[概況]
30日、欧米時間の外国為替市場における米ドル円は引き続き、新型コロナウイロスへの警戒感などから一時108.570円まで下落した。
その後、世界保健機関(WHO)が国際的な公衆衛生上の緊急事態を宣言したが、貿易や渡航の制限は推奨しないとしたことなどから、米主要株価は反発し、米ドル円も109円台前半付近まで水準を戻した。
ただ、テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線(109.068円)付近で上値が抑えられていることから、引き続き同線がレジスタンスとして意識される可能性が考えられそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
