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[4421]ディ・アイ・システム

[03月19日更新]

ディ・アイ・システムは売り一巡、20年9月期減益予想だが21年9月期収益拡大期待

 ディ・アイ・システム<4421>(JQ)は独立系の情報サービス企業で、システムインテグレーション事業を主力としている。20年9月期は中期成長に向けた先行投資の時期と位置付けて減益予想である。21年9月期の収益拡大を期待したい。株価は地合い悪の影響で上場来安値を更新したが底値圏だろう。売り一巡して反発を期待したい。

■システムインテグレーション事業が主力

 独立系の情報サービス企業である。システムインテグレーション事業(業務システムの設計・開発、ITインフラの設計・構築、および運用・保守)を主力として、教育サービス事業(新入社員・中堅技術者向けIT研修)も展開している。

 19年9月期の売上構成比は、システムインテグレーション事業95%、教育サービス事業5%、売上総利益構成比はシステムインテグレーション事業93%、教育サービス事業7%だった。

 システムインテグレーションの顧客別売上構成比は元請けが14%、一次・二次請けが86%だった。NTTコミュニケーションズなど大手SIerとの長期取引関係を事業基盤としている。

■20年9月期減益予想だが21年9月期収益拡大期待

 20年9月期連結業績予想は、売上高が19年9月期比17.3%増の45億22百万円、営業利益が41.4%減の1億38百万円、経常利益が38.3%減の1億35百万円、純利益が39.5%減の94百万円としている。配当予想は19年9月期と同額の25円(期末一括)である。

 新規案件獲得増加で2桁増収だが、内部管理体制強化に伴うソフトウェア投資、大阪事業所オフィスの増床、横浜サテライトオフィス新設など、中期成長に向けた先行投資の時期と位置付けて大幅減益予想である。

 第1四半期は、売上高が前年同期比22.5%増の10億20百万円と順調だったが、先行投資で費用が増加して営業利益が44.0%減の19百万円だった。

 中期経営計画では目標値として、22年9月期売上高57億19百万円、売上総利益11億83百万円、営業利益3億04百万円を掲げている。20年9月期に実施する成長投資を21年9月期から確実に回収する戦略だ。中小規模案件の元請け獲得を加速させるワンストップ体制の強化・拡大にも取り組む。20年9月期は先行投資負担で減益予想だが、21年9月期の収益拡大を期待したい。

■株価は売り一巡

 株価は地合い悪の影響で上場来安値を更新したが底値圏だろう。売り一巡して反発を期待したい。3月18日の終値は880円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS61円69銭で算出)は約14倍、今期予想配当利回り(会社予想の25円で算出)は約2.8%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS568円70銭で算出)は約1.5倍、時価総額は約13億円である。(情報提供:日 本インタビュ新聞社=Media−IR)
[02月26日更新]

ディ・アイ・システムは底値圏、20年9月期減益予想だが21年9月期収益拡大期待

 ディ・アイ・システム<4421>(JQ)は独立系の情報サービス企業で、システムインテグレーション事業を主力としている。20年9月期は中期成長に向けた先行投資の時期と位置付けて減益予想である。21年9月期の収益拡大を期待したい。株価はモミ合いから下放れて18年の上場来安値に接近する形だが、ほぼ底値圏だろう。

■システムインテグレーション事業が主力

 独立系の情報サービス企業である。システムインテグレーション事業(業務システムの設計・開発、ITインフラの設計・構築、および運用・保守)を主力として、教育サービス事業(新入社員・中国技術者向けIT研修)も展開している。

 19年9月期の売上構成比は、システムインテグレーション事業95%、教育サービス事業5%、売上総利益構成比はシステムインテグレーション事業93%、教育サービス事業7%だった。

 システムインテグレーションの顧客別売上構成比は元請けが14%、一次・二次請けが86%だった。NTTコミュニケーションズなど大手SIerとの長期取引関係を事業基盤としている。

■20年9月期減益予想だが21年9月期収益拡大期待

 20年9月期連結業績予想は、売上高が19年9月期比17.3%増の45億22百万円、営業利益が41.4%減の1億38百万円、経常利益が38.3%減の1億35百万円、純利益が39.5%減の94百万円としている。配当予想は19年9月期と同額の25円(期末一括)である。

 新規案件獲得増加で2桁増収だが、内部管理体制強化に伴うソフトウェア投資、大阪事業所オフィスの増床、横浜サテライトオフィス新設など、中期成長に向けた先行投資の時期と位置付けて大幅減益予想である。

 第1四半期は、売上高が前年同期比22.5%増の10億20百万円と順調だったが、先行投資で費用が増加して営業利益が44.0%減の19百万円だった。

 なお中期経営計画では目標値として、22年9月期売上高57億19百万円、売上総利益11億83百万円、営業利益3億04百万円を掲げている。20年9月期に実施する成長投資を21年9月期から確実に回収する戦略だ。中小規模案件の元請け獲得を加速させるワンストップ体制の強化・拡大にも取り組む。20年9月期は先行投資負担で減益予想だが、21年9月期の収益拡大を期待したい。

■株価は底値圏

 株価はモミ合いから下放れて18年の上場来安値に接近する形だが、ほぼ底値圏だろう。2月25日の終値は1372円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS61円69銭で算出)は約22倍、今期予想配当利回り(会社予想の25円で算出)は約1.8%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS568円70銭で算出)は約2.4倍、時価総額は約21億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
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