NZドル円が大幅に下落。

[概況]

23日の東京外国為替市場は、NZドルの売りが目立った。下落の背景には、NZ財務省が2019-21年の財政黒字の縮小を指摘したことで、同国の経済成長の先行き鈍化が嫌気されたことが背景のようだ。
 
NZドル円は、発言が伝わった直後から売りが優勢で79円台後半から79円台前半まで一気に水準を切り下げる展開となった。
その後、欧州時間を迎えてもNZドル円の売り圧力は衰えることはなく、一時78.97円と本日の安値を更新している。
 
テクニカル的にNZドル円を見てみると、直近の安値(8/11の安値79.08円)を下抜けており、地合いの悪さが目立つ格好であることから、多少の自律反発が見られたとしても戻り売りのスタンスは継続しそうだ。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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