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[2925]ピックルスコーポレーション

 [10月23日更新]

ピックルスコーポレーションは上場来高値更新の展開、18年2月期予想の増額修正や東証1部への市場変更を好感

 ピックルスコーポレーション<2925>(東2)は漬物・キムチ製品の最大手である。主力の「ご飯がススム キムチ」ブランド力が向上し、惣菜分野への事業展開も加速している。18年2月期大幅増益予想である。さらに10月13日に増額修正した。また11月6日付で東証2部から東証1部に市場変更する。これに伴って10月23日〜26日の間のいずれかの日に公募による自己株式売り出しを行う。株価は上場来高値更新の展開だ。上値を試す展開が期待される。
 
■漬物製品の最大手で「ご飯がススム キムチ」ブランド力向上
 
 漬物・キムチ製品の最大手である。主力の「ご飯がススム キムチ」シリーズのブランド力向上とともに収益力が大幅に向上し、さらに新製品の積極投入、成長市場である惣菜製品の強化などを推進している。
 
 17年2月期の品目別売上高構成比は自社製品61%(浅漬・キムチ42%、惣菜16%、ふる漬3%)、商品(漬物・調味料・青果物・その他)39%だった。セブン&アイ・ホールディングス<3382>など大手量販店・コンビニが主要取引先である。
 
 16年3月フードレーベルホールディングス(FLH)を子会社化、16年12月FLHの子会社フードレーベルがFLHを吸収合併してフードレーベルの株式を直接所有とした。また九州地区で事業拡大するため佐賀工場を新設する。なお17年8月には連結子会社である青果市場運営の県西中央青果(茨城県古河市)の株式全部を譲渡した。
 
■18年2月期2Qは野菜価格落ち着いて収益改善
 
 今期(18年2月期)第2四半期累計(3〜8月)連結業績は、売上高が前年同期比2.5%増の194億14百万円、営業利益が1.0%減の8億70百万円、経常利益が0.7%増の9億33百万円、純利益が2.4%減の6億04百万円だった。
 
 累計ベースは営業微減益だったが四半期別に見ると、第1四半期(3〜5月)は売上高96億24百万円、売上総利益22億20百万円、売上総利益率23.1%、販管費18億57百万円、販管費比率19.3%、営業利益3億62百万円だったが、第2四半期(6〜8月)は売上高97億90百万円、売上総利益23億92百万円、売上総利益率24.4%、販管費18億85百万円、販管費比率19.3%、営業利益5億08百万円となった。第1四半期は野菜価格上昇の影響を受けたが、第2四半期は野菜価格が落ち着いて営業損益が改善した。
 
■18年2月期通期は増額して大幅増益予想
 
 今期(18年2月期)連結業績予想は10月13日に増額修正を発表した。前回予想(4月11日公表)に対して、売上高は6億27百万円増額して前期(17年2月期)比5.8%増の378億60百万円、営業利益は12百万円増額して78.6%増の13億93百万円、経常利益は39百万円増額して71.9%増の14億90百万円、純利益は5百万円増額して76.8%増の9億69百万円とした。生産体制の強化を図るため食品会社の株式取得を予定している。
 
 主力の「ご飯がススム キムチ」シリーズのリニューアルや新製品開発、既存取引先への拡販や新規取引先の開拓、西日本エリアでの生産能力増強や営業強化、契約栽培拡大など原料野菜の安定調達、原材料購買方法の見直し、市場規模が大きい惣菜分野への事業展開加速などを推進している。中期成長シナリオに変化はないだろう。
 
■株価は上場来高値更新の展開
 
 株価は18年2月期通期予想の増額修正、および東証1部への市場変更を好感し、6月の高値1881円を突破して上場来高値更新の展開となった。10月17日には2144円まで上伸した。
 
 10月20日の終値2056円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS165円93銭で算出)は12〜13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間22円で算出)は1.1%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1587円08銭で算出)は1.3倍近辺である。時価総額は約132億円である。
 
 週足チャートで見ると13週移動平均線も上向きに転じて先高感を強めている。上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[09月29日更新]

ピックルスコーポレーションは調整一巡して戻り試す、18年2月期2Qは野菜価格落ち着いて収益改善
 
 ピックルスコーポレーション<2925>(東2)は漬物・キムチ製品の最大手である。主力の「ご飯がススム キムチ」ブランド力が向上し、惣菜分野への事業展開も加速している。18年2月期第2四半期は野菜価格が落ち着いて収益改善した。株価は調整一巡して戻りを試す展開が期待される。
 
■漬物製品の最大手で「ご飯がススム キムチ」ブランド力向上
 
 漬物・キムチ製品の最大手である。主力の「ご飯がススム キムチ」シリーズのブランド力向上とともに収益力が大幅に向上し、さらに新製品の積極投入、成長市場である惣菜製品の強化などを推進している。
 
 17年2月期の品目別売上高構成比は自社製品61%(浅漬・キムチ42%、惣菜16%、ふる漬3%)、商品(漬物・調味料・青果物・その他)39%だった。セブン&アイ・ホールディングス<3382>など大手量販店・コンビニが主要取引先である。
 
 16年3月フードレーベルホールディングス(FLH)を子会社化、16年12月FLHの子会社フードレーベルがFLHを吸収合併してフードレーベルの株式を直接所有とした。また九州地区で事業拡大するため佐賀県に九州工場を新設(17年12月当該工場引き渡し予定)し、中国・四国・九州地区の事業を承継するためピックルスコーポレーション西日本を設立した。なお17年8月には連結子会社である青果市場運営の県西中央青果(茨城県古河市)の株式全部を譲渡した。
 
■18年2月期2Qは野菜価格落ち着いて収益改善
 
 今期(18年2月期)第2四半期累計(3〜8月)連結業績は、売上高が前年同期比2.5%増の194億14百万円、営業利益が1.0%減の8億70百万円、経常利益が0.7%増の9億33百万円、純利益が2.4%減の6億04百万円だった。特別損失では関係会社株式売却損17百万円を計上した。
 
 累計ベースは営業微減益だったが四半期別に見ると、第1四半期(3〜5月)は売上高96億24百万円、売上総利益22億20百万円、売上総利益率23.1%、販管費18億57百万円、販管費比率19.3%、営業利益3億62百万円だったが、第2四半期(6〜8月)は売上高97億90百万円、売上総利益23億92百万円、売上総利益率24.4%、販管費18億85百万円、販管費比率19.3%、営業利益5億08百万円となった。第1四半期は野菜価格上昇の影響を受けたが、第2四半期は野菜価格が落ち着いて営業損益が改善した。
 
■18年2月期通期増収増益予想
 
 今期(18年2月期)連結業績予想(4月11日公表)は、売上高が前期(17年2月期)比4.0%増の372億32百万円、営業利益が77.0%増の13億81百万円、経常利益が67.2%増の14億51百万円、純利益が75.7%増の9億63百万円としている。
 
 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が52.1%、営業利益が63.0%、経常利益が64.3%、純利益が62.7%である。売上が順調に推移し、通期ベースで好業績が期待される。
 
 また、主力の「ご飯がススム キムチ」シリーズのリニューアルや新製品開発、既存取引先への拡販や新規取引先の開拓、西日本エリアでの生産能力増強や営業強化、契約栽培拡大など原料野菜の安定調達、原材料購買方法の見直し、市場規模が大きい惣菜分野への事業展開加速など、中期成長シナリオに変化はないだろう。
 
■株価は調整一巡して戻り試す
 
 株価は6月の上場来高値1881円から反落して水準を切り下げたが、直近安値圏1500円台から切り返しの動きを強めている。9月28日には1778円まで上伸した。
 
 9月28日の終値1739円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS164円95銭で算出)は10〜11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間22円で算出)は1.3%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1587円08銭で算出)は1.1倍近辺である。時価総額は約111億円である。
 
 週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返して13週移動平均線突破の動きを強めている。調整一巡して戻りを試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
[08月30日更新]

ピックルスコーポレーションは調整一巡、18年2月期野菜価格上昇懸念だが中期成長シナリオに変化なし

 ピックルスコーポレーション<2925>(東2)は漬物・キムチ製品の最大手である。主力の「ご飯がススム キムチ」ブランド力が向上し、惣菜分野への事業展開も加速している。18年2月期は野菜価格上昇の影響が懸念されるが、中期成長シナリオに変化はないだろう。株価は6月の上場来高値から反落したが、調整一巡して戻りを試す展開が期待される。
 
■漬物製品の最大手で「ご飯がススム キムチ」ブランド力向上
 
 漬物・キムチ製品の最大手である。主力の「ご飯がススム キムチ」シリーズのブランド力向上とともに収益力が大幅に向上し、さらに新製品の積極投入、成長市場である惣菜製品の強化などを推進している。
 
 17年2月期の品目別売上高構成比は自社製品61%(浅漬・キムチ42%、惣菜16%、ふる漬3%)、商品(漬物・調味料・青果物・その他)39%だった。セブン&アイ・ホールディングス<3382>など大手量販店・コンビニが主要取引先である。
 
 16年3月フードレーベルホールディングス(FLH)を子会社化、16年12月FLHの子会社フードレーベルがFLHを吸収合併してフードレーベルの株式を直接所有とした。また九州地区で事業拡大するため佐賀県に九州工場を新設(17年12月当該工場引き渡し予定)し、中国・四国・九州地区の事業を承継するためピックルスコーポレーション西日本を設立した。なお8月22日に、連結子会社である青果市場運営の県西中央青果(茨城県古河市)の株式全部を譲渡すると発表した。
 
■18年2月期は野菜価格上昇の影響懸念だが、中期成長シナリオに変化なし
 
 今期(18年2月期)連結業績予想(4月11日公表)は、売上高が前期(17年2月期)比4.0%増の372億32百万円、営業利益が77.0%増の13億81百万円、経常利益が67.2%増の14億51百万円、純利益が75.7%増の9億63百万円としている。なお県西中央青果の株式譲渡に伴って個別業績予想を修正したが、連結業績予想への影響は軽微としている。
 
 第1四半期(3〜5月)が天候不順による白菜価格上昇の影響で減益となり、通期も東日本の日照不足などによる野菜価格上昇の影響が懸念されるが、主力の「ご飯がススム キムチ」シリーズのリニューアルや新製品開発、既存取引先への拡販や新規取引先の開拓、西日本エリアでの生産能力増強や営業強化、契約栽培拡大など原料野菜の安定調達、原材料購買方法の見直し、市場規模が大きい惣菜分野への事業展開加速など、中期成長シナリオに変化はないだろう。
 
■株価は調整一巡して戻り試す
 
 株価は6月の上場来高値1881円から反落して水準を切り下げたが、1500円台で下げ渋る動きだ。
 
 8月29日の終値1579円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS164円95銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間22円で算出)は1.4%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1587円08銭で算出)は1.0倍近辺である。時価総額は約101億円である。
 
 週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。調整一巡して戻りを試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
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