[概況]
米国債利回りの低下やユーロ安に連れてドルはNY市場序盤に当日安値112.295円まで下落したが、発表された10月住宅着工件数と同建設許可件数の共に予想を上回る結果にドルは買われ値を戻した。
NY株式市場は大幅続落で始まり、ユーロは当日安値128円丁度まで下落したが、ドルは買われた為にドル高に連れてユーロも其の後は買い戻された。
ドルはNY市場終盤に当日高値112.850円まで上昇したが、其の後は株価の下げもあってドルも上値を抑えられ、最後は前日比+19銭高の112.730円と小幅高で引け、対ドルで売られた他の通貨は対円でも値下がりした。
NY株式市場は大幅続落しても良好な経済指標を見る通り米経済は好調を維持しており、ドルの他通貨に対する相対的な強さを考えれば、今後も底堅い動きを維持するのではないかと見ている。
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