NY株式市場の大幅反発にドルは10日以来となる113円台

[概況]

NY市場に入り発表された8月S&Pケースシラー住宅価格は予想を下回ってドルは売られたが、其の後発表された10月コンファレンスボード消費者信頼感指数の予想を上回る結果にドルは買い戻された。
 
しかしNY株式市場はマチマチで始まり、ダウのマイナス圏落ちにドルも上値重く推移したが下値は堅く、其の後終盤に掛けて株価が上値を伸ばすとドル買いも進み、引け間際に10日以来、20日ぶりとなる113円台に乗せて当日高値113.050円まで上昇し、最後も前日比+67銭高の113.030円と113円を維持して引けた。
 
株価上昇によるリスク選好の円売りに主要通貨は上昇したが、EU離脱交渉が長引く英ポンドは売られ、-9銭で引けた。NY株式市場の下落にもドルは底堅く推移し、株価が反発すると買われるところを見ると、ドルは上値が重いが上昇の流れは続いていると見られる。
 

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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