、農業総合研究所、メディア工房、カヤックなど50銘柄は年初来安値を更新。グローバルウェイ、タメニー、オープンワーク、Globee、窪田製薬ホールディングスが売られた。
     
     


     
    7日午前の日経平均株価は反落し、前日比545円96銭(1.63%)安の3万2899円94銭で前場を終えた。
     
    朝方から売り優勢で始まり、日経平均株価は先物主導で大幅安。前日に670円あまりの急反発をみせたが、きょうは前場段階でその8割方を吐き出す格好となっている。前日の米国株市場でハイテク株中心に軟調な展開だったことや、足もとで1ドル=146円台後半まで急速に円高方向に振れていることなどが嫌気された。東京株式市場ではメジャーSQ算出をあすに控え、日経225先物に振り回される展開で思いのほか売り圧力が強い。
     
    前日の米株式市場で主要3指数がそろって下落、米ハイテク株の下落を引き継いで指数寄与度の高い半導体関連株が総じて軟調に推移し、日経平均の押し下げ要因となった。日経平均は前日に670円高と急反発していたため、短期的な相場過熱を警戒した利益確定売りも重荷となった。
     
    11月の米雇用統計の発表を8日に控え、米景気の先行き懸念を強めた投資家が持ち高調整の売りを出したとの見方があった。米民間雇用サービス会社ADPが6日発表した11月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数が市場予想を下回るなど、このところ米雇用情勢の軟化を示すデータが増えている。
     
    市場では「米経済がソフトランディング(軟着陸)できるかに疑念を抱いた短期筋が利益確定売りを出していたようだ」との声も聞かれた。8日に先物とオプションの清算日が重なる「メジャーSQ(特別清算指数)」の算出を控え、急伸した前日とは逆に、きょうは短期筋の思惑的な売りが膨らんだとみられる。
     
    後場では再び3万3000円に戻るのか、さらに下の権利行使価格となる3万2750円付近へレンジがうつるのか注目されそうだ。なかなか全体的な方向性が見えないなか、前引け時点での売買代金急増ランキングでは、昨日業績上方修正を発表したアインHDや楽天グループが追加売却を発表した楽天銀行などがランクインしており、引き続き個別材料を手掛かりとした物色が中心となっているもよう。後場もこの傾向は続きそうだ。



     
     
    東証株価指数(TOPIX)も28.33ポイント安の2358.87と反落した。JPXプライム150指数も反落した。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆8034億円、売買高は7億4947万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1414と、全体の8割強を占めた。値上がりは209銘柄、変わらずは36銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では鉱業、海運業、鉄鋼の下落が目立った。上昇は空運業、電気・ガス業、保険業など。
     
    個別では、レーザーテック、東京エレクトロン、アドバンテスト、信越化など半導体主力株が軟調、川崎汽船も安い。ファーストリテイリング、ソフトバンクグループ(SBG)、ダイキンなど値がさ株の下げも目立った。トヨタやホンダ、デンソーなど自動車関連株も売られた。三菱商事、三菱重工業も値を下げた。楽天銀行が急落、グッドコムアセットも下値模索が続いている。
     
    半面、東京電力ホールディングスが高水準の売買代金をこなし大幅高に買われたほか、さくらインターネットの上値追いも続いている。小田急や京王、JR東日本など鉄道株も買われた。SOMPOホールディングスも大きく上値を伸ばした。メニコンは値上がり率トップに買われた。
     


     
    東証スタンダード市場は米国の主要株価指数がそろって下落し、前日に日経平均株価が急伸した反動もあり、スタンダード市場も利益確定売りが優勢だった。為替の円高進行も重しとなった。 スタンダードTOP20は軟調。出来高2億9721万株。
    値上がり銘柄数362、値下がり銘柄数981と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、住石ホールディングス、サンテック、成学社、日本ケアサプライ、フライングガーデンなど30銘柄が年初来高値を更新。リスクモンスター、東邦レマック、遠藤製作所、ハリマビステム、スバル興業が買われた。
     
    一方、ピクセラがストップ安。クシム、オールアバウト、イメージ ワン、ペッパーフードサービス、ホリイフードサービスなど21銘柄は年初来安値を更新。西部技研、ワイヤレスゲート、ヴィア・ホールディングス、ハーモニック・ドライブ・システムズ、YU−WA Creation Holdingsが売られた。

    【寄り付き概況】
     
    7日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比280円18銭安の3万3165円72銭。
     
    前日の欧州株市場は主要国株価指数が総じて強い動きで、特に独DAX指数は連日の史上最高値更新と強さを際立たせている。
     
    一方、米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに欧州株高を引き継いで朝方は高かったものの、その後は値を消し両指数ともマイナス圏で引けた。
     
    東京株式市場でも米株安を受け足もと見送りムードが漂う。前日に日経平均は先物主導の上昇で大幅高となったが、きょうはその反動で利食い圧力が表面化している。日本時間明晩に発表予定の11月の米雇用統計を控え、押し目に積極的に買い向かう動きも限定的となりそうだ。
     
    東エレクやアドテストなど日経平均への指数寄与度の高い半導体関連株に売りが波及し、日経平均の押し下げ要因となっている。
     
    6日のニューヨーク市場で原油先物相場が期近物として6月以来の安値を付けた。米国や中国の原油需要が弱含んでいるとの見方があり、世界経済の先行き不安を背景とした売りも出やすい。
     
    東証株価指数(TOPIX)は反落して始まった。
     
    個別では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、ダイキンなど値がさ株が安い。ソニーGやファナック、安川電も売られた。一方、SOMPOが高い。京王や小田急、京成など鉄道株の上昇も目立つ。
     
     


    「市場の星」

    「騰落レシオの過熱感沈静化の動き」

    水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って下落。
    労働市場の指標は減速。
    そして明日の雇用統計待ちの動きとの解釈。
    原油先物価格が4%下落しネルギー株の下げが主要株価指数を圧迫した。
    むしろ異常値水準に上昇した騰落レシオの過熱感沈静化の動きと見た方が良いかも知れない。
    マイクロソフトは1%安、アマゾンは1.6%安、エヌビディアは2.3%安。
    食品大手キャンベル・スープが7.1%急伸。
    11月のADP全米雇用報告で民間部門雇用者数は10万3000人増。
    市場予想の13万人増を下回った。
    10月分は前回発表の11万3000人増から10万6000人増に下方修正。
    賃金は前年比5.6%上昇と2021年9月以降で最小の伸び。
    転職者の賃金は8.3%上昇と21年6月以降で最小。
    10月の貿易赤字は5.1%増の643億ドル。
    赤字額が市場予想(642億ドル)以上に拡大した。
    背景は輸出の減少。
    NY連銀グローバル・サプライチェーン・プレッシャー・インデックス(GSCPI)はプラス0.11。
    1月以降で初めてプラスに転じた。
    大幅な修正は「為替レートの加重方法の変更によるもの」。
    10年国債利回りは4.113%。
    一時9月1日以来の低水準となる4.106%まで低下した。
    5年国債利回りは4.110%。
    2年国債利回りは4.597%。
    ドル円は147円台前半。
    WTI原油先物1月物は前日比2.94ドル安の69.38ドル。
    SKEW指数は136.04→134.76→132.50。
    (5月31日が158.30)。
    恐怖と欲望指数は66→63。
    (2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

    水曜のNYダウは70ドル(0.19%)安の36054ドルと3日続落。
    高値36292ドル、安値36024ドル。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは158.13%(前日171.90%)。
    12月4日の186.54%からは2日連続低下。
    この静かな過熱感からの修正が株安の背景でもあろうか。
    NASDAQは83ポイント(0.58%)安の14146ポイントと反落。
    高値14327ポイント、安値14138ポイント。
    サイコロは5勝7敗。
    騰落レシオは115.61%(前日118.47%)。
    S&P500は17ポイント(0.39%)安4549ポイントと3日続落。
    高値4590ポイント、安値4546ポイント。
    サイコロは6勝6敗。
    騰落レシオは142.44%(前日149.09%)。
    ダウ輸送株指数は259ポイント(0.39%)安の15230ポイントと続落。
    SOX指数は26ポイント(0.72%)安の3645ポイントと3日続落。
    VIX指数は12.97(前日12.85)。
    NYSE売買高は9.90億株(前日9.57億株)。
    3市場の合算売買高は113億株(前日は119億株、過去20日平均は107億株)。
    水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比290円安の33160円。
    ドル建ては大証日中比280円安の33170円。
    ドル円は147.31円。
    10年国債利回りは4.113%。
    2年国債利回りは4.5797。

    「空売り比率3.7%の翌日」

    水曜の日経平均は寄り付き153円高。
    終値は670円(△2.04%)高の33445円とほぼ高値引けで4日ぶりに反発。
    前日まで3日間の下落幅711円は埋められなかった。
    高値33452円、安値32914円。
    日足は3日ぶりに陽線。
    TOPIXは44.51ポイント(△1.90%)高の2387ポイントと3日ぶりに反発。
    9月高値は2430ポイント。
    TOPIXコア30指数は3日ぶりに反発。
    プライム市場指数は22.93ポイント(△1.90%)高の1228.27と3日ぶりに反発。
    東証スタンダード指数は反発。
    東証グロース250指数は4.70イント(△0.68%)高の698.49と反発。
    25日移動平均線からの乖離は△0.59%(前日1.26%)。
    プライム市場の売買代金は3兆5240億円(前日3兆5833億円)。
    値上がり1540銘柄(前日294銘柄)。
    値下がり95銘柄(前日1333銘柄)。
    新高値108銘柄(前日56銘柄)。
    新安値20銘柄(前日21銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは122.83(前日107.605)。
    東証グロース市場の騰落レシオは92.31(前日90.58)。
    NTレシオは14.01倍(前日13.99倍)。
    サイコロは4勝8敗で33.33%。
    TOPIXは5勝7敗で41.66%。
    東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
    上向きの25日線(32918円)からは△1.60%(前日▲0.10%)。
    2日ぶりに上回った。
    上向きの75日線は32343円。
    22日連続で上回った。
    上向きの200日線(31063円)からは△7.67%(前日△5.61%)。
    173日連続で上回った
    上向きの5日線は33274円。
    3日ぶりに上回った。
    13週線は32458円。
    22日連続で上回った。
    26週線は32482円。
    22日連続で上回った。
    13週線が26週線を下抜いてデッドクロス19日目。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.396%(前日▲14.995%)。
    買い方▲7.438%(前日▲8.629%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.151%(前日▲7.935%)。
    買い方▲23.009%(前日▲23.587%)。
    空売り比率は36.7%(前日45.8%、3日ぶりに40%割れ)。
    10月30日が54.3%。
    22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
    23年3月10日52.7%。
    空売り規制なしの銘柄の比率は7.9%(前日9.2%)。
    8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
    空売り比率40%翌日の株安アノマリーはまだあるが。
    12月1日時点のQuick調査の信用評価損率は▲8.78%(前週▲8.76%)。
    3週ぶりに悪化。
    12月1日時点の裁定売り残は30億円増の307億円。
    3週連続で増加。
    裁定買い残は1656億円増の1兆362億円。
    5週連続で増加。
    当限は売り残が30億円増の307億円。
    買い残が51656億円増の1兆362億円。
    翌限以降は売り残が0億円。
    買い残が0億円。
    日経VIは18.22(前日17.77)。
    2月16日の安値は14.63。
    日経平均採用銘柄のPERは14.92倍(前日14.63倍)。
    23日連続で14倍台。
    9月19日は16.26倍だった。
    前期基準では16.28倍。
    EPSは2241円(前日2240円、直近ボトムは9月28日2056円)。
    ピークは11月29日の2260円。
    225のPBRは1.29(前日1.29倍)。
    BPSは25337円(前日25407円)。
    日経平均の予想益回りは6.70%。
    予想配当り利回りは1.97%。
    10年国債利回りは0.645%(前日0.685%)。
    一時0.62%と約4カ月ぶりの低水準まで低下した。
    プライム市場の予想PERは15.20倍。
    前期基準では16.70倍。
    PBRは1.29倍。
    プライム市場の予想益回りは6.57%。
    配当利回り加重平均は2.24%。
    プライム市場の単純平均は57円高の2857円(前日は2799円)。
    プライム市場の売買単価は2464円(前日2655円)。
    プライム市場の時価総額は852兆円(前日835兆円)。
    ドル建て日経平均は227.15(前日222.95)と反発。
    水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比125円高の32905円。
    高値33465円、安値32875円。
    大証先物夜間取引終値は大証日中比290円安の33160円。
    気学では木曜は「下寄り買い、上寄り見送り」。
    金曜は「分岐を司る重要日。波動に注意せよ」。
    ボリンジャーのプラス1σが33617円。
    プラス2σが34316円。
    週足のボリンジャーのプラス1σが33423円。
    プラス2σが34387円。
    日経平均の9月15日の戻り高値は33533円。
    7月3日の年初来高値は33753円。
    11月20日ザラバ高値は33853円。
    週末はメジャーSQ。
    11月SQ値は32454円。
    9月メジャーSQ値は32921円。
    6月メジャーSQ値は32018円。
    3月メジャーSQ値は28377円。
    昨年12月メジャーSQ値は27576円。
    アノマリー的には金曜が「変化日」。

    《今日のポイント12月7日》

    (1)水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って下落。
       10年国債利回りは4.113%。
       5年国債利回りは4.110%。
       2年国債利回りは4.597%。
       ドル円は147円台前半。
       SKEW指数は136.04→134.76→132.50。
       (5月31日が158.30)。
       恐怖と欲望指数は66→63。
       (2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

    (2)ダウ輸送株指数は259ポイント(0.39%)安の15230ポイントと続落。
       SOX指数は26ポイント(0.72%)安の3645ポイントと3日続落。
       VIX指数は12.97(前日12.85)。
       NYSE売買高は9.90億株(前日9.57億株)。
       3市場の合算売買高は113億株(前日は119億株、過去20日平均は107億株)。
       水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比290円安の33160円。
       ドル建ては大証日中比280円安の33170円。
       ドル円は147.31円。
       10年国債利回りは4.113%。
       2年国債利回りは4.5797。

    (3)プライム市場の売買代金は3兆5240億円(前日3兆5833億円)。
       値上がり1540銘柄(前日294銘柄)。
       値下がり95銘柄(前日1333銘柄)。
       新高値108銘柄(前日56銘柄)。
       新安値20銘柄(前日21銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは122.83(前日107.605)。
       東証グロース市場の騰落レシオは92.31(前日90.58)。
       NTレシオは14.01倍(前日13.99倍)。
       サイコロは4勝8敗で33.33%。

    (4)上向きの25日線(32918円)からは△1.60%(前日▲0.10%)。
       2日ぶりに上回った。
       上向きの75日線は32343円。
       22日連続で上回った。
       上向きの200日線(31063円)からは△7.67%(前日△5.61%)。
       173日連続で上回った
       上向きの5日線は33274円。
       3日ぶりに上回った。
       13週線は32458円。
       22日連続で上回った。
       26週線は32482円。
       22日連続で上回った。
       13週線が26週線を下抜いてデッドクロス19日目。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.396%(前日▲14.995%)。
       買い方▲7.438%(前日▲8.629%)。
       東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.151%(前日▲7.935%)。
       買い方▲23.009%(前日▲23.587%)。

    (6)空売り比率は36.7%(前日45.8%、3日ぶりに40%割れ)。
       10月30日が54.3%。
       22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
       23年3月10日52.7%。
       空売り規制なしの銘柄の比率は7.9%(前日9.2%)。
       8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
       空売り比率40%翌日の株安アノマリーはまだあるが。
       12月1日時点のQuick調査の信用評価損率は▲8.78%(前週▲8.76%)。
       3週ぶりに悪化。
       12月1日時点の裁定売り残は30億円増の307億円。
       3週連続で増加。
       裁定買い残は1656億円増の1兆362億円。
       5週連続で増加。
       当限は売り残が30億円増の307億円。
       買い残が51656億円増の1兆362億円。
       翌限以降は売り残が0億円。
       買い残が0億円。
       日経VIは18.22(前日17.77)。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは14.92倍(前日14.63倍)。
       23日連続で14倍台。
       9月19日は16.26倍だった。
       前期基準では16.28倍。
       EPSは2241円(前日2240円、直近ボトムは9月28日2056円)。
       ピークは11月29日の2260円。
       225のPBRは1.29(前日1.29倍)。
       BPSは25337円(前日25407円)。
       日経平均の予想益回りは6.70%。
       予想配当り利回りは1.97%。
       10年国債利回りは0.645%(前日0.685%)。

    (8)プライム市場の単純平均は57円高の2857円(前日は2799円)。
       プライム市場の時価総額は852兆円(前日835兆円)。
       ドル建て日経平均は227.15(前日222.95)と反発。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが33617円。
       プラス2σが34316円。
       週足のボリンジャーのプラス1σが33423円。
       プラス2σが34387円。
       日経平均の9月15日の戻り高値は33533円。
       7月3日の年初来高値は33753円。
       11月20日ザラバ高値は33853円。
       週末はメジャーSQ。
       11月SQ値は32454円。
       9月メジャーSQ値は32921円。
       6月メジャーSQ値は32018円。
       3月メジャーSQ値は28377円。
       昨年12月メジャーSQ値は27576円。
       アノマリー的には金曜が「変化日」。

    今年の曜日別勝敗(12月6日まで)

    月曜26勝18敗
    火曜33勝15敗
    水曜25勝22敗
    木曜24勝21敗
    金曜25勝21敗

    12月1日時点のQuick調査の信用評価損率は▲8.78%(前週▲8.76%)。
    3週ぶりに悪化。
    12月1日時点の信用売り残は273億円減の8861億円。
    4週ぶりに減少。
    同信用買い残は394億円増の3兆8451億円。
    2週連続で増加。
    信用倍率は4.34倍(前週4.17倍)。
    3週連続で4倍台。
    12月1日時点の裁定売り残は30億円増の307億円。
    3週連続で増加。
    裁定買い残は1656億円増の1兆362億円。
    5週連続で増加。
    当限は売り残が30億円増の307億円。
    買い残が51656億円増の1兆362億円。
    翌限以降は売り残が0億円。
    買い残が0億円。


    上がった時は好材料を探しての強気コメント。
    下がった時は悪材料を探しての弱気コメント。
    これが市況解説。
    ある記者氏は「解説しなければならないのでどうしてもそうなります。
    下げた材料を見つけなければならないし、上げた材料をみつけなければなりません」。
    ある意味宿命のようなものだが、これが現実。
    今朝見る場況は過去のものであり、1日古い。
    だから今朝の場況は自分で推理するしかない。

    相場予測に必要ながら結構忘れられがちなのが「時間軸」。
    株価の上下を語ることは重要だが「ターゲット時点」というのは必要だ。
    これは実は難しい。
    綿密な状況把握と未来予測とそして度胸が必要になってくる。
    今年の夏に「今年の掉尾の一振り銘柄はコレ」とアチコチで話した。
    気温35度を超す夏の盛りに「年末の掉尾の一振り」を語る市場関係者はまずいない。
    それでも言ってみた。
    結果はここ数日年初来高値を更新中。
    まだ大納会まで日はあるが、一応「当たった」。
    あくまでも「当てた」のではなく「たまたま当たった」のである。

    日々、マーケットと株価の値動きに接していると、どうしても目移りする。
    「あれが上がった、これが儲かりそうだ」。
    これは古い時代の証券会社の営業マンの発想だ。
    言ってみれば「横投資の発想」。
    しかしポートフオリオはおもちゃ箱ではない。
    一つの銘柄を信じて持つことの方が、結局は儲かるのではなかろうか。
    「買ったら忘れる」という投資も必要だ。
    株価を目にするから、不安も増大し移り気になる。
    そうではなくて「私の銘柄はいつか市場の星になる」。
    「思い込んだから試練の道を行くが投資家のド根性」。
    血や汗など流す必要はない。
    必要なのは知と智だ。
    そして「どんと行け」。
    それこそ「市場の星」だろう。
    野球部だって練習中に水を飲む時代。
    「縦投資」や「忘れん坊投資」だってあっていいだろう。



    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    ウイルテック(7087)・・・動兆

    製造請負・派遣、建設技術者派遣、EMSが中核。
    技術者派遣やアフターサービスが拡大。
    建設技術者派遣では大型再開発の需要旺盛。
    連続営業増益。
    海外人材獲得に注力。


    (兜町カタリスト櫻井)
     

    [株価材料]

     
    ■AI、音声・画像・文字で学習 グーグルは新基盤提供
     
    ■楽天G<4755>
    楽天銀行<5838>株を追加売却 保有の4分の1相当
     
    ■SOMPO<8630>
    米解析大手株の売却益860億円 今期計上
     
    ■明治HD<2269>
    北海道に新工場 480億円投資
     
    ■サイバーエージェント<4751>
    生成AIで広告画像 ロケ省き効率化
     
    ■世界の航空大手、黒字化 今年最終損益、コロナ後初
     
    ■伊藤忠商事<8001>
    ビッグモーター分割検討 創業家切り離し
     
    ■三越伊勢丹<3099>
    金融・不動産人材を増員 脱百貨店依存急ぐ
     
    ■分譲戸建て、在庫効率悪化 オープンハウス<3288>は回転日数40日増
     
    ■トヨタ<7203>
    ハーモニック<6324>株全て売却 政策保有見直しで
     
    ■大型ばら積み船、用船料2倍に急騰 鉄鉱石の輸送増
     
    ■日産自動車<7201>
    ルノー 三菱自動車<7211>と今後も協業関係継続へ
     
    ■3D、サッポロHD<2501>
    株を買い増し 11.73%保有
     
    ■コマツ<6301>
    電動建機普及へ 開発・生産体制を強化

     


    7日の東京株式市場は反落後、もみ合い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、3万3000円−3万3500円を想定。(6日終値3万3445円90銭)
    米国株は下落。ダウ平均は70ドル安の36054ドルで取引を終えた。
    きょうは素直に下落スタート、その後はあすのメジャーSQや米雇用統計を控え、様子見姿勢が強まると予想する。
     
    日経平均株価はきのう6日に大幅上昇した反動や、戻り待ちの売りが先行するとみられる。きのう上げ幅が大きかっただけに、落ち着きどころを探る展開となりそうだ。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=147円台の前半(6日は146円96−98銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=158円台の半ば(同158円56−60銭)と小動き。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所清算値比290円安の3万3160円だった。
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■リスクモンスター <3768> [東証S]
    発行済み株式数(自社株を除く)の2.78%にあたる21万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は12月7日から24年2月29日まで。
     
    ■オキサイド <6521> [東証G]
    ドイツの公的研究機関IKZと次世代レーザ用光学単結晶の技術移転に関する共同研究開発契約を締結。
     
    ■東京楽天地 <8842> 
    東宝 <9602> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株6720円で6日終値を51.5%上回る水準。買い付け期間は12月7日から24年1月24日まで。
     
    ■アインホールディングス <9627> 
    今期経常を一転13%増益に上方修正。
     
    ■オーエス <9637> 
    阪急阪神ホールディングス <9042> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株5000円で6日終値を46%上回る水準。買い付け期間は12月7日から24年1月24日まで。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    7(木)
    【国内】
    10月景気動向指数 (14:00)
    30年国債入札
    《決算発表》
    積水ハウス、Bガレージ、アイモバイル、泉州電

    【海外】
    中国11月貿易収支
    米10月消費者信用残高(12/8 5:00)
    《米決算発表》
    ブロードコム、ダラー・ゼネラル、クーパー


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
     

     
    6日のNYダウ工業株30種平均は小幅に3日続落し、前日比70ドル13セント(0.19%)安の3万6054ドル43セントで終えた。
    8日発表の11月の米雇用指標を見極めたい雰囲気が強く、主力銘柄には持ち高調整の売りが続いた。一方、朝発表の米雇用関連指標が労働市場の過熱感の一段の和らぎを示し、株価を下支えした。
     
    朝方発表された11月の米民間雇用サービス会社ADPの全米雇用報告によると、非農業部門の民間就業者数の伸びは市場予想を下回る内容。
    リポートでは非農業部門の雇用者数が前月比10万3000人増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(12万8000人増)を下回った。同日発表の企業の賃金負担を示す単位労働コストは7〜9月の改定値が前期比年率で1.2%低下と速報値(0.8%低下)から下振れし、賃金インフレが和らいでいるとの見方につながった。
    週末に公表される注目の雇用統計が弱めの数字になるとの見方から米利下げ観測が下支え要因となる中、午前のダウは買い優勢で推移した。
     
    ただ、この日は米中の景気減速懸念が強まり、米原油先物相場が急落。エネルギー株が売り込まれ、リスク回避ムードが徐々に広がり、ダウは取引終盤にマイナス圏に沈んだ。11月の米株急伸を受けた利益確定の売りも出たほか、雇用統計の内容を見極めたいとの警戒感もあった。
     
    来年3月の連邦公開市場委員会(FOMC)で少なくとも0.25%の利下げに踏み切る確率は約60%と、1週間前の約50%から上昇している。
    市場では「超大型株のマグニフィセント・セブンがさらに上がらないと、12月の株価指数は上昇しづらいのでは」との指摘が聞かれた。
     
    個別では、半導体のインテルやソフトウエアのマイクロソフト、スマートフォンのアップルといったハイテク株が下落。保険のトラベラーズやバイオ製薬のアムジェンも売られた。半面、航空機のボーイングやホームセンターのホーム・デポ、建機のキャタピラーといった景気敏感株の一部が買われた。

    ナスダック総合株価指数は小幅に反落し、前日比83.200ポイント(0.58%)安の1万4146.712で終えた。半導体のエヌビディアやネット通販のアマゾン・ドット・コムへの売りが目立った。



    【シカゴ日本株先物概況】
     
    6日のシカゴ日経平均先物は上昇した。12月物は前日比255円高の3万3160円で引けた。同日は日経平均株価が大幅に上昇し、シカゴ市場で先物に買いが優勢となった。ただ、NYダウは、米景気減速懸念を受けてリスク回避姿勢が強まり、3日続落した。
     
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    33160 ( -290 )

    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    33170 ( -280 )
     
    ( )は大阪取引所終値比







    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7515.38(+25.54)
     
    6日のFTSE100種総合株価指数は3営業日ぶりに反発した。前日に比べ25.54ポイント(0.34%)高の7515.38で終えた。欧米金利の先高観が後退し、投資家心理を支えた。前日まで下げが目立っていたスイスのグレンコアや英豪リオ・ティントなどの資源株が買われ、指数を支えた。銀行や保険など金融関連株も上昇した。

    半面、6日に米国で展開するたばこの一部ブランドの事業価値を見直すのに伴い2023年12月期通期で約250億ポンドの減損費用を計上すると公表した英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)が前日比8%安となるなど飲食料品・たばこ関連の銘柄には売りも出て、指数の上値を抑えた。

    原油先物の相場下落を受けてエネルギー株も下げた。6日のロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場は一時1バレル74ドル台と前日比で3%あまり下げる場面があった。

    FTSEの構成銘柄では、通信大手BTが4.91%高、航空大手インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)が3.92%高、特殊化学品大手クローダ・インターナショナルが3.76%高だった。

    一方、米国の一部ブランドで評価損を計上すると発表したブリティッシュ・アメリカン・タバコは8.36%安と急落。石油大手シェルは1.43%安、酒造大手ディアジオも1.35%安となった。

     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 16656.44(+123.33)

    6日のドイツ株価指数(DAX)は7日続伸した。終値は前日比123.33ポイント(0.74%)高の1万6656.44と、過去最高値を連日で更新した。7日続伸は2022年10月24日から7営業日続伸した時以来の長さとなる。市場予想を下回る独経済指標などを材料に欧州中央銀行(ECB)の利下げ転換が意識され、株式投資家の心理を支えた。

    自動車の独フォルクスワーゲンやダイムラートラックなど一般消費財関連の銘柄が買われ、DAXを押し上げた。工業や素材、テクノロジー関連も含めて幅広い業種に買いが入り、DAXを構成する40銘柄のうち33銘柄が上昇した。

    個別では、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が5.36%高、医療機器のザルトリウスが3.18%高、VWグループの持ち株会社ポルシェSEが3.10%高,だった。

    半面、多発性硬化症の治療薬候補の臨床試験(治験)で主要目標を達成できなかった医薬大手メルクは13.06%安。ハノーバー再保険とミュンヘン再保険もそれぞれ1.27%安、0.38%安で取引を終えた。

     

     

    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 7435.99(+49.00)
     
    フランスCAC40種指数は0.66%高だった。
    欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測が一段と強まり、株価にはプラスとなった。


     

12月07日 毎日コラム
血液型でわかる!女性の性格チェック【B型】
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