会員情報作成
ログイン
|<    <   page 4/4   >    >|

[9275]ナルミヤ・インターナショナル

[05月29日更新]

ナルミヤ・インターナショナルは急反発の動き

 ナルミヤ・インターナショナル<9275>(東1)はベビー・子供服の企画販売をSPA形態で展開し、SC向けやECを強化している。21年2月期連結業績・配当予想は未定としている。新型コロナウイルスによる店舗臨時休業・営業時間短縮の影響が避けられないが、中期的に収益拡大を期待したい。なお5月28日には一部店舗の営業再開をリリースしている。株価は緊急事態宣言解除を機に急反発の動きとなった。出直りを期待したい。

■ベビー・子供服の企画販売

 0歳〜13歳のベビー・子供服の企画販売をSPA(製造小売)形態で展開し、SC(ショッピングセンター)向けやEC(ネット通販)を強化している。19年3月に資本業務提携したワールドが第1位株主となっている。また19年3月には男児向けカジュアルウェアのハートフィールを子会社化した。

 20年2月期のチャネル別売上構成比は百貨店が27.5%、SCが41.4%、ECが18.5%、その他(アウトレット、卸売、フォトスタジオ、ライセンス販売など)が12.6%だった。SCとECの構成比が上昇基調である。20年2月期末の直営店舗数は百貨店575店舗、SC184店舗だった。また20年2月期のチャネル別売上総利益率は百貨店が51.4%、SCが60.5%、ECが53.4%だった。

 収益面では、個人消費や天候の影響を受けるとともに、商品単価の高い冬物衣料や福袋の販売、クリアランスセールなどで下期(9月〜2月)の構成比が高い特性がある。

■SC向けやECを強化

 変化の激しい子供服市場におけるオンリーワン・ナンバーワンを目指し、中期成長に向けた基本方針として、収益力の向上(ブランドポートフォリオの構築、販売ポートフォリオの構築、生産・物流の効率化)、人材の育成、企業体質の強化(新市場の開拓、新カテゴリーの開発、アジアを中心とする海外市場への進出)を掲げている。

 マルチチャネル・マルチブランド戦略を基本として、市場変化に対応して販売チャネルおよびブランドのポートフォリオの最適化に留意しながら経営資源を配分する。具体的には、少子高齢化の事業環境に対して、百貨店向けの高価格帯からSC向けの中価格帯への軸足シフト、EC強化によるオムニチャネル化を推進している。また子供とその家族をターゲットとして、提供すべき価値をモノ(洋服)からコト・サービスへと拡大することで、キッズライフ企業への成長を目指すとしている。

■21年2月期連結業績・配当予想は未定

 21年2月期の連結業績予想・配当予想は未定としている。重点戦略として、百貨店チャネルでのジュニアブランドの縮小と新外資系ブランド(ベビートドラー)の展開、人件費の圧縮、中国市場への進出(中国本土のTmallでpetit mainを展開)に取り組む。

 ECが大幅伸長しても、新型コロナウイルスによる店舗臨時休業・営業時間短縮の影響が避けられないが、中期的に収益拡大を期待したい。なお5月28日には一部店舗の営業再開をリリースしている。

■株主優待は毎年2月末の株主対象

 株主優待制度は、毎年2月末現在の1単元(100株)以上保有株主を対象に、保有株式数に応じて10%ディスカウント券を贈呈(詳細は会社HP参照)する。

■株価は急反発の動き

 株価は緊急事態宣言解除を機に急反発の動きとなった。出直りを期待したい。5月28日の終値は793円、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS428円24銭で算出)は約1.9倍、時価総額は約80億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)

[04月27日更新]

ナルミヤ・インターナショナルは売り一巡

 ナルミヤ・インターナショナル<9275>(東1)はベビー・子供服の企画販売をSPA形態で展開し、SC向けやECを強化している。新型コロナウイルス感染症拡大と緊急事態宣言に伴って店舗臨時休業・営業時間短縮を実施しているため、21年2月期は影響が避けられないが、中期的に収益拡大を期待したい。株価は安値圏だが売り一巡感を強めている。出直りを期待したい。

■ベビー・子供服の企画販売

 0歳〜13歳のベビー・子供服の企画販売をSPA(製造小売)形態で展開し、SC(ショッピングセンター)向けやEC(ネット通販)を強化している。19年3月に資本業務提携したワールドが第1位株主となった。また19年3月には男児向けカジュアルウェアのハートフィールを子会社化した。

 20年2月期のチャネル別売上構成比は百貨店が27.5%、SCが41.4%、ECが18.5%、その他(アウトレット、卸売、フォトスタジオ、ライセンス販売など)が12.6%だった。SCとECの構成比が上昇基調である。20年2月期末の直営店舗数は百貨店575店舗、SC184店舗だった。また20年2月期のチャネル別売上総利益率は百貨店が51.4%、SCが60.5%、ECが53.4%だった。

 収益面では、個人消費や天候の影響を受けるとともに、商品単価の高い冬物衣料や福袋の販売、クリアランスセールなどで下期(9月〜2月)の構成比が高い特性がある。

■SC向けやECを強化

 変化の激しい子供服市場におけるオンリーワン・ナンバーワンを目指し、中期成長に向けた基本方針として、収益力の向上(ブランドポートフォリオの構築、販売ポートフォリオの構築、生産・物流の効率化)、人材の育成、企業体質の強化(新市場の開拓、新カテゴリーの開発、アジアを中心とする海外市場への進出)を掲げている。

 マルチチャネル・マルチブランド戦略を基本として、市場変化に対応して販売チャネルおよびブランドのポートフォリオの最適化に留意しながら経営資源を配分する。具体的には、少子高齢化の事業環境に対して、百貨店向けの高価格帯からSC向けの中価格帯への軸足シフト、EC強化によるオムニチャネル化を推進している。また子供とその家族をターゲットとして、提供すべき価値をモノ(洋服)からコト・サービスへと拡大することで、キッズライフ企業への成長を目指すとしている。

■21年2月期連結業績・配当予想は未定

 20年2月期の連結業績(ハートフィールを子会社化して連結決算に移行)は、売上高が329億62百万円、営業利益が16億64百万円、経常利益が16億22百万円、純利益が9億99百万円だった。配当は34円(期末一括、普通配当31円+記念配当3円)とした。

 第4四半期に暖冬や新型コロナウイルス感染症の影響を受けたが、通期ベースで概ね計画水準で着地した。百貨店向けはジュニアブランドの苦戦で7.5%減収だが、SCが15.8%増収、ECが42.2%増収と大幅伸長して全体を牽引した。ECはハートフィールの子会社化、SC顧客とのID統合効果も寄与した。

 21年2月期の連結業績予想および配当予想は未定としている。重点戦略として、百貨店チャネルでのジュニアブランドの縮小と新外資系ブランド(ベビートドラー)の展開、人件費の圧縮、中国市場への進出(中国本土のTmallでpetit mainを展開)に取り組む。

 新型コロナウイルス感染症拡大と緊急事態宣言に伴って店舗臨時休業・営業時間短縮を実施しているため、ECが大幅伸長しても21年2月期は全体として影響が避けられないが、中期的に収益拡大を期待したい。

 なお月次売上概況(単体ベース、EC含む、速報値)によると、20年3月は全店が69.2%、既存店が65.8%だった。

■株主優待は毎年2月末の株主対象

 株主優待制度は、毎年2月末現在の1単元(100株)以上保有株主を対象に、保有株式数に応じて10%ディスカウント券を贈呈(詳細は会社HP参照)する。

■株価は売り一巡

 株価は安値圏だが売り一巡感を強めている。出直りを期待したい。4月24日の終値は519円、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS428円24銭で算出)は約1.2倍、時価総額は約53億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)

[03月31日更新]

ナルミヤ・インターナショナルは売られ過ぎ感、21年3月期も収益拡大期待

 ナルミヤ・インターナショナル<9275>(東1)はベビー・子供服の企画販売をSPA形態で展開し、SC向けやECを強化している。新型コロナウイルス感染拡大による消費への影響が当面の懸念材料となるが、20年2月期営業・経常増益予想としている。21年2月期も収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化で急落したが売られ過ぎ感を強めている。出直りを期待したい。なお4月13日に20年2月期決算発表を予定している。

■ベビー・子供服の企画販売

 0歳〜13歳のベビー・子供服の企画販売をSPA(製造小売)形態で展開している。19年3月に資本業務提携したワールドが第1位株主となった。また19年3月には男児向けカジュアルウェアのハートフィールを子会社化した。

 19年2月期のチャネル別売上構成比はSC(ショッピングセンター)40%、百貨店33%、EC(ネット通販)14%、その他13%だった。また19年2月期末時点の直営店舗数は769店舗(SC162店舗、百貨店585店舗、アウトレットモール22店舗)だった。

 なお収益面では、個人消費や天候の影響を受けるとともに、商品単価の高い冬物衣料や福袋の販売、クリアランスセールなどで下期(9月〜2月)の構成比が高い特性がある。

■SC向けやECを強化

 変化の激しい子供服市場におけるオンリーワン・ナンバーワンを目指し、中期成長に向けた基本方針として、収益力の向上(ブランドポートフォリオの構築、販売ポートフォリオの構築、生産・物流の効率化)、人材の育成、企業体質の強化(新市場の開拓、新カテゴリーの開発、アジアを中心とする海外市場への進出)を掲げている。

 マルチチャネル・マルチブランド展開を基本として、市場変化に対応して販売チャネルおよびブランドのポートフォリオの最適化に留意しながら経営資源を配分する。具体的には、少子高齢化の事業環境に対して、百貨店向けの高価格帯からSC向けの中価格帯への軸足シフト、EC強化によるオムニチャネル化を推進している。また子供とその家族をターゲットとして、提供すべき価値をモノ(洋服)からコト・サービスへと拡大することで、キッズライフ企業への成長を目指すとしている。

■20年2月期営業・経常増益予想、21年2月期も収益拡大期待

 20年2月期連結業績予想(ハートフィールを子会社化して連結決算に移行)は、売上高が330億07百万円、営業利益が17億12百万円、経常利益が16億46百万円、純利益が10億07百万円としている。19年2月期の非連結業績との比較で11.1%増収、5.4%営業増益、9.4%経常増益、44.1%最終減益となる。配当予想は34円(期末一括、普通配当31円+記念配当3円)としている。

 第3四半期累計は売上高が232億85百万円、営業利益が11億17百万円だった。19年2月期第3四半期類期の非連結業績との比較で14.1%増収、19.2%営業増益だった。百貨店がジュニアブランドの苦戦で5.6%減収だったが、SCが18.8%増収、ECが52.0%増収と伸長し、全体を牽引した。ECは、19年4月に実施したSC顧客とのID統合効果も寄与して、新規顧客数が大幅増加した。

 通期は純利益が特別利益(抱き合わせ株式消滅差益)一巡で減益だが、SCおよびECチャネルの好調が牽引して営業・経常増益予想である。21年2月期も収益拡大を期待したい。

 なお月次売上概況(単体、速報値)によると、20年2月は全店101.8%、既存店97.3%だった。新型コロナウイルス感染拡大が影響したが、SCおよびECは順調だった。20年2月期通期ベースでは全店107.8%、既存店101.9%だった。また通期の新規出店は45店舗、退店は32店舗で、期末店舗数は782店舗となった。

■株主優待は毎年2月末の株主対象

 株主優待制度は、毎年2月末現在の1単元(100株)以上保有株主を対象に、保有株式数に応じて10%ディスカウント券を贈呈(詳細は会社HP参照)する。

■株価は売られ過ぎ感

 株価は地合い悪化で急落したが売られ過ぎ感を強めている。底値圏だろう。売り一巡して出直りを期待したい。3月30日の終値は548円、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS101円65銭で算出)は約5倍、前期推定配当利回り(会社予想の34円で算出)は約6.2%、前々期実績連結PBR(前々期実績の連結BPS358円86銭で算出)は約1.5倍、時価総額は約55億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)

|<    <   page 4/4   >    >|

戻る
 
サイトTOPへ

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

(C)ilogos / Eimei.tv